JP3136854B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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- 239000000872 buffer Substances 0.000 claims description 32
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- 230000037430 deletion Effects 0.000 claims 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 12
- 239000011159 matrix material Substances 0.000 description 7
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-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T3/00—Geometric image transformations in the plane of the image
- G06T3/40—Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting
- G06T3/4007—Scaling of whole images or parts thereof, e.g. expanding or contracting based on interpolation, e.g. bilinear interpolation
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像処理装置に関し、
特にエラー情報を含んだ画像データに対して該画像デー
タを乱すことなく拡大補間処理を行うことができるよう
にした画像処理装置に関する。
特にエラー情報を含んだ画像データに対して該画像デー
タを乱すことなく拡大補間処理を行うことができるよう
にした画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理の分野では、原画像デー
タを拡大してプリンタ等でプリントアウトする技術が実
用化されている。この場合、単純な拡大処理を行うと、
文字や図形等の斜線部にぎざぎざが発生する。このぎざ
ぎざは印字品質を落とす原因になるので、これを除去す
る処理、すなわち補間処理(スムージング処理)が必要
になる。
タを拡大してプリンタ等でプリントアウトする技術が実
用化されている。この場合、単純な拡大処理を行うと、
文字や図形等の斜線部にぎざぎざが発生する。このぎざ
ぎざは印字品質を落とす原因になるので、これを除去す
る処理、すなわち補間処理(スムージング処理)が必要
になる。
【0003】従来から、この補間処理はいくつか提案さ
れている。例えば、特開昭60−11885号公報、特
開平1−208154号公報等に提案されている。
れている。例えば、特開昭60−11885号公報、特
開平1−208154号公報等に提案されている。
【0004】また、ファクシミリ装置においても、CC
ITTの勧告により送られてきた画像データ、すなわ
ち、現在、一般に用いられているG3規格のファクシミ
リ装置では、8画素/mm×3.85ライン/mm(ス
タンダード)、および8画素/mm×7.7ライン/m
m(高解像度)の二つの解像度が使用されている。
ITTの勧告により送られてきた画像データ、すなわ
ち、現在、一般に用いられているG3規格のファクシミ
リ装置では、8画素/mm×3.85ライン/mm(ス
タンダード)、および8画素/mm×7.7ライン/m
m(高解像度)の二つの解像度が使用されている。
【0005】一方、最近のファクシミリ装置では、より
高解像度で、線密度も大きくした装置が出現している。
例えば、G3ファクシミリ装置では、16画素/mm×
15.4ライン/mmのものがあり、G4ファクシミリ
装置では、200dpi、240dpi、300dpi
および400dpiのうちの複数の解像度をもつものが
ある。
高解像度で、線密度も大きくした装置が出現している。
例えば、G3ファクシミリ装置では、16画素/mm×
15.4ライン/mmのものがあり、G4ファクシミリ
装置では、200dpi、240dpi、300dpi
および400dpiのうちの複数の解像度をもつものが
ある。
【0006】従来、このような複数の解像度をもつファ
クシミリ装置には、より高解像度の記録装置が装備さ
れ、その解像度より低い解像度の画像情報を記録すると
きには、該画像情報を拡大して記録するようにしてい
る。これは、低い解像度の画像情報を拡大しないで高解
像度の記録装置でそのまま記録すると、画像が縮小され
て記録されてしまうためである。
クシミリ装置には、より高解像度の記録装置が装備さ
れ、その解像度より低い解像度の画像情報を記録すると
きには、該画像情報を拡大して記録するようにしてい
る。これは、低い解像度の画像情報を拡大しないで高解
像度の記録装置でそのまま記録すると、画像が縮小され
て記録されてしまうためである。
【0007】例えば、8画素/mm×3.85ライン/
mm(スタンダード)の解像度で送られてきた画像情報
を、400dpiの記録装置で記録すると、主走査方向
が約1/2に縮小され、副走査方向が約1/4に縮小さ
れる。このため、8画素/mm×3.85ライン/mm
の解像度で送られてきた画像情報を、400dpiの記
録装置で記録する場合には、受信した画像情報を、主走
査方向に約2倍に拡大し、副走査方向に約4倍に拡大す
ることが必要になる。
mm(スタンダード)の解像度で送られてきた画像情報
を、400dpiの記録装置で記録すると、主走査方向
が約1/2に縮小され、副走査方向が約1/4に縮小さ
れる。このため、8画素/mm×3.85ライン/mm
の解像度で送られてきた画像情報を、400dpiの記
録装置で記録する場合には、受信した画像情報を、主走
査方向に約2倍に拡大し、副走査方向に約4倍に拡大す
ることが必要になる。
【0008】低い解像度の画像情報を拡大して高解像度
の記録装置で記録することを開示した先行技術として、
例えば特開昭62−25565号公報、特開昭62−6
0358号公報等がある。
の記録装置で記録することを開示した先行技術として、
