JPH06133858A - 自動炊飯装置 - Google Patents
自動炊飯装置Info
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- JPH06133858A JPH06133858A JP28616992A JP28616992A JPH06133858A JP H06133858 A JPH06133858 A JP H06133858A JP 28616992 A JP28616992 A JP 28616992A JP 28616992 A JP28616992 A JP 28616992A JP H06133858 A JPH06133858 A JP H06133858A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 上蓋の製作が容易で、排米中に米のこぼれも
なく均一に排米でき、しかも、上蓋内面に付着した水を
容易に排除しうる自動炊飯装置を提供すること 【構成】 米を貯える貯米部1 と、該貯米部1 の米を計
量して排出する計量部2と、該計量部2 から排出した米
を洗う洗米部5 と、該洗米部5 から排出した米を炊飯す
る炊飯部43とを装置本体28に備え、前記炊飯部43に、洗
米部5 の下方で水平方向に移動自在とした炊飯器44と該
炊飯器44を開閉する上蓋29とを備え、前記装置本体28
に、前記炊飯部43での炊飯中に炊飯器44を閉じる密閉位
置と、炊飯器44の水平方向移動を許容する上昇位置と、
洗米部5 からの排米中に炊飯器44と装置本体28との間に
位置する降下位置と、の各位置に前記上蓋29を移動自在
とする上蓋移動手段37を備える。
なく均一に排米でき、しかも、上蓋内面に付着した水を
容易に排除しうる自動炊飯装置を提供すること 【構成】 米を貯える貯米部1 と、該貯米部1 の米を計
量して排出する計量部2と、該計量部2 から排出した米
を洗う洗米部5 と、該洗米部5 から排出した米を炊飯す
る炊飯部43とを装置本体28に備え、前記炊飯部43に、洗
米部5 の下方で水平方向に移動自在とした炊飯器44と該
炊飯器44を開閉する上蓋29とを備え、前記装置本体28
に、前記炊飯部43での炊飯中に炊飯器44を閉じる密閉位
置と、炊飯器44の水平方向移動を許容する上昇位置と、
洗米部5 からの排米中に炊飯器44と装置本体28との間に
位置する降下位置と、の各位置に前記上蓋29を移動自在
とする上蓋移動手段37を備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、従来より人手を煩わし
てきた炊飯作業を完全に省力化することを目的として提
案されたもので、炊飯作業における原料 (精米) の貯
蔵、計量、洗米、水加減、吸水、炊飯、蒸らし、完了に
至る一連の作業工程を正確なプログラムにより自動処理
することができる新規な自動炊飯装置に関する。
てきた炊飯作業を完全に省力化することを目的として提
案されたもので、炊飯作業における原料 (精米) の貯
蔵、計量、洗米、水加減、吸水、炊飯、蒸らし、完了に
至る一連の作業工程を正確なプログラムにより自動処理
することができる新規な自動炊飯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より自動炊飯装置に関する種々の提
案がなされているが、その殆どが小型の家庭用でありそ
の使用頻度と処理量並びに操作性に関しては本発明が対
象とする業務用とは大差があり、実用性と連続性の見地
からみて次元の異なるものである。
案がなされているが、その殆どが小型の家庭用でありそ
の使用頻度と処理量並びに操作性に関しては本発明が対
象とする業務用とは大差があり、実用性と連続性の見地
からみて次元の異なるものである。
【0003】そこで、業務用として使用することができ
る自動炊飯装置として、特開平4 −218115号公報に開示
の技術がある。
る自動炊飯装置として、特開平4 −218115号公報に開示
