JPH08102434A - 基板端縁部被膜の除去方法及び除去装置 - Google Patents

基板端縁部被膜の除去方法及び除去装置

Info

Publication number
JPH08102434A
JPH08102434A JP30094394A JP30094394A JPH08102434A JP H08102434 A JPH08102434 A JP H08102434A JP 30094394 A JP30094394 A JP 30094394A JP 30094394 A JP30094394 A JP 30094394A JP H08102434 A JPH08102434 A JP H08102434A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
edge
solvent
coating
film
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP30094394A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3341958B2 (ja
Inventor
Hirotsugu Kumazawa
博嗣 熊澤
Keita Takahashi
慶太 高橋
Hirohito Sago
宏仁 佐合
Futoshi Shimai
太 島井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd filed Critical Tokyo Ohka Kogyo Co Ltd
Priority to JP30094394A priority Critical patent/JP3341958B2/ja
Publication of JPH08102434A publication Critical patent/JPH08102434A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3341958B2 publication Critical patent/JP3341958B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用する溶剤の使用量を極めて少なくするこ
とができる基板端部被膜の除去方法と装置を提供する。 【構成】 除去ユニット10を基板Wに接近する方向に
移動せしめ、除去ユニット10のスリット20及び溶剤
貯留部14のスリット16を介して、基板Wの左右の辺
の端縁を溶剤貯留部14内に入れる。そして溶剤を満た
した溶剤貯留部14内に基板Wの端縁を挿入した後、所
定時間浸漬し、基板Wの端縁に付着したレジスト膜を溶
解せしめた後、前記とは逆方向に一対の除去ユニット1
0,10を移動し、基板Wを溶剤貯留部14内から引き
抜く。この時ノズル孔23,24からガス及び純水を基
板Wの端縁に噴出することで、端縁の残渣を除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガラス基板や半導体ウェ
ーハ等の基板端縁部の被膜を除去する方法とその装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】基板上に集積回路を形成する工程の1つ
にホトレジスト(以下「レジスト」という)膜を形成す
る工程が含まれる。斯かるレジスト膜は基板を回転させ
ることで滴下したレジスト液を均一に基板上に拡散塗布
するようにしている。このような塗布方法による場合に
は、図5(a)に示すように、レジスト膜Rは基板Wの
端縁部R’に厚く形成されてしまう。そして、このよう
に余分なレジスト膜が形成されると、エッチング等の後
にレジスト膜を除去する際に端縁にレジスト膜R’が残
り、このレジスト膜R’が後工程において微細なパーテ
ィクルとなって基板表面に付着し、歩留まり低下を来
す。同様の問題はSOG膜についてもいえる。
【0003】そこで、従来から種々の除去方法と装置が
提案されている。例えば、矩形状ガラス基板上のレジス
トを除去する先行技術としては、特開平5−11455
5号公報、特開平5−175117号公報、特開平5−
200350号公報があり、半導体ウェーハ上の場合の
先行技術としては、特開平5−166720号公報、特
開平6−45302号公報がある。
【0004】特開平5−114555号公報及び特開平
5−175117号公報に開示される除去方法は、基板
の端縁に沿って剥離液を噴出するノズルを移動させるよ
うにし、特開平5−200350号公報に開示される除
去方法は、回転する基板の下方に剥離液を噴出するノズ
