JPH08108497A - 自動車用内装材並びにその製造方法 - Google Patents

自動車用内装材並びにその製造方法

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JPH08108497A
JPH08108497A JP6275577A JP27557794A JPH08108497A JP H08108497 A JPH08108497 A JP H08108497A JP 6275577 A JP6275577 A JP 6275577A JP 27557794 A JP27557794 A JP 27557794A JP H08108497 A JPH08108497 A JP H08108497A
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JP
Japan
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skin
urethane
interior material
resin
lower mold
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Withdrawn
Application number
JP6275577A
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English (en)
Inventor
Yuji Aoki
雄二 青木
Shiro Ozaki
志郎 尾崎
Mitsuaki Hayama
光明 端山
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Toyo Tire Corp
Original Assignee
Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyo Tire and Rubber Co Ltd filed Critical Toyo Tire and Rubber Co Ltd
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Withdrawn legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C44/00Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles
    • B29C44/02Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles
    • B29C44/08Shaping by internal pressure generated in the material, e.g. swelling or foaming ; Producing porous or cellular expanded plastics articles for articles of definite length, i.e. discrete articles using several expanding or moulding steps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29KINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES B29B, B29C OR B29D, RELATING TO MOULDING MATERIALS OR TO MATERIALS FOR MOULDS, REINFORCEMENTS, FILLERS OR PREFORMED PARTS, e.g. INSERTS
    • B29K2075/00Use of PU, i.e. polyureas or polyurethanes or derivatives thereof, as moulding material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2009/00Layered products
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
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    • B29L2009/00Layered products
    • B29L2009/005Layered products coated
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/30Vehicles, e.g. ships or aircraft, or body parts thereof
    • B29L2031/3005Body finishings
    • B29L2031/3008Instrument panels

Landscapes

  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 部分的に柔らかい感触を有するインストルメ
ントパネルやドアトリム等を、安価に、かつ乗員の手に
触れやすい部位の衝撃を吸収させるために必要となる部
位だけを柔らかい感触にすることを目的としている。 【構成】 必要とされる部位だけを柔らかい感触とした
インストルメントパネルやドアトリム等の自動車用内装
材ならびにその製造方法において、下型の所定部位に一
体成形後の処理が不要である30〜50μmの極薄の厚
みのウレタンスキンを、製品となった時の表皮端末まで
スプレー塗布により形成し、上型には別に成形した樹脂
製の芯材をセットした後、前記下型のスプレー塗布した
部位にウレタン発泡樹脂を注入して、該ウレタンスキン
と樹脂製芯材とをウレタン一体発泡成形する方法で、低
コストでかつ高意匠面を有する自動車用内装材を得た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用内装材に関
し、詳しくは部分的に柔らかい感触を有するインストル
メントパネルやドアトリム等に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インストルメントパネルやドアト
リム等の自動車用内装材や家具用の椅子などを必要とさ
れる部位だけを柔らかい感触とする方法としては、該柔
らかくする部位をスタンピング工法などで作成し、別に
射出成形した固い樹脂部分とをビスなどで固定する方法
が用いられてきた。一方、一般的に用いられてきた意匠
面全体を柔らかくする方法としても射出成形した樹脂部
分と、真空成形やパウダースラッシュ成形等で予備成形
したPVCなどの表皮材とをウレタン発泡樹脂で一体発
泡する方法、接着剤塗布による貼り込み工法、前記スタ
ンピング工法等が用いられてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明に利用される部
分的に柔らかい感触を有するインストルメントパネルや
ドアトリム等は、安価に、かつ乗員の手に触れやすい部
位の衝撃を吸収させるために必要となる部位だけを柔ら
かい感触にすることを目的としている。しかしながら前
記スタンピング工法を利用したビスなどで固定する方法
では、2つの部品を組付けるために高級な意匠面が得ら
れないし、建付け品質を保つためそれぞれの部品の造り
込みに大きな工数が必要とされてきた。また、一般的に
用いられてきた意匠面全体を柔らかくする方法では、大
きな金型が必要であり表面積も大きくなるので材料使用
量は多くコスト高になり、同一方法で必要な部位のみ柔
らかくするためには複数層の厚い表皮を用いるため、表
皮端末を見栄え良くするための複雑な後処理が必要とな
る欠点があった。図6はその断面拡大図である。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく、
本発明者らは鋭意研究を重ねた結果、必要とされる部位
だけを柔らかい感触としたインストルメントパネルやド
アトリム等の自動車用内装材ならびにその製造方法にお
いて、下型の所定部位に一体成形後の処理が不要である
30〜50μmの極薄の厚みのウレタンスキンを、製品
となった時の表皮端末までスプレー塗布により形成し、
上型には別に成形した樹脂製の芯材をセットした後、前
記下型のスプレー塗布した部位にウレタン発泡樹脂を注
入して、該ウレタンスキンと樹脂製芯材とをウレタン一
体発泡成形する方法で、低コストでかつ高意匠面を有す
る自動車用内装材を得た。
【0005】
【作用】本発明は、上記に述べたごとく、所定部位の表
皮材となるウレタンスキンが極薄の厚みに形成されてい
るため、複雑な後処理の必要がなく、またウレタン発泡
樹脂での一体成形を用いていることにより、ウレタンス
キン、樹脂製芯材との接着も良好である。
【0006】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。図1は、本発明に使用される自動車用内装材(特に
インストルメントパネルについて)を説明するための断
面概略図である。表皮1はスプレー塗布により得られた
30〜50μmのウレタンスキンである。ウレタン発泡
樹脂2は密度0.08〜0.20g/cm3 の半硬質ウレ
タンフォームである。なお、前記密度はこの範囲が好適
であるがこの範囲に限定するものではない。樹脂製芯材
3は汎用の射出成形等により成形されたスチレン系、オ
レフィン系、アクリル系等の熱可塑性樹脂である。
【0007】図2は、本発明に使用される自動車用内装
材(特にインストルメントパネルについて)の内、表皮
1(ウレタンスキン)を作成する工程を説明するための
断面概略図である。金型下型4の所定部位にスプレー塗
布によりウレタンスキンを形成している。厚みは30〜
50μmに限定されるが、特に製品の端末形状を見栄え
良くするために端末部は厚くならないように塗布され
る。
【0008】図3は、本発明に使用される自動車用内装
材(特にインストルメントパネルについて)の内、ウレ
タン発泡樹脂による一体成形の工程を説明するための断
面概略図である。図2おいて作成した表皮1の硬化後、
別に射出成形して得られた樹脂製芯材3を金型上型5に
セットし、オープン工法で半硬質ウレタン原液6を攪拌
機より注入した後、前記金型上型5を前記金型下型4に
締着して表皮1、樹脂製芯材3とウレタン発泡樹脂2と
を一体化する。なお、本実施例では、オープン工法でウ
レタン発泡樹脂2の注入を行ったが注入前に前記金型上
型5を前記金型下型4に締着してからウレタン発泡樹脂
2の注入を行うクローズド工法で注入することも可能で
ある。
【0009】図4は、本発明で得られた自動車用内装材
(特にインストルメントパネルについての)の内、表皮
1を中心とした断面拡大図である。表皮が極薄の30〜
50μmの厚みで形成されているため表皮端末の見栄え
が良くなっている。また、困難な後処理も必要がない。
【0010】図5は、本発明で得られた自動車用内装材
(特にインストルメントパネルについての)の製品の概
略図である。柔らかい部分7を乗員の手に触れやすい部
位とし、他の部位は安価な固い樹脂部分8で構成されて
いる。
【0011】図6は、従来の技術で得られた自動車用内
装材(特にインストルメントパネルについての)の内、
表皮1を中心とした断面拡大図である。後処理ライン1
0に示される表皮1の部分の処理が必要となる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明に使用される
自動車用内装材は、後処理の必要のない極薄の30〜5
0μmの表皮をスプレー塗布することにより、部分的に
柔らかい部位を持つインストルメントパネル、ドアトリ
ムなどが、低コストで、かつ、高意匠で得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用される自動車用内装材の断面概略
図である。
【図2】本発明に使用される自動車用内装材の内、表皮
を作成する工程を示す断面概略図である。
【図3】本発明に使用される自動車用内装材の内、ウレ
タン発泡樹脂による一体成形の工程を説明するための断
面概略図である。
【図4】本発明で得られた自動車用内装材の表皮を中心
とした断面拡大図である。
【図5】本発明で得られた自動車用内装材の製品の概略
図である。
【図6】従来の技術による部分的に柔らかくした自動車
用内装材の断面拡大図である。
【符号の説明】
(1) 表皮 (2) ウレタン発泡樹脂 (3) 樹脂製芯材 (4) 金型下型 (5) 金型上型 (6) 半硬質ウレタン原液 (7) 柔らかい部分 (8) 固い樹脂部分 (9) 攪拌機 (10) 後処理ライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 端山 光明 愛知県西加茂郡三好町大字打越字生賀山3 番地 東洋ゴム工業株式会社自動車部品技 術センター内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 必要とされる部位だけを柔らかい感触と
    したインストルメントパネルやドアトリム等の自動車用
    内装材において、極薄のウレタンスキンを下型の所定部
    位にスプレー塗布し、上型には別に成形した樹脂製の芯
    材をセットした後、前記下型のスプレー塗布した部位に
    ウレタン発泡樹脂を注入して一体発泡成形することを特
    徴とする自動車用内装材。
  2. 【請求項2】 必要とされる部位だけを柔らかい感触と
    したインストルメントパネルやドアトリム等の自動車用
    内装材の製造方法において、下型の所定部位に一体成形
    後の処理が不要である30〜50μmの極薄の厚みのウ
    レタンスキンを、製品となった時の表皮端末までスプレ
    ー塗布により形成し、上型には別に成形した樹脂製の芯
    材をセットした後、前記下型のスプレー塗布した部位に
    ウレタン発泡樹脂を注入して、該ウレタンスキンと樹脂
    製芯材とをウレタン一体発泡成形する方法で、低コスト
    でかつ高意匠の自動車用内装材を得ることを特徴とする
    自動車用内装材の製造方法。
JP6275577A 1994-10-13 1994-10-13 自動車用内装材並びにその製造方法 Withdrawn JPH08108497A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004504196A (ja) * 2000-08-01 2004-02-12 レクティセル 自動車内装部品を製造する方法
CN114750341A (zh) * 2022-04-28 2022-07-15 长沙申大科技集团股份有限公司 一种应用于汽车塑胶件的自动脱模方法及其注塑模具

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004504196A (ja) * 2000-08-01 2004-02-12 レクティセル 自動車内装部品を製造する方法
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