JPH07107274A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH07107274A JPH07107274A JP5271136A JP27113693A JPH07107274A JP H07107274 A JPH07107274 A JP H07107274A JP 5271136 A JP5271136 A JP 5271136A JP 27113693 A JP27113693 A JP 27113693A JP H07107274 A JPH07107274 A JP H07107274A
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- 239000011159 matrix material Substances 0.000 claims abstract description 33
- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims abstract description 19
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims abstract description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 235000010724 Wisteria floribunda Nutrition 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 230000010365 information processing Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T3/00—Geometric image transformation in the plane of the image
- G06T3/40—Scaling the whole image or part thereof
- G06T3/4007—Interpolation-based scaling, e.g. bilinear interpolation
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高精度の拡大補間処理を施された画像データ
を、高速で処理して出力することのできる画像処理装置
を提供すること。 【構成】 8ラインバッファ2に格納された入力画像デ
ータ79aは、10ドット×8ラインずつレジスタマト
リクス3に送られる。7×7マトリクス切出部4は前記
レジスタマトリクス3から7×7マトリクスのデータを
8個切出し、各々を7×7レジスタ5a1 〜5a8 に一
旦格納する。拡大処理ブロック6a1 〜6a8 は、該7
×7レジスタ5a1 〜5a8 の注目画素に対して、拡大
・平滑化処理を行う。この処理は、8個の注目画素に対
して、並列的に実行されるので、処理時間を1/8に短
縮することができる。なお、前記レジスタマトリクス3
の容量を、[(2n+1)+(p−1)]×[(2n+
1)+(q−1)]個分(n、p、qは1以上の整数)
とすると、p×q個の注目画素に対して並列処理できる
ようになる。
を、高速で処理して出力することのできる画像処理装置
を提供すること。 【構成】 8ラインバッファ2に格納された入力画像デ
ータ79aは、10ドット×8ラインずつレジスタマト
リクス3に送られる。7×7マトリクス切出部4は前記
レジスタマトリクス3から7×7マトリクスのデータを
8個切出し、各々を7×7レジスタ5a1 〜5a8 に一
旦格納する。拡大処理ブロック6a1 〜6a8 は、該7
×7レジスタ5a1 〜5a8 の注目画素に対して、拡大
・平滑化処理を行う。この処理は、8個の注目画素に対
して、並列的に実行されるので、処理時間を1/8に短
縮することができる。なお、前記レジスタマトリクス3
の容量を、[(2n+1)+(p−1)]×[(2n+
1)+(q−1)]個分(n、p、qは1以上の整数)
とすると、p×q個の注目画素に対して並列処理できる
ようになる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像処理装置に関し、
特に拡大補間された高品質の画像データを高速で処理
し、出力できるようにした画像処理装置に関する。
特に拡大補間された高品質の画像データを高速で処理
