JPH08112197A - 業務用炊飯装置の洗米方法及び洗米装置 - Google Patents

業務用炊飯装置の洗米方法及び洗米装置

Info

Publication number
JPH08112197A
JPH08112197A JP6247902A JP24790294A JPH08112197A JP H08112197 A JPH08112197 A JP H08112197A JP 6247902 A JP6247902 A JP 6247902A JP 24790294 A JP24790294 A JP 24790294A JP H08112197 A JPH08112197 A JP H08112197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
water
tank
washing
washing tank
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6247902A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3088913B2 (ja
Inventor
Keiichi Mihira
恵一 三平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP06247902A priority Critical patent/JP3088913B2/ja
Publication of JPH08112197A publication Critical patent/JPH08112197A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3088913B2 publication Critical patent/JP3088913B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Commercial Cooking Devices (AREA)
  • Adjustment And Processing Of Grains (AREA)
  • Cereal-Derived Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗米槽での洗米を渦流水で行うことで残米を
なくして確実に洗う。 【構成】 底部に形成した排米口8を排米弁9で閉じた
状態で洗米槽4の上部から排米口8に向かって渦流水Q
を起生して計量米を洗う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、業務用炊飯装置の洗米
方法及び洗米装置に係り、レストラン、寿司屋等の大量
炊飯に利用される。
【0002】
【従来の技術】米の計量、洗米、ざる上げ、水加減等の
各工程をプログラム化して大量炊飯が可能な業務用炊飯
装置は、特公平5−80888号公報等で公知であり、
レストラン、寿司屋等で利用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述公報で開示の業務
用炊飯装置の洗米機は、漏斗形洗米槽に、縦軸廻りで回
転する回転軸に放射状配置で複数本の撹拌棒を固着して
計量米を該撹拌棒の回転によって洗米(研米も含む)し
ていたので、次のような課題がある。 ; 洗米槽内に水アカが付着したりしたときの清掃す
るとき、撹拌棒が邪魔になり、このため撹拌棒を取外す
とその作業が面倒である。
【0004】; 洗米槽内壁に残米が付着したとき、
これが残米となり、又、撹拌棒にも残米が生じるおそれ
があり、炊上がり品質に多少のバラツキが起こる。 ; 撹拌棒の回転により米粒に衝撃を与えて砕米とな
るおそれがある。 ; 構造も多少複雑でコスト高になるおそれがある。 そこで本発明は、洗米槽で計量米を洗うとき、給水に渦
流を起生することでその水流によって洗米することによ
り、前述した1〜4の課題を解決したことが目的であ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、漏斗形洗米槽
4の底部に形成した排米口8を開閉自在とする排米弁9
を備え、前記洗米槽4内で計量米を洗米するとともに、
該洗米済米を前記排米口8から炊飯器12に投入する業
務用炊飯装置において、前述の目的を達成するために、
次の技術的手段を講じている。
【0006】すなわち、請求項1に係る本発明の洗米方
法は、前記排米弁9で排米口8を閉じた状態で前記洗米
槽4の上部内壁から底部の排米口8に向かう渦流水Qを
起生し、該渦流水Qで計量米を洗米することを特徴とす
るものである。また、請求項2に係る本発明の洗米装置
は、前記洗米槽4の上部内壁から底部の排米口8に向か
う渦流水Qを起生するための噴出水手段20を設けてい
ることを特徴とするものである。
【0007】
【作用】貯米槽2の米を定量器3で計量しつつ洗米槽4
に供給されると、洗米槽4の底部の排米口8を排米弁9
で閉じた状態で噴出水手段20により給水する。この給
水は洗米槽4の上部から排米口8に向かって渦流水Qと
なり、この渦流を所定時間起生させることによって米粒
同士の衝突、摺り、洗米槽4の内壁への衝突、摺り等に
よって洗米(研米)される。
【0008】洗米済米は、排米弁9を開にすることによ
り、その同軸直下で待機している炊飯器12に水加減さ
れた状態で投入され、浸し工程を経てから炊飯工程に移
行される。
