JP3000319B2 - ウィンドウ表示制御システム - Google Patents

ウィンドウ表示制御システム

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JP3000319B2 JP4204689A JP20468992A JP3000319B2 JP 3000319 B2 JP3000319 B2 JP 3000319B2 JP 4204689 A JP4204689 A JP 4204689A JP 20468992 A JP20468992 A JP 20468992A JP 3000319 B2 JP3000319 B2 JP 3000319B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウィンドウシステムに
おけるウィンドウの表示制御技術に係わり、特に、操作
者の操作環境に対応したウィンドウの表示制御を効率良
く行なうのに好適なウィンドウ表示制御システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、表示装置上で複数のウィンド
ウを操作することができるウィンドウシステムが提供さ
れている。この種の代表的なシステムとしては、例え
ば、木下凌一著「X−Window ver.11 プ
ログラミング」(1989年 日刊工業新聞社発行)に
記載の「X−Window」がある。このウィンドウシ
ステムでは、表示装置上のどの位置へ、どのような大き
さでウィンドウを表示させるかを、ウィンドウシステム
を利用するアプリケーションシステム(以下、アプリケ
ーションと記載)のリソースファイルとして、アプリケ
ーションの開発者が与える仕組みになっている。従っ
て、ウィンドウの表示位置と表示サイズなどは、アプリ
ケーション毎に決められる。
【0003】そして、リソースファイルは、アプリケー
ションの操作者が変更できる形態になっていないため、
アプリケーションの操作者がウィンドウの表示位置や表
示サイズを変更する場合は、ウィンドウの表示後に、ウ
ィンドウシステムが提供するポインティングデバイスな
どを用いた方法により、移動、および、リサイズ(サイ
ズの変更)を行なっている。しかしながら、このように
して変更したウィンドウの表示位置と表示サイズは、保
存することができない。
【0004】このような問題を解決する従来技術として
は、オペレーティングシステムを停止する直前の画面状
態を保存するシステムが提供されている。この技術によ
れば、オペレーティングシステムを起動する時に、保存
していた状態を復元することができる。しかし、この技
術では、操作の途中段階での画面状態を保存し、再現す
ることはできない。このために、適用範囲が極めて制限
され、例えば、アプリケーションのウィンドウの表示位
置や表示サイズを、アプリケーションの操作者の環境に
合致させるためには、その都度、複雑な操作を必要と
し、操作者に大きな負担がかかっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、従来技術では、表示されるウィンドウの表示装置
上での表示位置や表示サイズは、ウィンドウを表示する
アプリケーション側で予め決められており、アプリケー
ションの操作者が、そのウィンドウの表示位置や表示サ
イズの定義を変更することが難しく、アプリケーション
の操作者の操作環境に合ったウィンドウの表示形態を効
率良く得ることができない点である。本発明の目的は、
これら従来技術の課題を解決し、アプリケーションの開
発時点でのウィンドウの表示形態の検討や、アプリケー
ションのインストール時、および、アプリケーションの
使用時における操作環境に適したウィンドウの表示形態
の設定を容易とし、ウィンドウの操作性の向上を可能と
するウィンドウ表示制御システムを提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のウィンドウ表示制御システムは、(1)表
示装置の画面上に表示した任意の数のウィンドウの表示
制御を行なうウィンドウ表示制御システムであり、ウィ
ンドウの少なくとも表示位置と表示サイズを含むウィン
ドウの表示情報を、各々のウィンドウ対応に登録するウ
ィンドウ表示情報登録部と、ウィンドウに対する操作者
からの表示形態情報の変更指示に基づき、ウィンドウ表
示情報登録部で登録した対応するウィンドウ表示情報を
変更するウィンドウ表示情報変更部と、このウィンドウ
表示情報変更部で変更したウィンドウ表示情報に基づ
き、表示装置の画面上のウィンドウの表示形態の変更を
行なうウィンドウ表示変更部とを設けることを特徴とす
る。また、(2)上記(1)に記載のウィンドウ表示制
御システムにおいて、表示装置の画面上からのウィンド
ウを閉じるときに、ウィンドウ表示情報登録部で登録し
た各ウィンドウ対応のウィンドウ表示情報を、外部記憶
装置に格納するウィンドウ表示情報格納部を設けること
を特徴とする。また、(3)上記(2)に記載のウィン
ドウ表示制御システムにおいて、ウィンドウの表示装置
の画面上への表示開始時に、外部記憶装置に格納した各
ウィンドウ対応のウィンドウ表示情報を読み出して、ウ
ィンドウ表示情報登録部へ登録するウィンドウ表示情報
インストール部を設け、このウィンドウ表示情報登録部
で登録したウィンドウ表示情報に基づく表示形態で表示
を開始することを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、アプリケーションの表示す
るウィンドウの表示位置と表示サイズなどのウィンドウ
表示情報を、ウィンドウ毎に対応付けて登録する。そし
て、ウィンドウの表示要求があれば、この登録したウィ
ンドウ表示情報に従って、ウィンドウの表示制御を行な
う。また、アプリケーションの終了時には、このように
アプリケーションの使用時に変更した各ウィンドウ毎の
ウィンドウ表示情報の登録内容を、外部記憶装置に格納
して、保存する。そして、アプリケーションのインスト
ール時には、外部記憶装置に格納してあるウィンドウ表
示情報を取り出し、このウィンドウ表示情報に基づき、
位置やサイズを変更したウィンドウの表示制御を行な
う。このことにより、変更されたウィンドウの表示形態
の登録と呼び出しが容易にでき、アプリケーションの開
発時点でのウィンドウの表示形態の検討や、アプリケー
ションのインストール時、および、アプリケーションの
使用時における操作環境に適したウィンドウの表示形態
の設定を効率良く行なうことができる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面により詳細に
説明する。図1は、本発明を施したウィンドウ表示制御
システムの本発明に係わる構成の一実施例を示すブロッ
ク図である。本実施例のウィンドウ表示制御システム
は、CRT(Cathode RayTube、陰極線
管)などからなり、ウィンドウを表示する表示装置1
と、キーボードやマウスなどからなり、操作者のウィン
ドウの表示位置や表示サイズ、あるいは、表示色などの
表示形態に対する変更指示を入力する入力装置2と、本
発明に係わるウィンドウの表示制御を行なう情報処理装
置3と、FDD(Flexible Disk Dri
ve Unit、フロッピディスク装置)などからな
り、アプリケーションプログラムなどを格納する外部記
憶装置4とにより構成されている。
【0009】情報処理装置3は、表示装置1におけるウ
ィンドウの表示位置や表示サイズなど、ウィンドウの表
示形態に関する情報を、各々のウィンドウ対応に表示管
理テーブル5aを用いて登録するウィンドウ表示情報登
録部5と、入力装置2を介して、表示装置1に表示した
ウィンドウに対する操作者からの表示形態情報の変更指
示に基づき、ウィンドウ表示情報登録部で登録した対応
するウィンドウ表示情報を変更するウィンドウ表示情報
変更部6と、ウィンドウを用いたアプリケーション固有
の処理を行なうアプリケーション処理部7と、ウィンド
ウ表示情報登録部5の内容に基づき、アプリケーション
処理部7で用いる表示装置1の画面上のウィンドウの表
示制御を行なうウィンドウ表示変更部8と、ウィンドウ
のクローズ時に、ウィンドウ表示情報登録部5の登録内
容の外部記憶装置4への格納処理を行なうウィンドウ表
示情報格納部9と、ウィンドウのオープン時に、外部記
憶装置4から対応するウィンドウ表示情報を読み出し
て、ウィンドウ表示情報登録部5へ登録するウィンドウ
表示情報インストール部10と、表示装置1、入力装置
2、外部記憶装置4との入出力制御など、情報処理装置
3の全体動作の制御を行なう主制御部11とにより構成
され、ウィンドウの表示開始時、および、ウィンドウの
表示中に、入力装置2を介して入力される操作者からの
変更指示に基づき、表示装置1の画面上に表示した任意
の数のウィンドウのそれぞれの表示位置や表示サイズな
どの表示形態の変更制御を行なう。
【0010】尚、本実施例においては、表示装置1の画
面には、ダイアローグ12が表示されており、操作者
は、このダイアローズ12を介して、ウィンドウの表示
形態の変更の登録処理などを指示することができる。ま
た、ウィンドウ表示情報登録部5の表示管理テーブル5
aは、各ウィンドウの種別を表わす識別子を登録するウ
ィンドウID50と、各ウィンドウの表示装置1上での
表示アドレス(X座標、Y座標)を登録する表示位置
(x,y)51と、各ウィンドウの大きさを、表示位置
からのxy座標の距離である幅と高さで登録する表示サ
イズ(w,h)52で構成されている。
【0011】このような構成により、本実施例のウィン
ドウ表示制御システムは、まず、アプリケーション処理
部7が表示するウィンドウの表示位置や表示サイズなど
のウィンドウ表示情報を、ウィンドウ毎に対応付けて、
ウィンドウ表示情報登録部5の表示管理テーブル5aに
登録する。そして、入力装置2により、操作者からのウ
ィンドウの表示変更操作があれば、ウィンドウ表示情報
変更部6は、その変更操作に対応して、表示管理テーブ
ル5aの登録内容を変更する。アプリケーション処理部
7の終了時には、ウィンドウ表示情報格納部9により、
ウィンドウ表示情報登録部5の表示管理テーブル5aの
登録内容を、外部記憶装置4に格納して、保存する。そ
して、再度、アプリケーション処理部7を立ち上げると
きには、ウィンドウ表示情報インストール部10によ
り、外部記憶装置4に格納してあるウィンドウ表示情報
を取り出し、ウィンドウ表示情報登録部5へ登録し、こ
のウィンドウ表示情報に基づき、位置やサイズを変更し
たウィンドウの表示制御を行なう。
【0012】このようにして、変更されたウィンドウの
表示形態の登録と呼び出しを容易に行なうことができ、
アプリケーション処理部7の処理対象となるアプリケー
ションの開発時点でのウィンドウの表示形態の検討や、
アプリケーションのインストール時、および、使用時に
おける操作環境に適したウィンドウの表示形態の設定を
効率良く行なうことができる。以下、表示装置1に表示
したウィンドウに対して、操作者が、入力装置2を用い
て入力した変更指示に基づく表示管理テーブル5aの値
の変化と、ウィンドウの表示形態の変更動作に関して、
図2〜図4を用いて説明する。
【0013】図2は、図1におけるウィンドウ表示制御
システムの本発明に係わるウィンドウ表示制御動作の一
実施例を示す説明図である。本第1の実施例は、図2
(a)において、図1の表示装置1の初期表示画面20
として、一つのウィンドウW(11)21を表示するも
のであり、図2(b)に示すように、表示管理テーブル
5aの内容は、ウィンドウID(IDentifica
tion、識別子)50にあるW(11)に対応して、
表示位置(x,y)51に(0,0)が、そして、表示
サイズ(w,h)52に(300,200)が登録され
ている。
【0014】図3は、図1におけるウィンドウ表示制御
システムの本発明に係わるウィンドウ表示制御動作の一
実施例を示す説明図である。本第2の実施例は、図3
(a)において、図1の表示装置1の初期の表示画面3
0として、二つのウィンドウW(21)31、W(2
2)32を表示するものであり、図3(b)に示すよう
に、表示管理テーブル5aの内容は、ウィンドウID5
0にあるW(21)、W(22)のそれぞれに対応し
て、表示位置(x,y)51に、(0,0)と(50,
50)が、表示サイズ(w,h)52に、(200,1
00)と(100,50)が登録されている。
【0015】図1におけるアプリケーション処理部7
で、図2、および、図3で示す三つのウィンドウを用い
て処理を行なう場合、操作者は、処理に適した操作環境
にするために、それぞれのウィンドウの表示位置や、表
示サイズを変更するが、図1における本実施例のウィン
ドウ表示制御システムでは、次の図4で示すように、そ
の変更情報を、図1のウィンドウ表示情報登録部5の表
示管理テーブル5aに登録する。
【0016】図4は、図1におけるウィンドウ表示制御
システムの本発明に係わるウィンドウ表示制御動作の一
実施例を示す説明図である。本第3の実施例は、図2、
および、図3で示したそれぞれのウィンドウW(1
1)、W(21)、W(22)を、操作者の操作環境に
合わせて表示制御したものであり、図4(a)におい
て、表示画面40として、図2におけるウィンドウW
(11)21の表示位置と表示サイズの変更を行なった
ウィンドウW’(11)41と、図3における二つのウ
ィンドウW(21)31、W(22)32のそれぞれの
表示位置と表示サイズの変更を行なったウィンドウW’
(21)42、W’(22)43が表示されている。
【0017】これらのウィンドウの表示制御は、図4
(a)に示すように、表示管理テーブル5aの内容に基
づき行なわれており、表示管理テーブル5aの内容は、
ウィンドウW(11)に関しては、表示位置は、(0,
0)で変わらず、表示サイズが、(300,200)か
ら(200,100)に変更されている。また、ウィン
ドウW(21)、W(22)に関しては、それぞれ、表
示位置が、(50,50)と(20,80)に、また、
表示サイズが、共に、(100,50)に変更されてい
る。
【0018】このようにして、図1におけるアプリケー
ション処理部7で用いるそれぞれのウィンドウを、処理
に適した操作環境にした場合、図1における本実施例の
ウィンドウ表示制御システムでは、変更したそれぞれの
ウィンドウの表示位置や、表示サイズを、図1のウィン
ドウ表示情報登録部5で登録し、さらに、処理の終了時
には、図1の外部記憶装置4に格納する。このことによ
り、操作者は、操作環境に適したウィンドウの表示形態
を、容易に得ることができる。
【0019】次に、図5〜7のフローチャートを用い
て、図1におけるウィンドウ表示制御システムの本発明
に係わる処理手順の説明を行なう。図5は、図1におけ
るウィンドウ表示制御システムの本発明に係わる処理手
順の第1の実施例を示すフローチャートである。本第1
の実施例は、図1におけるウィンドウ表示情報変更部6
とウィンドウ表示変更部8によるウィンドウの表示制御
動作を示すものであり、図1のウィンドウ表示アプリケ
ーション処理部7から、ウィンドウ表示制御要求(表示
要求、または、消却要求)を受け付け(ステップ50
1)、この要求が、例えば、図2におけるウィンドウW
(11)21の表示要求の場合(ステップ502)、ウ
ィンドウID「W(11)」をキーにして、図2におけ
る表示管理テーブル5aから、該当する表示位置と表示
サイズを取得する(ステップ503)。そして、そのウ
ィンドウW(11)を、図1の表示装置1に表示する
(ステップ504)。
【0020】また、ステップ502において、図1のウ
ィンドウ表示アプリケーション処理部7からのウィンド
ウ表示制御要求が、ウィンドウ消去要求の場合には、消
去要求の対象となるウィンドウW(11)の表示位置と
表示サイズを取得し(ステップ505)、図4における
表示管理テーブル5aに格納して(ステップ506)、
該当ウィンドウW(11)を消却する(ステップ50
7)。そして、表示制御要求元であるウィンドウ表示ア
プリケーション処理部7に、処理結果を返す(ステップ
508)。
【0021】図6は、図1におけるウィンドウ表示制御
システムの本発明に係わる処理手順の第2の実施例を示
すフローチャートである。本第2の実施例は、アプリケ
ーションのインストール時におけるウィンドウの表示制
御手順を示すものであり、まず、図1のアプリケーショ
ン処理部7により、インストール固有の処理を行なう
(ステップ601)。そして、図1に示すダイアローグ
12に基づき、操作者が、ウィンドウの表示位置と表示
サイズの変更指示を選択した場合は(ステップ60
2)、図1のウィンドウ表示情報インストール部10
は、図1の外部記憶装置4から、対応するウィンドウの
表示情報を、図1のウィンドウ表示情報登録部5に、例
えば、図4における表示管理テーブル5aの内容で読み
込む(ステップ603)。そして、図4における表示管
理テーブル5aで示されるウィンドウW’(11)4
1、W’(21)42、W’(22)43を、全て、図
1の表示装置1上に表示する(ステップ604)。
【0022】このようにして表示したウィンドウに対し
て、さらに、操作者が、図1の入力装置、例えば、マウ
ス操作により、ウィンドウの表示位置や表示サイズを変
更すると、図1のウィンドウ表示情報変更部6は、その
変更に対応して、表示管理テーブルの登録内容を変更す
る(ステップ605)。そして、アプリケーションの操
作を終了する場合には、図1のウィンドウ表示変更部8
により、図1の表示装置の画面上に表示しているウィン
ドウを全て消去し(ステップ606)、図1のウィンド
ウ表示情報格納部9により、変更した表示管理テーブル
の内容を、図1の外部記憶装置4に書き出す(ステップ
607)。このように、本第2の実施例では、アプリケ
ーションのインストール時において、操作者の選択に基
づき、操作環境に適したウィンドウを表示するので、操
作者は、新たに、ウィンドウの表示形態の変更操作を行
なう必要がなくなる。
【0023】図7は、図1におけるウィンドウ表示制御
システムの本発明に係わる処理手順の第3の実施例を示
すフローチャートである。本第3の実施例は、アプリケ
ーションの使用時におけるウィンドウの表示情報の登録
手順を示すものであり、まず、図1のアプリケーション
処理部7が、ウィンドウの表示、消去、位置やサイズの
変更など、各アプリケーション固有の処理を行なう前に
(ステップ702)、図1の外部記憶装置4から、各ア
プリケーションのウィンドウ表示情報を、図1のウィン
ドウ表示情報登録部5の表示管理テーブル5aに読み込
む(ステップ701)。ステップ702における各アプ
リケーション固有の処理の実行中には、操作者からの指
示に基づき、ウィンドウの表示や消去、あるいは、ウィ
ンドウの表示位置や表示サイズの変更が行なわれる。
【0024】各アプリケーション固有の処理が終了した
後に、ウィンドウの表示位置や表示サイズに変更があれ
ば(ステップ703)、図1に示すようなダイアローグ
12を表示し、ウィンドウの表示形態の変更結果を記録
するか否かを操作者に尋ねる(ステップ704)。変更
の選択がなされれば、図1のウィンドウ表示情報格納部
9により、図1の表示管理テーブル5aの内容を、各ア
プリケーションの表示制御情報として、図1の外部記憶
装置4に書き出す(ステップ705)。
【0025】以上、図1〜図7を用いて説明したよう
に、本実施例のウィンドウ表示制御システムでは、操作
者の操作環境に合わせて変更したウィンドウの表示形態
の登録と呼び出しが容易であり、APの開発時点でのウ
ィンドウの表示形態の検討や、APのインストール時、
および、APの使用時における操作環境に適したウィン
ドウの表示形態の設定など、ウィンドウの表示に係わる
操作を効率良く行なうことができる。
【0026】尚、本発明は、図1〜図7を用いて説明し
た実施例に限定されるものではなく、例えば、図6のス
テップ602の処理においては、操作者の選択に基づ
き、初期画面の表示と、前回の操作環境に適した表示の
切り替えを行なっているが、図1のウィンドウ表示情報
インストール部10により、図1の外部記憶装置4か
ら、例えば、図4の表示管理テーブル5aの内容を、自
動的に、図1のウィンドウ表示情報登録部5に読み込む
ようにしても良い。
【0027】
【発明の効果】本発明によれば、変更されたウィンドウ
の表示形態の登録と呼び出しが容易となり、APの開発
時点でのウィンドウの表示形態の検討や、APのインス
トール時、および、APの使用時における操作環境に適
したウィンドウの表示形態の設定を効率良く行なうこと
ができ、ウィンドウシステムの操作性を向上させること
が可能である。
【0028】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を施したウィンドウ表示制御システムの
本発明に係わる構成の一実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】図1におけるウィンドウ表示制御システムの本
発明に係わるウィンドウ表示制御動作の一実施例を示す
説明図である。
【図3】図1におけるウィンドウ表示制御システムの本
発明に係わるウィンドウ表示制御動作の一実施例を示す
説明図である。
【図4】図1におけるウィンドウ表示制御システムの本
発明に係わるウィンドウ表示制御動作の一実施例を示す
説明図である。
【図5】図1におけるウィンドウ表示制御システムの本
発明に係わる処理手順の第1の実施例を示すフローチャ
ートである。
【図6】図1におけるウィンドウ表示制御システムの本
発明に係わる処理手順の第2の実施例を示すフローチャ
ートである。
【図7】図1におけるウィンドウ表示制御システムの本
発明に係わる処理手順の第3の実施例を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 表示装置 2 入力装置 3 情報処理装置 4 外部記憶装置 5 ウィンドウ表示情報登録部 5a 表示管理テーブル 6 ウィンドウ表示情報変更部 7 アプリケーション処理部 8 ウィンドウ表示変更部 9 ウィンドウ表示情報格納部 10 ウィンドウ表示情報インストール部 11 主制御部 12 ダイアローグ 20 表示画面 21 ウィンドウW(11) 30 表示画面 31 ウィンドウW(21) 32 ウィンドウW(22) 40 表示画面 41 ウィンドウW’(11) 42 ウィンドウW’(21) 43 ウィンドウW’(22) 50 ウィンドウID 51 表示位置(x,y) 52 表示サイズ(w,h)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤沢 健司 東京都渋谷区道玄坂一丁目16番5号 株 式会社日立情報システムズ内 (72)発明者 嶋田 茂 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (56)参考文献 特開 平4−162090(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06F 3/00 655

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示装置の画面上に表示した任意の数の
    ウィンドウの表示制御を行なうウィンドウ表示制御シス
    テムであり、上記ウィンドウの少なくとも表示位置と表
    示サイズを含むウィンドウの表示情報を、各々のウィン
    ドウ対応に登録するウィンドウ表示情報登録手段と、上
    記ウィンドウに対する操作者からの上記表示形態情報の
    変更指示に基づき、上記ウィンドウ表示情報登録手段で
    登録した対応するウィンドウ表示情報を変更するウィン
    ドウ表示情報変更手段と、該ウィンドウ表示情報変更手
    段で変更したウィンドウ表示情報に基づき、上記表示装
    置の画面上のウィンドウの表示形態の変更を行なうウィ
    ンドウ表示変更手段とを設けることを特徴とするウィン
    ドウ表示制御システム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のウィンドウ表示制御シ
    ステムにおいて、上記表示装置の画面上からの上記ウィ
    ンドウを閉じるときに、上記ウィンドウ表示情報登録手
    段で登録した各ウィンドウ対応のウィンドウ表示情報
    を、外部記憶装置に格納するウィンドウ表示情報格納手
    段を設けることを特徴とするウィンドウ表示制御システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のウィンドウ表示制御シ
    ステムにおいて、上記ウィンドウの上記表示装置の画面
    上への表示開始時に、上記外部記憶装置に格納した上記
    各ウィンドウ対応のウィンドウ表示情報を読み出して、
    上記ウィンドウ表示情報登録手段へ登録するウィンドウ
    表示情報インストール手段を設け、該ウィンドウ表示情
    報登録手段で登録したウィンドウ表示情報に基づく表示
    形態で表示を開始することを特徴とするウィンドウ表示
    制御システム。
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