例えば特開昭62−25565号公報、特開昭62−6
0358号公報等がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】前記した補間処理は、
注目画素周辺の参照画素を増やした高度の補間処理を、
任意の倍率で高速に行う必要があるが、従来の前記した
処理装置は、この要求に十分答えるものではないという
問題があった。
注目画素周辺の参照画素を増やした高度の補間処理を、
任意の倍率で高速に行う必要があるが、従来の前記した
処理装置は、この要求に十分答えるものではないという
問題があった。
【0010】また、補間処理をする前の画像データにエ
ラー信号が混じっていると、後述するように、画情報補
間装置内に存在する(2n+1)ラインバッファ内にエ
ラーを含んだ2値画像データが(2n+1)ラインの画
像データが拡大補間処理される間残り、そのエラーの情
報を用いて補間処理が行われるため、補間処理後の画像
データが乱れるという問題があった。
ラー信号が混じっていると、後述するように、画情報補
間装置内に存在する(2n+1)ラインバッファ内にエ
ラーを含んだ2値画像データが(2n+1)ラインの画
像データが拡大補間処理される間残り、そのエラーの情
報を用いて補間処理が行われるため、補間処理後の画像
データが乱れるという問題があった。
【0011】また、ファクシミリ等で拡大処理された画
像は平滑化処理が不十分であるという問題があった。
像は平滑化処理が不十分であるという問題があった。
【0012】この発明の目的は、前記した従来技術の問
題点を除去し、画像データにエラー信号が混じっていて
も、画像データを乱すことなく拡大補間処理を行うこと
ができる画像処理装置を提供することにある。
題点を除去し、画像データにエラー信号が混じっていて
も、画像データを乱すことなく拡大補間処理を行うこと
ができる画像処理装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、画情報の符号データを伸長しながら拡大
補間処理をする画像処理装置において、前記符号データ
がエラー情報を含んでいた場合にエラー補正信号を出力
する伸長手段と、該エラー補正信号が入力してきた時に
前記エラー情報を含むラインデータを次ラインデータの
入力時にエラーを含まないラインデータと置換するエラ
ーライン補正手段と、(2n+1)本(ただし、nは1
以上の整数)のラインデータを記憶する(2n+1)ラ
インバッファとを具備した点に特徴がある。
に、本発明は、画情報の符号データを伸長しながら拡大
補間処理をする画像処理装置において、前記符号データ
がエラー情報を含んでいた場合にエラー補正信号を出力
する伸長手段と、該エラー補正信号が入力してきた時に
前記エラー情報を含むラインデータを次ラインデータの
入力時にエラーを含まないラインデータと置換するエラ
ーライン補正手段と、(2n+1)本(ただし、nは1
以上の整数)のラインデータを記憶する(2n+1)ラ
インバッファとを具備した点に特徴がある。
【0014】
【作用】本発明によれば、前記エラーライン補正手段
は、(2n+1)ラインバッファにエラー情報を含むラ
インデータが格納された時には、次ラインデータの入力
時にエラーを含まないラインデータと置換する動作をす
る。このため、該エラー情報を含むラインデータが次ラ
イン以降の拡大補間処理に悪影響を与えることがなくな
り、エラー情報を含むラインデータによって、画像デー
タが乱されることが解消される。
は、(2n+1)ラインバッファにエラー情報を含むラ
インデータが格納された時には、次ラインデータの入力
時にエラーを含まないラインデータと置換する動作をす
る。このため、該エラー情報を含むラインデータが次ラ
イン以降の拡大補間処理に悪影響を与えることがなくな
り、エラー情報を含むラインデータによって、画像デー
タが乱されることが解消される。
【0015】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。図4は、本発明の拡大・平滑化処理手段を含む
画像情報処理装置を内蔵したファクシミリ装置のハード
構成を示すブロック図である。以下の実施例は、拡大・
平滑化処理手段をファクシミリ装置に適用したものであ
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
明する。図4は、本発明の拡大・平滑化処理手段を含む
画像情報処理装置を内蔵したファクシミリ装置のハード
構成を示すブロック図である。以下の実施例は、拡大・
平滑化処理手段をファクシミリ装置に適用したものであ
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0016】図4において、11はファクシミリ装置に
動作指示を行うパネル、12はファクシミリ装置の全体
の動作を制御するCPU、13はCPU12が実行する
プログラムを内蔵するROM、14は該プログラムが使
用するワークエリアとなるRAMである。また、15は
送信原稿を読取り、2値画像データを出力する画像読取
装置、16は該画像読取装置15から出力された2値画
像データを符号データに変換する圧縮器、17は相手フ
ァクシミリ装置と符号データの送受信を行う通信制御装
置である。
動作指示を行うパネル、12はファクシミリ装置の全体
の動作を制御するCPU、13はCPU12が実行する
プログラムを内蔵するROM、14は該プログラムが使
用するワークエリアとなるRAMである。また、15は
送信原稿を読取り、2値画像データを出力する画像読取
装置、16は該画像読取装置15から出力された2値画
像データを符号データに変換する圧縮器、17は相手フ
ァクシミリ装置と符号データの送受信を行う通信制御装
置である。
【0017】さらに、18は圧縮器16から出力された
符号データおよび相手ファクシミリ装置から受信した符
号データを格納する蓄積メモリ、19は該蓄積メモリ1
8から符号データを読み出して2値画像データに伸長す
る伸長器、20は該伸長器19から出力された2値画像
データを拡大・補間処理する画情報補間装置、21は該
画情報補間装置20で拡大補間処理された2値画像デー
タを記録する画像記録装置である。23は前記の構成要
素を接続するバスである。前記伸長器19は蓄積メモリ
18の符号データを伸長し、伸長された画情報19aを
画情報補間装置20に出力する。前記符号データが通信
