JP2517451Y2 - 自動車用クオータウインドウガラス - Google Patents

自動車用クオータウインドウガラス

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JP2517451Y2
JP2517451Y2 JP2191590U JP2191590U JP2517451Y2 JP 2517451 Y2 JP2517451 Y2 JP 2517451Y2 JP 2191590 U JP2191590 U JP 2191590U JP 2191590 U JP2191590 U JP 2191590U JP 2517451 Y2 JP2517451 Y2 JP 2517451Y2
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glass
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哲男 開作
貞雄 近藤
利広 平沢
猛 服部
孝昌 鈴木
春雄 赤堀
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Toyoda Gosei Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、自動車のクオータウインドウガラスに関
し、特にウインドウの一部にルーバ取付け部を有し、ガ
ラス板及びルーバ取付部の周縁部に窓枠ゴムを配設し、
ルーバ取付部の窓枠ゴム内にインサートを入れた構造の
クオータウインドウガラスに関する。
<従来の技術> 自動車用のクオータウインドウガラスは、一般に、ガ
ラスの周縁部にEPDM、PVC等製の窓枠ゴムを囲繞して形
成されている(例えば実開平1−147115号公報等参
照)。
ところで、通気用のルーバをクオータウインドウガラ
スの一部に設けたものが製造されている。
<考案が解決しようとする課題> この種のクオータウインドウガラスは、ガラス板部に
隣接してルーバ取付部を設け、ガラス板の周縁部に窓枠
ゴムを取着すると共に、それと連続するルーバ取付部の
窓枠ゴム内にインサートを入れ、そのインサートに設け
た取付部に、ルーバを取付ねじ等で取付けるように構成
される。
しかし、インサートはルーバ取付部の窓枠ゴムに挿入
され、インサートの先端部がガラス板部の窓枠ゴムに入
ったところで中断しているため、窓枠ゴムの成形時に、
ゴム材料の肉厚がインサートの入った部分と無い部分で
急激に変化し、インサートの先端部付近における窓枠ゴ
ムの表面に、成形材料の収縮量の差に起因したヒケが発
生し、外観不良が生じやすい課題があった。
本考案は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、ルーバ取付部を有しルーバ取付部の窓枠ゴム内にイ
ンサートを入れた構造のクオータウインドウガラスにお
いて、インサートの先端部付近における窓枠ゴムの表面
にヒケを生じさせず、外観を良好に製造し得る自動車用
クオータウインドウガラスを提供することを目的とす
る。
<課題を解決するための手段> 上記の目的を達成するために、本考案のクオータウイ
ンドウガラスは、ガラス板の周縁部に窓枠ゴムを設けた
ガラス板部に隣接してルーバ取付部を設け、ガラス板部
の窓枠ゴムと連続するルーバ取付部の窓枠ゴム内にイン
サートを挿入した自動車用クオータウインドウガラスに
おいて、インサートはその幅方向が補強のために曲折さ
れ、インサートの先端部の断面形状が、先端にいくにほ
ど徐々に薄くなるように形成されて構成される。
<作用> このクオータウインドウガラスのインサートは、その
幅方向が補強のために曲折されているが、インサートの
先端部の断面形状が、先端にいくにほど徐々に薄くなる
ように形成されている。このため、インサート上に被覆
される窓枠ゴムの厚さがインサートの先端付近で急変せ
ず、徐々に変化する。従って、成形時において、インサ
ート先端付近の成形材料の収縮量にあまり差が生じず、
インサートの先端部付近の窓枠ゴムにヒケを殆ど生じな
いようにすることができる。
<実施例> 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は、第2図に示すようなエンジンを車体の中間
部に搭載したミッドシップ形の自動車に取付けられる左
側のクオータウインドウガラス1の正面図を示してい
る。このクオータウインドウガラス1は、ガラス板2が
配設されるガラス板部1aと、ガラス板部1aに隣接して形
成されたルーバ取付部1bとから構成され、所定形状のガ
ラス板2の周縁部を囲繞するように成形された窓枠ゴム
3が、ルーバ取付部1bにも一体的に連続して配設されて
いる。
このルーバ取付部1bの窓枠ゴム3内には、第5図に示
すようなインサート4が窓枠ゴム成形時に挿入される。
このインサート4は、例えば、鋼板をプレス加工等によ
り略三角形の枠状に打ち抜き形成され、三角枠の2つの
角部からつの状の先端部4a,4bを側方に突出させて構成
される。このインサート4は細い枠状であるため、曲げ
強度を大きくするために、インサートの枠部がその幅方
向に曲折されている。また、第1図のようなルーバ10を
取付けるために、開口部の内側3箇所に突起4cが設けら
れ、さらに、取付孔を設けた取付座部4dが内側に突出す
るように3箇所に設けられる。
インサート4の先端部4a,4bは、第6図、及び第7図
〜第10図に断面図に示すように、先端にいくほどその断
面形状が徐々に薄くなるように形成される。つまり、イ
ンサート4の先端部4a,4bは、他の部分と同様に曲げ強
度を大きくするためにその幅方向に曲折されているが、
第8図、第10図のように、先端にいくほどその曲げの深
さが浅くなるように形成され、その断面形状を徐々に薄
くするようにしている。
このようなインサート4は、所定形状のガラス板2と
共に金型のキャビテイ内にセットされ、EPDM、PVC等の
成形材料を射出又はトランスファー等により注入して、
第1図に示すようなクオータウインドウガラスが成形さ
れる。なお、ガラス板部1aの内側には、車体側への取付
座部がインサートとして挿入されることもある。
このように、窓枠ゴム3を周縁部に囲繞して成形され
たクオータウインドウガラス1は、ルーバ取付部1b内の
インサート4の先端部4a,4bがガラス板部1aの側に入り
中断されている。
しかし、その先端部4a,4bの断面形状が、先端にいく
ほど徐々に薄くなるように形成され、インサート4上に
のる窓枠ゴムの厚さがインサート4の先端付近で急変せ
ず、徐々に変化することになる。このため、成形時にお
いて、インサート4先端付近の成形材料の収縮量にあま
り差が生じず、インサート4の先端部4a,4b付近の窓枠
ゴム3にヒケが生じることは殆ど防止される。
<考案の効果> 以上説明したように、本考案の自動車用クオータウイ
ンドウガラスによれば、ガラス板の周縁部に窓枠ゴムを
設けたガラス板部に隣接してルーバ取付部を設け、ガラ
ス板部の窓枠ゴムと連続するルーバ取付部の窓枠ゴム内
にインサートを挿入した自動車用クオータウインドウガ
ラスにおいて、インサートはその幅方向が補強のために
曲折され、インサートの先端部の断面形状が、先端にい
くにほど徐々に薄くなるように形成されるから、インサ
ート上にのる窓枠ゴムの厚さがインサートの先端付近で
急変せず、徐々に変化するため、成形時において、イン
サート先端付近の成形材料の収縮量にあまり差が生じ
ず、インサートの先端部付近の窓枠ゴムに殆どヒケが生
じない。このため、成形時のヒケによる外観不良をなく
すことができる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例を示し、 第1図はクオータウインドウガラスの正面図、 第2図は自動車の斜視図、 第3図は第1図のIII−III線断面付き拡大斜視図、 第4図は第1図のIV−IV線断面付き拡大斜視図、 第5図はインサートの正面図、 第6図はその底面図、 第7図は第5図の拡大VII−VII断面図、 第8図は第5図の拡大VIII−VIII断面図、 第9図は第5図の拡大IX−IX断面図、 第10図は第5図の拡大X−X断面図である。 1…クオータウインドウガラス、2…ガラス板、3…窓
枠ゴム、4…インサート、4a,4b…先端部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 平沢 利広 愛知県西春日井郡春日村大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)考案者 服部 猛 愛知県西春日井郡春日村大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)考案者 鈴木 孝昌 愛知県西春日井郡春日村大字落合字長畑 1番地 豊田合成株式会社内 (72)考案者 赤堀 春雄 神奈川県相模原市大山町4番12号 セン トラル自動車株式会社内

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス板の周縁部に窓枠ゴムを設けたガラ
    ス板部に隣接してルーバ取付部が設けられ、該ガラス板
    部の窓枠ゴムと連続する該ルーバ取付部の窓枠ゴム内に
    インサートを挿入した自動車用クオータウインドウガラ
    スにおいて、 該インサートはその幅方向が補強のために曲折され、該
    インサートの先端部の断面形状が、先端にいくにほど徐
    々に薄くなるように形成されていることを特徴とする自
    動車用クオータウインドウガラス。
JP2191590U 1990-03-05 1990-03-05 自動車用クオータウインドウガラス Expired - Lifetime JP2517451Y2 (ja)

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JPH03112413U JPH03112413U (ja) 1991-11-18
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