JPH05228055A - 自動洗米炊飯器 - Google Patents

自動洗米炊飯器

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Publication number
JPH05228055A
JPH05228055A JP3911392A JP3911392A JPH05228055A JP H05228055 A JPH05228055 A JP H05228055A JP 3911392 A JP3911392 A JP 3911392A JP 3911392 A JP3911392 A JP 3911392A JP H05228055 A JPH05228055 A JP H05228055A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
rice cooker
washing
cooking pot
cooker
Prior art date
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Pending
Application number
JP3911392A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuo Washisaki
龍夫 鷲崎
Seiichi Uemoto
誠一 上本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP3911392A priority Critical patent/JPH05228055A/ja
Publication of JPH05228055A publication Critical patent/JPH05228055A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動洗米装置を具備した自動炊飯器において
洗米時の洗米水を炊飯鍋から確実に排出することを目的
とする。 【構成】 炊飯鍋3を収納する炊飯室26と、炊飯鍋3
を回転駆動して洗米する駆動手段を備え、炊飯室4の周
壁を内壁として炊飯室4の外周に炊飯鍋3の上端フラン
ジ部の傾斜部39を臨ませてリング状の排水溝28を設
けてなる自動洗米炊飯器の構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗米から炊飯までを自
動的に行う自動洗米炊飯器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年米を自動的に洗米して炊飯する自動
洗米炊飯器が実用化され市販されるようになって来た。
【0003】従来の自動洗米炊飯器は実開昭51−45
989号公報に示す図2のような構成となっている。以
下、その構成について図2を参照しながら説明する。
【0004】図2に示すように、本体31の下部には米
を収納する米ビツ32を設けている。この米ビツ32の
上方の本体31上部には、挿脱自在の炊飯部33を設け
ている。スクリューガイド34は前記米ビツ32の底面
35近傍から前記炊飯部33の上方に立設させ、その内
部に回転自在のスクリュー36を備えた筒体37と、こ
の筒体37の上端部から前記炊飯部33に向けて傾斜し
て突設したシュート38とにより米計量搬送機構を構成
している。
【0005】本体31の上端部に設けた水タンク41に
は給水弁42により洗米水を貯水する水タンク41を設
け、この水タンク41の下方には給水ホース41を伸設
し、前記炊飯部33に備えた炊飯鍋39内に給水するよ
うになっている。
【0006】48はフレームで昇降スクリュー46によ
り上下動作するようになっており、回転羽根40,排水
ホース44,給水ホース41は前記フレーム48に装着
され昇降スクリュー46で鍋39に向かって上下させる
ようになっている。
【0007】以上のように構成された自動洗米炊飯器に
ついて以下その動作について説明する。まずフレーム4
8を下降させ羽根40が炊飯鍋の底部に近く間隔をあけ
た位置で停止させる。次にスクリューガイド34で米を
計量搬送して炊飯鍋39内に投入する。洗米のために4
7を開いて炊飯鍋39に一定の水を供給し羽根40を回
転させ攪拌する。攪拌ののち排水ホース44より排水ポ
ンプ49により汚れた洗米水を排水する。
【0008】この給水・排水の複数回の繰り返しにより
洗米が完了される。そして再び給水弁42を開いて水タ
ンク41に炊飯水を貯めたのち、47を開放して炊飯鍋
39に給水し、その後炊飯水計量手段(図示せず)によ
りフレーム48を駆動し、前記排水ホース44の一方開
口端44の高さを調節して余分な炊飯水を排水して炊飯
水の計量を完了する。その後炊飯部33の炊飯ヒータ4
5の通電開始により炊飯が始められるものであった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の自動洗米炊
飯器では、洗米水の排水は排水ホース44を介してお米
より上層の洗米水が排水ポンプ49により吸引して排水
されるものであり、排水ホース44の下端43より下に
ある水はそのまま残り、汚れた洗米水が完全に排水され
なかった。
【0010】そのため洗米回数が増え、その結果、洗米
時間が長くなったり、また、おいしい御飯が炊けないも
のであった。
【0011】本発明は上記従来の課題に留意し、洗米時
の洗米水を炊飯鍋から確実に排水することのできる自動
洗米炊飯器を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、上端フランジが外周に向かって下降する傾
斜部を備えた有底筒状の炊飯鍋と、前記炊飯鍋の外周に
遊嵌する周壁を備えて前記炊飯鍋を収納する炊飯室と、
前記炊飯鍋を加熱する加熱体と、前記炊飯鍋を回転駆動
して洗米する駆動装置と、前記炊飯室の周壁を内壁とし
て前記炊飯室の外周には前記傾斜部を臨ませてリング状
の排水溝を備えて構成し、また炊飯鍋の円筒径を下端よ
り上方大径の傾斜壁とした炊飯鍋とで構成したものであ
る。
【0013】
【作用】本発明は、上記構成により前記炊飯室の外周に
は前記炊飯鍋の傾斜部を臨ませてリング状の排水溝を備
えているため、炊飯鍋内の洗米後の洗米水は、駆動手段
により炊飯鍋を回転すると炊飯室に侵入することなく排