回線等の影響で符号エラーを含んでいた場合には、伸長
器19はエラー検出信号19bを出力する。また、前記
画情報補間装置20にはスタート信号23aとエラー補
正信号23bが入力する。なお、伸長器19は伸長され
た画情報の個数から、エラーラインか否かを検出するこ
とができる。すなわち、1ラインの画素数が予め定めら
れた画素数に等しければ正常なラインと判定し、等しく
なければエラーラインと判定する。
符号データおよび相手ファクシミリ装置から受信した符
号データを格納する蓄積メモリ、19は該蓄積メモリ1
8から符号データを読み出して2値画像データに伸長す
る伸長器、20は該伸長器19から出力された2値画像
データを拡大・補間処理する画情報補間装置、21は該
画情報補間装置20で拡大補間処理された2値画像デー
タを記録する画像記録装置である。23は前記の構成要
素を接続するバスである。前記伸長器19は蓄積メモリ
18の符号データを伸長し、伸長された画情報19aを
画情報補間装置20に出力する。前記符号データが通信
回線等の影響で符号エラーを含んでいた場合には、伸長
器19はエラー検出信号19bを出力する。また、前記
画情報補間装置20にはスタート信号23aとエラー補
正信号23bが入力する。なお、伸長器19は伸長され
た画情報の個数から、エラーラインか否かを検出するこ
とができる。すなわち、1ラインの画素数が予め定めら
れた画素数に等しければ正常なラインと判定し、等しく
なければエラーラインと判定する。
【0018】次に、図1を参照して、前記画情報補間装
置20を詳細に説明する。図1は該画情報補間装置20
の一実施例のブロック図を示す。なお、図4と同じ符号
は同一または同等物を示す。
置20を詳細に説明する。図1は該画情報補間装置20
の一実施例のブロック図を示す。なお、図4と同じ符号
は同一または同等物を示す。
【0019】図1において、1はマルチプレクサ(MU
X)であり、前記伸長器19から入力されてくる画像デ
ータ19a、白(“0”)データ9および前ラインデー
タ2aの三つのデータから一つを選択して、エラーライ
ン補正回路8に出力する。エラーライン補正回路8はエ
ラー補正信号23bが入力してくると、エラーラインを
補正する。このエラーライン補正回路8の詳細は、後で
説明する。エラーライン補正回路8から出力された画像
データはラインバッファ2に入力する。このラインバッ
ファ2は、(2n+1)ラインバッファ(nは正の整
数)であり、本実施例では7ラインバッファ(n=3)
の例が示されている。該ラインバッファ2は、補正対象
となるラインとその前後の3ラインの画像データを格納
する。
X)であり、前記伸長器19から入力されてくる画像デ
ータ19a、白(“0”)データ9および前ラインデー
タ2aの三つのデータから一つを選択して、エラーライ
ン補正回路8に出力する。エラーライン補正回路8はエ
ラー補正信号23bが入力してくると、エラーラインを
補正する。このエラーライン補正回路8の詳細は、後で
説明する。エラーライン補正回路8から出力された画像
データはラインバッファ2に入力する。このラインバッ
ファ2は、(2n+1)ラインバッファ(nは正の整
数)であり、本実施例では7ラインバッファ(n=3)
の例が示されている。該ラインバッファ2は、補正対象
となるラインとその前後の3ラインの画像データを格納
する。
【0020】3は補正対象となるラインの注目画素の周
囲の画素を記憶する(2n+1)×(2n+1)レジス
タマトリックスである。本実施例では、n=3のレジス
タマトリックス、すなわち7×7レジスタマトリックス
が示されており、注目画素の周囲の49画素を記憶す
る。4はk×l(kは主走査方向拡大率、lは副走査方
向拡大率)の拡大処理を行う拡大処理ブロックであり、
本実施例では、k=l=6の拡大処理ブロックが示され
ている。該拡大処理ブロック4は、1×1から6×6ま
での拡大と平滑化処理を行うことができる。
囲の画素を記憶する(2n+1)×(2n+1)レジス
タマトリックスである。本実施例では、n=3のレジス
タマトリックス、すなわち7×7レジスタマトリックス
が示されており、注目画素の周囲の49画素を記憶す
る。4はk×l(kは主走査方向拡大率、lは副走査方
向拡大率)の拡大処理を行う拡大処理ブロックであり、
本実施例では、k=l=6の拡大処理ブロックが示され
ている。該拡大処理ブロック4は、1×1から6×6ま
での拡大と平滑化処理を行うことができる。
【0021】5は主走査方向の拡大率を設定するレジス
タ、6は副走査方向の拡大率を設定するレジスタであ
る。制御回路7は前記マルチプレクサ1に入力してくる
画像データ、すなわち画像データ19a、白データ9お
よび前ラインデータ2aを選択する選択信号7a1を出
力すると共に、拡大処理ブロック4の中の拡大率の一つ
を選択する選択信号7b1 、7c1 および平滑化処理時
に使用される指定位置7b2 、7c2 を出力する。ここ
に、該前ラインデータ2aはラインバッファ2に格納さ
れている7ライン分のデータから、各ライン当り1ビッ
トのデータを取出した7ビットのデータである。また、
9は前記白(“0”)データである。
タ、6は副走査方向の拡大率を設定するレジスタであ
る。制御回路7は前記マルチプレクサ1に入力してくる
画像データ、すなわち画像データ19a、白データ9お
よび前ラインデータ2aを選択する選択信号7a1を出
力すると共に、拡大処理ブロック4の中の拡大率の一つ
を選択する選択信号7b1 、7c1 および平滑化処理時
に使用される指定位置7b2 、7c2 を出力する。ここ
に、該前ラインデータ2aはラインバッファ2に格納さ
れている7ライン分のデータから、各ライン当り1ビッ
トのデータを取出した7ビットのデータである。また、
9は前記白(“0”)データである。
【0022】次に、前記制御回路7の主要部の構成の一
具体例を、図2および図3を参照して説明する。図2は
副走査方向の制御部を示し、図3は主走査方向の制御部
を示す。なお、図2、図3中の図1と同符号は同一物を
示すので、説明を省略する。
具体例を、図2および図3を参照して説明する。図2は
副走査方向の制御部を示し、図3は主走査方向の制御部
を示す。なお、図2、図3中の図1と同符号は同一物を
示すので、説明を省略する。
【0023】図2において、31はページの先頭を示す
出力ページ先頭信号36によりクリアされる副走査方向
拡大率ワークレジスタ、32は加算器、33は副走査方
