JP2002314419A - A/d変換回路 - Google Patents
A/d変換回路Info
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Abstract
力(分解能)8〜16ビット程度のA/D変換回路の全
容量値を最小とし、A/D変換回路を実現するICチッ
プ面積、従ってコストを大幅に削減する。 【解決手段】内蔵のD/A変換回路111におけるアナ
ログスイッチS〔S1(MSB)〜S12(LSB)〕
はそれぞれ12ビットディジタル出力Doutの各ビッ
トに対応し、当該ビットの“1”,“0”に応じて、そ
れぞれ基準電圧源VRH,VRLに切替えられる。最初
に全スイッチSをVin側に倒して変換対象アナログ入
力を取込み、以後スイッチS1からS12まで順次の切
換と比較により“1”側か“0”側かを決定する。容量
列1は11 〜16 の6段、つまり(ディジタル出力ビッ
ト数)/2の個数で、結合容量2は21 〜25 の5つで
構成される。そして各容量列1は容量値Cと2Cの2つ
の容量で、結合容量2は容量値4C/3の容量で構成さ
れる。
Description
に容量素子をアレイ状に配列して構成した、いわゆる容
量アレイ型(容量形ともいう)のD/A変換回路を内蔵
するA/D変換回路(以下容量形A/D変換回路とも略
記する)であって、特に全容量値を大きく低減できるよ
うに構成したA/D変換回路に関する。
もしくは相当部分を示す。
/A変換回路およびA/D変換回路としては、2つの容
量列を結合容量によって結合した2段容量形(ダブルス
テージ形ともいう)のD/A変換回路が特開昭57−1
24933号公報に開示され、同様なD/A変換回路を
内蔵するA/D変換回路が特開平5−206856号公
報に開示されている。
ような構成で逐次比較型のA/D変換回路に組込まれ
る。また図5はA/D変換回路の比較動作時における比
較電圧値の推移の説明図である。図6において、Vin
はA/D変換対象のアナログ入力、200はアナログ入
力Vinをサンプリングして保持するサンプル・ホール
ド回路(なお、以下ではアナログ入力Vinは、このよ
うに保持されたアナログ入力のサンプル値を指すものと
する)、100は別途入力する基準電源電圧Vrefを
用いて次に述べるディジタル出力Doutをアナログ出
力Voに変換するD/A変換回路、300はアナログ入
力(サンプル値)Vinとアナログ出力Voとを比較し
比較結果をCPoとして出力するコンパレータ、400
は逐次比較レジスタである。
信号CLKを入力しつつ、ディジタル出力Doutを上
位ビット側から順次設定しながら、この設定のつどのコ
ンパレータの比較結果CPoによって当該設定のビット
値を確定する。そして、このように上位ビット側から順
次ビット値が確定されつつ最終のA/D変換値に近づい
ていくディジタル出力Doutを、D/A変換回路10
0に制御信号を兼ねるD/A変換対象入力として与える
と共に、逐次のA/D変換結果として外部に出力するこ
とを繰り返す。
基準電源電圧Vrefは本例では図5に示す高電位基準
電圧VRHおよび低電位基準電圧VRLからなるものと
する。次に図5を参照しつつ、図6の動作を説明する。
図5に示すように、ここではアナログ入力Vinが高電
位基準電圧VRHに等しい時、その最終のA/D変換結
果としてのディジタル出力Doutが最大値(1111
・・・1)2 になり、アナログ入力Vinが低電位基準
電圧VRLに等しい時、その最終のA/D変換結果とし
てのディジタル出力Doutが最小値(0000・・・
0)2 になるようにA/D変換が行われる。この関係は
ディジタル出力Doutの桁数(全ビット数)をNとす
ると一般に次式(1)で表される。
する最終のA/D変換結果(ディジタル出力Dout)
を出力する途中の過程では、式(1)の関係は式(1
A)の関係に置換わる。即ち式(1)におけるアナログ
入力Vinは、D/A変換回路100のアナログ出力V
oとなり、同じく式(1)におけるディジタル出力Do
utはアナログ出力Voに対応してD/A変換回路10
0に入力されたディジタル出力Doutとなる。
プル・ホールド回路200に保持されると、先ず逐次比
較レジスタ400は、第1ビット(最上位ビットMS
B))のみを“1”とした値(1000・・・0)2 の
ディジタル出力DoutをD/A変換回路100に与え
る。これによりD/A変換回路100は、ディジタル値
(1000・・・0)2 に対応する電圧、 〔{1×(1/2)}(VRH−VRL)+VRL〕=
(VRH+VRL)/2 を生成し、アナログ出力Voとして出力する。
oとアナログ入力Vinとの比較結果CPoを出力し、
これにより逐次比較レジスタ400はアナログ入力Vi
nがアナログ出力Vo以上であれば第1ビットを“1”
と確定してそのままとし、そうでなければ“0”と確定
(リセット)する。続いて逐次比較レジスタ400は第
