JP3211515B2 - 画像縮小処理方法 - Google Patents

画像縮小処理方法

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JP3211515B2
JP3211515B2 JP25365093A JP25365093A JP3211515B2 JP 3211515 B2 JP3211515 B2 JP 3211515B2 JP 25365093 A JP25365093 A JP 25365093A JP 25365093 A JP25365093 A JP 25365093A JP 3211515 B2 JP3211515 B2 JP 3211515B2
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達久 鈴木
智一 金子
丈典 小原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は画像縮小処理方法およ
び装置に関し、特に、原画像の細線を消すことなく、か
つ白画素を潰すことなく、原画像を縮小することができ
る画像縮小処理方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像データを処理して再生する装
置、例えばファクシミリ装置、プリンタ等においては、
高画質化が進んでいる。ファクシミリ装置においても、
300spiとか400spiといった高精度の読取り
装置が使用されるようになってきている。しかしなが
ら、ファクシミリ装置の解像度はCCITTの勧告によ
り、8ドット/mm×3.85ライン/mm(標準)
と、8ドット/mm×7.7ライン/mm(ファイン)
が標準として規定されており、これらの解像度が主流に
なっている。したがって、300spiあるいは400
spiの高解像度で読取った画像データを送信する場合
には、解像度変換をすることが必要になる。この解像度
変換の時に、画像データの縮小処理が必要になり、従来
では、間引き処理や、複数本のラインの論理和(OR)
処理等が行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】間引き処理により画像
データの縮小処理を行うと、データの内容とは無関係に
間引きが行われるため、細線が欠落する場合が起きる。
例えば、副走査方向のラインの間引きを行うと、該副走
査方向の細線が欠落することがある。この問題を解決す
るために、特開平1−152868号公報では、ライン
間引きに際し、間引きラインを前ラインあるいは後ライ
ンと比較し、間引きラインの黒データを該比較ラインに
移植することにより、間引きラインの細線の欠落を防止
するようにした技術が開示されている。しかしながら、
この従来技術では、小白画素を潰してしまうという問題
がある。
【0004】一方、複数本のラインの論理和を取って画
像データ縮小しようとすると、細線が消えたり、線が相
対的に太くなる場合があるという問題がある。例えば、
図13に示されているように、「田」という原画データ
があった場合に、これを論理和処理により、縦、横およ
び縦横に1/2倍に縮小すると、同図の(a) 、(b) およ
び(c) に示されているように、細線が消えたり、線が相
対的に太くなるという不具合が生じる。
【0005】本発明の目的は、前記した従来技術の問題
点を除去し、細線が消えたり、小白画素を潰すことのな
い画像縮小処理方法および装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、主走査方向に1/2に縮小する画像縮小
処理方法であって、 縮小の対象となる主走査方向の
接する注目画素をa、bとし、該注目画素の左隣りの画
素を参照画素cとする時、主走査方向の注目画素a、b
のパターンが黒、白であれば参照画素cを参照し、該参
照画素cが黒であれば注目画素a、bを白に縮小し、該
参照画素cが白であれば注目画素a、bを黒に縮小し、
上記以外の場合には参照画素cを参照せずに、注目画素
a、bの論理和出力縮小画像とすることにより、主走
査方向の細線保存縮小を可能にした点に特徴がある。
【0007】また、副走査方向に1/2に縮小する画像
縮小処理方法であって、縮小の対象となる副走査方向の
隣接する注目画素をa、bとし、該注目画素の上隣りの
画素を参照画素cとする時、副走査方向の注目画素a、
bのパターンが黒、白であれば参照画素cを参照し、該
参照画素cが黒であれば注目画素a、bを白に縮小し、
該参照画素cが白であれば注目画素a、bを黒に縮小
し、上記以外の場合には参照画素cを参照せずに、注目
画素a、bの論理和出力縮小画像とすることにより、
副走査方向の細線保存縮小を可能にした点に特徴があ
る。
【0008】
【作用】本発明によれば、原画像を縮小処理した時に、
細い線を保存することができ、品質の良好な縮小画像を
得ることができる。
【0009】
【実施例】以下に、図面を参照して、本発明を詳細に説
明する。図12は、本発明の画像縮小処理手段を内蔵し
たファクシミリ装置のハード構成を示すブロック図であ
る。以下の実施例は、本発明をファクシミリ装置に適用
したものであるが、本発明はこれに限定されるものでは
ない。
【0010】図12において、11はファクシミリ装置
に動作指示を行うパネル、12はファクシミリ装置の全
体の動作を制御するCPU、13はCPU12が実行す
るプログラムを内蔵するROM、14は該プログラムが
使用するワークエリアとなるRAMである。また、15
は送信原稿を読取り、2値画像データを出力する画像読
取装置、16は2値画像データを符号データに変換する
圧縮器、17は相手ファクシミリ装置と符号データの送
受信を行う通信制御装置である。
【0011】さらに、18は圧縮器16から出力された
符号データおよび相手ファクシミリ装置から受信した符
号データを格納する蓄積メモリ、19は該蓄積メモリ1
8から符号データを読み出して2値画像データに伸長す
る伸長器、20は該伸長器19から出力された2値画像
データを拡大補間処理する画情報補正回路、21は該画
情報補正回路20で拡大補間処理された2値画像データ
を記録する画像記録装置である。22は画像読取装置1
5から出力された2値画像データを縮小処理する画情報
補正回路、23は前記の構成要素を接続するバスであ
る。なお、前記画情報補正回路20としては、本出願人
が先に特許出願した特願平5−46045号に記されて
いるものを用いることができる。
【0012】次に、図1を参照して、本発明の要部であ
る前記画情報補正回路22の構成を詳細に説明する。図
1は該画情報補正回路22の一実施例のブロック図を示
す。なお、図12と同じ符号は同一または同等物を示
す。
【0013】図1において、1は入力画像データ15a
を7ライン分蓄積する7ラインバッファ、2は7画素×
7画素のレジスタマトリックス、3は縮小処理ブロッ
ク、4は出力制御部である。また、5は制御回路、6は
主走査方向縮小率レジスタ、7は副走査方向縮小率レジ
スタである。前記出力制御部4は例えば論理回路からな
るゲートであり、後述する主、副走査方向画素出力制御
信号a、cが共に1の時に、縮小処理ブロック3の出力
信号を通過させ、信号a、cの1つでも0であると縮小
処理ブロック3の出力信号の通過を阻止する。また、前
記制御回路5は、後述する主、副走査方向縮小ブロック
選択信号(以下、単にブロック選択信号と呼ぶ)b、d
を出力し、縮小処理ブロック3の選択をする。
【0014】次に、前記制御回路5の一具体例を、図2
と図3を参照して説明する。図において、図1と同一ま
たは同等物には同一の符号が付されている。図2におい
て、31は主走査方向縮小率ワークレジスタ、32は加
算器、33はレジスタ、34は1、0判定部、35はカ
ウンタである。また、図3において、41は副走査方向
縮小率ワークレジスタ、42は加算器、43はレジス
タ、44は1、0判定部、45はカウンタである。
【0015】図2の動作を説明すると、まず、主走査方
向縮小率レジスタ6に縮小率がセットされる。例えば縮
小率3/4(=0.75)とセットされる。一方、主走
査方向縮小率ワークレジスタ31は、ラインシンクによ
ってラインの先頭でクリアされる。動作が開始される
と、加算器32は前記主走査方向縮小率レジスタ6にセ
ットされた値と主走査方向縮小率ワークレジスタ31の
値とを加算し、レジスタ33に出力する。レジスタ33
はクロック(CK)信号により、加算値をラッチする。
この加算値の小数部は主走査方向縮小率ワークレジスタ
31に送られ、整数部は主走査方向画素出力制御信号a
になると共に、1、0判定部34に送られる。1、0判
定部34は判定結果をカウンタ35に送る。カウンタ3
5は0の判定信号が入力するとクロック(CK)をカウ
ントし、1の判定信号が入力すると、リセットされる。
カウンタ35のカウント値はブロック選択信号bとな
る。
【0016】前記したように、主走査方向縮小率レジス
タ6にセットされた縮小率が0.75であると、最初の
加算値は0.75であるので、この0.75は主走査方
向縮小率ワークレジスタ31に記憶される。また、該加
算値の整数部分は0であるので、主走査方向画素出力制
御信号aは0、カウンタ35のカウント値であるブロッ
ク選択信号bは1となる。
【0017】次の動作では、レジスタ33に加算値であ
る1.5(=0.75+0.75)がラッチされる。そ
うすると、小数部は0.5であるので、この0.5が主
走査方向縮小率ワークレジスタ31に記憶される。ま
た、加算値の整数部分は1であるので、主走査方向画素
出力制御信号aは1、カウンタ35はリセットされてブ
ロック選択信号bは0となる。さらに次の動作では、レ
ジスタ33にラッチされる加算値は1.25になる。こ
のため、小数値である0.25が主走査方向縮小率ワー
クレジスタ31に記憶され、主走査方向画素出力制御信
号aは1、カウンタ35の出力であるブロック選択信号
bは0となる。さらに次の動作では、レジスタ33にラ
ッチされる加算値は1.0になる。このため、小数値で
ある0が主走査方向縮小率ワークレジスタ31に記憶さ
れ、主走査方向画素出力制御信号aは1、カウンタ35
の出力であるブロック選択信号bは0となる。さらに次
の動作では、走査方向縮小率ワークレジスタ31に記憶
されている値は0であるので、最初の動作に戻り、以下
前記の動作が繰返し行われる。以上の動作をまとめる
と、主走査方向画素出力制御信号aは、0、1、1、
1、0、1、1、…となり、ブロック選択信号bは、
1、0、0、0、1、0、0、…となる。
【0018】次に、図3の動作は、副走査方向縮小率ワ
ークレジスタ41がページの先頭でクリアされる点、レ
ジスタ44がラインシンクにより加算値をラッチする
点、およびカウンタ45がラインシンクを計数する点を
除いて、図2の動作と同じである。したがって、図3の
動作説明は省略する。なお、図3の副走査方向画素出力
制御信号cとブロック選択信号dは、1ライン毎に更新
されることは明らかであろう。
【0019】次に、本発明の要部である縮小処理ブロッ
ク3の構成と動作を説明する。縮小処理ブロック3は、
主および副走査方向に、1×1、1/2×1、1×1/
2および1/2×1/2に縮小処理するブロックを有し
ている。まず、主および副走査方向に、1/2×1の縮
小処理をするブロックについて、図4を参照して説明す
る。このブロックは、原画像データから主走査方向に2
画素づつ注目画素として取出し、該2画素の左隣りの画
素を参照画素として、該参照画素と注目画素の合計3画
素のパターンから、該注目画素を白黒のいずれの画素に
縮小するかを決定する。すなわち、図4(a) に示されて
いるように、注目画素を画素a、bとし、左隣りの参照
画素をcとした時、画素c、a、bのパターンから縮小
画素xを決定する。具体的には、同図(b) に示されてい
るように、注目画素a、bが白、白であれば縮小画素x
は白、a、bが黒、黒であれば縮小画素xは黒、a、b
が白、黒であればxは黒と参照画素を参照しないで、
a、bの論理和処理によりxを決定するが、a、bが
黒、白であれば、参照画素cを見て、cが黒であればx
は白、cが白であればxは黒と決定する。
【0020】このような処理をすると、例えば図13の
原画像は図4(c) のようになり、細線が消えたり、小白
画素が潰れていない、主走査方向に1/2に縮小された
画像を得ることができる。なお、主および副走査方向
に、1/2×1の縮小処理をするブロックとしては、前
記画素a、bおよびcを入力、画素xを出力とし、図4
(b) の表をデータとするROMで実現することができ
る。
【0021】次に、主および副走査方向に、1×1/2
の縮小処理をするブロックについて、図5を参照して説
明する。このブロックは、同図(a) に示されているよう
に、副走査方向の3画素a、b、cに注目する。この
時、画素a、bは注目画素、該注目画素aの上隣りの画
素cは参照画素であり、注目画素a、bと参照画素cの
パターンにより、注目画素a、bの縮小画素xを決定す
る。縮小画素xの具体的な決定方法は同図(b) に示され
ている通りである。この処理により、図13の原画像を
縮小すると、同図(c) のようになり、細線が消えたり、
小白画素が潰れていない、副走査方向に1/2に縮小さ
れた画像を得ることができる。
【0022】次に、主および副走査方向に、1/2×1
/2の縮小処理をするブロックは、前記主走査方向の1
/2の縮小処理と副走査方向の1/2の縮小処理とを続
けて行う。この処理により、図13の原画像は、図6に
示されているように、細線が消えたり、小白画素が潰れ
ていない高品質の縮小画像を得ることができる。
【0023】次に、本実施例の全体の動作を、図1を参
照して説明する。7ラインバッファに入力画像データ1
5aが格納されると、その中の7×7画素のデータがレ
ジスタマトリックス2に移行される。制御回路5から
は、主および副走査方向縮小率レジスタ6、7に設定さ
れた縮小率に基づいて、前記ブロック選択信号b、d
と、主および副走査方向画素出力制御信号a、cが出力
される。縮小処理ブロック3は、前記信号(b,d)が
(0,0)であれば1×1縮小処理ブロックを選択し、
(1,0)であれば1/2×1縮小処理ブロックを選択
する。また、(0,1)であれば、1×1/2縮小処理
ブロックが選択され、(1,1)であれば、1/2×1
/2縮小処理ブロックが選択される。
【0024】前記レジスタマトリックス2に移行された
7×7画素データは、前記ブロック選択信号(b,d)
に従って選択された縮小処理ブロックにより縮小処理さ
れ、該縮小処理されたデータは出力制御部4に1ビット
ずつ出力される。出力制御部4は前記したように、主お
よび副走査方向画素出力制御信号a、cが共に1の時に
入力データを通過させ、それ以外の時は入力データを阻
止する。この結果、出力制御部4からは、前記主および
副走査方向縮小率レジスタ6、7に設定された縮小率に
基づいて縮小処理された画素データ22aが出力される
ことになる。
【0025】以上のようにして、7×7画素のデータの
縮小処理が終わると、7ラインバッファ1中の次の7×
7画素がレジスタマトリックス2に移され、前記と同様
の縮小処理を受ける。以上の動作が繰返し実行され、7
ラインバッファ1中の全部のデータに対する縮小処理が
終わると、ラインリセット信号と同期して、該7ライン
バッファ1に新たな1ラインの入力画像データが書き込
まれ、該7ラインバッファ1中の一番古い1ラインのデ
ータは消去される。そして、前記した縮小処理が続行さ
れる。
【0026】以上の説明から明らかなように、本実施例
によれば、等倍〜1/2倍までの無段階の縮小処理を、
細線を消したり、小白画素を潰したりすることなく行う
ことができる。このため、高品質の縮小画像を得ること
ができる。
【0027】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。前記第1実施例の縮小処理は大部分のパターンの画
像に対しては、細線を消したり、小白画素を潰したりす
る不具合を解消することができるが、図7に示されてい
るようなT型のパターンの画像に適用すると、副走査方
向に1/2に縮小した場合には、同図(a) のように、T
の横棒と縦棒の交差部で、黒画素の抜けが発生する。ま
た、主および副走査方向に1/2に縮小した場合にも、
同図(b) のように、Tの横棒と縦棒の交差部で、黒画素
の抜けが発生する。本実施例は第1実施例のこの不具合
を解消したものである。
【0028】図8は本発明の第2実施例の要部の構成を
示すブロック図である。図8において、51はT型検出
部、52は選択器であり、他の符号は図1と同一または
同等物を示す。該選択器52は、T型検出部51がT型
のパターンを検出すると、端子Bを選択し、T型のパタ
ーンを検出しない場合には、A端子を選択する。次に、
T型検出部51の一具体例について説明する。T型検出
部51はレジスタマトリックス2の一個々々の画素の
白、黒を調べてT型のパターンであるか否かを検出して
も良いが、図9のように簡単に検出することができる。
すなわち、7×7画素のa、c画素が黒で、b、d画素
が白であると、主走査方向の縮小の時にT型パターンと
判定し、第1実施例の縮小処理を禁止し、OR処理によ
る縮小処理を選択する。一方、e、gが黒画素で、f、
hが白画素であると、副走査方向の縮小の時にT型パタ
ーンと判定し、第1実施例の縮小処理を禁止し、OR処
理による縮小処理を選択する。
【0029】以上の処理を行うことにより、主走査方向
に1/2、または副走査方向二1/2、または主、副の
両走査方向に1/2に縮小する時、図7で説明したよう
なT字の縦棒と横棒の付け根の黒画素の抜けを防止する
ことができる。
【0030】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。この実施例は、主、副の両走査方向に1/2に縮小
する時の第2実施例の動作を高速化したものである。す
なわち、7×7のレジスタマトリックス2に格納された
データから、図10に示されているように、3×3のデ
ータa〜iを取り出し、注目画素(すなわち、縮小対象
画素)a〜dを、自身の白黒のパターンと参照画素e〜
iの白黒のパターンとから、画素xに縮小する。このと
き、前記画素a〜iのパターンが、同図(b) に示されて
いる場合には縮小画素xを白にし、(b) に示されていな
いパターンの場合には黒とする。この方法で主および副
走査方向にそれぞれ1/2の縮小をすると、高速にかつ
高画質の縮小画像を得ることができる。図11は図7の
T型のパターンを、第2および第3実施例により、副走
査方向に1/2(同図(a))、主および副走査方向に
1/2(同図(b))に縮小処理した時のパターンを示
す。図から、T字の縦と横の棒の交差部に白抜けがな
く、品質のよい縮小画像が得られていることが明らかで
ある。
【0031】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、原画像データを、細線が消えたり、小白画素
が潰れるといった不具合を起こすことなく縮小すること
ができるという効果がある。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の要部のブロック図であ
る。
【図2】 主走査方向の画素出力制御信号とブロック選
択信号を生成する手段のブロック図である。
【図3】 副走査方向の画素出力制御信号とブロック選
択信号を生成する手段のブロック図である。
【図4】 本発明の第1実施例による主走査方向の縮小
処理の説明図である。
【図5】 本発明の第1実施例による副走査方向の縮小
処理の説明図である。
【図6】 本実施例の縮小処理により得られた結果の一
例を示すパターン図である。
【図7】 T型パターンを第1実施例の縮小処理方法で
縮小した時の一例を示すパターン図である。
【図8】 本発明の第2実施例の要部のブロック図であ
る。
【図9】 T型パターンの簡易な判別方法を示す図であ
る。
【図10】 主、副走査方向に1/2縮小する処理の説
明図である。
【図11】 第2実施例の縮小処理により得られた結果
の一例を示すパターン図である。
【図12】 本発明が適用されるファクシミリ装置のハ
ード構成を示すブロック図である。
【図13】 従来のOR処理による縮小処理結果の一例
を説明するためのパターン図である。
【符号の説明】
1…7ラインバッファ、2…レジスタマトリックス、3
…縮小処理ブロック、4…出力制御部、5…制御回路、
6…主走査方向縮小率レジスタ、7…副走査方向縮小率
レジスタ。
フロントページの続き (72)発明者 金子 智一 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (72)発明者 小原 丈典 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (72)発明者 浅田 真史 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士 ゼロックス株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/38 - 1/393 G06T 3/40

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に1/2に縮小する画像縮小
    処理方法であって、 縮小の対象となる主走査方向の隣接する注目画素をa、
    bとし、該注目画素の左隣りの画素を参照画素cとする
    時、主走査方向の注目画素a、bのパターンが黒、白で
    あれば参照画素cを参照し、該参照画素cが黒であれば
    注目画素a、bを白に縮小し、該参照画素cが白であれ
    ば注目画素a、bを黒に縮小し、 上記以外の場合には参照画素cを参照せずに、注目画素
    a、bの論理和出力を縮小画像とすることにより、主走
    査方向の細線保存縮小を可能にしたことを特徴とする画
    像縮小処理方法。
  2. 【請求項2】 副走査方向に1/2に縮小する画像縮小
    処理方法であって、 縮小の対象となる副走査方向の隣接する注目画素をa、
    bとし、該注目画素の上隣りの画素を参照画素cとする
    時、副走査方向の注目画素a、bのパターンが黒、白で
    あれば参照画素cを参照し、該参照画素cが黒であれば
    注目画素a、bを白に縮小し、該参照画素cが白であれ
    ば注目画素a、bを黒に縮小し、 上記以外の場合には参照画素cを参照せずに、注目画素
    a、bの論理和出力を縮小画像とすることにより、副走
    査方向の細線保存縮小を可能にしたことを特徴とする画
    像縮小処理方法。
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