JPH06268521A - A/dコンバータ - Google Patents

A/dコンバータ

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JPH06268521A
JPH06268521A JP5049654A JP4965493A JPH06268521A JP H06268521 A JPH06268521 A JP H06268521A JP 5049654 A JP5049654 A JP 5049654A JP 4965493 A JP4965493 A JP 4965493A JP H06268521 A JPH06268521 A JP H06268521A
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JP
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voltage
divided
input analog
comparison voltage
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JP5049654A
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Koji Okada
浩司 岡田
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Publication of JPH06268521A publication Critical patent/JPH06268521A/ja
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/14Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit
    • H03M1/145Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit the steps being performed sequentially in series-connected stages
    • H03M1/146Conversion in steps with each step involving the same or a different conversion means and delivering more than one bit the steps being performed sequentially in series-connected stages all stages being simultaneous converters
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Abstract

(57)【要約】 【目的】多ビット化しても回路規模があまり増大しない
A/Dコンバータを提供することを目的とする。 【構成】上位比較電圧生成手段1は基準電圧VRH, VRL
を抵抗ストリングによって分圧して区分し各上位比較電
圧を生成する。上位コンパレータ群2は入力アナログ電
圧信号Ainと各上位比較電圧との大小を比較する。上位
判定変換手段3は、上位コンパレータ群2の各出力信号
から、入力アナログ電圧信号Ainが上位比較電圧生成手
段1の区分した各レベル領域のどのレベル領域に属する
かを判定し、上位ディジタル・コードDH を出力する。
下位比較電圧生成手段4は、上位判定変換手段3が判定
した入力アナログ電圧信号Ainの属するレベル領域に対
応する上位比較電圧生成手段1の抵抗ストリングの各抵
抗の両端に、コンデンサ・ストリングを接続することに
よって分圧して区分する。そして、区分された各小レベ
ル領域の境界の電圧を下位比較電圧として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はA/Dコンバータに係
り、詳しくは、並列比較方式A/Dコンバータまたは2
ステップパラレル方式A/Dコンバータに関するもので
ある。
【0002】従来、高速A/D変換が要求される画像処
理等においては、全並列比較方式(フラッシュ)方式A
/Dコンバータが広く用いられていた。しかしながら、
フラッシュ方式A/Dコンバータは変換速度が速い反
面、nビット変換に対して(2 n −1)個のコンパレー
タを必要とし、回路規模がビット数の指数関数で増大す
るという欠点があった。
【0003】そのため、変換速度を落とさずにコンパレ
ータの数を減らして回路規模を小さくすることができる
直並列比較方式A/Dコンバータが提案された。しかし
ながら、直並列比較方式A/Dコンバータでは、nビッ
ト変換に対してnビット相当の精度をもつD/Aコンバ
ータと減算器とが必要となる。そのため、9ビット変換
くらいまでは、D/Aコンバータと減算器との増加によ
ってコンパレータ数の減少が相殺され、直並列比較方式
A/Dコンバータの回路規模はフラッシュ方式A/Dコ
ンバータに比べてあまり変わらない。
【0004】そこで、直並列比較方式A/Dコンバータ
を改良してD/Aコンバータと減算器とを省いた上で同
一抵抗ストリングを用いた直並列比較方式(2ステップ
