JPH08109063A - セラミックヒータ - Google Patents

セラミックヒータ

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JPH08109063A
JPH08109063A JP7210072A JP21007295A JPH08109063A JP H08109063 A JPH08109063 A JP H08109063A JP 7210072 A JP7210072 A JP 7210072A JP 21007295 A JP21007295 A JP 21007295A JP H08109063 A JPH08109063 A JP H08109063A
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芳朗 野田
Yoshiro Suematsu
義朗 末松
Toshihiko Aoyama
俊彦 青山
Yoshitake Kawachi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高温雰囲気下においても、発熱体の抵抗変化
等を生じ難く、また、セラミックス基部と発熱体との密
着性に優れたセラミックヒータを提供する。 【解決手段】 Al2 3 粉末93.40%に、助剤成
分としてSiO2 粉末5.45%、MgO粉末0.23
%、CaO粉末0.92%及びY2 3 粉末5.00%
を配合し〔以上、いずれも重量%〕、これに溶剤等を加
え、ボールミルによって混合し、減圧脱泡した後、ドク
ターブレード法によって厚さ0.4mmのグリーンシー
ト2枚を作製した。その後、1枚のグリーンシートの表
面にタングステンペーストを印刷して発熱パターンを形
成し、次いで、その上に他のグリーンシートを積層して
セラミックヒーター成形体を得た。その後、水素雰囲気
中、1550℃で焼成し、セラミックス基部と発熱抵抗
体とが一体化されたセラミックヒータを得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アルミナを基体と
するセラミックスを用いたセラミックヒータに関する。
本発明のセラミックヒータは、自動車用酸素センサ及び
グローシステム、半導体加熱用セラミックヒータ並びに
石油ファンヒータ等の石油気化器用熱源などに利用され
る。
【0002】
【従来の技術】セラミックヒータは高温において安定で
あるため、従来より、例えば自動車用酸素センサ或いは
グローシステム等の高温に晒される用途に使用されてい
る。これらセラミックヒータとしては、セラミックスか
らなる基部の表面に導電材料とセラミックス添加剤から
なる発熱パターンが形成され、それが焼成されたものが
知られている。この基部を構成するセラミックスとして
は、例えば、低ソーダアルミナに焼結助剤を添加したセ
ラミックス原料を焼成して得られるアルミナ焼結体が多
用されており、その他、高純度アルミナも使用されてい
る。
【0003】また、この種のセラミックヒータにおいて
は、昇温速度をより早くするため、抵抗の低い発熱体の
需要が増大しており、焼成されてそのような発熱抵抗体
となる発熱パターンを形成するための原料としては、例
えば、導電材料である白金等の金属にセラミックス添加
剤を共素地として使用したものなどが用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
基部を構成するセラミックスと、発熱パターン形成用の
抵抗体原料を使用した従来のセラミックヒータでは、セ
ラミックスの基部と発熱抵抗体との密着性に劣るとの問
題がある。更に、例えば、自動車の酸素センサなどのよ
うに高温下で使用した場合、不純物等としてアルミナ中
に含有されているアルカリ金属やアルカリ土類金属の陽
イオンが移動する、いわゆるマイグレーションと呼ばれ
る現象を生ずる。これら陽イオンは陰極端子側に偏析
し、時間の経過とともに発熱抵抗体が劣化してその抵抗
が高くなることがあり、それによって発熱抵抗体が断線
したり、或いはセラミックスからなる基部に亀裂を生ず
ることがある。
【0005】上記の問題を解決するため、従来より、セ
ラミックヒータの構造及び基部を構成するセラミックス
の組成或いは発熱パターンを形成する抵抗体材料等、構
造、材料両面からの改良が試みられている。例えば、
