JP2001281302A - ソフトウェア組み込み装置、ソフトウェア組み込み方法、及び記憶媒体 - Google Patents

ソフトウェア組み込み装置、ソフトウェア組み込み方法、及び記憶媒体

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JP2001281302A
JP2001281302A JP2000089066A JP2000089066A JP2001281302A JP 2001281302 A JP2001281302 A JP 2001281302A JP 2000089066 A JP2000089066 A JP 2000089066A JP 2000089066 A JP2000089066 A JP 2000089066A JP 2001281302 A JP2001281302 A JP 2001281302A
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software
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privilege
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JP2000089066A
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Kazuyuki Toyama
和幸 外山
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Ando Electric Co Ltd
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、ICテストシステム用のソ
フトウェアの組み込みを容易にし、組み込んだソフトウ
ェアに対して正確に特権を設定することである。 【解決手段】 ICテストシステム1用のソフトウェ
アを複数の群・属性に分類し、フロッピー(登録商標)
ドライブ38に挿入されたフロッピーディスク381に
記憶されたソフトウェアを、群単位で記憶媒体36内の
ソフトウェアディレクトリに組み込むようにした。ま
た、分類された各群のソフトウェアに対して設定される
特権を予め特権テーブルとして登録しておき、記憶媒体
36内のワークディレクトリに格納された複数のソフト
ウェアの中から選択されたソフトウェアの群に応じて、
特権を自動的に設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICテストシステ
ムに係り、詳細には、ICテストシステム用ソフトウェ
アを組み込むソフトウェア組み込み装置、ソフトウェア
組み込み方法、及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ICテストシステムにソフトウェ
アを組み込む際には、ICテストシステムのコンソール
装置にソフトウェアを1つずつ組み込んでいた。これ
は、コンソール装置に組み込まれたソフトウェアに対し
て、ユーザが特権の設定をそれぞれ行っていたためであ
る。ここで、特権とは、例えば、コンソール装置に組み
込まれたソフトウェア(ファイル)をユーザが削除でき
ないようにしたり、データファイルをコンソール装置の
CPUが実行できないようにするものである(詳細は後
述)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は、ICテストシ
ステムのコンソール装置にソフトウェアを1つずつ組み
込んで、特権を設定していたため、ソフトウェアの組み
込みに膨大な労力と時間を要していた。また、ソフトウ
ェアの特権の設定は、ICテストシステムのユーザが、
マニュアルに基づき手作業で行っていたため、特権の設
定を間違える可能性があった。この場合、例えば、コン
ソール装置から不要なソフトウェアを削除できなくなっ
たり、コンソール装置のCPUがプログラムを実行でき
なくなる可能性があった。
【0004】本発明の課題は、ICテストシステム用の
ソフトウェアの組み込みを容易にし、組み込んだソフト
ウェアに対して正確に特権を設定することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
め、請求項1記載の発明は、ICテストシステム(例え
ば、図1に示すICテストシステム1)用のソフトウェ
アを組み込むソフトウェア組み込み装置(例えば、図1
に示すコンソール装置3)であって、前記ソフトウェア
を群単位で複写するソフトウェア複写手段(例えば、図
2に示すソフトウェアコピーエリア342)と、前記ソ
フトウェアを複数の群に分類し、分類された各群のソフ
トウェアに対して設定される特権を登録する特権登録手
段(例えば、図3(a)に示す特権テーブル362)
と、前記ソフトウェア複写手段により群単位で複写され
たソフトウェアを、群単位で一時的に格納するソフトウ
ェア格納手段(例えば、図4に示すワークディレクトリ
364)と、前記ソフトウェア格納手段に群単位で格納
されたソフトウェアの中から、所望の群のソフトウェア
を選択する選択手段(例えば、図6に示すフローチャー
トのステップS23)と、前記選択手段によって選択さ
れた群単位のソフトウェアに対して、前記特権登録手段
に登録された特権を設定する特権設定手段(例えば、図
6に示すフローチャートのステップS24)と、前記特
権設定手段によって特権が設定されたソフトウェアを、
組み込み用のソフトウェアとして記憶するソフトウェア
記憶手段(例えば、図4に示すソフトウェアディレクト
リ363;図6に示すフローチャートのステップS2
5)と、を備えることを特徴とする。
【0006】請求項3記載の発明は、ICテストシステ
ム用のソフトウェアを組み込むためのソフトウェア組み
込み方法であって、前記ソフトウェアを群単位で複写す
る工程と、前記ソフトウェアを複数の群に分類し、分類
された各群のソフトウェアに対して設定される特権を登
録する工程と、前記群単位で複写されたソフトウェア
を、群単位で一時的に格納する工程と、前記群単位で格
納されたソフトウェアの中から、所望の群のソフトウェ
アを選択する工程と、前記選択された群単位のソフトウ
ェアに対して、前記登録された特権を設定する工程と、
前記特権が設定されたソフトウェアを、組み込み用のソ
フトウェアとして記憶する工程と、を含むことを特徴と
する。
【0007】請求項5記載の発明は、ICテストシステ
ム用のソフトウェアを組み込むためのコンピュータが実
行可能なプログラムを格納した記憶媒体であって、前記
ソフトウェアを群単位で複写するためのプログラムコー
ドと、前記ソフトウェアを複数の群に分類し、分類され
た各群のソフトウェアに対して設定される特権を登録す
るためのプログラムコードと、前記群単位で複写された
ソフトウェアを、群単位で一時的に格納するためのプロ
グラムコードと、前記群単位で格納されたソフトウェア
の中から、所望の群のソフトウェアを選択するためのプ
ログラムコードと、前記選択された群単位のソフトウェ
アに対して、前記登録された特権を設定するためのプロ
グラムコードと、前記特権が設定されたソフトウェア
を、組み込み用のソフトウェアとして記憶するためのプ
ログラムコードと、を含むプログラムを格納したことを
特徴とする。
【0008】請求項1、3、5の何れかに記載の発明に
よれば、ICテストシステム用のソフトウェアを複数の
群に分類し、ソフトウェアを群単位で組み込むようにし
た。また、分類された各群のソフトウェアに対して設定
される特権を予め登録しておき、選択されたソフトウェ
アの群に応じて、登録された特権を自動的に設定した。
従って、ICテストシステム用のソフトウェアの組み込
みに要する労力を大幅に低減でき、組み込み作業時間を
大幅に短縮できる。また、ソフトウェアの特権を正確に
設定できる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のソ
フトウェア組み込み装置において、前記ソフトウェア複
写手段により複写されたソフトウェアから名称を抽出す
る名称抽出手段(例えば、図5に示すフローチャートの
ステップS6)と、前記名称抽出手段によって抽出され
た名称と同一名称であり、且つ旧バージョンであるソフ
トウェアを、前記ソフトウェア記憶手段に記憶された組
み込み用のソフトウェアから削除するソフトウェア削除
手段(例えば、図5に示すフローチャートのステップS
7)と、を更に備えることを特徴とする。
【0010】請求項4記載の発明は、請求項3記載のソ
フトウェア組み込み方法において、前記群単位で複写さ
れたソフトウェアから名称を抽出する工程と、前記抽出
された名称と同一名称であり、且つ旧バージョンである
ソフトウェアを、前記組み込み用のソフトウェアから削
除する工程と、を更に含むことを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、請求項5記載の記
憶媒体において、前記群単位で複写されたソフトウェア
から名称を抽出するためのプログラムコードと、前記抽
出された名称と同一名称であり、且つ旧バージョンであ
るソフトウェアを、前記組み込み用のソフトウェアから
削除するためのプログラムコードと、を更に含むプログ
ラムを格納したことを特徴とする。
【0012】請求項2、4、6の何れかに記載の発明に
よれば、複写されたソフトウェアから名称を抽出し、抽
出した名称と同一名称で旧バージョンのソフトウェアを
削除することにより、記憶媒体等のハードウェアを効率
良く使用できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して本発明の実施
の形態を詳細に説明する。
【0014】まず、構成を説明する。図1に示すよう
に、ICテストシステム1は、ICテスタ2と、コンソ
ール装置3とによって構成される。
【0015】ICテスタ2は、コンソール装置3とケー
ブル4によって接続されている。また、ICテスタ2
は、CPU21を備えており、CPU21は、ICテス
トに係る各種処理を実行する。
【0016】コンソール装置3は、本発明のソフトウェ
ア組み込み装置であり、CPU31、入力部32、表示
部33、RAM34、記憶装置35、記憶媒体36、外
部インターフェイス37、及びフロッピードライブ38
によって構成される。また、記憶媒体36を除く各構成
部は、バス39によって接続される。
【0017】CPU(Central Processing Unit)31
は、記憶装置35内の記憶媒体36に記憶されたコンソ
ール装置3に対応するアプリケーションプログラム36
1を読み出して、RAM34のワークメモリエリア34
1に格納する。そして、CPU31は、入力部32から
入力される各種指示及び入力データをワークメモリエリ
ア341に格納するとともに、格納したアプリケーショ
ンプログラム361に従って、後述する「ソフトウェア
組み込み処理」、「特権設定処理」等を実行する。
【0018】入力部32は、カーソルキー、数字入力キ
ー、及び各種機能キー等によって構成されるキーボー
ド、及びマウスによって構成される。入力部32は、ユ
ーザによる入力キー等の押下信号、またはマウスの操作
信号をCPU31に出力する。
【0019】表示部33は、CRT(Cathode Ray Tub
e)や液晶表示部等によって構成されており、CPU3
1を介して入力されるデータ等を表示する。
【0020】RAM34は、図2(a)に示すように、
ワークメモリエリア341、ソフトウェアコピーエリア
342、及び特権テーブルエリア343により構成され
る。ワークメモリエリア341には、後述の記憶媒体3
6から読み出されたアプリケーションプログラム361
が格納される。また、ワークメモリエリア341には、
入力部32から入力されるデータが格納される。ソフト
ウェアコピーエリア342には、後述のフロッピードラ
イブ38に挿入されたフロッピーディスク381から読
み出された複数のソフトウェアが格納される。特権テー
ブルエリア343には、後述の記憶媒体36から読み出
された特権テーブル362が格納される。
【0021】記憶装置35は、内部に記憶媒体36を格
納し、この記憶媒体36は、図2(b)に示すように、
コンソール装置3に対応するアプリケーションプログラ
ム361、特権テーブル362(図3参照)を記憶す
る。また、記憶媒体36は、複数のソフトウェア(後
述)が記憶されるソフトウェアディレクトリ363、及
び後述する「特権設定処理」等の各種処理が行われるワ
ークディレクトリ364を有する。ここで、ソフトウェ
アディレクトリ363ではソフトウェアに係る各種処理
(特権設定、改名等)を実行できないため、ソフトウェ
アディレクトリ363からワークディレクトリ364に
ソフトウェアを読み出し・格納して、各種処理を実行す
る。また、記憶媒体36は、磁気的、光学的記憶媒体、
若しくは半導体メモリで構成される。記憶媒体36は、
記憶装置35に固定的に設けられたもの、若しくは着脱
自在に装着される。
【0022】外部インターフェイス37は、接続ケーブ
ル4によりICテスタ2のインターフェイス(図示省
略)と接続される。また、外部インターフェイス37
は、ネットワーク(図示省略)に接続され、例えば、I
Cテスタ2の試験結果の送受信等の通信をネットワーク
に対して行う。
【0023】フロッピードライブ38は、コンソール装
置3に組み込まれる複数のソフトウェアが記録されたフ
ロッピーディスク381が挿入され、フロッピーディス
ク381からのデータ(ソフトウェア等)の読み出し
と、フロッピーディスク381へのデータの書き込みを
行う。
【0024】次に、記憶媒体36に記憶された特権テー
ブル362について説明する。図3(a)に示すよう
に、特権テーブル362は、複数の群・属性に分類され
たソフトウェア(ファイル)と、そのソフトウェアに設
定される特権(後述)とが登録されたテーブルである。
詳細は後述するが、CPU31は、記憶媒体36のワー
クディレクトリ364に格納されたソフトウェア(ファ
イル)の群・属性を、ソフトウェアの拡張子によって判
別する。そして、CPU31は、特権テーブル362を
参照し、群・属性が判別されたソフトウェアに対して特
権を設定する。例えば、ワークディレクトリ364に格
納されたプログラムリストファイル(拡張子:〜.L
S)に対して、CPU31は、特権P・W・Nをそれぞ
れONに設定する。
【0025】ここで、各種群・属性のソフトウェアの具
体例について説明する。プログラムリスト用ファイル
は、例えば、ICテスタ2用のヘルプメッセージが格納
されたファイル等である。実行プログラムは、例えば、
ICテスタ2によって取得されたICテスト結果を表示
・印字・記憶するプログラム等である。メッセージファ
イルは、例えば、上記実行プログラム(〜.SV)の実
行中に出力されるエラーメッセージ等である。オーバー
レイファイルは、例えば、記憶媒体36に待機している
ICテスタ制御プログラムの一部である。コマンドファ
イルは、例えば、コンソール装置3の起動時に実行する
プログラムの名称が格納されたファイル等である。デー
タファイルは、例えば、ICテスタ2によって取得され
たテスト結果が格納されたファイル等である。ライブラ
リファイルは、例えば、CPU31がプログラムを実行
するために必要なサブルーチン等が格納されたファイル
等である。マクロファイルは、例えば、FTP(File T
ransfer Protocol)等のICテスタ2及びコンソール装
置3用の環境設定コマンドが格納されたファイル等であ
る。
【0026】次に、上記特権テーブル362に登録され
た特権について説明する。図3(b)に示すように、ソ
フトウェアに設定される特権は、例えば、P(削減・改
名禁止特権)、R(読み出し禁止特権)、S(実行可能
特権)、W(書き込み禁止特権)、及びN(実行用連鎖
禁止特権)がある。ここで、P(削減・改名禁止特権)
は、ユーザによるソフトウェアの削除を禁止し、また、
ソフトウェアの名称変更を禁止するための特権である。
R(読み出し禁止特権)は、ソフトウェアディレクトリ
363からワークディレクトリ364へのソフトウェア
の読み出しを禁止するための特権であり、S(実行可能
特権)は、CPU31によってソフトウェアを実行可能
にするための特権である。W(書き込み禁止特権)は、
ソフトウェアの書き込み(上書き)を禁止するための特
権であり、N(実行用連鎖禁止特権)は、プログラムの
実行用連鎖(後述)の設定を禁止するための特権であ
る。
【0027】次に、本実施の形態の動作を説明する。
【0028】先ず、図4を参照して、ソフトウェアの組
み込み手順について簡単に説明する。ユーザは、フロッ
ピードライブ38に挿入されたフロッピーディスク38
1に記憶された複数のソフトウェアの中から、所望の群
のソフトウェアを選択し、RAM34のソフトウェアコ
ピーエリア342にコピーする(図中参照)。
【0029】次に、コンソール装置3のCPU31は、
ソフトウェアコピーエリア342にコピーされたソフト
ウェアと同一名称で旧バージョンのソフトウェアを、記
憶媒体36のソフトウェアディレクトリ363から削除
する(図中参照)。
【0030】そして、CPU31は、ソフトウェアコピ
ーエリア342にコピーされたソフトウェアを、ソフト
ウェアディレクトリ363に記憶する(図中参照)。
【0031】次に、CPU31は、ソフトウェアディレ
クトリ363に記憶されたソフトウェアを、コンソール
装置3のCPU31で実行するための実行用連鎖を、記
憶媒体36のワークディレクトリ364において作成す
る(図中参照)。
【0032】ここで、実行用連鎖とは、ユーザにより入
力部32から入力されるコマンドに対して、CPU31
によって読み出されるソフトウェアの記憶場所や、ユー
ザによって変更されたソフトウェアの記憶場所を示すプ
ログラムが、複数登録されたファイルのことである。
【0033】そして、CPU31は、記憶媒体36から
特権テーブル362を読み出して、RAM34の特権テ
ーブルエリア343に展開する(図中参照)。
【0034】次に、CPU31は、ソフトウェアディレ
クトリ363に記憶されたソフトウェアをワークディレ
クトリ364に読み出して(図中参照)、読み出した
ソフトウェアの特権を、特権テーブルエリア343に展
開された特権テーブル362(図3(a)参照)に基づ
いて設定する(図中参照)。そして、CPU31は、
特権が設定されたソフトウェアをソフトウェアディレク
トリ363に記憶する(図中参照)。
【0035】次に、図5を参照して、CPU31により
実行される「ソフトウェア組み込み処理」について説明
する。先ず、CPU31は、入力部32からソフトウェ
ア組み込み指令を受信すると(ステップS1)、RAM
34のソフトウェアコピーエリア34をクリアする(ス
テップS2)。
【0036】次に、CPU31は、コピーするソフトウ
ェアの群・属性をユーザに入力部32から選択させ(ス
テップS3)、選択された群・属性のソフトウェアを、
フロッピーディスク381からソフトウェアコピーエリ
ア342にコピーする(ステップS4)。そして、CP
U31は、他にコピーするソフトウェアがあるか否かを
ユーザに確認し(ステップS5)、他にコピーするソフ
トウェアがある場合(ステップS5;Yes)、ステッ
プS3に戻る。
【0037】また、他にコピーするソフトウェアが無い
場合(ステップS5;No)、CPU31は、ソフトウ
ェアコピーエリア342にコピーしたソフトウェアと同
一名称で旧バージョンのソフトウェアが、記憶媒体36
のソフトウェアディレクトリ363に記憶されているか
否かを判別する(ステップS6)。
【0038】ここで、旧バージョンのソフトウェアが記
憶されている場合(ステップS6;Yes)、CPU3
1は、旧バージョンのソフトウェアをソフトウェアディ
レクトリ363から削除して(ステップS7)、ステッ
プS8に移行する。また、旧バージョンのソフトウェア
が記憶されていない場合(ステップS6;No)、CP
U31は、ソフトウェアコピーエリア342にコピーさ
れたソフトウェアを、記憶媒体36のソフトウェアディ
レクトリ363に記憶する(ステップS8)。
【0039】次に、CPU31は、ソフトウェアディレ
クトリに記憶されたソフトウェアに対応する実行用連鎖
を作成する(ステップS9)。ここで、実行用連鎖と
は、ユーザから各種コマンドが入力された際に、CPU
31によって読み出されるソフトウェアの記憶場所や、
ユーザによって変更されたソフトウェアの記憶場所等が
複数登録されたファイルのことである。
【0040】そして、CPU31は、後述する「特権設
定処理」(図6参照)を実行し、ワークディレクトリ3
64に格納されたソフトウェアに対して特権を設定し
(ステップS10)、本処理を終了する。
【0041】次に、図6を参照して、上記「特権設定処
理」について説明する。先ず、CPU31は、記憶媒体
36から特権テーブル361を読み出して、RAM34
の特権テーブルエリア343に格納する(ステップS2
1)。
【0042】次に、CPU31は、記憶媒体36のソフ
トウェアディレクトリ363に記憶されたソフトウェア
を読み出して、ワークディレクトリ364に格納する
(ステップS22)。
【0043】そして、CPU31は、ワークディレクト
リ364に格納された複数の群・属性のソフトウェアか
ら、1つの群・属性のソフトウェアを抽出する(ステッ
プS23)。ここで、CPU31は、ソフトウェアの群
・属性を、ファイルの拡張子によって識別する。
【0044】次に、CPU31は、抽出したソフトウェ
アの特権を、特権テーブルエリア343に格納された特
権テーブル362に基づいて設定し(ステップS2
4)、特権が設定されたソフトウェアを、ソフトウェア
ディレクトリ363に記憶する(ステップS25)。
【0045】そして、CPU31は、ワークディレクト
リ364に他の群・属性のソフトウェアが格納されてい
るか否かを判別する(ステップS26)。ここで、他の
群・属性のソフトウェアが格納されている場合(ステッ
プS26;Yes)、ステップS23に戻り、CPU3
1は、他の群・属性のソフトウェアに対して特権を設定
する。また、他の群・属性のソフトウェアが格納されて
いない場合(ステップS26;No)、本処理を終了す
る。
【0046】以上のように、ソフトウェアを複数の群・
属性に分類し、同一の群・属性であるソフトウェアをま
とめて組み込むようにしたため、ソフトウェアの組み込
みを容易に且つ効率的に実行できる。
【0047】また、分類された各群・属性のソフトウェ
アに対して設定する特権を、特権テーブル362に登録
した。そして、コンソール装置3のCPU31は、ソフ
トウェアの拡張子によってソフトウェアの群・属性を判
別し、特権テーブル362に登録された特権をソフトウ
ェアに設定する。従って、ソフトウェアの特権の設定を
自動で実行でき、特権を正確に設定できる。
【0048】なお、RAM34のソフトウェアコピーエ
リア342にソフトウェアをコピーするのではなく、フ
ロッピーディスク381からワークディレクトリ364
にソフトウェアを格納し、格納されたソフトウェアの特
権を設定した後、ソフトウェアディレクトリ363に記
憶してもよい。また、特権の種類・数等も図3(b)に
限らず任意であり、組み込むソフトウェアに応じて適宜
に変更可能である。
【0049】また、特権テーブル362において、ソフ
トウェアの群・属性に対する特権だけでなく、ソフトウ
ェアの名称に対する特権を登録してもよい。そして、ソ
フトウェアの群・属性に基づいて特権を設定した後、ソ
フトウェアの名称に基づいて特権を設定することによっ
て、ソフトウェア個々に対して特権を設定できる。
【0050】
【発明の効果】請求項1、3、5の何れかに記載の発明
によれば、ソフトウェアを群単位で組み込むようにし
た。また、分類された各群のソフトウェアに対して設定
される特権を予め登録しておき、ソフトウェアの群に応
じて特権を自動的に設定した。従って、ICテストシス
テム用のソフトウェアの組み込みに要する労力を大幅に
低減でき、組み込み作業時間を大幅に短縮できる。ま
た、ソフトウェアの特権を正確に設定できる。
【0051】請求項2、4、6の何れかに記載の発明に
よれば、複写されたソフトウェアから名称を抽出し、抽
出した名称と同一名称で旧バージョンのソフトウェアを
削除することにより、記憶媒体等のハードウェアを効率
良く使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したICテストシステム1の構成
を示す図である。
【図2】コンソール装置3内のRAM34、及び記憶媒
体36の構成を示す図である。
【図3】(a)は、特権テーブル362を示す図であ
り、(b)は、ソフトウェアに設定される特権を示す図
である。
【図4】ソフトウェアの組み込み手順を示す図である。
【図5】「ソフトウェア組み込み処理」を示すフローチ
ャートである。
【図6】「特権設定処理」を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 ICテストシステム 2 ICテスタ 21 CPU 3 コンソール装置 31 CPU 32 入力部 33 表示部 34 RAM 341 ワークメモリエリア 342 ソフトウェアコピーエリア 343 特権テーブルエリア 35 記憶装置 36 記憶媒体 361 アプリケーションプログラム 362 特権テーブル 363 ソフトウェアディレクトリ 364 ワークディレクトリ 37 外部インターフェイス 38 フロッピードライブ 381 フロッピーディスク 39 バス 4 ケーブル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ICテストシステム用のソフトウェアを組
    み込むソフトウェア組み込み装置であって、 前記ソフトウェアを群単位で複写するソフトウェア複写
    手段と、 前記ソフトウェアを複数の群に分類し、分類された各群
    のソフトウェアに対して設定される特権を登録する特権
    登録手段と、 前記ソフトウェア複写手段により群単位で複写されたソ
    フトウェアを、群単位で一時的に格納するソフトウェア
    格納手段と、 前記ソフトウェア格納手段に群単位で格納されたソフト
    ウェアの中から、所望の群のソフトウェアを選択する選
    択手段と、 前記選択手段によって選択された群単位のソフトウェア
    に対して、前記特権登録手段に登録された特権を設定す
    る特権設定手段と、 前記特権設定手段によって特権が設定されたソフトウェ
    アを、組み込み用のソフトウェアとして記憶するソフト
    ウェア記憶手段と、 を備えることを特徴とするソフトウェア組み込み装置。
  2. 【請求項2】前記ソフトウェア複写手段により複写され
    たソフトウェアから名称を抽出する名称抽出手段と、 前記名称抽出手段によって抽出された名称と同一名称で
    あり、且つ旧バージョンであるソフトウェアを、前記ソ
    フトウェア記憶手段に記憶された組み込み用のソフトウ
    ェアから削除するソフトウェア削除手段と、 を更に備えることを特徴とする請求項1記載のソフトウ
    ェア組み込み装置。
  3. 【請求項3】ICテストシステム用のソフトウェアを組
    み込むためのソフトウェア組み込み方法であって、 前記ソフトウェアを群単位で複写する工程と、 前記ソフトウェアを複数の群に分類し、分類された各群
    のソフトウェアに対して設定される特権を登録する工程
    と、 前記群単位で複写されたソフトウェアを、群単位で一時
    的に格納する工程と、前記群単位で格納されたソフトウ
    ェアの中から、所望の群のソフトウェアを選 択する工程と、 前記選択された群単位のソフトウェアに対して、前記登
    録された特権を設定する工程と、 前記特権が設定されたソフトウェアを、組み込み用のソ
    フトウェアとして記憶する工程と、 を含むことを特徴とするソフトウェア組み込み方法。
  4. 【請求項4】前記群単位で複写されたソフトウェアから
    名称を抽出する工程と、 前記抽出された名称と同一名称であり、且つ旧バージョ
    ンであるソフトウェアを、前記組み込み用のソフトウェ
    アから削除する工程と、 を更に含むことを特徴とする請求項3記載のソフトウェ
    ア組み込み方法。
  5. 【請求項5】ICテストシステム用のソフトウェアを組
    み込むためのコンピュータが実行可能なプログラムを格
    納した記憶媒体であって、 前記ソフトウェアを群単位で複写するためのプログラム
    コードと、 前記ソフトウェアを複数の群に分類し、分類された各群
    のソフトウェアに対して設定される特権を登録するため
    のプログラムコードと、 前記群単位で複写されたソフトウェアを、群単位で一時
    的に格納するためのプログラムコードと、 前記群単位で格納されたソフトウェアの中から、所望の
    群のソフトウェアを選択するためのプログラムコード
    と、 前記選択された群単位のソフトウェアに対して、前記登
    録された特権を設定するためのプログラムコードと、 前記特権が設定されたソフトウェアを、組み込み用のソ
    フトウェアとして記憶するためのプログラムコードと、 を含むプログラムを格納したことを特徴とする記憶媒
    体。
  6. 【請求項6】前記群単位で複写されたソフトウェアから
    名称を抽出するためのプログラムコードと、 前記抽出された名称と同一名称であり、且つ旧バージョ
    ンであるソフトウェアを、前記組み込み用のソフトウェ
    アから削除するためのプログラムコードと、 を更に含むプログラムを格納したことを特徴とする請求
    項5記載の記憶媒体。
JP2000089066A 2000-03-28 2000-03-28 ソフトウェア組み込み装置、ソフトウェア組み込み方法、及び記憶媒体 Pending JP2001281302A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009128259A (ja) * 2007-11-27 2009-06-11 Yokogawa Electric Corp Lsiテスタ

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