JPH0795329A - ファクシミリ装置の制御方法 - Google Patents

ファクシミリ装置の制御方法

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JPH0795329A
JPH0795329A JP5259019A JP25901993A JPH0795329A JP H0795329 A JPH0795329 A JP H0795329A JP 5259019 A JP5259019 A JP 5259019A JP 25901993 A JP25901993 A JP 25901993A JP H0795329 A JPH0795329 A JP H0795329A
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JP
Japan
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transmission
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JP5259019A
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Inventor
Nobuhiro Ito
伸広 伊藤
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 受信端末のユーザが意図するような画像を受
信できるようにしたファクシミリ装置の制御方法を提供
することを目的としている。 【構成】 受信側端末から指定した態様に、送信端末識
別情報が付加されるので、所望の受信原稿を得ることが
できる。また、送信端末識別情報を付加した後の画像
が、受信側で受信可能なサイズに収まるように縮小して
いるので、受信画像に欠けがなくなるという効果を得
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送信端末識別情報を適
宜な位置に配置できるファクシミリ装置の制御方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、グループ3ファクシミリ装置で
は、送信端末は、送信画像の先端位置に、送信日時、自
端末の表示情報(端末識別情報)、および、ページ数表
示などからなる送信端末識別情報を付加して、受信端末
で、受信原稿がどの相手端末からのものであるか、ま
た、どの通信の何ページ目であるかが明確に確認できる
ようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来装置では、送信画像の内容が送信端末識別情報
の内容に置き換えられるため、例えば、元の送信原稿に
付されていたページ番号が消えたりするという事態を生
じていた。
【0004】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、受信端末のユーザが意図するような画像を受
信できるようにしたファクシミリ装置の制御方法を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、送信画像に、
所定形式の送信端末識別情報を付加して相手端末に送信
するファクシミリ装置の制御方法において、画情報受信
時には、送信側端末に対して、画像に付加する送信端末
識別情報の配置態様を指定する一方、画情報送信時に
は、受信側端末から指定された送信端末識別情報の配置
態様に基づいて、送信画像に送信端末識別情報の表示画
像を付加した修正送信画像を形成し、この修正送信画像
を符号化圧縮して送信画情報を形成し、この送信画情報
を受信側端末に送信するようにしたものである。
【0006】また、送信画像に、所定形式の送信端末識
別情報を付加して相手端末に送信するファクシミリ装置
の制御方法において、画情報受信時には、送信側端末に
対して、画像に付加する送信端末識別情報の配置態様を
指定する一方、画情報送信時には、受信側端末から指定
された送信端末識別情報の配置態様に基づいて、送信画
像に送信端末識別情報の表示画像を付加した修正送信画
像を形成し、この修正送信画像の大きさと、そのときに
設定した送信画像サイズに対応した縮小率で上記修正送
信画像を縮小して縮小修正送信画像を形成し、この縮小
修正送信画像を符号化圧縮して送信画情報を形成し、こ
の送信画情報を受信側端末に送信するようにしたもので
ある。
【0007】
【作用】したがって、受信側端末から指定した態様に、
送信端末識別情報が付加されるので、所望の受信原稿を
得ることができる。また、送信端末識別情報を付加した
後の画像が、受信側で受信可能なサイズに収まるように
縮小しているので、受信画像に欠けがなくなる。
【0008】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例にかかるグルー
プ3ファクシミリ装置を示している。
【0010】同図において、制御部1は、このファクシ
ミリ装置の各部の制御処理、および、ファクシミリ伝送
制御手順処理を行うものであり、システムメモリ2は、
制御部1が実行する制御処理プログラム、および、処理
プログラムを実行するときに必要な各種データなどを記
憶するとともに、制御部1のワークエリアを構成するも
のであり、パラメータメモリ3は、このグループ3ファ
クシミリ装置に固有な各種の情報を記憶するためのもの
である。
【0011】スキャナ4は、所定の解像度で原稿画像を
読み取るためのものであり、プロッタ5は、所定の解像
度で画像を記録出力するためのものであり、操作表示部
6は、このファクシミリ装置を操作するためのもので、
各種の操作キー、および、各種の表示器からなる。
【0012】符号化復号化部7は、画信号を符号化圧縮
するとともに、符号化圧縮されている画情報を元の画信
号に復号化するためのものであり、画像蓄積装置8は、
符号化圧縮された状態の画情報を多数記憶するためのも
のである。
【0013】グループ3ファクシミリモデム9は、グル
ープ3ファクシミリのモデム機能を実現するためのもの
であり、伝送手順信号をやりとりするための低速モデム
機能(V.21モデム)、および、おもに画情報をやり
とりするための高速モデム機能(V.33モデム、V.
29モデム、V.27terモデムなど)を備えてい
る。
【0014】網制御装置10は、このファクシミリ装置
を公衆電話回線網に接続するためのものであり、自動発
着信機能を備えている。
【0015】これらの、制御部1、システムメモリ2、
パラメータメモリ3、スキャナ4、プロッタ5、操作表
示部6、符号化復号化部7、画像蓄積装置8、グループ
3ファクシミリモデム9、および、網制御装置10は、
システムバス11に接続されており、これらの各要素間
でのデータのやりとりは、主としてこのシステムバス1
1を介して行われている。
【0016】また、網制御装置10とグループ3ファク
シミリモデム9との間のデータのやりとりは、直接行な
われている。
【0017】さて、この実施例では、受信画像に付加さ
れる送信端末識別情報TTIの配置態様を、図2
(a),(b)および図3(a),(b)に示したよう
な4種類に指定することができる。
【0018】図2(a)では、送信端末識別情報TTI
aは、従来と同様に、画像の先端位置に挿入される態様
に配置される。同図(b)では、送信端末識別情報TT
Ibは、画像の先端位置に追加される態様に配置され
る。
【0019】また、図3(a)では、送信端末識別情報
TTIcは、画像の左側に追加される態様に配置され
る。同図(b)では、送信端末識別情報TTIdは、画
像の右側に追加される態様に配置される。ここで、送信
端末識別情報TTIc,TTIdは、画像を眺める方向
で、その内容を読み取ることができるように、日付、時
刻、名称(端末識別情報)、および、ページ数表示を、
各項目毎に副走査方向に配置した態様に、形成される。
【0020】また、送信端末識別情報TTIaを付加し
た画像の副走査方向の寸法Laは、元の画像の副走査方
向の寸法よりも大きくなっているので、受信側の記録紙
がカット紙の場合には、その寸法Laが元の画像の副走
査方向の寸法に一致するような縮小率で、送信端末識別
情報TTIaの付加後の画像を縮小し、その縮小画像を
送信画像として送信する。
【0021】同様にして、送信端末識別情報TTIc,
dを付加した画像の主走査方向の寸法Lbは、元の画像
の主走査方向の寸法よりも大きくなっているので、受信
側の記録紙がカット紙の場合、あるいは、受信側の記録
紙の幅が元の画像の幅である場合には、その寸法Lbが
元の画像の主走査方向の寸法に一致するような縮小率
で、送信端末識別情報TTIb,TTIcの付加後の画
像を縮小し、その縮小画像を送信画像として送信する。
【0022】さて、このグループ3ファクシミリ装置の
ユーザは、受信原稿に対する送信端末識別情報の付加位
置を、上述した4つの態様のいずれかに設定操作するこ
とができる。また、ユーザは、送信端末識別情報の付加
を禁止するか否かの設定も、適宜に操作入力することが
できる。さらに、ユーザは、送信時に、送信端末識別情
報の付加位置を定位置(図2(a)の位置態様)に固定
するか否かの指定も、適宜に設定操作することができ
る。これらの設定内容は、パラメータメモリ3の適宜な
領域に保存される。
【0023】以上の構成で、このグループ3ファクシミ
リ装置は、ユーザが送信操作すると、図4、図5、図
6、および、図7に示した送信処理を実行する。
【0024】まず、ユーザの発呼操作を入力すると(処
理101)、そのときにスキャナ4にセットされている
送信原稿の画像を読み取り入力し(処理102)、その
読み取って得た画信号を符号化復号化部7で符号化圧縮
し、それによって得た画信号を画像蓄積装置8に一旦蓄
積する(処理103)。1ページ分の原稿画像の読み取
りと蓄積を終了すると、後続ページがあるかどうかを調
べ(判断104)、判断104の結果がYESになると
きには、処理102に戻り、後続ページの原稿画像の読
み取りと蓄積を行う。
【0025】また、全ての原稿画像の読み取りと蓄積が
終了して、判断104の結果がNOになるときには、そ
のときに指定された宛先を発呼して(処理105)、相
手端末から送出されてくる被呼局識別信号CED、非標
準機能識別信号NSF、および、デジタル識別信号DI
Sを受信する(処理106)。ここで、非標準機能識別
信号NSFには、相手端末に設定されている送信端末識
別情報の付加態様の情報、および、送信端末識別情報の
非付加/付加の指定情報が含まれる。
【0026】ここで、受信した非標準機能識別信号NS
Fにより、送信端末識別情報を非付加することが指定さ
れているかどうかを調べる(判断107)。判断107
の結果がNOになるときには、受信した非標準機能識別
信号NSFに、送信端末識別情報の位置を指定する情報
が含まれているかどうかを調べ(判断108)、判断1
08の結果がYESになるときには、その指定位置が画
像の外側であるかどうかを調べ(判断109)、判断1
09の結果がYESになるときには、自端末に、送信端
末識別情報の付加位置が固定する設定情報が保存されて
いるかどうかを調べる(判断110)。
【0027】判断110の結果がNOになるときには、
受信側から指定された位置に、送信端末識別情報を付加
することができるので、そのときに使用する伝送機能を
設定し(処理111)、その設定した伝送機能の通知情
報と、指定された位置に送信識別情報を付加する旨をあ
らわす情報を含んだ非標準機能設定信号NSSを相手端
末に送出し(処理112)、そのときに選択したモデム
速度で所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理
113)、使用するモデム速度を設定する。
【0028】次いで、送信するページの画情報を選択し
(処理114)、その画情報を画像蓄積装置8から読み
出して復号化し、元の画像データを一時バッファに保存
し(処理115)、その一時バッファ上で、そのときに
指定された位置態様に、送信端末識別情報の表示情報を
配置するように、画像データを形成する(処理11
6)。
【0029】そして、上述したように、そのときに設定
した送信画像サイズと、送信端末識別情報を付加した画
像のサイズに基づいて、形成した画像データの縮小率を
決定し、その縮小率で一時バッファ上の画像データを縮
小処理し(処理117)、その結果得た縮小画像データ
を、符号化復号化部7により、そのときに設定した符号
化方式で符号化圧縮し(処理118)、それによって得
た画情報を相手端末に送信する(処理119)。
【0030】このようにして、1ページ分の画情報の送
信を終了すると、後続ページがあるかどうかを調べ(判
断120)、判断120の結果がYESになるとには、
メッセージ後信号としてマルチページ信号MPSを送出
し(処理121)、相手端末から応答信号を受信すると
(処理122)、処理114に戻り、次のページの画情
報の送信動作を実行する。
【0031】また、判断120の結果がNOになると、
メッセージ後信号として手順終了信号EOPを送出し
(処理123)、相手端末から応答信号を受信すると
(処理124)、切断命令信号DCNを送出し(処理1
25)、回線を復旧して(処理126)、送信動作を終
了する。
【0032】また、判断108の結果がNOになる場
合、および、判断109の結果がNOになる場合、およ
び、判断110の結果がYESになる場合には、いずれ
も、画像の内側に送信端末識別情報を付加する場合(図
2(a)の場合)である。
【0033】この場合には、そのときに使用する伝送機
能を設定し(処理127)、その設定した伝送機能の通
知情報を含んだ非標準機能設定信号NSSを相手端末に
送出し(処理128)、そのときに選択したモデム速度
で所定のモデムトレーニング手順を実行して(処理12
9)、使用するモデム速度を設定する。
【0034】次いで、送信するページの画情報を選択し
(処理130)、その画情報を画像蓄積装置8から読み
出して復号化し、元の画像データを一時バッファに保存
し(処理131)、その一時バッファ上で、図2(a)
の位置態様に、送信端末識別情報の表示情報を配置し
て、画像データを形成する(処理132)。
【0035】そして、そのときに形成した画像データ
を、符号化復号化部7により、そのときに設定した符号
化方式で符号化圧縮し(処理133)、それによって得
た画情報を相手端末に送信する(処理134)。
【0036】このようにして、1ページ分の画情報の送
信を終了すると、後続ページがあるかどうかを調べ(判
断135)、判断135の結果がYESになるとには、
メッセージ後信号としてマルチページ信号MPSを送出
し(処理136)、相手端末から応答信号を受信すると
(処理137)、処理130に戻り、次のページの画情
報の送信動作を実行する。
【0037】また、判断135の結果がNOになると、
処理123に移行し、所定の伝送後手順を実行する。
【0038】また、送信端末識別情報が非付加に設定さ
れている場合で、判断107の結果がYESになるとき
には、そのときに使用する伝送機能を設定し(処理13
8)、その設定した伝送機能の通知情報を含んだ非標準
機能設定信号NSSを相手端末に送出し(処理13
9)、そのときに選択したモデム速度で所定のモデムト
レーニング手順を実行して(処理140)、使用するモ
デム速度を設定する。
【0039】次いで、送信するページの画情報を選択し
(処理141)、その画情報を画像蓄積装置8から読み
出して相手端末に送信する(処理142)。このように
して、1ページ分の画情報の送信を終了すると、後続ペ
ージがあるかどうかを調べ(判断143)、判断143
の結果がYESになるとには、メッセージ後信号として
マルチページ信号MPSを送出し(処理144)、相手
端末から応答信号を受信すると(処理145)、処理1
41に戻り、次のページの画情報の送信動作を実行す
る。
【0040】また、判断135の結果がNOになると、
処理123に移行し、所定の伝送後手順を実行する。
【0041】このようにして、本実施例では、受信端末
のユーザが設定した態様に、送信端末識別情報が付加/
非付加されるので、受信端末のユーザは、所望の送信端
末識別情報の付加態様の受信原稿を得ることができる。
【0042】なお、送信端末識別情報の他の付加態様と
しては、例えば、図8(a),(b)に示したような態
様も用いることができる。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
受信側端末から指定した態様に、送信端末識別情報が付
加されるので、所望の受信原稿を得ることができる。ま
た、送信端末識別情報を付加した後の画像が、受信側で
受信可能なサイズに収まるように縮小しているので、受
信画像に欠けがなくなるという効果を得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかるグループ3ファクシ
ミリ装置の構成例を示したブロック図。
【図2】送信端末識別情報の付加態様の一例を示した概
略図。
【図3】送信端末識別情報の付加態様の他の例を示した
概略図。
【図4】送信処理の一例の一部を示したフローチャー
ト。
【図5】送信処理の一例の他の部分を示したフローチャ
ート。
【図6】送信処理の一例のさらに他の部分を示したフロ
ーチャート。
【図7】送信処理の一例のまたさらに他の部分を示した
フローチャート。
【図8】送信端末識別情報の付加態様のさらに他の例を
示した概略図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 送信画像に、所定形式の送信端末識別情
    報を付加して相手端末に送信するファクシミリ装置の制
    御方法において、 画情報受信時には、送信側端末に対して、画像に付加す
    る送信端末識別情報の配置態様を指定する一方、 画情報送信時には、受信側端末から指定された送信端末
    識別情報の配置態様に基づいて、送信画像に送信端末識
    別情報の表示画像を付加した修正送信画像を形成し、こ
    の修正送信画像を符号化圧縮して送信画情報を形成し、
    この送信画情報を受信側端末に送信することを特徴とす
    るファクシミリ装置の制御方法。
  2. 【請求項2】 送信画像に、所定形式の送信端末識別情
    報を付加して相手端末に送信するファクシミリ装置の制
    御方法において、 画情報受信時には、送信側端末に対して、画像に付加す
    る送信端末識別情報の配置態様を指定する一方、 画情報送信時には、受信側端末から指定された送信端末
    識別情報の配置態様に基づいて、送信画像に送信端末識
    別情報の表示画像を付加した修正送信画像を形成し、こ
    の修正送信画像の大きさと、そのときに設定した送信画
    像サイズに対応した縮小率で上記修正送信画像を縮小し
    て縮小修正送信画像を形成し、この縮小修正送信画像を
    符号化圧縮して送信画情報を形成し、この送信画情報を
    受信側端末に送信することを特徴とするファクシミリ装
    置の制御方法。
JP5259019A 1993-09-24 1993-09-24 ファクシミリ装置の制御方法 Pending JPH0795329A (ja)

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