JPH0793146A - プログラム作成支援装置 - Google Patents

プログラム作成支援装置

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Publication number
JPH0793146A
JPH0793146A JP5237632A JP23763293A JPH0793146A JP H0793146 A JPH0793146 A JP H0793146A JP 5237632 A JP5237632 A JP 5237632A JP 23763293 A JP23763293 A JP 23763293A JP H0793146 A JPH0793146 A JP H0793146A
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JP
Japan
Prior art keywords
program
execution
test execution
input
test
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JP5237632A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Aono
俊宏 青野
Koji Kameshima
鉱二 亀島
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】ソースプログラムを入力するプログラム入力装
置10と、ソースプログラムを一ステップ毎に実行形式
のプログラムに翻訳するプログラム翻訳装置20と、実
行形式のプログラムを記憶するプログラム記憶装置30
と、プログラムを試験実行する範囲を指定する試験実行
制御装置70と、指定された範囲のプログラムを実行す
るプログラム実行装置40と、プログラムの実行結果を
記憶する実行状態記憶装置50と、ソースプログラムと
実行状態を一つの画面に表示する表示装置60と、必要
に応じて実行状態を書き換える実行状態変更装置80と
からなる。 【効果】プログラムの作成途中であっても、試験実行し
たい範囲を指定すればその範囲のプログラムが試験実行
され、プログラムの実行状態がソースプログラムと同時
に表示され、実行状態を確認しながらプログラムを作成
することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力装置から入力したソ
ースプログラムを逐次翻訳して、入力環境の中で試験実
行を指示すれば試験実行し、結果をソースプログラムと
共に表示装置に表示することによってプログラム作成者
の作業効率を向上させる機能を備えたプログラム作成支
援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プログラム作成者が、入力したプ
ログラムの誤りを発見し、プログラムを正しいものに修
正するものには、特開平3−53334号公報に記載されてい
るように、入力し終わったソースプログラムを処理し
て、ソースプログラムの関数や文単位でステップ実行を
行い、プログラム中の変数の状態を表示することでプロ
グラムのエラー除去のための情報を提供するものがあ
る。
【0003】また、特開平4−85622号公報に記載されて
いるように、入力されたプログラムを逐次翻訳実行し、
エラーがあればエラーメッセージを表示することでプロ
グラムの修正を促すものがあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】まず、特開平3−53334
号公報に記載されたものは、最後まで書かれたプログラ
ムの進行状況の表示を行っており、作成途中のプログラ
ムの進行状況を随時表示することで正しいプログラムの
作成を支援しようというものではなかった。
【0005】特開平4−85622号公報に記載されたもの
は、入力されたプログラムを逐次翻訳実行し、エラーが
あればエラー情報を即表示することで、プログラムを書
く過程を支援しているという点ではこの問題を解決して
いるが、(文法的)エラーをしないということとプログ
ラム作成者が所望のプログラムを書くということには隔
たりがあり、所望のプログラムを書くには単にエラーを
表示するだけでなく、入力されたプログラムの進行状況
がわかったほうが望ましい。この例では、プログラムの
進行状況を随時表示することで所望のプログラムを書け
るように支援するまでには至っていなかった。
【0006】本発明の目的は、作成途中のプログラムの
進行状況を随時表示することで、プログラム作成者がプ
ログラムのイメージを思い描くのを容易にし、プログラ
ムの作成の効率を向上させるようなプログラム作成支援
装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は、ソースプログラムを入力するプログラ
ム入力装置と、入力されたソースプログラムを一ステッ
プ毎に実行形式のプログラムに翻訳するプログラム翻訳
装置と、実行形式のプログラムを記憶するプログラム記
憶装置と、記憶されているプログラムを試験実行装置に
実行するように命令する試験実行制御装置と、実行する
ように命令されたプログラムを、試験実行状態記憶装置
から試験実行前の状態を読み込んできて試験実行し、試
験実行の結果を試験実行状態記憶装置に書き込む試験実
行装置と、プログラムの試験実行結果を記憶する試験実
行状態記憶装置と、ソースプログラムと試験実行状態を
一つの画面に表示する表示装置と、必要に応じて試験実
行状態を書き換える試験実行状態変更装置とを備える。
【0008】
【作用】本発明によれば、プログラム入力装置から入力
されたソースプログラムは、表示装置に表示される一
方、一ステップ毎にプログラム翻訳装置に送られ実行形
式のプログラムに翻訳される。実行形式のプログラムは
プログラム記憶装置に追加記憶され、試験実行制御装置
から試験実行の範囲が指定されると、該当する範囲の実
行形式のプログラムが試験実行装置において試験実行さ
れる。あるいは、実行制御装置ではプログラムを一ステ
ップ入力するたびに翻訳して実行するように指定するこ
ともできる。この試験実行結果は試験実行状態記憶装置
に書き込まれ、表示装置に表示される。この際、ソース
プログラムと試験実行状態は表示装置の画面を分割して
表示される。プログラマは作成途中のプログラムであっ
ても、ここに記したような入力をしたら一行毎に翻訳す
るという機能と、ソースプログラムと試験実行状態を表
示装置の画面を分割して同時に表示するという機能のた
めに、入力環境を抜けることなく、作成途中のプログラ
ムを試験実行することができて、その試験実行状況を確
認しながらプログラムを作成することができる。
【0009】
【実施例】本発明の実施例を、本発明の基本的構成を示
した実施例1と、本発明の遠隔作業装置への応用した例
である実施例2と、本発明をC言語のプログラム作成支
援装置に応用した実施例3について説明する。
【0010】(実施例1)本発明の一般的構成を図1を
用いて説明する。
【0011】10はソースプログラムを入力するプログ
ラム入力装置、20は入力されたソースプログラムを一
ステップ毎に実行形式のプログラムに翻訳するプログラ
ム翻訳装置、30は実行形式のプログラムを記憶するプ
ログラム記憶装置、70は記憶されているプログラムを
実行するように命令する試験実行制御装置、40は実行
するように命令されたプログラムを、試験実行状態記憶
装置50から試験実行前の状態を読み込んできて試験実
行し、試験実行の結果を試験実行状態記憶装置50に書
き込む試験実行装置、50はプログラムの試験実行結果
を記憶する試験実行状態記憶装置、60はソースプログ
ラムと試験実行状態を一つの画面に表示する表示装置、
80は必要に応じて試験実行状態を書き換える試験実行
状態変更装置である。
【0012】次に上述した本発明の一実施例の動作を説
明する。
【0013】プログラム入力装置10から入力されたソ
ースプログラムは、表示装置60に表示される一方、一
ステップ毎にプログラム翻訳装置20に送られ実行形式
のプログラムに翻訳される。実行形式のプログラムはプ
ログラム記憶装置30に追加記憶され、試験実行制御装
置70から試験実行の範囲が指定されると、該当する範
囲の実行形式のプログラムが試験実行装置40において
試験実行される。あるいは、実行制御装置ではプログラ
ムを一ステップ入力するたびに翻訳実行するように指定
することもできる。この試験実行結果は試験実行状態記
憶装置50に書き込まれ、表示装置60に表示される。
この際、ソースプログラムと試験実行状態は表示装置6
0の画面を分割して表示される。
【0014】プログラマは作成途中のプログラムであっ
ても、ここに記したような入力をしたら一行毎に翻訳す
るという機能と、ソースプログラムと試験実行状態を表
示装置60の画面を分割して同時に表示するという機能
のために、入力環境を抜けることなく、作成途中のプロ
グラムを試験実行することができて、その実行状況を確
認しながらプログラムを作成することができる。
【0015】この結果、プログラムの進行状態をイメー
ジしながらプログラムを作成するのが可能となり、プロ
グラムの作成が効率的に行えるようになり、ミスも少な
くなる。
【0016】(実施例2)本発明の遠隔操作装置への応
用例を図2ないし図4を用いて説明する。
【0017】遠隔操作では、ロボットを操作する際に失
敗するということは多額の経済的損失をもたらし、ま
た、安全面でも重大な損失を引き起こしかねない。そこ
で、より確実に操作を行うためには、ロボットを実際に
動かす前にシミュレーションを行って動作が操作者の意
図どうりになされているかどうかを確認する必要があ
る。また、プログラムの作成を行うにはプログラムが意
味するロボットの動作を常に頭に思い浮かべながらプロ
グラムすることが必要であるが、ロボットの動作を頭に
思い浮かべることを支援するためにロボットの動作を実
際に画面に出力するというのは効果的なことである。更
に、とくにコンピュータの言語というものに慣れ親しん
でいないユーザにとって、決められた規則にしたがって
順を追ってプログラムを作成するというのは困難な仕事
であり、むしろ、できるところからプログラムを作成し
てしまって、シミュレートして間違いを発見し、修正し
ていく、と行ったプログラム作成法の方が簡単で効率的
であるとも考えられる。
【0018】そこで、この遠隔操作装置では、ロボット
をプログラミングする際に、入力されたプログラムをス
テップ単位で、逐次、翻訳し、プログラムが最後まで書
かれていなくても範囲を指定すればその範囲を実行し、
あるいはステップ単位で翻訳されたらそのたびに実行
し、その結果をソースプログラムと共に表示装置に表示
することでプログラミングの効率化を目指し、また、操
作ミスを事前に防ぐ。
【0019】まず、この遠隔操作装置の構成について図
2を用いて説明する。
【0020】この遠隔操作装置は、大きく分けて計画支
援設備1と誘導管制設備2からなる。
【0021】計画支援設備1はプログラマのいる操作地
点に配備され、ソースプログラムの入力,ソースプログ
ラムの実行形式プログラムへの翻訳,プログラムの試験
実行及びその結果の表示,実行形式プログラムの誘導管
制設備2への転送を行う。誘導管制設備2はロボット1
30が配備されている作業地点に配備され、計画支援設
備1から実行形式プログラムを受け取りロボットを制御
監視し、監視した結果を処理し計画支援設備1に送る。
計画支援設備1は、実施例1の装置に、作成したプログ
ラムを誘導管制設備2に送ってロボット130に実行さ
せることを指示する実行制御装置90とプログラムを誘
導完成設備2に転送する通信装置100を付け加えたも
のである。
【0022】次に、誘導管制設備2の構成要素を図2を
用いて説明する。
【0023】101は計画支援設備1から実行形式プロ
グラムを受け取り実行状態を計画支援設備1に送る通信
装置で、110は実行状態記憶装置52から必要な実行
状態を読み込んで実行形式プログラムをロボット130
に実行させるプログラム処理装置で、120はロボット
130の動作と作業環境を観測したカメラ140からの
画像データを処理して実行状態を求める画像処理装置
で、52は画像処理装置120で求められた実行状態を
記憶する実行状態記憶装置である。
【0024】つぎに、上述した遠隔操作装置の動作を図
3を用いて述べる。
【0025】この遠隔操作装置を立ち上げると、ステッ
プ1001の入力待ちの状態となる。
【0026】ステップ1001の状態において、プログ
ラム入力装置10からソースプログラムが一行入力され
ると(ステップ1010)、この一行のソースプログラ
ムは表示装置60に表示され(ステップ1011)、プ
ログラム翻訳装置20で実行プログラムに翻訳され(ス
テップ1012)、この実行プログラムは試験実行装置
40に記憶され(ステップ1013)、ステップ100
1の入力待ちの状態に戻る。
【0027】ステップ1001の入力待ち状態におい
て、試験実行制御装置70にてソースプログラムの第何
行から第何行まで実行するのかということが指定される
と(ステップ1020)、試験実行装置40はステップ
1020で指定された範囲に相当する実行形式プログラ
ムを試験実行する。試験実行の際、必要なデータは試験
実行状態記憶装置50から読み込んできて、試験実行の
結果は試験実行状態記憶装置50に記憶される(ステッ
プ1021)。試験実行状態記憶装置50に記憶された
試験実行の結果は、図4のように表示装置60にてグラ
フィック化されてソースプログラムと共に表示され(ス
テップ1022)、ステップ1001の入力待ち状態に
戻る。
【0028】ステップ1001の入力待ち状態におい
て、試験実行状態変更装置80で試験実行状態の変更を
入力する(ステップ1030)と試験実行状態記憶装置
50内の試験実行状態が変更され(ステップ103
1)、ステップ1001の入力待ち状態に戻る。
【0029】ステップ1001の入力待ち状態におい
て、試験実行状態変更装置80にて実行状態を試験実行
状態に複写することを指示すると(ステップ103
2)、実行状態記憶装置52の実行状態が通信装置10
0,101を介して試験実行状態記憶装置50に複写さ
れ(ステップ1033)、ステップ1001の入力待ち
の状態に戻る。
【0030】ステップ1001の入力待ちの状態におい
て、実行制御装置90からプログラムの実行を指示する
と(ステップ1040)、プログラムはプログラム記憶
装置30から通信装置100,101を介してプログラ
ム処理装置110に送られ(ステップ1041)、ここ
でプログラムに基づき実行状態記憶装置52内のデータ
を参照してロボット130の制御を行う(ステップ10
42)。ロボット130及び周囲の環境は画像撮影装置
140で撮影され(ステップ1043)、画像処理装置
120で処理(ステップ1044)された後に実行状態
記憶装置52内のデータとして保存される(ステップ1
045)。このあと、ステップ1001の入力待ち状態
に戻る。
【0031】ステップ1001の入力待ちの状態におい
て、試験実行制御装置70において入力即実行モードに
入ることを指示すると(ステップ1050)、プログラ
ム入力装置10からソースプログラムを入力することを
要求され、一ステップ入力すると(ステップ105
1)、入力されたプログラムは表示装置60に表示され
(1052)、入力された一行のソースプログラムはプ
ログラム翻訳装置20で実行形式のプログラムに翻訳さ
れる(ステップ1053)。実行形式のプログラムはプ
ログラム記憶装置30に追加記憶され(ステップ105
4)、追加記憶されたプログラムは実行され、結果は試
験実行状態記憶装置50に書き込まれる(ステップ10
55)。表示装置は試験実行状態記憶装置内のデータを
グラフィック化し表示する(ステップ1056)。この
段階で試験実行制御装置70にて入力即実行モードを抜
けることを指示すると、ステップ1001の状態に戻
り、それ以外の時はステップ1051の状態に戻る。
【0032】本発明の実施例によれば、入力されたソー
スプログラムは一行毎にすぐ翻訳され、プログラム記憶
装置30に追加保存されるため、ソースプログラムの作
成中であっても、試験実行制御装置70で試験実行の範
囲を指定して試験実行を行い、動作の進行状況を確認す
ることができる。これによって、プログラムを作成する
際にプログラムの進行状況をプログラマが頭に思い描く
のが容易となりプログラムの作成効率が向上し、プログ
ラムの間違いの発生も抑えられる。また、わかっている
部分からプログラムし、その段階で試験実行を行い、不
都合を直すというプログラミングの仕方もできる。
【0033】(実施例3)ここでは、C言語のプログラ
ムを作成するときに、ソースプログラムを一行入力する
度に翻訳し、プログラムの作成の途中であっても試験実
行を指示すれば試験実行を行い、その結果を表示するこ
とでプログラムの作成を支援する装置について図5ない
し図12を用いて説明する。
【0034】まず、この実施例の構成について図5を用
いて説明する。
【0035】この装置は、図1に示す実施例1の基本構
成に、一度作成したプログラムを後に利用できるように
実行制御装置90を付け加え、試験実行装置40をプロ
グラム実行装置41に、試験実行状態記憶装置50を実
行状態記憶装置51に変更したものである。こうするこ
とによって、プログラム実行装置41はプログラム作成
時の試験実行に加えて一度作成して保存されているプロ
グラムを実行制御装置90の指示に応じて実行すること
ができるようになり、実行状態記憶装置はプログラム作
成時の試験実行のみならず実行時の結果も保存できるよ
うになった。
【0036】次に、上述した本発明の作用について図6
を用いてのべる。
【0037】この装置を立ち上げると入力待ちの状態
(ステップ2001)となる。
【0038】ステップ2001の状態で、プログラム入
力装置10からC言語のソースプログラムを一行入力す
ると(ステップ2010)、このソースプログラムは表
示装置60に表示された後(ステップ2011)、プロ
グラム翻訳装置20にて実行形式のプログラムに翻訳さ
れ(ステップ2012)、プログラム記憶装置30に記
憶されて(ステップ2013)、入力を受け付ける状態に
戻る(ステップ2001)。
【0039】入力待ちの状態で、試験実行制御装置70
から試験実行するソースプログラムの範囲が指定される
と(ステップ2020)、プログラム実行装置40はこ
の範囲に相当する実行形式のプログラムをプログラム記
憶装置30から呼び出し(ステップ2021)実行し、
結果を実行状態記憶装置50に書き込み(ステップ20
22)、表示装置60はこの結果をソースプログラムと
同時に表示し(ステップ2023)、入力を受け付ける
状態に戻る(ステップ2001)。
【0040】入力待ちの状態で、試験実行制御装置70
から入力即実行モードに入ることを指示すると(ステッ
プ2050)、プログラム入力装置10からプログラム
を入力することを要求し、ソースプログラムを一ステッ
プ入力すると(ステップ2051)、入力されたプログラムは
表示装置60に表示され(ステップ2052)、入力さ
れたプログラムはプログラム翻訳装置20で実行形式の
プログラムに翻訳される(ステップ2053)。実行形
式のプログラムはプログラム記憶装置30に追加記憶さ
れ(ステップ2054)、プログラム実行装置41は追
加記憶されたプログラムを実行し、結果は実行状態記憶
装置51に書き込まれる(ステップ2055)。表示装置60
は実行状態記憶装置51内のデータを表示する(ステッ
プ2056)。ここで、入力即実行モードから抜けることを
指示するとステップ2001の入力待ちの状態に移り、
それ以外の時はステップ2051に戻る(ステップ205
7)。
【0041】入力を受け付ける状態において、実行状態
変更装置80において実行状態の変更が行われると(ス
テップ2030)、実行状態記憶装置80はこれに応じ
て書き換えられ(ステップ2031)、新しい実行状態
が表示装置60に表示され(ステップ2032)、入力
待ちの状態に戻る(ステップ2001)。
【0042】プログラムが完成したら、あとは実行制御
装置90からこのプログラムを呼び出せば(ステップ2
040)実行され、結果が表示される(ステップ204
1)。
【0043】次に、一つのC言語のプログラムを入力す
る際の装置の働きと画面の表示について具体的に説明す
る。
【0044】図7に示すように、プログラム入力装置1
0から“int i;”と入力すると、表示装置60に“int
i” と表示された後、これがプログラム翻訳装置20に
送られ、実行形式のプログラムに翻訳されてプログラム
記憶装置30に保存される。そして、試験実行制御装置
70にて“int i;”まで試験実行すること(この図では
7001のように“int i;”の行の色が変わったことで
試験実行範囲の終点を示す)を指定すると、ここまでの
試験実行が行われ、その結果“i=0”が実行状態記憶
装置50に書き込まれ、これが7002のように表示装
置60に表示される。
【0045】図8のように、for 文の途中までを試験実
行するように試験実行制御装置70で指示すると、for
文の最初のループの試験実行が行われる。この場合では
i=0の場合のfor文の中身“b=b*a"が実行され
る。その結果、“b=12.0"が得られ、実行状態記憶
装置50に結果が書き込まれ、今迄に書き込まれている
内容“i=0,a=3.0” と共に7101のように表
示装置60に表示される。
【0046】図9のように、for 文の終わりを示す{を
プログラム入力装置10から入力し、試験実行制御装置
70からはfor 文の終わりの}まで試験実行することを
指示すると、for 文中の全ての処理を終えて、得られた
実行状態“i=3,b=108.0” を実行状態記憶装
置50に書き込み、7301のように実行状態を表示す
る。
【0047】図10のように、sortという未定義関数の
試験実行が指示されると(7401)、プログラム入力装
置10はsortの定義を7402のように要求してきて、
sortされる数のアドレスを7403のように表示する。
この関数に引き渡される数をfloat *x;float *y;
で宣言して、ここで試験実行制御装置70からfloat*
y;までの実行を指示すると、表示装置60に結果が7
404のように表示される。
【0048】図11のように、試験実行する範囲を試験
実行制御装置から7501の様に指定すると、指定した
部分に入る前の状態が計算され、その結果の“*x=
3.0,*y=108.0”が実行状態記憶装置50に書
き込まれ、表示装置60の7502の位置に*x=3.0,
*y=108.0と表示される。実行状態記憶装置50
のデータは、実行状態変更装置80で変更できる。*x
=4.0,*y=6.0に変更すると、実行状態記憶装置
50のデータは書き換えられ、表示装置60に7502の様
に表示される。この表示の後、7501の部分に相当す
る実行形式プログラムがプログラム実行装置40に読み
込まれ、変更後の実行状態記憶装置のデータ*x=4.
0,*y=6.0を出発点として実行され、実行結果は
実行状態記憶装置50に書き込まれ、表示装置60に7
601の様に表示される。
【0049】このような方式によって、作成途中のプロ
グラムの進行状況を表示することができ、プログラマが
プログラムのイメージを思い描くのが容易となり、プロ
グラムの作成効率が向上し、ミスの発生も少なくなっ
た。
【0050】
【発明の効果】本発明によれば、プログラムの作成途中
であっても、実行したい範囲を指定すればその範囲のプ
ログラムを実行することができる。このため、プログラ
マがプログラムの進行状況を頭の中に思い浮かべるのが
容易となり、プログラム作成効率が上がり、ミスも少な
くなる。これによってプログラム作成のコストが低減す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本的な構成を示すブロック図。
【図2】本発明を遠隔操作装置に応用した場合のブロッ
ク図。
【図3】本発明を遠隔作業装置に応用した場合の処理の
流れのフローチャート。
【図4】本発明を遠隔作業装置に応用した場合の表示装
置の画面表示の説明図。
【図5】本発明をC言語プログラム作成支援装置に応用
した場合のブロック図。
【図6】本発明をC言語プログラム作成支援装置に応用
した場合の処理の流れのフローチャート。
【図7】本発明をC言語プログラム作成支援装置に応用
した場合の表示装置の画面表示の一例の説明図。
【図8】本発明をC言語プログラム作成支援装置に応用
した場合の表示装置の画面表示の第二例の説明図。
【図9】本発明をC言語プログラム作成支援装置に応用
した場合の表示装置の画面表示の第三例の説明図。
【図10】本発明をC言語プログラム作成支援装置に応
用した場合の表示装置の画面表示の第四例の説明図。
【図11】本発明をC言語プログラム作成支援装置に応
用した場合の表示装置の画面表示の第五例の説明図。
【図12】本発明をC言語プログラム作成支援装置に応
用した場合の表示装置の画面表示の第六例の説明図。
【符号の説明】
10…プログラム入力装置、20…プログラム翻訳装
置、30…プログラム記憶装置、40…試験実行装置、
50…試験実行状態記憶装置、60…表示装置、70…
試験実行制御装置、80…試験実行状態変更装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ソースプログラムを入力するプログラム入
    力装置と、入力された前記ソースプログラムが一ステッ
    プ入力されるたびにこれを実行形式のプログラムに翻訳
    するプログラム翻訳装置と、翻訳してできた実行形式の
    プログラムを記憶するプログラム記憶装置と、記憶され
    ているプログラムをプログラム実行装置に試験実行する
    よう命令する試験実行制御装置と、実行するように命令
    された実行形式プログラムを実行するプログラム実行装
    置と、実行結果を記憶する実行状態記憶装置と、前記実
    行結果と前記ソースプログラムを同時に表示する表示装
    置とからなることを特徴とするプログラム作成支援装
    置。
JP5237632A 1993-09-24 1993-09-24 プログラム作成支援装置 Pending JPH0793146A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014067390A (ja) * 2012-09-10 2014-04-17 Casio Comput Co Ltd 数式表示装置、数式表示プログラム及び数式表示方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014067390A (ja) * 2012-09-10 2014-04-17 Casio Comput Co Ltd 数式表示装置、数式表示プログラム及び数式表示方法

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