パラレル方式)A/Dコンバータの開発が進められてい
る。
【0005】
【従来の技術】従来の2ステップパラレル方式A/Dコ
ンバータについては、IEEE-ISSCC,論文番号WAM-36,19
82年2 月に詳しく解説されている。
【0006】図20は、4ビットA/Dコンバータを例
にとって従来の2ステップパラレル方式A/Dコンバー
タの構成を示す回路図である。高電位側基準電圧VRHと
低電位側基準電圧VRLは、直列に接続された全て抵抗値
が等しい16個の抵抗Rによって構成される抵抗ストリ
ングにて分圧されている。
【0007】その抵抗Rは4個で1ブロックを成し、各
ブロックB1〜B4の接続点はそれぞれコンパレータ1
2〜10のマイナス入力端子に接続されている。すなわ
ち、コンパレータ12〜10の各マイナス入力端子には
基準電圧V1 〜V3 が印加されている。
【0008】また、各ブロックB1〜B4における4個
の抵抗R間の3つの接続点は、それぞれ3連のスイッチ
SA 〜SD を介して、コンパレータ201〜203のマ
イナス入力端子に接続されている。ここで、コンパレー
タ201〜203の各マイナス入力端子に印加される基
準電圧を、それぞれ基準電圧Va 〜Vc と表すことにす
る。
【0009】そして、各コンパレータ12〜10,20
1〜203のプラス入力端子には入力アナログ信号Ain
が入力されている。従って、コンパレータ12〜10は
それぞれ基準電圧V1 〜V3 と入力アナログ信号Ainと
を比較し、基準電圧V1 〜V3 の方が入力アナログ信号
Ainより大きいときはLレベル、入力アナログ信号Ain
の方が基準電圧V1 〜V3 より大きいときはHレベルの
出力信号を出力する。
【0010】コンパレータ12〜10の各出力信号(サ
ーモメータ・コード)は、第1エンコーダ40に入力さ
れる。そして、第1エンコーダ40により、入力信号A
inが、基準電圧VRH〜V1,V1 〜V2,V2 〜V3,V3 〜
VRLのどのレベル領域(以下、大レベル領域とする)に
あるかが判定され、バイナリーコードにエンコードされ
て上位2ビットのディジタル出力en11, en10に変換され
る。
【0011】この上位2ビットのディジタル出力en11,
en10に基づいてスイッチ制御回路(図示略)は、入力信
号Ainの大レベル領域に対応する1組のスイッチSA 〜
SDをオンさせる。
【0012】そのため、オンしたスイッチSA 〜SD を
介して、コンパレータ201〜203の各マイナス入力
端子には、入力信号Ainの大レベル領域を四分圧した各
基準電圧Va 〜Vc が印加される。従って、コンパレー
タ201〜203はそれぞれ基準電圧Va 〜Vc と入力
アナログ信号Ainとを比較し、基準電圧Va 〜Vc の方
が入力アナログ信号Ainより大きければLレベル、入力
アナログ信号Ainの方が基準電圧Va 〜Vc より大きけ
ればHレベルの出力信号を出力する。
【0013】コンパレータ201〜203の各出力信号
は、第1エンコーダ40と同じ構成の第2エンコーダ2
04に入力される。そして、第2エンコーダ204によ
り、入力信号Ainが、当該大レベル領域を四分割したレ
ベル領域(基準電圧Va 以上, Va 〜Vb,Vb 〜Vc,V
c 以下)のどこにあるかが判定されてエンコードされ、
下位2ビットのディジタル出力en21, en20に変換され
る。
【0014】このように、従来の4ビット2ステップパ
ラレル方式A/Dコンバータでは、まず、コンパレータ
12〜10および第1エンコーダ40によって1回目の
A/D変換を行い、上位2ビットのディジタル出力en1
1, en10を求める。次に、上位2ビットのディジタル出
力en11, en10に基づいてスイッチSA 〜SD を切り換
え、コンパレータ201〜203および第2エンコーダ
204によって2回目のA/D変換を行い、下位2ビッ
トのディジタル出力en21, en20を求めている。
【0015】ところで、この2ステップパラレル方式A
/Dコンバータには、IC化したときにチップ上の基板
レイアウトが容易になるという利点がある。図21に、
図20に示す4ビット2ステップパラレル方式A/Dコ
ンバータを元にして、基板レイアウトが容易になるよう
に再構成した例を示す。尚、図21においては、図20
との違いを分かりやすくするために、図20と同じ部品
については符号を等しくしている。
【0016】図21に示すように、抵抗Rによって構成
される抵抗ストリングは三重に折り畳まれている。そし
て、1回目のA/D変換を行うコンパレータ12〜10
および第1エンコーダ40については、図20と同様に
接続されている。すなわち、抵抗RとスイッチSA 〜S
D とは矩形を成して中心に配置され、その右側にコンパ
レータ12〜10が配置され、さらにその右側に第1エ
ンコーダ40が配置されている。一方、抵抗Rとスイッ
チSA 〜SD とが成す矩形の下側には2回目のA/D変
換を行うコンパレータ20〜22が配置され、さらにそ
の下側には2回目のA/D変換を行う第2エンコーダ5
0が配置されている。このように、規則的に配置された
各抵抗RとスイッチSA 〜SD との周囲に、コンパレー
タ12〜110,20〜22と各エンコーダ40,50
とを規則的に配置することにより、基板レイアウトにも
規則性をもたせることができる。
【0017】尚、図21に示すコンパレータ11を、抵
