JP3528245B2 - 洗米炊飯方法 - Google Patents

洗米炊飯方法

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JP3528245B2 JP15772194A JP15772194A JP3528245B2 JP 3528245 B2 JP3528245 B2 JP 3528245B2 JP 15772194 A JP15772194 A JP 15772194A JP 15772194 A JP15772194 A JP 15772194A JP 3528245 B2 JP3528245 B2 JP 3528245B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は洗米炊飯方法に関するも
のであり、 特に、輸入米に対応した洗米炊飯方法に関す
るものである。 【0002】 【従来の技術】従来の全自動炊飯装置は種々のものが提
案されているが、一般的には貯米部に貯蔵した米を計量
部にて一回の炊飯分だけ計量し、洗米及び水への浸漬を
行って一定時間経過した後に釜にて炊飯する。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】近時、米の輸入化が始
まり輸入米の使用が増加しつつある。輸入米の使用形態
としては、国内米と輸入米とを業者が定めた比率で混合
した所謂ブレンド米を使用するか、或いは国内米と輸入
米とを別個に購入し、使用者が所望する比率に混合して
使用する。 【0004】然し、従来の全自動炊飯装置は貯米部が一
つであるため、一種類の米しか貯蔵できず、使用者が所
望する混合比率の米を使用する場合は、予め所定量ず
つ、国内米と輸入米とを人手によって混合した後に、該
混合米を貯米部へ投入する必要がある。 【0005】また、国内米と比較して輸入米は硬質米で
あり含水率が低いものが多い。従って、国内米より水へ
の浸漬を長時間行って含水率を増加させてから炊飯する
必要がある。そこで、国内米と輸入米等の異種の米を使
用者が所望する比率にて混合するとともに、混合された
米を自動的に炊飯するために解決すべき技術的課題が生
じてくるのであり、本発明はこの課題を解決することを
目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために提案されたものであり、各貯米部からの米を
受けて計量し下方の洗米部に排出する計量部と、給水手
段が接続され内部に撹拌手段を有する洗米部と、洗米部
から排米を受ける炊飯釜とを備え、貯米部と計量部を複
数系統に設けるとともに洗米部を共通となし、各系統の
計量部は夫々の貯米部に貯蔵した米を別個に計量して洗
米部に排出し、この排出された米を洗米作業中に混合し
て所定の混合比率の米を生成した後、炊飯釜内において
浸漬処理して炊飯処理する洗米炊飯方法を提供するもの
である。 【0007】 【作用】複数系統設置された貯米部には、夫々異種の米
を貯蔵しておく。各系統の計量部は別個に制御され、使
用者が所望する混合比率になるように、夫々の貯米部に
貯蔵した米を別個に計量して洗米部へ排出する。 【0008】斯くして、洗米部には所定量ずつの異種の
米が貯留され、洗米作業中に均一に混合されて使用者が
所望する混合比率の米が生成される。 【0009】 【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳述
する。図1乃至図3に示すように、架台11の下部に焜
炉12を配設し、該焜炉12に炊飯釜13を載置する。
該焜炉12は、図2の矢印Fに示すように、架台11の
前方へ引き出せるように形成されている。 【0010】そして、前記架台11の上部に貯米部14
を設ける。該貯米部14の内部は隔壁15によって仕切
られており、複数の貯米部14a,14bが形成されて
いる。夫々の貯米部14a,14bの下部はホッパ状に
先細りとなり、その底部に回転式の計量部16a,16
bを設置する。 【0011】該計量部16a,16bは、夫々の上部側
に開口部を有する半円筒形であり、通常は開口部が上側
になるように停止している。従って、貯米部14a,1
4bに貯蔵されている米の一部が、該計量部16a,1
6bに一定量だけ蓄積される。 【0012】そして、モータ等の手段にて該計量部16
a,16bを回転して開口部を下側にすれば、該計量部
16a,16bに蓄積されている米が下方の洗米部17
へ排出される。更に、該計量部16a,16bが回転し
て開口部を上側にすれば、前記貯米部14a,14bに
貯蔵されている米の一部が再び計量部16a,16bに
蓄積される。 【0013】従って、該計量部16a,16bの回転数
をセンサ18a,18bによりカウントすれば、前記貯
米部14a,14bから洗米部17へ排出された米の量
を算出することができる。尚、該計量部16a,16b
は夫々別個に制御され、前記貯米部14aの米と貯米部
14bの米とを別個に計量して洗米部17へ排出する。 【0014】而して、例えば一方の貯米部14aに国内
米を貯蔵するとともに、他方の貯米部14bに輸入米を
貯蔵しておき、夫々の米を計量部16a及び16bにて
別個に計量して洗米部17へ排出すれば、使用者が所望
する任意の混合比率の米が洗米部17内に貯留されるこ
とになる。尚、本実施例では貯米部と計量部を2系統設
置したが、これを3系統以上設置してもよい。然るとき
は、3種以上の国内米或いは輸入米を同時に混合するこ
とが可能となる。 【0015】前記洗米部17の内部上面にノズル19を
設け、該ノズル19から洗米部17の中へ水を給水して
洗米部17内を満水状態にする。そして、モータ20の
駆動により攪拌軸21を回転し、該攪拌軸21に固設し
た枠22,22…にて米を攪拌することにより、洗米部