【0009】
【実施例】以下、図を参照して本発明の実施例を説明す
る。全体構成を示している図1において、業務用炊飯装
置1は、最上部に米を貯蔵する貯米槽2を備え、ホッパ
形状に形成した該槽2の底部には定量器3が備えられて
いる。
【0010】本実施例に示す定量器3は電動機で一方向
に回転するドラム形であり、そのドラム周壁にはラセン
形状の切目(米導入口)を有し、この切目より切り出さ
れた内容積を一定として回転数により所要量の米を定量
区分して下方の洗米槽4に落下するもので、予めセット
されたカウンターの設定値パルスの発信により制御され
る。
【0011】前記定量器3の直下には漏斗状に形成した
シュート5が配置され、洗米槽4の天板6を貫通して供
給口7が開口されている。洗米槽4は下部を倒立円錐状
(漏斗形)に形成した円筒体よりなり、その底部には排
米口8が開口されていて該排米口8は、円錐形状とされ
ていて上下動によって該排米口8を開閉自在とする排米
弁9を備えている。
【0012】排米弁9はその中心に弁棒10を備え、こ
の弁棒10が洗米槽4の槽中心上で上下方向に延びて天
板6を貫通しており、モータ、カム、リンク等による駆
動手段11によって弁棒10の上下動で排米弁9を開閉
動作可能としている。排米口8の同軸直下には炊飯器1
2が待機可能に配されていて、該待機位置を炊飯位置と
して架台13によって水平方向に出入自在とされてい
る。
【0013】炊飯器12は、コンロ部14、外釜15、
内釜16及び蓋17等を備えてなり、蓋17は内釜16
に対してインロー嵌合されていて、実施例では支点18
を中心に上下動される蓋開閉アーム19によって蓋17
は上下動自在とされている。蓋17の中心には開閉シャ
ッタを有する投下口17Aが形成されていて、この投下
口17Aを介して内釜16に洗米済米を投入可能であ
り、投下口17Aをシャッタで閉じた状態で炊飯可能で
ある。
【0014】なお、炊飯器12はガス式、電気式のいず
れであってもよく、又、蓋17はこれに投下口17Aを
形成することなく(従ってシャッタもなし)、市販の炊
飯器であってもよく、このときは、蓋17を取り除いた
状態若しくは内釜16を開けた状態で待機位置に炊飯器
12をセットして洗米済米を投入し、その後、蓋17で
内釜16を閉じる形式のものであってもよい。
【0015】洗米槽4の上部には、噴出水手段20が備
えられていて、該手段20のノズル21は、洗米槽4の
円周方向に接しその内壁上部から下向に開口されること
により、上部から排米口8に向かって渦流水Qが起生す
るようにされている。噴出水手段20は、図2で示す如
くノズル21を有するノズル管22を開閉弁23を介し
て高圧水源(水道系でもよいが、高圧ポンプでもよい)
に接続して構成されていて、図3で示す如く高圧ノズル
24の途中に気体導入管25を設けるとともに、吸入管
路26を備えることが望ましい。
【0016】すなわち、高圧ノズル24からジェット水
を噴出するとき、気体導入管25から気体(空気)を自
然吸入することによりキャビテーション現象の発生を抑
制するとともに、水タンク27に吸入管26を通過する
ことでジェット水流(渦流水)を発生するのである。な
お、水タンク27はこれを五目飯の薬味、赤飯用のアズ
キ等の収容タンクとすることにより、ジェット水流によ
る吸入作用で、渦流水とともに薬味等を洗米槽4に供給
することもできる。
【0017】更に、洗米槽4の底部排米口8の囲りに
は、濾網28を有する排水トラフ29が設けられてい
て、この排水トラフ29にはフロート30を有する側縦
管31と開閉弁32を有する排水系33が接続されてい
て、洗米中に発生する糠等は排出するとともに、水加減
ができるようになっていて、側縦管31は溢流管34を
介して洗米槽4の上部に連通されている。
【0018】以上の実施例において、定量器3で計量米
が洗米槽4に供給されると、排米口8を排米弁9で閉じ
た状態で噴出水手段20により高圧ジェット水を洗米槽
4に上部から排米口8に向かって槽内壁に沿う円周方向
に供給すると、渦流水Qが起生され、この渦流水Qによ
って計量米は糠層の除去等の洗米(研米)がなされ、糠
等の不純物は排水系33より機外に放出される。
【0019】所定の洗米工程が終了すると、フロート3
0等によって水加減量を設定する(このときの水はノズ
ル21よりなされるが、吸入管路26に開閉弁を設けて
おき、該管路26を閉にしておく)。この水加減をして
から浸し工程(若しくはざる上げ工程)を経た後に排米
弁9を開にすると、水とともに洗米済米は炊飯器12に
投入され、所定の炊飯工程に移行し、蒸らし工程を経て
炊上がりとなり、これらはプログラム化される。
【0020】この水加減しつつ排米中に、吸入管路26
によって薬味を吸入噴出することにすれば、五目飯、赤
飯等とすることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上詳述した本発明によれば、洗米槽で
の洗米は渦流水で行うので、、撹拌棒は必要でなく、こ
の結果として残米のおそれが少ないし、洗米槽の清掃も
確実かつ簡単にできて炊上がり品質を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例を示す全体側面図である。
【図2】洗米槽の横断平面図である。
【図3】噴出水手段の詳細図である。
【符号の説明】
1 業務用炊飯装置 2 貯米槽 3 定量器 4 洗米槽 8 排米口 9 排米弁 12 炊飯器 20 噴出水手段 Q 渦流水

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 漏斗形洗米槽(4)の底部に形成した排
    米口(8)を開閉自在とする排米弁(9)を備え、前記
    洗米槽(4)内で計量米を洗米するとともに、該洗米済
    米を前記排米口(8)から炊飯器(12)に投入する業
    務用炊飯装置において、 前記排米弁(9)で排米口(8)を閉じた状態で前記洗
    米槽(4)の上部内壁から底部の排米口(8)に向かう
    渦流水(Q)を起生し、該渦流水(Q)で計量米を洗米
    することを特徴とする業務用炊飯装置の洗米方法。
  2. 【請求項2】 漏斗形洗米槽(4)の底部に形成した排
    米口(8)を開閉自在とする排米弁(9)を備え、前記
    洗米槽(4)内で計量米を洗米するとともに、該洗米済
    米を前記排米口(8)から炊飯器(12)に投入する業
    務用炊飯装置において、 前記洗米槽(4)の上部内壁から底部の排米口(8)に
    向かう渦流水(Q)を起生するための噴出水手段(2
    0)を設けていることを特徴とする業務用炊飯装置の洗
    米装置。
JP06247902A 1994-10-13 1994-10-13 洗米装置 Expired - Fee Related JP3088913B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06247902A JP3088913B2 (ja) 1994-10-13 1994-10-13 洗米装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06247902A JP3088913B2 (ja) 1994-10-13 1994-10-13 洗米装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08112197A true JPH08112197A (ja) 1996-05-07
JP3088913B2 JP3088913B2 (ja) 2000-09-18

Family

ID=17170267

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06247902A Expired - Fee Related JP3088913B2 (ja) 1994-10-13 1994-10-13 洗米装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3088913B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297280A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Iseki & Co Ltd 洗米装置
CN107960902A (zh) * 2016-10-20 2018-04-27 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 清洗腔体、物料清洗装置及烹饪器具

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006297280A (ja) * 2005-04-20 2006-11-02 Iseki & Co Ltd 洗米装置
CN107960902A (zh) * 2016-10-20 2018-04-27 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 清洗腔体、物料清洗装置及烹饪器具
CN107960902B (zh) * 2016-10-20 2023-10-20 佛山市顺德区美的电热电器制造有限公司 清洗腔体、物料清洗装置及烹饪器具

Also Published As

Publication number Publication date
JP3088913B2 (ja) 2000-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108451404A (zh) 洗米装置
JP3483334B2 (ja) 洗米装置
JPH08112197A (ja) 業務用炊飯装置の洗米方法及び洗米装置
JPS62137020A (ja) 自動炊飯装置
JPH01110314A (ja) 全自動炊飯装置
JPH08150077A (ja) 業務用炊飯方法及び装置
JPH0288019A (ja) 米の計量・米磨ぎ装置及び方法
JP3234521B2 (ja) 洗米装置
JP2001000322A (ja) 洗米処理装置
JPH08155314A (ja) 洗米装置
JPH02279120A (ja) 洗米給水法および装置
JP2877773B2 (ja) 業務用炊飯装置用炊飯器
JPH06133858A (ja) 自動炊飯装置
JP2002273240A (ja) 洗米装置
JP3509640B2 (ja) 洗米給水装置
JP2021130096A (ja) 洗米機
JPH08112198A (ja) 業務用炊飯装置の洗米・炊飯方法及び装置
JP2003126710A (ja) 洗米装置
JPH04218113A (ja) 全自動炊飯装置
JP2609821B2 (ja) 洗米装置
JP2813276B2 (ja) 炊飯装置
JPH08112068A (ja) 業務用炊飯方法及び装置
JPS6314608B2 (ja)
JPH07102175B2 (ja) 全自動炊飯装置
JPH0759654A (ja) 炊飯装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees