JP2000020157A - ハイバネーション処理機能を有するホスト連動処理装置 - Google Patents

ハイバネーション処理機能を有するホスト連動処理装置

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JP2000020157A
JP2000020157A JP10190233A JP19023398A JP2000020157A JP 2000020157 A JP2000020157 A JP 2000020157A JP 10190233 A JP10190233 A JP 10190233A JP 19023398 A JP19023398 A JP 19023398A JP 2000020157 A JP2000020157 A JP 2000020157A
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memory
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interlocking
area
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JP10190233A
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English (en)
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Hiroshi Nakano
浩史 中野
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速かつ確実にホストコンピュータと連動で
きるようにする。 【解決手段】 通信手段81によってホストコンピュー
タ9と接続されたドッキングステーション8を介して、
ホストコンピュータ9からダウンロードされたデータを
一時保持するホストデータ一時メモリ41と、連動ハイ
バネーションを行う際の退避データを保持する連動ハイ
バネーション領域22、23、及びホストコンピュータ
9と連携すべきデータを保持する連携データ領域24を
有する二次記憶装置2と、ホストデータ一時メモリ41
に保持されているデータと連携データ領域24に保持さ
れている連携データとの差分を判定するデータ差分判定
手段76と、このデータ差分判定手段76において差分
有りと判定された場合には、ホストデータ一時メモリ4
1に保持されているデータを連携データ領域24に上書
きしてデータを更新する連動レジューム処理手段74と
を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電源切断前にメイ
ンメモリ及び表示メモリの情報を二次記憶装置上の通常
ハイバネーション領域又は連動ハイバネーション領域に
退避させるサスペンド処理と、次の電源投入後に二次記
憶装置に退避させた情報をメインメモリ及び表示メモリ
に戻して、電源切断前の状態に復帰させるレジューム処
理とからなるハイバネーション処理機能を有するホスト
連動処理装置に関し、特に、ドッキングステーション等
を介してホストコンピュータと連動するホスト連動処理
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ノートブックコンピュータなどでは、処
理の中断、復帰を行うサスペンド・レジューム機能の1
つとして、ハイバネーション処理が行われている。
【0003】ハイバネーション処理とは、電源切断前に
メインメモリ及び表示メモリの情報を二次記憶装置上に
退避させ、次の電源投入後に二次記憶装置に退避させた
情報をメインメモリ及び表示メモリに戻して、電源切断
前の状態に復帰させる処理を言う。
【0004】従来、この種のハイバネーション処理を利
用して、コンピュータをドッキングステーションに接続
(セット)することでレジュームを行い、通信手段を介
してホストコンピュータとの間でファイルコピーなどの
連動処理を行っていた。
【0005】また、このような連動処理の高速化を図る
ため、サスペンド処理及びレジューム処理の時間短縮を
図ったサスペンド/レジューム機能を有するコンピュー
タが提案されている(例えば、特開平6−314134
号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなコンピュータシステムにおいては、ユーザがサスペ
