JPH07266620A - 文字データの制御方法 - Google Patents

文字データの制御方法

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Publication number
JPH07266620A
JPH07266620A JP6064876A JP6487694A JPH07266620A JP H07266620 A JPH07266620 A JP H07266620A JP 6064876 A JP6064876 A JP 6064876A JP 6487694 A JP6487694 A JP 6487694A JP H07266620 A JPH07266620 A JP H07266620A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dots
white
dot matrix
black
conversion
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6064876A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriaki Nagahashi
則明 長橋
Kazuaki Arai
和明 新井
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP6064876A priority Critical patent/JPH07266620A/ja
Publication of JPH07266620A publication Critical patent/JPH07266620A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】バランスの取れた文字を形成し、印刷品位を向
上させることができる文字データの制御方法を提供す
る。 【構成】変換前のドット数と変換後のドット数との最小
公倍数を計算し、ドット数が最小公倍数と等しくされた
拡張ドットマトリクスに文字データを展開する。次に、
該拡張ドットマトリクスを変換後のドット数分のブロッ
クに分ける。この場合、ドットマトリクスの変更後の各
ドットが各ブロックに対応する。そして、各ブロック内
の黒ドット数及び白ドット数に基づいてそのブロックの
ドットを決定する。したがって、変更前のすべてのドッ
トが、変更後のドットの決定に寄与することになるの
で、一部の縦線、横線等が太くなったり、白地の一部の
幅が狭くなったりすることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字データの制御方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタにおいては、例えば横2
4ドット×縦24ドット(10.8ポイント:1ポイン
ト=1/72インチ)のドットマトリクスから成る文字
データに基づいて、横30ドット×縦24ドット(12
ポイント)の文字を印刷しようとする場合、横24ドッ
ト×縦24ドットのドットマトリクスは、横30ドット
×縦24ドットのドットマトリクスに変換される。
【0003】この場合、横24ドット×縦24ドットの
ドットマトリクスにおける横24ドットを複数のブロッ
クに分け、論理演算によってドットを付加して横30ド
ットにするようにしている。図2は従来の文字データの
制御方法における変換する前のドットマトリクスを示す
図、図3は従来の文字データの制御方法における変換し
た後のドットマトリクスを示す第1の図、図4は従来の
文字データの制御方法における変換した後のドットマト
リクスを示す第2の図である。
【0004】図2に示すように、ドットマトリクスの横
24ドットをそれぞれ3ドット、4ドット、4ドット、
4ドット、4ドット、4ドット及び1ドットから成る7
個のブロックに分け、1ドットから成る最後のブロック
以外の6個のブロックにおいて、各ブロックの最後のド
ット(以下「終端ドット」という。)及び次のブロック
の最初のドット(以下「先端ドット」という。)に基づ
いて付加ドットを設定する。この場合、前記終端ドット
のビットデータと前記先端ドットのビットデータとの論
理積を採り、該論理積を前記付加ドットのビットデータ
とする。
【0005】そして、各付加ドットを各ブロックの後ろ
に付加することによって、各文字について6個の付加ド
ットを付加することができる。このようにして、図2に
示すドットマトリクスを図3に示すドットマトリクスに
変換することができる。また、各文字の横24ドットを
それぞれ4ドットから成る6個のブロックに分けること
ができる。
【0006】この場合も、各ブロックの終端ドット及び
次のブロックの先端ドットに基づいて付加ドットを設定
し、前記終端ドットのビットデータと先端ドットのビッ
トデータとの論理積を採り、該論理積を前記付加ドット
のビットデータとする。なお、最後のブロックについて
は終端ドットのみに基づいて付加ドットを設定する。そ
して、各付加ドットを各ブロックの後ろに付加すること
によって、図2に示すドットマトリクスを図4に示すド
ットマトリクスに変換することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の文字データの制御方法においては、付加ドットが終
端ドット及び先端ドットのみに基づいて設定されるの
で、付加ドットが黒ドットになるか白ドットになるか
は、終端ドットのビットデータと先端ドットのビットデ
ータとの2個のビットデータのみによって決定されてし
まう。
【0008】したがって、図3及び4に示すように一部
の縦線が太くなったり、白地の一部の幅が狭くなったり
してアンバランスな文字が形成され、印刷品位が低下し
てしまう。本発明は、前記従来の文字データの制御方法
の問題点を解決して、ドットマトリクスを変換したとき
に印刷品位が低下することがない文字データの制御方法
を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の文
字データの制御方法においては、変換前のドット数と変
換後のドット数との最小公倍数を計算し、ドット数が最
小公倍数と等しくされた拡張ドットマトリクスに文字デ
ータを展開する。そして、該拡張ドットマトリクスを変
換後のドット数分のブロックに分け、各ブロック内の黒
ドット数及び白ドット数に基づいてそのブロックのドッ
トを決定する。
【0010】
【作用】本発明によれば、前記のように本発明の文字デ
ータの制御方法においては、変換前のドット数と変換後
のドット数との最小公倍数を計算し、ドット数が最小公
倍数と等しくされた拡張ドットマトリクスに文字データ
を展開する。この場合、複数の連続する黒ドット及び複
数の連続する白ドットによって拡張ドットマトリクスが
形成される。
【0011】次に、該拡張ドットマトリクスを変換後の
ドット数分のブロックに分ける。この場合、ドットマト
リクスの変更後の各ドットが各ブロックに対応する。そ
して、各ブロック内の黒ドット数及び白ドット数に基づ
いてそのブロックのドットを決定する。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図5は本発明の実施例における
プリンタのブロック図である。図において、11は印字
ヘッド、42はプリンタの制御を行うマイクロプロセッ
サ、43は該マイクロプロセッサ42の制御プログラム
が格納されたプログラムROM、44は各種のデータの
読出し及び書込みを行うワーキングRAM、45は漢字
やANKなどの文字データが格納されたフォントROM
である。また、46は上位装置等の上位コンピュータか
らの印字データを受けるためのインタフェース制御部、
47はラインフィードモータ、スペースモータ等の各種
のモータ48を駆動するためのモータ駆動部、49は前
記印字ヘッド11を駆動するための印字ヘッド制御部で
ある。
【0013】次に、文字データの制御方法の動作につい
て、図1及び6を併用して説明する。図1は本発明の実
施例における文字データの制御方法のフローチャート、
図6は本発明の実施例におけるドットマトリクスの変換
例の説明図である。ここでは、横24ドット×縦24ド
ットのドットマトリクスを横30ドット×縦24ドット
のドットマトリクスに変換する場合について説明する。
ステップS1 マイクロプロセッサ42は、ドットマト
リクスの変換前後におけるドット数を変更する方向が横
方向であるか縦方向であるかを判断する。本実施例にお
いては、横24ドットを横30ドットに変更するので、
ドット数を変更する方向は横方向である。ステップS2
ドットマトリクスの変換前後のドット数の最小公倍数
を計算する。
【0014】本実施例においては、横24ドットを横3
0ドットに変換するので、“24”と“30”との最小
公倍数は“120”になる。ステップS3 マイクロプ
ロセッサ42は、横方向のドット数が最小公倍数と等し
くされた拡張ドットマトリクスを想定し、ドットマトリ
クスの変換前の文字データを拡張ドットマトリクスに展
開する。この場合、該拡張ドットマトリクスは横120
(24×5)ドット×縦24ドットである。ステップS
4 拡張ドットマトリクスを複数のブロックに分ける。
本実施例においては、ドットマトリクスの変換後のドッ
ト数は“30”であるので、30個のブロックに分け
る。したがって、各ブロックのドット数は、“120”
を“30”によって除算して得られる商“4”と等し
い。すなわち、拡張ドットマトリクスは、4個のドット
から成る30個のブロックに分けられる。この30個の
ブロックに、ドットマトリクスの変更後の横30ドット
の各ドットが対応する。ステップS5 マイクロプロセ
ッサ42は、各ブロック内の黒ドット数と白ドット数と
を比較し、黒ドットが白ドットより多い場合には、その
ブロックに対応するドットを黒ドットとし、白ドットが
黒ドットより多い場合には、そのブロックに対応するド
ットを白ドットとする。
【0015】各ブロック内の黒ドット数と白ドット数と
が等しい場合は、両隣りのブロックのドットのビットデ
ータの論理積を採り、該論理積をそのブロックのビット
データとする。なお、論理積に代えて論理和を採ること
もできる。論理和を採る場合は、論理積を採る場合より
線が太く設定される傾向になる。ここで、図2のドット
マトリクスにおける縦方向の9ライン目について説明す
る。
【0016】ドットマトリクスの変換前において、横方
向における1ドット目から12ドット目までのドット
が、図6に示すように「白、白、白、黒、黒、白、白、
白、黒、黒、白、白」であるとすると、拡張ドットマト
リクスは、「白5、白5、白5、黒5、黒5、白5、白
5、白5、黒5、黒5、白5、白5」(数字は黒ドット
及び白ドットの個数を示す。)のように各ドットが5個
ずつ連続したものになる。
【0017】そして、拡張ドットマトリクスを4個のド
ットから成るブロックに分けると、5個ずつ連続したド
ットは、互いに隣接する2個のブロックに分けられる。
分けられた後の各ブロックのドットは、「白4、白1白
3、白2白2、白3黒1、黒4、黒4、黒1白3、白2
白2、白3白1、白4、黒4、黒1黒3、黒2白2、白
3白1、白4」(数字は各ブロックに分けられた黒ドッ
ト及び白ドットの個数を示す。)になる。
【0018】次に、各ブロック内の黒ドット及び白ドッ
トのうち多い方をそのブロックのドットとする。そし
て、「黒2白2」のようにドットが分けられたブロック
においては、黒ドット数と白ドット数とが等しい。この
場合、両隣りのブロックは黒ドット及び白ドットである
ので、黒ドットのビットデータと白ドットのビットデー
タとの論理積を採り、前記ブロックのドットを白ドット
とする。その結果、ドットマトリクスの変換後のドット
は、「白、白、白、白、黒、黒、白、白、白、白、黒、
黒、白、白、白」になる。
【0019】図7は本発明の実施例における文字データ
の制御方法によって変換した後のドットマトリクスを示
す図である。図から分かるように、縦線の一部が太くな
ったり、白地の一部の幅が広くなったりすることがな
く、バランスの取れた文字を形成することができ、印刷
品位が低下することがない。
【0020】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0021】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば文字データの制御方法においては、変換前のドット
数と変換後のドット数との最小公倍数を計算し、ドット
数が最小公倍数と等しくされた拡張ドットマトリクスに
文字データを展開する。次に、該拡張ドットマトリクス
を変換後のドット数分のブロックに分ける。この場合、
ドットマトリクスの変更後の各ドットが各ブロックに対
応する。そして、各ブロック内の黒ドット数及び白ドッ
ト数に基づいてそのブロックのドットを決定する。
【0022】したがって、変更前のすべてのドットが、
変更後のドットの決定に寄与することになるので、一部
の縦線、横線等が太くなったり、白地の一部の幅が狭く
なったりすることがない。その結果、バランスの取れた
文字を形成することができ、印刷品位が低下することが
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における文字データの制御方法
のフローチャートである。
【図2】従来の文字データの制御方法における変換する
前のドットマトリクスを示す図である。
【図3】従来の文字データの制御方法における変換した
後のドットマトリクスを示す第1の図である。
【図4】従来の文字データの制御方法における変換した
後のドットマトリクスを示す第2の図である。
【図5】本発明の実施例におけるプリンタのブロック図
である。
【図6】本発明の実施例におけるドットマトリクスの変
換例の説明図である。
【図7】本発明の実施例における文字データの制御方法
によって変換した後のドットマトリクスを示す図であ
る。
【符号の説明】
42 マイクロプロセッサ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)変換前のドット数と変換後のドッ
    ト数との最小公倍数を計算し、(b)ドット数が最小公
    倍数と等しくされた拡張ドットマトリクスに文字データ
    を展開し、(c)該拡張ドットマトリクスを変換後のド
    ット数分のブロックに分け、(d)各ブロック内の黒ド
    ット数及び白ドット数に基づいてそのブロックのドット
    を決定することを特徴とする文字データの制御方法。
  2. 【請求項2】 各ブロック内の黒ドット数と白ドット数
    とを比較し、多い方のドットをそのブロックのドットと
    するとともに、黒ドット数と白ドット数とが等しい場合
    には、両隣のブロックのドットのビットデータを論理計
    算し、論理計算の結果をそのブロックのドットのビット
    データとする請求項1に記載の文字データの制御方法。
JP6064876A 1994-04-01 1994-04-01 文字データの制御方法 Withdrawn JPH07266620A (ja)

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JP6064876A JPH07266620A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 文字データの制御方法

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JP6064876A JPH07266620A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 文字データの制御方法

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JP6064876A Withdrawn JPH07266620A (ja) 1994-04-01 1994-04-01 文字データの制御方法

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Effective date: 20010605