17に貯留された米の洗米が行われる。洗米を行った後
には排水弁23を開放して汚水を外部へ排水する。 【0016】斯かる操作を数回繰り返し、前記洗米部1
7にて一定時間洗米を行った後は、前記モータ20を停
止するとともに排水弁23を閉止し、炊飯に必要な所定
量の水を前記ノズル19から噴射して洗米部17内に貯
える。この作業は所謂水加減と称され、この水加減の工
程が終了した後は、前記炊飯釜13の上面部に設けたシ
ャッタ24をモータ25の駆動にて開放するとともに、
洗米部17の底部に設けた排米弁26を開放して、洗米
部17内の米と水を炊飯釜13へ落下させる。 【0017】炊飯釜13に米と水が収容された後は、モ
ータ25の駆動にて前記シャッタ24を閉止し、所定時
間だけ水の浸漬を行う。そして、前記焜炉12を着火し
て炊飯釜13を加熱し、炊飯作業を開始する。この加熱
温度は温度センサ27によって監視され、米の質や量、
水加減等の種々の条件の差異により最適の加熱時間が設
定される。更に、炊飯終了後に焜炉12を消火して所定
時間の蒸らし工程を行う。 【0018】斯くして、国内米と輸入米を使用者が所望
する任意の比率にて混合し、洗米、浸漬、炊飯に至るま
での過程を人手を労さずして自動的に行うことができ
る。ここで、輸入米について述べれば、輸入米の中には
国内米と比較して含水率が低く硬質であるものが多い。
従って、輸入米と国内米を混合して同一条件で炊飯した
場合は、輸入米と国内米の炊飯状態が異って最良の味わ
いを得ることができない。そこで、輸入米に対応した炊
飯方法が必要となってくる。 【0019】以下、国内米と輸入米とを混合して炊飯す
る方法について述べる。先ず、前記一方の貯米部14a
に国内米を貯蔵し、他方の貯米部14bに輸入米を貯蔵
する。国内米と輸入米の混合比率は使用者の所望する任
意の比率にし、例えば3:1にする場合は、一方の計量
部16aを3回転させて貯米部14aの国内米を洗米部
17へ排出し、他方の計量部16bを1回転させて貯米
部14bの輸入米を洗米部17へ排出することになる。 【0020】図4は輸入米と国内米とを混合して炊飯す
る工程を示したものであり、先ず、計量部16bにより
輸入米を計量し(1分間)、計量した輸入米は洗米部1
7にて洗米される(5分間)。次に、洗米部17に水を
貯えて水加減作業を行う(1分間)。 【0021】前述したように、輸入米は国内米と比較し
て含水率が低いため、国内米より浸漬時間を長くする必
要がある。本実施例に於いては、国内米と輸入米の比率
が3:1であるから、国内米の浸漬時間(20分間)の
2倍の浸漬時間(40分間)を設定する。先ず洗米部1
7内にて1回目の浸漬を行う(13分間)。そして、洗
米部17内の輸入米を水とともに炊飯釜13へ排米し、
該炊飯釜13内にて2回目の浸漬を行う(27分間)。 【0022】輸入米を炊飯釜13へ収容した後は、直ち
に計量部16aにより国内米を計量し(1分間)、計量
した国内米は洗米部17にて洗米される(5分間)。次
に、洗米部17にて水加減を行った後に、該国内米を水
とともに炊飯釜13へ排米する(1分間)。そして、該
炊飯釜13内にて前記輸入米と一緒に国内米の浸漬を行
う(20分間)。 【0023】斯くして、国内米及び輸入米は夫々の混合
比率並びに米質に適した浸漬時間が得られる。然る後
に、焜炉12を着火して炊飯を行い(20分間)、炊飯
後に蒸らし工程を行う(15分間)。而して、夫々の貯
米部14a及び14bに貯蔵した国内米と輸入米とを別
個に計量し、使用者の任意の混合比率を得るとともに、
洗米、浸漬、炊飯、蒸らしに至るまでの過程を自動制御
にて行えば、国内米と輸入米とを最適な条件の下で炊飯
することができる。また、輸入米の浸漬を洗米部17と
炊飯釜13との双方に分割して行うことにより、輸入米
の浸漬と並行して国内米の計量や洗米等を行うことがで
き、全工程の時間の短縮を図ることができる。 【0024】尚、本発明は、本発明の精神を逸脱しない
限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該
改変されたものに及ぶことは当然である。 【0025】 【発明の効果】本発明は上記一実施例に詳述したよう
に、貯米部と計量部を複数系統設置し、各系統の計量部
を別個に制御するようにしてある。依って、異種の米を
使用者が所望する任意の比率にて自動的に混合できる。
また、混合された米は、洗米、浸漬、炊飯に至るまでの
過程を自動的に行われ、省人化に寄与できる。なお、上
記異種の米の混合は洗米作業中の攪拌によるから、混合
を均一に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施例を示し、全自動炊飯装置の正
面図。 【図2】全自動炊飯装置の側面図。 【図3】全自動炊飯装置の縦断側面図。 【図4】炊飯工程の一例を示した解説図。 【符号の説明】 13 炊飯釜 14a,14b 貯米部 16a,16b 計量部 17 洗米部

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 各貯米部からの米を受けて計量し下方の
    洗米部に排出する計量部と、給水手段が接続され内部に
    撹拌手段を有する洗米部と、洗米部から排米を受ける炊
    飯釜とを備え、貯米部と計量部を複数系統に設けるとと
    もに洗米部を共通となし、各系統の計量部は夫々の貯米
    部に貯蔵した米を別個に計量して洗米部に排出し、この
    排出された米を洗米作業中に混合して所定の混合比率の
    米を生成した後、炊飯釜内において浸漬処理して炊飯処
    理する洗米炊飯方法。
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