ンドを実行する動作環境がさまざまであり、決められた
手順以外の操作を行ったような場合には、レジューム後
に、ホストコンピュータとの間でデータの連携を行うこ
とができない状況になることがあるといった問題があっ
た。
【0007】また、種々のアプリケーションソフトウエ
アを動作させているような場合、サスペンド処理やレジ
ューム処理に時間がかかるといった問題もあった。
【0008】本発明は係る問題点を解決すべく創案され
たもので、高速かつ確実にホストコンピュータと連動で
きることを可能とし、ユーザの使用形態により、通常の
レジュームと連動用のレジュームの環境を切り替えるこ
とを可能とし、ユーザの使用形態により、複数の連動レ
ジューム環境を切り替えることを可能とし、ユーザ独自
のレジューム環境を作成できることを可能とし、複数種
類のドッキングステーションごとにレジューム環境を切
り替えることを可能とし、どのハイバネーション領域か
らレジュームしたかユーザに明示することを可能とする
ハイバネーション処理機能を有するホスト連動処理装置
を提供することを目的としている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記課題を解決するた
め、本発明の請求項1に記載のハイバネーション処理機
能を有するホスト連動処理装置は、電源切断前にメイン
メモリ及び表示メモリの情報を二次記憶装置上の通常ハ
イバネーション領域又は連動ハイバネーション領域に退
避させるサスペンド処理と、次の電源投入後に前記二次
記憶装置に退避させた情報を前記メインメモリ及び表示
メモリに戻して、電源切断前の状態に復帰させるレジュ
ーム処理とからなるハイバネーション処理機能を有する
ホスト連動処理装置において、通信手段によってホスト
コンピュータと接続されたドッキングステーションを介
して、ホストコンピュータからダウンロードされたデー
タを一時保持するホストデータ一時メモリと、連動ハイ
バネーションを行う際の退避データを保持する連動ハイ
バネーションメモリと、ホストコンピュータと連携すべ
きデータを保持する連携データメモリと、前記ホストデ
ータ一時メモリに保持されているデータと前記連携デー
タメモリに保持されている連携データとの差分を判定す
るデータ差分判定手段と、このデータ差分判定手段にお
いて差分有りと判定された場合には、前記ホストデータ
一時メモリに保持されているデータを前記連携データメ
モリに上書きしてデータを更新する連動レジューム処理
手段とを備えた構成とする。
【0010】また、本発明の請求項2に記載のハイバネ
ーション処理機能を有するホスト連動処理装置は、請求
項1に記載のものにおいて、通常ハイバネーション領域
からレジュームする通常レジューム処理を行うのか、連
動ハイバネーション領域からレジュームする連動レジュ
ーム処理を行うのかの指示を入力する入力手段と、この
入力手段から入力されたレジューム切り替え指示情報を
保持するレジューム切り替えメモリとを備え、このレジ
ューム切り替えメモリに保持された情報に基づいて通常
レジューム処理と連動レジューム処理とを切り替えるも
のである。
【0011】また、本発明の請求項3に記載のハイバネ
ーション処理機能を有するホスト連動処理装置は、請求
項1又は2に記載のものにおいて、前記二次記憶装置上
に複数の連動ハイバネーション領域を有するとともに、
レジュームする連動ハイバネーション領域の番号を保持
するレジューム領域番号メモリを備え、前記ドッキング
ステーションへの接続時、前記レジューム領域番号メモ
リに保持された番号に従って、レジュームする連動ハイ
バネーション領域を指定するものである。
【0012】また、本発明の請求項4に記載のハイバネ
ーション処理機能を有するホスト連動処理装置は、請求
項3に記載のものにおいて、複数の連動ハイバネーショ
ン領域のいずれか1つを指定し、指定された連動ハイバ
ネーション領域に前記メインメモリ及び表示メモリの情
報を書き込むとともに、前記ハイバネーション領域番号
メモリに指定した連動ハイバネーションの番号を保持す
る連動ハイバネーション領域作成手段を備えた構成とす
る。
【0013】また、本発明の請求項5に記載のハイバネ
ーション処理機能を有するホスト連動処理装置は、請求
項3に記載のものにおいて、前記ハイバネーション領域
番号メモリには、ハイバネーション領域番号に対応させ
てドッキングステーションの種類情報が保持されてお
り、接続されるドッキングステーションの種類に応じて
連動ハイバネーション領域を変更して連動処理を行うも
のである。
【0014】また、本発明の請求項6に記載のハイバネ
ーション処理機能を有するホスト連動処理装置は、請求
項1、2、3、4又は5に記載のものにおいて、ハイバ
ネーションのレジューム時、どのハイバネーション領域
からレジュームしたかを表示する表示手段を備えた構成
とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0016】図1は、本発明のハイバネーション処理機
能を有するホスト連動処理装置の全体構成を示すブロッ
ク図である。
【0017】このホスト連動処理装置は、大別すると、
システム全体を制御するCPU1、ハードディスクドラ
イブなどが利用された大容量のデータを保持する二次記
憶装置2、電源断後もデータを保持し得るフラッシュメ
モリなどが利用された主に小容量のデータを保持する不
揮発性メモリ3、各種動作プログラムやデータを格納す
るRAM等からなるメインメモリ4、主にLCD、CR
T等からなる表示手段6に表示される内容を保持する表
示メモリ5、CPU1による制御によって各種操作の指
示入力や処理動作を実行する処理実行部7、及び本装置
の本体部と連携するデータを保持するホストコンピュー
タ9と通信回線11によって接続されるドッキングステ
ーション8によって構成されている。
【0018】二次記憶装置2は、通常ハイバネーション
を行う際のメインメモリ4及び表示メモリ5などの退避
データを保持する通常ハイバネーション領域21、連動
ハイバネーションを行う際の退避データの第1番目を保
持する連動ハイバネーション領域(1)22、・・・、
連動ハイバネーションを行う際の退避データの第N番目
を保持する連動ハイバネーション領域(N)23、ホス
トコンピュータ9と連携すべきデータを保持する連携デ
ータ領域24を備えている。
【0019】不揮発性メモリ3は、通常レジュームにお
いてハイバネーションが行われているかどうかの情報を
保持するハイバネーション状態メモリ31、通常レジュ
ームを行うか、連動レジュームを行うかの状態を保持す
るレジューム切り替えメモリ32、どの連動ハイバネー
ション領域からレジュームするかの情報を保持するとと
もに、ドッキングステーションの種類と領域番号との対
応表も保持しているハイバネーション領域番号メモリ3
3を備えている。図2は、ハイバネーション領域番号メ
モリ33の内部構成を示している。すなわち、左側の列
にはドッキングステーションの種類を示す番号が、右側
の列には対応するハイバネーション領域番号がそれぞれ
保持されており、例えば、第1行(符号33aにより示
す)では、ドッキングステーションの種類が「1」の場
合にはハイバネーション領域「3」を用いてレジューム
処理を行うことになる。
【0020】ドッキングステーション8は、ホストコン
ピュータ9との通信を行う通信手段81、複数種類のド
ッキングステーションがある場合にその種類を判定する
ドッキングステーション種類判定手段82、本体部がド
ッキングステーションに接続されたことを検知する検知
手段83を備えている。
【0021】メインメモリ4は、ホストコンピュータ9
からダウンロードされたデータを保持するホストデータ
一時メモリ41、二次記憶装置2の連携データ領域24
から読み出した内容を保持する連携データ一時メモリ4
2を備えている。
【0022】処理実行部7は、ハイバネーションの実行
を指示するサスペンド指示手段71、サスペンド指示手
段71からの指示に基づいてハイバネーションを実行す
るサスペンド処理手段72、通常レジュームを行うと判
定された場合に通常ハイバネーション領域21からのレ
ジューム処理を行う通常レジューム処理手段73、連動
レジュームを行うと判定された場合に連動ハイバネーシ
ョン領域22、・・・、23からのレジューム処理を行
う連動レジューム処理手段74、ドッキングステーショ
ン8の通信手段81を介してホストコンピュータ9から
データをダウンロードし、ホストデータ一時メモリ41
にデータを格納する処理を行うホストデータダウンロー
ド手段75、ホストデータ一時メモリ41と連携データ
一時メモリ42との内容を比較するデータ差分判定手段
76、連動ハイバネーション領域作成の実行を指示する
連動ハイバネーション領域作成指示手段77、連動ハイ
バネーション領域作成指示手段77からの指示に基づい
て連動レジュームに使用する連動ハイバネーション領域
を作成する連動ハイバネーション領域作成手段78、通
常レジュームを行うか、連動レジュームを行うかの切り
替えを指示するレジューム切り替え手段79を備えてい
る。
【0023】次に、上記構成のホスト連動処理装置の動
作について、[1]サスペンドの実行動作、[2]本体
部がドッキングステーション8にセットされた場合の動
作、[3]連動ハイバネーション領域の作成処理動作に
分け、それぞれ図3ないし図5に示すフローチャートを
参照して説明する。ただし、図3はサスペンドの実行動
作を説明するフローチャート、図4は本体部がドッキン
グステーション8にセットされた場合の動作を説明する
フローチャート、図5は連動ハイバネーション領域の作
成処理動作を説明するフローチャートである。
【0024】[1]サスペンドの実行動作 動作中にサスペンド指示手段71によりサスペンドが指
示されたかどうかをチェックし(ステップS1)、サス
ペンドが指示されると、本体部がハイバネーション状態
になる。すなわち、メインメモリ4及び表示メモリ5の
データを読み取り、二次記憶装置2の通常ハイバネーシ
ョン領域21にそのデータを退避させる(ステップS
2)。そして、必要なデータの全てが退避されると、ハ
イバネーション状態メモリ31にハイバネーション状態
であることを設定し(ステップS3)、その後、電源を
オフして(ステップS4)、ハイバネーション状態とな
る。
【0025】[2]本体部がドッキングステーション8
にセットされた場合の動作 このようなステップS1〜ステップS4の処理によるハ
イバネーション状態において、ドッキングステーション
8に本体部がセット(接続)されたかどうかをチェック
し(ステップS5)、セットされた場合には、直ちに本
体部の電源が入る(ステップS6)。次に、レジューム
切り替えメモリ32の状態を読み取り、通常レジューム
の設定がされている場合にはステップS7からステップ
S8へと動作を進める。一方、連動レジュームの設定が
されている場合にはステップS7からステップS11へ
と動作を進める。
【0026】ステップS8では、ハイバネーション状態
メモリ31を読み取って、ハイバネーション状態に設定
されているかどうかをチェックする。そして、ハイバネ
ーション状態に設定されていない場合には、レジューム
処理ではない通常の本体立ち上げ処理を行う(ステップ
S9)。一方、ステップS8でのチェックにおいて、ハ
イバネーション状態に設定されている場合には、通常ハ
イバネーション領域21からのレジューム処理を行う
(ステップS10)。すなわち、退避中のメインメモリ
4及び表示メモリ5のデータを通常ハイバネーション領
域21から読み取って、メインメモリ4及び表示メモリ
5をサスペンド前の状態に戻す。
【0027】一方、ステップS7でのチェックにおい
て、連動レジュームの設定がされている場合には、ステ
ップS11においてハイバネーション領域番号メモリ3
3の内容(図2参照)を確認し、ドッキングステーショ
ンの種類に応じたハイバネーション領域番号を取得す
る。その後、取得した番号に応じて、連動ハイバネーシ
ョン領域(1)〜(N)の中の該当する番号の連動ハイ
バネーション領域からのレジューム処理を行う(ステッ
プS12、ステップS13、・・・、ステップS14、
ステップS15)。ステップS12、ステップS13は
連動ハイバネーション領域(1)からのレジューム処理
に対応し、ステップS14、ステップS15は連動ハイ
バネーション領域(N)からのレジューム処理に対応し
ている。
【0028】すなわち、ステップS12では、連動ハイ
バネーション領域(1)からレジュームを行う旨を表示
手段6の画面に表示する。つまり、表示メモリ5に「連
動ハイバネーション領域(1)からレジュームしていま
す・・・」といった文字情報をセットすることにより、
表示手段6の画面に図6に示す内容が表示される。この
後、退避中のメインメモリ4及び表示メモリ5のデータ
を連動ハイバネーション領域(1)22から読み取っ
て、メインメモリ4及び表示メモリ5をサスペンド前の
状態に戻す(ステップS13)。
【0029】また、ステップS14では、連動ハイバネ
ーション領域(N)からレジュームを行う旨を表示手段
