JPH0795392A - ファクシミリ画像の平滑化スケーリング方法 - Google Patents

ファクシミリ画像の平滑化スケーリング方法

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JPH0795392A
JPH0795392A JP6046699A JP4669994A JPH0795392A JP H0795392 A JPH0795392 A JP H0795392A JP 6046699 A JP6046699 A JP 6046699A JP 4669994 A JP4669994 A JP 4669994A JP H0795392 A JPH0795392 A JP H0795392A
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    • H04N1/40068Modification of image resolution, i.e. determining the values of picture elements at new relative positions

Abstract

(57)【要約】 【目的】 伝送画像中のアーチファクトによる視認性の悪化を
低減させると共に高印刷品質を達成すること 【構成】 ファクシミリ画像のスケーリンク゛および平滑化方法およ
び装置。これは、受信ファクシミリ画像を所与軸に沿ってスケーリ
ンク゛し、その軸に沿って印字画像解像度を増大させ、そ
のスケーリンク゛された画像の平滑化を行って視認性を悪化さ
せるティックを低減させる。これは、異なる画素数を有する
隣接受信ラインに関して受信画像テ゛ータを解析し、印刷出力
画像の平滑化のためにも設計された所定の充填規則に従
ってそれらライン間に画素を充填することで達成される。
様々な所定規則を適用して中間結果を生成できる。この
中間結果の一部または全てがスケーリンク゛/平滑化アルコ゛リス゛ムに
より理解されて最終的な平滑化されスケーリンク゛された出力
画素画像が生成される。好適には、かかる解析および充
填は、受信側ファクシミリ装置あるいはファクシミリ受信フ゜リンタ中のハ
イフ゛リット゛ハート゛ウェアおよびファームウェアサフ゛システムにより行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般にファクシミリ画
像のスケーリングに関し、特に、受信したファクシミリ
画像の垂直解像度の平滑化増倍を行って、伝送画像中の
アーチファクトによる視認性の悪化を低減させ、また高
印刷品質を達成する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ画像は、典型的には、2つ
の垂直解像度、即ち、98ライン/インチまたは196ライ
ン/インチのうちの一方に該当するものである。ファク
シミリ受信可能プリンタおよび或る最近のファクシミリ
装置では、 300ドット/インチ(DPI)の垂直解像度が
より一般的になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、例えば、垂
直方向に隣接する受信ドット間を印刷ドットで充填し
て、印刷されるファクシミリ画像が垂直方向にフルスケ
ールにかつ連続的になるように、即ち、空間的に連続す
るようにすること等により、受信ファクシミリ画像を垂
直方向に伸長させあるいはスケーリングする高解像度の
ファクシミリ画像形成装置が必要とされている。ファク
シミリ画像が生成される際には、「ティック(tick)」と
呼ばれる視覚的に捉らえ得る画素あるいはドットのアー
チファクトが現われることが多い。 この「ティック」
とは、伝送画像中の余分な黒いドットを指し、画像形成
装置によって走査画像中の水平ラインの上下に加えられ
るものであることが理解されよう。印刷されたファクシ
ミリ出力画像から、かかるティックによる視認性の悪化
を低減させる必要がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の方法および装置
は、受信されたファクシミリ画像を所与の軸に沿ってス
ケーリングしてその方向に沿った印刷画像の解像度を増
大させる一方、そのスケーリングされた画像を平滑化し
て視認性を悪化させるティックを低減させるものであ
る。これは、異なる画素数を有する隣接する受信ライン
に関して受信画像データを解析し、印刷される出力画像
を平滑化するようにも設計された所定の充填規則に従っ
てそれら隣接ライン間に画素を充填することにより達成
される。様々な所定規則を適用して中間結果を生成する
ことができる。この中間結果がスケーリング/平滑化ア
ルゴリズムによって理解されて、最終的な平滑化されス
ケーリングされた出力画素画像が生成される。好適に
は、かかる規則に従った解析および充填は、受信側ファ
クシミリ装置あるいはファクシミリ受信プリンタ中のハ
イブリッドハードウェアおよびファームウェアサブシス
テムにより行われる。
【0005】本発明の上述その他の目的および利点は、
図面および好適実施例の詳細な説明を考察することによ
り一層容易に理解されよう。
【0006】
【実施例】図1(A),(B)を参照する。図1(A)は、異なる
オン画素数を有する2つの垂直方向に隣接する画素行
(円で示す)からなる典型的な低解像度の受信画素画像
を示している。また図1(B)は、元の2つの画素行の間
に追加された2つのスペーシング画素行を有する、図1
(A)の画像に対応する一層高解像度の中間画素画像を示
している。本発明の方法および装置によれば、そのよう
な解像度が増倍された出力画素画像は、高解像度である
だけではなく、追加するスペーシング画素行中の画素画
像を選択することにより平滑化されたものとなる。好適
には、図1(B)から分かるように、そのような追加され
る画素画像は、受信画素画像のうちの幅狭の上側の画素
行と幅広の下側の画素行との画素数の間の中間的な、ま
た好適には段階的に変化する、オン画素長あるいはオン
画素数を有するものである。図1(B)は、本発明の方法
および装置の中間結果を示すものに過ぎず、最終結果を
示すものではない、ということが理解されよう。
【0007】次に図2(A),(B)を参照する。図2(A)は、
別の典型的な入力画素画像を示し、図2(B)は、それに
対応する、上記と同様に平滑化され解像度が増倍された
中間出力画素画像を示していることが理解されよう。図
1(B)と図2(B)とを比較すると、ここで述べた規則に従
ってそれらを生成する処理ステップは、厳密に相補的な
ものではないが、いずれの場合も、例えば上下の一方の
側の行が1画素からなり、その他方の行が9画素からな
る場合等、全く異なるオン画素数を有する受信画素画像
の隣接画素行の間に平滑化され解像度が増倍された中間
結果が生じることになる。また、この場合も、図2(B)
は本発明の解像度の増倍および平滑化を行う方法および
装置による中間結果を示すものであり、最終結果を示す
ものではないことが理解されよう。
【0008】次に図3(A),(B)を参照する。同図は、受
信画素画像処理の上記とは別の中間結果を示すものであ
り、この場合、図1(A)と同じ受信画素画像は、ここで
説明する規則に従って上記と異なる処理が行われて、平
滑化の態様が僅かに異なるが解像度が増倍された中間画
素画像が生成される。上記のように、図3(B)は、本発
明の方法および装置による中間結果を示し、最終結果を
示すものではない。
【0009】図4(A),(B)は、図2(A),(B)に示したもの
と類似した受信画素画像処理の更に別の中間結果を示す
ものであり、この場合、隣接する受信画素行のうちの下
側の行はオン画素を1つだけ有し、上側の行は9つのオ
ン画素を有している。この場合も、図2(A),(B)を図4
(A),(B)と比較すれば分かるように、僅かに異なって平
滑化され解像度が増大された中間画素画像が生成され
る。
【0010】次に図5を参照する。同図には、出力が、
即ち、図1(A)および図3(A)の入力画素画像に対応す
る、好適に平滑化され解像度が増倍された、印刷される
べき画素画像が示されていることが理解されよう。図5
の出力画素画像は、図1(B)および図3(B)の対応する中
間画素画像のオン画素を画素行毎に論理結合したものを
表していることが理解されよう。詳細には、本発明の方
法および装置によれば、図5の出力画素画像の最初と最
後の行は、上側と下側の入力画素画像行を複製したもの
に過ぎない。換言すれば、本発明の方法および装置によ
れば、解像度の増倍および平滑化ステップは、それらの
出力画素行に影響を与えることはない。
【0011】本発明の方法および装置によれば、追加さ
れるスペーシングライン、即ち充填ライン(図示の実施
例ではそのライン数は2)は、所定の規則に従って構成
される。その規則は、受信画素画像の隣接行の間の解像
度が増倍された画素画像の好適な平滑化が確実に行われ
るようにするものである。詳細には、第1追加スペーシ
ング行(2つのスペーシング行のうちの上側の行)は、
図1(A),(B)に示す操作1によって決定される。これに
対し、第2追加スペーシング行(2つのスペーシング行
のうちの下側の行)は、図1(A),(B)に示す操作1と図
3(A),(B)に示す操作3とを組み合わせることによって
決定される。本発明によれば、このような組み合わせ
は、図1(B)中のオン画素と図3(B)中のオン画素とのビ
ットに関する論理和となることが理解されよう。
【0012】次に図6を参照する。同図には、図2(A)
および図4(A)に示す受信画素画像に本発明の平滑化お
よび解像度増倍方法およびその装置を適用した結果が示
されている。図6は、図2(A),(B)と図3(A),(B)と図4
(A),(B)とにそれぞれ対応する操作2,3,4を組み合わ
せて適用した場合を示している。上記の場合と同様に、
上側と下側の受信画素行は、単に出力で複製されたもの
に過ぎず、また、上側のスペーシング即ち充填行は、図
2(B)の中間画素画像の対応する行と同じであり、下側
のスペーシング行は図4(B)の中間画素画像の対応する
行と同じである、ということが分かる。図1(A),(B)と
図2(A),(B)と図3(A),(B)と図4(A),(B)とに示す操作
1,2,3,4は、本発明に従って有効に組み合わせるこ
とにより平滑化され解像度が増倍された印刷可能な出力
画素画像を生成することを可能にする、平滑化の基本要
素と考えることができる、ということが、当業者には理
解されよう。
【0013】以下に示す各式とそれらの解法に含まれる
ブール計算または結合との目的上、LS,NSの値は「塗り
つけられた(smeared)」値を表し、LR,NRの値は「丸めら
れた」値を表すことが理解されよう。また、このブール
結合では、論理積の演算子は∩によって示され、論理和
の演算子は∪によって示される。本実施例の好適方法お
よび装置によって実施される式は次の通りである。
【0014】
【表1】
【0015】当業者であれば、上記の式は全て本発明の
好適実施例によって実施されるが、式(6)および式(12)
だけを本発明の解法に用いて所望のファクシミリ画像の
充填および平滑化特性を生成することができる、という
ことが理解されよう。詳細には、後に一層明確に例示す
るように、LSorNSorNRが最終充填行を規定し、LSorLRが
最終充填行以外の全ての行を規定する。全ての式は、様
々な用途または画像の増倍および平滑化に関する基準を
満たすために本発明の代替的な解法を考案する場合にお
けるファームウェア上の自由度を持たせるためにハード
ウェアで実施される。
【0016】本発明の好適実施例によれば、式(1)〜(1
5)は、図7および図8に示すハードウェアで実施され
る。図示のハードウェアレジスタおよびゲート論理回路
は、既存のファクシミリ受信装置あるいはプリンタ装置
に容易に組み込むことが可能であり、これは、図形処理
モジュール(GPM)の一部を形成する読出/書込メモり
(RAM)と読出専用メモり(ROM)と中央処理装置(CP
U)と印刷制御論理回路とを備えた入出力(I/O)バスの
共有等により実施することができる、ということが当業
者には理解されよう。そのような従来のGPMは、一般
に、例えば圧縮/圧縮解除(CODEC)論理回路、RAM、RO
M、CPUおよびモデム接続型回線制御装置(LCU)を含
む、ホストプロセッサ論理回路と通信を行う。電話回線
を介して受信されてホストプロセッサ内のRAMに格納さ
れた圧縮画像データは、CODECにより圧縮解除してGPMに
送ることが可能なものであり、そのGPMにおいて非圧縮
状態でRAMに格納され、本発明の装置により処理された
後、平滑化され解像度が増倍されたファクシミリ画像が
印刷されることになる。
【0017】本発明の装置のハードウェアは、好適には
2つの17ビットシフトレジスタL(Last(最後)),N(Nex
t(次))を含み、その8つの最下位ビットだけを、図7
ないし図9に概略的に示すファームウェア制御および組
合せ論理回路の制御下で書き込むことができる。かかる
組合せ論理回路は、好適には論理的に4つの8ビット
「レジスタ」即ちバイトLS,NS,LR,NR(これらは物理的
なレジスタとして実施される必要のないものであること
が理解されよう)と考えることのできるものを規定する
ANDゲートおよびORゲート列と、ファームウェアの
制御下で出力を読み出すことが可能な2入力、3入力お
よび4入力のORゲート列を含むものである。図示のバ
イトLS,NS,LR,NR、即ち、ハードウェアレジスタL,Nの選
択されたビットの論理結合のビット編成は、本発明の思
想では、ハードウェアレジスタまたは記憶要素として実
施可能なものであるが、当業者であれば、図7および図
8に示すANDゲートおよびORゲートの出力を、バッ
ファ回路または駆動回路を介することなく、一層簡単
に、図9に示すORゲートに直接入力できることが理解
されよう。
【0018】レジスタLの最下位バイトには、ファーム
ウェアの制御下で、最新に入力され(例えば受信され)
あるいは処理された(無変更で通過されたか追加された
かは問わない)画素行が書き込まれ、また、レジスタN
の最下位バイトには、ファームウェアの制御下で、次に
入力される(受信される)処理すべき画素行が書き込ま
れる。換言すれば、レジスタLは、最後の入力画素行デ
ータの受信バイトあるいは追加画素行データの最後の作
成バイトのいずれかを常に含み、その一方、レジスタN
は、隣接する入力画素行データの次の受信バイトを常に
含む。事実上、組合せ論理回路は、隣接する入力画素行
の間ではなく隣接する出力画素行の間で、出力画素画像
の丸めまたは塗りつけを行う。
【0019】レジスタL,Nのビット7〜16に接続された組
合せ論理回路は、図7および図8に示すように、上記式
(1)〜(4)(および上記操作1〜4)に対応する4つの8
ビット「レジスタ」LS,NS,LR,NRとして表される最後の
および次の丸められた出力と塗りつけられた出力とを生
成する。それら出力は、図7および図8に4つ示されて
いるが、レジスタL,Nは実際には単一のものであり、即
ちその各図は単一の17ビットレジスタを示すものであ
り、そのレジスタの選択された出力ビットが、図示のよ
うに4つの異なる態様で組み合わせられて、所望の論理
結合、即ちバイトLS,NS,LR,NRが生成される、というこ
とが当業者には理解されよう。
【0020】図7および図8には示していないが、LSor
NS、LSorLR、LSorNR、NSorLR、NSorNR、LRorNR、LSorNS
orLR、LSorNSorNR、LSorLRorNR、NSorLRorNR、LSorNSor
LRorNRを生成するORゲート列が存在し、その入力は論
理結合LS,NS,LR,NRの各々の出力の対応するビットであ
り、これにより、上記式(5)〜(15)が実施される。これ
らORゲートの出力は、図7および図8に示すバイトL
S,NS,LR,NRのうちの2つ以上の、ビットに関する論理和
による組み合わせを規定するものである、ということが
当業者には理解されよう。上述のように、本発明の方法
によれば、LSorLRおよびLSorNSorNRのORゲート出力だ
けがファームウェアによって実際に読み出されて、出力
画素行即ち充填パターン画素行からなる列へと書き込ま
れる。
【0021】ビットに関するこれら2つの論理結合を図
9に示す。ここで、LS,NS,LR,NRは、図7および図8に
示したものと同じバイト数であり、実際には、8ビット
出力LSorLR(図9(A)では「LS OR LR」と示す)を生成
する8つのORゲート(そのうち2つのみを示す)が存
在し、また実際には、8ビット出力LSorNSorNR(図9
(B)では「LS OR NS OR NR」と示す)を生成する8つの
ORゲート(そのうち2つのみを示す)が存在すること
が理解されよう。また、代替的なハードウェアおよびフ
ァームウェアによる実施態様では、本発明の思想の範囲
内で、LS,NS,LR,NRの上記のおよび/またはその他の論
理結合を実施することもまた可能である。これは、それ
ら全てがハードウェアによる論理和およびファームウェ
アによる読み出しに利用可能であるからである。従っ
て、論理結合は、上述より多数とすることも少数とする
ことも可能であり、それに伴って、本発明による所望の
ファクシミリ画像の平滑化機能を実行するようにファー
ムウェアを実施する上での自由度が大きくなったり小さ
くなったりする。また、本発明は、CPUまたは専用のマ
イクロプロセッサ中でソフトウェアあるいはファームウ
ェアを実行することにより代替的に実施することも可能
である、ということが理解されよう。
【0022】本発明の方法および装置に関連して用いる
スケーリング方法の概要を図10を参照して説明する。
図10(A),(B)は、それぞれ、196ライン/インチの入力
画素画像である文字「E」を、本発明の方法および装置
による平滑化を行うと共に300DPIの出力画素画像へと、
垂直スケーリングまたは解像度の増倍を行う場合を(大
幅に拡大スケールで)示すものである。また、図10
(C),(D)は、それぞれ、98ライン/インチの入力画素画
像である文字「E」を、この場合も本発明の方法および
装置による平滑化を行うと共に300DPIの出力画素画像へ
と、垂直スケーリングまたは解像度の増倍を行う場合を
示すものである。
【0023】図示の(大幅に拡大された)文字「E」等
のファクシミリ画像が印刷されることになる典型的な小
さなスケールおよび高解像度、例えば10または12ポイン
トのタイプおよび300DPIにおいては、本発明のスケーリ
ングおよび平滑化処理は、受信ファクシミリ画像の解像
度および精度にかかわらず、出力ファクシミリ画像の外
観を向上させるものとなる、ということが当業者には理
解されよう。ここでは、本発明のスケーリングおよび平
滑化処理を施されるものとして文字ファクシミリ画像だ
けを示したが、ここで図示および説明した解像度増倍お
よび平滑化のための方法および装置は、グラフィックフ
ァクシミリ画像処理の向上にも役立つものである、とい
うことが当業者には理解されよう。これは、本発明が、
受信画素データの隣接する行を、それより大きな画像に
かかわりなく、即ちファクシミリ画像全体の内容にかか
わりなく、単に、所定の塗りつけおよび丸め規則に従っ
て処理するからである。
【0024】図10(A),(C)は、例えばファクシミリ機
により受信された、低解像度の受信画素画像を示してお
り、同図では、文字「E」の上下および左側に余分な画
素、即ちティックが現われて、その受信画素画像の視認
性を悪化させている。また、図10(B),(D)は、本発明
の方法および装置により生成される図10(A),(C)にそ
れぞれ対応する高解像度の印刷可能な出力画素画像を示
している。図10(B),(D)は、それらに対応する受信画
素画像の画素行を、同じ長さの高解像度画素行を用いて
複製し、更に、かかる複製行を垂直方向に隔置し、その
行間に上述の規則に従って1つ以上のいわゆる「スペー
シング」画素行を追加することにより、その高解像度画
素行の数を垂直方向に拡張した場合を示している。その
結果として、隅が良好に丸められることが分かる。これ
を行わない場合には、隅が出力画素画像にくっきり現わ
れることになる。
【0025】印刷すべき画像の解像度が受信画像の解像
度の整数倍でないと、出力画像中の正確に対応する垂直
位置にスペーシング画素行を配置することはできない。
例えば、図10(D)の「E」の上から5番目の画素行(薄
い斜線)は、それを図10(C)における元の画素画像
「E」の上側の脚部に対応する図10(D)の「E」の4番
目の行(濃い斜線)と7番目の行(濃い斜線)との中心
に位置させるためには、その4番目の画素行から1.5ラ
インだけ下方に配置しなければならない。しかし、出力
画素を配置可能な高解像度グリッドの制限により、4番
目の行の1または2ラインだけ下方にスペーシングライ
ンを配置することが必要となる。従って、本発明の方法
および装置によるスケーリングは、低解像度の受信画素
画像と印刷される高解像度の出力画素画像との比に従っ
て、元の画素行間に追加するスペーシングラインの数を
変更することにより達成される。
【0026】元のライン間隔に可能な限り近いがそれよ
り大きくなることはない出力画素画像のライン間隔を生
成する公称ライン数を選択するのが好適である、という
ことが当業者には理解されよう。また場合によっては、
更に別のスペーシングラインを追加して、1頁のファク
シミリ画像の印刷出力にわたる累積された位置誤差を修
正する。300DPI等の一般的な高印刷解像度の場合、その
ような制御により制限された位置誤差は、認識不能な程
度のものとなる。好適には、受信画素画像は上方から下
方へと処理される。各々の受信されたまたは元の画素行
は、先行する元の画素行から少なくとも公称スペーシン
グライン数だけ間隔をおいた位置で出力画素中に複製さ
れる。かかるスペーシングラインが配置される度に、メ
モリ中に保持されている可変累積配置誤差にライン配置
誤差が追加される。この累積誤差がライン配置解像度よ
り大きい場合には、現在のラインと先行のラインとの間
に割増スペーシングラインが追加される。次いで、次の
元の画素行へと進む前に、ライン配置解像度の量が累積
誤差から減算される。公称ライン間隔は、整数除算を用
いて高い方の解像度を低い方の解像度で除算することに
よって計算することができ、その剰余はライン配置誤差
とされる。かかる比率による出力画素画像のライン間隔
は、当業者であれば容易に達成することができる。
【0027】図10(A),(B)の比較から、アーチファク
トではなく元の画素画像の所定の特徴を表す元の受信画
素画像の隅の丸めが行われることがわかる。例えば、
「E」の上部の横棒の左上および右上の隅と、中央の横
棒の右上隅とが、本発明の方法および装置によって丸め
られている。同様の丸め処理が、図10(C)に示す元の
画素画像から図10(D)に示す出力画素画像を生成する
平滑化スケーリングまたは解像度増倍処理によって発生
している。これらは、平滑化された高解像度のファクシ
ミリ画像の印刷出力の生成における好適な妥協案を表す
本発明の方法および装置の効果である。
【0028】以上から、本発明のファクシミリ画像処理
装置は、1)所与の軸(例えば図10(A),(C)における
垂直軸)に沿って所定の解像度を有する入力ファクシミ
リ画像データ構造であって、その構造が、所定のオン/
オフ状態を各々が有する複数の画素をそれぞれ有する第
1行および第2行を含み、その第1行および第2行が
(図10(A),(C)に示すように)互いに隣接している、
前記入力ファクシミリ画像データ構造と、2)その入力
データ構造を処理するプロセッサ(例えば、図7ないし
図9に示したハードウェアレジスタおよび組合せ論理回
路を含むものとして上述したプロセッサ、および、上述
のファームウェアによる操作を実行するマイクロプロセ
ッサ)とを含むものと理解することができる。好適に
は、そのプロセッサは、前記第1行の所定数の複数画素
を格納する第1複数画素格納要素(例えばレジスタL)
と、前記第2行の所定数の複数画素を格納する第2複数
画素格納要素(例えばレジスタN)を含む。
【0029】本実施例によれば、プロセッサはまた、前
記第1および第2格納要素の格納画素のうちの選択され
た画素の、複数の所定の第1論理結合を生成する組合せ
論理回路(例えば図7および図8に示すORゲートおよ
びANDゲート)を含み、その第1論理結合は、その第
1論理結合の出力(例えば、図7および図8に示すも
の)に対応する所定数の複数画素を表す複数画素中間デ
ータ構造(例えばLR,LS,NR,NS)を規定する。また、本
実施例によれば、本発明のプロセッサは、かかる中間デ
ータ構造のうちの選択されたものの所定の第2論理結合
(例えば図9に示すORゲート)に基づいて複数画素出
力データ構造(例えば図9に示すLSorLRおよびLSorNSor
NR)を規定する。
【0030】図10(A),(B)から分かるように、プロセ
ッサは、第1および第2行の選択された画素(例えば図
10(A),(C)の斜線で示す画素行)の間で、入力画素画
像の丸めおよび塗りつけを行う。更に、図8から分かる
ように、第1論理結合は、好適には、(バイトLR,NRで
表されるような)かかる画像の丸めを行うために、ビッ
トに関する1つ以上の論理積関数を含む。また、図7か
ら分かるように、第2論理結合は、好適には、(バイト
LS,NSで表されるような)かかる画像の塗りつけを行う
ために、ビットに関する1つ以上の論理和関数を含む。
【0031】上記で説明および図示したように、第1お
よび第2論理結合は、画素処理速度の要件のために好適
にはハードウェアで実行されるが、本発明の思想の範囲
内で、その一方または両方をファームウェアで実行する
ことも勿論可能である。好適には、プロセッサは、上述
のように複数画素出力データ構造(例えば図9のLSorLR
およびLSorNSorNR)を読み出すためのファームウェアを
含む。図10(B),(D)に示すように、プロセッサは、所
定のオン/オフ状態を各々が有する複数画素からなる第
3行(図10(B),(D)の薄い斜線の画素)を生成し、そ
の第3行中の複数画素のうちの少なくとも1つの画素の
所定のオン/オフ状態は、入力データ構造のかかる処理
に基づくものであり、その第3の複数画素行は、プロセ
ッサにより、入力ファクシミリ画像データ構造のうちの
複数画素からなる第1行および第2行の間にそれらの行
と共に(即ちそれらに追加して)、ファクシミリプリン
タによる印刷用に出力される。このようにして、所与の
軸、例えば垂直軸に沿って、かかるファクシミリ画像の
解像度が、上述し、また図10に示すように、所望の比
率で有効に増大される。
【0032】低解像度の受信画像データを高解像度の出
力装置上で印刷するための本発明によるスケーリング方
法は、上述の本発明の装置の理解に基づいて理解するこ
とができよう。この好適方法は、以下のステップを含む
ことを特徴とする。即ち、1)所与の印刷軸(図10
(A),(C)の垂直軸等)に沿って異なる画素数の隣接する
受信画素行(例えば、ティックを表す単一のオン画素を
含む文字「E」の各々の第1行と、その文字「E」の上部
の横棒を表すオン画素からなる1つ以上の水平行を含む
第2行)を含む受信画像データを識別し、かかる識別さ
れたデータに関連して、2)受信画像データの受信画素
行(例えば図10(B),(D)の薄い斜線の画素行)の間に
位置する1つ以上の追加された出力画素行において選択
的にオン/オフを行って、印刷用の修正された出力画像
データを生成する、というステップが本発明のスケーリ
ング方法に含まれる。ここで、追加される出力画素行中
のオン画素の平均数は、かかる受信画素行中の画素数の
中間的な値を有し、また、かかる異なる画素数の間で所
定態様で段階的に変化する(例えば、図10(B)の13画
素からなる第2行は、図10(A)の1画素からなる最上
行と15画素からなる第2行との中間的な画素数を有し、
図10(D)の3画素からなる第2行は、図10(C)の1画
素からなる最上行と15画素からなる第2行との中間的な
画素数を有し、図10(D)の13画素からなる第3行もま
た図10(C)の1画素からなる最上行と15画素からなる
第2行との中間的な画素数を有しており、追加される行
中のオン画素の数は、図10(B)の場合には1→13→1
5、また図10(D)の場合には1→3→13と、所定態様で
段階的に変化する)。
【0033】本発明は代替的に、以下のステップを含む
ファクシミリ画像の解像度増倍方法として理解されよ
う。即ち、1)所与の軸(例えば図10(A),(C)の垂直
軸)に沿って第1画素解像度を有するファクシミリ画像
を受信し、2)かかる受信画像をかかる軸に沿って伸長
させて第1画素解像度を増倍させ、その伸長が、かかる
受信画像の隣接する行のうちの選択された行の間に所定
量の間隔を設けることにより(例えば、図10(C),(D)
に示すように入力画素行の各対に間隔を設けることによ
り)行われ、3)所定の充填基準に基づいてオン画素か
らなる行を選択的に追加することにより(例えば図10
(D)の薄い斜線の画素行を追加することにより)、前記
の隔置された隣接行の間でかかる伸長画像の充填を行
う、というステップが本発明に含まれる。好適には、こ
の充填ステップは、隔置された隣接行の各画素数の間で
段階的に変化する充填画素領域中のオン画素行の画素数
によって表される平滑化充填画素領域を前記隣接行の間
に生成する所定の平滑化基準に従って平滑化を行うステ
ップを含む(例えば、図示のように、図10(D)の第2
行および第3行のそれぞれの画素数3,13により、図10
(C)の最上行中の1画素のティックから同図の15画素の
第2行へと効果的に平滑化が行われる)。
【0034】本発明の方法および装置は、高解像度の受
信側ファクシミリあるいは関連プリンタ装置にも適合可
能なものであり、所与の軸に沿って増大された解像度を
有すると共に、ティック、鋭角的な隅、および平滑化が
行われない場合に現われるその他の望ましくない特徴を
伴うことのない、出力画像または印刷画像を提供する。
解像度の増倍あるいは画像のスケーリングの規則は、受
信側のファクシミリ装置あるいはドットプリンタ内で、
ソフトウェア、ファームウェア、ハードウェアあるいは
それらの組み合わせといった形で、簡単に安価に実施可
能なものである。その結果として、印刷されるファクシ
ミリ画像を、比較的安価で大幅に改善することができ
る。
【0035】以上、上記の動作原理および実施例を参照
して本発明を図示および説明してきたが、当業者には明
らかなように、特許請求の範囲に定める本発明の思想と
範囲から逸脱することなくその形態や細部に別の変更を
加えることが可能である。
【0036】以下に本発明の実施態様を列挙する。
【0037】1.高解像度の出力装置上での印刷のため
に低解像度の受信画像データをスケーリングする方法で
あって、この方法が、所与の印刷軸に沿って異なる画素
数の隣接する受信画素行を含む受信画像データを識別
し、かかる識別されたデータに関連して、前記受信画像
データの受信画素行の間に位置する1つ以上の追加され
る出力画素行中の画素を選択的にオン/オフして、印刷
用の修正された出力画像データを生成し、前記の追加さ
れる出力画素行中のオン画素の平均数が、かかる受信画
素行中の画素数の中間的な値を有すると共にかかる異な
る画素数の間で所定態様で段階的に変化させる、という
ステップを含むことを特徴とする、前記スケーリング方
法。
【0038】2.ファクシミリ画像解像度の増倍方法で
あって、この方法が、所与の軸に沿って第1画素解像度
を有するファクシミリ画像を受信し、かかる受信画像を
かかる所与の軸に沿って伸長させて前記第1画素解像度
を増倍させ、前記伸長が、かかる受信画像の隣接行のう
ちの選択された隣接行の間に所定量の間隔を設けること
により行われ、所定の充填基準に基づきオン画素からな
る行を選択的に追加することにより、前記の隔置された
隣接行の間でかかる伸長画像に充填を行い、その充填
が、前記の隔置された隣接行の各画素数の間で段階的に
変化する充填画素領域中のオン画素行の画素数によって
表される平滑化充填画素領域を前記の隔置された隣接行
の間に生成する所定の平滑化基準に従って平滑化を行う
ことを含む、というステップを含むことを特徴とする、
前記のファクシミリ画像解像度の増倍方法。
【0039】3.ファクシミリ画像処理装置であって、
この装置が、所与の軸に沿って所定の解像度を有する入
力ファクシミリ画像データ構造であって、所定のオン/
オフ状態を各々が有する複数の画素をそれぞれ有する第
1行および第2行を含み、その第1行および第2行が互
いに隣接している、前記入力ファクシミリ画像データ構
造と、その入力データ構造を処理するプロセッサであっ
て、前記第1行の所定数の複数画素を格納する第1複数
画素格納要素と、前記第2行の所定数の複数画素を格納
する第2複数画素格納要素とを含み、更に、前記第1お
よび第2複数画素格納要素の格納画素のうちの選択され
た画素の、複数の所定の第1論理結合を生成する組合せ
論理回路を含み、その第1論理結合が、その第1論理結
合の出力に対応する所定数の複数画素を表す複数画素中
間データ構造を規定し、かかる中間データ構造のうちの
選択されたものの所定の第2論理結合に基づいて複数画
素出力データ構造を生成する、前記プロセッサとを備え
ることを特徴とする、前記ファクシミリ画像処理装置。
【0040】4.前記プロセッサが、前記第1行および
前記第2行のうちの選択された画素の間で入力画素画像
の丸め処理および塗りつけ処理を行う、前項3記載の装
置。
【0041】5.前記第1論理結合が、前記の画像の丸
め処理を行う、ビットに関する1つ以上の論理積関数
と、前記の画像の塗りつけ処理を行う、ビットに関する
1つ以上の論理和関数とを含む、前項4記載の装置。
【0042】6.前記第1論理結合がハードウェアで行
われる、前項5記載の装置。
【0043】7.前記第2論理結合が、ハードウェアで
行われる、ビットに関する1つ以上の論理和関数を含
む、前項5記載の装置。
【0044】8.前記第1および第2論理結合がハード
ウェアで行われる、前項5記載の装置。
【0045】9.前記プロセッサが、前記複数画素出力
データ構造を読み出すファームウェアを更に含む、前項
8記載の装置。
【0046】10.前記プロセッサが、所定のオン/オ
フ状態を各々が有する複数画素からなる第3行を生成
し、その第3行中の前記複数画素のうちの少なくとも1
つの所定のオン/オフ状態が、前記入力データ構造のか
かる処理に基づくものであり、その複数画素からなる第
3行は、前記プロセッサにより、前記入力ファクシミリ
画像データ構造のうちの複数画素からなる前記第1行お
よび前記第2行の間にそれらの行と共に出力され、これ
により、前記所与の軸に沿ってかかるファクシミリ画像
の解像度を増大させる、前項8記載の装置。
【0047】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したので、伝
送画像中のアーチファクトによる視認性の悪化を低減さ
せると共に高印刷品質を達成する方法および装置を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は第1入力ファクシミリ画像を示す説明
図、(B)は本発明の好適方法および装置の一態様に従っ
て生成された前記(A)に対応する平滑化され解像度が増
倍された中間画像を示す説明図である。
【図2】(A)は第2入力ファクシミリ画像を示す説明
図、(B)は本発明の好適方法および装置の別態様により
生成された前記(A)に対応する中間画像を示す説明図で
ある。
【図3】(A)は第1入力ファクシミリ画像を示す説明
図、(B)は本発明の更なる別態様により生成された前記
(A)に対応する中間画像を示す説明図である。
【図4】(A)は第2入力ファクシミリ画像を示す説明
図、(B)は本発明の更に異なる態様により生成された前
記(A)に対応する中間画像を示す説明図である。
【図5】第1入力ファクシミリ画像に本発明の方法を適
用して得られた平滑化され解像度が増倍された出力画像
を示す説明図である。
【図6】第2入力ファクシミリ画像に本発明の方法を適
用して得られた平滑化され解像度が増倍された出力画像
を示す説明図である。
【図7】本発明の好適方法および装置のハードウェア支
援による好適実施態様による好適なハードウェアレジス
タレイアウトおよびゲート論理回路を示す機能ブロック
図である(1/3)。
【図8】本発明の好適方法および装置のハードウェア支
援による好適実施態様による好適なハードウェアレジス
タレイアウトおよびゲート論理回路を示す機能ブロック
図である(2/3)。
【図9】本発明の好適方法および装置のハードウェア支
援による好適実施態様による好適なハードウェアレジス
タレイアウトおよびゲート論理回路を示す機能ブロック
図である(3/3)。
【図10】(A)〜(D)は、典型的な入力画像、および、本
発明に従って処理された平滑化され解像度が増倍された
出力画素画像を示す説明図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ウイリアム・エス・イートン アメリカ合衆国ワシントン州98642リッジ フィールド,ノースイースト・トゥーハン ドレッドサーティフォース・ストリート・ 2000

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】高解像度の出力装置上での印刷のために低
    解像度の受信画像データをスケーリングする方法であっ
    て、この方法が、 所与の印刷軸に沿って異なる画素数の隣接する受信画素
    行を含む受信画像データを識別し、 かかる識別されたデータに関連して、前記受信画像デー
    タの受信画素行の間に位置する1つ以上の追加される出
    力画素行中の画素を選択的にオン/オフして、印刷用の
    修正された出力画像データを生成し、前記の追加される
    出力画素行中のオン画素の平均数が、かかる受信画素行
    中の画素数の中間的な値を有すると共にかかる異なる画
    素数の間で所定態様で段階的に変化させる、 というステップを含むことを特徴とする、前記スケーリ
    ング方法。
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