向拡大ブロックブロック内位置カウンタ、34は比較器
である。
出力ページ先頭信号36によりクリアされる副走査方向
拡大率ワークレジスタ、32は加算器、33は副走査方
向拡大ブロックブロック内位置カウンタ、34は比較器
である。
【0024】前記加算器32は副走査方向拡大率レジス
タ6に予めセットされた拡大値と副走査方向拡大率ワー
クレジスタ31に格納された値とを加算し、加算結果の
整数部は副走査方向拡大ブロック選択信号7b1 として
前記拡大処理ブロック4(図1参照)に送出する。ま
た、前記加算結果の小数部は、前記副走査方向拡大率ワ
ークレジスタ31に記憶される。
タ6に予めセットされた拡大値と副走査方向拡大率ワー
クレジスタ31に格納された値とを加算し、加算結果の
整数部は副走査方向拡大ブロック選択信号7b1 として
前記拡大処理ブロック4(図1参照)に送出する。ま
た、前記加算結果の小数部は、前記副走査方向拡大率ワ
ークレジスタ31に記憶される。
【0025】例えば、前記副走査方向拡大率レジスタ6
に予めセットされた拡大値が4.4倍であれば、最初は
副走査方向拡大率ワークレジスタ31はクリアされて0
であるから、加算器32は1回目の加算で4.4を出力
し、整数部の4は副走査方向拡大ブロック選択信号7b
1 として前記拡大処理ブロック4に送出される。一方小
数部の0.4は前記副走査方向拡大率ワークレジスタ3
1に格納される。
に予めセットされた拡大値が4.4倍であれば、最初は
副走査方向拡大率ワークレジスタ31はクリアされて0
であるから、加算器32は1回目の加算で4.4を出力
し、整数部の4は副走査方向拡大ブロック選択信号7b
1 として前記拡大処理ブロック4に送出される。一方小
数部の0.4は前記副走査方向拡大率ワークレジスタ3
1に格納される。
【0026】次に、2回目の加算結果は4.8になるの
で、整数部の4は副走査方向拡大ブロック選択信号7b
1 として前記拡大処理ブロック4に送出され、小数部の
0.8は前記副走査方向拡大率ワークレジスタ31に格
納される。以下、同様の動作が行われ、加算器32から
出力される整数部の値は、順次、4、4、5、4、4、
…となる。
で、整数部の4は副走査方向拡大ブロック選択信号7b
1 として前記拡大処理ブロック4に送出され、小数部の
0.8は前記副走査方向拡大率ワークレジスタ31に格
納される。以下、同様の動作が行われ、加算器32から
出力される整数部の値は、順次、4、4、5、4、4、
…となる。
【0027】前記拡大処理ブロック4はこの整数部のデ
ータに応じた副走査方向の拡大ブロックを選択するの
で、画像データは平均すると約4.4倍の拡大処理をさ
れることになる。
ータに応じた副走査方向の拡大ブロックを選択するの
で、画像データは平均すると約4.4倍の拡大処理をさ
れることになる。
【0028】次に、図3により、主走査方向の制御部の
構成を説明する。図において、41は主走査方向拡大率
ワークレジスタ、42は加算器、43は主走査方向拡大
ブロックブロック内位置カウンタ、44は比較器であ
る。
構成を説明する。図において、41は主走査方向拡大率
ワークレジスタ、42は加算器、43は主走査方向拡大
ブロックブロック内位置カウンタ、44は比較器であ
る。
【0029】前記主走査方向拡大率ワークレジスタ41
は1ラインの先頭を示す出力ライン先頭信号35により
クリアされる。主走査方向拡大率レジスタ5には、主走
査方向の拡大率が予めセットされる。加算器42の動作
は前記加算器32の動作と同じであるから、説明を省略
する。
は1ラインの先頭を示す出力ライン先頭信号35により
クリアされる。主走査方向拡大率レジスタ5には、主走
査方向の拡大率が予めセットされる。加算器42の動作
は前記加算器32の動作と同じであるから、説明を省略
する。
【0030】次に、図2および図3の副走査方向拡大ブ
ロックブロック内位置カウンタ33、主走査方向拡大ブ
ロックブロック内位置カウンタ43、比較器34および
44の動作について、図5のデータ例を参照して説明す
る。図5の50は前記レジスタマトリックス3に一時的
に格納されたデータ例を示し、51は指定倍率の指定位
置を示している。
ロックブロック内位置カウンタ33、主走査方向拡大ブ
ロックブロック内位置カウンタ43、比較器34および
44の動作について、図5のデータ例を参照して説明す
る。図5の50は前記レジスタマトリックス3に一時的
に格納されたデータ例を示し、51は指定倍率の指定位
置を示している。
【0031】該副走査方向拡大ブロックブロック内位置
カウンタ33には後述する一致信号7a3 が入力し、前
記主走査方向拡大ブロックブロック内位置カウンタ43
には1画素出力信号45が入力する。なお、該1画素出
力信号45は、画像記録装置21から送られてくる信号
である。
カウンタ33には後述する一致信号7a3 が入力し、前
記主走査方向拡大ブロックブロック内位置カウンタ43
には1画素出力信号45が入力する。なお、該1画素出
力信号45は、画像記録装置21から送られてくる信号
である。
【0032】さて、いま主走査方向の整数部7c1 が
「2」で、副走査方向の整数部7b1が「4」であった
とすると、図5に示されているように、注目画素d4は
主走査方向に2倍、副走査方向に4倍に拡大されること
になる。この拡大処理と平滑化処理の指定位置となるの
が、図2、図3の副走査方向拡大ブロックブロック内位
置7b2 および主走査方向拡大ブロックブロック内位置
7c2 である。
「2」で、副走査方向の整数部7b1が「4」であった
とすると、図5に示されているように、注目画素d4は
主走査方向に2倍、副走査方向に4倍に拡大されること
になる。この拡大処理と平滑化処理の指定位置となるの
が、図2、図3の副走査方向拡大ブロックブロック内位
置7b2 および主走査方向拡大ブロックブロック内位置
7c2 である。
【0033】図3により説明すると、整数部7c1 が
「2」であるので、比較器44のA端子には2が入力し
ている。主走査方向拡大ブロックブロック内位置カウン
タ43は1画素出力信号45が入力するとカウントアッ
プし、カウント出力は主走査方向拡大ブロックブロック
内位置7c2 として出力される。この具体例では、該カ
ウント出力が2になると比較器44は一致信号7a3 を
出力するので、主走査方向拡大ブロックブロック内位置
7c2 としては、0、1が順次出力され、該出力は、図
5に示されているように、指定位置の主走査方向のアド
レス0,1となる。
「2」であるので、比較器44のA端子には2が入力し
ている。主走査方向拡大ブロックブロック内位置カウン
タ43は1画素出力信号45が入力するとカウントアッ
プし、カウント出力は主走査方向拡大ブロックブロック
内位置7c2 として出力される。この具体例では、該カ
ウント出力が2になると比較器44は一致信号7a3 を
出力するので、主走査方向拡大ブロックブロック内位置
7c2 としては、0、1が順次出力され、該出力は、図
5に示されているように、指定位置の主走査方向のアド
レス0,1となる。
【0034】同様に、図2の副走査方向拡大ブロックブ
ロック内位置7b2 としては、0、1、2、3が出力さ
れ、図5に示されているように、指定位置の副走査方向
のアドレス0〜3となる。
ロック内位置7b2 としては、0、1、2、3が出力さ
れ、図5に示されているように、指定位置の副走査方向
のアドレス0〜3となる。
【0035】次に、図1の全体の動作を、図6および図
7を参照して説明する。まず、拡大処理が起動される前
に、図1のマルチプレクサ1は白データ9を選択し、7
ラインバッファ2の全部に白データが格納される。すな
わち、7ラインバッファ2はクリアされる。
7を参照して説明する。まず、拡大処理が起動される前
に、図1のマルチプレクサ1は白データ9を選択し、7
ラインバッファ2の全部に白データが格納される。すな
わち、7ラインバッファ2はクリアされる。
【0036】拡大処理をする時には、CPU12は前記
主走査方向拡大率レジスタ5および副走査方向拡大率レ
ジスタ6に、拡大率を設定し、スタート信号23aを画
情報補間装置20に出力する。そうすると、マルチプレ
クサ1は入力画像データ選択信号7a1 にしたがって、
入力画像データ19aを7ラインバッファ2に順次読み
込む。
主走査方向拡大率レジスタ5および副走査方向拡大率レ
ジスタ6に、拡大率を設定し、スタート信号23aを画
情報補間装置20に出力する。そうすると、マルチプレ
クサ1は入力画像データ選択信号7a1 にしたがって、
入力画像データ19aを7ラインバッファ2に順次読み
込む。
【0037】7ラインバッファ2に入力画像データ19
aが4ライン分格納されると、拡大処理が開始される。
図6(a) は前記7ラインバッファ2に白データ3ライン
分を含む7ライン分の画像データが格納された状態を示
している。
aが4ライン分格納されると、拡大処理が開始される。
図6(a) は前記7ラインバッファ2に白データ3ライン
分を含む7ライン分の画像データが格納された状態を示
している。
【0038】動作開始直後に、前記副走査方向拡大率ワ
ークレジスタ31は出力ページ先頭信号36によりクリ
アされ、また前記主走査方向拡大率ワークレジスタ41
は出力ライン先頭信号35によりクリアされる。
ークレジスタ31は出力ページ先頭信号36によりクリ
アされ、また前記主走査方向拡大率ワークレジスタ41
は出力ライン先頭信号35によりクリアされる。
【0039】次に、図3の加算器42に動作開始信号が
入力する。これにより、加算器42は前記主走査方向拡
大率レジスタ5に設定された拡大率と主走査方向拡大率
ワークレジスタ41の値とを加算し、その整数部7c1
を主走査方向拡大ブロック選択信号として拡大処理ブロ
ック4に送る。また、図2の加算器32にも動作開始信
号が入力する。これにより、加算器32は前記副走査方
向拡大率レジスタ6に設定された拡大率と副走査方向拡
大率ワークレジスタ31の値とを加算し、その整数部7
b1 を副走査方向拡大ブロック選択信号として拡大処理
ブロック4に送る。
入力する。これにより、加算器42は前記主走査方向拡
大率レジスタ5に設定された拡大率と主走査方向拡大率
ワークレジスタ41の値とを加算し、その整数部7c1
を主走査方向拡大ブロック選択信号として拡大処理ブロ
ック4に送る。また、図2の加算器32にも動作開始信
号が入力する。これにより、加算器32は前記副走査方
向拡大率レジスタ6に設定された拡大率と副走査方向拡
大率ワークレジスタ31の値とを加算し、その整数部7
b1 を副走査方向拡大ブロック選択信号として拡大処理
ブロック4に送る。
【0040】該拡大処理ブロック4は前記主、副走査方
向拡大ブロック選択信号7b1 、7c1 を受けると、拡
大処理ブロックを選択する。例えば、前記主、副走査方
向拡大ブロック選択信号がそれぞれ2、4であれば、拡
大処理ブロック4は2×4の拡大処理ブロックを選択す
る。
向拡大ブロック選択信号7b1 、7c1 を受けると、拡
大処理ブロックを選択する。例えば、前記主、副走査方
向拡大ブロック選択信号がそれぞれ2、4であれば、拡
大処理ブロック4は2×4の拡大処理ブロックを選択す
る。
【0041】次に、図3の主走査方向拡大ブロックブロ
ック内位置カウンタ43に、図7に示されているような
1画素出力信号45が次々と入力すると、主走査方向拡
大ブロックブロック内位置7c2 は0、1、2と1ずつ
増加し、2になると比較器が一致信号7a2 を出力す
る。
ック内位置カウンタ43に、図7に示されているような
1画素出力信号45が次々と入力すると、主走査方向拡
大ブロックブロック内位置7c2 は0、1、2と1ずつ
増加し、2になると比較器が一致信号7a2 を出力す
る。
【0042】この信号7a2 は前記加算器42のトリガ
信号になると共に、主走査方向拡大ブロックブロック内
位置カウンタ43のクリア信号にもなる。よって、前記
一致信号7a2 が出力されると、加算器42は加算動作
を行い、また主走査方向拡大ブロックブロック内位置カ
ウンタ43はクリアされる。
信号になると共に、主走査方向拡大ブロックブロック内
位置カウンタ43のクリア信号にもなる。よって、前記
一致信号7a2 が出力されると、加算器42は加算動作
を行い、また主走査方向拡大ブロックブロック内位置カ
ウンタ43はクリアされる。
【0043】カウンタ33は前記出力ライン先頭信号3
5をカウントする。該カウンタ33は、図7に示されて
いるように、加算器34から一致信号7a1 が出力され
るまでカウントアップし、該一致信号7a1 によりクリ
アされる。
5をカウントする。該カウンタ33は、図7に示されて
いるように、加算器34から一致信号7a1 が出力され
るまでカウントアップし、該一致信号7a1 によりクリ
アされる。
【0044】よって、前記整数部7c1 =2、7b1 =