6の画面に表示する。すなわち、表示メモリ5に「連動
ハイバネーション領域(N)からレジュームしています
・・・」といった文字情報をセットすることにより、表
示手段6の画面にその内容が表示される。この後、退避
中のメインメモリ4及び表示メモリ5のデータを連動ハ
イバネーション領域(N)23から読み取って、メイン
メモリ4及び表示メモリ5をサスペンド前の状態に戻す
(ステップS15)。
【0030】次に、ホストデータダウンロード手段75
により、ドッキングステーション8の通信手段81を介
してホストコンピュータ9から連携を行うデータをダウ
ンロードし、メインメモリ4のホストデータ一時メモリ
41にこのデータを格納する(ステップS16)。ま
た、二次記憶装置2の連携データ領域24に保持されて
いる連携データを、メインメモリ4の連携データ一時メ
モリ42に読み込む(ステップS17)。この後、デー
タ差分判定手段76は、ホストデータ一時メモリ41に
格納されたデータの内容と、連携データ一時メモリ42
に読み込まれたデータの内容とを逐一比較し(ステップ
S18)、両データが一致するか否かを判断する(ステ
ップS19)。この判断において、全てのデータが一致
した場合には、その時点で処理を終了する。一方、一致
しないデータがある場合には、ホストコンピュータ9か
らダウンロードされたデータが更新されていることを示
すため、ホストデータ一時メモリ41に保持されている
データを、二次記憶装置2の連携データ領域24に上書
きしてデータを更新し、(ステップS20)、処理を終
了する。
【0031】[3]連動ハイバネーション領域の作成処
理動作 連動ハイバネーション領域作成指示手段77より連動ハ
イバネーション領域の作成指示が入力され(ステップS
21)、続いて、連動ハイバネーション領域(1)2
2、・・・、連動ハイバネーション領域(N)23の中
のどの領域を使用するかが指示されると(ステップS2
2)、連動ハイバネーション領域作成手段78は、メイ
ンメモリ4及び表示メモリ5のデータを読み取り、二次
記憶装置2の指示された連動ハイバネーション領域にそ
のデータを書き込む(ステップS23)。次に、どのハ
イバネーション領域で連動を行うかが指定されると、そ
のハイバネーション領域番号が、不揮発性メモリ3のハ
イバネーション領域番号メモリ33に格納される(ステ
ップS24)。
【0032】このような図3ないし図5に示す各ステッ
プの処理によって連動処理が行われる。すなわち、連動
を行うための最小限の実行環境を選択することにより、
ユーザが自由な環境でサスペンド、レジュームを行うよ
りも高速に、ホストコンピュータとの連動処理を行うこ
とが可能となる。また、自由の環境でサスペンドが行わ
れた場合、レジューム時にホストコンピュータとの連動
ができない状況になることがあるが、連動用の環境を固
定することで、確実に連動処理を行うことが可能とな
る。
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載のハイバネーシ
ョン処理機能を有するホスト連動処理装置は、通信手段
によってホストコンピュータと接続されたドッキングス
テーションを介して、ホストコンピュータからダウンロ
ードされたデータを一時保持するホストデータ一時メモ
リと、連動ハイバネーションを行う際の退避データを保
持する連動ハイバネーションメモリと、ホストコンピュ
ータと連携すべきデータを保持する連携データメモリ
と、ホストデータ一時メモリに保持されているデータと
連携データメモリに保持されている連携データとの差分
を判定するデータ差分判定手段と、このデータ差分判定
手段において差分有りと判定された場合には、ホストデ
ータ一時メモリに保持されているデータを連携データメ
モリに上書きしてデータを更新する連動レジューム処理
手段とを備えた構成としている。すなわち、通常ハイバ
ネーション領域以外に連動ハイバネーション領域を設
け、ドッキングステーションにセットされた場合に、こ
れらの領域のデータからレジュームすることにより、高
速かつ確実にホストコンピュータと連動することができ
る。
【0034】また、本発明の請求項2に記載のハイバネ
ーション処理機能を有するホスト連動処理装置は、請求
項1に記載のものにおいて、通常ハイバネーション領域
からレジュームする通常レジューム処理を行うのか、連
動ハイバネーション領域からレジュームする連動レジュ
ーム処理を行うのかの指示を入力する入力手段と、この
入力手段から入力されたレジューム切り替え指示情報を
保持するレジューム切り替えメモリとを備え、このレジ
ューム切り替えメモリに保持された情報に基づいて通常
レジューム処理と連動レジューム処理とを切り替えるよ
うに構成したので、ユーザの使用形態により、通常レジ
ュームと連動レジュームの環境を切り替えることができ
る。
【0035】また、本発明の請求項3に記載のハイバネ
ーション処理機能を有するホスト連動処理装置は、請求
項1又は2に記載のものにおいて、二次記憶装置上に複
数の連動ハイバネーション領域を有するとともに、レジ
ュームする連動ハイバネーション領域の番号を保持する
レジューム領域番号メモリを備え、ドッキングステーシ
ョンへの接続時、レジューム領域番号メモリに保持され
た番号に従って、レジュームする連動ハイバネーション
領域を指定するように構成したので、ユーザの使用形態
により、複数の連動レジューム環境を切り替えることが
できる。
【0036】また、本発明の請求項4に記載のハイバネ
ーション処理機能を有するホスト連動処理装置は、請求
項3に記載のものにおいて、複数の連動ハイバネーショ
ン領域のいずれか1つを指定し、指定された連動ハイバ
ネーション領域にメインメモリ及び表示メモリの情報を
書き込むとともに、ハイバネーション領域番号メモリに
指定した連動ハイバネーションの番号を保持する連動ハ
イバネーション領域作成手段を備えた構成としたので、
ユーザ独自のレジューム環境を作成することができる。
【0037】また、本発明の請求項5に記載のハイバネ
ーション処理機能を有するホスト連動処理装置は、請求
項3に記載のものにおいて、ハイバネーション領域番号
メモリには、ハイバネーション領域番号に対応させてド
ッキングステーションの種類情報が保持されており、接
続されるドッキングステーションの種類に応じて連動ハ
イバネーション領域を変更して連動処理を行うように構
成したので、複数種類のドッキングステーションごとに
レジューム環境を切り替えることができる。
【0038】また、本発明の請求項6に記載のハイバネ
ーション処理機能を有するホスト連動処理装置は、請求
項1、2、3、4又は5に記載のものにおいて、ハイバ
ネーションのレジューム時、どのハイバネーション領域
からレジュームしたかを表示する表示手段を備えた構成
としたので、どのハイバネーション領域からレジューム
したかをユーザに明示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のハイバネーション処理機能を有するホ
スト連動処理装置の全体構成を示すブロック図である。
【図2】ハイバネーション領域番号メモリの内部構成図
である。
【図3】サスペンドの実行動作を説明するフローチャー
トである。
【図4】本体部がドッキングステーションにセットされ
た場合の動作を説明するフローチャートである。
【図5】連動ハイバネーション領域の作成処理動作を説
明するフローチャートである。
【図6】表示手段の画面表示例を示す説明図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 二次記憶装置 3 不揮発性メモリ 4 メインメモリ 5 表示メモリ 6 表示手段 7 処理実行部 8 ドッキングステーション 9 ホストコンピュータ 11 通信回線 21 通常ハイバネーション領域 22、23 連動ハイバネーション領域 24 連携データ領域 31 ハイバネーション状態メモリ 32 レジューム切り替えメモリ 33 ハイバネーション領域番号メモリ 41 ホストデータ一時メモリ 42 連携データ一時メモリ 71 サスペンド指示手段 72 サスペンド処理手段 73 通常レジューム処理手段 74 連動レジューム処理手段 75 ホストデータダウンロード手段 76 データ差分判定手段 77 連動ハイバネーション領域作成指示手段 78 連動ハイバネーション領域作成手段 79 レジューム切り替え手段 81 通信手段 82 ドッキングステーション種類判定手段 83 検知手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源切断前にメインメモリ及び表示メモ
    リの情報を二次記憶装置上の通常ハイバネーション領域
    又は連動ハイバネーション領域に退避させるサスペンド
    処理と、次の電源投入後に前記二次記憶装置に退避させ
    た情報を前記メインメモリ及び表示メモリに戻して、電
    源切断前の状態に復帰させるレジューム処理とからなる
    ハイバネーション処理機能を有するホスト連動処理装置
    において、 通信手段によってホストコンピュータと接続されたドッ
    キングステーションを介して、ホストコンピュータから
    ダウンロードされたデータを一時保持するホストデータ
    一時メモリと、 連動ハイバネーションを行う際の退避データを保持する
    連動ハイバネーションメモリと、 ホストコンピュータと連携すべきデータを保持する連携
    データメモリと、 前記ホストデータ一時メモリに保持されているデータと
    前記連携データメモリに保持されている連携データとの
    差分を判定するデータ差分判定手段と、 このデータ差分判定手段において差分有りと判定された
    場合には、前記ホストデータ一時メモリに保持されてい
    るデータを前記連携データメモリに上書きしてデータを
    更新する連動レジューム処理手段とを備えたことを特徴
    とするハイバネーション処理機能を有するホスト連動処
    理装置。
  2. 【請求項2】 通常ハイバネーション領域からレジュー
    ムする通常レジューム処理を行うのか、連動ハイバネー
    ション領域からレジュームする連動レジューム処理を行
    うのかの指示を入力する入力手段と、 この入力手段から入力されたレジューム切り替え指示情
    報を保持するレジューム切り替えメモリとを備え、 このレジューム切り替えメモリに保持された情報に基づ
    いて通常レジューム処理と連動レジューム処理とを切り
    替えることを特徴とする請求項1に記載のハイバネーシ
    ョン処理機能を有するホスト連動処理装置。
  3. 【請求項3】 前記二次記憶装置上に複数の連動ハイバ
    ネーション領域を有するとともに、レジュームする連動
    ハイバネーション領域の番号を保持するレジューム領域
    番号メモリを備え、 前記ドッキングステーションへの接続時、前記レジュー
    ム領域番号メモリに保持された番号に従って、レジュー
    ムする連動ハイバネーション領域を指定することを特徴
    とする請求項1又は2に記載のハイバネーション処理機
    能を有するホスト連動処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の連動ハイバネーション領域のいず
    れか1つを指定し、指定された連動ハイバネーション領
    域に前記メインメモリ及び表示メモリの情報を書き込む
    とともに、前記ハイバネーション領域番号メモリに指定
    した連動ハイバネーションの番号を保持する連動ハイバ
    ネーション領域作成手段を備えたことを特徴とする請求
    項3に記載のハイバネーション処理機能を有するホスト
    連動処理装置。
  5. 【請求項5】 前記ハイバネーション領域番号メモリに
    は、ハイバネーション領域番号に対応させてドッキング
    ステーションの種類情報が保持されており、接続される
    ドッキングステーションの種類に応じて連動ハイバネー
    ション領域を変更して連動処理を行うことを特徴とする
    請求項3に記載のハイバネーション処理機能を有するホ
    スト連動処理装置。
  6. 【請求項6】 ハイバネーションのレジューム時、どの
    ハイバネーション領域からレジュームしたかを表示する
    表示手段を備えたことを特徴とする請求項1、2、3、
    4又は5に記載のハイバネーション処理機能を有するホ
    スト連動処理装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002116905A (ja) * 2000-10-06 2002-04-19 Matsushita Electric Ind Co Ltd 情報処理装置
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JP2006092481A (ja) * 2004-09-27 2006-04-06 Fuji Xerox Co Ltd 情報処理装置
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