JPH10173853A - ファクシミリシステム - Google Patents

ファクシミリシステム

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JPH10173853A
JPH10173853A JP8353039A JP35303996A JPH10173853A JP H10173853 A JPH10173853 A JP H10173853A JP 8353039 A JP8353039 A JP 8353039A JP 35303996 A JP35303996 A JP 35303996A JP H10173853 A JPH10173853 A JP H10173853A
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JP8353039A
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Hiroshi Maeda
宏 前田
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はファクシミリ装置と電子情報処理装置
との間で、エラー処理を適切に行った画像データの送・
受信を行うファクシミリシステムを提供する。 【解決手段】ファクシミリ装置とパーソナルコンピュー
タがセントロニクス I/Fを介して接続され、ファク
シミリ装置からパーソナルコンピュータにファクシミリ
の符号化方式で符号化した画像データを送信すると、パ
ーソナルコンピュータのドライバーソフトが当該符号化
された画像データを1ライン毎に伸長して、エラーが発
生しているかチェックする。エラーの発生を検出する
と、当該今回伸長した1ライン分の画像データ(現伸長
データ)を破棄(削除)して、全てのラインの処理を完
了してたかチェックし、全てのラインの処理を行ってい
ないときには、上記同様の処理を行い、全てのラインの
処理を行って、エラーを検出しているときには、ディス
プレイにエラー表示を行って、処理を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリシス
テムに関し、詳細には、ファクシミリ装置と電子情報処
理装置との間で、エラー処理を適切に行った画像データ
の送・受信を行うファクシミリシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置は、原稿の画像
を読み取る読取部と、画像データの符号化・復号化を行
う符号化・復号化部と、相手ファクシミリ装置との間で
ファクシミリ制御信号と画像データをファクシミリ通信
する送受信部と、受信した画像データを記録紙に記録出
力する記録部と、各種動作の指示操作を行う操作部と、
を備え、1つの独立した機器として機能している。
【0003】ところが、近時、通信網の発達により、フ
ァクシミリ装置を他の電子情報処理装置、例えば、パー
ソナルコンピュータやワードプロセッサ等に接続して、
画像データを送・受信するものが出現している。
【0004】このようなファクシミリ装置としては、従
来、例えば、電子計算機とファクシミリ装置をシリアル
伝送のRS−232Cインターフェイスと、パラレル伝
送のセントロニクスインターフェイスで接続し、制御信
号の授受は、RS−232Cインターフェイスで行い、
画像情報の伝送はセントロニクスインターフェイスで行
うファクシミリシステムが提案されている(特開平2−
288658号公報参照)。また、本出願人は、先に、
ホスト側からのデータを入力する入力手段と、前記デー
タを印字装置に出力する出力手段と、前記データをファ
クシミリ用の送信データに変換するデータ変換手段と、
前記送信データを蓄積する蓄積手段と、前記蓄積された
送信データをファクシミリ装置に送信する送信手段と、
前記送信データの送信状況を表示する送信状況表示手段
と、を備えた通信制御装置を提案している(特開昭62
−248360号公報参照)。この通信制御装置におい
ては、例えば、ホスト側からのデータを入力する入力手
段としてのセントロニクス受信部インターフェイスと、
ホストからの入力データをプロッタ等の印字装置に出力
する出力手段としてのセントロニクス送信部I/Fと、
公衆電話回線を介してファクシミリ装置との間で通信を
行うためのマルチプロトコル・シリアルコントロール
と、モデムや回線制御装置等を備え、ホスト側に接続し
て、ホスト側からのデータをファクシミリ装置に送信す
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のファクシミリシステムや通信制御装置にあっ
ては、パーソナルコンピュータ等の電子情報処理装置と
ファクシミリ装置との間で画像データを送・受信する上
で、なお改良の余地があった。
【0006】すなわち、ファクシミリ装置の画像読取部
で読み取った画像データをセントロニクスインターフェ
イスを介して電子情報処理装置に送信する場合、その画
像データのデータ形式は、伝送速度を向上させる上から
も圧縮して送信するのが効率的であるが、セントロニク
スケーブルが長い場合や各種ノイズ等により送信した画
像データにエラーが発生する場合がある。このようなエ
ラー発生に対して、従来のファクシミリシステムや通信
制御装置にあっては、何ら述べられておらず、エラー発
生時のデータの取り扱いを適切に行う上で、なお改良の
余地があった。
【0007】そこで、請求項1記載の発明は、セントロ
ニクスインターフェイスを介してファクシミリ装置と電
子情報処理装置との間で、ファクシミリの符号化方式に
より符号化された画像データを送・受信し、電子情報処
理装置が、受信した符号化された画像データをライン毎
に復号化してエラーの有無をチェックし、エラーを検出
すると、当該エラーを検出したラインの画像データを破
棄することにより、ファクシミリ装置の備えている符号
化方式で符号化した画像データを送・受信するととも
に、セントロニクスケーブルが長い場合や各種ノイズ等
により画像データにエラーが発生しても、当該エラーを
検出して、エラーの発生したラインのみを破棄し、画像
品質の劣化を抑制しつつ、安価にファクシミリ装置と電
子情報処理装置との画像データの送・受信を行うことの
できるファクシミリシステムを提供することを目的とし
ている。
【0008】請求項2記載の発明は、電子情報処理装置
が、受信画像データにエラーを検出して当該エラーのあ
ったラインを破棄すると、その旨を通知することによ
り、エラーの発生を認識可能として、画像データの再送
信要求を行うこと等により適切な画像データを送・受信
できるようにして、利用性の良好なファクシミリシステ
ムを提供することを目的としている。
【0009】請求項3記載の発明は、ファクシミリ装置
と電子情報処理装置との間で、ファクシミリの符号化方
式により符号化された画像データを、ファクシミリ通信
方式のECM方式により送・受信することにより、画像
データにエラーがあった場合に、自動的に再送信要求を
行って、エラーのない画質の良好な画像データを安価に
送・受信することのできるファクシミリシステムを提供
することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のフ
ァクシミリシステムは、画像データをファクシミリの符
号化方式により符号化・復号化する符号化・復号化手段
を備え所定のファクシミリ通信手順により符号化された
画像データをファクシミリ通信するファクシミリ装置と
電子情報処理装置とが、双方に設けられたセントロニク
スインターフェイスを介して接続され、当該セントロニ
クスインターフェイスを介して前記ファクシミリ装置と
前記電子情報処理装置との間で前記ファクシミリの符号
化方式により符号化された前記画像データを送・受信す
るファクシミリシステムであって、前記電子情報処理装
置は、前記セントロニクスインターフェイスを介して前
記ファクシミリの符号化方式により符号化された前記画
像データを受信するとともに、当該受信した符号化され
た画像データをライン毎に復号化してエラーの有無をチ
ェックし、エラーを検出すると、当該エラーを検出した
ラインの画像データを破棄する通信ソフトを備えている
ことにより、上記目的を達成している。
【0011】上記構成によれば、セントロニクスインタ
ーフェイスを介してファクシミリ装置と電子情報処理装
置との間で、ファクシミリの符号化方式により符号化さ
れた画像データを送・受信し、電子情報処理装置が、受
信した符号化された画像データをライン毎に復号化して
エラーの有無をチェックし、エラーを検出すると、当該
エラーを検出したラインの画像データを破棄するので、
ファクシミリ装置の備えている符号化方式で符号化した
画像データを送・受信することができるとともに、セン
トロニクスケーブルが長い場合や各種ノイズ等により画
像データにエラーが発生しても、当該エラーを検出し
て、エラーの発生したラインのみを破棄することがで
き、画像品質の劣化を抑制しつつ、安価にファクシミリ
装置と電子情報処理装置との画像データの送・受信を行
うことができる。
【0012】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記電子情報処理装置は、前記エラーを検出して
当該エラーのあったラインを破棄すると、その旨を通知
する通知手段を、さらに備えていてもよい。
【0013】上記構成によれば、電子情報処理装置が、
受信画像データにエラーを検出して当該エラーのあった
ラインを破棄すると、その旨を通知するので、エラーの
発生を認識可能とすることができ、画像データの再送信
要求を行うこと等により適切な画像データを送・受信す
ることができる。したがって、ファクシミリシステムの
利用性を向上させることができる。
【0014】請求項3記載の発明のファクシミリシステ
ムは、画像データをファクシミリの符号化方式により符
号化・復号化する符号化・復号化手段を備え所定のファ
クシミリ通信手順により符号化された画像データをファ
クシミリ通信するファクシミリ装置と電子情報処理装置
とが、双方に設けられたセントロニクスインターフェイ
スを介して接続され、当該セントロニクスインターフェ
イスを介して前記ファクシミリ装置と前記電子情報処理
装置との間で前記ファクシミリの符号化方式により符号
化された前記画像データを送・受信するファクシミリシ
ステムであって、前記ファクシミリ装置と前記電子情報
処理装置は、前記符号化された画像データをファクシミ
リ通信方式のECM方式により画像データを送・受信す
ることにより、上記目的を達成している。
【0015】上記構成によれば、ファクシミリ装置と電
子情報処理装置との間で、ファクシミリの符号化方式に
より符号化された画像データを、ファクシミリ通信方式
のECM方式により送・受信するので、画像データにエ
ラーがあった場合に、自動的に再送信要求を行って、エ
ラーのない画質の良好な画像データを安価に送・受信す
ることができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0017】図1及び図2は、本発明のファクシミリシ
ステムの一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明
のファクシミリシステムの一実施の形態を適用したファ
クシミリシステム1のシステム構成図である。
【0018】図1において、ファクシミリシステム1
は、ファクシミリ装置2とパーソナルコンピュータ(電
子情報処理装置)3とが双方向セントロニクスケーブル
4により接続されている。
【0019】ファクシミリ装置2は、CPU(Central
Processing Unit )5、メモリ6、DCR(符号化・復
号化部)7、モデム8、NCU(Network Control Uni
t)9、スキャナ10、プロッタ11、操作部12及び
セントロニクスインターフェイスとしてのPCインター
フェイス(PC I/F)13等を備えており、上記各
部は、バス14により接続されている。
【0020】メモリ6は、ファクシミリ装置2の基本処
理プログラム及びパーソナルコンピュータ3との間で画
像データを送・受信するとともに当該画像データの送・
受信においてエラーが発生したときのエラー対処処理を
行う画像データ通信管理処理プログラム等の各種プログ
ラムが格納されているとともに、これらの各処理プログ
ラムを実行するのに必要な各種データ及びシステムデー
タ等が格納されている。また、メモリ6は、CPU5の
ワークメモリとして利用され、必要なデータを記憶す
る。
【0021】CPU5は、メモリ6内のプログラムに基
づいて、メモリ6をワークメモリとして利用して、ファ
クシミリ装置1の各部を制御し、ファクシミリ装置1と
しての基本処理を実行するとともに、画像データ通信管
理処理を実行する。
【0022】DCR7は、画像データの伝送時間の短縮
化を図るためのものであり、通常のファクシミリ符号化
方式であるMH(Modified Huffman)方式、MR(Modu
fiedRelative element address designate )方式ある
いはMMR(Modified MR)方式等により画像データ
を符号化し、また、これらの符号化方式により符号化さ
れた画像データを復号化する。
【0023】モデム8は、NCU9に接続されており、
CPU5の制御下で動作して、送信信号の変調及び受信
信号の復調を行う。
【0024】NCU9には、回線、例えば、一般公衆電
話回線が接続され、NCU9は、相手ファクシミリ装置
との間でファクシミリ制御信号を交換して、ファクシミ
リ通信手順を実行するとともに、自動発・着呼処理を行
う。
【0025】スキャナ10は、例えば、CCD(Charge
Coupled Device )を利用したイメージスキャナ等が利
用されており、一般に、ADF(自動原稿送り装置)を
備えている。ADFには、複数枚の原稿がセットされ、
ADFは、セットされた原稿を1枚ずつスキャナ10の
原稿読取位置に送給する。スキャナ10は、ADFから
搬送されてきた原稿を走査し、原稿の画像を所定の解像
度で読み取って、画像データを出力する。
【0026】プロッタ11は、例えば、サーマル素子を
利用したサーマル記録装置あるいは電子写真式記録装置
等が使用されており、プロッタ11は、受信画像データ
やスキャナ10で読み取られた画像データに基づいて画
像を記録紙に記録出力し、また、通信リポートリスト等
を記録紙に記録する。
【0027】操作部12は、テンキー、スタートキー、
ストップキー及びファンクションキー等の各種操作キー
を備えるとともに、ディスプレイ(例えば、液晶ディス
プレイ)等を備えており、各操作キーにより送信操作等
の各種命令が入力され、ディスプレイには、操作キーか
ら入力された命令内容やファクシミリ装置1からオペレ
ータに通知する各種情報等が表示される。
【0028】このファクシミリ装置2は、ECM(Error
Correction Mode )方式によるファクシミリ通信をも行
うことができるとともに、当該ECM方式によりパーソ
ナルコンピュータ3との間で画像データの送・受信を行
うことができる。このパーソナルコンピュータ3との間
でECM方式により画像データの送・受信を行う場合に
は、CPU5の制御下でPCインターフェイス(PC
I/F)13を制御して、ECM方式の画像データの送
・受信を行う。ここで、ECM方式による通信とは、半
二重ページ選択訂正ARQ(Automatic Repeat Reques
t)手法に基づいた誤り訂正方式による通信であり、送
信側が符号化データを多数のフレームに分割するととも
にそれぞれにフレーム番号を付けて送信し、受信側が正
常に受信されなかった場合、そのフレーム番号を指定し
て再送要求を行なうものである。
【0029】PCインターフェイス(PC I/F)1
3には、上記双方向セントロニクスケーブル4が接続さ
れ、この双方向セントロニクスケーブル4には、上記パ
ーソナルコンピュータ3が接続されている。PCインタ
ーフェース13は、CPU5の制御下で、パーソナルコ
ンピュータ3との間でコマンドを交換して画像データの
授受を行う。
【0030】上記パーソナルコンピュータ3は、通常の
パーソナルコンピュータの構成、例えば、パーソナルコ
ンピュータ本体、ディスプレイ(通知手段)及びキーボ
ード等を有しているとともに、セントロニクス I/F
(セントロニクスインターフェイス)14を備えてお
り、上記双方向セントロニクスケーブル4は、セントロ
ニクス I/F14に接続されている。パーソナルコン
ピュータ3は、セントロニクス I/F14を介してフ
ァクシミリ装置1との間でコマンドを交換し、画像デー
タの授受を行う専用のドライバーソフト15を備えてい
るとともに、その他の汎用の各種アプリケーションソフ
ト16を備えている。このドライバーソフト(通信ソフ
ト)15は、セントロニクス I/F14を介してファ
クシミリ装置1との間で画像データを授受するが、特
に、通常のファクシミリ符号化方式であるMH方式、M
R方式あるいはMMR方式により符号化された画像デー
タを受信し、当該符号化された画像データを伸長(復号
化)するとともに、当該画像データのエラー検出を行
い、受信画像データにエラーを検出すると、当該エラー
の発生したラインを捨てて次のラインの伸長を行う。ま
た、ドライバーソフト15は、ファクシミリ装置1との
間でファクシミリ通信方式のECM方式により画像デー
タの送・受信を行うことが可能であって、ECM方式に
より画像データの送・受信を行う場合には、ECM方式
に従って、エラーの発生した画像データの再送信要求を
行う。
【0031】次に、本実施の形態のファクシミリシステ
ムの動作を説明する。本実施の形態のファクシミリシス
テム1は、ファクシミリ装置2から画像データをパーソ
ナルコンピュータ3に送信する際に、パーソナルコンピ
ュータ3側で画像データのエラーを検出して、適切な画
像データ通信管理処理を行うところにその特徴がある。
【0032】すなわち、ファクシミリ装置2は、CPU
5の制御下で動作して、NCU9を介して通常のファク
シミリ通信手順により相手ファクシミリ装置から送信さ
れてくる圧縮された(符号化された)画像データを受信
し、受信画像データをDCR7で復号化した後、プロッ
タ11に転送して、プロッタ11により記録紙に記録出
力する。また、ファクシミリ装置2は、CPU5の制御
下で動作して、スキャナ10にセットされた原稿をスキ
ャナ10により読み取らせて、スキャナ10の読み取っ
た原稿の画像データをDCR7でMH方式、MR方式、
あるいは、MMR方式により符号化して、モデム8で変
調した後、NCU9を介して相手ファクシミリ装置に送
信する。
【0033】そして、ファクシミリ装置2は、必要に応
じて、PCインターフェイス13及び双方向セントロニ
クスケーブル4を介して上記受信画像データや送信画像
データをパーソナルコンピュータ3に送信する。このと
き、CPU5は、符号化されていない画像データについ
ては、DCR7で所定の符号化方式、例えば、MH方
式、MR方式、あるいは、MMR方式で符号化した後、
パーソナルコンピュータ3との間でセントロニクス通信
手順に基づいて送信する。
【0034】パーソナルコンピュータ3は、画像データ
の受信時、そのドライバーソフト15がセントロニクス
I/F14を介して画像データを受信し、受信した画
像データのエラー検出を行って、適切なエラー処理を行
う。
【0035】すなわち、ドライバーソフト15は、図2
に示すように、符号化された画像データを受信すると、
当該符号化された画像データを1ライン分伸長し(ステ
ップS1)、エラーが発生しているかチェックする(ス
テップS2)。
【0036】このエラー発生の判断において、ドライバ
ーソフト15は、例えば、1ラインの伸長データが1ラ
イン分に満たないのにEOL(圧縮データのライン間に
付加されているライン終端符号)を検出したとき、1ラ
インの伸長データが1ライン分に達したのに、EOLを
検出しないとき、あるいは、伸長できない圧縮コードが
検出されたとき等には、エラーが発生したと判断する。
【0037】ステップS2で、エラーが発生していない
ときには、ドライバーソフト15は、受信画像データの
全てのラインを伸長してエラー検出したかチェックし
(ステップS3)、全てのラインの処理が完了していな
いときには、ステップS1に戻って、上記同様に、次の
1ライン分をデータ伸長して、エラー発生をチェックす
る(ステップS1、S2)。
【0038】ステップS2で、エラーの発生を検出する
と、ドライバーソフト15は、当該今回伸長した1ライ
ン分の画像データ(現伸長データ)を破棄(削除)し
て、ステップS3に移行し(ステップS4)、ステップ
S3で、全てのラインの処理を完了していないときに
は、ステップS1に戻って上記同様の処理を行う。
【0039】ステップS3で、全てのラインの処理を完
了すると、ドライバーソフト15は、上記エラー検出処
理でエラーが検出されたかをチェックし(ステップS
5)、エラーが検出されていないときには、そのまま処
理を終了する。ステップS5で、エラーが検出されてい
るときには、ドライバーソフト15は、ディスプレイに
エラー表示を行って、エラー通知を行った後、処理を終
了する(ステップS6)。このエラー表示においては、
例えば、受信画像データにエラーがあった旨や当該エラ
ーのあったライン番号の表示等を行う。なお、このエラ
ーの発生したことの通知は、上記エラー表示によるもの
に限るものではなく、例えば、音声により通知してもよ
いし、記録紙に記録出力してもよい。
【0040】また、ファクシミリ装置2は、画像データ
をECM方式によりパーソナルコンピュータ3に送信す
ることができ、このときパーソナルコンピュータ3のド
ライバーソフト15は、ECM方式により画像データの
受信を行う。この場合、ドライバーソフト15は、エラ
ーを検出すると、画像データの削除を行うことなく、フ
ァクシミリ装置2にエラーのあったフレーム番号を指定
して再送要求を行なう。
【0041】このように本実施の形態によれば、PCイ
ンターフェイス(PC I/F)13とセントロニクス
I/F15を介してファクシミリ装置2と電子情報処理
装置であるパーソナルコンピュータ3との間で、ファク
シミリの符号化方式により符号化された画像データを送
・受信し、パーソナルコンピュータ3のドライバーソフ
ト15が、受信した符号化された画像データをライン毎
に復号化してエラーの有無をチェックし、エラーを検出
すると、当該エラーを検出したラインの画像データを破
棄するので、ファクシミリ装置2の備えている符号化方
式で符号化した画像データを送・受信することができる
とともに、双方向セントロニクスケーブル4が長い場合
や各種ノイズ等により画像データにエラーが発生して
も、当該エラーを検出して、エラーの発生したラインの
みを破棄することができ、画像品質の劣化を抑制しつ
つ、安価にファクシミリ装置2とパーソナルコンピュー
タ3との画像データの送・受信を行うことができる。
【0042】また、パーソナルコンピュータ3が、受信
画像データにエラーを検出して当該エラーのあったライ
ンを破棄すると、その旨をディスプレイに表示する等の
方法により通知するので、エラーの発生を認識可能とす
ることができ、画像データの再送信要求を行うこと等に
より適切な画像データを送・受信することができる。し
たがって、ファクシミリシステム1の利用性を向上させ
ることができる。
【0043】さらに、ファクシミリ装置2とパーソナル
コンピュータ3との間で、ファクシミリの符号化方式に
より符号化された画像データを、ファクシミリ通信方式
のECM方式により送・受信すると、画像データにエラ
ーがあった場合に、自動的に再送信要求を行うことがで
き、エラーのない画質の良好な画像データを安価に送・
受信することができる。
【0044】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0045】例えば、上記実施の形態においては、電子
情報処理装置としてパーソナルコンピュータ3を用いた
場合について説明しているが、電子情報処理装置として
は、パーソナルコンピュータに限るものではなく、ワー
ドプロセッサその他の電子情報処理装置であってもよ
い。
【0046】
【発明の効果】請求項1記載の発明のファクシミリシス
テムによれば、セントロニクスインターフェイスを介し
てファクシミリ装置と電子情報処理装置との間で、ファ
クシミリの符号化方式により符号化された画像データを
送・受信し、電子情報処理装置が、受信した符号化され
た画像データをライン毎に復号化してエラーの有無をチ
ェックして、エラーを検出すると、当該エラーを検出し
たラインの画像データを破棄するので、ファクシミリ装
置の備えている符号化方式で符号化した画像データを送
・受信することができるとともに、セントロニクスケー
ブルが長い場合や各種ノイズ等により画像データにエラ
ーが発生しても、当該エラーを検出して、エラーの発生
したラインのみを破棄することができ、画像品質の劣化
を抑制しつつ、安価にファクシミリ装置と電子情報処理
装置との画像データの送・受信を行うことができる。
【0047】請求項2記載の発明のファクシミリシステ
ムによれば、電子情報処理装置が、受信画像データにエ
ラーを検出して当該エラーのあったラインを破棄する
と、その旨を通知するので、エラーの発生を認識可能と
することができ、画像データの再送信要求を行うこと等
により適切な画像データを送・受信することができる。
したがって、ファクシミリシステムの利用性を向上させ
ることができる。
【0048】請求項3記載の発明のファクシミリシステ
ムによれば、ファクシミリ装置と電子情報処理装置との
間で、ファクシミリの符号化方式により符号化された画
像データを、ファクシミリ通信方式のECM方式により
送・受信するので、画像データにエラーがあった場合
に、自動的に再送信要求を行って、エラーのない画質の
良好な画像データを安価に送・受信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のファクシミリシステムの一実施の形態
を適用したファクシミリシステムのブロック構成図。
【図2】図1のパーソナルコンピュータにおけるエラー
処理を示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ファクシミリシステム 2 ファクシミリ装置 3 パーソナルコンピュータ 4 双方向セントロニクスケーブル 5 CPU 6 メモリ 7 DCR 8 モデム 9 NCU 10 スキャナ 11 プロッタ 12 操作部 13 PCインターフェイス(PC I/F) 14 セントロニクス I/F 15 ドライバーソフト 16 アプリケーションソフト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像データをファクシミリの符号化方式に
    より符号化・復号化する符号化・復号化手段を備え所定
    のファクシミリ通信手順により符号化された画像データ
    をファクシミリ通信するファクシミリ装置と電子情報処
    理装置とが、双方に設けられたセントロニクスインター
    フェイスを介して接続され、当該セントロニクスインタ
    ーフェイスを介して前記ファクシミリ装置と前記電子情
    報処理装置との間で前記ファクシミリの符号化方式によ
    り符号化された前記画像データを送・受信するファクシ
    ミリシステムであって、前記電子情報処理装置は、前記
    セントロニクスインターフェイスを介して前記ファクシ
    ミリの符号化方式により符号化された前記画像データを
    受信するとともに、当該受信した符号化された画像デー
    タをライン毎に復号化してエラーの有無をチェックし、
    エラーを検出すると、当該エラーを検出したラインの画
    像データを破棄する通信ソフトを備えていることを特徴
    とするファクシミリシステム。
  2. 【請求項2】前記電子情報処理装置は、前記エラーを検
    出して当該エラーのあったラインを破棄すると、その旨
    を通知する通知手段を、さらに備えたことを特徴とする
    請求項1記載のファクシミリシステム。
  3. 【請求項3】画像データをファクシミリの符号化方式に
    より符号化・復号化する符号化・復号化手段を備え所定
    のファクシミリ通信手順により符号化された画像データ
    をファクシミリ通信するファクシミリ装置と電子情報処
    理装置とが、双方に設けられたセントロニクスインター
    フェイスを介して接続され、当該セントロニクスインタ
    ーフェイスを介して前記ファクシミリ装置と前記電子情
    報処理装置との間で前記ファクシミリの符号化方式によ
    り符号化された前記画像データを送・受信するファクシ
    ミリシステムであって、前記ファクシミリ装置と前記電
    子情報処理装置は、前記符号化された画像データをファ
    クシミリ通信方式のECM方式により画像データを送・
    受信することを特徴とするファクシミリシステム。
JP8353039A 1996-12-13 1996-12-13 ファクシミリシステム Pending JPH10173853A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002335410A (ja) * 2001-05-09 2002-11-22 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP2010087662A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Brother Ind Ltd 画像読取装置

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