の技術がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述公報記載の自動炊
飯装置は、米を貯える貯米部と、該貯米部の米を計量し
て排出する計量部と、該計量部から排出した米を洗う洗
米部と、該洗米部から排出した米を炊飯する炊飯部と、
を装置本体に備えたものであり、該炊飯部は、洗米部の
同軸直下で水平方向に移動自在とした炊飯器と該炊飯器
を開閉する上蓋を備え、該上蓋は米の流入口を有し、こ
の流入口を水平方向に摺動して開閉するシャッタを有し
ていて洗米部の同軸直下で垂直方向へ移動自在に装置本
体に備えられたものであった。
飯装置は、米を貯える貯米部と、該貯米部の米を計量し
て排出する計量部と、該計量部から排出した米を洗う洗
米部と、該洗米部から排出した米を炊飯する炊飯部と、
を装置本体に備えたものであり、該炊飯部は、洗米部の
同軸直下で水平方向に移動自在とした炊飯器と該炊飯器
を開閉する上蓋を備え、該上蓋は米の流入口を有し、こ
の流入口を水平方向に摺動して開閉するシャッタを有し
ていて洗米部の同軸直下で垂直方向へ移動自在に装置本
体に備えられたものであった。
【0005】このため、上蓋の構造が複雑でその製作も
困難となり、また、炊き上がりを良くするためには炊飯
器に均一に排米しなければならないのであるが、シャッ
タを有する上蓋ではその流入口の大きさが限られるので
排米が均一とならず、排米中に米がこぼれやすいという
問題もあった。さらに、炊飯中の水蒸気が冷えて上蓋内
面に付着した水が御飯の上に落ちて美味しい御飯ができ
ないおそれもあった。
困難となり、また、炊き上がりを良くするためには炊飯
器に均一に排米しなければならないのであるが、シャッ
タを有する上蓋ではその流入口の大きさが限られるので
排米が均一とならず、排米中に米がこぼれやすいという
問題もあった。さらに、炊飯中の水蒸気が冷えて上蓋内
面に付着した水が御飯の上に落ちて美味しい御飯ができ
ないおそれもあった。
【0006】そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、上
蓋の製作が容易で、排米中に米のこぼれもなく均一に排
米でき、しかも、上蓋内面に付着した水を容易に排除し
うる自動炊飯装置を提供することを目的とする。
蓋の製作が容易で、排米中に米のこぼれもなく均一に排
米でき、しかも、上蓋内面に付着した水を容易に排除し
うる自動炊飯装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、米を貯える貯
米部1 と、該貯米部1 の米を計量して排出する計量部2
と、該計量部2 から排出した米を洗う洗米部5 と、該洗
米部5 から排出した米を炊飯する炊飯部43とを装置本体
28に備え、前記炊飯部43は、洗米部5 の下方で水平方向
に移動自在とした炊飯器44と該炊飯器44を開閉する上蓋
29とを備えている自動炊飯装置において、前述の目的を
達成するために、次の技術的手段を講じている。
米部1 と、該貯米部1 の米を計量して排出する計量部2
と、該計量部2 から排出した米を洗う洗米部5 と、該洗
米部5 から排出した米を炊飯する炊飯部43とを装置本体
28に備え、前記炊飯部43は、洗米部5 の下方で水平方向
に移動自在とした炊飯器44と該炊飯器44を開閉する上蓋
29とを備えている自動炊飯装置において、前述の目的を
達成するために、次の技術的手段を講じている。
【0008】すなわち、本発明は、前記装置本体28に、
前記炊飯部43での炊飯中に炊飯器44を閉じる密閉位置
と、炊飯器44の水平方向移動を許容する上昇位置と、洗
米部5からの排米中に炊飯器44と装置本体28との間に位
置する降下位置と、の各位置に前記上蓋29を移動自在と
する上蓋移動手段37を備えていることを特徴とするもの
である。
前記炊飯部43での炊飯中に炊飯器44を閉じる密閉位置
と、炊飯器44の水平方向移動を許容する上昇位置と、洗
