JP3282765B2 - ファクシミリ通信装置 - Google Patents

ファクシミリ通信装置

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JP3282765B2
JP3282765B2 JP02888394A JP2888394A JP3282765B2 JP 3282765 B2 JP3282765 B2 JP 3282765B2 JP 02888394 A JP02888394 A JP 02888394A JP 2888394 A JP2888394 A JP 2888394A JP 3282765 B2 JP3282765 B2 JP 3282765B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、誤り訂正機能(ECM
モード:Error CorrectionMode)
を用いて通信制御を行うファクシミリ通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、誤り訂正機能(ECMモード)を
用いて通信制御を行うファクシミリ通信方式では、回線
およびメモリの有効利用を考慮して、部分ページ伝送方
式を採用している。この部分ページ伝送方式では、1ペ
ージ分のファクシミリ情報(符号化データ)を、最大2
56フレームを1単位とするブロックに分割して送信し
ている。
【0003】この場合、部分ページ(ブロック)のフレ
ーム数は、最終の部分ページを除き256フレームであ
るが、最終の部分ページは、通常256フレームより少
なくなる。また、ECMモードでは、1ブロックを単位
として通信制御手順が行われる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来方式で
は、ブロック分割は各ページ毎に行われるため、例えば
1ページ分の画像データが256フレームに満たないよ
うな情報量の少ない画像データを複数ページ送信するよ
うな場合、その256フレームに満たないブロック毎に
ECMモードによる通信制御手順が行われることとな
り、画像データの伝送量に比べて通信制御手順を行う回
数が多くなり、通信時間が長くなって通信の効率が低下
していた。
【0005】また、多数ページの画像データを受信した
際、データ処理と記録速度の能力によりフロー制御(最
大60秒)やコマンド再送が起こる場合があり、この場
合には通信効率はさらに低下していた。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、誤り訂正機能(ECMモー
ド)を用いて通信制御を行うファクシミリ通信方式にお
いて、通信効率を向上することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、ファクシミリ符号化された画像データを
エラー訂正データと共にHDLCフォーマットにフレー
ム化し、1ブロック内の最大フレーム数を予め設定して
ブロック毎に通信制御手順を実行するファクシミリ通信
装置において、1ページ分の前記画像データのフレーム
化が前記1ブロック内の最大フレーム数より少ないフレ
ーム数で完了したか否かを判定する判定手段と、該判定
手段により1ページ分の前記画像データのフレーム化が
前記1ブロック内の最大フレーム数より少ないフレーム
数で完了したと判定された際、前記最大フレーム数の範
囲内で当該ブロックに未送信の次ページ以降の前記画像
データに係るフレームを追加する追加手段とを有し、該
追加手段は、前記判定手段により1ページ分の前記画像
データのフレーム化が前記1ブロック内の最大フレーム
数より少ないフレーム数で完了したと判定された場合で
あっても、前記フレーム化が完了したページの画像デー
タと未送信の他のページの画像データとの解像度等のモ
ードが異なるときは、フレームの追加処理を回避して1
ブロックの完了処理を行っている。
【0008】また、本発明では、前記判定手段は、各ペ
ージの前記画像データが順次フレーム化されていく過程
でフレーム化に係るフレーム数をカウントするカウント
手段と、該カウント手段によりフレーム数がカウントさ
れているページの前記画像データの終端を検知する検知
段とを有し、該検知手段により1ページの前記画像デ
ータの終端が検知された時点で前記カウント手段による
カウント値が前記1ブロック内の最大フレーム数に達し
ていないとき、1ページ分の前記画像データのフレーム
化が前記1ブロック内の最大フレーム数より少ないフレ
ーム数で完了したと判定している。
【0009】
【0010】
【作用】前記追加手段は前記判定手段により1ページ
分の前記画像データのフレーム化が前記1ブロック内の
最大フレーム数より少ないフレーム数で完了したと判定
された際、前記最大フレーム数の範囲内で当該ブロック
に未送信の次ページ以降の前記画像データに係るフレー
ムを追加することにより、複数頁の画像データを1つの
ブロック(部分ページ)に取込んでブロック数を低減
し、もって通信制御手順の実行回数を低減して通信効率
の向上を図る。
【0011】ただし、該追加手段は、前記判定手段によ
り1ページ分の前記画像データのフレーム化が前記1ブ
ロック内の最大フレーム数より少ないフレーム数で完了
したと判定された場合であっても、当該フレーム化が完
了したページの画像データと未送信の他のページの画像
データとの解像度等のモードが異なるときは、フレーム
の追加処理を回避して1ブロックの完了処理を行うこと
により、1つのブロック(部分ページ)内に解像度等の
モードが異なる画像データが混在するのを回避し、受信
側でモードに応じた適切な出力を行えるようにする。
【0012】また、前記判定手段は、各ページの前記画
像データが順次フレーム化されていく過程でフレーム化
に係るフレーム数をカウントするカウント手段と、該カ
ウント手段によりフレーム数がカウントされているペー
ジの前記画像データの終端を検知する検知手段とを有し
ており、該検知手段により1ページの前記画像データの
終端が検知された時点で前記カウント手段によるカウン
ト値が前記1ブロック内の最大フレーム数に達していな
いとき、1ページ分の前記画像データのフレーム化が前
記1ブロック内の最大フレーム数より少ないフレーム数
で完了したと判定する。そして、追加手段は、この判定
結果に基づいて上記のように作用する。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図1は、本発明の一実施例によるファクシミリ
通信方式を適用したファクシミリ装置の概略構成を示す
ブロック図である。
【0014】図1において、1はCG(キャクタジェネ
レータ)回路であり、レポート、ページヘッダ等に印字
する文字パターンを発生させる。2はシステム制御部で
あってCPU2a、ROM2b、RAM2cを有し、C
PU2aは、ROM2bにプリセットされた後述する図
3〜図7のフローチャートに対応するプログラム等の各
種プログラムに従って、本装置全体の動作を制御する。
この際、CPU2aは、RAM2cをワークエリアとし
て利用する。
【0015】3はγ変換回路であり、CMYKカラー画
像とRGBカラー画像との間で相互変換を行う。4はカ
ラー/白黒変換回路であり、カラー画像と白黒画像との
間で相互変換を行う。5は画素密度変換回路であり、紙
サイズや解像度を変換する。6はフレームメモリであ
り、ファクシミリ符号化された画像データはブロック毎
に展開する。7は通信制御部であり、CPU2aの制御
の下にITU勧告T30に規定されているバイナリムコ
ード制御手順のプロトコルに従って、相手端末との発呼
/着呼や、画像データの送受信を制御する。
【0016】8はI/O制御部であり、キー入力装置、
表示装置、スキャナ装置、プリンタ装置等の入出力装置
を制御する。9はキー入力装置であり、置数キー、モー
ド設定キー、スタートボタン、ストップボタン等を有し
ており、本ファクシミリ装置に対して各種の動作等を指
示するのに利用される。また、置数キーは、ダイヤル番
号を入力したり、通信対象の画像データが収納されたフ
ァイルのファイル番号等を指定するために利用される。
10はカラーLCDにより構成されたオペレーション表
示パネル10aを有する表示装置であり、メモリフル、
紙切れ、インク切れ、通信状況等を表示する。
【0017】11はスキャナ装置であり、モード設定キ
ーにて指定されたモード(用紙サイズ、文字/写真、解
像度、カラー/白黒など)に従って原稿画像を読取る。
12はプリンタ装置であり、画像データを紙に印刷す
る。13はDMA(ダイレクトメモリアクセス)制御回
路であり、CPU2aを介さずに画像データ等のメモリ
間転送を行う。
【0018】14は画像符号・復号化回路であり、カラ
ー、および白黒の画像データ等をファクシミリ符号化し
て圧縮したり、圧縮された画像データ等を復号して伸張
したりする。15はSCSI(Small Compu
ter System Interface)であり、
ハードディスク等との間のインターフェースを司る。1
6はハードディスク等の不揮発性メモリであり、CPU
2aの制御の下に画像データ等がファイル形式で保存さ
れる。17は画像バスであり、画像データ等の転送に利
用される。18はシステムバスであり、CPU2aから
のシステムコントロール信号等の転送に利用される。
【0019】本ファクシミリ装置における通信制御は、
基本的にはITUのT4,T30勧告に準拠している
が、次の2点でITUのT4,T30勧告と相違してい
る。すなわち、 (a) T4勧告で定めているECM(誤り訂正モー
ド)時の画像データのフォーマット。 (b) T30勧告で定めているECM時のQ信号処理
とファックスメッセージ受信処理。
【0020】図2は、本実施例におけるECM時の画像
データのフレームフォーマットを示す図であり、ITU
のT4勧告と異なる点は、T4勧告では1ブロック(1
部分ページ)に存在するファクシミリ符号化1以下であ
るのに対し、本実施例では1ブロック(1部分ページ)
に存在するファクシミリ符号化データに制限を設けてい
ない点のみである。なお、ファクシミリ符号化データ
は、ITUのT4,T6勧告で定めているハフマンコー
ドにより記述されている物理的な画像1ページ分のデー
タである。
【0021】なお、図2において、FCDはファクシミ
リ符号化データ、RTCはファクシミリ符号化データの
終了を示す信号、RCPは1ブロックの終了を示す信
号、FCSはフレームチェック(誤り訂正)シーケン
ス、Fは各フレームの開始と終了を示すフラグフィール
ド、Aはアドレスフィールド、Cは制御フィールド、F
CFはファクシミリ制御フィールド、FIFはファクシ
ミリ情報フィールドである。図2のフォーマットに基づ
いたフレーム化は、図3のフローチャートに従って、C
PU2aの制御の下に行われる。
【0022】すなわち、CPU2aは、キー入力装置9
の操作により指定された送信対象のファイルの画像デー
タについて、256オクテット分だけHDLC(Hig
hlevel Data Link Control)
フレーム化を行ってフレームメモリ6に展開し(ステッ
プS1)、256フレーム分のHDLCフレーム化が終
了したか否かを判別する(ステップS2)。その結果、
256フレーム分のHDLCフレーム化が終了していれ
ば、ステップS6に進み、256フレーム分のHDLC
フレーム化が終了していなければ、1ページ分のHDL
Cフレーム化が終了したか否かを判別する(ステップS
3)。
【0023】その結果、1ページ分のHDLCフレーム
化が終了していなければ、ステップS1に戻って、(2
56オクテット分の)HDLCフレーム化を行う。一
方、1ページ分のHDLCフレーム化が終了していれ
ば、そのページが最終ページであるか否かを判別する
(ステップS4)。その結果、最終ページであれば、ス
テップS6に進む。一方、最終ページでなければ、次ペ
ージにおいて用紙サイズ、文字/写真、解像度、カラー
/白黒などのモード変更がなされているか否かを判別し
(ステップS5)、モード変更がなされていなければ、
ステップS1に戻り、モード変更がなされていれば、ス
テップS6に進む。
【0024】ステップS6では、1ブロック完了処理と
して3つのRCPフレームを付加する。そして、最終ペ
ージについてHDLCフレーム化を行ったか否かを判別
し(ステップS7)、最終ページについてHDLCフレ
ーム化を行っていなければ、ステップS1に戻り、最終
ページについてHDLCフレーム化を行っていれば、本
フレーム化処理を終了する。
【0025】このように、256フレーム分のHDLC
フレーム化が終了していない段階で1ページ分のHDL
Cフレーム化が終了したときは、モード変更がなされて
いない限りブロック完了処理を行わず、HDLCフレー
ム化を継続することにより、1つのブロック(部分ペー
ジ)に複数ページのファクシミリ符号化データを取込む
ようにしている。これにより、1ブロックで複数ページ
の画像データを送信することが可能となる。この結果、
全体としてブロック数を少なくしてブロック毎に行われ
る通信制御手順の実行回数を低減することが可能とな
り、通信効率を向上することができる。
【0026】なお、ページ間でモード変更がなされてい
る場合には、1ページ分のHDLCフレーム数が256
フレームに満たないときでもブロック完了処理を行うよ
うにしたのは、本実施例ではファクシミリ符号化された
画像データ中に解像度等のモード情報が含まれていない
ことを前提としているので、1つのブロック(部分ペー
ジ)内に解像度等のモードが異なる画像データが混在す
るのを回避し、受信側でモードに応じた適切な出力を行
えるようにするためである。
【0027】従って、ファクシミリ符号化された画像デ
ータ中に解像度等のモード情報が含まれている場合に
は、たとえページ間でモード変更がなされていても、1
ページ分のHDLCフレーム数が256フレームに満た
ないときにブロック完了処理を行わず、1つのブロック
(部分ページ)内に解像度等のモードが異なる画像デー
タが混在するようにしてもよい。この場合には、ページ
間のモード変更によってブロック完了処理を行う場合よ
りも、さらに通信効率を向上することができる。
【0028】次に、本実施例における送信制御を図4、
図5のフローチャートに従って説明する。
【0029】CPU2aは、キー入力装置9の操作によ
り送信命令が入力されるのを待ち(図4のステップS4
1)、送信命令が入力されると、所定の前手順を実行す
る(ステップS42)。そして、本発明によるエラー訂
正方式(以下、拡張ECM通信と呼ぶ)、及び送信先の
端末機と用紙サイズ、文字/写真、解像度、カラー/白
黒などについてコンパチビリティが有るか否かを判別し
(ステップS43)、コンパチビリティが無ければ、通
常の送信処理を行い(ステッブS44)、所定の後手順
を実行して(ステップS46)、送信制御を終了する。
一方、コンパチビリティが有れば、図5に示す拡張EC
M送信処理を実行し(ステップS45)、所定の後手順
を実行して(ステップS46)、送信制御を終了する。
【0030】拡張ECM送信処理では、図5に示したよ
うに、まず、HDLCフレーム化した画像データを通信
制御部7により送信させる(ステップS401)。そし
て、1ブロック分の画像データを送信終了したか否かを
判別し(ステップS402)、1ブロック分の画像デー
タを送信終了していなければ、ステップS401に戻
る。
【0031】一方、1ブロック分の画像データを送信終
了していれば、最終原稿(ページ)の画像データを送信
終了したか否かを判別し(ステップS403)、最終原
稿(ページ)の画像データを送信終了していれば、PP
S・EOP(手順終了)を送出するよう通信制御部7に
指示して(ステップS404)、図4のステップS46
にリターンする。
【0032】一方、最終原稿(ページ)の画像データを
送信終了していなければ、次のブロックにおいて解像度
等のモード変更がなされているか否かを判別する(ステ
ップS405)。その結果、モード変更がなされていれ
ば、PPS・EOM(メッセージ終了)を送出するよう
通信制御部7に指示して(ステップS406)、応答受
信を待つ(ステップS407)。そして、応答受信がな
されると、その応答内容が誤りフレーム番号を含むPP
R(部分ページ要求)、MCF(メッセージ確認)のい
ずれであるかを判別する(ステップS408)。
【0033】その結果、応答内容がMCF(メッセージ
確認)であれば、図4のステップS42に戻って、前手
順を行う。一方、応答内容がPPR(部分ページ要求)
であれば、再送フレームをセットして(ステップS41
2)、ステップS401に戻り、その再送フレームを送
信するよう通信制御部7に指示する。
【0034】ステップS405にて、モード変更がなさ
れていないと判別されたときは、PPS・MPS(マル
チページ信号)を送出するよう通信制御部7に指示し
(ステップS409)、応答受信を待つ(ステップS4
10)。そして、応答受信がなされると、その応答内容
がPPR(部分ページ要求)、MCF(メッセージ確
認)のいずれであるかを判別する(ステップS41
1)。なお、ステップS409では、ITUのT30勧
告で定めているPPS・NULLを送出せず、PPS・
MPSを送出しているが、勧告通りにPPS・NULL
を送出してもよい。すなわち、モード変更がない場合、
PPS・NULLを送出するか、PPS・MPSを送出
するかは、本拡張ECM送信においては意味をもたな
い。これは、従来のECM送信で、PPS・NULLま
たはPPS・MPSコマンドでブロックの区切りを示す
とともに、ファクシミリ符号化データ(物理的な1ペー
ジ)の区切りであることを示す必要があったのに対し、
拡張ECM送信では、PPS・MPS(又はPPS・N
ULL)コマンドは単にブロックの区切りを示すだけで
あるからである。
【0035】ステップS411にて、応答内容がPPR
(部分ページ要求)であると判別されたときは、再送フ
レームをセットして(ステップS412)、ステップS
401に戻り、その再送フレームを通信制御部7により
送信させる。一方、応答内容がMCF(メッセージ確
認)と判別されたときは、次のブロックをセットして
(ステップS413)、ステップS401に戻り、その
ブロックを通信制御部7により送信させる。なお、本拡
張ECM送信方式では、PPS・MPS(またはPPS
・NULLでもよい)コマンドのFIF(ファクシミリ
・インフォメーション・フィールド)にセットされるペ
ージカウンタは意味をもたず、ブロックカウンタのみを
使用する。すなわち、ブロックカウンタの照合により、
画像データの過不足がないかを確認する。一方、ファク
シミリ符号化データ(物理的なページ数)はPPS・E
OM又はPPS・EOPコマンドのFIFにセットされ
るページカウンタを利用し照合する。
【0036】次に、本実施例における受信制御を図6、
図7のフローチャートに従って説明する。
【0037】CPU2aは、画像データが受信されるの
を待ち(図6のステップS61)、画像データが受信さ
れると、所定の前手順を実行する(ステップS62)。
そして、拡張ECM送信機能及び送信元の端末機と用紙
サイズ、文字/写真、解像度、カラー/白黒などについ
てコンパチビリティが有るか否かを判別し(ステップS
63)、コンパチビリティが無ければ、通常の受信処理
を行い(ステップS64)、所定の後手順を実行して
(ステップS66)、送信制御を終了する。一方、コン
パチビリティが有れば、図7に示す拡張ECM受信処理
を実行し(ステップS65)、所定の後手順を実行して
(ステップS66)、受信制御を終了する。
【0038】拡張ECM受信処理では、図7に示したよ
うに、まず、HDLCフレーム化された画像データを通
信制御部7を介して受信する(ステップS601)。そ
して、1ブロック分の画像データを受信終了したか否か
を判別し(ステップS602)、1ブロック分の画像デ
ータを受信終了していなければ、ステップS601に戻
る。
【0039】一方、1ブロック分の画像データを受信終
了したときは、次に、PPS・MPS(マルチページ信
号)を受信したか否かを判別し(ステップS603)、
これらを受信しなかったときは、さらにPPS・EOM
(メッセージ終了)を受信したか否かを判別し(ステッ
プS604)、これらを受信しなかったときは、さらに
PPS・EOP(手順終了)を受信したか否かを判別す
る(ステップS605)。その結果、このPPS・EO
P(手順終了)を受信しなかったときは、ステップS6
03に戻り、受信したときは、図6のステップS66に
リターンする。
【0040】ステップS604にて、PPS・EOM
(メッセージ終了)を受信したと判別されたときは、F
CS(フレームチェックシーケンス)に基づいて通信エ
ラーの有無を判別する(ステップS606)。その結
果、通信エラーが無ければ、MCF(メッセージ確認)
を送信元に送出して(ステップS607)、図6のステ
ップS62に戻る。一方、通信エラーが有れば、PPR
(部分ページ要求)を送信元に送出して(ステップS6
09)、ステップS601に戻る。
【0041】ステップS603にて、PPS(部分ペー
ジ信号)とMPS(マルチページ信号)を受信したと判
別されたときは、FCS(フレームチェックシーケン
ス)に基づいて通信エラーの有無を判別する(ステップ
S608)。その結果、通信エラーが無ければ、MCF
(メッセージ確認)を通信制御部7を介して送信元に送
出させ(ステップS610)、ステップS601に戻
り、通信エラーが有れば、PPR(部分ページ要求)を
通信制御部7を介して送信元に送出させて(ステップS
609)、ステップS601に戻る。
【0042】このように、本ファクシミリ装置における
通信制御は、基本的には、ITUのT4,T30勧告に
準拠して行われるので、ITUのT4,T30勧告に基
づいたファクシミリ装置であればソフトウェアを多少変
更するだけでよく、コストアップを招くことなく実現で
きる。
【0043】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ことなく、例えば、1ブロックの最大フレーム数を25
6フレームとすることなく、ITUのT4,T30勧告
でも定めているように、1ブロックの最大フレーム数を
64フレームとする等、最大フレーム数を任意に設定し
てもよい。また、ファクシミリ符号化データは、ハフマ
ンコード以外のコードで記述することも可能である。ま
た、ファクシミリ符号化データ中に、符号化された画像
データのモード(解像度や原稿幅、等)を登録するフィ
ールドを設けることを行うことによって、ファクシミリ
符号化データの頁間でモードが変わった場合でも、同一
ブロック中に異なるモードの符号化データを混在して送
信することも可能である。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
誤り訂正機能(ECMモード)を用いて通信制御を行う
ファクシミリ通信装置において、通信効率を向上するこ
とが可能となる。
【0045】より具体的には、1ページ分の画像データ
のフレーム化が1ブロック内の最大フレーム数より少な
いフレーム数で完了した場合には、最大フレーム数の範
囲内で当該ブロックに未送信の次ページ以降の画像デー
タに係るフレームを追加することにより、複数頁の画像
データを1つのブロック(部分ページ)に取込んでブロ
ック数を低減し、もって通信制御手順の実行回数を低減
して通信効率を向上させることが可能となる。
【0046】ただし、1ページ分の画像データのフレー
ム化が1ブロック内の最大フレーム数より少ないフレー
ム数で完了した場合であっても、当該フレーム化が完了
したページの画像データと未送信の他のページの画像デ
ータとの解像度等のモードが異なるときは、フレームの
追加処理を回避して1ブロックの完了処理を行うことに
より、1つのブロック(部分ページ)内に解像度等のモ
ードが異なる画像データが混在するのを回避するので、
受信側でモードに応じた適切な出力を行えるようにな
る。
【0047】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるファクシミリ通信方式
を適用したファクシミリ装置の概略構成を示すブロック
図である。
【図2】ECM(誤り訂正モード)時の画像データのフ
レームフォーマットを示す図である。
【図3】画像データのフレーム化(ブロック化)処理を
示すフローチャートである。
【図4】送信制御を示すフローチャートである。
【図5】図4のステップS45における拡張ECM送信
処理を示すフローチャートである。
【図6】受信制御を示すフローチャートである。
【図7】図6のステップS65における拡張ECM受信
処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
2…システム制御部 2a…CPU 2b…ROM 2c…RAM 6…フレームメモリ 7…通信制御部 9…キー入力装置 11…スキャナ装置 14…画像符号/復号化回路 16…ハードディスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 H04N 1/32 - 1/36 H04N 1/42 - 1/44

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ符号化された画像データを
    エラー訂正データと共にHDLCフォーマットにフレー
    ム化し、1ブロック内の最大フレーム数を予め設定して
    ブロック毎に通信制御手順を実行するファクシミリ通信
    装置において、 1ページ分の前記画像データのフレーム化が前記1ブロ
    ック内の最大フレーム数より少ないフレーム数で完了し
    たか否かを判定する判定手段と、 該判定手段により1ページ分の前記画像データのフレー
    ム化が前記1ブロック内の最大フレーム数より少ないフ
    レーム数で完了したと判定された際、前記最大フレーム
    数の範囲内で当該ブロックに未送信の次ページ以降の前
    記画像データに係るフレームを追加する追加手段とを
    し、 該追加手段は、前記判定手段により1ページ分の前記画
    像データのフレーム化が前記1ブロック内の最大フレー
    ム数より少ないフレーム数で完了したと判定された場合
    であっても、当該フレーム化が完了したページの画像デ
    ータと未送信の他のページの画像データとの解像度等の
    モードが異なるときは、フレームの追加処理を回避して
    1ブロックの完了処理を行う ことを特徴とするファクシ
    ミリ通信装置。
  2. 【請求項2】 前記判定手段は、各ページの前記画像デ
    ータが順次フレーム化されていく過程でフレーム化に係
    るフレーム数をカウントするカウント手段と、該カウン
    ト手段によりフレーム数がカウントされているページの
    前記画像データの終端を検知する検知手段とを有し、該
    検知手段により1ページの前記画像データの終端が検知
    された時点で前記カウント手段によるカウント値が前記
    1ブロック内の最大フレーム数に達していないとき、1
    ページ分の前記画像データのフレーム化が前記1ブロッ
    ク内の最大フレーム数より少ないフレーム数で完了した
    と判定することを特徴とする請求項1記載のファクシミ
    リ通信装置。
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