(1) 特開平4−329289号公報、(2) 特開平5−5
1275号公報及び(3) 特開平3−223157号公報
などが知られている。これらのうち上記(1) は高温環境
下におけるヒータの長寿命化を発熱パターンの改良によ
り達成しようとするものであり、セラミックスの組成或
いは抵抗体材料等原材料面からの根本的な解決策とはな
らない。
【0006】また、上記(2) 及び(3) は原材料面からの
改良を図ったものであり、マイグレーションによるセラ
ミックヒータの劣化又は断線を防止するため、マイグレ
ーションする成分を可能な限り低減している。しかし、
これら成分は不可避不純物として含まれるものでもあ
り、その量の低減には自ずから限度があり、耐久性の飛
躍的向上は望めない。更に、(2) では密着性の向上に関
して、発熱パターンを形成する抵抗体材料に、基部を構
成するセラミックスと同種の材料を配合した共素地を用
いることにより対応しているが、この場合セラミックヒ
ータの抵抗の制御が難しくなるという問題がある。
【0007】本発明は、上記従来のセラミックヒータの
有する問題点を解決するものであり、ヒータ用セラミッ
クスの原材料及びその使用割合を特定することにより、
相対密度94%以上の緻密な焼結体が得られ、且つ、セ
ラミックヒータの耐久性及び基部となるセラミックス
と、発熱抵抗体との密着性に優れたセラミックヒータを
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明のセラミックヒ
ータは、セラミックスからなる基部と、該基部内に少な
くとも発熱部が埋設される発熱抵抗体とを備えるセラミ
ックヒータにおいて、上記セラミックスは、Al
2 3 、SiO2 、MgO及びCaOの合計量を100
重量%とした場合に、91〜97重量%のAl2 3
1〜8重量%のSiO2 、0.2〜1.2重量%のMg
O及び0.2〜1.2重量%のCaOを含有し、且つ上
記MgOと上記CaOの合計量が0.4〜1.8重量%
であり、また、上記Al2 3 、SiO2 、MgO及び
CaOの合計量100重量%に対し、Al、Si、M
g、Caを除く元素及びそれらの酸化物〔希土類元素及
び元素周期表のIVa (但し、Tiは除く。)、Va、VIa
族元素及びそれらの酸化物を除く。〕を、その総量で
0.2重量%以下含有することを特徴とする。
【0009】また、第2発明は、大気雰囲気下、上記セ
ラミックヒータに通電して該セラミックヒータの上記発
熱部の表面温度を1100℃に加熱したときの、上記発
熱抵抗体が断線に至る時間が600時間以上、且つ端子
をロー材接合したときの、上記セラミックスと上記発熱
抵抗体により構成される端子部との密着強度が1.0k
g/mm2 以上であり、第3発明は、上記MgOと上記
CaOの合計量が1.1〜1.8重量%であり、且つ上
記密着強度が1.5kg/mm2 以上であることを特徴
とする。
【0010】更に、第4発明のセラミックヒータは、セ
ラミックスからなる基部と、該基部内に少なくとも発熱
部が埋設される発熱抵抗体とを備えるセラミックヒータ
において、上記セラミックスは、Al2 3 、Si
2 、MgO及びCaOの合計量を100重量%とした
場合に、91〜97重量%のAl2 3 、1〜8重量%
のSiO2 、0.2〜1.2重量%のMgO及び0.2
〜1.2重量%のCaOを含有し、且つ上記MgOと上
記CaOの合計量が0.4〜1.8重量%であり、ま
た、上記Al2 3 、SiO2 、MgO及びCaOの合
計量100重量%に対し、酸化物換算で0.1〜15重
量%の希土類元素及び元素周期表のIVa (但し、Tiは
除く。)、Va、VIa 族元素のうちの1種以上を含有する
ことを特徴とする。
【0011】上記「Al2 3 」が91重量%未満で
は、上記「セラミックス」と上記「発熱抵抗体」との密
着性には優れるものの、相対的に助剤成分の割合が高く
なってセラミックヒータの耐久性が劣化する。一方、9
7重量%を越える場合は、耐久性には優れるものの、相
対的に助剤成分の割合が低くなって密着性が低下する。
また、優れた焼結性(相対密度によって評価する。)、
耐久性及び密着性を有するセラミックスとするために
は、「一定量のSiO2 、MgO及びCaO」を含有し
なければならないが、この含有量が多すぎると耐久性が
劣化する。
【0012】更に、「MgOとCaOの合計量」が0.
4重量%未満では焼結性及び耐久性が低下し、1.8重
量%を越えると耐久性が劣化する。また、SiO2 が1
重量%未満では密着性が低下する傾向にあり、8重量%
を越えると高温における電気絶縁性が劣化する。更に、
MgOが0.2重量%未満では、焼結性及び密着性が低
下し、1.2重量%を越えると耐久性が劣化する。一
方、CaOが0.2重量%未満では、焼結性が低下し、
1.2重量%を越えると耐久性が劣化する。
【0013】また、上記「Al、Si、Mg及びCaを
除く元素及びそれらの酸化物〔但し、希土類元素及び元
素周期表のIVa (但し、Tiは除く。)、Va、VIa 族元
素及びそれらの酸化物を除く。〕」(以下、主成分以外
の元素等という。)の総量が0.2重量%を越えると耐
久性が劣化する。この主成分以外の元素等としては、例
えばNa、K、Fe、Ti、Mn、Cu、S、Gaなど
の元素及びそれらの酸化物が挙げられる。これら元素及
びその酸化物は、原料中に元々含まれているものの他、
調合時に混入する場合もあり、更にはNa2 O、K2
などを上記範囲内の量となるように別途添加して少量存
在させることにより、焼結性を高めることもできる。
【0014】更に、第4発明における上記「希土類元素
及び元素周期表のIVa (但し、Tiは除く。)、Va、VI
a 族元素のうちの1種以上」(以下、希土類元素等とい
う。)が、酸化物換算で0.1〜15重量%の範囲であ
れば、そのうちの一部が粒界に存在して発熱抵抗体材料
中に含まれるタングステン等のマイグレーションを妨
げ、セラミックヒータの耐久性がより向上する。また、
タングステン等をメタライズした部分における上記各元
素のアンカー効果により、密着性もより優れたものとな
る。
【0015】上記の希土類元素等が0.1重量%未満で
は、密着性がやや低下する傾向にあり、希土類元素等を
添加することによる効果が小さい。また、15重量%を
越えると耐久性、密着性ともに大きく低下する。尚、希
土類元素としては、Y、Sc、La、Ce、Pr、N
d、Gd、Tb、Dy、Er及びYb等の元素が挙げら
れる。尚、この第4発明においても、第1発明と同様に
Na、K、Fe、Ti等の主成分以外の元素等の総量が
0.2重量%以下であればより好ましい。
【0016】特定のセラミックスを基部とする本発明の
セラミックヒータは、耐久性に優れることを最も大きな
特徴とする。本発明においてこの耐久性とは、大気雰囲
気下、セラミックヒータに通電して、セラミックヒータ
の発熱部の表面温度を1100℃に加熱したときの、発
熱抵抗体が断線に至るまでの時間によって評価するもの
である。尚、前記発熱抵抗体としては高融点金属、好ま
しくは白金、タングステン、モリブデン等の金属を使用
することができる。
【0017】セラミックヒータの断線メカニズムについ
ては、例えば、特開平4−329289号公報や特開平
5−51275号公報にも述べられているように、一般
に以下のように考えられている。セラミックス中に存在
する微量成分のマイグレーションにより、例えばアルカ
リ金属或いはアルカリ土類金属の陽イオンが陰極側に移
動する。一方、酸素イオンが陽極側に移動し、発熱抵抗
体を構成する高融点金属と反応して、例えばタングステ
ンを使用しておれば酸化タングステンを生じる。その
際、体積膨張により基部を構成するセラミックスにクラ
ックを生じ、そのクラックを通じて侵入する外気酸素に
より更に急激に酸化され、その結果、陽極側端子部、メ
タライズ部及びリード部を含む発熱抵抗体の剥離、崩壊
を生ずることになる。また、発熱抵抗体を構成する金属
が白金の場合には、高温高圧下において白金のマイグレ
ーションが発生し、やがては白金の消耗、断線に到って
しまう恐れがある。
【0018】一方、特定のセラミックスを使用した本発
明のセラミックヒータは、耐久性に優れたものとなる
が、終極的には断線に至る。そのメカニズムは、高温雰
囲気における直流高電圧下で発熱抵抗体、例えばタング
ステンが高電位側から低電位側へマイグレーションし、
その結果、陽極側のタングステンが減少して断線する消
耗断線と考えられる。それは上記公報で説明されている
ようなタングステン等の酸化が、断線に至るまで認めら
れなかったことによっても裏付けられる。
【0019】上記のようなタングステンのマイグレーシ
ョンを抑制するには、助剤成分であるMgO、CaOの
添加量を所定の条件に合致させた上で、更にアルカリ金
属及びその酸化物等の量を、焼結性を考慮しながら可能
な限り抑え、マイグレーションのパス(通路)となる粒
界の粘性を上げることが有効である。また、粒界ポアを
少なくして焼結体の緻密度を一定以上(94%以上)と
することなども有効である。更に、希土類元素等の添加
もマイグレーションを抑止する効果があり、その理由は
これら元素が粒界に存在することにより、タングステン
マイグレーションの障害になるためであると考えられ
る。
【0020】また、セラミックヒータの性能として、耐
久性(断線に至るまでの時間)の他に、基部セラミック
スと、発熱抵抗体を構成する金属成分との密着性が高い
ことが必要である。特に発熱抵抗体に通電するための端
子部においては、ニッケルメッキを施した後、リード線
引出用端子がロー付けにより接合されるが、密着性が低
いと端子部が基部セラミックスから剥離し易い。このよ
うな剥離を防止するためには密着強度(端子部分での基
部セラミックスと発熱抵抗体との接合強度)が1kg/
mm2 以上であることが好ましい。また、端子部にリー
ド線引出用端子をロー付け接合せず、相対する外部端子
と押圧的に面接触により通電させる場合においても、上
記密着性が低いと端子部のメタライズ層の摩耗が大きく
なり、剥離を生じ易くなるため、高い密着強度であるこ
とが望ましい。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明のセラミックヒータは、平
板状或いは丸棒状等の形状のものとすることができる。
平板状セラミックヒータの場合、アルミナ材質の2枚の
グリーンシートの間に、タングステン等の高融点金属か
らなる発熱パターンを設け、これらを一体に焼成するこ
とにより得られる。上記発熱パターンは焼成されて発熱
抵抗体となり、その先端側には発熱部が、後端側にはリ
ード部を介して電極端子部が形成され、使用時には、こ
の部分にリード線引き出し用端子が接合され、電源に接
続される。
【0022】一方、発明の実施の他の形態として、丸棒
状セラミックヒータを成形した。このヒータも基本構造
は平板状のものと同様であるが、電極端子部近傍の構造
がやや複雑になっている。即ち、表面側となるグリーン
シートの電極端子部が形成される位置にスルーホールを
設け、このスルーホールを介して電極端子部と発熱抵抗
体後端の端末部とが接続される構造にしたものである。
そして、このスルーホールが設けられたグリーンシート
に、他のグリーンシートを圧着し、一体となったものを
アルミナ製管状体に巻着し、焼成することにより丸棒状
ヒータが得られる。使用時には、電極端子部にリード線
引き出し用端子が接合され、電源に接続される。
【0023】
【実施例】以下、実験例及び比較実験例により、特定の
セラミックスを使用して作製した本発明のセラミックヒ
ータの性能を詳細に説明する。 (1) セラミックヒータの構造 平板状セラミックヒータ 図1は平板状セラミックヒータの分解斜視図である。こ
のセラミックヒータは、アルミナ材質のグリーンシート
が焼成されてなる層(以下、焼成セラミックス層とい
う。)1a、1bの間に、タングステンからなる発熱抵
抗体2を設けたものである。発熱抵抗体2は、その先端
側の発熱部21と、後端側に配置されて電源に接続され
る陽極側端子部22a、陰極側端子部22bと、発熱部
21と両端子部22a、22bとを結ぶリード部23
a、23bにより構成されている。
【0024】また、焼成セラミックス層1aは、1bに
比べて少し短くなっており、端子部22a、22bは、
焼成セラミックス層1aによって覆われておらず、この
両端子部22a、22bにリード線引出し用端子(図示
せず)がロー付けされる。尚、焼成セラミックス層1
a、1bを同じ長さとし、両端子部22a、22bが露
出するように、焼成セラミックス層1aの対応する部位
を切り欠いてもよいし、対応部位に貫通孔を設けてもよ
い。
【0025】丸棒状セラミックヒータ 図2は、丸棒状セラミックヒータの分解斜視図(a)及
び丸棒状セラミックヒータと、陽極側及び陰極側端子部
22a、22bにロー付接合する前の陽極側及び陰極側
リード線引き出し用端子5a、5bと、を表す斜視図
(b)である。このセラミックヒータは、アルミナ材質
の焼成セラミックス層1a及び1bの間に、タングステ
ンからなる発熱抵抗体2を設けたものである。焼成セラ
ミックス層1aを構成することとなるグリーンシートに
は、後に説明するように陽極側及び陰極側端子部にあた
る位置にスルーホールを設けておく。そして圧着された
グリーンシートがアルミナ製管状体4に巻着され、焼成
されて丸棒状セラミックヒータが形成される。尚、管状
