JPH02227319A - 合成樹脂製ウインドウの製造方法 - Google Patents

合成樹脂製ウインドウの製造方法

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JPH02227319A
JPH02227319A JP4819289A JP4819289A JPH02227319A JP H02227319 A JPH02227319 A JP H02227319A JP 4819289 A JP4819289 A JP 4819289A JP 4819289 A JP4819289 A JP 4819289A JP H02227319 A JPH02227319 A JP H02227319A
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window body
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Shinichi Otake
信一 大竹
Tatsuya Tamura
達也 田村
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Hashimoto Forming Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は合成樹脂製ウィンドウ、特に車両用に適した合
成樹脂製ウィンドウに関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は例えば実公昭61−32808号に示されるよ
うな従来の合成樹脂製ウィンドウの斜視図である。
図において、1は合成樹脂製のウィンドウで。
車両の車体パネル2のウィンドウ取付位置に開設された
フランジ部3に取付けられている。このウィンドウ1は
、透明合成樹脂製のウィンドウ本体部4、およびその周
縁部に形成された枠部5により構成されている。枠部5
は車体パネル2のフランジ部3に対応した形状を有して
おり、その取付面側には、取付部材6を固着するボス7
が一体に形成されている。取付部材6は、フランジ部3
の取付孔3aに挿入してナツト8で固定することにより
、合成樹脂製ウィンドウ1を車体パネル2のフランジ部
3に取付けるようになっている。
枠部5の車体パネル2と当接する部分には、軟質材料で
形成された緩衝材9が装着されていて、ウィンドウ1の
密着性を高めている。
またウィンドウ本体部4は樹脂製で傷付き易いたメ1表
面がハードコート層からなる硬質皮1110により被覆
されており、また枠部5の外表面は着色不透明塗膜層か
らなる不透明被覆部11により被覆されている。
このような合成樹脂製のウィンドウ1は、ポリカーボネ
ート樹脂あるいはアクリル樹脂などの透明合成樹脂の射
出成形により製造される。
このような従来の合成樹脂製ウィンドウは、合成樹脂製
であるため無機質ガラスに比べて著しく剛性が低く、車
体パネルに取付けた際、締付は等により変形や破損を起
しやすい。このような剛性の不足を補うために、枠部な
どに補強リブ等の厚肉部を形成すると、リブ外表面側に
ヒケ等の変形が発生し、外観を害するなどの問題点があ
った。
〔発明が解決しようとする課題〕
この発明の目的は、上記問題点を解決するため、軽量で
剛性が大きく、無機質ガラス程度の肉厚にウィンドウ本
体部を形成しても、取付等による変形や破損が発生せず
、またリブを形成してもヒケ等が発生しにくい合成樹脂
製ウィンドウを得ることである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、透明合成樹脂により板状に成形されたウィン
ドウ本体部と、このウィンドウ本体部の周縁部に同一の
樹脂により一体に形成されたウィンドウ本体部の厚さよ
り大きい外形を有する枠部と、この枠部の長手方向に連
続するように形成された中空部と、前記ウィンドウ本体
部の表面を覆うように形成された硬質皮膜と、前記枠部
の表面を覆うように形成された不透明被覆部とを有する
ことを特徴とする合成樹脂製ウィンドウである。
本発明において透明とは半透明を含む。
〔作 用〕
この発明の合成樹脂製ウィンドウでは、ウィンドウ本体
部の厚さより大きい外形を有する枠部が形成されている
ため剛性が大きくなる。また枠部の内部に中空部が形成
されているため、その枠部を形成している合成樹脂の厚
みを薄くすることができるので、枠部の外形を大きくし
てもヒケなどの変形が防止されるとともに、合成樹脂の
使用量が少なく、全体が軽量化する。
〔実施例〕
以下、この発明を図面の実施例により説明する。
第1図は実施例の車両用サイドウィンドウの斜視図、第
2図はそのA−A断面図である。図において、第7図と
同一符号は同一または相当部分を示す。
合成樹脂製のウィンドウ1は、透明合成樹脂により板状
に成形されたウィンドウ本体部4と、このウィンドウ本
体部4の周縁部に同一の樹脂によリ一体に成形された枠
部5と、ウィンドウ本体部4の表面を覆う硬、質皮膜1
0と、枠部5の表面を覆う不透明被覆部11を有してい
る。
ウィンドウ本体部4および枠部5はポリカーボネート樹
脂、アクリル樹脂等の透明合成樹脂により一体に成形さ
れている。
枠部5は、ウィンドウ本体部4の厚さより大きい外形を
有し、その内部に中空部12が形成され、中空部12を
形成する周囲の樹脂部5aはウィンドウ本体部4とほぼ
同じ肉厚になっている。硬質皮膜10はウィンドウ本体
部4の外表面側の全面に形成されているが、裏面側にも
形成してもよい。硬質皮膜10はオルガノシロキサン系
表面処理膜など、洗車等による傷付を防止する硬度を有
するものである。不透明被覆部11は枠部5の中空部1
2が外表面側から透視されるのを遮断するもので、着色
不透明塗膜等により形成される。枠部5の外周部には係
合部5bが形成され、軟質材料製の緩衝材(エンドラバ