抗RとスイッチSA 〜SD とが成す矩形の左側または上
側に配置し直すことにより、コンパレータ11のマイナ
ス入力端子とブロックB2,B3の接続点とを結ぶ配線
が、各抵抗RおよびスイッチSA 〜SD 上を通らなくな
るため基板レイアウトの容易さはさらに増すことにな
る。
【0018】但し、図21では、各スイッチSA 〜SD
を介して各コンパレータ20〜22のマイナス入力端子
に印加される電圧の順序が、図20における各スイッチ
SA〜SD と各コンパレータ201〜203とのそれと
は一つ毎に異なっている。これは、抵抗ストリングの上
から第1列目(ブロックB1)と第3列目(ブロックB
3)では左側の方が電圧が高く、第2列目(ブロックB
2)と第4列目(ブロックB4)では右側の方が電圧が
高いためである。そのため、第2エンコーダ50を第1
エンコーダ40と同じ構成にすると、下位2ビットのデ
ィジタル出力en21, en20が正しく得られないことにな
る。従って、第2エンコーダ50については、抵抗スト
リングの電圧の規則性を勘案して構成する必要があり、
図20に示す第2エンコーダ204より多少構成が複雑
になる。
【0019】その他の構成および動作については、図2
1に示す2ステップパラレル方式A/Dコンバータと図
20に示すそれとは同じである。尚、2回のA/D変換
を行っている間に入力アナログ信号Ainのレベルが変動
しないように、入力アナログ信号Ainを一旦保持するサ
ンプルホールド回路が必要であるが、図20およひ図2
1においては省略してある。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、2ステップパ
ラレル方式A/Dコンバータにおいても、多ビット化を
すすめるとなると回路規模の増大は避けられない。
【0021】例えば、6ビットの2ステップパラレル方
式A/Dコンバータでは、抵抗Rが64個、7連スイッ
チが8個(スイッチの合計56個)、コンパレータが1
4個、それぞれ必要になる上に各エンコーダの構成も複
雑になり、4ビットの場合に比べると回路規模が約4倍
に増大してしまう。また、8ビットの2ステップパラレ
ル方式A/Dコンバータでは、抵抗Rが256個、15
連スイッチが16個(スイッチの合計240個)、コン
パレータが30個、それぞれ必要になる上に各エンコー
ダの構成も複雑になり、4ビットの場合に比べると回路
規模が約16倍に増大してしまう。
【0022】加えて、回路規模の増大、特にコンパレー
タの増加に伴って消費電力も増大することになる。本発
明はこの問題を解決するためになされたものであって、
その目的は、多ビット化しても回路規模があまり増大し
ないA/Dコンバータを提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。上位比較電圧生成手段1は、基準電圧VRH,
VRLを抵抗ストリング(またはコンデンサ・ストリン
グ)によって分圧して区分し、その区分された各レベル
領域の境界の電圧を上位比較電圧として出力する。
【0024】上位コンパレータ群2は、入力アナログ電
圧信号Ainと各上位比較電圧との大小を比較する。上位
判定変換手段3は、上位コンパレータ群2の各出力信号
から、入力アナログ電圧信号Ainが前記区分された各レ
ベル領域のどのレベル領域に属するかを判定し、そのレ
ベル領域に対応する予め定められた上位ディジタル・コ
ードDH を出力する。
【0025】下位比較電圧生成手段4は、上位判定変換
手段3が判定した入力アナログ電圧信号Ainの属するレ
ベル領域に対応する上位比較電圧生成手段1の抵抗スト
リング(またはコンデンサ・ストリング)の各抵抗(ま
たは各コンデンサ)の両端に、第2のコンデンサ・スト
リング(または高抵抗ストリング)を接続することによ
って分圧して区分する。そして、区分された各小レベル
領域の境界の電圧を下位比較電圧として出力する。
【0026】下位コンパレータ群5は、入力アナログ電
圧信号Ainと各下位比較電圧との大小を比較する。下位
判定変換手段6は、下位コンパレータ群5の各出力信号
から、入力アナログ電圧信号Ainが前記区分された各小
レベル領域のどの小レベル領域に属するかを判定し、そ
の小レベル領域に対応する予め定められた下位ディジタ
ル・コードDL を出力する。
【0027】
【作用】従って本発明によれば、上位コンパレータ群2
と上位判定変換手段3とによって1回目のA/D変換を
行い、入力アナログ電圧信号AinをA/D変換したディ
ジタル値の上位ビットである上位ディジタル・コードD
H を得る。
【0028】そして、下位比較電圧生成手段4は、入力
アナログ電圧信号Ainの属するレベル領域に対応する上
位比較電圧生成手段1の抵抗ストリング(またはコンデ
ンサ・ストリング)の各抵抗(または各コンデンサ)の
両端に、第2のコンデンサ・ストリング(または高抵抗
ストリング)を接続する。これにより、入力アナログ電
圧信号Ainの属するレベル領域は各小レベル領域に区分
される。
【0029】続いて、下位コンパレータ群5と下位判定
変換手段6とによって2回目のA/D変換を行い、入力
アナログ電圧信号AinをA/D変換したディジタル値の
下位ビットである下位ディジタル・コードDL を得る。
【0030】
【実施例】以下、本発明を6ビットA/Dコンバータに