ルを配置し、基板裏面から除去するようにし、特開平5
−166720号公報に開示される除去方法は、上部に
薬液(剥離液)滴下口とガス供給口を形成し、下方に回
収用の吸気口を備えたノズル内に半導体ウェーハの端縁
を臨ませて除去するようにし、更に特開平6−4530
2号公報に開示される除去方法は、半導体ウェーハの端
縁の上面及び下面はノズルから噴出される剥離液で、端
縁の厚み方向外端部は回転ブラシで除去するようにした
ものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した何れの方法に
あっても、剥離液は噴出しっぱなしであり、極めて大量
の剥離液を必要とする。仮りに回収したとしても回収率
は悪く且つ剥離液の品質劣化が大きく、コスト的に不利
である。
【0006】また、特開平6−45302号公報に開示
される除去方法を除く他の方法では、基板端縁の上面若
しくは下面については除去できるが、端縁の厚み方向外
端部については十分に除去することができない。その結
果、図5(b)に示すように端縁の厚み方向外端部にレ
ジスト膜Rの一部R’が残ってしまう。一方、特開平6
−45302号公報にあっては、厚み方向外端部につい
ては回転ブラシによって除去するようにしているため、
全く異なった2つの除去機構を設けなければならず、装
置構成が複雑となり、またレジスト膜をブラシで十分に
除去することはできない。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明に係る基板端部被膜の除去方法は、予め溶剤を満た
した溶剤貯留部に基板の端縁を水平方向から挿入した
後、または溶剤を満たす前の溶剤貯留部に基板の端縁を
水平方向から挿入した後に溶剤貯留部に溶剤を満たし、
次いで溶剤貯留部内の溶剤中に基板の端縁を所定時間浸
漬して基板端部被膜の余分な付着物を除去するようにし
た。
【0008】尚、除去中には基板または溶剤貯留部を振
動させることで、レジスト膜やSOG膜など被膜の溶解
が速まるとともに、純水などのリンス液やガスを続けて
噴出させることによって、不要な被膜の除去後のリンス
処理と乾燥処理とを効率よく行うことができる。
【0009】特に、ガラス基板等の矩形状基板の端縁部
被膜を除去する場合には、矩形状基板の一辺または除去
ユニットを対峙させて対向する二辺を同時に行い、この
場合に矩形状基板は回転させずに固定し、溶剤貯留部を
基板に対して移動させる。
【0010】また、半導体ウェーハ等の一部に直線状切
欠部(オリエンテーションフラット)を有する円板状基
板の端縁部被膜を除去する場合には、基板はその場で回
転させ、溶剤貯留部は直線状の切欠部を含む基板の外端
縁に応じて基板に対して水平方向に進退動させる。
【0011】また、本発明に係る基板端部被膜の除去装
置は、基板を着脱自在に保持する基板保持部と、この基
板保持部に保持された基板の端部の被膜を除去する除去
ユニットとで基板端部被膜の除去装置を構成し、前記除
去ユニットについては保持された基板に対し相対的に進
退動可能とし、且つ除去ユニットには基板の端縁が水平
方向から挿入可能なスリットを形成した溶剤貯留部を設
けた。
【0012】ここで、矩形状基板端縁部被膜の除去を行
う場合には、溶剤貯留部に形成されたスリットの長さは
基板の長辺よりも長くすることが好ましい。また溶剤貯
留部を収めた除去ユニットに、基板端縁にガスまたはリ
ンス液を吹き付けるノズルを設け、更には基板を水平面
内で回転可能に保持する基板保持部を中心として、除去
ユニットを一対配置してもよい。また、被膜としてレジ
ストを使用し、その現像液を溶剤として使用した場合、
リンス液の吹き付けは省略することができる。
【0013】
【作用】溶剤貯留部に形成したスリットを介して、基板
の端部被膜を溶剤貯留部に水平方向に挿入して除去する
際、溶剤貯留部内の溶剤は表面張力によって溶剤貯留部
内に留まる。
【0014】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る基板端部被膜の
除去装置の全体斜視図、図2は同基板端部被膜の除去装
置を構成する除去ユニットに基板を挿入した時の縦断面
図、図3は同基板端部被膜の除去装置を構成する除去ユ
ニットから基板を引き抜いた後の縦断面図、図4は図2
のA−A線に沿った除去ユニットの平断面図である。
【0015】基板端部被膜の除去装置はベース1上に設
けられる基板保持部2と、この基板保持部2を中心とし
て対向位置に配置される一対の除去ユニット10,10
から構成される。基板保持部2は基板Wの下面を固定す
る真空チャック3とこの真空チャック3を回転せしめる
軸4とからなる。
【0016】一方、前記一対の除去ユニット10,10
はベース1上に設けたレール5に沿って、基板保持部2
に対して互いに接近及び離反する方向に移動可能とされ
ている。この除去ユニット10は水平方向に伸びるケー
ス11内に空胴部12を形成し、この空胴部12内を配
管13を介して吸引装置につなげている。
【0017】前記空胴部12内には洗浄部材14を配置
し、この洗浄部材14には溶剤貯留部14aを設けてい
る。この溶剤貯留部14aは溶剤供給源につながる供給
孔15、側方に開口するスリット16及びオーバーフロ
ー孔17を備えている。したがって、吸引装置を駆動す
ることによって、溶剤貯留部14a内の過剰な溶剤は、
オーバーフロー孔17、空胴部12を経て排出される。
【0018】ここで、前記スリット16の上下方向の寸
法は表面張力によってスリット16内側に溜まった溶剤
がそのまま保持される寸法、具体的には基板Wを挿入し
た状態で基板Wの上面とスリット16上端、基板Wの下
面とスリット16下端との間隔は、使用する溶剤の表面
張力値に基づき適宜設定すればよいが、通常はそれぞれ
1mm以下になるよう設定する。また、スリット16の
横方向寸法は、挿入する基板Wの長辺の寸法よりもやや
大きく設定する。
【0019】更に、溶剤貯留部14aのスリット16を
形成する下エッジ部18は上エッジ部19よりも前方に
突出し、これにより、基板Wの接液領域が上面よりも下
面(裏面)において広くなるようにしている。
【0020】一方、前記ケース11の基板Wと対向する
側はスリット20にて上部厚肉部21と下部厚肉部22
に分けられ、これら厚肉部21,22にスリット20に
開口するN2、O2或いはエア等を前記スリット16側斜
め方向に向けて噴出するノズル孔23及び純水などのリ
ンス液を前記スリット16側斜め方向に向けて噴出する
ノズル孔24を穿設している。尚、接液領域が上面より
も下面が広いので、ノズル孔23,24も下部厚肉部2
2に設けるノズル孔の方を上部厚肉部21に設けるノズ
ル孔に比べて基板Wの端縁から離れるようにずらせて穿
設している。
【0021】以上において、基板Wの端縁に付着したレ
ジスト膜等の付着物を溶剤によって溶解除去するには、
一対の除去ユニット10,10を最も離間させ、この状
態で基板Wの中央下面を真空チャック3にて保持し、除
去ユニット10のスリット20と基板Wの一辺とが平行
になるようにする。
【0022】次いで、一対の除去ユニット10,10を
基板Wに接近する方向に移動せしめる。すると、除去ユ
ニット10のスリット20及び溶剤貯留部14aのスリ
ット16を介して、基板Wの左右の辺の端縁が溶剤貯留
部14a内に入り込む。このとき、溶剤貯留部14a内
には予め溶剤等の溶剤を満たしておいてもよいが、溶剤
貯留部14a内に基板を挿入せしめた後に溶剤を満たす
ようにしてもよい。
【0023】溶剤貯留部14a内に基板Wの端縁を挿入
した後、所定時間(1〜15秒)浸漬し、基板Wの端縁
に付着したレジスト膜を溶解せしめた後、前記とは逆方
向に一対の除去ユニット10,10を移動し、基板Wを
溶剤貯留部14a内から引き抜く。そして、この時ノズ
ル孔23,24からガス及び純水を基板Wの端縁に噴出
することで、端縁の残渣を除去して洗浄するとともに軽
く乾燥する。
【0024】尚、上記の除去を行うにあたり、除去ユニ
ット10または基板Wを振動させてもよい。このように
することで、レジスト膜の溶解が進行し且つノズル孔2
3,24から噴出するガス及び純水が基板W端縁に均一
に当たる。
【0025】以上のようにして、基板の対向する2辺を
同時に除去したならば、基板保持部2のチャック3を回
転し、基板Wの向きを90°変更する。そして、この後
前記と同様の操作によって残りの2辺を同時に除去す
る。
【0026】以上の操作によって図5(c)に示すよう
に基板W端縁の上面及び下面は勿論のこと基板端縁の厚
み方向外端部についても十分に付着物を除去することが
できる。
【0027】図6は基板として半導体ウェーハWの端縁
部の被膜を除去している状態の全体斜視図であり、半導
体ウェーハWは円板状をなすとともに位置決め等に利用
するための直線状切欠部(オリエンテーションフラッ
ト)Woをその一部に形成している。
【0028】上記の半導体ウェーハWの外端縁の被膜を
除去するには、除去ユニット10としては、一側のみに
配置し、除去ユニット10に形成するスリット20の長
さは切欠部Woよりも若干長ければ足りる。そして、被
膜を除去するにあたっては、除去ユニット10を半導体
ウェーハWに向かって水平方向に前進させ、除去ユニッ
ト10の溶剤貯留部に半導体ウェーハWの直線状の切欠
部Woの端縁を進入させ溶剤中に端縁を所定時間浸漬し
て被膜を除去した後、半導体ウェーハWをその場でゆっ