し、出力できるようにした画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、低解像度の画像データを高解
像度の出力装置に出力する場合、該低解像度の画像デー
タを拡大処理して出力するようにしている。
像度の出力装置に出力する場合、該低解像度の画像デー
タを拡大処理して出力するようにしている。
【0003】例えば、ファクシミリ装置においても、C
CITTの勧告により送られてきた画像データ、すなわ
ち、現在、一般に用いられているG3規格のファクシミ
リ装置では、8画素/mm×3.85ライン/mm(ス
タンダード)、および8画素/mm×7.7ライン/m
m(高解像度)の二つの解像度が使用されている。
CITTの勧告により送られてきた画像データ、すなわ
ち、現在、一般に用いられているG3規格のファクシミ
リ装置では、8画素/mm×3.85ライン/mm(ス
タンダード)、および8画素/mm×7.7ライン/m
m(高解像度)の二つの解像度が使用されている。
【0004】一方、最近のファクシミリ装置では、より
高解像度で、線密度も大きくした装置が出現している。
例えば、G3ファクシミリ装置では、16画素/mm×
15.4ライン/mmのものがあり、G4ファクシミリ
装置では、200dpi、240dpi、300dpi
および400dpiのうちの複数の解像度をもつものが
ある。
高解像度で、線密度も大きくした装置が出現している。
例えば、G3ファクシミリ装置では、16画素/mm×
15.4ライン/mmのものがあり、G4ファクシミリ
装置では、200dpi、240dpi、300dpi
および400dpiのうちの複数の解像度をもつものが
ある。
【0005】従来、このような複数の解像度をもつファ
クシミリ装置には、より高解像度の記録装置が装備さ
れ、その解像度より低い解像度の画像情報を記録すると
きには、該画像情報を拡大して記録するようにしてい
る。これは、低い解像度の画像情報を拡大しないで高解
像度の記録装置でそのまま記録すると、画像が縮小され
て記録されてしまうためである。
クシミリ装置には、より高解像度の記録装置が装備さ
れ、その解像度より低い解像度の画像情報を記録すると
きには、該画像情報を拡大して記録するようにしてい
る。これは、低い解像度の画像情報を拡大しないで高解
像度の記録装置でそのまま記録すると、画像が縮小され
て記録されてしまうためである。
【0006】例えば、8画素/mm×3.85ライン/
mm(スタンダード)の解像度で送られてきた画像情報
を、400dpiの記録装置で記録すると、主走査方向
が約1/2に縮小され、副走査方向が約1/4に縮小さ
れる。このため、8画素/mm×3.85ライン/mm
の解像度で送られてきた画像情報を、400dpiの記
録装置で記録する場合には、受信した画像情報を、主走
査方向に約2倍に拡大し、副走査方向に約4倍に拡大す
ることが必要になる。
mm(スタンダード)の解像度で送られてきた画像情報
を、400dpiの記録装置で記録すると、主走査方向
が約1/2に縮小され、副走査方向が約1/4に縮小さ
れる。このため、8画素/mm×3.85ライン/mm
の解像度で送られてきた画像情報を、400dpiの記
録装置で記録する場合には、受信した画像情報を、主走
査方向に約2倍に拡大し、副走査方向に約4倍に拡大す
ることが必要になる。
【0007】低い解像度の画像情報を拡大して高解像度
の記録装置で記録することを開示した先行技術として、
例えば特開昭62−25565号公報、特開昭62−6
0358号公報等がある。
の記録装置で記録することを開示した先行技術として、
例えば特開昭62−25565号公報、特開昭62−6
0358号公報等がある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た先行技術では高精度の補間処理ができず、画像の斜め
線等に不自然さが残ってしまうという問題があった。ま
たこれらの先行技術は、1ドットずつしか処理できず、
処理速度が遅いという問題があった。
た先行技術では高精度の補間処理ができず、画像の斜め
線等に不自然さが残ってしまうという問題があった。ま
たこれらの先行技術は、1ドットずつしか処理できず、
処理速度が遅いという問題があった。
【0009】この発明の目的は、前記した従来技術の問
題点を除去し、高精度の拡大補間処理を施された画像デ
ータを、高速で処理して出力することのできる画像処理
装置を提供することにある。
題点を除去し、高精度の拡大補間処理を施された画像デ
ータを、高速で処理して出力することのできる画像処理
装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、伸長器によって伸長された符号データを
格納する[(2n+1)+(q−1)]ラインバッファ
(ただし、n、qは1以上の整数)と、該ラインバッフ
ァから取出された[(2n+1)+(p−1)]×
[(2n+1)+(q−1)]個分(ただし、pは1以
上の整数)の画素データを記憶するレジスタマトリック
スと、該レジスタマトリクスから(2n+1)×(2n
+1)のマトリクスをp×q個切出す切出部と、該切出
部によって切出されたマトリクスの各々の注目画素を周
辺データを参照して拡大・平滑化処理するp×q個の拡
大補間処理部とを具備した点に特徴がある。
に、本発明は、伸長器によって伸長された符号データを
格納する[(2n+1)+(q−1)]ラインバッファ
(ただし、n、qは1以上の整数)と、該ラインバッフ
ァから取出された[(2n+1)+(p−1)]×
[(2n+1)+(q−1)]個分(ただし、pは1以
上の整数)の画素データを記憶するレジスタマトリック
スと、該レジスタマトリクスから(2n+1)×(2n
+1)のマトリクスをp×q個切出す切出部と、該切出
部によって切出されたマトリクスの各々の注目画素を周
辺データを参照して拡大・平滑化処理するp×q個の拡
大補間処理部とを具備した点に特徴がある。
【0011】
【作用】本発明によれば、[(2n+1)+(p−
1)]×[(2n+1)+(q−1)]個分の画素デー
タから、(2n+1)×(2n+1)のマトリクスがp
×q個分切出され、該切出されたp×q個の画素が並列
的に拡大・平滑化処理される。この結果、該拡大・平滑
化処理の処理速度を、p×q倍にすることができる。
1)]×[(2n+1)+(q−1)]個分の画素デー
タから、(2n+1)×(2n+1)のマトリクスがp
×q個分切出され、該切出されたp×q個の画素が並列
的に拡大・平滑化処理される。この結果、該拡大・平滑
化処理の処理速度を、p×q倍にすることができる。
【0012】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。図6は、本発明の拡大・平滑化処理手段を含む
画像情報処理装置を内蔵したファクシミリ装置のハード
構成を示すブロック図である。以下の実施例は、拡大・
平滑化処理手段をファクシミリ装置に適用したものであ
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
明する。図6は、本発明の拡大・平滑化処理手段を含む
画像情報処理装置を内蔵したファクシミリ装置のハード
構成を示すブロック図である。以下の実施例は、拡大・
平滑化処理手段をファクシミリ装置に適用したものであ
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0013】図6において、71はファクシミリ装置に
動作指示を行うパネル、72はファクシミリ装置の全体
の動作を制御するCPU、73はCPU72が実行する
プログラムを内蔵するROM、74は該プログラムが使
用するワークエリアとなるRAMである。また、75は
送信原稿を読取り、2値画像データを出力する画像読取
装置、76は該画像読取装置75から出力された2値画
像データを符号データに変換する圧縮器、77は相手フ
ァクシミリ装置と符号データの送受信を行う通信制御装
置である。
動作指示を行うパネル、72はファクシミリ装置の全体
の動作を制御するCPU、73はCPU72が実行する
プログラムを内蔵するROM、74は該プログラムが使
用するワークエリアとなるRAMである。また、75は
送信原稿を読取り、2値画像データを出力する画像読取
装置、76は該画像読取装置75から出力された2値画
像データを符号データに変換する圧縮器、77は相手フ
ァクシミリ装置と符号データの送受信を行う通信制御装
置である。
【0014】さらに、78は圧縮器76から出力された
符号データおよび相手ファクシミリ装置から受信した符
号データを格納する蓄積メモリ、79は該蓄積メモリ7
8から符号データを読み出して2値画像データに伸長す
る伸長器、80は該伸長器79から出力された2値画像
データを拡大・補間処理する画情報補正回路、81は該
画情報補正回路80で拡大・平滑化処理された2値画像
データを記録する画像記録装置である。83は前記の構
成要素を接続するバスである。
符号データおよび相手ファクシミリ装置から受信した符
号データを格納する蓄積メモリ、79は該蓄積メモリ7
8から符号データを読み出して2値画像データに伸長す
る伸長器、80は該伸長器79から出力された2値画像
データを拡大・補間処理する画情報補正回路、81は該
画情報補正回路80で拡大・平滑化処理された2値画像
データを記録する画像記録装置である。83は前記の構
成要素を接続するバスである。
【0015】前記伸長器79は蓄積メモリ78の符号デ
ータを伸長し、伸長された画情報79aを画情報補正回
路80に出力する。画情報補正回路80は画情報79a
を拡大および補間処理して、高精度に補正された画像デ
ータ80aを出力する。
ータを伸長し、伸長された画情報79aを画情報補正回
路80に出力する。画情報補正回路80は画情報79a
を拡大および補間処理して、高精度に補正された画像デ
ータ80aを出力する。
【0016】図1は、前記画情報補正回路80の一実施
例のブロック図である。図において、1はマルチプレク
サ(MUX)、2は8ラインバッファ、3は10ドット
×8ラインのレジスタマトリクス、4は7ドット×7ド
ットのマトリクス切出部、5a1 〜5a8 は7ドット×
7ドットのレジスタ、6a1 〜6a8 は拡大処理ブロッ
クである。また、7a1 〜7a8 は該拡大処理ブロック
6a1 〜6a8 に主、副走査方向の拡大ブロック選択信
号7b1 、7d1 および拡大ブロックブロック内位置信
号7c1 、7e1 を出力する制御回路、8a1 〜8a8
は主走査方向拡大率レジスタ、9a1 〜9a8 は副走査
方向拡大率レジスタ、10は前記マルチプレクサ1の選
択信号制御回路、11は画素シフト制御回路である。
例のブロック図である。図において、1はマルチプレク
サ(MUX)、2は8ラインバッファ、3は10ドット
×8ラインのレジスタマトリクス、4は7ドット×7ド
ットのマトリクス切出部、5a1 〜5a8 は7ドット×
7ドットのレジスタ、6a1 〜6a8 は拡大処理ブロッ
クである。また、7a1 〜7a8 は該拡大処理ブロック
6a1 〜6a8 に主、副走査方向の拡大ブロック選択信
号7b1 、7d1 および拡大ブロックブロック内位置信
号7c1 、7e1 を出力する制御回路、8a1 〜8a8
は主走査方向拡大率レジスタ、9a1 〜9a8 は副走査
方向拡大率レジスタ、10は前記マルチプレクサ1の選
択信号制御回路、11は画素シフト制御回路である。
【0017】次に、前記制御回路7a1 〜7a8 の具体
回路例について説明する。制御回路7a1 〜7a8 はそ
れぞれ同じ回路であるので、制御回路7a1 を代表とし
て、図2、図3に示す。図2、図3において、図1と同
一の符号は同一または同等物を示す。図2は副走査方向
の制御部を示し、図3は主走査方向の制御部を示す。
回路例について説明する。制御回路7a1 〜7a8 はそ
れぞれ同じ回路であるので、制御回路7a1 を代表とし
て、図2、図3に示す。図2、図3において、図1と同
一の符号は同一または同等物を示す。図2は副走査方向
の制御部を示し、図3は主走査方向の制御部を示す。
【0018】図2において、21は画像記録装置81か
ら送られてくる出力ページ先頭信号25によりクリアさ
れる副走査方向拡大率ワークレジスタ、22は加算器、
23は副走査方向拡大ブロックブロック内位置カウン
タ、24は比較器である。前記加算器22は副走査方向
拡大率レジスタ9a1 に予めセットされた拡大値と副走
査方向拡大率ワークレジスタ21に格納された値とを加
算し、加算結果の整数部は副走査方向拡大ブロック選択
信号7d1 として前記拡大処理ブロック6a1に送出す
る。また、前記加算結果の小数部は、前記副走査方向拡
大率ワークレジスタ21に記憶される。
ら送られてくる出力ページ先頭信号25によりクリアさ
れる副走査方向拡大率ワークレジスタ、22は加算器、
23は副走査方向拡大ブロックブロック内位置カウン
タ、24は比較器である。前記加算器22は副走査方向
拡大率レジスタ9a1 に予めセットされた拡大値と副走
査方向拡大率ワークレジスタ21に格納された値とを加
算し、加算結果の整数部は副走査方向拡大ブロック選択
信号7d1 として前記拡大処理ブロック6a1に送出す
る。また、前記加算結果の小数部は、前記副走査方向拡
大率ワークレジスタ21に記憶される。
【0019】一方、副走査方向拡大ブロックブロック内
位置カウンタ23には出力ライン先頭信号26が入力
し、該カウンタ23はカウントアップする。該カウンタ
23はカウント値を副走査方向拡大ブロックブロック内
位置7e1 として出力すると共に比較器24からの一致
信号7f1 によりクリアされる。また、該一致信号7f
1 は加算器22のトリガ信号になると共に前記選択信号
制御回路10に送られる。
位置カウンタ23には出力ライン先頭信号26が入力
し、該カウンタ23はカウントアップする。該カウンタ
23はカウント値を副走査方向拡大ブロックブロック内
位置7e1 として出力すると共に比較器24からの一致
信号7f1 によりクリアされる。また、該一致信号7f
1 は加算器22のトリガ信号になると共に前記選択信号
制御回路10に送られる。
【0020】次に、図3において、31は画像記録装置
81から送られてくる出力ライン先頭信号35によりク
リアされる主走査方向拡大率ワークレジスタ、32は加
算器、33は主走査方向拡大ブロックブロック内位置カ
ウンタ、34は比較器である。前記加算器32は主走査
方向拡大率レジスタ8a1 に予めセットされた拡大値と
主走査方向拡大率ワークレジスタ31に格納された値と
を加算し、加算結果の整数部は主走査方向拡大ブロック
選択信号7b1 として前記拡大処理ブロック6a1 に送
出する。また、前記加算結果の小数部は、前記主走査方
向拡大率ワークレジスタ31に記憶される。
81から送られてくる出力ライン先頭信号35によりク
リアされる主走査方向拡大率ワークレジスタ、32は加
算器、33は主走査方向拡大ブロックブロック内位置カ
ウンタ、34は比較器である。前記加算器32は主走査
方向拡大率レジスタ8a1 に予めセットされた拡大値と
主走査方向拡大率ワークレジスタ31に格納された値と
を加算し、加算結果の整数部は主走査方向拡大ブロック
選択信号7b1 として前記拡大処理ブロック6a1 に送
出する。また、前記加算結果の小数部は、前記主走査方
向拡大率ワークレジスタ31に記憶される。
【0021】一方、主走査方向拡大ブロックブロック内
位置カウンタ33には1画素出力信号36が入力し、該
カウンタ33はカウントアップする。該カウンタ33は
カウント値を主走査方向拡大ブロックブロック内位置7
c1 として出力すると共に比較器34からの一致信号7
g1 によりクリアされる。また、該一致信号7g1 は加
算器32のトリガ信号になると共に、画素シフト制御回
路11へ送られる。なお、図2、図3の回路の動作は本
出願人による特願平4−353897号、あるいは特願
平5−206831号等に詳述されているので、説明を
省略する。
位置カウンタ33には1画素出力信号36が入力し、該
カウンタ33はカウントアップする。該カウンタ33は
カウント値を主走査方向拡大ブロックブロック内位置7
c1 として出力すると共に比較器34からの一致信号7
g1 によりクリアされる。また、該一致信号7g1 は加
算器32のトリガ信号になると共に、画素シフト制御回
路11へ送られる。なお、図2、図3の回路の動作は本
出願人による特願平4−353897号、あるいは特願
平5−206831号等に詳述されているので、説明を
省略する。
【0022】次に、図1の本実施例の動作を説明する。
まず、拡大処理が起動される前に、マルチプレクサ1は
白データ(“0”)を選択し、8ラインバッファ2の全
部に白データが格納される。すなわち、8ラインバッフ
ァ2はクリアされる。拡大処理をする時には、前記CP
U72は前記主走査方向拡大率レジスタ8a1 〜8a8
および副走査方向拡大率レジスタ9a1 〜9a8 に拡大
率を設定し、スタート信号12a1 〜12a8 を制御回
路7a1 〜7a8 に出力する。制御回路7a1 〜7a8
は該スタート信号12a1 〜12a8 の入力があると、
マルチプレクサ1を制御し、入力画像データ79aを選
択する。この結果、入力画像データ79aは8ラインバ
ッファ2に順次書き込まれる。
まず、拡大処理が起動される前に、マルチプレクサ1は
白データ(“0”)を選択し、8ラインバッファ2の全
部に白データが格納される。すなわち、8ラインバッフ
ァ2はクリアされる。拡大処理をする時には、前記CP
U72は前記主走査方向拡大率レジスタ8a1 〜8a8
および副走査方向拡大率レジスタ9a1 〜9a8 に拡大
率を設定し、スタート信号12a1 〜12a8 を制御回
路7a1 〜7a8 に出力する。制御回路7a1 〜7a8
は該スタート信号12a1 〜12a8 の入力があると、
マルチプレクサ1を制御し、入力画像データ79aを選
択する。この結果、入力画像データ79aは8ラインバ
ッファ2に順次書き込まれる。
【0023】8ラインバッファ2に入力画像データ79
aが5ライン分格納されると、拡大処理が開始される。
拡大処理が開始されると、マルチプレクサ1は8ライン
バッファ2を選択する。そして、8ラインバッファ2に
格納されていた画像データは、10ドット×8ライン
分、レジスタマトリクス3に転送される。この10ドッ
ト×8ライン分のデータはマルチプレクサ1を通って8
ラインバッファ2へも帰還される。図4は、該レジスタ
マトリクス3に転送された10ドット×8ラインの画像
データを示している。
aが5ライン分格納されると、拡大処理が開始される。
拡大処理が開始されると、マルチプレクサ1は8ライン
バッファ2を選択する。そして、8ラインバッファ2に
格納されていた画像データは、10ドット×8ライン
分、レジスタマトリクス3に転送される。この10ドッ
ト×8ライン分のデータはマルチプレクサ1を通って8
ラインバッファ2へも帰還される。図4は、該レジスタ
マトリクス3に転送された10ドット×8ラインの画像
データを示している。
【0024】次に、7×7マトリクス切出部4はこの1
0ドット×8ラインの画像データから、8個の7×7マ
トリクスデータを切出し、1個々々を7×7レジスタ5
a1〜5a8 に格納する。今、図4に示されているよう
に、10ドット×8ラインの画像データから切出された
7×7マトリクスデータをD1 、D2 、…、D8 とする
と、7×7マトリクスデータをD1 は前記7×7レジス
タ5a1 に格納され、D2 は7×7レジスタ5a2 に格
納され、D8 は7×7レジスタ5a8 に格納されること
になる。
0ドット×8ラインの画像データから、8個の7×7マ
トリクスデータを切出し、1個々々を7×7レジスタ5
a1〜5a8 に格納する。今、図4に示されているよう
に、10ドット×8ラインの画像データから切出された
7×7マトリクスデータをD1 、D2 、…、D8 とする
と、7×7マトリクスデータをD1 は前記7×7レジス
タ5a1 に格納され、D2 は7×7レジスタ5a2 に格
納され、D8 は7×7レジスタ5a8 に格納されること
になる。
【0025】この時、制御回路7a1 〜7a8 は前記主
走査方向拡大率レジスタ8a1 〜8a8 および副走査方
向拡大率レジスタ9a1 〜9a8 に設定された拡大率に
従って、主走査方向拡大ブロック選択信号7b1 と主走
査方向拡大ブロックブロック内位置7c1 と、副走査方
向拡大ブロック選択信号7d1 と副走査方向拡大ブロッ
クブロック内位置7e1 とを出力する。拡大処理ブロッ
ク6a1 〜6a8 は、これらのブロック選択信号とブロ
ック内位置に従って、処理画素(すなわち、注目画素)
D1'、D2'、…、D8'を拡大・平滑化処理する。拡大・
平滑化処理された画素データはデータ13a1 〜13a
8 として出力される。
走査方向拡大率レジスタ8a1 〜8a8 および副走査方
向拡大率レジスタ9a1 〜9a8 に設定された拡大率に
従って、主走査方向拡大ブロック選択信号7b1 と主走
査方向拡大ブロックブロック内位置7c1 と、副走査方
向拡大ブロック選択信号7d1 と副走査方向拡大ブロッ
クブロック内位置7e1 とを出力する。拡大処理ブロッ
ク6a1 〜6a8 は、これらのブロック選択信号とブロ
ック内位置に従って、処理画素(すなわち、注目画素)
D1'、D2'、…、D8'を拡大・平滑化処理する。拡大・
平滑化処理された画素データはデータ13a1 〜13a
8 として出力される。
【0026】上記のようにして8個の画素データが同時
に拡大・平滑化処理されると、図1の8ラインバッファ
2から各ラインにつき4ドット分レジスタマトリクス3
に出力される。続いて、前記と同様に、7×7マトリク
ス切出部4は7×7マトリクスを8個分切出し、それぞ
れを7×7レジスタ5a1 〜5a8 に格納する。次い
で、前記拡大処理ブロック6a1 〜6a8 にて、各7×
7マトリクスの処理画素に対して拡大・平滑化処理が行
われる。
に拡大・平滑化処理されると、図1の8ラインバッファ
2から各ラインにつき4ドット分レジスタマトリクス3
に出力される。続いて、前記と同様に、7×7マトリク
ス切出部4は7×7マトリクスを8個分切出し、それぞ
れを7×7レジスタ5a1 〜5a8 に格納する。次い
で、前記拡大処理ブロック6a1 〜6a8 にて、各7×
7マトリクスの処理画素に対して拡大・平滑化処理が行
われる。
【0027】以上の動作が継続して行われ、該動作が8
ラインバッファ2に格納されたデータに対して一巡する
と、マルチプレクサ1は入力画像データ79aを選択
し、2ライン分の入力画像データが8ラインバッファ2
に読込まれる。そして、マルチプレクサ1は8ラインバ
ッファ2の出力を選択し、前記と同様の動作が繰り返し
行われる。
ラインバッファ2に格納されたデータに対して一巡する
と、マルチプレクサ1は入力画像データ79aを選択
し、2ライン分の入力画像データが8ラインバッファ2
に読込まれる。そして、マルチプレクサ1は8ラインバ
ッファ2の出力を選択し、前記と同様の動作が繰り返し
行われる。
【0028】以上の説明から明らかなように、本実施例
によれば、8個の画素データが同時に拡大・平滑化処理
して出力されるので、1個ずつ拡大・平滑化処理する従
来例と比べて、8倍の高速処理を行うことができる。
によれば、8個の画素データが同時に拡大・平滑化処理
して出力されるので、1個ずつ拡大・平滑化処理する従
来例と比べて、8倍の高速処理を行うことができる。
【0029】本実施例では、前記レジスタマトリクス3
として、図4に示されているように、p方向に10ドッ
ト、q方向に8ラインの容量をもつものとしたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、該レジスタマトリ
クス3は、p方向に[(2n+1)+(p−1)」ドッ
ト、q方向に[(2n+1)+(q−1)]ラインの容
量をもつものであってもよい(ただし、n、p、qは1
以上の整数)。この容量のレジスタマトリクス3を用い
ると、7×7マトリクス切出部4で切出せる7×7マト
リクスの個数は、p×q個となる。したがって、このよ
うにすると、p×q個の画素の拡大・平滑化処理を同時
に実施することができ、処理時間を従来の1/p×qに
短縮することができる。ちなみに、前記実施例は、n=
3、p=4、q=2の例である。
として、図4に示されているように、p方向に10ドッ
ト、q方向に8ラインの容量をもつものとしたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、該レジスタマトリ
クス3は、p方向に[(2n+1)+(p−1)」ドッ
ト、q方向に[(2n+1)+(q−1)]ラインの容
量をもつものであってもよい(ただし、n、p、qは1
以上の整数)。この容量のレジスタマトリクス3を用い
ると、7×7マトリクス切出部4で切出せる7×7マト
リクスの個数は、p×q個となる。したがって、このよ
うにすると、p×q個の画素の拡大・平滑化処理を同時
に実施することができ、処理時間を従来の1/p×qに
短縮することができる。ちなみに、前記実施例は、n=
3、p=4、q=2の例である。
【0030】また、図5は、n=3、p=8、q=8の
例を示す。この場合には、図示されているように、7×
7マトリクスを64個切出せ、64個の画素を同時に拡
大・平滑化処理することができる。なお、7×7マトリ
クスの切出しの個数を8の倍数とすると、画像情報補正
回路80から出力されるデータが8ビット単位となり、
画像記録装置81での処理がしやすくなる。
例を示す。この場合には、図示されているように、7×
7マトリクスを64個切出せ、64個の画素を同時に拡
大・平滑化処理することができる。なお、7×7マトリ
クスの切出しの個数を8の倍数とすると、画像情報補正
回路80から出力されるデータが8ビット単位となり、
画像記録装置81での処理がしやすくなる。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、p×q個の画
素データの拡大・平滑化処理を並列処理できるので、処
理速度を大幅に向上することができる。また、請求項2
の発明によれば、p×q個の画素データが8の倍数にさ
れているので、画像情報補正回路から出力されるデータ
は8ビット単位となり、画像記録装置での処理がしやす
くなる。
素データの拡大・平滑化処理を並列処理できるので、処
理速度を大幅に向上することができる。また、請求項2
の発明によれば、p×q個の画素データが8の倍数にさ
れているので、画像情報補正回路から出力されるデータ
は8ビット単位となり、画像記録装置での処理がしやす
くなる。
【図1】 本発明の一実施例の構成を説明するためのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図2】 図1の制御回路の副走査方向制御部のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図3】 図1の制御回路の主走査方向制御部のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図4】 本実施例の切出しマトリクスの一例を示す図
である。
である。
【図5】 本実施例の切出しマトリクスの他の例を示す
図である。
図である。
【図6】 本発明をファクシミリ装置に適用した時のフ
ァクシミリ装置のハード構成を示すブロック図である。
ァクシミリ装置のハード構成を示すブロック図である。
1…マルチプレクサ、2…8ラインバッファ、3…レジ
スタマトリクス、4…7×7マトリクス切出部、5a1
〜5a8 …7×7レジスタ、6a1 〜6a8 …拡大処理
ブロック、7a1 〜7a8 …制御回路、8a1 〜8a8
…主走査方向拡大率レジスタ、9a1 〜9a8 …副走査
方向拡大率レジスタ、10…選択信号制御回路、11…
画素シフト制御回路、12a1 〜12a8 …スタート信
号、13a1 〜13a8 …出力データ。
スタマトリクス、4…7×7マトリクス切出部、5a1
〜5a8 …7×7レジスタ、6a1 〜6a8 …拡大処理
ブロック、7a1 〜7a8 …制御回路、8a1 〜8a8
…主走査方向拡大率レジスタ、9a1 〜9a8 …副走査
方向拡大率レジスタ、10…選択信号制御回路、11…
画素シフト制御回路、12a1 〜12a8 …スタート信
号、13a1 〜13a8 …出力データ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中村 利文 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 園部 賢一 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内 (72)発明者 金子 智一 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 伸長器によって伸長された符号データを
格納する[(2n+1)+(q−1)]ラインバッファ
(ただし、n、qは1以上の整数)と、 該ラインバッファから取出された[(2n+1)+(p
−1)]×[(2n+1)+(q−1)]個分(ただ
し、pは1以上の整数)の画素データを記憶するレジス
タマトリックスと、 該レジスタマトリクスから(2n+1)×(2n+1)
のマトリクスをp×q個切出す切出部と、 該切出部によって切出されたマトリクスの各々の注目画
素を周辺データを参照して拡大・平滑化処理するp×q
個の拡大補間処理部とを具備し、 p×q個の画素データを並列的に処理するようにしたこ
とを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像処理装置において、 前記切出部から切出すマトリクスの個数p×q個を8の
倍数としたことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5271136A JPH07107274A (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5271136A JPH07107274A (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07107274A true JPH07107274A (ja) | 1995-04-21 |
Family
ID=17495822
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5271136A Pending JPH07107274A (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07107274A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6882688B1 (en) | 1998-12-11 | 2005-04-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Deblocking filter arithmetic apparatus and deblocking filter arithmetic method |
-
1993
- 1993-10-05 JP JP5271136A patent/JPH07107274A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6882688B1 (en) | 1998-12-11 | 2005-04-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Deblocking filter arithmetic apparatus and deblocking filter arithmetic method |
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