1ビットを上記の確定状態としたまま、この最上位ビッ
トに次ぐ第2ビットを“1”としたディジタル値、従っ
て値(1100・・・0)2 または(0100・・・
0)2 のディジタル出力DoutをD/A変換回路10
0に与え、D/A変換回路100はこれに対応するアナ
ログ出力Vo(下記)を生成し出力する。
0)2 に対応するアナログ出力Voは、 〔{1×(1/2)+1×(1/22 )}(VRH−V
RL)+VRL〕=(3VRH+VRL)/4 であり、(0100・・・0)2 に対応するアナログ出
力Voは、 〔{0×(1/2)+1×(1/22 )}(VRH−V
RL)+VRL〕=(VRH+3VRL)/4 である。
果CPoにより、逐次比較レジスタ400はアナログ入
力Vinがアナログ出力Vo以上であれば第2ビットを
“1”と確定してそのままとし、そうでなければ“0”
と確定(リセット)する。次に逐次比較レジスタ400
は第1ビット,第2ビットを上記の確定状態としたま
ま、さらに第3ビットを“1”としたディジタル値、従
って値(1110・・・0)2 ,(1010・・・0)
2 ,(0110・・・0)2 または(0010・・・
0)2 のディジタル出力DoutをD/A変換回路10
0に与え、D/A変換回路100はこれに対応するアナ
ログ出力Vo(下記)を生成し出力する。
0)2 に対応するアナログ出力Voは、 〔{1×(1/2)+1×(1/22 )+1×(1/2
3 )}×(VRH−VRL)+VRL〕=(7VRH+
VRL)/8 であり、(1010・・・0)2 に対応するアナログ出
力Voは、 〔{1×(1/2)+0×(1/22 )+1×(1/2
3 )}×(VRH−VRL)+VRL〕=(5VRH+
3VRL)/8 である。また(0110・・・0)2 に対応するアナロ
グ出力Voは、 〔{0×(1/2)+1×(1/22 )+1×(1/2
3 )}×(VRH−VRL)+VRL〕=(3VRH+
5VRL)/8 であり、(0010・・・0)2 に対応するアナログ出
力Voは、 〔{0×(1/2)+0×(1/22 )+1×(1/2
3 )}×(VRH−VRL)+VRL〕=(VRH+7
VRL)/8 である。
果CPoにより、逐次比較レジスタ400はアナログ入
力Vinがアナログ出力Vo以上であれば第3ビットを
“1”と確定してそのままとし、そうでなければ“0”
と確定(リセット)する。以後もこのような動作を逐次
繰り返すことで、第4ビット以下の各ビットを決定し、
最下位ビット(LSB)を決定した時点で最終のディジ
タル出力Doutが定まり、正規のA/D変換結果とな
る。
内蔵されている2段容量形D/A変換回路は、1つの容
量列のみによって構成されるD/A変換回路に比べ、L
SI化する場合、小さいチップ占有面積で高分解能が得
られるという利点を持っている。図7は従来の12ビッ
トの2段容量形D/A変換回路を内蔵するA/D変換回
路(2段容量形A/D変換回路)の構成例を示す。なお
図8(a)〜(c)は図7のD/A変換回路100の部
分の動作の説明図である。
ぞれディジタル出力Doutの第1ビット(最上位ビッ
トMSB)〜第12ビット(最下位ビットLSB)に対
応したアナログスイッチであり、それぞれのビットにお
いて、ディジタル出力Doutが“1”の場合、高電位
基準電圧源VRHに接続され、“0”の場合、低電位基
準電圧源VRLに接続される。
のアナログ出力である。1(11 ,12 )の2つの容量
列は、それぞれバイナリーに重み付けされたC,2C,
4C,8C,16C,32Cの各容量値を持つ6つの容
量からなる。また、3は終端容量で最小の容量値Cを持
ち、容量列12 と結合容量2との接続点と低電位基準電
圧源VRLとの間に、アナログスイッチ群Sと無関係に
固定接続されている。
Cの(64/63)倍の容量値を持つ。この結合容量2
の容量値(64C/63)は、図7中のa点より左側
を、アナログスイッチS7〜S12が全て低電位基準電
圧源VRLに接続された状態で見た時の合成容量値が、
最小容量値Cに等しくなるように決められている。以
下、図8を参照しつつ、図7の動作を説明する。最上位
ビットMSBであるスイッチSlのビットが“1”であ
り、その他のビットが“0”である場合、図5に示した
ようにアナログ出力Voが、(1/2)(VRH+VR
L)となる必要がある。
同図より明らかなように、Vo=(1/2)(VRH+
VRL)であり、正しい値となっている。次に例えば、
スイッチS1のビットとスイッチS2のビットが“1”
であり、その他のビットが“0”である場合、図5に示
したようにアナログ出力Voが、(3/4)VRH+
(1/4)VRLとなる必要がある。この場合の等価回
路を図8(b)に示す。回路が開放であるので、アナロ
グ出力Voのノードの全電荷量が0である。ゆえに以下
の式(2)が成り立つ。
“1”であり、その他のビットが“0”である場合、V
oが、〔(1/27 )(VRH−VRL)+VRL〕=