ー)9と係合している。
第3図は射出成形装置の断面図、第4図はそのB−B断
面図である。成形装置13は上型14および下型15間
にキャビティ16が形成され、射出ノズル17からスプ
ルー18、ランナー19およびゲート20を通して樹脂
21が射出されるようになっている。キャビティ16は
、本体部成形部16aと枠部成形部16bからなり、枠
部成形部16bのゲート20近傍にガス注入口23が設
けられ、ガス注入装置24に接続している。
ウィンドウ1の製造方法は、射出ノズル17からスプル
ー18.ランナー19およびゲート20を通してキャビ
ティ16に樹脂21を射出し、樹脂21がキャビティ1
6に入った後、ガス注入装置24からガス注入口23を
通して窒素ガス等の高圧ガスを注入する。
樹脂21がキャビティ16を流れる際、高圧ガスは流路
が大きく抵抗が小さい枠部成形部16bに流れ。
枠部成形部16b中の樹脂は型面に付着して硬化し、内
部に中空部12を有する枠部5が形成される。本体部成
形部16aは流路が狭くて抵抗が大きいため高圧ガスの
流入はなく、樹脂21だけが流入して硬化し、均一な板
状のウィンドウ本体部4が形成される。
型開き後、ウィンドウ本体部4に硬化膜処理等を施して
硬質皮膜10を形成し、枠部5の表面に塗装等により不
透明被覆部11を形成し、ウィンドウ1を完成する。硬
質皮膜10の形成は、硬質皮膜10を有する樹脂フィル
ムを射出成形型にインサートしてインサート成形により
形成してもよい。
こうして製造されたウィンドウ1は、接着剤等により緩
衝材9を介して車体パネル2のフランジ部3に取付けて
使用する。
取付状態において、ウィンドウ1は周縁部に外形の大き
い枠部5を有するため剛性が大きく、変形や破損は起こ
らない。また枠部5は外形が大きいにもかかわらず、内
部に中空部12を有するため、軽量であるとともに、外
表面側の樹脂部5aの肉厚をウィンドウ本体部4とほぼ
同等にでき、これによりヒケ等の変形を防止できる。
第5図は他の実施例を示す第1図のA−A断面図である
。この実施例では枠部5の内面側の樹脂部5aにリブ5
cが形成されており、さらに剛性が大きくなっている。
リブ5Cは内面側に形成することにより外表面側の変形
は防止される。
第6図は別の実施例における射出成形装置の断面図であ
る。この実施例ではガス注入口23は別に設けず、ゲー
ト20と共用しており、射出ノズル17からスプルー1
8.ランナー19および第2のスプルー18aを通して
樹脂21の射出および高圧ガスの注入を行う、この製造
方法はゲート20が1点の場合や成形品が小形の場合に
適している。
なお、上記実施例ではサイドウィンドウの例について説
明したが、他のウィンドウにも適用できる。またウィン
ドウ本体部4および枠部5の形状も図示のものに限定さ
れず、変形可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、ウィンドウ本体部の周縁部に、中空部
を有する外形の大きい枠部を一体に形成したので、軽量
で剛性が大きく、取付に際して変形や破損が発生せず、
ヒケ等のない外観の優れた合成樹脂製ウィンドウが得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
−B断面図、第5図は他の実施例を示す第1図のA−A
断面図、第7図は従来の合成樹脂製ウィンドウの斜視図
である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、1はウ
ィンドウ、2は車体パネル、4はウィンドウ本体部、5
は枠部、10は硬質皮膜、11は不透明被覆部、12は
中空部、13は成形装置である。 代理人 弁理士 柳 原   成 第5図 第7図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)透明合成樹脂により板状に成形されたウィンドウ
    本体部と、このウィンドウ本体部の周縁部に同一の樹脂
    により一体に形成されたウィンドウ本体部の厚さより大
    きい外形を有する枠部と、この枠部の長手方向に連続す
    るように形成された中空部と、前記ウィンドウ本体部の
    表面を覆うように形成された硬質皮膜と、前記枠部の表
    面を覆うように形成された不透明被覆部とを有すること
    を特徴とする合成樹脂製ウィンドウ。
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JPH05270279A (ja) * 1992-03-26 1993-10-19 Nissan Motor Co Ltd 自動車のサンルーフ構造
EP0873895A3 (de) * 1997-04-26 2001-02-14 Volkswagen Aktiengesellschaft Fahrzeugfenster mit einer ein eingeformtes Randprofil aufweisenden Kunststoffscheibe
US6244653B1 (en) 1997-09-17 2001-06-12 Kabushiki Kaisha Toyoda Jidoshokki Seisakusho Resin molded objects
FR2949501A1 (fr) * 2009-08-27 2011-03-04 Sealynx Automotive Transieres Vitre coulissante a rails de coulissement integres, notamment pour vehicule automobile, cadre de porte de vehicule et vehicule comportant une telle vitre

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