米部5からの排米中に炊飯器44と装置本体28との間に位
置する降下位置と、の各位置に前記上蓋29を移動自在と
する上蓋移動手段37を備えていることを特徴とするもの
である。
【0009】
【作用】上蓋29を降下位置に待機させて炊飯器44を装置
本体28内の洗米部5 軸心と同軸直下となる位置に移動さ
せ、洗米部5 の洗米を炊飯器44内に供給する。炊飯器44
に所定量の米を供給した後、一旦炊飯器44を装置本体28
外に移動し、上蓋移動手段37により上蓋29を上昇位置に
移動させ、炊飯器44を装置本体28内の上蓋29の軸心と同
軸直下に移動させる。その後、上蓋29を下降させて前記
炊飯器44を密閉した状態で所定の炊飯工程に移行する。
本体28内の洗米部5 軸心と同軸直下となる位置に移動さ
せ、洗米部5 の洗米を炊飯器44内に供給する。炊飯器44
に所定量の米を供給した後、一旦炊飯器44を装置本体28
外に移動し、上蓋移動手段37により上蓋29を上昇位置に
移動させ、炊飯器44を装置本体28内の上蓋29の軸心と同
軸直下に移動させる。その後、上蓋29を下降させて前記
炊飯器44を密閉した状態で所定の炊飯工程に移行する。
【0010】炊飯終了後にあっては、上蓋29を垂直方向
上方に上昇させ、炊飯器44を装置本体28外へ水平移動さ
せる。このとき、上蓋29を降下位置とすることにより上
蓋29内面に付着した水が自重により流下し取り除かれ
る。装置本体28に、炊飯器44を再セットするときは、上
蓋29を降下位置とした状態で該炊飯器44を洗米部5 の直
下に移動し、米の受入れ準備体勢をとる。
上方に上昇させ、炊飯器44を装置本体28外へ水平移動さ
せる。このとき、上蓋29を降下位置とすることにより上
蓋29内面に付着した水が自重により流下し取り除かれ
る。装置本体28に、炊飯器44を再セットするときは、上
蓋29を降下位置とした状態で該炊飯器44を洗米部5 の直
下に移動し、米の受入れ準備体勢をとる。
【0011】
【実施例】本発明をその実施例を示す図面により説明す
れば、図1において装置本体28の最上部に配した貯米槽
(貯米部)1 に原料が貯蔵され、ホッパー状に形成した
該貯米槽1 の底部には定量機 (計量部) 2 が連設されて
いる。本実施例に示す定量機2 は電動機3 で一方向に回
転するドラム式でありその内容積を一定として回転数に
より所要量の原料を定量区分して下方へ落下せしめるも
ので、予め定量ダイアル機構21によりセットされたカウ
ンターの設定値パルスの発信により制御されるパルスカ
ウント方式による。
れば、図1において装置本体28の最上部に配した貯米槽
(貯米部)1 に原料が貯蔵され、ホッパー状に形成した
該貯米槽1 の底部には定量機 (計量部) 2 が連設されて
いる。本実施例に示す定量機2 は電動機3 で一方向に回
転するドラム式でありその内容積を一定として回転数に
より所要量の原料を定量区分して下方へ落下せしめるも
ので、予め定量ダイアル機構21によりセットされたカウ
ンターの設定値パルスの発信により制御されるパルスカ
ウント方式による。
【0012】一方、前記定量機2 の直下には漏斗状に形
成した原料シュート4 が配設され、洗米部となる洗米槽
5 の天板6 を貫通して原料供給口7 が開口されている。
洗米槽5 は下部を倒立円錐状に形成した円筒体よりな
り、該槽5 の軸芯位置には各々回転半径の異なる複数の
撹拌羽根8 を架設した中空の回転軸9 が、天板6 を貫通
して設けた軸受10を介して電動機11により回転自在に配
されている。一方、洗米槽5 の底部には、前記中空軸9
と同軸に挿入され、天板6 の上方に設けた回転カム機構
12により垂直方向に移動自在とした軸棒13と、該軸棒13
の下端に固定した円錐弁14をもって開閉自在とした原料
および炊飯水の流出口15とが設けられている。
成した原料シュート4 が配設され、洗米部となる洗米槽
5 の天板6 を貫通して原料供給口7 が開口されている。
洗米槽5 は下部を倒立円錐状に形成した円筒体よりな
