JPH0796629B2 - ゴム組成物 - Google Patents
ゴム組成物Info
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- JPH0796629B2 JPH0796629B2 JP62161468A JP16146887A JPH0796629B2 JP H0796629 B2 JPH0796629 B2 JP H0796629B2 JP 62161468 A JP62161468 A JP 62161468A JP 16146887 A JP16146887 A JP 16146887A JP H0796629 B2 JPH0796629 B2 JP H0796629B2
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- rubber
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- resin
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C08—ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
- C08C—TREATMENT OR CHEMICAL MODIFICATION OF RUBBERS
- C08C19/00—Chemical modification of rubber
- C08C19/28—Reaction with compounds containing carbon-to-carbon unsaturated bonds
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- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
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- Polymers & Plastics (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は新規なゴム状重合体を含む組成物に関し、特に
耐油性、耐熱性、耐候性、耐寒性を高度にバランスさせ
た性能を保持した上で、強度特性の優れたゴム組成物に
関するものである。
耐油性、耐熱性、耐候性、耐寒性を高度にバランスさせ
た性能を保持した上で、強度特性の優れたゴム組成物に
関するものである。
(従来の技術) アクリロニトリル−ブタジエン共重合ゴム(NBR)を水
素化したゴムは耐油性、耐熱性、耐候性、耐寒性及び強
度がバランスした優れたゴムとして公知である。水素化
NBRはこのような優れた特性を有することから、自動車
の歯付き伝導ベルト(タイミングベルト)などの耐油
性、耐熱性および強度の要求される用途に使用されてい
る。
素化したゴムは耐油性、耐熱性、耐候性、耐寒性及び強
度がバランスした優れたゴムとして公知である。水素化
NBRはこのような優れた特性を有することから、自動車
の歯付き伝導ベルト(タイミングベルト)などの耐油
性、耐熱性および強度の要求される用途に使用されてい
る。
しかしながら、このような用途においても長期使用の観
点から、さらに常温および高温での高水準の強度が要求
されると共に動力伝達をさらに確実なものとするため
に、水素化NBRの欠点である高温での低伸張応力(例え
ば50%引張応力)が低いことに対する改善が要望されて
いた。
点から、さらに常温および高温での高水準の強度が要求
されると共に動力伝達をさらに確実なものとするため
に、水素化NBRの欠点である高温での低伸張応力(例え
ば50%引張応力)が低いことに対する改善が要望されて
いた。
一方、NBRの強度はカルボキシル基含有単量体をさらに
共重合することにより改善されることが知られている。
しかしながらカルボキシル基含有単量体を共重合して得
たNBRの水素化物も常温および高温での強度は優れてい
るが、高温での低伸張応力は水素化NBRと大差なく改善
されない。
共重合することにより改善されることが知られている。
しかしながらカルボキシル基含有単量体を共重合して得
たNBRの水素化物も常温および高温での強度は優れてい
るが、高温での低伸張応力は水素化NBRと大差なく改善
されない。
(発明が解決しようとする問題点) 本発明の目的は常温および高温での強度と共に高温での
低伸張応力が改善された高飽和ニトリル基含有ゴムの組
成物を提供することにある。
低伸張応力が改善された高飽和ニトリル基含有ゴムの組
成物を提供することにある。
本発明者等は鋭意研究の結果、高飽和ニトリル基含有ゴ
ムに無水マレイン酸等を付加させたゴムを使用すること
により上記目的が達成されることを見い出し本発明を完
成するに到った。
ムに無水マレイン酸等を付加させたゴムを使用すること
により上記目的が達成されることを見い出し本発明を完
成するに到った。
(問題点を解決するための手段) かくして本発明によれば、ヨウ素価80以下のニトリル基
含有高飽和重合体ゴムに無水マレイン酸あるいはその誘
導体を付加させて得た重合体100重量部、周期率表第2
族の金属酸化物0.5〜30重量部、及び加硫剤0.1〜15重量
部を含有するゴム組成物が提供される。
含有高飽和重合体ゴムに無水マレイン酸あるいはその誘
導体を付加させて得た重合体100重量部、周期率表第2
族の金属酸化物0.5〜30重量部、及び加硫剤0.1〜15重量
部を含有するゴム組成物が提供される。
本発明において用いられるニトリル基含有高飽和重合体
ゴムとしては不飽和ニトリル−共役ジエン共重合ゴムの
共役ジエン単位部分を水素化したもの,不飽和ニトリル
−共役ジエン−エチレン性不飽和モノマー三元共重合ゴ
ム及びこのゴムの共役ジエン単位部分を水素化したも
の,不飽和ニトリル−エチレン性不飽和モノマー系共重
合ゴムなどが挙げられる。これらのニトリル基含有高飽
和重合体ゴムは通常の重合手法及び通常の水素化方法を
用いることにより得られるが、本発明においては該ゴム
の製造方法は特に限定されないことは言うまでもない。
ゴムとしては不飽和ニトリル−共役ジエン共重合ゴムの
共役ジエン単位部分を水素化したもの,不飽和ニトリル
−共役ジエン−エチレン性不飽和モノマー三元共重合ゴ
ム及びこのゴムの共役ジエン単位部分を水素化したも
の,不飽和ニトリル−エチレン性不飽和モノマー系共重
合ゴムなどが挙げられる。これらのニトリル基含有高飽
和重合体ゴムは通常の重合手法及び通常の水素化方法を
用いることにより得られるが、本発明においては該ゴム
の製造方法は特に限定されないことは言うまでもない。
前述のニトリル基含有高飽和重合体ゴムを製造するため
に使用されるモノマーを以下に例示する。
に使用されるモノマーを以下に例示する。
不飽和ニトリルとしてはアクリロニトリル,メタクリロ
ニトリルなどが、共役ジエンとしては1,3−ブタジエン,
2,3−ジメチルブタジエン,イソプレン,1,3−ペンタジ
エンなどが挙げられる。エチレン性不飽和モノマーとし
てはスチレン,クロロスチレン,P−t−ブチルスチレ
ン,クロロメチルスチレンなどのビニル芳香族化合物、
メチルアクリレート,2−エチルヘキシルアクリレートの
ような不飽和カルボン酸のエステル、メトキシメチルア
クリレート,エトキシエチルアクリレート,メトキシエ
トキシエチルアクリレートのような前記不飽和カルボン
酸のアルコキシアルキルエステル、アクリルアミド,メ
タクリルアミドのような不飽和カルボン酸アミド、N−
メチロール(メタ)アクリルアミド,N,N′−ジメチロー
ル(メタ)アクリルアミド,N−エトキシメチル(メタ)
アクリルアミドのようなN−置換(メタ)アクリルアミ
ドなどが含まれる。
ニトリルなどが、共役ジエンとしては1,3−ブタジエン,
2,3−ジメチルブタジエン,イソプレン,1,3−ペンタジ
エンなどが挙げられる。エチレン性不飽和モノマーとし
てはスチレン,クロロスチレン,P−t−ブチルスチレ
ン,クロロメチルスチレンなどのビニル芳香族化合物、
メチルアクリレート,2−エチルヘキシルアクリレートの
ような不飽和カルボン酸のエステル、メトキシメチルア
クリレート,エトキシエチルアクリレート,メトキシエ
トキシエチルアクリレートのような前記不飽和カルボン
酸のアルコキシアルキルエステル、アクリルアミド,メ
タクリルアミドのような不飽和カルボン酸アミド、N−
メチロール(メタ)アクリルアミド,N,N′−ジメチロー
ル(メタ)アクリルアミド,N−エトキシメチル(メタ)
アクリルアミドのようなN−置換(メタ)アクリルアミ
ドなどが含まれる。
不飽和ニトリル−エチレン性不飽和単量体系共重合ゴム
においては、該不飽和単量体の一部をビニルノルボーネ
ン,ジシクロペンタジエン,1,4−ヘキサジエンのような
非共役ジエンで置換して共重合させてもよい。
においては、該不飽和単量体の一部をビニルノルボーネ
ン,ジシクロペンタジエン,1,4−ヘキサジエンのような
非共役ジエンで置換して共重合させてもよい。
本発明で使用されるニトリル基含有高飽和重合体ゴムは
具体的にはブタジエン−アクリロニトリル共重合ゴム,
イソプレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合ゴ
ム,イソプレン−アクリロニトリル共重合ゴムなどを水
素化したもの、ブタジエン−メチルアクリレート−アク
リロニトリル共重合ゴム,ブタジエン−スチレン、アク
リロニトリル共重合ゴムなど及びこれらを水素化したも
の、ブタジエン−エチレン−アクリロニトリル共重合ゴ
ム、ブチルアクリレート−エトキシエチルアクリレート
−ビニルクロロアセテート−アクリロニトリル共重合ゴ
ム、ブチルアクリレート−エトキシエチルアクリレート
−ビニルノルボーネン−アクリロニトリル共重合ゴムな
どが例示できる。
具体的にはブタジエン−アクリロニトリル共重合ゴム,
イソプレン−ブタジエン−アクリロニトリル共重合ゴ
ム,イソプレン−アクリロニトリル共重合ゴムなどを水
素化したもの、ブタジエン−メチルアクリレート−アク
リロニトリル共重合ゴム,ブタジエン−スチレン、アク
リロニトリル共重合ゴムなど及びこれらを水素化したも
の、ブタジエン−エチレン−アクリロニトリル共重合ゴ
ム、ブチルアクリレート−エトキシエチルアクリレート
−ビニルクロロアセテート−アクリロニトリル共重合ゴ
ム、ブチルアクリレート−エトキシエチルアクリレート
−ビニルノルボーネン−アクリロニトリル共重合ゴムな
どが例示できる。
そして、これらの重合体ゴムのうちでヨウ素価が80以下
のものを選択して用いることが必要であるが、このヨウ
素価はJIS K 0070に従って求められる。
のものを選択して用いることが必要であるが、このヨウ
素価はJIS K 0070に従って求められる。
本発明において用いられる無水マレイン酸およびその誘
導体は、無水マレイン酸、マレイン酸、マレイン酸モノ
メチルエステル,マレイン酸モノエチルエステル、マレ
イン酸モノブチルエステル,マレイン酸モノ2−エチル
ヘキシルエステルなどのマレイン酸モノアルキルエステ
ル、マレイミド,N−メチルマレイミド,N−エチルマレイ
ミド,N−フエニルマレイミドなどのマレイミド類などが
含まれる。
導体は、無水マレイン酸、マレイン酸、マレイン酸モノ
メチルエステル,マレイン酸モノエチルエステル、マレ
イン酸モノブチルエステル,マレイン酸モノ2−エチル
ヘキシルエステルなどのマレイン酸モノアルキルエステ
ル、マレイミド,N−メチルマレイミド,N−エチルマレイ
ミド,N−フエニルマレイミドなどのマレイミド類などが
含まれる。
本発明において無水マレイン酸あるいはその誘導体をニ
トリル基含有高飽和重合体ゴムへ付加させるに当って
は、ニトリル基含有高飽和重合体ゴムへの高温下でのエ
ン付加法またはラジカル発生剤の存在下でのラジカル付
加法が用いられる。エン付加法およびラジカル付加法
は、ニトリル基含有高飽和ゴムおよび無水マレイン酸ま
たはその誘導体をそれらを溶解する不活性溶剤中で加熱
することにより、あるいは該重合体ゴムと無水マレイン
酸の混合物を加熱することにより、無水マレイン酸また
はその誘導体と付加反応させる方法である。付加反応
は、たとえば溶液の場合はオートクレーブなどの化学反
応容器中で、固相での反応は密閉式混練機、混練押出機
などの混合加工機により実施することができる。
トリル基含有高飽和重合体ゴムへ付加させるに当って
は、ニトリル基含有高飽和重合体ゴムへの高温下でのエ
ン付加法またはラジカル発生剤の存在下でのラジカル付
加法が用いられる。エン付加法およびラジカル付加法
は、ニトリル基含有高飽和ゴムおよび無水マレイン酸ま
たはその誘導体をそれらを溶解する不活性溶剤中で加熱
することにより、あるいは該重合体ゴムと無水マレイン
酸の混合物を加熱することにより、無水マレイン酸また
はその誘導体と付加反応させる方法である。付加反応
は、たとえば溶液の場合はオートクレーブなどの化学反
応容器中で、固相での反応は密閉式混練機、混練押出機
などの混合加工機により実施することができる。
本発明の場合は、無水マレイン酸あるいはその誘導体の
付加量に特に制限はないが、好ましくはニトリル基含有
高飽和重合体ゴムに対して無水マレイン酸あるいはその
誘導体の酸当量(ephr,ゴム100g当りのg当量)で5×1
0-3ephr以上である。
付加量に特に制限はないが、好ましくはニトリル基含有
高飽和重合体ゴムに対して無水マレイン酸あるいはその
誘導体の酸当量(ephr,ゴム100g当りのg当量)で5×1
0-3ephr以上である。
本発明の組成物は前述のようにして得た付加重合体に対
し周期律表第2族の金属酸化物、加硫剤、老化防止剤、
充填剤等を添加したものであり、耐油性、耐熱性、耐候
性、耐寒性の性能バランスが優れた高応力高強度の加硫
物を得ることができる。
し周期律表第2族の金属酸化物、加硫剤、老化防止剤、
充填剤等を添加したものであり、耐油性、耐熱性、耐候
性、耐寒性の性能バランスが優れた高応力高強度の加硫
物を得ることができる。
本発明の組成物に添加できるこれらの配合剤のうち周期
律表第2族の金属酸化物としては、酸化マグネシウム、
酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸化ストロンチウムなどが
挙げられる。特に好ましいのは酸化亜鉛、酸化マグネシ
ウムである。金属酸化物の使用量は通常該ゴム100重量
部当り(以下も同様)0.5〜30重量部である。
律表第2族の金属酸化物としては、酸化マグネシウム、
酸化亜鉛、酸化カルシウム、酸化ストロンチウムなどが
挙げられる。特に好ましいのは酸化亜鉛、酸化マグネシ
ウムである。金属酸化物の使用量は通常該ゴム100重量
部当り(以下も同様)0.5〜30重量部である。
また加硫剤としては硫黄及び/又は硫黄供与性化合物
(以下、硫黄系加硫剤と称することがある)ならびに有
機過酸化物が挙げられる。これらのうち硫黄系加硫剤を
使用する場合には通常ステアリン酸及び各種加硫促進剤
が併用される。
(以下、硫黄系加硫剤と称することがある)ならびに有
機過酸化物が挙げられる。これらのうち硫黄系加硫剤を
使用する場合には通常ステアリン酸及び各種加硫促進剤
が併用される。
硫黄供与性化合物としてはテトラメチルチウラムジスル
フィド,テトラエチルチウラムジスルフィドなどのチウ
ラム系化合物、モルホリンジスルフィドなどのモルホリ
ン系化合物などが挙げられる。硫黄あるいは硫黄供与性
化合物の使用量は通常0.1〜5重量部である。これらと
併用される加硫促進剤は耐熱性及び強度の点から2−メ
ルカプトベンゾチアゾール,2メルカプトチアゾリンなど
のチアゾール系化合物、N−シクロヘキシル−2−ベン
ゾチアジル・スルフェンアミドなどのスルフェンアミド
系化合物などを使用するのが好ましいが、これら以外の
加硫促進剤を使用しても構わない。加硫促進剤の使用量
は通常0.5〜5重量部の範囲である。
フィド,テトラエチルチウラムジスルフィドなどのチウ
ラム系化合物、モルホリンジスルフィドなどのモルホリ
ン系化合物などが挙げられる。硫黄あるいは硫黄供与性
化合物の使用量は通常0.1〜5重量部である。これらと
併用される加硫促進剤は耐熱性及び強度の点から2−メ
ルカプトベンゾチアゾール,2メルカプトチアゾリンなど
のチアゾール系化合物、N−シクロヘキシル−2−ベン
ゾチアジル・スルフェンアミドなどのスルフェンアミド
系化合物などを使用するのが好ましいが、これら以外の
加硫促進剤を使用しても構わない。加硫促進剤の使用量
は通常0.5〜5重量部の範囲である。
加硫剤としての有機過酸化物としてはジクミルパーオキ
サイド、ベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロルジ
ベンゾイルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサ
ン、t−ブチルパーオキシベンゾエートなどが挙げられ
る。
サイド、ベンゾイルパーオキサイド、2,4−ジクロルジ
ベンゾイルパーオキサイド、2,5−ジメチル−2,5−ジ
(t−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−
2,5−ジ(t−ブチルパーオキシ)ヘキシン−3、2,5−
ジメチル−2,5−ジ(ベンゾイルパーオキシ)ヘキサ
ン、t−ブチルパーオキシベンゾエートなどが挙げられ
る。
使用量は通常0.5〜15重量部、好ましくは4〜10重量部
である。有機過酸化物を加硫剤とする場合にはトリアリ
ルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート、エチレンジメタ
アクリレート、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレー
ト、トルイレンビスマレイミドなどの多官能性モノマー
などを加硫助剤として併用することができる。使用量は
通常1〜10重量部である。また多価アルコールを併用す
ることによって耐熱性を改善することもできる。多価ア
ルコールとしてはポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、エチレングリコール、プロピレングリ
コールなどが挙げられ、使用量は0.5〜10重量部の範囲
が好ましい。
である。有機過酸化物を加硫剤とする場合にはトリアリ
ルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレート、トリメ
チロールプロパントリメタクリレート、エチレンジメタ
アクリレート、ジビニルベンゼン、ジアリルフタレー
ト、トルイレンビスマレイミドなどの多官能性モノマー
などを加硫助剤として併用することができる。使用量は
通常1〜10重量部である。また多価アルコールを併用す
ることによって耐熱性を改善することもできる。多価ア
ルコールとしてはポリエチレングリコール、ポリプロピ
レングリコール、エチレングリコール、プロピレングリ
コールなどが挙げられ、使用量は0.5〜10重量部の範囲
が好ましい。
老化防止剤としては、硫黄系加硫剤を使用する場合には
オゾン亀裂防止剤の使用量が望ましい。オゾン亀裂防止
剤としてはN−フエニル−N′−イソプロピル−p−フ
エニレンジアミン、N−シクロヘキシル−N′−フエニ
ル−p−フエニレンジアミン、N−(1,3−ジメチルブ
チル)−N′−フエニル−p−フエニレンジアミン、N,
N′−ジ(1−エチル−3−メチルベンチル)−p−フ
エニレンジアミンなどが挙げられる。これらの使用量は
通常0.1〜5重量部の範囲である。加硫剤が有機過酸化
物の場合にはオゾン亀裂防止剤を使用しなくてもよい。
オゾン亀裂防止剤の使用量が望ましい。オゾン亀裂防止
剤としてはN−フエニル−N′−イソプロピル−p−フ
エニレンジアミン、N−シクロヘキシル−N′−フエニ
ル−p−フエニレンジアミン、N−(1,3−ジメチルブ
チル)−N′−フエニル−p−フエニレンジアミン、N,
N′−ジ(1−エチル−3−メチルベンチル)−p−フ
エニレンジアミンなどが挙げられる。これらの使用量は
通常0.1〜5重量部の範囲である。加硫剤が有機過酸化
物の場合にはオゾン亀裂防止剤を使用しなくてもよい。
また、耐熱性の点からは酸化劣化防止剤の使用が望まし
い。硫黄系加硫剤を使用する場合には、オクチル化ジフ
エニルアミンなどのアルキル化ジフエニルアミン、4,
4′−ビス(α,α−ジメチルベンジル)ジフエニルア
ミンなどのアミン系化合物、2−メルカプト−ベンズイ
ミダゾール,2−メルカプトベンズイミダゾールの亜鉛又
はニッケル塩などのメルカプトベンズイミダゾール系化
合物などが挙げられる。使用量は0.1〜5重量部の範囲
が好ましい。
い。硫黄系加硫剤を使用する場合には、オクチル化ジフ
エニルアミンなどのアルキル化ジフエニルアミン、4,
4′−ビス(α,α−ジメチルベンジル)ジフエニルア
ミンなどのアミン系化合物、2−メルカプト−ベンズイ
ミダゾール,2−メルカプトベンズイミダゾールの亜鉛又
はニッケル塩などのメルカプトベンズイミダゾール系化
合物などが挙げられる。使用量は0.1〜5重量部の範囲
が好ましい。
加硫剤として有機過酸化物を使用する場合には、6−エ
トキシ−2,2,4−トリメチル−1、2−ジヒドロキノリ
ン,2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンの重合
物,6−ドデシル−2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリンなどのキノリン系酸化劣化防止剤、および2−メ
ルカプトベンズイミダゾール,2−メルカプトベンズイミ
ダゾールの亜鉛又はニッケル塩などのメルカプトベンズ
イミダゾール系劣化防止剤が挙げられる。使用量は0.1
〜5重量部の範囲が好ましい。
トキシ−2,2,4−トリメチル−1、2−ジヒドロキノリ
ン,2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキノリンの重合
物,6−ドデシル−2,2,4−トリメチル−1,2−ジヒドロキ
ノリンなどのキノリン系酸化劣化防止剤、および2−メ
ルカプトベンズイミダゾール,2−メルカプトベンズイミ
ダゾールの亜鉛又はニッケル塩などのメルカプトベンズ
イミダゾール系劣化防止剤が挙げられる。使用量は0.1
〜5重量部の範囲が好ましい。
本発明で使用できる充てん剤は、通常は一般にゴム工業
で使用される各種カーボンブラック、シリカ、炭酸カル
シウム、クレーなどの無機充てん剤が挙げられる。使用
量は通常10〜200重量部である。
で使用される各種カーボンブラック、シリカ、炭酸カル
シウム、クレーなどの無機充てん剤が挙げられる。使用
量は通常10〜200重量部である。
本発明においては無機充てん剤に限定されるものではな
く、フェノール樹脂,キシレン樹脂,メラミン樹脂など
の有機充てん剤、ガラス単繊維,アラミド単繊維(パル
プ)などの各種単繊維などを使用することもできる。
く、フェノール樹脂,キシレン樹脂,メラミン樹脂など
の有機充てん剤、ガラス単繊維,アラミド単繊維(パル
プ)などの各種単繊維などを使用することもできる。
本発明のゴム組成物は、本発明のニトリル基含有ゴムと
上記の各種配合剤とをロール、バンバリーなどの通常の
混合機を用いて混合することによって製造される。その
際、上記以外の配合剤、例えば可塑剤、プロセス油、加
工助剤、顔料、加硫遅延剤などを必要により添加混合す
ることができる。
上記の各種配合剤とをロール、バンバリーなどの通常の
混合機を用いて混合することによって製造される。その
際、上記以外の配合剤、例えば可塑剤、プロセス油、加
工助剤、顔料、加硫遅延剤などを必要により添加混合す
ることができる。
得られたゴム組成物はそのままで、あるいはポリエステ
ル織布、ナイロン織布、コード状の繊維、たとえばポリ
エステル繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、カーボン繊
維、スチール繊維などと複合化された後加硫工程を経て
目的とするゴム製品とされる。
ル織布、ナイロン織布、コード状の繊維、たとえばポリ
エステル繊維、ガラス繊維、アラミド繊維、カーボン繊
維、スチール繊維などと複合化された後加硫工程を経て
目的とするゴム製品とされる。
本発明のゴム組成物を用いた加硫物は優れた耐油性、耐
熱性、耐候性、耐寒性を示すとともに格段に改善された
応力強度及び耐動的疲労性を有するもので、絶えず繰返
し変形を受けるベルト類、特に自動車用に用いられるV
ベルト,ポリVベルトや歯付伝導ベルトなど;自動車用
パワーステアリングホース,建築機械等各種機械の油圧
ホース等の高圧耐油ホース,自動車用の燃料ホース等の
ホース類;油井,ガス井で使用される各種ゴム製品、た
とえばパッカー,ブローアウトプリベンター(Blowout
Preventer),パイププロテクターなど;O−リング,ガ
スケット、オイルシール,フレオンシール等の各種シー
ル材;各種ダイアフラム;自動車用のクラッチ板やブレ
ーキシューなどの摩擦板;その他各種の製品の製造に用
いることができる。
熱性、耐候性、耐寒性を示すとともに格段に改善された
応力強度及び耐動的疲労性を有するもので、絶えず繰返
し変形を受けるベルト類、特に自動車用に用いられるV
ベルト,ポリVベルトや歯付伝導ベルトなど;自動車用
パワーステアリングホース,建築機械等各種機械の油圧
ホース等の高圧耐油ホース,自動車用の燃料ホース等の
ホース類;油井,ガス井で使用される各種ゴム製品、た
とえばパッカー,ブローアウトプリベンター(Blowout
Preventer),パイププロテクターなど;O−リング,ガ
スケット、オイルシール,フレオンシール等の各種シー
ル材;各種ダイアフラム;自動車用のクラッチ板やブレ
ーキシューなどの摩擦板;その他各種の製品の製造に用
いることができる。
また、本発明のゴム組成物はポリアミド樹脂,ポリエス
テル樹脂,ポリイミド樹脂,ポリアセタール樹脂、ポリ
カーボネート樹脂,ポリフッ化ビニリデン樹脂,テトラ
フルオロエチレン−エチレン共重合体樹脂などの熱可塑
性樹脂、およびウレタン樹脂,エポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂,尿素・メラミン樹脂などの熱硬化性樹脂へブレ
ンドして用いることもできる。
テル樹脂,ポリイミド樹脂,ポリアセタール樹脂、ポリ
カーボネート樹脂,ポリフッ化ビニリデン樹脂,テトラ
フルオロエチレン−エチレン共重合体樹脂などの熱可塑
性樹脂、およびウレタン樹脂,エポキシ樹脂、フェノー
ル樹脂,尿素・メラミン樹脂などの熱硬化性樹脂へブレ
ンドして用いることもできる。
以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明す
る。なお、実施例、比較例および参考例中の部及び%は
とくに断りのないかぎり重量基準である。
る。なお、実施例、比較例および参考例中の部及び%は
とくに断りのないかぎり重量基準である。
参考例 オートクレーブ中で水素化ニトリルゴム(日本ゼオン製
ゼットポール2020、ムーニ粘度82,ニトリル含量37.6
%,ヨウ素価28.2)をメチルエチルケトンに溶解し、無
水マレイン酸(表1のNo.1〜4)またはマレイン酸(表
1のNo.5〜6)を添加した後に不活性ガス雰囲気下で、
ベンゾイルパーオキシドのメチルエチルケトン溶液を連
続添加しつつ、95℃で4時間反応した。表1のNo.1〜4
では反応生成物をn−ヘキサン/ジエチルエーテルの混
合溶剤で、また表1のNo.5〜6ではメタノールでそれぞ
れ再沈を5回繰返して精製し、ガスクロマトグラフによ
り生成ゴム中に未反応の無水マレイン酸またはマレイン
酸が残存していないことを確認したのち乾燥して、評価
試験用の変性ゴムを得た。表1に示す変性ゴムNo.1〜4
で赤外線吸収スペクトルによりコハク酸無水物基とし
て、また変性ゴムNo.5〜6ではコハク酸基としてそれぞ
れ変性ゴム中に付加していること確認した。
ゼットポール2020、ムーニ粘度82,ニトリル含量37.6
%,ヨウ素価28.2)をメチルエチルケトンに溶解し、無
水マレイン酸(表1のNo.1〜4)またはマレイン酸(表
1のNo.5〜6)を添加した後に不活性ガス雰囲気下で、
ベンゾイルパーオキシドのメチルエチルケトン溶液を連
続添加しつつ、95℃で4時間反応した。表1のNo.1〜4
では反応生成物をn−ヘキサン/ジエチルエーテルの混
合溶剤で、また表1のNo.5〜6ではメタノールでそれぞ
れ再沈を5回繰返して精製し、ガスクロマトグラフによ
り生成ゴム中に未反応の無水マレイン酸またはマレイン
酸が残存していないことを確認したのち乾燥して、評価
試験用の変性ゴムを得た。表1に示す変性ゴムNo.1〜4
で赤外線吸収スペクトルによりコハク酸無水物基とし
て、また変性ゴムNo.5〜6ではコハク酸基としてそれぞ
れ変性ゴム中に付加していること確認した。
該試作変性ゴムと前記の水素化ニトリルゴム、カルボキ
シル化ニトリルゴム(日本ゼオン製ニポール1072J)お
よびアクリロニトリル,メタアクリル酸およびブタジエ
ンを共重合した後に常法により水素化したカルボキシル
化水素化ニトリルゴム(試作品)の特性を表1に示し
た。いずれもゲル含量(80メッシュ金網を通過しないメ
チルエチルケトン不溶分)は0であった。
シル化ニトリルゴム(日本ゼオン製ニポール1072J)お
よびアクリロニトリル,メタアクリル酸およびブタジエ
ンを共重合した後に常法により水素化したカルボキシル
化水素化ニトリルゴム(試作品)の特性を表1に示し
た。いずれもゲル含量(80メッシュ金網を通過しないメ
チルエチルケトン不溶分)は0であった。
実施例 表1に示した各種ゴムを表2記載の配合処方により各種
配合材と冷却ロールで混合してゴム配合物を得た。これ
らを160℃で30分間プレス加硫した後に、2次加硫とし
て加熱オープン中で大気圧下150℃で2時間更に熱処理
して加硫物を得た。物性評価はJIS K 6301に準じて実施
した。引張試験は恒温槽付引張試験機を使用して、23,1
00,125および150℃の雰囲気内で実施した。耐寒性はゲ
ーマン式低温ねじり試験機で測定した。耐油性はJIS #
3油で120℃にて270時間浸漬後の体積変化率で測定し
た。また、動的粘弾性は粘弾性スペクトロメーター(岸
本製作所製)により、周波数50Hz,初期歪15%,動的歪
0.2%,測定温度範囲−50〜150℃の条件で測定した。結
果を表2に示す。なお、表中の50%引張応力(M50)の
温度依存性をグラフとして第1図に示した。
配合材と冷却ロールで混合してゴム配合物を得た。これ
らを160℃で30分間プレス加硫した後に、2次加硫とし
て加熱オープン中で大気圧下150℃で2時間更に熱処理
して加硫物を得た。物性評価はJIS K 6301に準じて実施
した。引張試験は恒温槽付引張試験機を使用して、23,1
00,125および150℃の雰囲気内で実施した。耐寒性はゲ
ーマン式低温ねじり試験機で測定した。耐油性はJIS #
3油で120℃にて270時間浸漬後の体積変化率で測定し
た。また、動的粘弾性は粘弾性スペクトロメーター(岸
本製作所製)により、周波数50Hz,初期歪15%,動的歪
0.2%,測定温度範囲−50〜150℃の条件で測定した。結
果を表2に示す。なお、表中の50%引張応力(M50)の
温度依存性をグラフとして第1図に示した。
表2の結果および第1図より、無水マレイン酸あるいは
マレイン酸を付加した変性水素化ニトリルゴムは、水素
化ニトリルゴムおよびカルボキシル化水素化ニトリルゴ
ムに比べて、硬度の上昇が抑制されて高応力、高強度に
なること、高温での応力が高くかつ熱間応力の変化がほ
とんどないこと、高温になっても硬度がほとんど変化し
ないこと、カルボキシル化水素化ニトリルゴムのような
イオン結合またはクラスターによるtanδのピーク発生
がないこと、耐寒性に優れること、および耐油性に優れ
ること、という特徴を有することがわかる。このよう
に、無水マレイン酸あるいはマレイン酸を付加した変性
水素化ニトリルゴムは、同じカルボン酸であっても(メ
タ)アクリル酸を共重合したカルボキシル化水素化ニト
リルゴムとは全く異なるゴムであることがわかる。
マレイン酸を付加した変性水素化ニトリルゴムは、水素
化ニトリルゴムおよびカルボキシル化水素化ニトリルゴ
ムに比べて、硬度の上昇が抑制されて高応力、高強度に
なること、高温での応力が高くかつ熱間応力の変化がほ
とんどないこと、高温になっても硬度がほとんど変化し
ないこと、カルボキシル化水素化ニトリルゴムのような
イオン結合またはクラスターによるtanδのピーク発生
がないこと、耐寒性に優れること、および耐油性に優れ
ること、という特徴を有することがわかる。このよう
に、無水マレイン酸あるいはマレイン酸を付加した変性
水素化ニトリルゴムは、同じカルボン酸であっても(メ
タ)アクリル酸を共重合したカルボキシル化水素化ニト
リルゴムとは全く異なるゴムであることがわかる。
(発明の効果) 本発明のゴム組成物は従来得られなかった優れた特性を
兼ね備えており、ゴムの用途の拡大に益するものであ
る。
兼ね備えており、ゴムの用途の拡大に益するものであ
る。
第1図はゴム加硫物について測定した50%引張応力対温
度の関係を示すグラフである。
度の関係を示すグラフである。
Claims (1)
- 【請求項1】ヨウ素価80以下のニトリル基含有高飽和重
合体ゴムに無水マレイン酸あるいはその誘導体を付加さ
せて得た重合体100重量部、周期率表第2族の金属酸化
物0.5〜30重量部、及び加硫剤0.1〜15重量部を含有する
ゴム組成物。
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JP62161468A JPH0796629B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | ゴム組成物 |
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US07/350,583 US5157083A (en) | 1987-06-29 | 1988-06-29 | Rubber composition |
PCT/JP1988/000647 WO1989000174A1 (en) | 1987-06-29 | 1988-06-29 | Rubber composition |
DE8888906048T DE3874313T2 (de) | 1987-06-29 | 1988-06-29 | Kautschukzusammensetzung. |
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JP62161468A JPH0796629B2 (ja) | 1987-06-29 | 1987-06-29 | ゴム組成物 |
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---|---|
JPS646039A JPS646039A (en) | 1989-01-10 |
JPH0796629B2 true JPH0796629B2 (ja) | 1995-10-18 |
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ID=15735671
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---|---|---|---|
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EP (1) | EP0324860B1 (ja) |
JP (1) | JPH0796629B2 (ja) |
DE (1) | DE3874313T2 (ja) |
WO (1) | WO1989000174A1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006316278A (ja) * | 2006-06-12 | 2006-11-24 | Mitsubishi Cable Ind Ltd | シール材用ゴム組成物およびそれを用いたシール材 |
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BE1006640A3 (nl) * | 1993-01-29 | 1994-11-03 | Dsm Nv | Werkwijze voor de bereiding van een polymeer. |
JP2842786B2 (ja) * | 1994-03-16 | 1999-01-06 | 株式会社椿本チエイン | 歯付きベルト |
JP3312521B2 (ja) * | 1995-02-16 | 2002-08-12 | 東海ゴム工業株式会社 | 燃料ホースの製法 |
JP3246254B2 (ja) * | 1995-02-21 | 2002-01-15 | 東海ゴム工業株式会社 | 燃料ホースおよびその製法 |
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WO1998044039A1 (fr) * | 1997-03-31 | 1998-10-08 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Composition comportant un melange de resine synthetique et de caoutchouc copolymere de nitrile, carboxyle et hautement sature |
WO1998044038A1 (fr) * | 1997-03-31 | 1998-10-08 | Nippon Zeon Co., Ltd. | Composition caoutchoutee resistante a l'huile et composite de cette composition et de fibres |
US6169134B1 (en) | 1997-12-12 | 2001-01-02 | Nalco/Exxon Energy Chemicals, L.P. | Viscosifying hydrocarbon liquids |
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DE10102047A1 (de) | 2001-01-17 | 2002-07-18 | Bayer Ag | Kautschukmischungen für Walzenbeläge |
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EP2284275A1 (en) | 2009-08-10 | 2011-02-16 | Sensile Pat AG | Stimuli Responsive Membrane |
EP2918612B1 (de) | 2014-03-10 | 2016-09-07 | ARLANXEO Deutschland GmbH | Aminomethylgruppenhaltiger hydrierter nitrilkautschuk, verfahren zu dessen herstellung, vulkanisierbare zusammensetzungen enthaltend aminomethylgruppenhaltigen hydrierten nitrilkautschuk, verfahren zu deren vulkanisation und dadurch erhältliche vulkanisate |
CN114426717B (zh) * | 2020-10-12 | 2023-10-10 | 中国石油化工股份有限公司 | 用于制备氢化丁腈橡胶的硫化组合物及其应用和氢化丁腈橡胶及其制备方法和应用 |
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-
1987
- 1987-06-29 JP JP62161468A patent/JPH0796629B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1988
- 1988-06-29 EP EP88906048A patent/EP0324860B1/en not_active Expired
- 1988-06-29 DE DE8888906048T patent/DE3874313T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-06-29 WO PCT/JP1988/000647 patent/WO1989000174A1/ja active IP Right Grant
- 1988-06-29 US US07/350,583 patent/US5157083A/en not_active Expired - Fee Related
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DE3874313T2 (de) | 1993-02-25 |
EP0324860A1 (en) | 1989-07-26 |
JPS646039A (en) | 1989-01-10 |
US5157083A (en) | 1992-10-20 |
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