具体化した一実施例を図2〜図18に従って説明する。
【0031】尚、本実施例においては説明の便宜上、図
21に示す従来例と同じ部品については符号を等しくし
てある。図2は、本実施例のA/Dコンバータの構成を
示す回路図である。
【0032】高電位側基準電圧VRHと低電位側基準電圧
VRLは、直列に接続された全て抵抗値が等しい16個の
抵抗Rによって構成される抵抗ストリングにて分圧され
ている。各抵抗Rは4個で1ブロックを成し、抵抗スト
リングは各ブロックB1〜B4で三重に折り畳まれてお
り、各ブロックB1〜B4の接続点はそれぞれコンパレ
ータ12〜10のマイナス入力端子に接続されている。
すなわち、コンパレータ12〜10の各マイナス入力端
子には、従来例と同様に基準電圧V1 〜V3 が印加され
ている。
【0033】各ブロックB1〜B4における4個の抵抗
Rにおいて、左端の抵抗Rの左側と抵抗R間の3つの接
続点と右端の抵抗Rの右側とはそれぞれ、5連の各スイ
ッチSA 〜SD に接続されている。各スイッチSA 〜S
D の左端のスイッチSA1, SB1, SC1,SD1は、スイッ
チSE1を介してコンデンサC4に接続されている。ま
た、各スイッチSA 〜SD の右端のスイッチSA5, SB
5, SC5,SD5は、スイッチSH2を介してコンデンサC
1に接続されている。尚、スイッチSB1とスイッチSC
1、スイッチSA5とスイッチSB5、スイッチSC5とスイ
ッチSD5は、それぞれ並列に接続されることになるた
め、本実施例においては同じスイッチとして兼用してい
る。
【0034】各スイッチSA 〜SD のスイッチSA2, S
B2, SC2, SD2は、コンパレータ20のマイナス入力端
子に接続されている。また、コンパレータ20のマイナ
ス入力端子は、スイッチSF1を介してコンデンサC4
に、スイッチSE2を介してコンデンサC1に、それぞれ
接続されている。
【0035】各スイッチSA 〜SD のスイッチSA3, S
B3, SC3, SD3は、コンパレータ21のマイナス入力端
子に接続されている。また、コンパレータ21のマイナ
ス入力端子は、スイッチSG1を介してコンデンサC4
に、スイッチSF2を介してコンデンサC1に、それぞれ
接続されている。
【0036】各スイッチSA 〜SD のスイッチSA4, S
B4, SC4, SD4は、コンパレータ22のマイナス入力端
子に接続されている。また、コンパレータ22のマイナ
ス入力端子は、スイッチSH1を介してコンデンサC4
に、スイッチSG2を介してコンデンサC1に、それぞれ
接続されている。
【0037】尚、各スイッチSE 〜SH は2連のスイッ
チである。また、各コンパレータ22〜22の各マイナ
ス入力端子に印加される基準電圧を、それぞれ基準電圧
Vd〜Vf と表すことにする。
【0038】各コンパレータ12〜10のプラス入力端
子には、サンプル・ホールド(S/H)回路80を介し
て入力アナログ信号Ainが入力されている。従って、コ
ンパレータ12〜10はそれぞれ基準電圧V1 〜V3 と
入力アナログ信号Ainとを比較する。そして、各コンパ
レータ12〜10は、基準電圧V1〜V3 の方が入力ア
ナログ信号Ainより大きいときはLレベル(=
「0」)、入力アナログ信号Ainの方が基準電圧V1 〜
V3 より大きいときはHレベル(=「1」)の出力信号
(サーモメータ・コード)CM12〜CM10を出力する。
【0039】各コンパレータ12〜10の出力信号CM12
〜CM10は、第1エンコーダ40に入力される。そして、
第1エンコーダ40により、入力信号Ainが、基準電圧
VRH〜V1,V1 〜V2,V2 〜V3,V3 〜VRLのどのレベ
ル領域(大レベル領域)にあるかが判定され、バイナリ
ーコードにエンコードされて上位2ビットのディジタル
出力en11, en10に変換される。
【0040】スイッチ制御回路90は、この上位2ビッ
トのディジタル出力en11, en10に基づいて、入力信号A
inの大レベル領域に対応する1組のスイッチSA 〜SD
をオンさせる。すなわち、後記するように、スイッチ制
御回路90から出力される制御信号SA に従って、スイ
ッチSA の各スイッチSA1〜SA4は同時にオンする。同
様に、スイッチ制御回路90から出力される各制御信号
SB 〜SD に従って、スイッチSB 〜SD の各スイッチ
SB1〜SB4, SC1〜SC4, SD1〜SD4はそれぞれ同時に
オンする。
【0041】そのため、オンしたスイッチSA 〜SD を
介して、コンパレータ20〜22の各マイナス入力端子
には、入力信号Ainの大レベル領域を四分圧した各基準
電圧Vd 〜Vf が印加される。また、各コンパレータ2
0〜22のプラス入力端子には、サンプル・ホールド
(S/H)回路80を介して入力アナログ信号Ainが入
力されている。
【0042】従って、コンパレータ20〜22はそれぞ
れ基準電圧Vd 〜Vf と入力アナログ信号Ainとを比較
する。そして、コンパレータ20〜22は、基準電圧V
d 〜Vf の方が入力アナログ信号Ainより大きければL
レベル(=「0」)、入力アナログ信号Ainの方が基準
電圧Vd 〜Vf より大きければHレベル(=「1」)の
出力信号CM20〜CM22を出力する。
【0043】各コンパレータ20〜22の各出力信号CM
20〜CM22と、上位2ビットのディジタル出力en11, en10