り、該槽5 の軸芯位置には各々回転半径の異なる複数の
撹拌羽根8 を架設した中空の回転軸9 が、天板6 を貫通
して設けた軸受10を介して電動機11により回転自在に配
されている。一方、洗米槽5 の底部には、前記中空軸9
と同軸に挿入され、天板6 の上方に設けた回転カム機構
12により垂直方向に移動自在とした軸棒13と、該軸棒13
の下端に固定した円錐弁14をもって開閉自在とした原料
および炊飯水の流出口15とが設けられている。
【0013】更に前記流出口15の上方には、多数の通水
口を有する倒立円錐状に形成した分離板16と、該分離板
16を密閉包囲するように設けた環状の排水ジャケット17
と、天板6 の下部に連設した溢水口18とが設けられてい
る。排水ジャケット17の外周面には側管19が連通開口さ
れ、該管19内の水位上昇を検出するためのフロート20が
封入され、洗米槽5 内の炊飯水位を定量ダイアル機構21
に連動して上下に移動自在としたセンサー22により検出
せしめて調節するよう構成されている。また、洗米槽5
の上部には天板6 を貫通開口して複数の散水口23が設け
られている。
口を有する倒立円錐状に形成した分離板16と、該分離板
16を密閉包囲するように設けた環状の排水ジャケット17
と、天板6 の下部に連設した溢水口18とが設けられてい
る。排水ジャケット17の外周面には側管19が連通開口さ
れ、該管19内の水位上昇を検出するためのフロート20が
封入され、洗米槽5 内の炊飯水位を定量ダイアル機構21
に連動して上下に移動自在としたセンサー22により検出
せしめて調節するよう構成されている。また、洗米槽5
の上部には天板6 を貫通開口して複数の散水口23が設け
られている。
【0014】図2に示すごとく排水ジャケット17の外周
面には側管19のほか、開閉自在な排水弁24を経て系外へ
洗浄水を排水するための排水管25と、洗米槽5 内へ上向
流を生ぜしめて浮遊汚濁質を溢水口18より系外へ排出す
るため電磁弁26を経て連通開口した給水口27とが各々設
けられている。また、前記洗米槽5 の下方には炊飯部43
が設けられ、この炊飯部43には水平方向に移動自在とし
た炊飯器44と該炊飯器44を開閉する上蓋29とが備えられ
ている。この炊飯器44の後方となる装置本体28の後部内
面には、一対のガイドレール30が設けられ、そのガイド
レール30には、装置本体28に固定された電動機31により
送りネジ32を介して上下に摺動自在とされた摺動部材33
が設けられている。そして、図3に示すごとく、摺動部
材33には、上蓋29に固定した固定部材34が電動機35によ
り駆動されるシャフト36を介して上下方向へ回動自在に
枢着され、これらにより上蓋29を移動させる上蓋移動手
段37が構成されている。
面には側管19のほか、開閉自在な排水弁24を経て系外へ
洗浄水を排水するための排水管25と、洗米槽5 内へ上向
流を生ぜしめて浮遊汚濁質を溢水口18より系外へ排出す
るため電磁弁26を経て連通開口した給水口27とが各々設
けられている。また、前記洗米槽5 の下方には炊飯部43
が設けられ、この炊飯部43には水平方向に移動自在とし
た炊飯器44と該炊飯器44を開閉する上蓋29とが備えられ
ている。この炊飯器44の後方となる装置本体28の後部内
面には、一対のガイドレール30が設けられ、そのガイド
レール30には、装置本体28に固定された電動機31により
送りネジ32を介して上下に摺動自在とされた摺動部材33
が設けられている。そして、図3に示すごとく、摺動部
材33には、上蓋29に固定した固定部材34が電動機35によ
り駆動されるシャフト36を介して上下方向へ回動自在に
枢着され、これらにより上蓋29を移動させる上蓋移動手
段37が構成されている。
【0015】即ち、上蓋29は、送りネジ32の回転により
ストロークH をもって垂直移動できると共に固定部材34
の電動機35により上下方向に回動でき、これより、炊飯
器44の水平方向移動を許容する上昇位置と、図1中点線
で示すごとく、炊飯中に挿入された内釜38を密閉する密
閉位置と、図4に示すごとく、洗米槽5 からの排米中に
炊飯器44と装置本体28との間に位置する降下位置と、の
各位置に移動自在となるよう構成されている。
ストロークH をもって垂直移動できると共に固定部材34
の電動機35により上下方向に回動でき、これより、炊飯
器44の水平方向移動を許容する上昇位置と、図1中点線
で示すごとく、炊飯中に挿入された内釜38を密閉する密
閉位置と、図4に示すごとく、洗米槽5 からの排米中に
炊飯器44と装置本体28との間に位置する降下位置と、の
各位置に移動自在となるよう構成されている。
【0016】本発明装置において、洗米槽5 の底部に設
けた円錐弁14が開放した場合、流出する米と水の描く流
出曲線は、図2の点線39で示すごとく円錐面を延長した
放物線状を呈する。以上のように構成された本発明装置
の動作態様をその実施例を示す図面により説明すれば、
図4に示すように、上蓋29を降下位置に待機させた状態
で、空の内釜38を装架した炊飯器44をスライドガイド45
により装置本体28内に洗米槽5 の軸心と同軸直下に移動
せしめる。
けた円錐弁14が開放した場合、流出する米と水の描く流
出曲線は、図2の点線39で示すごとく円錐面を延長した
放物線状を呈する。以上のように構成された本発明装置
の動作態様をその実施例を示す図面により説明すれば、
図4に示すように、上蓋29を降下位置に待機させた状態
で、空の内釜38を装架した炊飯器44をスライドガイド45
により装置本体28内に洗米槽5 の軸心と同軸直下に移動
せしめる。
【0017】ついで定量ダイアル21を所要炊飯量にセッ
トすることにより、定量機2 の回転数を制御するパルス
カウンターを選択せしめると共に側管19内の水位検出用
フロート20を検出するセンサー22を移動せしめて炊飯に
必要な洗米槽5 内の水位調節点47を決定する。スタート
ボタンを押すことにより、定量機2 が回転し貯米槽1 内
の原料を定量区分しシュート4 を経て原料供給口7 より
洗米槽5 内へ落下供給する。これと同時に電動機11が起
動し撹拌羽根8 を暖速回転せしめると共に圧力水系に連
通した電磁弁48が開き複数の散水口23より給水が開始さ
れ洗米工程に入る。洗米槽5 内に堆積して撹拌される原
料層を通過して洗米汚濁水となった排水は、底部に設け
た分離板16を通過して排水ジャケット17、排水管25なら
びに排水弁24を経て排水口49より系外へ排水される。
トすることにより、定量機2 の回転数を制御するパルス
カウンターを選択せしめると共に側管19内の水位検出用
フロート20を検出するセンサー22を移動せしめて炊飯に
必要な洗米槽5 内の水位調節点47を決定する。スタート
ボタンを押すことにより、定量機2 が回転し貯米槽1 内
の原料を定量区分しシュート4 を経て原料供給口7 より
洗米槽5 内へ落下供給する。これと同時に電動機11が起
動し撹拌羽根8 を暖速回転せしめると共に圧力水系に連
通した電磁弁48が開き複数の散水口23より給水が開始さ
れ洗米工程に入る。洗米槽5 内に堆積して撹拌される原
料層を通過して洗米汚濁水となった排水は、底部に設け
た分離板16を通過して排水ジャケット17、排水管25なら
びに排水弁24を経て排水口49より系外へ排水される。
【0018】ついで、予め入力された洗米プログラムに
より給水が一時停止し、研米工程に掛かり所定の研米工
程経過後、再度散水を開始し洗米汚濁水を排水せしめる
ものである。以上の工程を反復した後、図2に示す排水
弁24が閉じ排水ジャケット17に連通開口した給水口27よ
り電磁弁26を経て給水が開始される。該給水は排水弁24
の密閉により洗米槽5 内を上方へ向かう上向流となり溢
水口18より溢水し排水管50と排水箱51を経て排水口49よ
り系外へ排水される。所定の溢水時間が経過すると電磁
弁26が閉じ、排水弁24が開いて槽内の溢水点まで貯溜さ
れた洗浄水が一挙に系外へ排水される。
より給水が一時停止し、研米工程に掛かり所定の研米工
程経過後、再度散水を開始し洗米汚濁水を排水せしめる
ものである。以上の工程を反復した後、図2に示す排水
弁24が閉じ排水ジャケット17に連通開口した給水口27よ
り電磁弁26を経て給水が開始される。該給水は排水弁24
の密閉により洗米槽5 内を上方へ向かう上向流となり溢
水口18より溢水し排水管50と排水箱51を経て排水口49よ
り系外へ排水される。所定の溢水時間が経過すると電磁
弁26が閉じ、排水弁24が開いて槽内の溢水点まで貯溜さ
れた洗浄水が一挙に系外へ排水される。
【0019】以上をもって洗米工程が終了し、続いて排
水弁24が閉じ電磁弁48が開き水加減工程の給水が開始さ
れる。該工程において水位検出センサー22の回路がON
され、洗米槽5 内の水位の上昇と共に側管19内のフロー
ト20が上昇し水位検出点47において電磁弁48を閉じ給水
を停止する。ついで該センサー22の出力信号をもって軸
棒13の上方に設けたカム式開閉機構12が回転し、洗米槽
5 底部の流出口15を密閉する円錐弁14を所定ストローク
落下せしめて原料と炊飯水を内釜38内へ流下せしめるも
のである。また原料の流出完了と共に円錐弁14はカム開
閉機構12の回転により原位置に復帰し流出口15を密閉す
る。
水弁24が閉じ電磁弁48が開き水加減工程の給水が開始さ
れる。該工程において水位検出センサー22の回路がON
され、洗米槽5 内の水位の上昇と共に側管19内のフロー
ト20が上昇し水位検出点47において電磁弁48を閉じ給水
を停止する。ついで該センサー22の出力信号をもって軸
棒13の上方に設けたカム式開閉機構12が回転し、洗米槽
5 底部の流出口15を密閉する円錐弁14を所定ストローク
落下せしめて原料と炊飯水を内釜38内へ流下せしめるも
のである。また原料の流出完了と共に円錐弁14はカム開
閉機構12の回転により原位置に復帰し流出口15を密閉す
る。
【0020】ついで排米完了を検出して励磁されるタイ
マーにより原料の吸水時間が拘束され、図1に示すごと
く、一旦炊飯器44をスライドガイド45により装置本体28
外に移動し、上蓋29を上昇位置に移動させた後、再度炊
飯器44を装置本体28内の上蓋29の軸心と同軸直下に移動
せしめ、上蓋29を下降させ前記内釜38を密閉する。ここ
においてセンサー(図示せず)により内釜38の検出が行
なわれる。
マーにより原料の吸水時間が拘束され、図1に示すごと
く、一旦炊飯器44をスライドガイド45により装置本体28
外に移動し、上蓋29を上昇位置に移動させた後、再度炊
飯器44を装置本体28内の上蓋29の軸心と同軸直下に移動
せしめ、上蓋29を下降させ前記内釜38を密閉する。ここ
においてセンサー(図示せず)により内釜38の検出が行
なわれる。
【0021】所定時間経過後、タイマーの出力信号によ
り炊飯器44のバーナー (図示せず)に点火され炊飯工程
に掛る。尚燃焼用ガスはガス電磁弁 (図示せず) により
開閉される管路により供給され、該電磁弁は前記タイマ
ーの出力信号により開口される内釜38の底面温度を検出
するサーモスタット (図示せず) により遮断するよう構
成されている。
り炊飯器44のバーナー (図示せず)に点火され炊飯工程
に掛る。尚燃焼用ガスはガス電磁弁 (図示せず) により
開閉される管路により供給され、該電磁弁は前記タイマ
ーの出力信号により開口される内釜38の底面温度を検出
するサーモスタット (図示せず) により遮断するよう構
成されている。
【0022】炊飯工程の完了は前記サーモスタットによ
り検出され、バーナーが消火すると共に別置のタイマー
が作動し蒸らし時間を拘束する。所定の蒸らし時間経過
後該タイマーの出力信号により炊飯完了の報知を行な
い、本発明装置における一連の動作工程を終了するもの
である。本発明において、炊飯中に加熱される上蓋29と
その上部に配した洗米槽5 の底部との間には、従来とは
違ってシャッタ開閉機構等、何も設けられていないの
で、円錐弁14周辺の動作の確認が容易となるため清掃性
が良くしかも上蓋29の開閉操作が円滑で炊飯器44の密閉
性が高い等の効果がある。
り検出され、バーナーが消火すると共に別置のタイマー
が作動し蒸らし時間を拘束する。所定の蒸らし時間経過
後該タイマーの出力信号により炊飯完了の報知を行な
い、本発明装置における一連の動作工程を終了するもの
である。本発明において、炊飯中に加熱される上蓋29と
その上部に配した洗米槽5 の底部との間には、従来とは
違ってシャッタ開閉機構等、何も設けられていないの
で、円錐弁14周辺の動作の確認が容易となるため清掃性
が良くしかも上蓋29の開閉操作が円滑で炊飯器44の密閉
性が高い等の効果がある。
【0023】本発明装置は、スタート信号の入力のみで
原料の計量から炊飯完了迄の一連の作業を完全自動に処
理することを可能にすると共に、大量の炊飯を連続的に
自動処理することができる機能をも具備するものであ
る。即ち水加減完了の水位検出センサー22の出力信号と
円錐弁14の開放を検出するセンサー (図示せず) 並びに
円錐弁14の密閉を検出するセンサー (図示せず) 夫々の
出力信号をカスケードに利用して前記のスタートパルス
を発生せしめて、装置を自動的に再スタートさせること
により下方に配した炊飯器44が実動中に上部の洗米槽5
で洗米工程を進行せしめ、炊飯完了迄の間、洗米槽5 内
の原料に吸水のための待機時間を与えることができるた
め、単一の装置28内で洗米と炊飯の両作業を連続的に処
理することができる。
原料の計量から炊飯完了迄の一連の作業を完全自動に処
理することを可能にすると共に、大量の炊飯を連続的に
自動処理することができる機能をも具備するものであ
る。即ち水加減完了の水位検出センサー22の出力信号と
円錐弁14の開放を検出するセンサー (図示せず) 並びに
円錐弁14の密閉を検出するセンサー (図示せず) 夫々の
出力信号をカスケードに利用して前記のスタートパルス
を発生せしめて、装置を自動的に再スタートさせること
により下方に配した炊飯器44が実動中に上部の洗米槽5
で洗米工程を進行せしめ、炊飯完了迄の間、洗米槽5 内
の原料に吸水のための待機時間を与えることができるた
め、単一の装置28内で洗米と炊飯の両作業を連続的に処
理することができる。
【0024】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、摺動部材33の上下移動には送りネジ機構に
代えてシリンダー装置等を採用することができる。
のではなく、摺動部材33の上下移動には送りネジ機構に
代えてシリンダー装置等を採用することができる。
【0025】
【発明の効果】本発明は以上の通りであり、装置本体28
には、炊飯部43での炊飯中に炊飯器44を閉じる密閉位置
と、炊飯器44の水平方向移動を許容する上昇位置と、洗
米部5からの排米中に炊飯器44と装置本体28との間に位
置する降下位置と、の各位置に上蓋29を移動自在とする
上蓋移動手段37を備えているので、従来と違って上蓋29
にシャッタやその開閉手段を設ける必要がなく、上蓋29
の構造が簡単でその製作も容易にでき、また、排米中に
シャッタ開口部の大きさによる制限を受けることもなく
炊飯器44内に均一に排米できるので炊き上がりを良くす
ることができ、排米中に米がこぼれるということもな
い。さらに、炊飯終了後に上蓋29を降下位置にすること
により上蓋29内面に付着した水を自重により容易に排除
することもできる。
には、炊飯部43での炊飯中に炊飯器44を閉じる密閉位置
と、炊飯器44の水平方向移動を許容する上昇位置と、洗
米部5からの排米中に炊飯器44と装置本体28との間に位
置する降下位置と、の各位置に上蓋29を移動自在とする
上蓋移動手段37を備えているので、従来と違って上蓋29
にシャッタやその開閉手段を設ける必要がなく、上蓋29
の構造が簡単でその製作も容易にでき、また、排米中に
シャッタ開口部の大きさによる制限を受けることもなく
炊飯器44内に均一に排米できるので炊き上がりを良くす
ることができ、排米中に米がこぼれるということもな
い。さらに、炊飯終了後に上蓋29を降下位置にすること
により上蓋29内面に付着した水を自重により容易に排除
することもできる。
【図1】本発明の実施例であり内部機構の配置を示す側
面図である。
面図である。
【図2】本発明の実施例を示す正面図である。
【図3】本発明の実施例を示す要部平断面図である。
【図4】図1の排米中における配置を示す側面図であ
る。
る。
1 貯米部 2 計量部 5 洗米部 28 装置本体 29 上蓋 37 上蓋移動手段 43 炊飯器 44 炊飯器
Claims (1)
- 【請求項1】 米を貯える貯米部(1) と、該貯米部(1)
の米を計量して排出する計量部(2) と、該計量部(2) か
ら排出した米を洗う洗米部(5) と、該洗米部(5) から排
出した米を炊飯する炊飯部(43)とを装置本体(28)に備
え、前記炊飯部(43)は、洗米部(5) の下方で水平方向に
移動自在とした炊飯器(44)と該炊飯器(44)を開閉する上
蓋(29)とを備えている自動炊飯装置において、 前記装置本体(28)に、前記炊飯部(43)での炊飯中に炊飯
器(44)を閉じる密閉位置と、炊飯器(44)の水平方向移動
を許容する上昇位置と、洗米部(5) からの排米中に炊飯
器(44)と装置本体(28)との間に位置する降下位置と、の
各位置に前記上蓋(29)を移動自在とする上蓋移動手段(3
7)を備えていることを特徴とする自動炊飯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28616992A JPH06133858A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 自動炊飯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28616992A JPH06133858A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 自動炊飯装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06133858A true JPH06133858A (ja) | 1994-05-17 |
Family
ID=17700841
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28616992A Pending JPH06133858A (ja) | 1992-10-23 | 1992-10-23 | 自動炊飯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06133858A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101655892B1 (ko) * | 2015-03-23 | 2016-09-08 | 코닉오토메이션 주식회사 | 클러스터형 업소용 취반시스템 |
-
1992
- 1992-10-23 JP JP28616992A patent/JPH06133858A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101655892B1 (ko) * | 2015-03-23 | 2016-09-08 | 코닉오토메이션 주식회사 | 클러스터형 업소용 취반시스템 |
CN106175405A (zh) * | 2015-03-23 | 2016-12-07 | 科尼克自动化株式会社 | 群集型商用煮饭系统 |
CN106175405B (zh) * | 2015-03-23 | 2018-07-31 | 科尼克自动化株式会社 | 群集型商用煮饭系统 |
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