水溝に確実に排出することができるものである。
【0014】また炊飯鍋の円筒径を下端より上方大径の
傾斜壁として備えることにより、炊飯鍋内の洗米後の洗
米水は、駆動手段による炊飯鍋の回転により確実に排水
溝に排水されるものである。
【0015】
【実施例】図1に示すように、本体1の側面に、炊飯部
2を出没自在に設けている。この炊飯部2にはその上端
のフランジが外周に向かって下降する傾斜部3aを備え
た炊飯鍋3と、この炊飯鍋3を着脱自在に収納しその上
端を前記炊飯鍋3の外周に遊嵌する周壁4aを備える炊
飯室4を設け、この炊飯室4の底部には誘導加熱用の加
熱コイル5と、さらに前記周壁4aを内壁として前記炊
飯室4の外周には前記炊飯鍋3の上端フランジの傾斜部
3aを臨ませて断面略U字状の排水溝6を具備してい
る。
【0016】また前記炊飯室4および排水溝6の上端開
口を覆って外蓋7を前記排水溝6と一体的に形成した上
枠8に枢着自在に装着している。前記外蓋7には、その
外周に蒸気孔9を、またその中央には弁27を内装して
米搬送筒29を備えている。前記米搬送筒29の外周に
は昇降自在で内蓋バネ28により下方に付勢させる内蓋
リング26を備えている。前記内蓋リング26には前記
炊飯鍋3の上端開口部を閉じる内蓋10を着脱自在に備
えている。
【0017】前記内蓋10は、前記炊飯鍋3に遊嵌する
嵌合部10aと、その外周を前記炊飯鍋3のフランジの
傾斜部3aと隙間を設けて沿わせて伸設した外周部10
bを備えている。また前記嵌合部10aの外周部には複
数個の穴25を設けてある。
【0018】なお前記外周部10bの外周端より上方に
位置する前記外蓋7の下面外周には蓋パッキン30を備
え、前記排水溝6の外周端と水密的にシールする。
【0019】また前記炊飯部2には、前記炊飯鍋3の底
裏面略中央に備えた上コネクタ11と着脱自在に係合す
る下コネクタ12を上端にまた下端には共回りプレート
13を備えた回転子14を備える。前記共回りプレート
13の外周には前記回転子14と平行に立設した摺動ピ
ン15と、この摺動ピン15に摺動自在に係合する線形
軸受16を備え、前記線形軸受16を介して摺動ピン1
5を係合し前記回転子14と同芯で回転する大プーリ1
7を装着してある。この大プーリ17は洗米モータ18
とこの洗米モータ18に装着した小プーリ19から前記
大プーリ17に回転伝達するベルト20とともに前記炊
飯鍋3を回転駆動させる駆動手段を構成する。なお前記
回転子14の外方には、前記回転子14を介して前記炊
飯鍋3の重量を計量する鍋重量センサー21を備え、前
記回転子14を昇降自在に軸支する大型の線形軸受24
により炊飯鍋3を支持する。
【0020】また前記本体1の上部後方には米ビツ(図
示せず)内に貯蔵した米を計量して前記炊飯鍋2の米搬
送筒29を介して炊飯鍋3に米を搬送する米搬送モータ
(図示せず)を備えている。
【0021】さらに前記炊飯部2の上方には、蒸気孔9
に対向する位置に、給水のための給水弁22の先端の給
水孔23を設けてある。
【0022】上記構成において、動作を説明する。操作
部(図示せず)で所望の炊飯量等をキーインして、スタ
ートスイッチを入れて始動する。
【0023】まず米計量部(図示せず)で、所望の炊飯
量の米を計量し、米搬送モータにより米搬送筒29を介
して炊飯鍋3内に米を搬送する。
【0024】炊飯鍋3に搬送された米の重量は鍋重量セ
ンサー21およびこの鍋重量センサー21からのデータ
を処理する制御部(図示せず)により計量・記憶する。
【0025】次に給水弁22を開き、給水孔23から蒸
気孔9を通じ内蓋10の複数個の穴25を介して炊飯鍋
3に洗米水を供給する。次に炊飯鍋3の駆動手段である
洗米モータ18を正・逆転して炊飯鍋3を回転して洗米
する。次に炊飯鍋3の回転を速めると、洗米水は炊飯鍋
3の外周に集まり上昇してフランジの傾斜部3aと内蓋
10の外周部10bとの隙間から前記上枠8の排水溝6
に排出され、排出パイプ6aにより外部に排出される。
【0026】この炊飯鍋3における洗米水の給水・鍋回
転による洗米・排水の数回の繰り返しにより洗米行程を
終了する。次に炊飯水を洗米水と同様に給水し、前記搬
送した米の重量に応じた水量を鍋重量センサー21によ
り直接炊飯鍋3内で計量する。炊飯水の給水が完了後、
加熱コイル5に通電が開始され炊飯が進められる。以上
のように本実施例によれば、炊飯室4の外周には炊飯鍋
3の傾斜部3aを臨ませたリング状の排水溝6を備えて
いるため、炊飯鍋3内の洗米後の洗米水は、炊飯鍋3の
回転により脱水され、効率良く排水溝6に集められ、排
水パイプ6aを通って短時間に排水される。
【0027】脱水時、炊飯鍋3の傾斜部3aが下方に傾
斜させてあるため、洗米水はこの外周端から確実に流れ
落ち排水溝6に集まり、裏もれして鍋3の外側面に沿っ
て流れ炊飯室4内へ侵入することはない。
【0028】また炊飯鍋3の円筒径を下端より上方大径
の傾斜壁としたことにより、炊飯鍋3内の洗米後の洗米
水は、洗米モータ18による炊飯鍋3の回転により鍋内
の水はすべて鍋外周を上昇して鍋上線のフランジ部より
排出される。
【0029】
【発明の効果】以上の実施例の説明より明らかなよう
に、本発明は上端フランジに外方に向かって下降する傾
斜部を備えた有底筒状の炊飯鍋と、前記炊飯鍋の外周に
遊嵌する周壁を備えた前記炊飯鍋を収納する炊飯室と、
前記炊飯鍋を加熱する加熱体と、前記炊飯鍋を回転駆動
して洗米する駆動手段と、前記炊飯室の周壁を内壁とし
て前記炊飯鍋の上端外周への傾斜部を臨ませてリング状
の排水溝を備えて構成したことにより、炊飯室に洗米水
が侵入することなく、排水溝に確実に排出することがで
きるものである。
【0030】また本発明は、炊飯鍋の円筒径を下端より
上方大径の傾斜壁とすることにより、炊飯鍋内の洗米水
は前記傾斜部と内蓋間の隙間から、排水溝に効率良く確
実に排出することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における自動洗米炊飯器の縦
断面図
【図2】従来例の洗米炊飯器の縦断面図
【符号の説明】
1 本体 2 炊飯部 3 炊飯鍋 3a 炊飯鍋フランジの傾斜部 3b 炊飯鍋フランジの開放端 4 炊飯室 4a 周壁 5 加熱コイル 6 排水溝 10 内蓋 10a 内蓋の嵌合部 10b 内蓋の外周部 18 洗米モーター 22 給水弁 23 給水孔

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上端フランジに外方に向かって下降する
    傾斜部を備えた有底筒状の炊飯鍋と、前記炊飯鍋の外周
    に遊嵌する周壁を備えて前記炊飯鍋を収納する炊飯室
    と、前記炊飯鍋を加熱する加熱体と、前記炊飯鍋を回転
    駆動して洗米する駆動装置と、前記炊飯室の周壁を内壁
    として前記炊飯室の外周に、排水溝を備えてなる自動洗
    米炊飯器。
  2. 【請求項2】 排水溝に炊飯鍋の傾斜部を臨ませリング
    状とした請求項1記載の自動洗米炊飯器。
  3. 【請求項3】 炊飯鍋の円筒部を下端より上方大径の傾
    斜壁とした請求項1記載の自動洗米炊飯器。
JP3911392A 1992-02-26 1992-02-26 自動洗米炊飯器 Pending JPH05228055A (ja)

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JP3911392A JPH05228055A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 自動洗米炊飯器

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JP3911392A JPH05228055A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 自動洗米炊飯器

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JPH05228055A true JPH05228055A (ja) 1993-09-07

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ID=12544028

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JP3911392A Pending JPH05228055A (ja) 1992-02-26 1992-02-26 自動洗米炊飯器

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JP (1) JPH05228055A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008149450A1 (ja) * 2007-06-07 2008-12-11 Yoshihiro Katayama 全自動式炊飯器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008149450A1 (ja) * 2007-06-07 2008-12-11 Yoshihiro Katayama 全自動式炊飯器
JPWO2008149450A1 (ja) * 2007-06-07 2010-08-19 賀博 片山 全自動式炊飯器

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