くり回転させるとともに除去ユニット10を水平方向外
側に後退せしめ常に半導体ウェーハWの円弧状外端部が
溶剤貯留部に浸漬した状態で被膜の除去を行う。
【0029】尚、半導体ウェーハWの外端縁の被膜を除
去するにあたっては、どの位置から除去を開始するかは
任意であり、また溶剤貯留部の形状を変えるようにして
もよい。
【0030】また、使用する溶剤は、適用する被膜に応
じて適宜選択すればよいが、被膜がポジ型のホトレジス
トであれば、アルコール系溶剤、エステル系溶剤、エー
テル系溶剤、ケトン系溶剤が好ましく、またアルカリ性
水溶液等の現像液であってもよい。また、SOG膜であ
ればアルコール系溶剤、エステル系溶剤、エーテル系溶
剤が好ましい。
【0031】図7は除去ユニット10を一側のみに配置
してガラス基板の端縁部の被膜を除去している状態の全
体斜視図であり、図1に示した装置に比べて被膜除去に
要する時間はかかるが、装置自体の機構は簡略化され
る。
【0032】図8乃至図10は超音波による振動を更に
組み合わせた例を示すものであり、図8に示す実施例に
あっては、超音波振動子30を洗浄部材14の溶剤貯留
部14a内に直接挿入し、図9に示す実施例にあって
は、超音波振動子30を洗浄部材14に埋設し、洗浄部
材14を介して溶剤貯留部14a内の溶剤を振動させる
ようにし、更に図10に示す実施例にあっては、ガラス
基板や半導体ウェーハWを吸着保持する真空チャック3
に超音波振動子30を取り付けるようにしている。尚、
図示はしないが、除去ユニット10或いはベース1を振
動させることも可能である。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、溶剤貯留部に水平方向から相対的に基板の端縁を挿
入し、溶剤貯留部内において、基板の端縁に付着したレ
ジスト膜等を溶剤で溶かして除去するようにしたので、
使用する溶剤の使用量が必要最小限で済み、極めて経済
的である。具体的には600×600mmの基板の一辺
を除去するのに、従来装置では200〜300ccの溶
剤を使用していたが、本発明によれば20〜50ccで
足りた。
【0034】また、基板の水平状態を維持したまま除去
を行うため、前後の工程との連結がスムーズに行え、連
続した処理ラインの中に組み込むことが可能となる。
【0035】また、従来にあっては除去しにくかった厚
み方向外端部の付着物についても確実に除去することが
できるので、パーティクルの発生を大幅に低減でき、歩
留まりを向上させることができる。
【0036】また、除去中に基板または溶剤貯留部を振
動させることで、レジスト膜の溶解が速まるとともに、
ガスや純水の噴出を組み合わせれば、リンスと乾燥とを
することができる。
【0037】また、溶剤貯留部に形成されたスリットの
長さを基板の長辺よりも長くし、基板を水平面内で回転
可能に保持する基板保持部を中心として、除去ユニット
を一対配置することで、効率よく矩形状の基板端部被膜
を除去することができる。
【0038】また、除去ユニットの進退動と基板の回転
とを関連づけることで、外周の一部に直線状切欠を有す
る半導体ウェーハであっても効率よく外端縁全周の被膜
を除去することができる。
【0039】更に、超音波振動子等によって溶剤、洗浄
部材或いは基板を振動させつつ洗浄するようにすれば、
更に洗浄効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板端部被膜の除去装置の全体斜
視図
【図2】同基板端部被膜の除去装置を構成する除去ユニ
ットに基板を挿入したときの縦断面図
【図3】同基板端部被膜の除去装置を構成する除去ユニ
ットから基板を引き抜いた後の縦断面図
【図4】図2のA−A線に沿った除去ユニットの平断面
【図5】(a)は除去前の基板端縁の状態を示す図、
(b)は基板端縁の一部にレジスト膜が残った状態を示
す図、(c)は本発明によって除去した基板端縁の状態
を示す図
【図6】本発明に係る基板端部被膜の除去装置を用いて
半導体ウェーハの端縁部の被膜を除去している状態を示
す全体斜視図
【図7】一側にのみ除去ユニットを配置してガラス基板
の端縁部の被膜を除去している状態を示す全体斜視図
【図8】超音波振動子を取り付けた洗浄部材の斜視図
【図9】超音波振動子を取り付けた洗浄部材の別実施例
を示す斜視図
【図10】超音波振動子を取り付けたチャックを示す図
【符号の説明】
2…基板保持部、3…真空チャック、10…除去ユニッ
ト、11…ケース、12…空胴部、14…洗浄部材、1
4a…溶剤貯留部、15…溶剤供給孔、16,20…ス
リット、17…オーバーフロー孔、23,24…ノズル
