JPH0249164Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0249164Y2 JPH0249164Y2 JP591584U JP591584U JPH0249164Y2 JP H0249164 Y2 JPH0249164 Y2 JP H0249164Y2 JP 591584 U JP591584 U JP 591584U JP 591584 U JP591584 U JP 591584U JP H0249164 Y2 JPH0249164 Y2 JP H0249164Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- finisher
- transparent
- plastic
- vehicle body
- colored
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 claims description 10
- 239000004033 plastic Substances 0.000 claims description 9
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 6
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 3
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（技術分野）
この考案は自動車等の車両用プラスチツクフイ
ニツシヤーに関する。
ニツシヤーに関する。
更に詳しくは表面側に透明又は着色透明プラス
チツク部を有し、その裏面に形成した着色層を外
表面側から目視したときに深みのある色調を呈す
る車両用フイニツシヤーに関する。
チツク部を有し、その裏面に形成した着色層を外
表面側から目視したときに深みのある色調を呈す
る車両用フイニツシヤーに関する。
（従来技術）
近時、自動車等の車両用フイニツシヤーとして
透明又は着色透明樹脂より略箱形、又は桶形にイ
ンジエクシヨン成形してその裏面に所望の非透明
着色層を施したものが多用されている。
透明又は着色透明樹脂より略箱形、又は桶形にイ
ンジエクシヨン成形してその裏面に所望の非透明
着色層を施したものが多用されている。
これらのフイニツシヤーにおいては透明樹脂部
を通して裏面の着色層を視認するものであるから
外表面に施された着色層の場合よりも奥行のある
（又は深みのある）色として視認されるため装飾
性をより一層向上させると共に着色層が直接に外
気にさらされないので耐久性が著るしく向上する
という長所を有している。
を通して裏面の着色層を視認するものであるから
外表面に施された着色層の場合よりも奥行のある
（又は深みのある）色として視認されるため装飾
性をより一層向上させると共に着色層が直接に外
気にさらされないので耐久性が著るしく向上する
という長所を有している。
この種のフイニツシヤーは上述の長所を有して
いる反面、車体への取り付けに際して問題点を有
している。
いる反面、車体への取り付けに際して問題点を有
している。
すなわち、第４図に示すようにフイニツシヤー
１の裏面１１ｂに、車体への取付用ボルトの頭を
収納するボス１２ｂを形成した場合には外表面側
からボス１２ｂの基部１３が目視される為にその
ままでは装飾部品としてのフイニツシヤーの役目
を果さない。
１の裏面１１ｂに、車体への取付用ボルトの頭を
収納するボス１２ｂを形成した場合には外表面側
からボス１２ｂの基部１３が目視される為にその
ままでは装飾部品としてのフイニツシヤーの役目
を果さない。
このような不具合を解消する為にボス１２の位
置する部分を覆いかくすように外表面側に別途製
作したモールデイングＭを被着したり、あるいは
外表面に部分的に非透明な塗装を施す等の処理が
必要となり、フイニツシヤーの設計の自由度が大
きく制限されるという問題点を有していた。
置する部分を覆いかくすように外表面側に別途製
作したモールデイングＭを被着したり、あるいは
外表面に部分的に非透明な塗装を施す等の処理が
必要となり、フイニツシヤーの設計の自由度が大
きく制限されるという問題点を有していた。
（考案の目的）
本考案は上記の問題点に着目してなされたもの
で、フイニツシヤーの内面の所望の位置に車体へ
の取付手段を形成しても外表面側から目視されな
いフイニツシヤーを提供することによつて上記問
題点を解消することを目的とする。
で、フイニツシヤーの内面の所望の位置に車体へ
の取付手段を形成しても外表面側から目視されな
いフイニツシヤーを提供することによつて上記問
題点を解消することを目的とする。
（考案の実施例）
第１図〜第３図は本願考案に係るフイニツシヤ
ーの１実施例を示し、第１図はフイニツシヤーの
端部を示す部分斜視図であり、第２図はフイニツ
シヤーを車体パネルに取り付ける状態を示す部分
断面図、第３図はフイニツシヤーの正面図であ
る。
ーの１実施例を示し、第１図はフイニツシヤーの
端部を示す部分斜視図であり、第２図はフイニツ
シヤーを車体パネルに取り付ける状態を示す部分
断面図、第３図はフイニツシヤーの正面図であ
る。
第１図において、フイニツシヤー１は、透明な
アクリル樹脂から略箱状に一体にインジエクシヨ
ン成形された第１フイニツシヤー１１と第１フイ
ニツシヤー１１の内面に非透明なアクリル樹脂か
ら第１フイニツシヤーと一体にインジエクシヨン
成形された第２フイニツシヤー１２とからなる。
アクリル樹脂から略箱状に一体にインジエクシヨ
ン成形された第１フイニツシヤー１１と第１フイ
ニツシヤー１１の内面に非透明なアクリル樹脂か
ら第１フイニツシヤーと一体にインジエクシヨン
成形された第２フイニツシヤー１２とからなる。
第１フイニツシヤー１１は外表面部１１ａがほ
ぼ平滑に形成され、その外表面部に対応する内面
１１ｂには山形の段差１１ｃがフイニツシヤーの
長手方向に連続して形成してある。
ぼ平滑に形成され、その外表面部に対応する内面
１１ｂには山形の段差１１ｃがフイニツシヤーの
長手方向に連続して形成してある。
段差に加えて内面１１ｂに所望の記号、文字等
を形成することもある。
を形成することもある。
一方、第２フイニツシヤー１２は非透明着色ア
クリル樹脂からインジエクシヨン成形により、そ
の外面が第１フイニツシヤーの内面に完全に密着
して一体的に成形されていて、第２フイニツシヤ
ー１２の内面１２ａには車体パネル側に向けて円
筒状のボス１２ｂが一体に成形されている。
クリル樹脂からインジエクシヨン成形により、そ
の外面が第１フイニツシヤーの内面に完全に密着
して一体的に成形されていて、第２フイニツシヤ
ー１２の内面１２ａには車体パネル側に向けて円
筒状のボス１２ｂが一体に成形されている。
このようなフイニツシヤーを車体パネルに取り
付けるには、第２図に示すようにボス１２ｂに樹
脂頭付ボルト１３を植設して、スポンジワツシヤ
ー１４を介して車体パネルＰに設けられた孔に挿
通して車体パネルＰの裏側からナツト（図示しな
い）で締め付けて固着することにより車体パネル
に取り付けることができる。
付けるには、第２図に示すようにボス１２ｂに樹
脂頭付ボルト１３を植設して、スポンジワツシヤ
ー１４を介して車体パネルＰに設けられた孔に挿
通して車体パネルＰの裏側からナツト（図示しな
い）で締め付けて固着することにより車体パネル
に取り付けることができる。
なお、１５はゴム又は軟質プラスチツクから細
状に成形した緩衝兼シール材である。
状に成形した緩衝兼シール材である。
第３図はフイニツシヤーの正面図で、外表面側
からみたときに第１フイニツシヤー１１の内面１
１ｂに形成された段差１１ｃによる急激な肉厚の
変化及び透過光線の反射により連続した濃い線１
１c′が目視される。
からみたときに第１フイニツシヤー１１の内面１
１ｂに形成された段差１１ｃによる急激な肉厚の
変化及び透過光線の反射により連続した濃い線１
１c′が目視される。
（考案の効果）
以上、説明した如く本願考案のプラスチツクフ
イニツシヤーは透明樹脂製の第１フイニツシヤー
の内面に非透明な着色樹脂からなる第２フイニツ
シヤーを一体に成形し、しかも第２フイニツシヤ
ーの内面に車体への取付手段を一体に形成したの
で、外表面側から取付手段が視認されず装飾性が
向上すると共に取付手段をフイニツシヤーの内面
の理想的な位置に設けることができるので、フイ
ニツシヤーを設計する際の自由度が増大するとい
う効果がある。
イニツシヤーは透明樹脂製の第１フイニツシヤー
の内面に非透明な着色樹脂からなる第２フイニツ
シヤーを一体に成形し、しかも第２フイニツシヤ
ーの内面に車体への取付手段を一体に形成したの
で、外表面側から取付手段が視認されず装飾性が
向上すると共に取付手段をフイニツシヤーの内面
の理想的な位置に設けることができるので、フイ
ニツシヤーを設計する際の自由度が増大するとい
う効果がある。
また、シール材をフイニツシヤーに取り付けた
ときには車体に取り付けるときに傷つきを防止し
また、第１フイニツシヤーと第２フイニツシヤー
との境界に水やゴミが入るのを防ぐことができる
という効果を有する。
ときには車体に取り付けるときに傷つきを防止し
また、第１フイニツシヤーと第２フイニツシヤー
との境界に水やゴミが入るのを防ぐことができる
という効果を有する。
第１図は本考案に係るプラスチツクフイニツシ
ヤの端部斜視図、第２図は本考案のプラスチツク
フイニツシヤーの取付状態を示す部分断面図、第
３図はプラスチツクフイニツシヤーの正面図、第
４図は従来のプラスチツクフイニツシヤーの部分
断面図である。 １はフイニツシヤー、１１は第１フイニツシヤ
ー、１２は第２フイニツシヤー、１３はボルト、
１４はスポンジシール、１５はシール材。
ヤの端部斜視図、第２図は本考案のプラスチツク
フイニツシヤーの取付状態を示す部分断面図、第
３図はプラスチツクフイニツシヤーの正面図、第
４図は従来のプラスチツクフイニツシヤーの部分
断面図である。 １はフイニツシヤー、１１は第１フイニツシヤ
ー、１２は第２フイニツシヤー、１３はボルト、
１４はスポンジシール、１５はシール材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 透明又は着色透明樹脂により内部に空間を有
する略箱状に成形された第１フイニツシヤーの
内面に、所望の色調に着色した非透明樹脂から
成形され内面に車体パネルへの取付手段を一体
に形成した第２フイニツシヤーを密着させて一
体的に成形したことを特徴とする車両用プラス
チツクフイニツシヤー。 (2) 取付手段は円筒状のボスである実用新案登録
請求の範囲第１項記載の車両用プラスチツクフ
イニツシヤー。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP591584U JPS60117234U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 車両用プラスチツクフイニツシヤ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP591584U JPS60117234U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 車両用プラスチツクフイニツシヤ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60117234U JPS60117234U (ja) | 1985-08-08 |
| JPH0249164Y2 true JPH0249164Y2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=30482869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP591584U Granted JPS60117234U (ja) | 1984-01-19 | 1984-01-19 | 車両用プラスチツクフイニツシヤ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60117234U (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0542933Y2 (ja) * | 1987-08-28 | 1993-10-28 |
-
1984
- 1984-01-19 JP JP591584U patent/JPS60117234U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60117234U (ja) | 1985-08-08 |
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