JPH10191906A - 米の自動炊飯方法 - Google Patents

米の自動炊飯方法

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Publication number
JPH10191906A
JPH10191906A JP9015896A JP1589697A JPH10191906A JP H10191906 A JPH10191906 A JP H10191906A JP 9015896 A JP9015896 A JP 9015896A JP 1589697 A JP1589697 A JP 1589697A JP H10191906 A JPH10191906 A JP H10191906A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice
water
cooking
supplied
immersion
Prior art date
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Pending
Application number
JP9015896A
Other languages
English (en)
Inventor
Kisaku Suzuki
喜作 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SUZUMO KIKO KK
Original Assignee
SUZUMO KIKO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SUZUMO KIKO KK filed Critical SUZUMO KIKO KK
Priority to JP9015896A priority Critical patent/JPH10191906A/ja
Publication of JPH10191906A publication Critical patent/JPH10191906A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Commercial Cooking Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 浸漬時に米の吸水量の均一化を図り、水分バ
ランスのよい米によって短時間でおいしく炊飯できるよ
うにする。 【解決手段】 計量、洗米された米に炊き水を加え、所
定の時間浸漬した後、炊飯する米の自動炊飯方法におい
て、前記浸漬時に炊き水及び米全体を均一温度となるよ
うに加熱してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、米の自動炊飯方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の米の自動炊飯方法としては、計
量、洗米された米に炊水を加え、所定の時間浸漬した
後、炊飯釜にて炊飯するのが一般的である。
【0003】ところで、米をおいしく炊くためには、米
と水の関係が大変重要であり、いかに一定の水分量を得
るか、米の吸水量、浸漬時間が重要なファクターであ
り、この違いが炊きあがりの差となって表われるもので
ある。
【0004】一方、米をおいしく炊きあげる決め手は火
加減であり、炊き始めは弱火を使って炊きあげ、この後
強火でいっきに沸騰させ、最後に十分なむらし時間を採
ることが重要とされている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
炊飯方法では、上記のとおり水分量と火加減のみ着眼し
ているが、米全体の吸水量の均一化を図るのが難しく、
このような水分バランスの悪い米では、いかに良好な火
加減のもとで炊きあげたとしても、いわゆる炊きムラが
生じることとなり、おいしい御飯が得られない問題があ
った。
【0006】本発明は、上記従来の技術におけるこのよ
うな問題に鑑みなされたもので、計量、洗米、浸漬の各
工程を経て炊飯される炊飯方法において、浸漬時の炊き
水や米全体の温度を約20〜40℃の範囲内で均一化さ
れるように構成することで、米全体の吸水量の均一化を
図ることができ、以って炊きあげたときに熱が米全体に
均一に行き渡ることにより、炊きムラが生ずることのな
い、極めておいしい御飯が得られる米の自動炊飯方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する手段
として、本発明の米の自動炊飯方法は、請求項1では、
計量、洗米された米に炊き水を加え、所定の時間浸漬し
た後、炊飯する炊飯方法において、前記浸漬時に炊き水
及び米全体を所定の均一温度となるように加熱してなる
ことを特徴とする。
【0008】請求項2では、請求項1記載の米の自動炊
飯方法において、浸漬時に炊き水及び米全体を約20〜
40℃の範囲内で均一温度となるように加熱してなるこ
とを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の自動炊飯方
法で用いられる炊飯装置全体の概略正面図である。
【0010】先ず、同上炊飯装置について説明すると、
炊飯装置Aは、計量部1、洗米部2、浸漬・加熱部3及
び炊飯釜5の収納部4を上下に順次連設すると共に、炊
飯釜5の収納部4の一側に炊飯器6、むらし器7を順次
並設することで構成してある。
【0011】上記計量部1は、図示しない計量マスが内
蔵されており、一釜分の米を正確に計量した後に下方に
位置する洗米部2へ落下供給するようになっている。
【0012】上記洗米部2は、上部が開口され、下部に
開閉機構8が装着されたホッパ9が上記計量部1の真下
に配設されると共に、該ホッパ9内に撹拌バー10が回
転自在に垂直に軸支される一方、ホッパ9に対する洗米
水の給水器11及び排水器12がホッパ9の側方上下部
に連設されることで構成される。11aは給水ホース、
12aは排水ホースを各示す。
【0013】上記浸漬・加熱部3は、上部が開口され、
下部に開閉機構13が装置された容器14が上記洗米部
2におけるホッパ9の真下に配設されると共に、該容器
14の側周にはヒータ15が配設される一方、上部一側
に炊き水の給水器16が設置されることで構成される。
15aはヒータ15用のコンセント、16aは給水ホー
スを各示す。
【0014】而して、上記炊飯装置Aの下部における炊
飯釜5の収納部4は、前面が開口されると共に、底面に
浸漬・加熱部3の容器14内の炊き水と米が、開閉機構
13の開放によって炊飯装置Aの収納部4に収納された
炊飯釜5内へ落下供給されるように釜載せ台4aが敷設
してある。
【0015】以下、上記炊飯装置Aを使用した自動炊飯
方法について説明する。先ず、計量部1にて一釜分の米
が正確に計量された後、下方に位置する洗米部2のホッ
パ9内へ落下供給される。このとき、ホッパ9の下部の
開閉機構8は閉鎖されており、給水器11より当該ホッ
パ9内へ洗米水が給水されると共に、撹拌バー10が回
転されるため、ホッパ9内の米は自動洗米される。この
後、排水器12により洗米水をホッパ9から排水し、残
った米をホッパ9の下部の開閉機構8を開放することに
よって下方に位置する浸漬・加熱部3の容器14内へ落
下供給する。
【0016】そして、このときも、容器14の下部の開
閉機構13は閉鎖されており、当該容器14内へ炊き水
が給水器16により供給されると共に、ヒータ15が作
動して容器14全体が均一に加熱される。一定時間浸漬
・加熱することにより、容器14内の炊き水及び米は所
定の温度まで均一に加熱されることで、水分バランスの
よい米、即ち吸水量が均一化された米が得られる。この
ときの炊き水等の温度は、米質、含有水分量等に応じ
て、約20〜40℃の範囲内で設定されるものである。
【0017】なお、あらかじめ所定の温度まで加熱した
炊き水を供給してもよく、この場合はヒータ15により
加熱が不用とり、浸漬時間が短縮できる。また、浸漬・
加熱中に炊き水及び米を図示しない撹拌バー等でゆっく
り撹拌混合すれば、炊き水等の温度を短時間でより均一
化できる。
【0018】ついで、所定時間経過後、浸漬・加熱部3
の容器14の下部の開閉機構13が開放されることによ
って、均一温度に加熱された炊き水の1部と吸水率がほ
ゞ均一の米が下方に位置する炊飯釜5内へ落下供給され
る。その後、この炊飯釜5を隣設する炊飯器6、むらし
器7に順次入れることで炊飯、むらし工程を経て最終的
に炊飯が完了するものである。
【0019】
【発明の効果】本発明は、以上のとおり、計量、洗米さ
れた米に炊き水を加え、所定時間浸漬した後、炊飯する
炊飯方法において、前記浸漬時に炊き水及び米全体を所
定の均一温度となるように加熱してなるものであるか
ら、米に対する吸水量が全体的に均一化され、水分バラ
ンスのよい米となるため、炊飯時に熱が米全体に均一に
行き渡ることとなり、従って、いわゆる炊きムラを生ず
ることがなく、極めておいしい御飯が短時間で確実に得
られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動炊飯方法に使用される炊飯装置の
概略正面図である。
【符号の説明】
1 計量部 2 洗米部 3 浸漬・加熱部 4 炊飯5の収納部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計量、洗米された米に炊き水を加え、所
    定の時間浸漬した後、炊飯する炊飯方法において、 前記浸漬時に炊き水及び米全体を所定の均一温度となる
    ように加熱してなることを特徴とする米の自動炊飯方
    法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の米の自動炊飯方法におい
    て、 浸漬時に炊き水及び米全体を約20〜40℃の範囲内で
    均一温度となるように加熱してなることを特徴とする米
    の自動炊飯方法。
JP9015896A 1997-01-13 1997-01-13 米の自動炊飯方法 Pending JPH10191906A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9015896A JPH10191906A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 米の自動炊飯方法

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Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10191906A true JPH10191906A (ja) 1998-07-28

Family

ID=11901551

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JP9015896A Pending JPH10191906A (ja) 1997-01-13 1997-01-13 米の自動炊飯方法

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JP (1) JPH10191906A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104188558A (zh) * 2014-08-01 2014-12-10 广东美的生活电器制造有限公司 食物加工设备

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104188558A (zh) * 2014-08-01 2014-12-10 广东美的生活电器制造有限公司 食物加工设备

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