体4は円柱状であってもよいが、図示の通りの円管状の
ほうが強度上好ましい。
【0026】上記発熱抵抗体2は、その先端側の発熱部
21と、後端側の陽極側端末部22a’及び陰極側端末
部22b’と、発熱部21と両端末部22a’、22
b’とを結ぶリード部23a、23bと、焼成セラミッ
クス層1aに設けられたスルーホール3に形成された導
通部、及び該導通部を通じて、この両端末部22a’、
22b’と各々導通されている陽極側端子部22a及び
陰極側端子部22bにより構成されている。更に、これ
ら両端子部22a、22bには、電源に接続されるリー
ド線引き出し用端子5a、5bが接合される。
【0027】(2) セラミックヒータの作製方法 セラミックヒータを構成するセラミックスからなる基部
は、2枚のグリーンシートを使用して作製した。 平板状セラミックヒータ a) グリーンシートの作製 Al2 3 粉末(純度;99.9%、平均粒径;1.8
μm)と、焼結助剤であるSiO2 (純度;99.9%
以上、平均粒径;1.4μm)、CaOとなるCaCO
3 (純度;99.9%以上、平均粒径;3.2μm)、
MgOとなるMgCO3 (純度;99.9%以上、平均
粒径;4.1μm)及び必要に応じて添加される他の微
量成分粉末からなる所定割合で配合された配合物100
重量部に対し、ポリビニルブチラール8重量部、DBP
4重量部、メチルエチルケトン18重量部及びトルエン
70重量部を添加し、ボールミルで混合してスラリ状と
した。
【0028】その後、減圧脱泡し、ドクターブレード法
によって厚さ0.4mmの2枚の平板状ヒータ用のグリ
ーンシートを作製した。尚、実験例14〜26及び比較
実験例8〜10は、実験例1の配合物に更に希土類元素
等(いずれも純度;99.9%以上、平均粒径;1.5
μm以下)を所定量添加したものである。また、調合は
後記の表1に示す実験例1と同等の主成分組成を有する
ポット及び球石を用いて実施した。焼結助剤や希土類元
素等の添加は、アルコキシド等を用いて行ってもよい。
【0029】b) 発熱パターンの印刷 上記のようにして得られた一のグリーンシートの表面
に、予め調製されたタングステンペーストを、厚膜印刷
法により30μmの厚さにスクリーン印刷し、発熱抵抗
体2を構成することとなる発熱パターンを形成した。 c) セラミックヒータ成形体の作製 次いで、他のグリーンシートを、一のグリーンシートの
発熱パターンを印刷した面に圧着し、積層してセラミッ
クヒータ成形体を得た。尚、焼成後、焼成セラミックス
層1aとなる上記他のグリーンシートは、前記の通り発
熱抵抗体2のリード部23a、23bの部分までを覆う
ことができ、両端子部22a、22bは覆わない長さと
なっている。
【0030】d) セラミックヒータ成形体の焼成 セラミックヒータ成形体を250℃で樹脂抜きし、その
後、水素雰囲気中、1550℃で焼成し、焼成セラミッ
クス層1a、1bと発熱抵抗体2とが一体化されたセラ
ミックヒータを得た。 e) リード線引き出し用端子のロー付け 両端子部をニッケルメッキし、銀ロー材を用いてリード
線引き出し用端子(図示せず)を両端子部22a、22
bに接合した。
【0031】丸棒状セラミックヒータ a) グリーンシートの作製 作製法は平板状セラミックヒータの場合と同様である
が、厚さ0.3mm及び0.06mmの2枚のグリーン
シートを作製した。
【0032】b) 発熱パターンの印刷 厚さ0.3mmのグリーンシートの一表面に、タングス
テンペーストを、タングステンペーストの粘度或いはス
クリーンマスクの乳剤厚さを変えて、18、23、28
及び33μmの各厚さに厚膜印刷法によりスクリーン印
刷し、焼成されて発熱抵抗体2を構成することとなる発
熱パターンのうち、陽極側及び陰極側端子部(便宜上、
焼成後のものと同符号を付す。以下、発熱部、端末部、
リード部についても同様である。)22a、22bを除
く、発熱部21、陽極側端末部22a’、陰極側端末部
22b’及びリード部23a、23bを形成した。
【0033】c) セラミックヒータ成形体の作製 その後、厚さ0.3mmのグリーンシートの他表面の所
定位置に、タングステンペーストを使用して厚膜印刷法
により、陽極側端子部22a及び陰極側端子部22b
(面積;3×5mm)を印刷し、次いで、陽極側端末部
22a’と陽極側端子部22aとを、及び陰極側端末部
22b’と陰極側端子部22bとを各々電気的に接続す
るように、タングステンペーストをスルーホール3に充
填し、その後、このグリーンシートの一表面に厚さ0.
06mmのグリーンシートを圧着した。次いで、この厚
さ0.06mmのグリーンシートの他面にアルミナペー
スト(共素地)を塗布し、この塗布面をアルミナ製管状
体側としてアルミナ製管状体4に巻き付け、外周を押圧
してセラミックヒータ成形体を得た。
【0034】d) セラミックヒータ成形体の焼成 上記のようにして得られたセラミックヒータ成形体を2
50℃で樹脂抜きし、その後、水素雰囲気中、1550
℃で焼成し、焼成セラミックス層1a、1b、発熱抵抗
体2及びアルミナ製管状体4が一体化されたセラミック
ヒータを得た。尚、図2(b)では、両端子部22a、
22bとリード線引き出し用端子5a、5bとの関係を
分かり易くするため、両端子5a、5bを別に図示して
あるが、実際には両端子5a、5bは、成形体が焼成に
よってセラミックヒータとされた後、陽極、陰極両端子
部22a、22bに各々ニッケルメッキを施した後、ロ
ー材により両端子部に接合されるものである。
【0035】(3) セラミックヒータの性能評価 平板状セラミックヒータ a) セラミックヒータの耐久性試験 大気雰囲気下、セラミックヒータの発熱部の表面温度が
1100℃になるようにセラミックヒータに直流電圧を
印加し、発熱抵抗体が断線に至るまでの経過時間を測定
した。通常、セラミックヒータの表面温度を1100℃
にするには、常温雰囲気下では、セラミックヒータに2
0Vの直流電圧を印加する必要があり、雰囲気温度が1
000℃の場合には、この印加電圧は10V程度とすれ
ばよい。セラミックヒータの発熱部の表面温度は、非接
点式温度計を用いて発熱部表面の温度を測定して調製す
ることができる。その他、発熱部表面に予め熱電対を貼
着しておき、印加電圧と表面温度との関係を測定するこ
とにより実施することもできる。
【0036】b) セラミックスと発熱抵抗体との密着性
試験 リード線引き出し用端子(図示せず)をロー付けした
後、セラミックヒータ本体をチャックで固定し、リード
線引き出し用端子を引張速度0.05cm/分で、ロー
付した面と平行な方向で端子部の延長線上に引っ張っ
て、端子部がセラミックスから剥離したときの荷重と端
子部の剥離面積を測定し、単位面積当たりの密着強度を
算出した。
【0037】丸棒状セラミックヒータ a) セラミックヒータの耐久性試験 セラミックヒータの抵抗値が4.5Ω(パターン層厚
さ;33μm)、5.2Ω(同28μm)、6.0Ω
(同23μm)及び6.7Ω(同18μm)である4種
類の発熱抵抗体を有するセラミックヒータについて、セ
ラミックヒータ表面の温度が約1100℃なるように印
加電圧を設定し、直流電流を連続的に通電して断線に至
るまでの経過時間を測定した。温度調整は平板状セラミ
ックヒータの場合と同様にして行うことができる。 b) セラミックスと発熱抵抗体との密着性試験 平板状セラミックヒータの場合と同様の方法により、単
位面積当たりの密着強度を算出した。
【0038】(4) セラミックスからなる基部の性能評価
(平板状セラミックヒータ、丸棒状セラミックヒータと
もに同じ方法で評価した。) a) 組成の分析 セラミックスグリーンシートをセラミックヒータ成形体
の場合と同じ条件で焼成し、得られた焼結体について、
化学分析により各元素成分量を酸化物換算で求めた。平
板状セラミックヒータについての結果を、表1、表2、
表3及び表4に示す。また、丸棒状セラミックヒータの
場合、表6の実験例28〜30は、それぞれ実験例1〜
3と同一の組成であり、比較実験例11〜12、13〜
14は、それぞれ比較実験例1又は5と同一の組成であ
る。尚、Al2 3 、SiO2、MgO、CaOの各成
分は、これらの合計量を100%に換算した値で示し
た。
【0039】b) 相対密度の測定 セラミックスグリーンシートを□50mmに打ち抜き、
250℃で樹脂抜きした後、水素雰囲気中1550℃で
焼成した。そして、得られた焼結体についてアルキメデ
ス法により密度を測定し、その値を理論密度で除し、相
対密度を得た。尚、理論密度は混合則により計算した。
以上、相対密度、耐久性及び密着性の測定結果を、平板
状セラミックヒータについては表1、表2に併記し、ま
た、表3及び表4の組成に対応した結果は表5に示し、
更に、丸棒状セラミックヒータについては表7に示す。
尚、表2、4において*は数値限定を外れていることを
示す。
【0040】
【表1】
【0041】
【表2】
【0042】
【表3】
【0043】
【表4】
【0044】
【表5】
【0045】
【表6】
【0046】
【表7】
【0047】表1の結果によれば、本発明のセラミック
ヒータに使用したセラミックスは、相対密度は94.8
%以上であり、セラミックヒータの耐久性はいずれも6
00時間を越えている。また、密着強度においても1.
1kg/mm2 以上であり、各特性ともに優れたセラミ
ックヒーターであることが分かる。特に、MgOとCa
Oとの合計量が1.1〜1.8重量%の範囲では、主成
分以外の元素の酸化物の総量が非常に少ない実験例13
を除いて、密着強度が1.6kg/mm2 以上となって
おり、更に、MgOとCaOの合計量は0.9重量%と
やや低いものの、TiO2 を含む主成分以外の元素の酸
化物の総量が上限の0.2重量%となっている実験例1
2でも、密着強度は2.0kg/mm2 となっており、
より優れたものであることが分かる。尚、各表中、−は
0.001重量%未満であることを表す。
【0048】一方、表2の結果によれば、Al2 3
下限未満で、主成分以外の元素等並びにMgOとCaO
の合計量が上限を越えている比較実験例1では、密着性
は非常に良好であるが耐久性が劣化している。また、主
成分以外の元素等のみが上限を越えている比較実験例
2、MgOとCaOとの合計量のみが上限を越えている
比較実験例3及びMgOとCaOがそれぞれ下限未満
(合計量も下限未満となる。)である比較実験例4で
は、いずれも耐久性が劣る。
【0049】更に、MgOが上限を越え、CaOが下限
未満である比較実験例5では、耐久性、密着性ともに大
きく劣化又は低下している。また、MgOが下限未満で
あって、CaOが上限を越える比較実験例6及びAl2
3 が上限を越え(助剤成分が非常に少ない。)ている
比較実験例7では、耐久性には優れるものの、密着性は
更に低下し、0.2kg/mm2 未満となっている。
【0050】更に、表3、表4及び表5の結果によれ
ば、希土類元素等としてY、Zr、Hf及びNb等の酸
化物或いはそれらを混合して0.3〜13重量%使用し
た場合、相対密度は94.6%以上であり、耐久性はい
ずれも700時間以上となっている。また、密着性にお
いても、添加量が最少である実験例23でも1.8kg
/mm2 と非常に優れており、表1に示す第1発明の場
合に比べ、全般により優れたセラミックヒータであるこ
とが分かる。
【0051】一方、希土類元素等の添加量が下限未満で
ある比較実験例8では、密着性は実験例14〜27に比
べてやや低下しているものの、概ね良好な結果である。
これに対し、その添加量が上限を越える比較実験例9及
び10では、相対密度、耐久性及び密着性ともにかなり
低下しており、希土類元素等は多量に添加した場合に特
に影響が大きいことが分かる。
【0052】更に、表6、表7の結果によれば、丸棒状
セラミックヒータの場合も、本発明に特定されたセラミ
ックスを使用した場合は、試験時のセラミックヒータ表
面の温度がほぼ同じであれば、セラミックヒータの抵抗
及び印加電圧にはかかわりなく、耐久性はいずれも60
0時間以上となっている。また、密着強度においても、
同一組成のセラミックスを使用した平板状セラミックヒ
ータに比べてやや低いものの、いずれも1.5kg/m
2 以上であり、各特性ともに優れたセラミックヒータ
であることが分かる。
【0053】一方、比較実験例11〜12及び13〜1
4では、組成が同一である比較実験例1又は5と全く同
様の傾向である。即ち、比較実験例11〜12では、密
着性は非常に良好であるが耐久性が劣化しており、ま
た、比較実験例13〜14では、耐久性、密着性ともに
大きく劣化又は低下していることが分かる。
【0054】
【発明の効果】第1発明によれば、使用するセラミック
スの各含有成分の量を、極く少量含まれるNa等及びそ
れらの酸化物も含め特定することにより、第2発明のよ
うに、耐久性(断線に至る時間)及びセラミックスから
なる基部と発熱抵抗体であるタングステン等抵抗体材料
との密着性に優れたセラミックヒータを得ることができ
る。また、第3発明では、セラミックスの成分であるM
gOとCaOの合計量を特定することにより、第1又は
第2発明に比べより優れた密着強度を有するセラミック
ヒータが得られる。更に、第4発明によれば、特定量の
希土類元素等を添加することにより、特に耐久性及び密
着性が一段と優れたセラミックヒータが得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】特定のセラミックスを使用して作製した平板状
セラミックヒータの分解斜視図である。
【図2】(a)は特定のセラミックスを使用して作製し
た丸棒状セラミックヒータの分解斜視図であり、(b)
は陽極側、陰極側のリード線引き出し用端子を接合する
前の丸棒状セラミックヒータの斜視図である。
【符号の説明】
1a、1b;グリーンシートが焼成されてなる層、2;
発熱抵抗体、、21;発熱抵抗体の先端側の発熱部、2
2a、22b;陽極側及び陰極側端子部、22a’、2
2b’;陽極側及び陰極側端末部、23a、23b;リ
ード部、3;スルーホール、4;アルミナ製管状体、5
a、5b;陽極側及び陰極側リード線引き出し用端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05B 3/20 356 (72)発明者 川地 良毅 愛知県名古屋市瑞穂区高辻町14番18号 日 本特殊陶業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミックスからなる基部と、該基部内
    に少なくとも発熱部が埋設される発熱抵抗体とを備える
    セラミックヒータにおいて、 上記セラミックスは、Al2 3 、SiO2 、MgO及
    びCaOの合計量を100重量%とした場合に、91〜
    97重量%のAl2 3 、1〜8重量%のSiO2
    0.2〜1.2重量%のMgO及び0.2〜1.2重量
    %のCaOを含有し、且つ上記MgOと上記CaOの合
    計量が0.4〜1.8重量%であり、また、上記Al2
    3 、SiO2 、MgO及びCaOの合計量100重量
    %に対し、Al、Si、Mg、Caを除く元素及びそれ
    らの酸化物〔但し、希土類元素及び元素周期表のIVa
    (但し、Tiは除く。)、Va、VIa 族元素及びそれらの
    酸化物を除く。〕を、その総量で0.2重量%以下含有
    することを特徴とするセラミックヒータ。
  2. 【請求項2】 大気雰囲気下、上記セラミックヒータに
    通電して該セラミックヒータの上記発熱部の表面温度を
    1100℃に加熱したときの、上記発熱抵抗体が断線に
    至る時間が600時間以上、且つ端子をロー材接合した
    ときの、上記セラミックスと上記発熱抵抗体により構成
    される端子部との密着強度が1.0kg/mm2 以上で
    ある請求項1記載のセラミックヒータ。
  3. 【請求項3】 上記Al2 3 、SiO2 、MgO及び
    CaOの合計量100重量%に対し、上記MgOと上記
    CaOの合計量が1.1〜1.8重量%であり、且つ上
    記密着強度が1.5kg/mm2 以上である請求項1又
    は2記載のセラミックヒータ。
  4. 【請求項4】 セラミックスからなる基部と、該基部内
    に少なくとも発熱部が埋設される発熱抵抗体とを備える
    セラミックヒータにおいて、 上記セラミックスは、Al2 3 、SiO2 、MgO及
    びCaOの合計量を100重量%とした場合に、91〜
    97重量%のAl2 3 、1〜8重量%のSiO2
    0.2〜1.2重量%のMgO及び0.2〜1.2重量
    %のCaOを含有し、且つ上記MgOと上記CaOの合
    計量が0.4〜1.8重量%であり、また、上記Al2
    3 、SiO2 、MgO及びCaOの合計量100重量
    %に対し、酸化物換算で0.1〜15重量%の希土類元
    素及び元素周期表のIVa (但し、Tiは除く。)、Va、
    VIa 族元素のうちの1種以上を含有することを特徴とす
    るセラミックヒータ。
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