4とすると、図7に示されているように、副走査方向拡
大ブロックブロック内位置カウンタ33の出力信号7b
2 は0、1、2、3、0、1、…となる。
4とすると、図7に示されているように、副走査方向拡
大ブロックブロック内位置カウンタ33の出力信号7b
2 は0、1、2、3、0、1、…となる。
【0045】比較器44の一致信号7a2 は加算器32
のトリガ信号になると共に、前記7ラインバッファ2お
よびレジスタマトリックス3にも入力される。そうする
と、該7ラインバッファ2は7ライン分の各1ビットを
並列的にシフトする。このシフトにより7ビットのデー
タ2aがマルチプレクサ1を通って7ラインバッファ2
の先頭に移される。この時の様子を、図6の(c) に示
す。
のトリガ信号になると共に、前記7ラインバッファ2お
よびレジスタマトリックス3にも入力される。そうする
と、該7ラインバッファ2は7ライン分の各1ビットを
並列的にシフトする。このシフトにより7ビットのデー
タ2aがマルチプレクサ1を通って7ラインバッファ2
の先頭に移される。この時の様子を、図6の(c) に示
す。
【0046】また、前記動作と同時に、レジスタマトリ
ックス3内に新たな7ビットのデータが取込まれ、古い
7ビットのデータは消去される。この様子は、図6の
(b) に示されている。この結果、注目画素は、d4から
d5に変えられる。
ックス3内に新たな7ビットのデータが取込まれ、古い
7ビットのデータは消去される。この様子は、図6の
(b) に示されている。この結果、注目画素は、d4から
d5に変えられる。
【0047】以上の動作が繰返されて、1ライン分の処
理が終わると、図1に示されているマルチプレクサ1に
選択信号7a1 が入力する。該選択信号7a1 が入力す
ると、該マルチプレクサ1は一定期間、入力画像データ
19aを選択する。これによって、入力画像データ19
aは1ライン分、7ラインバッファ2に取り込まれる。
この時、7ラインバッファ2中の一番古い1ライン分の
画像データは消去され、nライン目の画像データは(n
−1)ライン目のデータへ移行される。この様子は、図
6の(d) に示されている。
理が終わると、図1に示されているマルチプレクサ1に
選択信号7a1 が入力する。該選択信号7a1 が入力す
ると、該マルチプレクサ1は一定期間、入力画像データ
19aを選択する。これによって、入力画像データ19
aは1ライン分、7ラインバッファ2に取り込まれる。
この時、7ラインバッファ2中の一番古い1ライン分の
画像データは消去され、nライン目の画像データは(n
−1)ライン目のデータへ移行される。この様子は、図
6の(d) に示されている。
【0048】なお、以上のように、7ラインバッファ2
中の一番古い1ライン分の画像データは消去され、nラ
イン目の画像データは(n−1)ライン目のデータへ移
行されるため、第7ライン目の画像データにエラーが混
入していると、これが一番古いラインの画像データにな
るまでの間、拡大補間処理に影響を及ぼし、拡大補間処
理された画情報を乱すことになる。
中の一番古い1ライン分の画像データは消去され、nラ
イン目の画像データは(n−1)ライン目のデータへ移
行されるため、第7ライン目の画像データにエラーが混
入していると、これが一番古いラインの画像データにな
るまでの間、拡大補間処理に影響を及ぼし、拡大補間処
理された画情報を乱すことになる。
【0049】次に、前記エラーライン補正回路8として
マルチプレクサ81を用いた本発明の第1実施例を図8
を参照して説明する。本実施例においては、7ラインバ
ッファ2の第7ライン目の出力と白データがマルチプレ
クサ81の入力側に接続され、マルチプレクサ81はエ
ラー補正信号23bが無効の時には前者の信号(第7ラ
イン目の出力)を選択し、有効の時には後者の信号(白
データ)を選択するようになっている。
マルチプレクサ81を用いた本発明の第1実施例を図8
を参照して説明する。本実施例においては、7ラインバ
ッファ2の第7ライン目の出力と白データがマルチプレ
クサ81の入力側に接続され、マルチプレクサ81はエ
ラー補正信号23bが無効の時には前者の信号(第7ラ
イン目の出力)を選択し、有効の時には後者の信号(白
データ)を選択するようになっている。
【0050】図8(a) の回路において、7ラインバッフ
ァ2に格納された7ラインのデータのうちの第7ライン
目のデータが正常である時には、マルチプレクサ81は
第7ライン目を選択しているので、次の新たな入力画像
データが入力してくるタイミングでは、7ラインバッフ
ァ2の第6ライン目は前記第7ライン目のデータに置き
替わることになる。しかしながら、前記第7ライン目の
データがエラーデータを含んでいる時には、マルチプレ
クサ81は白データを選択するので、次の新たな入力画
像データが入力してくるタイミングでは、7ラインバッ
ファ2の第6ライン目は前記エラーデータを含む第7ラ
イン目のデータではなく、白データに置き替わることに
なる。すなわち、本実施例の動作により、同図(b) のデ
ータの更新が行われることになる。
ァ2に格納された7ラインのデータのうちの第7ライン
目のデータが正常である時には、マルチプレクサ81は
第7ライン目を選択しているので、次の新たな入力画像
データが入力してくるタイミングでは、7ラインバッフ
ァ2の第6ライン目は前記第7ライン目のデータに置き
替わることになる。しかしながら、前記第7ライン目の
データがエラーデータを含んでいる時には、マルチプレ
クサ81は白データを選択するので、次の新たな入力画
像データが入力してくるタイミングでは、7ラインバッ
ファ2の第6ライン目は前記エラーデータを含む第7ラ
イン目のデータではなく、白データに置き替わることに
なる。すなわち、本実施例の動作により、同図(b) のデ
ータの更新が行われることになる。
【0051】以上のように、本実施例によれば、入力画
像データ19aにエラーがあっても、そのエラーライン
が白データで補正されるため、画情報に乱れが生じない
という効果がある。ただし、白データで置換されるた
め、画情報の欠落は発生することになる。
像データ19aにエラーがあっても、そのエラーライン
が白データで補正されるため、画情報に乱れが生じない
という効果がある。ただし、白データで置換されるた
め、画情報の欠落は発生することになる。
【0052】次に、本発明の第2実施例を、図9を参照
して説明する。本実施例では、7ラインバッファ2の第