孔、30…超音波振動子、W…基板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 島井 太 神奈川県川崎市中原区中丸子150番地 東 京応化工業株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め溶剤を満たした溶剤貯留部に基板の
    端縁を水平方向から挿入した後、溶剤貯留部内の溶剤中
    に基板の端縁を所定時間浸漬して基板端縁の余分な付着
    物を除去するようにしたことを特徴とする基板端縁部被
    膜の除去方法。
  2. 【請求項2】 溶剤を満たす前の溶剤貯留部に基板の端
    縁を水平方向から挿入した後、溶剤貯留部に溶剤を満た
    し、次いで溶剤貯留部内の溶剤中に基板の端縁を所定時
    間浸漬して基板端縁の被膜の余分な付着物を除去するよ
    うにしたことを特徴とする基板端縁部被膜の除去方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の基板端
    縁部被膜の除去方法において、被膜の除去中には溶剤、
    溶剤貯留部または基板を振動させることを特徴とする基
    板端縁部被膜の除去方法。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3に記載の基板端縁
    部被膜の除去方法において、前記基板は矩形状をなし、
    この矩形状基板の一辺または対向する二辺の端縁を溶剤
    貯留部に水平方向から挿入して端縁の余分な付着物を除
    去するようにしたことを特徴とする基板端縁部被膜の除
    去方法。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項3に記載の基板端縁
    部被膜の除去方法において、前記基板は円板の外周の一
    部に直線状の切欠部を有する形状をなし、この基板の外
    端縁部の被膜を除去するにあたり、基板はその場で回転
    させ、溶剤貯留部は直線状の切欠部を含む基板の外端縁
    に応じて基板に対して水平方向に進退動させるようにし
    たことを特徴とする基板端縁部被膜の除去方法。
  6. 【請求項6】 基板を着脱自在に保持する基板保持部
    と、この基板保持部に保持された基板の端縁部の被膜を
    除去する除去ユニットとを備えた基板端縁部被膜の除去
    装置において、前記除去ユニットは保持された基板に対
    し相対的に進退動可能とされ、且つ除去ユニットは基板
    の端縁が水平方向から挿入可能なスリットを形成した溶
    剤貯留部を備えていることを特徴とする基板端縁部被膜
    の除去装置。
  7. 【請求項7】 請求項6に記載の基板端縁部被膜の除去
    装置において、前記溶剤貯留部に形成されたスリットの
    長さは基板の長辺よりも長いことを特徴とする基板端縁
    部被膜の除去装置。
  8. 【請求項8】 請求項6に記載の基板端縁部被膜の除去
    装置において、前記除去ユニットは内部に溶剤貯留部を
    収め、且つ基板端縁にガスまたはリンス液を吹き付ける
    ノズル孔を備えていることを特徴とする基板端縁部被膜
    の除去装置。
  9. 【請求項9】 請求項6に記載の基板端縁部被膜の除去
    装置において、前記基板保持部は基板を水平面内で回転
    可能に保持し、また前記除去ユニットは基板保持部を中
    心として一対配置されていることを特徴とする基板端縁
    部被膜の除去装置。
JP30094394A 1994-08-04 1994-12-05 基板端縁部被膜の除去方法及び除去装置 Expired - Fee Related JP3341958B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30094394A JP3341958B2 (ja) 1994-08-04 1994-12-05 基板端縁部被膜の除去方法及び除去装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-183417 1994-08-04
JP18341794 1994-08-04
JP30094394A JP3341958B2 (ja) 1994-08-04 1994-12-05 基板端縁部被膜の除去方法及び除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08102434A true JPH08102434A (ja) 1996-04-16
JP3341958B2 JP3341958B2 (ja) 2002-11-05

Family

ID=26501863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30094394A Expired - Fee Related JP3341958B2 (ja) 1994-08-04 1994-12-05 基板端縁部被膜の除去方法及び除去装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3341958B2 (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5849467A (en) * 1996-01-29 1998-12-15 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Method for the pre-treatment of a photoresist layer on a substrate surface
US6015467A (en) * 1996-03-08 2000-01-18 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Method of removing coating from edge of substrate
JP2002049144A (ja) * 2000-08-07 2002-02-15 Toppan Printing Co Ltd 基板端面洗浄装置
KR100501782B1 (ko) * 2000-02-25 2005-07-18 엔이씨 엘씨디 테크놀로지스, 엘티디. 코팅막 제거장치
JP2006332185A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置、及び基板処理方法
JP2007214408A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Toppan Printing Co Ltd ガラス基板端部のレジスト除去方法
CN100445816C (zh) * 2004-06-17 2008-12-24 东京応化工业株式会社 基板端缘部覆膜的除去装置
JP2012099833A (ja) * 2011-12-16 2012-05-24 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置及び基板処理方法
JP2013131764A (ja) * 2009-03-18 2013-07-04 Ev Group Gmbh キャリアからウエハを取り去るためのデバイスおよび方法

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5849467A (en) * 1996-01-29 1998-12-15 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Method for the pre-treatment of a photoresist layer on a substrate surface
US6015467A (en) * 1996-03-08 2000-01-18 Tokyo Ohka Kogyo Co., Ltd. Method of removing coating from edge of substrate
KR100501782B1 (ko) * 2000-02-25 2005-07-18 엔이씨 엘씨디 테크놀로지스, 엘티디. 코팅막 제거장치
JP2002049144A (ja) * 2000-08-07 2002-02-15 Toppan Printing Co Ltd 基板端面洗浄装置
CN100445816C (zh) * 2004-06-17 2008-12-24 东京応化工业株式会社 基板端缘部覆膜的除去装置
JP2006332185A (ja) * 2005-05-24 2006-12-07 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置、及び基板処理方法
JP2007214408A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Toppan Printing Co Ltd ガラス基板端部のレジスト除去方法
JP2013131764A (ja) * 2009-03-18 2013-07-04 Ev Group Gmbh キャリアからウエハを取り去るためのデバイスおよび方法
JP2014222758A (ja) * 2009-03-18 2014-11-27 エーファウ・グループ・ゲーエムベーハー キャリアとウエハとの間の相互連結層を取り去るためのデバイス
US8905111B2 (en) 2009-03-18 2014-12-09 Ev Group Gmbh Device for releasing an interconnect layer that provides connection between a carrier and a wafer
KR101496590B1 (ko) * 2009-03-18 2015-02-25 에베 그룹 게엠베하 웨이퍼를 캐리어로부터 분리하기 위한 장치 및 방법
JP2012099833A (ja) * 2011-12-16 2012-05-24 Tokyo Electron Ltd 基板処理装置及び基板処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3341958B2 (ja) 2002-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3407835B2 (ja) 基板端縁部被膜の除去方法及び除去装置
US6015467A (en) Method of removing coating from edge of substrate
JP4709346B2 (ja) ウェーハエッジの洗浄装置
TWI267129B (en) Coating and developing apparatus, exposure apparatus and resist pattern forming method
JP4127866B2 (ja) 基板端縁部被膜の除去方法
JPH10303106A (ja) 現像処理装置およびその処理方法
JP2846879B2 (ja) 半導体製造用フォトレジストコーティング装置
JPH0786222A (ja) 基板洗浄装置
JPH08102434A (ja) 基板端縁部被膜の除去方法及び除去装置
JP2002057088A (ja) 基板処理装置および現像処理装置
JPH0837143A (ja) 半導体処理装置
JP3665715B2 (ja) 現像方法及び現像装置
JPH09220505A (ja) 基板表面に形成されたシリカ系被膜の膜溶解方法
JPH09171985A (ja) 基板洗浄装置および基板洗浄方法
JPH05114555A (ja) フオトレジスト除去装置
JP2000208466A (ja) 基板処理方法および基板処理装置
JP3266229B2 (ja) 処理方法
JPH0669126A (ja) ウエハ周辺部クリーニング装置
JP3559988B2 (ja) 基板端縁部被膜の除去ユニットおよび除去方法
JPH06120133A (ja) 現像装置
JP2624426B2 (ja) 角形基板の洗浄装置
JP7236318B2 (ja) 液処理装置、及び液処理方法
JPH11186123A (ja) ウエーハ上に形成された感光膜の現像方法
JP3706228B2 (ja) 現像処理方法
JP2007096156A (ja) カバー膜除去装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20020806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100823

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110823

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120823

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120823

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130823

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140823

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees