JPH0632422Y2 - 自動車のドアモールディング - Google Patents
自動車のドアモールディングInfo
- Publication number
- JPH0632422Y2 JPH0632422Y2 JP1987144253U JP14425387U JPH0632422Y2 JP H0632422 Y2 JPH0632422 Y2 JP H0632422Y2 JP 1987144253 U JP1987144253 U JP 1987144253U JP 14425387 U JP14425387 U JP 14425387U JP H0632422 Y2 JPH0632422 Y2 JP H0632422Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molding
- door
- width
- belt line
- along
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は、自動車ドアのベルトライン部に沿って取付け
るドアモールディングに関するものである。
るドアモールディングに関するものである。
［従来技術］ 上記モールディングとしては第５図に示すように、ドア
外板１のベルトライン部１０をおおうモール部４と、ド
アガラス２の外面に接触するリップを有するシール部５
を備え、これ等を一体押出成形したものが一般に用いら
れている。
外板１のベルトライン部１０をおおうモール部４と、ド
アガラス２の外面に接触するリップを有するシール部５
を備え、これ等を一体押出成形したものが一般に用いら
れている。
［本考案が解決しようとする問題点］ 最近の自動車は平面視にて、前後方向に絞り込まれ、中
央部がふくらむデザインとなりつつある。
央部がふくらむデザインとなりつつある。
一方ドアガラスは上下方向には曲面状であるが、前後方
向には直線状のものが一般に用いられている。従って第
５図および第６図に示すようにベルトライン１０は前後
方向に直線状としてあり、このためベルトライン１０に
沿いドア外板１に形成される棚部１１は、前後端の幅Ｗ
１は狭く、中央方向へ向って広くなり、中央部の幅Ｗ２
（Ｗ１＋ａ）が最も広い形状となる。
向には直線状のものが一般に用いられている。従って第
５図および第６図に示すようにベルトライン１０は前後
方向に直線状としてあり、このためベルトライン１０に
沿いドア外板１に形成される棚部１１は、前後端の幅Ｗ
１は狭く、中央方向へ向って広くなり、中央部の幅Ｗ２
（Ｗ１＋ａ）が最も広い形状となる。
また一方において、ドアモールディング３は一体押出成
形されるから幅が前後に均一であり、従って車両中央部
では棚幅とモールディング幅が一致せず、両者間に幅ａ
の段差が生じる。
形されるから幅が前後に均一であり、従って車両中央部
では棚幅とモールディング幅が一致せず、両者間に幅ａ
の段差が生じる。
車両側面は面一化が要求されており、この段差は好まし
くない。
くない。
そこで本考案はかかる段差が生じず、面一化の要求に応
えるドアモールディングを提供することを目的とするも
のである。
えるドアモールディングを提供することを目的とするも
のである。
［問題点を解決するための手段］ 本考案のモールディングは第２図および第３図に示すよ
うに、モール部４とシール部５とを別体に形成し、モー
ル部４の側面に沿ってシール部５を嵌合固定する構造と
し、モール部４はその幅がドアの棚部１１の変化に合致
して変化する幅に成形する。
うに、モール部４とシール部５とを別体に形成し、モー
ル部４の側面に沿ってシール部５を嵌合固定する構造と
し、モール部４はその幅がドアの棚部１１の変化に合致
して変化する幅に成形する。
［作用効果］ 本考案のモールディングをベルトライン部に沿って取付
ければ、モール部の側面とドアの外面とが合致し、ドア
外面の面一化が達成される。
ければ、モール部の側面とドアの外面とが合致し、ドア
外面の面一化が達成される。
［実施例］ 第２図および第３図は本考案の第１の実施例を示すもの
で、ドアモールディング３は金属板を曲げ加工したモー
ル部４と、合成樹脂を押出成形したシール部５とよりな
る。
で、ドアモールディング３は金属板を曲げ加工したモー
ル部４と、合成樹脂を押出成形したシール部５とよりな
る。
モール部４は断面逆Ｕ字形で、その幅、即ち外側面４１
と内側面４２の間隔は、ドア外板１の棚部１１の幅に対
応して変化せしめてある。
と内側面４２の間隔は、ドア外板１の棚部１１の幅に対
応して変化せしめてある。
シール部５はＵ字形の基部５１と、その側面から突出す
るリップ５２とよりなる。基部５１は硬質樹脂、リップ
５２は軟質樹脂よりなる。基部５１には芯金５３が埋設
してある。
るリップ５２とよりなる。基部５１は硬質樹脂、リップ
５２は軟質樹脂よりなる。基部５１には芯金５３が埋設
してある。
一方、ドア外板１はベルトライン１０の下方にこれに沿
って棚部１１が形成され、上下および前後方向に曲面を
なすドア外面へと続いている。
って棚部１１が形成され、上下および前後方向に曲面を
なすドア外面へと続いている。
棚部１１は第６図に示すようにその幅は後方へ向け徐々
に広くなっている。
に広くなっている。
このドア外板１にモールディング３を装着するに際して
は、先ず、モール部４の内側面４２をシール部５の基部
５１内に上から押込んで嵌着することによりモール部４
とシール部５を一体化する。そしてモール部４とシール
部５を一体にクリップ６によりドア外板１の上端に沿っ
て装着する。
は、先ず、モール部４の内側面４２をシール部５の基部
５１内に上から押込んで嵌着することによりモール部４
とシール部５を一体化する。そしてモール部４とシール
部５を一体にクリップ６によりドア外板１の上端に沿っ
て装着する。
しかしてモール部４はその幅を棚部１１と一致させるこ
とでモール部４の側面を棚部１１の外縁に全長にわたっ
て合致させることができ、モール部４とドア外板１との
面一化がなされる。
とでモール部４の側面を棚部１１の外縁に全長にわたっ
て合致させることができ、モール部４とドア外板１との
面一化がなされる。
第４図は第２の実施例を示すもので、モールディング３
は合成樹脂を型成形したモール部４と、合成樹脂を押出
成形したシール部５とよりなる。シール部５の基部５１
はＵ字と逆Ｕ字を結合せしめた断面形状となっており、
Ｕ字部分５１１内にモール部４の内側面４２を嵌入せし
めることでモール部４とシール部５を一体化し、基部５
１の逆Ｕ字部分５１２内にドア外板１の上端を押し込む
ことで、ドアに装着される。他の構造は第１の実施例と
実質的に同じである。
は合成樹脂を型成形したモール部４と、合成樹脂を押出
成形したシール部５とよりなる。シール部５の基部５１
はＵ字と逆Ｕ字を結合せしめた断面形状となっており、
Ｕ字部分５１１内にモール部４の内側面４２を嵌入せし
めることでモール部４とシール部５を一体化し、基部５
１の逆Ｕ字部分５１２内にドア外板１の上端を押し込む
ことで、ドアに装着される。他の構造は第１の実施例と
実質的に同じである。
本実施例もモール部４の幅を前後方向に変化させること
でモール部４とドア外面との面一化が達成される。
でモール部４とドア外面との面一化が達成される。
第１図は自動車ドアの側面図、第２図および第３図は本
考案の第１の実施例を示すもので、第２図は第１図のII
-II線断面、第３図は第１図のIII-III線断面図、第４図
は第２の実施例の断面図、第５図は従来のドアモールデ
ィングの断面図、第６図は自動車のドア部の平面図であ
る。 １……ドア外板 １０……ベルトライン １１……棚部 ２……ドアガラス ３……ドアモールディング ４……モール部 ５……シール部
考案の第１の実施例を示すもので、第２図は第１図のII
-II線断面、第３図は第１図のIII-III線断面図、第４図
は第２の実施例の断面図、第５図は従来のドアモールデ
ィングの断面図、第６図は自動車のドア部の平面図であ
る。 １……ドア外板 １０……ベルトライン １１……棚部 ２……ドアガラス ３……ドアモールディング ４……モール部 ５……シール部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭58−156010（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−35614（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭63−201818（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】自動車ドアのベルトライン部に沿って装着
するモールディングであって、ベルトライン部をおおう
モール部と、ドアガラスの外面に接触するシール部とよ
りなり、これ等モール部とシール部を別体に形成し、シ
ール部をモール部の車内側の側面に沿って嵌合固定し、
かつモール部の幅を、ベルトラインにそってドア外板に
形成された棚部の幅の変化に対応して車両前後方向に変
化せしめ、ドア外板の側面とモール部の側面を面一とな
したことを特徴とする自動車のドアモールディング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987144253U JPH0632422Y2 (ja) | 1987-09-21 | 1987-09-21 | 自動車のドアモールディング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987144253U JPH0632422Y2 (ja) | 1987-09-21 | 1987-09-21 | 自動車のドアモールディング |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6448319U JPS6448319U (ja) | 1989-03-24 |
| JPH0632422Y2 true JPH0632422Y2 (ja) | 1994-08-24 |
Family
ID=31411797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987144253U Expired - Lifetime JPH0632422Y2 (ja) | 1987-09-21 | 1987-09-21 | 自動車のドアモールディング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0632422Y2 (ja) |
-
1987
- 1987-09-21 JP JP1987144253U patent/JPH0632422Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6448319U (ja) | 1989-03-24 |
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