6、7ライン目の出力がマルチプレクサ82の入力側に
接続され、マルチプレクサ82はエラー補正信号23b
が無効の時には後者の信号(第7ライン目の出力)を選
択し、有効の時には前者の信号(第6ライン目の出力)
を選択するようになっている。
して説明する。本実施例では、7ラインバッファ2の第
6、7ライン目の出力がマルチプレクサ82の入力側に
接続され、マルチプレクサ82はエラー補正信号23b
が無効の時には後者の信号(第7ライン目の出力)を選
択し、有効の時には前者の信号(第6ライン目の出力)
を選択するようになっている。
【0053】図9(a) の回路において、7ラインバッフ
ァ2に格納された第7ライン目のデータが正常である時
には、マルチプレクサ82は第7ライン目を選択してい
るので、次の新たな入力画像データが入力してくるタイ
ミングでは、7ラインバッファ2の第6ライン目は前記
第7ライン目のデータに置き替わることになる。しかし
ながら、前記第7ライン目のデータがエラーデータを含
んでいる時には、マルチプレクサ82は第6ライン目の
データを選択するので、次の新たな入力画像データが入
力してくるタイミングでは、7ラインバッファ2の第6
ライン目は前記エラーデータを含む第7ライン目のデー
タではなく、第6ライン目に置き替わることになる。す
なわち、本実施例の動作により、同図(b) のデータの更
新が行われることになる。
ァ2に格納された第7ライン目のデータが正常である時
には、マルチプレクサ82は第7ライン目を選択してい
るので、次の新たな入力画像データが入力してくるタイ
ミングでは、7ラインバッファ2の第6ライン目は前記
第7ライン目のデータに置き替わることになる。しかし
ながら、前記第7ライン目のデータがエラーデータを含
んでいる時には、マルチプレクサ82は第6ライン目の
データを選択するので、次の新たな入力画像データが入
力してくるタイミングでは、7ラインバッファ2の第6
ライン目は前記エラーデータを含む第7ライン目のデー
タではなく、第6ライン目に置き替わることになる。す
なわち、本実施例の動作により、同図(b) のデータの更
新が行われることになる。
【0054】したがって、本実施例によれば、第7ライ
ン目のデータにエラーデータが混入している時には、次
のラインのデータが入力してくる時に該エラーデータを
含むラインデータは第6ライン目のデータに置換される
ので、画情報の乱れを最小限に抑えられるという効果が
ある。
ン目のデータにエラーデータが混入している時には、次
のラインのデータが入力してくる時に該エラーデータを
含むラインデータは第6ライン目のデータに置換される
ので、画情報の乱れを最小限に抑えられるという効果が
ある。
【0055】次に、本発明の第4実施例を図10を参照
して説明する。この実施例では、7ラインバッファ2の
第1〜7ラインの出力がマルチプレクサ83に入力して
おり、エラー補正信号が無効の時には、該マルチプレク
サ83は第2〜7ラインの出力を選択し、有効の時に
は、第1〜6ラインを選択するようになっている。
して説明する。この実施例では、7ラインバッファ2の
第1〜7ラインの出力がマルチプレクサ83に入力して
おり、エラー補正信号が無効の時には、該マルチプレク
サ83は第2〜7ラインの出力を選択し、有効の時に
は、第1〜6ラインを選択するようになっている。
【0056】したがって、本実施例によれば、7ライン
バッファ2に格納されている第7ライン目のデータにエ
ラーが混入している場合には、次ラインの入力時に、該
エラーを含むラインデータは第6ライン目のデータに置
き替わり、エラーラインが抹消されることになる。本実
施例のデータの更新をまとめると、同図(b) のようにな
る。
バッファ2に格納されている第7ライン目のデータにエ
ラーが混入している場合には、次ラインの入力時に、該
エラーを含むラインデータは第6ライン目のデータに置
き替わり、エラーラインが抹消されることになる。本実
施例のデータの更新をまとめると、同図(b) のようにな
る。
【0057】次に、本発明の第5実施例を図11を参照
して説明する。本実施例においては、エラーライン補正
回路8は予測復元回路84とマルチプレクサ85とから
構成されている。該予測復元回路84は2値画像データ
が局所的に統計的相関関係をもつ性質により、エラーラ
インを復元することが可能である。例えば、エラーライ
ンの前後のラインの画素データの単純平均をとることに
より復元することができる。前記マルチプレクサ85は
前記予測復元回路84からの出力と第7ライン目の出力
を入力とし、エラー補正信号23bが無効の時には前記
第7ライン目の出力を選択し、有効の時には予測復元回
路84によって復元された信号を選択する。 この結
果、本実施例によれば、エラーのあったラインは、次ラ
インの更新時に同図(b) に示されているように、前記復
元されたデータと置き換えられることになり、拡大補間
処理によって画情報が乱されることがなく、また原画像
に近い拡大画情報を得ることができるようになる。
して説明する。本実施例においては、エラーライン補正
回路8は予測復元回路84とマルチプレクサ85とから
構成されている。該予測復元回路84は2値画像データ
が局所的に統計的相関関係をもつ性質により、エラーラ
インを復元することが可能である。例えば、エラーライ
ンの前後のラインの画素データの単純平均をとることに
より復元することができる。前記マルチプレクサ85は
前記予測復元回路84からの出力と第7ライン目の出力
を入力とし、エラー補正信号23bが無効の時には前記
第7ライン目の出力を選択し、有効の時には予測復元回
路84によって復元された信号を選択する。 この結
果、本実施例によれば、エラーのあったラインは、次ラ
インの更新時に同図(b) に示されているように、前記復
元されたデータと置き換えられることになり、拡大補間
処理によって画情報が乱されることがなく、また原画像
に近い拡大画情報を得ることができるようになる。
【0058】
【発明の効果】本発明によれば、エラー情報を含むライ
ンデータが入力してきた場合に、該ラインデータは次ラ
インのデータの入力時に、エラー情報を含まないライン
データと置換される。このため、該エラー情報を含むラ
インデータは、該ラインデータを用いて拡大補間する処
理に悪影響を与えることがなくなり、拡大補間処理され
た画情報の乱れを最小限に抑えることができるようにな
る。また、原画像に近い拡大画像を得ることができるよ
うになる。
ンデータが入力してきた場合に、該ラインデータは次ラ
インのデータの入力時に、エラー情報を含まないライン
データと置換される。このため、該エラー情報を含むラ
インデータは、該ラインデータを用いて拡大補間する処
理に悪影響を与えることがなくなり、拡大補間処理され
た画情報の乱れを最小限に抑えることができるようにな
る。また、原画像に近い拡大画像を得ることができるよ
うになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の制御回路において、副走査方向の処理
を行う部分のブロック図である。
を行う部分のブロック図である。
【図3】 図1の制御回路において、主走査方向の処理
を行う部分のブロック図である。
を行う部分のブロック図である。
【図4】 本発明を適用されたファクシミリ装置のハー
ド構成を示すブロック図である。
ド構成を示すブロック図である。
【図5】 主、副走査方向拡大ブロックブロック内位置
の技術的意味を説明する説明図である。
の技術的意味を説明する説明図である。
【図6】 図1の動作を説明するための説明図である。
【図7】 図1の要部の信号のタイミングチャートであ
る。
る。
【図8】 本発明のエラーライン補正回路の第1実施例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図9】 本発明のエラーライン補正回路の第2実施例
を示す回路図である。
を示す回路図である。
【図10】 本発明のエラーライン補正回路の第3実施
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
【図11】 本発明のエラーライン補正回路の第4実施
例を示す回路図である。
例を示す回路図である。
1…マルチプレクサ、2…7ラインバッファ、3、61
…レジスタマトリックス、4…拡大処理ブロック、5…
主走査方向拡大率レジスタ、6…主走査方向拡大率レジ
スタ、7…制御回路、8…エラーライン補正回路、8
1、82、83、85…マルチプレクサ、84…予測復
元回路。
…レジスタマトリックス、4…拡大処理ブロック、5…
主走査方向拡大率レジスタ、6…主走査方向拡大率レジ
スタ、7…制御回路、8…エラーライン補正回路、8
1、82、83、85…マルチプレクサ、84…予測復
元回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 金子 智一 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (72)発明者 小原 丈典 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (72)発明者 浅田 真史 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/41 - 1/419 H04N 1/393
Claims (3)
- 【請求項1】 画情報の符号データを伸長しながら拡大
補間処理をする画像処理装置において、 前記符号データがエラー情報を含んでいた場合にエラー
補正信号を出力する伸長手段と、 該エラー補正信号が入力してきた時に、前記エラー情報
を含むラインデータを、次ラインデータの入力時に、エ
ラーを含まないラインデータと置換するエラーライン補
正手段と、 (2n+1)本(ただし、nは1以上の整数)のライン
データを記憶する(2n+1)ラインバッファとを具備
し、 該(2n+1)ラインバッファに格納されたデータを1
個ずつ拡大補間処理するようにしたことを特徴とする画
像処理装置。 - 【請求項2】 前記請求項1記載の画像処理装置におい
て、 前記エラーライン補正手段は、エラー情報を含むライン
データを、白ラインによる置換、前ラインによる置換お
よびエラーラインの抹消のいずれかにより、補正するよ
うにしたことを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項3】 前記請求項1記載の画像処理装置におい
て、 前記エラーライン補正手段は、エラー情報を含むライン
データを、その前後のラインを用いて予測復元するよう
にしたことを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05206829A JP3136854B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05206829A JP3136854B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 画像処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0746412A JPH0746412A (ja) | 1995-02-14 |
JP3136854B2 true JP3136854B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=16529768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05206829A Expired - Fee Related JP3136854B2 (ja) | 1993-07-30 | 1993-07-30 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3136854B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100863925B1 (ko) * | 2007-05-30 | 2008-10-16 | (주)씨앤에스 테크놀로지 | 영상 에러 은닉 장치 및 방법 |
CN114005395B (zh) * | 2021-10-11 | 2024-07-26 | 珠海亿智电子科技有限公司 | 图像实时显示容错系统、方法及芯片 |
-
1993
- 1993-07-30 JP JP05206829A patent/JP3136854B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0746412A (ja) | 1995-02-14 |
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