(1/128)VRH+(127/128)VRLとな
る必要がある。この場合の等価回路を図8(c)に示
す。ここで同図に示すようにLSB側の電位をV1、電
荷をQ1、出力側の電荷をQ2とする。電荷Q1とQ2
は、回路が開放であるので0である。ゆえに、最下位ビ
ットLSB側では、電荷Q1について次式(3)が成立
し、またVo側では電荷Q2について次式(4)が成立
する。
L となって、正しい値となっている。
6で述べたと同様にアナログスイッチ群SをMSB(S
1)側から順次切り換えては、D/A変換回路100の
アナログ出力Voと、アナログ入力(サンプル値)Vi
nとの大きさを比較し、ビット値を順次決定していくこ
ととなる。
/D変換回路は、1つの容量列のみによって構成される
A/D変換回路に比べて、容量列を構成する容量の最大
容量値が小さくなるので容量値の合計が小さくなる。A
/D変換回路をLSI化する際、容量値とチップ面積は
比例するので、2段容量形A/D変換回路はチップ面積
を小さくでき、コストを下げることができる。
め、必要とされる分解能が8ビットから16ビットまで
増えるにつれ、従来の2段容量形A/D変換回路では、
やはり容量列を構成する容量の最大容量値が大きくな
り、容量値の合計が大となり、回路をLSI化する際、
チップ面積やコストが増大するという問題点があった。
例えば、8ビットの2段容量形A/D変換回路では、容
量列中の最小容量値をCとすると、容量列中の最大容量
値は8C、全容量値は、(31+16/15)・Cであ
るが、16ビットの2段容量形A/D変換回路では、容
量列中の最大容量値は128C、全容量値は(511+
256/255)・Cであり、全容量値は8ビットに比
べて約16倍に増える。
に実現する場合、チップ全体の面積に占める容量の面積
の割合は大きく、容量値が約16倍に増えると、チップ
面積も約16倍近く増大することを意味する。本発明の
目的は、この間題を解消し、例えば分解能が8ビットか
ら16ビットヘ増加しても全容量値を最小にしてチップ
面積の増加を最も抑制することができる容量型A/D変
換回路を提供すること、さらには全容量値が最小ではな
いものの、従来よりは充分に小さくかつ各容量素子の精
度を高めることができる容量型A/D変換回路を提供す
ることにある。
めに請求項1のA/D変換回路は、アナログ入力保持手
段によって保持したアナログ入力信号(アナログ入力V
in)を所定の複数桁(N、例えば12桁)のディジタ
ル出力信号(ディジタル出力Dout)に変換するA/
D変換回路であって、最上位ビットから順次1ビットず
つビット値を確定するように生成され前記ディジタル出
力信号に漸近していく、前記所定の複数桁と同桁数のデ
ィジタル信号(ビット値の確定の途上にあるディジタル
出力Dout、以下漸近ディジタル信号という)を与え
られ、該漸近ディジタル信号を前記アナログ入力信号と
比較できるように変換してなるアナログ信号(〔(漸近
ディジタル信号)/2N 〕×(VRH−VRL)+VR
Lの値を持つアナログ信号、以下変換アナログ信号とい
う)を少なくとも成分として含むアナログ出力信号(ア
ナログ出力Vo)を生成するD/A変換手段、少なくと
も生成された前記アナログ出力信号を入力し、前記変換
アナログ信号と前記アナログ入力信号との大小を比較す
る比較手段(コンパレータ300,301など)、前記
漸近ディジタル信号を生成して前記D/A変換手段に与
えつつ、該漸近ディジタル信号に対応する前記アナログ
出力信号についての前記比較手段の比較結果(CPo)
を入力し、この入力のつど、直近に前記D/A変換手段
に与えた前記漸近ディジタル信号内の確定済のビットに
次ぐ未確定のビットの値を確定するA/D変換制御手段
(逐次比較レジスタ400)を備え、全桁のビット値が
確定した前記漸近ディジタル信号を前記ディジタル出力
信号とするA/D変換回路において、前記D/A変換手
段が(D/A変換回路111として)、前記ディジタル
出力信号の、桁順に並ぶ2桁のビットごとに設けられ、
該2桁の各ビットに1対1に対応する容量を持ち、該容
量のうち上位桁側の容量の値が下位桁側の容量の値
(C、以下基準容量値という)の2倍であるような容量
列を(11 〜16 などとして)3段以上備えると共に、
該容量列の全段の各容量の一端を、当該の容量に対応す
る前記漸近ディジタル信号が“1”であるか“0”であ
るかに応じて、それぞれ第1接続点か第2接続点に接続
するアナログスイッチ群(Sl〜S12など)と、前記
容量列1段ごとの各容量の他端を一括してなる接続点
を、桁順で隣接する容量列の段間ごとに結合する、基準
容量値の(4/3)倍の容量値を持つ結合容量(21 〜
25 など)と、前記容量列のうち、前記ディジタル出力
信号の最下位ビットに対応する容量を持つ容量列(16
など)の各容量の前記他端を一括してなる接続点と第2
接続点間に設けられ、基準容量値と等しい容量値を持つ
終端容量(3)とを備え、前記容量列のうち、前記ディ
ジタル出力信号の最上位ビットに対応する容量を持つ容
量列(11 )の各容量の前記他端を一括してなる接続点
を前記アナログ出力信号の出力端子(ノードp)とし、
少なくとも、前記アナログ出力信号を生成する際は、前
記第1接続点を前記ディジタル出力信号の上限値(11
11・・・1)に変換される前記アナログ入力信号に等
しい電圧を持つ第1の基準電圧源(VRH)に接続さ
れ、前記第2接続点を前記ディジタル出力信号の下限値
(0000・・・0)に変換される前記アナログ入力信
号に等しい電圧を持つ第2の基準電圧源(VRL)に接
続されるようるする。
項1に記載の(例えば12ビット)A/D変換回路にお
いて、前記(D/A変換手段をD/A変換回路112と
し)D/A変換手段の容量列を前記ディジタル出力信号
の1桁に対応する基準容量値の容量のみで構成して、こ
の新たな容量列を(11 〜112のように)前記ディジタ
ル出力信号の桁数分設け、(21 〜211で示される)前
記結合容量の容量値を基準容量値の2倍とする。
項1または2に記載のA/D変換回路において、前記比
較手段が(コンパレータ300として)前記アナログ出
力信号を入力する際、別に(サンプル・ホールド回路2
00などによって保持された)前記アナログ入力信号を
入力するようにする。
項1または2に記載のA/D変換回路において、前記D
/A変換手段が、前記アナログ入力保持手段を兼ね、前
記アナログ出力信号の生成を開始する前に、前記アナロ
グ入力信号を保持するようにする。また請求項5のA/
D変換回路では、請求項4に記載のA/D変換回路にお
いて、前記D/A変換手段が、前記アナログ出力信号の
出力端子を所定の電位(中間電位Vnなど)にクランプ
され、前記アナログスイッチ群を前記のいずれかの接続
状態にされるとともに、前記第1接続点および第2接続
点を前記アナログ入力信号に接続されて該アナログ入力
信号の保持を行うようにし、前記比較手段が、前記のよ
うに生成されて入力した前記アナログ出力信号が、前記
出力端子のクランプ時の前記所定の電位を上回るか否か
を判定することにより前記の比較を行うようにする。
項5に記載のA/D変換回路において、前記比較手段が
(コンパレータ301として)、前記アナログ出力信号
の出力端子を入力端とするインバータ(INV)と、該
インバータの入力端と出力端を短絡する短絡スイッチ
(Sc)とを持ち、前記D/A変換手段が前記アナログ
入力信号を保持する際は、前記短絡スイッチがオンさ
れ、前記D/A変換手段が前記アナログ出力信号を生成
する際は、前記短絡スイッチがオフされるようにする。
1ないし6のいずれかに記載のA/D変換回路におい
て、半導体集積回路からなるようにする。本発明の作用
は以下の如くである。すなわち本発明では基本的にA/
D変換回路内のD/A変換回路における容量列を3段以
上、従って結合容量を2個以上設ける構成とする。
いう)では、容量列の段数をディジタル出力の全ビット
数(分解能)の1/2とし、A/D変換回路を構成する
全容量値を最も小さくする。また請求項2に関わる発明
(第2発明という)では、容量列の段数をディジタル出
力の全ビット数に等しくし、A/D変換回路を構成する
全容量値を充分小さくすると共に各容量素子の精度を高
める。
段(本例では3段)の12ビット容量型A/D変換回路
の構成例を示す。このA/D変換回路においては図7に
対し、サンプル・ホールド回路200が省略されると共
にD/A変換回路100が110に置換わり、コンパレ
ータ300が301に置換わっている。
ナログスイッチS(S1〜S12)への2つの電圧入力
端である第1および第2の各接続点には、それぞれアナ
ログ入力Vinと高電位基準電圧源VRHを切り換える
スイッチS1H、およびアナログ入力Vinと低電位基
準電圧源VRLを切り換えるスイッチS2Lが設けられ
ている。
の段数(Xとする)が3段、従って結合容量2が21 と
22 の2つであり、かつ各容量列11 、12 、13 ごと
の桁数(入力ビット数)が等しく4である。なお、図4
(a)〜(d)は図3の動作説明図である。図3におい
ても、S(S1〜S12)はディジタル出力Doutの
各ビットに対応したアナログスイッチであり、それぞれ
のビットにおいて、ディジタル出力Doutが“1”の
場合、第1接続点に接続され、“0”の場合、第2接続
点に接続される。
ってアナログ入力Vinと高電位基準電圧源VRHが切
り換え接続され、第2接続点には、スイッチS2Lによ
ってアナログ入力Vinと低電位基準電圧源VRLが切
り換え接続される。そしてD/A変換回路110のアナ
ログ出力Voはコンパレータ301に入力される。3段
(つまり3つ)の容量列11 、12 、13 は何れもバイ
ナリーに重み付けされた容量値C、2C、4C、8Cの
4つの容量からなる。結合容量21 と22 は何れも、容
量アレイ中の最小容量値Cの(16/15)倍の容量値
(16C/15)を持つ。
は、図3中のa点あるいはb点より左側を、アナログス
イッチS5〜S12が全て第2接続点に接続された状態
で見た時の合成容量値が、最小容量値Cに等しくなるよ
うに決められている。コンパレータ301は、インバー
タINVとインバータの入力と出力を短絡するスイッチ
Scとで構成されている。コンパレータ301の入力
は、アナログ出力Voであり、コンパレータ301の比
較結果CPoは、逐次比較レジスタ400によって、デ
ィジタル出力Doutへ変換される。また、逐次比較レ
ジスタ400は、ディジタル出力Doutによってアナ
ログスイッチ群S1〜S12のオン・オフを制御する。
する。最初は、D/A変換回路110に、A/D変換対
象のアナログ入力Vinを、充電によって記憶保持させ
る。即ち、第1接続点の切り換えスイッチS1Hと第2
接続点の切り換えスイッチS2Lを、いずれもアナログ
入力Vinに接続し、アナログスイッチ群S1〜S12
を第1接続点か第2接続点のどちらかに接続するように
する。
cをオンにする。これによりインバータINVの入力電
圧と出力電圧は等しく、インバータINVの電源の中間
の電位Vnとなり、同時にこの電位VnはインバータI
NVの動作のしきい値となる。この時の等価回路を図4
(a)に示す。ここで、アナログ出力Voの出力点とし
てのノードpの電荷量Qinは以下の式(11)で表さ
れる。
と、D/A変換回路110は本来のD/A変換動作に移
る。なお、D/A変換回路110および実施例の図1,
図2で後述するD/A変換回路111,112について
も、その基本的なD/A変換機能には式(1A)の関係
が同様にあてはまる。但し、図1〜図3におけるアナロ
グ出力Voには式(1A)のアナログ出力Voが成分と
して含まれることになる。
(MSBビット)の比較を行う。この時は、コンパレー
タ301のスイッチScはオフとなり、第1接続点の切
り換えスイッチS1Hと第2接続点の切り換えスイッチ
S2Lは、それぞれ高電位基準電圧源VRHと低電位基
準電圧源VRLに接続される。これらのスイッチ(S
c、S1H、S2L)は、以後の比較期間中は切り換わ
らない。
点に接続され、S2〜S12が第2接続点に接続され
る。この時の等価回路を図4(b)に示す。ここでノー
ドpの電位をVo、電荷量をQとすると、Qは以下の式
(12)で表される。
グ入力Vinの入力時の電荷Qinは保持されている。
つまりQ=Qinであり、式(11)と(12)から、
電位Voは以下の式(13)のように計算できる。
ば、Vo<Vnとなり、コンパレータ301の出力CP
oは“H”(=“1”)となる。 Vin <(VRH+VRL)/2ならば、Vo>V
nとなり、コンパレータ出力CPoは“L”(=
“0”)となる。 このように、第1ビットでは、アナログ入力電圧Vin
が、(VRH+VRL)/2より大きいか、小さいかを
比較している。この時のコンパレータ出力CPoは、逐
次比較レジスタ400の第1ビットの値として設定格納
され、ディジタル出力Doutとして外部に出力される
と同時に、アナログスイッチS1の確定した制御出力と
なる。
2ビットの比較状態となる。ここでは、第1ビットの比
較結果が、“L”(=“0”)であった場合、すなわち
Vin<(VRH+VRL)/2の場合を説明する。こ
の第2ビットの比較状態では、アナログスイッチ群は、
S2が第1接続点に接続され、S2以外は第2接続点に
接続される。
こでノードpの電位をVo、電荷量をQとすると、Qは
以下の式(14)で表され、第1ビットの時と同様に、
Voは、以下の式(15)の様に計算できる。
VRLならば、Vo<Vnとなり、コンパレータ出力C
Poは“H”(=“1”)となる。 Vin<(1/4)VRH+(3/4)VRLなら
ば、Vo>Vnとなり、コンパレータ出力CPoは
“L”(=“0”)となる。 このように、第2ビットでは、アナログ入力電圧Vin
が、(1/4)VRH+(3/4)VRLより大きいか
小さいかを比較している。
比較レジスタ400の第2ビットの値として設定格納さ
れ、ディジタル出力Doutとして外部に出力されると
同時に、アナログスイッチS2の確定した制御出力とな
る。次ビット以降も同様の手順で比較が行われるが、1
例として、第5ビットの比較動作を説明する。ここで
は、第1ビット〜第4ビットまでの比較結果CPoが、
“L”(=“0”)であった場合としている。この第5
ビットの比較状態では、アナログスイッチ群は、S5が
第1の接続点に接続され、S5以外は第2の接続点に接
続される。
こでノードpの電位をVo、電荷量をQ2、LSB側の
ノードの電位をV1、電荷量をQ1とすると、Q1,Q
2はそれぞれ以下の式(16),(17)で表される。
0である。ノードpでは、これまでと同様に、Q2=Q
inである。従って式(16),(17)は次式(1
8),(19)に置き換えられる。
整理すると、アナログ出力Voは以下の式(20)で表
せる。
32)VRLならば、Vo<Vnとなり、コンパレータ
出力CPoは“H”(=“1”)となる。 Vin<(1/32)VRH+(31/32)VRL
ならば、Vo>Vnとなり、コンパレータ出力CPoは
“L”(=“0”)となる。 以上の様に、順次比較が行われ、最終的にアナログ出力
VoがインバータINVの中間電位Vnに最も近くなる
ようなアナログスイッチ群S1〜S12のオンオフの組
合せを探す動作が行われる。
納された値が、12ビットのディジタルデータ(ディジ
タル出力Dout)として外部にも出力されており、こ
のディジタル出力Doutがアナログ入力Vinの確定
したディジタル変換値となる。以上の比較動作中の比較
電圧値(アナログ出力Vo)の推移は図5と同じであ
る。
容量値は後述する表1に示すとおり、48.1Cであ
る。図7に示した2段容量型A/D変換回路の全容量値
は同じく表1に示すとおり、128.0Cであり、3段
容量型では2段容量型に比べて全容量値が小さくなって
いることが分かる。 (実施の形態1)図1は第1発明の一実施例としての多
段(本例では12ビット6段)容量型A/D変換回路の
構成を示す。図1においては図3のD/A変換回路11
0が111に置換わっている。
の段数X=6、つまりディジタル出力全ビット数12の
1/2であり、従って結合容量2が、21 ,22 ,〜2
5 の5つ、かつ各容量列11 ,12 ,〜16 それぞれの
桁数(入力ビット数)が等しく2つとなっている。6つ
の容量列11 ,12 ,〜16 は、全てバイナリーに重み
付けされている容量値Cと2Cの2つの容量からなる。
5つの結合容量21 ,22 ,〜25 は、いずれも容量ア
レイの最小容量値Cの(4/3)倍の容量値(4C/
3)を持っている。
図1中のa点、b点、c点、d点またはe点の各点より
左側を、アナログスイッチS3〜S12が、全て第2接
続点、さらには低電位基準電圧源VRLに接続された状
態で見た時の合成容量値が、最小容量Cに等しくなるよ
うに決められている。次に示す表1は、8〜16ビット
A/D変換回路における、結合容量で結合される容量列
1の段数Xの値、又は結合容量2の個数と全容量値との
関係を示す。
場合は、従来技術である2段容量形に相当する。表1よ
り明らかなように、特に第1発明である段数Xの値がデ
ィジタル出力の全ビット数(分解能)の1/2の時、全
容量値は最小となる(表1中の四角太枠で囲んだ値)。
これは、各容量列ごとの桁数(従ってアナログスイッチ
Sで切り替わる容量の個数)が2つの場合に相当する。
回路の全容量値は、25.7Cであり、他方、図7に示
した従来の全容量値は、128.0Cである。このよう
に本第1発明によって、従来例に比べ全容量値を著しく
小さくできることが分かる。図1の動作は、図3の場合
と同じ考え方で説明される。 (実施の形態2)図2は第2発明の一実施例としての多
段(本例では12ビット12段)容量形A/D変換回路
の構成を示す。図2においては図3のD/A変換回路1
10が112に置換わっている。
の段数X=12、つまりディジタル出力全ビット数12
に等しく、従って結合容量2が、21 ,22 ,〜211の
11個、かつ各容量列11 ,12 ,〜112ごとの桁数が
等しく1となっている。12個の容量列11 ,12 ,〜
112は、全て最小容量値Cを持つ1つの容量からなる。
11個の結合容量21 ,22 ,〜211は、いずれも容量
アレイの最小容量値Cの2倍の容量値2Cを持ってい
る。
結合容量21 ,22 ,〜211のそれぞれの右側の端子か
ら左側を、アナログスイッチS2〜S12が、全て第2
接続点、さらには低電位基準電圧源VRLに接続された
状態で見た時の合成容量値が、最小容量Cに等しくなる
ように決められている。図2のA/D変換回路の全容量
値は表1に示すように35Cで、図1の回路の全容量値
25.7Cには及ばないが、図7の従来回路の全容量値
128.0に比べれば十分小さい。しかも図2のA/D
変換回路では容量値Cずつと2Cずつの容量素子がそれ
ぞれ並んだ構成であり、IC上に容量素子を実現する際
に容量値の精度を高めることが容易になる。図2の動作
も図3の場合と同じ考え方で説明される。
いては、図7に示した通常のコンパレータ300を使用
していないが、図1,図2のD/A変換回路111,1
12をそれぞれ、切り換えスイッチS1H,S2Lを取
り除いた形で、図7へD/A変換回路100と置き換え
て組込み、コンパレータ300を用いるようにしても、
図7で述べたと同様なA/D変換動作が可能なことは明
らかであり、これも本発明に包含される。
いて、基本的に、容量列を3段以上(容量列段数X≧
3、結合容量を2つ以上)設ける構成とし、第1発明で
は容量列の段数をディジタル出力の全ビット数(分解
能)の1/2として、容量列1段ごとをC(最小容量
値)と2Cの各容量値を持つ2つの容量で、また結合容
量を容量値4C/3の容量で構成するようにしたので、
従来の技術である、結合容量が1つの場合に比べて、各
容量列中のバイナリーに重み付けされた最大容量値が著
しく抑えられ、A/D変換回路の全容量値を最小にする
ことができる。
タル出力の全ビット数に等しくして、容量列1段ごとを
最小容量値のCの単一容量で、また結合容量を容量値2
Cの容量で構成するようにしたので、A/D変換回路の
全容量値は最小ではないものの、従来に比べては充分小
さく、さらにA/D変換回路を容量値Cの容量の組合せ
配列で構成できるので、A/D変換回路をICチップ上
に実現する際に容量素子の精度を高め、高精度なA/D
変換を実現することが容易になる。
ル出力全ビット数の1/2の時との全容量値の比較を次
の表2に示す。
全容量値は従来の33%まで小さくなっており、同じく
第1発明の16ビットA/D変換回路では、従来の6.
7%という非常に小さな容量値で構成できることが分か
る。
ップ上で実現する場合、チップ全体の面積に占める容量
の面積の割合は大きく、容量値が1/2に小さくなれ
ば、ほぼA/D変換回路全体も1/2近く小さくでき
る。チップ面積の大きさはコストに直結するので、本発
明では大幅なチップ面積の削減、すなわち大幅なコスト
の削減を達成することができる。
変換回路の構成図
変換回路の構成図
回路の構成図
力電圧と比較する電圧値の推移を示す図
ク図
路の構成例を示す図
Claims (7)
- 【請求項1】アナログ入力保持手段によって保持したア
ナログ入力信号を所定の複数桁のディジタル出力信号に
変換するA/D変換回路であって、 最上位ビットから順次1ビットずつビット値を確定する
ように生成され前記ディジタル出力信号に漸近してい
く、前記所定の複数桁と同桁数のディジタル信号(以下
漸近ディジタル信号という)を与えられ、該漸近ディジ
タル信号を前記アナログ入力信号と比較できるように変
換してなるアナログ信号(以下変換アナログ信号とい
う)を少なくとも成分として含むアナログ出力信号を生
成するD/A変換手段、 少なくとも生成された前記アナログ出力信号を入力し、
前記変換アナログ信号と前記アナログ入力信号との大小
を比較する比較手段、 前記漸近ディジタル信号を生成して前記D/A変換手段
に与えつつ、該漸近ディジタル信号に対応する前記アナ
ログ出力信号についての前記比較手段の比較結果を入力
し、この入力のつど、直近に前記D/A変換手段に与え
た前記漸近ディジタル信号内の確定済のビットに次ぐ未
確定のビットの値を確定するA/D変換制御手段を備
え、 全桁のビット値が確定した前記漸近ディジタル信号を前
記ディジタル出力信号とするA/D変換回路において、 前記D/A変換手段が、 前記ディジタル出力信号の、桁順に並ぶ2桁のビットご
とに設けられ、該2桁の各ビットに1対1に対応する容
量を持ち、該容量のうち上位桁側の容量の値が下位桁側
の容量の値(以下基準容量値という)の2倍であるよう
な容量列を3段以上備えると共に、 該容量列の全段の各容量の一端を、当該の容量に対応す
る前記漸近ディジタル信号が“1”であるか“0”であ
るかに応じて、それぞれ第1接続点か第2接続点に接続
するアナログスイッチ群と、 前記容量列1段ごとの各容量の他端を一括してなる接続
点を、桁順で隣接する容量列の段間ごとに結合する、基
準容量値の(4/3)倍の容量値を持つ結合容量と、 前記容量列のうち、前記ディジタル出力信号の最下位ビ
ットに対応する容量を持つ容量列の各容量の前記他端を
一括してなる接続点と第2接続点間に設けられ、基準容
量値と等しい容量値を持つ終端容量とを備え、 前記容量列のうち、前記ディジタル出力信号の最上位ビ
ットに対応する容量を持つ容量列の各容量の前記他端を
一括してなる接続点を前記アナログ出力信号の出力端子
とし、 少なくとも、前記アナログ出力信号を生成する際は、前
記第1接続点を前記ディジタル出力信号の上限値に変換
される前記アナログ入力信号に等しい電圧を持つ第1の
基準電圧源に接続され、前記第2接続点を前記ディジタ
ル出力信号の下限値に変換される前記アナログ入力信号
に等しい電圧を持つ第2の基準電圧源に接続されること
を特徴とするA/D変換回路。 - 【請求項2】請求項1に記載のA/D変換回路におい
て、 前記D/A変換手段の容量列を前記ディジタル出力信号
の1桁に対応する基準容量値の容量のみで構成して、こ
の新たな容量列を前記ディジタル出力信号の桁数分設
け、前記結合容量の容量値を基準容量値の2倍としたこ
とを特徴とするA/D変換回路。 - 【請求項3】請求項1または2に記載のA/D変換回路
において、 前記比較手段が前記アナログ出力信号を入力する際、別
に前記アナログ入力信号を入力することを特徴とするA
/D変換回路。 - 【請求項4】請求項1または2に記載のA/D変換回路
において、 前記D/A変換手段が、前記アナログ入力保持手段を兼
ね、前記アナログ出力信号の生成を開始する前に、前記
アナログ入力信号を保持することを特徴とするA/D変
換回路。 - 【請求項5】請求項4に記載のA/D変換回路におい
て、 前記D/A変換手段が、前記アナログ出力信号の出力端
子を所定の電位にクランプされ、前記アナログスイッチ
群を前記のいずれかの接続状態にされるとともに、前記
第1接続点および第2接続点を前記アナログ入力信号に
接続されて該アナログ入力信号の保持を行うようにし、 前記比較手段が、前記のように生成されて入力した前記
アナログ出力信号が、前記出力端子のクランプ時の前記
所定の電位を上回るか否かを判定することにより前記の
比較を行うことを特徴とするA/D変換回路。 - 【請求項6】請求項5に記載のA/D変換回路におい
て、 前記比較手段が、前記アナログ出力信号の出力端子を入
力端とするインバータと、該インバータの入力端と出力
端を短絡する短絡スイッチとを持ち、 前記D/A変換手段が前記アナログ入力信号を保持する
際は、前記短絡スイッチがオンされ、前記D/A変換手
段が前記アナログ出力信号を生成する際は、前記短絡ス
イッチがオフされるようにしたことを特徴とするA/D
変換回路。 - 【請求項7】請求項1ないし6のいずれかに記載のA/
D変換回路において、 半導体集積回路からなることを特徴とするA/D変換回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001119222A JP2002314419A (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | A/d変換回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001119222A JP2002314419A (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | A/d変換回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002314419A true JP2002314419A (ja) | 2002-10-25 |
Family
ID=18969475
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001119222A Withdrawn JP2002314419A (ja) | 2001-04-18 | 2001-04-18 | A/d変換回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002314419A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009118488A (ja) * | 2007-11-08 | 2009-05-28 | Advantest Corp | Da変換装置およびad変換装置 |
JP2012060221A (ja) * | 2010-09-06 | 2012-03-22 | Toshiba Corp | 逐次比較型アナログデジタル変換回路及び受信装置 |
JP2013211651A (ja) * | 2012-03-30 | 2013-10-10 | Seiko Epson Corp | A/d変換回路及び電子機器 |
US8659459B2 (en) | 2010-09-30 | 2014-02-25 | Samsung Electronics Co., Ltd. | Digital-to-analog converter, analog-to-digital converter including same, and semiconductor device |
JP2016105663A (ja) * | 2016-03-11 | 2016-06-09 | セイコーエプソン株式会社 | A/d変換回路及び電子機器 |
US11658676B2 (en) | 2021-06-24 | 2023-05-23 | Seiko Epson Corporation | DA conversion circuit, electro-optical device and electronic apparatus |
-
2001
- 2001-04-18 JP JP2001119222A patent/JP2002314419A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
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US11831327B2 (en) | 2021-06-24 | 2023-11-28 | Seiko Epson Corporation | DA conversion circuit, electro-optical device and electronic apparatus |
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