のうち下位のディジタルen10とは、第2エンコーダ50
に入力される。そして、第2エンコーダ50により、入
力信号Ainが、当該大レベル領域を四分割した中レベル
領域(基準電圧Vd 以上または以下, Vd 〜Ve,Ve〜
Vf,Vf 以下または以上)のどこにあるかが判定されて
エンコードされ、中位2ビットのディジタル出力en21,
en20に変換される。
【0044】スイッチ制御回路100は、この中位2ビ
ットのディジタル出力en21, en20と、上位2ビットのデ
ィジタル出力en11, en10のうち下位のディジタルen10と
に基づいて、入力信号Ainの中レベル領域に対応する1
組のスイッチSE 〜SF をオンさせる。すなわち、後記
するように、スイッチ制御回路100から出力される制
御信号SE に従って、スイッチSE の各スイッチSE1,
SE2は同時にオンする。同様に、スイッチ制御回路10
0から出力される各制御信号SF 〜SH に従って、スイ
ッチSF 〜SH の各スイッチSF1, SF2, SG1, SG2,
SH1, SH2はそれぞれ同時にオンする。
【0045】容量の等しい各コンデンサC1〜C4は直
列に接続されている。従って、直列に接続されたコンデ
ンサC1〜C4の両端に印加された電圧(すなわち、各
スイッチSE 〜SF のうちオンしたスイッチを介して印
加された電圧)は、各コンデンサC1〜C4によって四
分圧されることになる。
【0046】そして、各コンデンサC1〜C4間の3つ
の接続点は、それぞれコンパレータ30〜32のマイナ
ス入力端子に接続されている。また、各コンパレータ3
0〜32のプラス入力端子には、サンプル・ホールド
(S/H)回路80を介して入力アナログ信号Ainが入
力されている。
【0047】そのため、オンしたスイッチSE 〜SF を
介して、コンパレータ30〜32の各マイナス入力端子
には、入力信号Ainの中レベル領域を四分圧した電圧V
g 〜Vi が印加される。従って、コンパレータ30〜3
2はそれぞれ電圧Vg 〜Viと入力アナログ信号Ainと
を比較する。そして、コンパレータ30〜32は、電圧
Vg 〜Vi との方が入力アナログ信号Ainより大きけれ
ばLレベル(=「0」)、入力アナログ信号Ainの方が
電圧Vg 〜Vi より大きければHレベル(=「1」)の
出力信号CM20〜CM22を出力する。
【0048】各コンパレータ30〜32の各出力信号CM
30〜CM32と、上位2ビットのディジタル出力en11, en10
のうち下位のディジタルen10とは、第3エンコーダ60
に入力される。そして、第3エンコーダ60により、入
力信号Ainが、当該中レベル領域を四分割した小レベル
領域(電圧Vg 以上または以下, Vg 〜Vh,Vh 〜Vi,
Vi 以下または以上)のどこにあるかが判定されてエン
コードされ、下位2ビットのディジタル出力en31, en30
に変換される。
【0049】図3は、第1エンコーダ40の回路図であ
る。第1エンコーダ40は、AND回路41とNOR回
路42とから構成されている。図4は、第1エンコーダ
40の機能表である。
【0050】図5は、第2エンコーダ50の回路図であ
る。第2エンコーダ50は、NAND回路51〜54と
NOR回路55,56とから構成されている。図6は、
第2エンコーダ50の機能表である。
【0051】図7は、第3エンコーダ60の回路図であ
る。第3エンコーダ60は、NAND回路61〜64と
NOR回路65,66とから構成されている。図8は、
第3エンコーダ60の機能表である。
【0052】さて、S/H回路80および各スイッチ制
御回路90,100は、クロック生成回路70の生成す
るクロックCLK1〜CLK3に従って動作する。図9は、クロ
ック生成回路70の回路図である。クロック生成回路7
0は、水晶発振器71とDフリップフロップ72〜75
とAND回路76,77とインバータ回路78とから構
成されている。そして、クロック生成回路70は、外部
からリセット信号RESET が入力されると、水晶発振器7
1から出力される基準クロックCLK0に従ってクロックCL
K1〜CLK3を生成する。尚、このクロック生成回路70の
構成および動作は公知であるため詳細な説明は省略す
る。
【0053】図10は、水晶発振器71の回路図であ
る。水晶発振器71は、CMOS構成のインバータ回路
71a,71bと帰還抵抗71cと水晶発振子71dと
コンデンサ71e,71fとから構成されている。そし
て、水晶発振器71は、水晶発振子71dから出力され
る発振信号を増幅し、基準クロックCLK0として出力す
る。尚、この水晶発振器71の構成および動作は公知で
あるため詳細な説明は省略する。
【0054】図11は、クロック生成回路70から生成
されるクロックCLK1〜CLK3のタイムチャートである。ク
ロック生成回路70に外部からリセット信号RESET が入
力されると、まず、水晶発振器71から出力される基準
クロックCLK0の1周期分の長さのクロックCLK1が生成さ
れる。そして、クロックCLK1が生成されてから基準クロ
ックCLK0の2周期経過後、基準クロックCLK0の2周期分
の長さのクロックCLK2が生成される。続いて、クロック
CLK1が生成されてから基準クロックCLK0の3周期経過
後、基準クロックCLK0の1周期分の長さのクロックCLK3
が生成される。
【0055】図12は、S/H回路80の回路図であ
る。S/H回路80は、クロックCLK1によって開閉制御
されるスイッチ81と、コンデンサ82と、オペアンプ
に100%負帰還を施したバッファ・アンプ83とから
構成されている。
【0056】クロックCLK1が入力されるとスイッチ81
がオンし、外部から入力されたアナログ信号AINによっ
てコンデンサ82が充電される。次に、スイッチ81が
オフすると、コンデンサ82に充電されたアナログ信号
AINは保持される。ここで、バッファ・アンプ83は、
コンデンサ82に充電されたアナログ信号AINが負荷抵
抗(各コンパレータ12〜10,20〜22,30〜3
2の入力抵抗)によって放電されるのを防ぐために設け
られている。
【0057】このようにS/H回路80は、クロックCL
K1に従って外部から入力されたアナログ信号AINをサン
プリングして保持し、入力アナログ信号Ainとして各コ
ンパレータ12〜10,20〜22,30〜32のプラ
ス入力端子に出力する。
【0058】図13は、各スイッチSA 〜SH の構成を
示す回路図である。各スイッチSA〜SH は、CMOS
構成のインバータ回路84とCMOSトランスミッショ
ンゲート85とから構成される公知のCMOSアナログ
スイッチである。
【0059】そして、各スイッチSA 〜SH は、スイッ
チ制御回路90、100から出力されるHレベル(=
「1」)の制御信号SA 〜SH (説明の便宜上、制御信
号の符号は、対応するスイッチSA 〜SH と同じものを
用いる)に従ってオンする(すなわち、各端子α,β間
を導通させる)。また、各スイッチSA 〜SH は、スイ
ッチ制御回路90、100から出力されるLレベル(=
「0」)の制御信号SA〜SH に従ってオフする(すな
わち、各端子α,β間を非導通にさせる)。
【0060】図14は、スイッチ制御回路90の回路図
である。スイッチ制御回路90は、AND回路91〜9
7とNOR回路98とから構成されている。そして、ス
イッチ制御回路90は、クロックCLK2に従って、図15
の機能表に示すような制御信号SA 〜SD を生成する。
【0061】図16は、スイッチ制御回路100の回路
図である。スイッチ制御回路100は、AND回路10
1〜116とOR回路117〜120とインバータ回路
121とから構成されている。そして、スイッチ制御回
路90は、クロックCLK3に従って、図17の機能表に示
すような制御信号SE 〜SH を生成する。
【0062】次に、本実施例の動作を、図18に従って
説明する。本実施例では、入力アナログ信号Ainに対す
る6ビットのA/D変換動作を、上位ビット(MSB)
から2ビットずつ3回に分けて行う。
【0063】1回目のA/D変換は、コンパレータ12
〜10および第1エンコーダ40によって行い、上位2
ビットのディジタル出力en11, en10を得る。例えば、入
力アナログ信号Ainが基準電圧V2 〜V3 のレベル領域
にある場合、各コンパレータ12,11の出力信号CM1
2,CM11 は共にLレベル(「0」)になり、コンパレー
タ10の出力信号CM10はHレベル(「1」)になる。
【0064】第1エンコーダ40は、各出力信号CM12,C
M11,CM10に基づいて入力アナログ信号Ainが基準電圧V
2 〜V3 の大レベル領域にあることを判定し、図4に示
すように、ディジタル出力en11=「0」, en10=「1」
を出力する。
【0065】スイッチ制御回路90は、この上位2ビッ
トのディジタル出力en11, en10に基づいて、図15に示
すように、入力信号Ainの大レベル領域(基準電圧V2
〜V3 )に対応するスイッチSC1〜SC5をオンさせる。
【0066】2回目のA/D変換は、コンパレータ20
〜22および第2エンコーダ50によって行い、中位2
ビットのディジタル出力en21, en20を得る。例えば、入
力アナログ信号Ainが基準電圧Vd 〜Ve の中レベル領
域にある場合、コンパレータ20の出力信号CM20はLレ
ベル(「0」)になり、各コンパレータ21,22の出
力信号CM21,CM22 は共にHレベル(「1」)になる。
【0067】第2エンコーダ50は、各出力信号CM20,C
M21,CM22と前記ディジタル出力en10=「1」とに基づい
て入力アナログ信号Ainが基準電圧Vd 〜Ve の中レベ
ル領域にあることを判定し、図6に示すように、ディジ
タル出力en21=「1」, en20=「0」を出力する。
【0068】スイッチ制御回路100は、この中位2ビ
ットのディジタル出力en21, en20と前記ディジタル出力
en10=「1」とに基づいて、図17に示すように、入力
信号Ainの中レベル領域(基準電圧Vd 〜Ve )に対応
するスイッチSF1, SF2をオンさせる。
【0069】3回目のA/D変換は、コンパレータ30
〜32および第3エンコーダ60によって行い、下位2
ビットのディジタル出力en31, en30を得る。例えば、入
力アナログ信号Ainが電圧Vi 以上の小レベル領域にあ
る場合、各コンパレータ30〜32の出力信号CM30,CM3
1,CM32は全てHレベル(「1」)になる。
【0070】第3エンコーダ60は、各出力信号CM30,C
M31,CM32と前記ディジタル出力en10=「1」とに基づい
て入力アナログ信号Ainが基準電圧Vd 〜Ve の中レベ
ル領域にあることを判定し、図8に示すように、ディジ
タル出力en31=「1」, en30=「1」を出力する。
【0071】その結果、入力アナログ信号Ainは各ディ
ジタル出力en11,en10,en21,en20,en31,en30 により、6
ビットのデジタル値「011011」にA/D変換され
る。このように本実施例によれば、16個の抵抗Rと、
4個の5連スイッチSA 〜SD と4個の2連スイッチS
E 〜SH と(スイッチの合計25個)、9個のコンパレ
ータ12〜10,20〜22,30〜32とコンデンサ
C1〜C4とで、6ビットのA/Dコンバータを構成す
ることができる。
【0072】従って、本実施例では、従来の6ビット2
ステップパラレル方式A/Dコンバータに比べて、大幅
に回路規模を小さくすることが可能になる。また、本実
施例では、従来例に比べてコンパレータの数を減らすこ
とができることから、消費電力を少なくすることができ
る。
【0073】この回路規模の縮小および消費電力の低減
の両効果は、本実施例と同様の構成により多ビット化を
すすめることで、さらに有利に奏するようになる。尚、
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、以下の
ように実施してもよい。
【0074】1)各コンデンサC1〜C4を、全て抵抗
値が等しい各抵抗r1〜r4に置き換える。この場合
は、各抵抗r1〜r4の直列抵抗と抵抗Rとが並列に接
続されることになるため、抵抗Rの抵抗値に影響を及ぼ
さないよう、抵抗r1〜r4の抵抗値を十分に大きくし
ておく必要がある。
【0075】2)上記実施例において、3回目のA/D
変換を3ビット以上にして実施する。例えば、各コンデ
ンサC1〜C4を直列にした8個のコンデンサに置き換
えると共に、コンパレータ30〜32を7個に増やし
て、第3エンコーダ60の構成を適宜に変更する。これ
により、3回目のA/D変換を3ビットにすることがで
きる。この場合は、3回のA/D変換によって7ビット
のA/D変換を行うことが可能になる。
【0076】また、上記実施例において、各コンデンサ
C1〜C4を直列にした16個のコンデンサに置き換え
ると共に、コンパレータ30〜32を15個に増やし
て、第3エンコーダ60の構成を適宜に変更する。これ
により、3回目のA/D変換を4ビットにすることがで
きる。この場合は、3回のA/D変換によって8ビット
のA/D変換を行うことが可能になる。
【0077】同様にして、3回目のA/D変換を多ビッ
トにすれば、全体としてさらに多ビットのA/Dコンバ
ータを実現することができる。 3)上記実施例において、1回目のA/D変換と3回目
のA/D変換とを組み合わせ、4ビットのA/Dコンバ
ータとして実施する。この場合の回路図を図19に示
す。尚、図19において、図1に示す上記実施例および
図20に示す従来例と同じ構成については符号を等しく
してある。この場合は、コンパレータの数については図
19に示す従来例と同じであるものの、抵抗Rおよびス
イッチの数を少なくすることができる。
【0078】4)各スイッチSA 〜SH を各コンパレー
タ12〜10,20〜22,30〜32の初段差動回路
に受け持たせる。すなわち、一般的なコンパレータの初
段は差動回路によって構成されているが、その差動トラ
ンジスタ対を切り換えることにより、初段差動回路にス
イッチの機能を受け持たせる。尚、この方法については
公知であるため詳細な説明は省略する。
【0079】5)各コンパレータ12〜10,20〜2
2,30〜32にサンプル・ホールド機能を持たせるこ
とにより、S/H回路80を省略する。尚、この方法に
ついては公知であるため詳細な説明は省略する。
【0080】6)抵抗Rによる抵抗ストリングを、直列
に接続された全て容量が等しいコンデンサによるコンデ
ンサ・ストリングに置き換える。 7)上記1)〜6)を適宜に組み合わせて実施する。
【0081】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、多
ビット化しても回路規模があまり増大しないA/Dコン
バータを提供することができるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明を6ビットA/Dコンバータに具体化し
た一実施例の構成を示す回路図である。
【図3】第1エンコーダ40の回路図である。
【図4】第1エンコーダ40の機能表である。
【図5】第2エンコーダ50の回路図である。
【図6】第2エンコーダ50の機能表である。
【図7】第3エンコーダ60の回路図である。
【図8】第3エンコーダ60の機能表である。
【図9】クロック生成回路70の回路図である。
【図10】水晶発振器71の回路図である。
【図11】クロック生成回路70から生成されるクロッ
クCLK1〜CLK3のタイムチャートである。
【図12】S/H回路80の回路図である。
【図13】各スイッチSA 〜SH の構成を示す回路図で
ある。
【図14】スイッチ制御回路90の回路図である。
【図15】スイッチ制御回路90の機能表である。
【図16】スイッチ制御回路100の回路図である。
【図17】スイッチ制御回路100の機能表である。
【図18】図2に示す一実施例の動作を説明するための
説明図である。
【図19】本発明を4ビットA/Dコンバータに具体化
した別の実施例の構成を示す回路図である。
【図20】4ビットA/Dコンバータを例にとって従来
の2ステップパラレル方式A/Dコンバータの構成を示
す回路図である。
【図21】図20に示す4ビット2ステップパラレル方
式A/Dコンバータを元にして、基板レイアウトが容易
になるように再構成した従来例の回路図である。
【符号の説明】
1 上位比較電圧生成手段 2 上位コンパレータ群 3 上位判定変換手段 4 上位比較電圧生成手段 5 上位コンパレータ群 6 上位判定変換手段

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基準電圧(VRH, VRL)を抵抗ストリン
    グまたはコンデンサ・ストリングによって分圧して区分
    し、その区分された各レベル領域の境界の電圧を上位比
    較電圧として出力する上位比較電圧生成手段(1)と、 入力アナログ電圧信号(Ain)と各上位比較電圧との大
    小を比較する上位コンパレータ群(2)と、 上位コンパレータ群(2)の各出力信号から、入力アナ
    ログ電圧信号(Ain)が前記区分された各レベル領域の
    どのレベル領域に属するかを判定し、そのレベル領域に
    対応する予め定められた上位ディジタル・コード(DH
    )を出力する上位判定変換手段(3)と、 前記上位判定変換手段(3)が判定した入力アナログ電
    圧信号(Ain)の属するレベル領域に対応する前記上位
    比較電圧生成手段(1)の抵抗ストリングまたはコンデ
    ンサ・ストリングの各抵抗または各コンデンサの両端
    に、第2のコンデンサ・ストリングまたは高抵抗ストリ
    ングを接続することによって分圧して区分し、その区分
    された各小レベル領域の境界の電圧を下位比較電圧とし
    て出力する下位比較電圧生成手段(4)と、 入力アナログ電圧信号(Ain)と各下位比較電圧との大
    小を比較する下位コンパレータ群(5)と、 下位コンパレータ群(5)の各出力信号から、入力アナ
    ログ電圧信号(Ain)が前記区分された各小レベル領域
    のどの小レベル領域に属するかを判定し、その小レベル
    領域に対応する予め定められた下位ディジタル・コード
    (DL )を出力する下位判定変換手段(6)とを備えた
    ことを特徴とするA/Dコンバータ。
  2. 【請求項2】 基準電圧を分圧して区分し、その区分さ
    れた各レベル領域の境界の電圧を上位比較電圧として出
    力する上位比較電圧生成手段と、 入力アナログ電圧信号と各上位比較電圧との大小を比較
    する上位コンパレータ群と、 上位コンパレータ群の各出力信号から、入力アナログ電
    圧信号が前記区分された各レベル領域のどのレベル領域
    に属するかを判定し、そのレベル領域に対応する予め定
    められた上位ディジタル・コードを出力する上位判定変
    換手段と、 前記上位判定変換手段が判定した入力アナログ電圧信号
    の属するレベル領域を分圧して区分し、その区分された
    各中レベル領域の境界の電圧を中位比較電圧として出力
    する中位比較電圧生成手段と、 入力アナログ電圧信号と各中位比較電圧との大小を比較
    する中位コンパレータ群と、 中位コンパレータ群の各出力信号から、入力アナログ電
    圧信号が前記区分された各中レベル領域のどの中レベル
    領域に属するかを判定し、その中レベル領域に対応する
    予め定められた中位ディジタル・コードを出力する中位
    判定変換手段と、 前記中位判定変換手段が判定した入力アナログ電圧信号
    の属するレベル領域を分圧して区分し、その区分された
    各小レベル領域の境界の電圧を下位比較電圧として出力
    する下位比較電圧生成手段と、 入力アナログ電圧信号と各下位比較電圧との大小を比較
    する下位コンパレータ群と、 下位コンパレータ群の各出力信号から、入力アナログ電
    圧信号が前記区分された各小レベル領域のどの小レベル
    領域に属するかを判定し、その小レベル領域に対応する
    予め定められた下位ディジタル・コードを出力する下位
    判定変換手段とを備えたことを特徴とするA/Dコンバ
    ータ。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のA/Dコンバータにおい
    て、前記上位比較電圧生成手段と前記中位比較電圧生成
    手段とは抵抗ストリングまたはコンデンサ・ストリング
    によって構成され、前記下位比較電圧生成手段は、前記
    中位判定変換手段が判定した入力アナログ電圧信号の属
    するレベル領域に対応する前記中位比較電圧生成手段の
    抵抗ストリングまたはコンデンサ・ストリングの各抵抗
    または各コンデンサの両端に、第2のコンデンサ・スト
    リングまたは高抵抗ストリングを接続することによって
    分圧して区分し、その区分された各小レベル領域の境界
    の電圧を下位比較電圧として出力することを特徴とする
    A/Dコンバータ。
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