JPH0810830B2 - アナログ―ディジタル変換器 - Google Patents
アナログ―ディジタル変換器Info
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- JPH0810830B2 JPH0810830B2 JP62047733A JP4773387A JPH0810830B2 JP H0810830 B2 JPH0810830 B2 JP H0810830B2 JP 62047733 A JP62047733 A JP 62047733A JP 4773387 A JP4773387 A JP 4773387A JP H0810830 B2 JPH0810830 B2 JP H0810830B2
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- H03M—CODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
- H03M1/00—Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
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- H03M1/12—Analogue/digital converters
- H03M1/14—Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit
- H03M1/145—Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit the steps being performed sequentially in series-connected stages
- H03M1/146—Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit the steps being performed sequentially in series-connected stages all stages being simultaneous converters
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- Theoretical Computer Science (AREA)
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はアナログ信号をディジタル信号に変換する
アナログ−ディジタル変換器に関し、特にビデオ用信号
処理装置のように高速動作の必要な機器内で使用される
アナログ−ディジタル変換器に関する。
アナログ−ディジタル変換器に関し、特にビデオ用信号
処理装置のように高速動作の必要な機器内で使用される
アナログ−ディジタル変換器に関する。
(従来の技術) 従来、高速A/D(アナログ−ディジタル)変換器とし
ては、文献(“Monolithic Expandable 6bit 20MHz
CMOS/SOS A/D Converter"、IEEE J. OF S.S.C.
vol. sc−14、No.6、December 1979)に示されてい
るようないわゆる並列型のA/D変換器や、文献(“An8−
MHz CMOS Subranging 8−bit A/D Converter",IE
EE J. of S.S.C.Vol. sc−20、No.6、December 19
85)に記載されているようないわゆる直並列型のA/D変
換器が知られている。
ては、文献(“Monolithic Expandable 6bit 20MHz
CMOS/SOS A/D Converter"、IEEE J. OF S.S.C.
vol. sc−14、No.6、December 1979)に示されてい
るようないわゆる並列型のA/D変換器や、文献(“An8−
MHz CMOS Subranging 8−bit A/D Converter",IE
EE J. of S.S.C.Vol. sc−20、No.6、December 19
85)に記載されているようないわゆる直並列型のA/D変
換器が知られている。
第3図に並列型A/D変換器の原理を示す。このA/D変換
器はアナログ入力信号をnビットの2進符号に変換する
ものであり、2n−1個の電圧比較回路10が並列に設けら
れている。各電圧比較回路の一方の入力にはアナログ入
力信号が共通に供給され、それらの他方の入力には、基
準電圧発生回路11により発生されるそれぞれ異なった電
圧値の基準電圧信号が供給される。各電圧比較回路10
は、アナログ入力信号の電圧値と基準電圧とを比較し、
その比較結果をエンコーダ12に送る。このエンコーダ12
は、2n−1個の電圧比較回路10の各々の比較結果に応じ
たディジタル信号、すなわちnビットの2進符号を出力
する。
器はアナログ入力信号をnビットの2進符号に変換する
ものであり、2n−1個の電圧比較回路10が並列に設けら
れている。各電圧比較回路の一方の入力にはアナログ入
力信号が共通に供給され、それらの他方の入力には、基
準電圧発生回路11により発生されるそれぞれ異なった電
圧値の基準電圧信号が供給される。各電圧比較回路10
は、アナログ入力信号の電圧値と基準電圧とを比較し、
その比較結果をエンコーダ12に送る。このエンコーダ12
は、2n−1個の電圧比較回路10の各々の比較結果に応じ
たディジタル信号、すなわちnビットの2進符号を出力
する。
このような並列型A/D変換器は、非常に高速なA/D変換
を行なうことが可能であるが、前述のように、アナログ
信号をnビットディジタル信号に変換するためには量子
化ステップ数すなわち2n−1個の数だけ電圧比較回路10
が必要となるため、構成が複雑になる欠点がある。
を行なうことが可能であるが、前述のように、アナログ
信号をnビットディジタル信号に変換するためには量子
化ステップ数すなわち2n−1個の数だけ電圧比較回路10
が必要となるため、構成が複雑になる欠点がある。
第5図は直並列型のA/D変換器を示すものである。こ
のA/D変換器は、nビットの2進符号を上位aビットと
下位bビットとに分け、最初に上位aビットに対応する
A/D変換を第1のA/D変換部13で行い、そして下位bビッ
トに対応するA/D変換を上位aビットの変換結果に基づ
いて第2のA/D変換部14で行なう構成である。
のA/D変換器は、nビットの2進符号を上位aビットと
下位bビットとに分け、最初に上位aビットに対応する
A/D変換を第1のA/D変換部13で行い、そして下位bビッ
トに対応するA/D変換を上位aビットの変換結果に基づ
いて第2のA/D変換部14で行なう構成である。
第1のA/D変換部13は、第3図に示した並列型のA/D変
換器と同様に、基準電圧発生回路11aと、電圧比較回路1
0aと、エンコーダ12aとから構成されるものであるが、
aビットに対応する変換であるため、このA/D変換部13
に設けられる電圧比較回路10aの数は2a−1となる。同
様の理由により、第2のA/D変換部14に設けられる電圧
比較回路10bの数は2b−1である。したがって、電圧比
較回路の数は全体で2a−1+2b−1となり、2n−1個の
電圧比較回路が必要とされた第3図の並列型A/D変換器
よりも構成が簡単になる。しかしながら、第2のA/D変
換部14に設けられた電圧発生回路11bで発生される各基
準電圧の電圧値は、第1のA/D変換部13での変換結果で
ある上位aビットの2進符号によって決定されるため、
第2のA/D変換部14の変換動作は、第1のA/D変換部13で
の変換が実行された後に行われる。このため、第1のA/
D変換部13と第2のA/D変換部14は変換動作を同時に実行
できず、第3図の並列型A/D変換器に比べその変換時間
は約2倍となる。
換器と同様に、基準電圧発生回路11aと、電圧比較回路1
0aと、エンコーダ12aとから構成されるものであるが、
aビットに対応する変換であるため、このA/D変換部13
に設けられる電圧比較回路10aの数は2a−1となる。同
様の理由により、第2のA/D変換部14に設けられる電圧
比較回路10bの数は2b−1である。したがって、電圧比
較回路の数は全体で2a−1+2b−1となり、2n−1個の
電圧比較回路が必要とされた第3図の並列型A/D変換器
よりも構成が簡単になる。しかしながら、第2のA/D変
換部14に設けられた電圧発生回路11bで発生される各基
準電圧の電圧値は、第1のA/D変換部13での変換結果で
ある上位aビットの2進符号によって決定されるため、
第2のA/D変換部14の変換動作は、第1のA/D変換部13で
の変換が実行された後に行われる。このため、第1のA/
D変換部13と第2のA/D変換部14は変換動作を同時に実行
できず、第3図の並列型A/D変換器に比べその変換時間
は約2倍となる。
そこで、最近では、第5図に示すように、サンプル・
ホールド回路を下位ビット側のA/D変換部の前段に設け
る構成が提案されている。
ホールド回路を下位ビット側のA/D変換部の前段に設け
る構成が提案されている。
すなわち、第5図のA/D変換器は、上位aビットに対
応するA/D変換を第1のA/D変換部13で行ない、下位bビ
ットに対応するA/D変換を第2のA/D変換部14で行なう点
は第4図と同様であるが、第2のA/D変換部14の前段に
設けた2個のサンプル・ホールド(S/H)回路15a、15b
により第1のA/D変換部13と第2のA/D変換部14とをパイ
プライン動作させる構成になっている。
応するA/D変換を第1のA/D変換部13で行ない、下位bビ
ットに対応するA/D変換を第2のA/D変換部14で行なう点
は第4図と同様であるが、第2のA/D変換部14の前段に
設けた2個のサンプル・ホールド(S/H)回路15a、15b
により第1のA/D変換部13と第2のA/D変換部14とをパイ
プライン動作させる構成になっている。
これらのS/H回路15a、15bは、2個のスイッチS1、S2
によってアナログ入力信号のサンプル・ホールド動作
と、そのサンプル・ホールドした値の出力動作とに交互
に切替えられる。つまり、一方のS/H回路、すなわち15a
または15bがアナログ入力信号をサンプル・ホールドす
る際には、他方のS/H回路、すなわち15aまたは15bは1
サンプル周期前にサンプル・ホールドした値を第2のA/
D変換部14に供給する。
によってアナログ入力信号のサンプル・ホールド動作
と、そのサンプル・ホールドした値の出力動作とに交互
に切替えられる。つまり、一方のS/H回路、すなわち15a
または15bがアナログ入力信号をサンプル・ホールドす
る際には、他方のS/H回路、すなわち15aまたは15bは1
サンプル周期前にサンプル・ホールドした値を第2のA/
D変換部14に供給する。
スイッチS1、S2は1サンプル毎に切替えられるため、
上位aビットに対応する第1のA/D変換部13がアナログ
入力信号をサンプルする時、S/H回路15a、15bのいずれ
か一方もそれとも同じアナログ入力信号をサンプルす
る。そして、第1のA/D変換部13によってそのサンプル
した値の上位aビットが決定されると、スイッチS1、S2
がそれぞれ切換えられ、第2のA/D変換部14には上位a
ビットの結果と、この上位aビットに対応するS/H回路1
5aまたは15bでサンプル・ホールドされたアナログ入力
信号が供給される。
上位aビットに対応する第1のA/D変換部13がアナログ
入力信号をサンプルする時、S/H回路15a、15bのいずれ
か一方もそれとも同じアナログ入力信号をサンプルす
る。そして、第1のA/D変換部13によってそのサンプル
した値の上位aビットが決定されると、スイッチS1、S2
がそれぞれ切換えられ、第2のA/D変換部14には上位a
ビットの結果と、この上位aビットに対応するS/H回路1
5aまたは15bでサンプル・ホールドされたアナログ入力
信号が供給される。
第2のA/D変換部14は、前述のように、上位aビット
の内容に基づいて各々の値が決定される基準電圧とアナ
ログ入力信号の電圧とそれぞれ2b−1個の電圧比較回路
10bによって比較し、その比較結果をエンコーダ12bによ
って2進符号に変換して下位bビットを決定する。そし
て、第1のA/D変換部13からの上位aビットは、第2のA
/D変換部14での変換時間だけ遅延回路16によって遅延さ
れることにより、第2のA/D変換部14からの下位bビッ
トとタイミングが合わされて、nビットの2進符号とし
て出力される。
の内容に基づいて各々の値が決定される基準電圧とアナ
ログ入力信号の電圧とそれぞれ2b−1個の電圧比較回路
10bによって比較し、その比較結果をエンコーダ12bによ
って2進符号に変換して下位bビットを決定する。そし
て、第1のA/D変換部13からの上位aビットは、第2のA
/D変換部14での変換時間だけ遅延回路16によって遅延さ
れることにより、第2のA/D変換部14からの下位bビッ
トとタイミングが合わされて、nビットの2進符号とし
て出力される。
このように第2のA/D変換部14がA/D変換を実行してい
る期間には、第1のA/D変換部13は次のアナログ入力信
号のA/D変換を実行しており、またS/H回路15a、15bの一
方はそのアナログ入力信号を保持する。
る期間には、第1のA/D変換部13は次のアナログ入力信
号のA/D変換を実行しており、またS/H回路15a、15bの一
方はそのアナログ入力信号を保持する。
このように、第1のA/D変換部13と第2のA/D変換部14
をパイプライン動作させることにより、そのA/D変換の
変換速度は第3図に示した並列型のA/D変換器と同等の
速度となる。しかも、nビットの2進符号を上位aビッ
トと下位bビットに分けてA/D変換を実行する構成のた
め、このA/D変換器に設けられる電圧比較回路の総数は2
a−1+2b−1となり、並列型のものに比べ電圧比較回
路の数も大幅に減少される。例えば、アナログ入力信号
を上位4ビット、下位4ビットの8ビット2進符号に変
換する場合には、第3図の並列型では255個の電圧比較
回路が必要となるが、このA/D変換器では30個の電圧比
較回路で済む。
をパイプライン動作させることにより、そのA/D変換の
変換速度は第3図に示した並列型のA/D変換器と同等の
速度となる。しかも、nビットの2進符号を上位aビッ
トと下位bビットに分けてA/D変換を実行する構成のた
め、このA/D変換器に設けられる電圧比較回路の総数は2
a−1+2b−1となり、並列型のものに比べ電圧比較回
路の数も大幅に減少される。例えば、アナログ入力信号
を上位4ビット、下位4ビットの8ビット2進符号に変
換する場合には、第3図の並列型では255個の電圧比較
回路が必要となるが、このA/D変換器では30個の電圧比
較回路で済む。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、高速変換が必要なA/D変換器においては、サ
ンプル・ホールド回路にも非常に高速なサンプリング速
度が要求されることになるが、そのような高速なサンプ
ル・ホールド回路の実現は実際上困難である。
ンプル・ホールド回路にも非常に高速なサンプリング速
度が要求されることになるが、そのような高速なサンプ
ル・ホールド回路の実現は実際上困難である。
すなわち、高速A/D変換器には、通常の20MHz程度の速
度が必要とされる。この場合、サンプル・ホールド回路
の主要構成部として通常用いられている演算増幅器に
は、200MHz以上の帯域が要求されることとなる。演算増
幅器で実現できる帯域は、通常、〜10MHz程度までであ
るので、200MHz以上の帯域を実現するのは事実上難し
い。
度が必要とされる。この場合、サンプル・ホールド回路
の主要構成部として通常用いられている演算増幅器に
は、200MHz以上の帯域が要求されることとなる。演算増
幅器で実現できる帯域は、通常、〜10MHz程度までであ
るので、200MHz以上の帯域を実現するのは事実上難し
い。
したがって、高速A/D変換器においては、実際には、
第5図のようにサンプル・ホールド回路を利用した構成
を採用することは困難である。
第5図のようにサンプル・ホールド回路を利用した構成
を採用することは困難である。
この発明はこのような点に鑑みてなされたものであ
り、サンプル・ホールド回路を使用せずに上位ビット側
のA/D変換回路と下位ビット側のA/D変換回路との平行動
作を実現できるようにし、高速アナログ−ディジタル変
換に適したアナログ−ディジタル変換器を提供すること
を目的とする。
り、サンプル・ホールド回路を使用せずに上位ビット側
のA/D変換回路と下位ビット側のA/D変換回路との平行動
作を実現できるようにし、高速アナログ−ディジタル変
換に適したアナログ−ディジタル変換器を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) この発明は、アナログ入力信号をnビットの2進符号
に変換する直並列型のアナログ−ディジタル変換器にお
いて、複数の基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、
この基準電圧発生回路によって発生された前記複数の基
準電圧と前記アナログ入力信号とをそれぞれ比較する複
数の比較回路と、これら比較回路の比較結果を2進符号
に符号化する符号化回路とを有し、前記nビットのうち
の上位側のビットを決定する第1のアナログ−ディジタ
ル変換手段と、この第1のアナログ−ディジタル変換手
段によって得られた2進符号に基づいて複数の基準電圧
を発生する基準電圧発生回路と、この基準電圧発生回路
によって発生された前記複数の基準電圧と前記アナログ
入力信号とをそれぞれ比較する複数の比較回路と、これ
ら複数の比較回路の比較結果を2進符号に符号化する符
号化回路とを有し、前記nビットの2進符号のうちの下
位側のビットを決定する第2のアナログ−ディジタル変
換手段、前記第1のアナログ−ディジタル変換手段から
得られる上位ビット側の2進符号を前記第2のアナログ
−ディジタル変換手段による変換処理時間だけ遅延し、
それを前記第2のアナログ−ディジタル変換手段から得
られる下位ビット側の2進符号と合成して出力する手段
とを具備し、前記第2のアナログ−ディジタル変換手段
の前記複数の比較回路の各々は、互いに並列に設けられ
た第1および第2のチョッパ型比較器から構成され、こ
れら第1および第2のチョッパ型比較器を交互に選択す
ることにより、選択された一方のチョッパ型比較器を前
記アナログ入力信号の入力に使用しながら、他方のチョ
ッパ型比較器を前記アナログ入力信号と前記基準電圧と
の比較動作に使用できるようにしたことを特徴とする。
に変換する直並列型のアナログ−ディジタル変換器にお
いて、複数の基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、
この基準電圧発生回路によって発生された前記複数の基
準電圧と前記アナログ入力信号とをそれぞれ比較する複
数の比較回路と、これら比較回路の比較結果を2進符号
に符号化する符号化回路とを有し、前記nビットのうち
の上位側のビットを決定する第1のアナログ−ディジタ
ル変換手段と、この第1のアナログ−ディジタル変換手
段によって得られた2進符号に基づいて複数の基準電圧
を発生する基準電圧発生回路と、この基準電圧発生回路
によって発生された前記複数の基準電圧と前記アナログ
入力信号とをそれぞれ比較する複数の比較回路と、これ
ら複数の比較回路の比較結果を2進符号に符号化する符
号化回路とを有し、前記nビットの2進符号のうちの下
位側のビットを決定する第2のアナログ−ディジタル変
換手段、前記第1のアナログ−ディジタル変換手段から
得られる上位ビット側の2進符号を前記第2のアナログ
−ディジタル変換手段による変換処理時間だけ遅延し、
それを前記第2のアナログ−ディジタル変換手段から得
られる下位ビット側の2進符号と合成して出力する手段
とを具備し、前記第2のアナログ−ディジタル変換手段
の前記複数の比較回路の各々は、互いに並列に設けられ
た第1および第2のチョッパ型比較器から構成され、こ
れら第1および第2のチョッパ型比較器を交互に選択す
ることにより、選択された一方のチョッパ型比較器を前
記アナログ入力信号の入力に使用しながら、他方のチョ
ッパ型比較器を前記アナログ入力信号と前記基準電圧と
の比較動作に使用できるようにしたことを特徴とする。
(作用) このアナログ−ディジタル変換器においては、従来の
ようなサンプル・ホールド回路は採用されておらず、そ
の代わりに、下位ビット側のA−D変換手段の比較回路
としてチョッパ型比較器を2個並列に設ける2重化構成
が採用されている。この場合、2つのチョッパ型比較器
の一方がアナログ入力信号のサンプル・ホールド用とし
て使用され、他方が1サンプリング前の入力信号につい
ての比較動作用として使用される。
ようなサンプル・ホールド回路は採用されておらず、そ
の代わりに、下位ビット側のA−D変換手段の比較回路
としてチョッパ型比較器を2個並列に設ける2重化構成
が採用されている。この場合、2つのチョッパ型比較器
の一方がアナログ入力信号のサンプル・ホールド用とし
て使用され、他方が1サンプリング前の入力信号につい
ての比較動作用として使用される。
したがって、上位ビット側のA−D変換動作中に、1
サンプリング前のアナログ入力信号についての下位ビッ
ト側のA−D変換動作を行なうことができ、サンプル・
ホールド回路を用いることなく、上位ビット側と下位ビ
ット側のA−D変換手段を平行動作させるという目的を
達成することができる。
サンプリング前のアナログ入力信号についての下位ビッ
ト側のA−D変換動作を行なうことができ、サンプル・
ホールド回路を用いることなく、上位ビット側と下位ビ
ット側のA−D変換手段を平行動作させるという目的を
達成することができる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明の実施例を説明する。
第1図にこの発明の一実施例に係わるA/D変換器を示
す。このA/D変換器は、第5図のA/D変換器と基本的には
同じ構成であるが、S/H回路15a、15bを設ける代りに、
下位のbビットに対応する第2のA/D変換部20内に設け
られる2b−1個の電圧比較回路21として2個のチョッパ
型電圧比較部21a、21bを並列に設け、このチョッパ型比
較部21a、21bにサンプル・ホールド機能をそれぞれ持た
せるものである。
す。このA/D変換器は、第5図のA/D変換器と基本的には
同じ構成であるが、S/H回路15a、15bを設ける代りに、
下位のbビットに対応する第2のA/D変換部20内に設け
られる2b−1個の電圧比較回路21として2個のチョッパ
型電圧比較部21a、21bを並列に設け、このチョッパ型比
較部21a、21bにサンプル・ホールド機能をそれぞれ持た
せるものである。
チョッパ型電圧比較部21aは、インバータ11とキャパ
シタC1とスイッチS11〜S13とから構成され、チョッパ型
電圧比較部21bはインバータI2とキャパシタC2とスイッ
チS21〜S23から構成される。そして、これらのチョッパ
ー型電圧比較部10a、10bからの出力は、スイッチS10に
よって交互に選択されて、エンコーダ22に送られる。
シタC1とスイッチS11〜S13とから構成され、チョッパ型
電圧比較部21bはインバータI2とキャパシタC2とスイッ
チS21〜S23から構成される。そして、これらのチョッパ
ー型電圧比較部10a、10bからの出力は、スイッチS10に
よって交互に選択されて、エンコーダ22に送られる。
これらのスイッチS10〜S13、S21〜S23は、第2図に示
すようなクロックによって制御される。この図におい
て、φ11はスイッチS11を制御するクロック、φ12はス
イッチS12およびS13を制御するクロック、φ21はスイッ
チS21を制御するクロック、φ22はスイッチS22とS23を
制御するクロック、そしてφ10はスイッチS10を制御す
るクロックである。
すようなクロックによって制御される。この図におい
て、φ11はスイッチS11を制御するクロック、φ12はス
イッチS12およびS13を制御するクロック、φ21はスイッ
チS21を制御するクロック、φ22はスイッチS22とS23を
制御するクロック、そしてφ10はスイッチS10を制御す
るクロックである。
クロックφ12が“1"レベルとなると、S13が閉となる
ことによりインバータI1の入力端の電位はインバータI1
のしきい値電圧V0に設定される。またスイッチS12も閉
じるため、この時のアナログ入力信号の電圧Vinがキャ
パシタC1にチャージされ、キャパシタC1の両端にはVin
−V0の電圧がかかる。これが電圧比較部21aにおけるサ
ンプリング動作である。
ことによりインバータI1の入力端の電位はインバータI1
のしきい値電圧V0に設定される。またスイッチS12も閉
じるため、この時のアナログ入力信号の電圧Vinがキャ
パシタC1にチャージされ、キャパシタC1の両端にはVin
−V0の電圧がかかる。これが電圧比較部21aにおけるサ
ンプリング動作である。
クロックφ12が“0"レベルとなりスイッチS12、S13が
開状態になっても、キャパシタC1の両端の電位は保持さ
れる。このため、クロックφ11が“1"レベルとなりスイ
ッチS11が閉じると、基準電圧発生回路11bから供給され
る基準電圧の値が保持されているアナログ入力信号の電
圧よりも大きい場合にはインバータI1から“0"レベルが
出力され、その基準電圧値の方が小さい場合には“1"レ
ベルが出力される。このように、クロックφ11が“1"レ
ベルにある時はアナログ入力信号と基準電圧との電圧比
較が行われる。この時、クロックφ10は“1"レベルとな
っておりスイッチS10は電圧比較部21a側に設定されてい
るので、その比較結果はエンコーダ12bに送られる。
開状態になっても、キャパシタC1の両端の電位は保持さ
れる。このため、クロックφ11が“1"レベルとなりスイ
ッチS11が閉じると、基準電圧発生回路11bから供給され
る基準電圧の値が保持されているアナログ入力信号の電
圧よりも大きい場合にはインバータI1から“0"レベルが
出力され、その基準電圧値の方が小さい場合には“1"レ
ベルが出力される。このように、クロックφ11が“1"レ
ベルにある時はアナログ入力信号と基準電圧との電圧比
較が行われる。この時、クロックφ10は“1"レベルとな
っておりスイッチS10は電圧比較部21a側に設定されてい
るので、その比較結果はエンコーダ12bに送られる。
同様にして、電圧比較部21bにおいても、クロックφ2
1、φ22によってアナログ入力信号のサンプル・ホール
ド、およびこのホールドしたアナログ信号と基準電圧信
号との比較が実行される。電圧比較部21bで電圧比較が
行われる時には、クロックφ10は“0"レベルであるた
め、スイッチS10を介してその比較結果はエンコーダ12b
に送られる。
1、φ22によってアナログ入力信号のサンプル・ホール
ド、およびこのホールドしたアナログ信号と基準電圧信
号との比較が実行される。電圧比較部21bで電圧比較が
行われる時には、クロックφ10は“0"レベルであるた
め、スイッチS10を介してその比較結果はエンコーダ12b
に送られる。
2b−1個の各電圧比較回路21は、それぞれに供給され
る基準電圧の値が異なるだけで、他の構成は同一であ
る。したがって、このA/D変換器にあっては、サンプル
・ホールド回路を用いることなく、上位aビットに対応
するA/D変換部13と、下位bビットに対応するA/D変換部
20とをパイプライン動作させることができ、チョッパ型
比較器固有のキャパシタの蓄積電荷を利用した高速サン
プル・ホールド機能を有効利用した高速アナログ−ディ
ジタル変換が可能となる。また、電圧比較回路の数は第
5図のA/D変換器よりも増えるが、例えば8ビットの2
進符号を上位4ビットと下位4ビっトに別けてA/D変換
を行なう場合には、全体として必要な比較器の数は24−
1+25−2=45個となり、第3図の並列型よりも比較器
の数を大幅に削減することができる。
る基準電圧の値が異なるだけで、他の構成は同一であ
る。したがって、このA/D変換器にあっては、サンプル
・ホールド回路を用いることなく、上位aビットに対応
するA/D変換部13と、下位bビットに対応するA/D変換部
20とをパイプライン動作させることができ、チョッパ型
比較器固有のキャパシタの蓄積電荷を利用した高速サン
プル・ホールド機能を有効利用した高速アナログ−ディ
ジタル変換が可能となる。また、電圧比較回路の数は第
5図のA/D変換器よりも増えるが、例えば8ビットの2
進符号を上位4ビットと下位4ビっトに別けてA/D変換
を行なう場合には、全体として必要な比較器の数は24−
1+25−2=45個となり、第3図の並列型よりも比較器
の数を大幅に削減することができる。
[発明の効果] 以上のようにこの発明によれば、2つのチョッパ型比
較器の一方がアナログ入力信号のサンプル・ホールド用
として使用され、他方が1サンプリング前の入力信号に
ついての比較動作用として使用される。したがって、上
位ビット側のA−D変換動作中に、1サンプリング前の
アナログ入力信号についての下位ビット側のA−D変換
動作を行なうことができ、従来のようなサンプル・ホー
ルド回路を用いることなく、上位ビット側と下位ビット
側のA−D変換手段を並行動作させるという目的を達成
することができる。
較器の一方がアナログ入力信号のサンプル・ホールド用
として使用され、他方が1サンプリング前の入力信号に
ついての比較動作用として使用される。したがって、上
位ビット側のA−D変換動作中に、1サンプリング前の
アナログ入力信号についての下位ビット側のA−D変換
動作を行なうことができ、従来のようなサンプル・ホー
ルド回路を用いることなく、上位ビット側と下位ビット
側のA−D変換手段を並行動作させるという目的を達成
することができる。
また、この場合、アナログ入力信号は、上位ビット側
のA−D変換手段と下位ビット側のA−D変換手段の双
方に直接供給されている。したがって、上位ビット側と
下位ビット側とでアナログ入力信号の入力条件が同一に
なる。さらに、上位ビット側のA−D変換手段と下位ビ
ット側のA−D変換手段は、比較回路の構成が異なるだ
けで、他の構成は同一である。
のA−D変換手段と下位ビット側のA−D変換手段の双
方に直接供給されている。したがって、上位ビット側と
下位ビット側とでアナログ入力信号の入力条件が同一に
なる。さらに、上位ビット側のA−D変換手段と下位ビ
ット側のA−D変換手段は、比較回路の構成が異なるだ
けで、他の構成は同一である。
直並列型A−D変換器において高い変換精度を得るた
めには、上位ビット側と下位ビット側とでできる限り変
化処理の動作条件を同一にすることが好ましい。この発
明においては、上述のように、入力条件、および回路構
成の同一化を図っており、これによって変換精度を高く
維持できるようにしている。
めには、上位ビット側と下位ビット側とでできる限り変
化処理の動作条件を同一にすることが好ましい。この発
明においては、上述のように、入力条件、および回路構
成の同一化を図っており、これによって変換精度を高く
維持できるようにしている。
さらに、この発明においては、上位ビット側のA−D
変換手段の出力を遅延させる遅延手段が設けられてお
り、これによって上位ビット側のA−D変換手段と下位
ビット側のA−D変換手段の出力タイミングを合わせる
ことができる。
変換手段の出力を遅延させる遅延手段が設けられてお
り、これによって上位ビット側のA−D変換手段と下位
ビット側のA−D変換手段の出力タイミングを合わせる
ことができる。
第1図はこの発明の一実施例に係わるA/D変換器を説明
するブロック図、第2図は第1図のA/D変換器の動作を
説明するためのタイミングチャート、第3図乃至第5図
はそれぞれ従来のA/D変換器を説明するブロック図であ
る。 13……第1のA/D変換部、14,20……第2のA/D変換部、1
5a,15b……サンプル・ホールド回路、16……遅延回路、
I1,I2……インバータ、C1,C2……キャパシタ、21……比
較器、21a,21b……チョッパ型比較器。
するブロック図、第2図は第1図のA/D変換器の動作を
説明するためのタイミングチャート、第3図乃至第5図
はそれぞれ従来のA/D変換器を説明するブロック図であ
る。 13……第1のA/D変換部、14,20……第2のA/D変換部、1
5a,15b……サンプル・ホールド回路、16……遅延回路、
I1,I2……インバータ、C1,C2……キャパシタ、21……比
較器、21a,21b……チョッパ型比較器。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯田 哲也 神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株 式会社東芝多摩川工場内 (72)発明者 菅河 直樹 神奈川県川崎市川崎区東田町2番地11号 東芝マイコンエンジニアリング株式会社内 (56)参考文献 特開 昭52−42057(JP,A) 特開 昭60−29030(JP,A) 特開 昭60−197018(JP,A) 特開 昭60−124125(JP,A) 特開 昭59−223020(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】アナログ入力信号をnビットの2進符号に
変換する直並列型のアナログ−ディジタル変換器におい
て、 複数の基準電圧を発生する基準電圧発生回路と、この基
準電圧発生回路によって発生された前記複数の基準電圧
と前記アナログ入力信号とをそれぞれ比較する複数の比
較回路と、これら比較回路の比較結果を2進符号に符号
化する符号化回路とを有し、前記nビットのうちの上位
側のビットを決定する第1のアナログ−ディジタル変換
手段と、 この第1のアナログ−ディジタル変換手段によって得ら
れた2進符号に基づいて複数の基準電圧を発生する基準
電圧発生回路と、この基準電圧発生回路によって発生さ
れた前記複数の基準電圧と前記アナログ入力信号とをそ
れぞれ比較する複数の比較回路と、これら複数の比較回
路の比較結果を2進符号に符号化する符号化回路とを有
し、前記nビットの2進符号のうちの下位側のビットを
決定する第2のアナログ−ディジタル変換手段と、 前記第1のアナログ−ディジタル変換手段から得られる
上位ビット側の2進符号を前記第2のアナログ−ディジ
タル変換手段による変換処理時間だけ遅延し、それを前
記第2のアナログ−ディジタル変換手段から得られる下
位ビット側の2進符号と合成して出力する手段とを具備
し、 前記第2のアナログ−ディジタル変換手段の前記複数の
比較回路の各々は、 互いに並列に設けられた第1および第2のチョッパ型比
較器から構成され、これら第1および第2のチョッパ型
比較器を交互に選択することにより、選択された一方の
チョッパ型比較器を前記アナログ入力信号の入力に使用
しながら、他方のチョッパ型比較器を前記アナログ入力
信号と前記基準電圧との比較動作に使用できるようにし
たことを特徴とするアナログ−ディジタル変換器。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62047733A JPH0810830B2 (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | アナログ―ディジタル変換器 |
US07/163,025 US4893124A (en) | 1987-03-04 | 1988-03-02 | Pipelined serial-parallel A/D converter |
KR1019880002228A KR900008820B1 (ko) | 1987-03-04 | 1988-03-04 | 아날로그/디지탈변환기 |
DE3854582T DE3854582T2 (de) | 1987-03-04 | 1988-03-04 | AD-Wandler. |
EP88103396A EP0281155B1 (en) | 1987-03-04 | 1988-03-04 | A/D Converter |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62047733A JPH0810830B2 (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | アナログ―ディジタル変換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63215223A JPS63215223A (ja) | 1988-09-07 |
JPH0810830B2 true JPH0810830B2 (ja) | 1996-01-31 |
Family
ID=12783540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62047733A Expired - Lifetime JPH0810830B2 (ja) | 1987-03-04 | 1987-03-04 | アナログ―ディジタル変換器 |
Country Status (5)
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---|---|
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EP (1) | EP0281155B1 (ja) |
JP (1) | JPH0810830B2 (ja) |
KR (1) | KR900008820B1 (ja) |
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US5043732A (en) * | 1989-09-26 | 1991-08-27 | Analog Devices, Inc. | Analog-to-digital converter employing a pipeline multi-stage architecture |
US5248973A (en) * | 1991-10-24 | 1993-09-28 | The Mitre Corporation | High-speed, high-resolution analog to digital converter subranging architecture |
JPH05218868A (ja) * | 1992-02-03 | 1993-08-27 | Hitachi Ltd | 多段型ad変換器 |
JP2995599B2 (ja) * | 1992-09-09 | 1999-12-27 | セイコーインスツルメンツ株式会社 | アナログデジタル変換方法 |
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US9219490B1 (en) | 2014-09-08 | 2015-12-22 | Lockheed Martin Corporation | Front end sample and hold circuit for a reconfigurable analog-to-digital converter |
US9088292B1 (en) | 2014-09-08 | 2015-07-21 | Lockheed Martin Corporation | Clocking scheme for reconfigurable wideband analog-to-digital converter |
US9143146B1 (en) * | 2014-09-08 | 2015-09-22 | Lockheed Martin Corporation | Reconfigurable wideband sub-ranging analog-to-digital converter |
CN112748675A (zh) * | 2019-10-16 | 2021-05-04 | 重庆禾瑞佳森物联网科技有限责任公司 | 兼容多类型从机的单片机系统 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JPS5242057A (en) * | 1975-09-30 | 1977-04-01 | Toshiba Corp | A-d convertor |
US4232302A (en) * | 1978-08-24 | 1980-11-04 | Ohio Nuclear, Inc. | Video speed logarithmic analog-to digital converter |
US4326192A (en) * | 1979-06-11 | 1982-04-20 | International Business Machines Corporation | Sequential successive approximation analog-to-digital converter |
FR2481543A1 (fr) * | 1980-04-23 | 1981-10-30 | Thomson Csf | Codeur analogique numerique comportant un generateur de tension codee a transfert de charges |
DE3021880A1 (de) * | 1980-06-11 | 1981-12-17 | Philips Patentverwaltung | Schaltungsanordnung fuer eine analog-digital-umwandler |
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JPH0681048B2 (ja) * | 1984-03-21 | 1994-10-12 | 株式会社日立製作所 | A/d変換器 |
US4745393A (en) * | 1985-09-25 | 1988-05-17 | Hitachi, Ltd | Analog-to-digital converter |
-
1987
- 1987-03-04 JP JP62047733A patent/JPH0810830B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-03-02 US US07/163,025 patent/US4893124A/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-03-04 KR KR1019880002228A patent/KR900008820B1/ko not_active IP Right Cessation
- 1988-03-04 EP EP88103396A patent/EP0281155B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-03-04 DE DE3854582T patent/DE3854582T2/de not_active Expired - Fee Related
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KR900008820B1 (ko) | 1990-11-30 |
EP0281155A3 (en) | 1992-04-29 |
KR880012019A (ko) | 1988-10-31 |
JPS63215223A (ja) | 1988-09-07 |
US4893124A (en) | 1990-01-09 |
EP0281155B1 (en) | 1995-10-18 |
DE3854582D1 (de) | 1995-11-23 |
EP0281155A2 (en) | 1988-09-07 |
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---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |