JPH06168080A - データバックアップシステム - Google Patents

データバックアップシステム

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JPH06168080A
JPH06168080A JP4318916A JP31891692A JPH06168080A JP H06168080 A JPH06168080 A JP H06168080A JP 4318916 A JP4318916 A JP 4318916A JP 31891692 A JP31891692 A JP 31891692A JP H06168080 A JPH06168080 A JP H06168080A
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JP
Japan
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disk
backup
data
time
last update
Prior art date
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Pending
Application number
JP4318916A
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English (en)
Inventor
Sugio Tomizawa
杉雄 富沢
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 二重化システムでの誤操作等によるデータの
喪失を回避する。 【構成】 業務プログラム16による業務終了後、終了
業務プログラム18により、切換スイッチ32の設定に
応じて主ディスク22Mと予備ディスク22Sとの間で
データバックアップを行う。このとき、主ディスク22
Mまたは予備ディスク22Sのシステム領域に、ディス
ク管理情報23Mまたは23Sとして、データ最終更新
時刻RM 及びバックアップ終了時刻BM 、またはデータ
最終更新時刻RS 及びバックアップ終了時刻BS を書き
込む。起動時には、始業前チェックプログラム18によ
り、上記BM とRS 、またはBS とRM との新旧比較を
行い、その結果に応じてCRT33の画面に“バックア
ップディスクのデータの方が新しい”等の警告メッセー
ジを表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2台のディスク装置を
備えた情報処理システムに係わり、特に、各ディスク間
でデータバックアップを行うためのシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、各種情報処理を行うシステムに
おいては、データ処理の信頼性・安全性の確保のため、
データの二重化が行われている。例えば、外部記憶装置
としてハードディスクを備えたシステムで二重化を行う
場合には、主として、業務プログラム実行中において二
台のディスクに並列にアクセスして常に同一データを書
き込む方式と、通常の業務プログラム実行中は一方のデ
ィスク(以下、相対的呼称として運転ディスクという)
にのみアクセスし、業務終了時等に運転ディスクの内容
を他方のディスク(以下、相対的呼称としてバックアッ
プディスクという)に複写する方式とがある。
【0003】このうち、後者の方式においては、例え
ば、二台のディスクのうちいずれを運転ディスクとする
かを設定するための切換スイッチを設け、このスイッチ
を必要に応じて手動で切り換え可能としているものがあ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような方式でデー
タ二重化を行うシステムでは、場合によっては以下のよ
うな問題を生じていた。
【0005】今、二台のディスクの絶対的呼称として、
一方を主ディスクM,他方を予備ディスクSと呼ぶこと
とし、上記切換スイッチの設定によりこれらのいずれか
一方を運転ディスク,他方をバックアップディスクに設
定することができるものとする。
【0006】図7に示すように、通常は主ディスクM
を運転ディスク,予備ディスクSをバックアップディス
クとして業務プログラムを実行するが、この場合には業
務終了時に運転ディスク(=主ディスクM)からバック
アップディスク(=予備ディスクS)へのデータバック
アップを行う。これにより、双方のディスクの内容がと
もに最新のデータとなり、問題がない。
【0007】ところが、誤操作またはその他の何らかの
理由によりバックアップを行わずに業務を終了した場合
には、図7に示すように、運転ディスク(=主ディス
クM)の内容は最新となるが、バックアップディスク
(=予備ディスクS)の内容は旧データのままとなる。
この状態で、例えばメンテナンス等の理由により上記切
換スイッチを切り換えて予備ディスクSを運転ディスク
に変更し、システム起動を行い、通常の業務を行った後
にバックアップを行うと、図7に示すように、予備デ
ィスクSの内容(旧データ)に業務の実行によりαのデ
ータが追加された(旧+α)データが主ディスクMに複
写されてしまい、図7の業務で新たに追加されたデー
タが失われることとなる。
【0008】また、図8(図7と同じ)に示すよう
に、主ディスクMを運転ディスク,予備ディスクSをバ
ックアップディスクとして業務プログラムを実行し、業
務終了時に運転ディスク(=主ディスクM)からバック
アップディスク(=予備ディスクS)へのデータバック
アップを行った場合や、図8に示すように、予備ディ
スクSを運転ディスク,主ディスクMをバックアップデ
ィスクに切り換えて業務プログラムを実行し、業務終了
時に運転ディスク(予備ディスクS)からバックアップ
ディスク(=主ディスクM)へのデータバックアップを
行った場合には、双方のディスクのデータ内容がともに
最新状態となって問題がないが、予備ディスクSを運転
ディスクとして業務プログラムを実行し、業務終了時に
データバックアップを行わなかった場合には、図8に
示すように、予備ディスクSの内容は最新となるが、主
ディスクMの内容は旧データのままとなる。ここで、再
び、切換スイッチにより主ディスクMを運転ディスク,
予備ディスクSをバックアップディスクに切り換えて業
務プログラムを実行し、業務終了時にバックアップを行
うと、図8に示すように、主ディスクMの内容(旧デ
ータ)に業務の実行によりαのデータが追加された(旧
+α)データが予備ディスクSに複写されてしまい、図
7の業務で新たに追加されたデータが失われることと
なる。
【0009】このように、従来のデータバックアップシ
ステムにおいては、運転ディスクとバックアップディス
クの切り換えを行う際の誤操作等により、最新データの
喪失という重大な問題を引き起こす場合があった。
【0010】この発明は、係る課題を解決するためにな
されたもので、誤操作等による最新データの喪失を予防
することができるデータバックアップシステムを得るこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明に係
るデータバックアップシステムは、相互に切り換えて使
用可能な2台のディスク装置を有し、このうち所定の業
務を行うための業務プログラムのアクセス対象ディスク
を運転ディスクとし、他方のディスクをデータバックア
ップ用のバックアップディスクとして使用する情報処理
システムにおいて、(i) 前記2台のディスク装置の各々
に対して、データ最終更新時刻及びバックアップ終了時
刻を記憶する記憶手段と、(ii)運転ディスクの前記記憶
手段に対して、業務プログラムにより最後にデータが更
新された時刻を前記データ最終更新時刻として書き込
み、且つ、バックアップディスクへのデータバックアッ
プを終了した時刻を前記バックアップ終了時刻として書
き込む時刻更新手段と、(iii) バックアップ終了後に、
前記時刻更新手段によって運転ディスクの前記記憶手段
に書き込んだデータ最終更新時刻及びバックアップ終了
時刻を、バックアップディスクの前記記憶手段に複写す
る時刻複写手段と、(iv)システム起動時において、運転
ディスクについてのバックアップ終了時刻と、バックア
ップディスクについてのデータ最終更新時刻とを、前記
記憶手段から読み出し、両時刻を比較する比較手段と、
(v) 比較の結果、前記バックアップ終了時刻よりも前記
データ最終更新時刻の方が新しいときに警告を発する警
告手段と、を有するものである。
【0012】請求項2記載の発明に係るデータバックア
ップシステムは、請求項1において、さらに、運転ディ
スクとバックアップディスクの立場を切り換えるための
切換スイッチを備えたことを特徴とするものである。
【0013】請求項3記載の発明に係るデータバックア
ップシステムは、(i) 前記主ディスクと予備ディスクの
いずれを前記業務プログラムのアクセス対象として使用
するかを切り換え設定するための切換スイッチと、(ii)
前記主ディスクと予備ディスクの各々に対し、データ最
終更新時刻及びバックアップ終了時刻を記憶する記憶手
段と、(iii) 主ディスク及び予備ディスクのうち、前記
切換スイッチで設定された一方のディスクに対する前記
記憶手段に、業務プログラムにより最後にデータが更新
された時刻を前記データ最終更新時刻として書き込み、
且つ、前記一方のディスクから他方のディスクへのデー
タバックアップを終了した時刻を前記バックアップ終了
時刻として書き込む時刻更新手段と、(iv)バックアップ
の終了後に、前記時刻更新手段によって一方のディスク
の記憶手段に書き込んだデータ最新更新時刻及びバック
アップ終了時刻を、他方のディスクの記憶手段に複写す
る時刻複写手段と、(v) 起動時において、前記切換スイ
ッチの設定を判別する判別手段と、(vi)この判別手段に
よる判別の結果、前記切換スイッチ設定が主ディスク側
のときは前記記憶手段から主ディスクのバックアップ終
了時刻と予備ディスクのデータ最終更新時刻とを読み出
し両時刻を比較する一方、前記切換スイッチ設定が予備
ディスク側のときは前記記憶手段から予備ディスクのバ
ックアップ終了時刻と主ディスクのデータ最終更新時刻
とを読み出し両時刻を比較する比較手段と、(vii) 比較
の結果、前記バックアップ終了時刻よりも前記データ最
終更新時刻の方が新しいとき、警告を発する警告手段
と、を有するものである。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明に係るデータバックアップ
システムでは、システム起動時において、バックアップ
ディスク側のデータ最終更新時刻と、運転ディスク側の
バックアップ終了時刻とが、記憶手段から読み出され、
両データの比較の結果、バックアップ終了時刻よりもデ
ータ最終更新時刻の方が新しい場合に、注意を促すため
の警告が発せられる。
【0015】請求項2記載の発明に係るデータバックア
ップシステムでは、請求項1記載のシステムにおいて、
運転ディスクとバックアップディスク相互の切り換えは
切換スイッチにより行われる。
【0016】請求項3記載の発明に係るデータバックア
ップシステムでは、起動時において切換スイッチの設定
が主ディスク側のときは主ディスク側のバックアップ終
了時刻と予備ディスク側のデータ最終更新時刻とが比較
され、主ディスク側のバックアップ終了時刻よりも予備
ディスク側のデータ最終更新時刻の方が新しいとき、警
告が発せられる。また、起動時において切換スイッチ設
定が予備ディスク側のときは、予備ディスク側のバック
アップ終了時刻と主ディスク側のデータ最終更新時刻と
が比較され、予備ディスクのバックアップ終了時刻より
も主ディスクのデータ最終更新時刻の方が新しいときに
警告が発せられる。
【0017】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
なお、以下の説明では従来例の場合と同様、通常の業務
プログラム実行中にアクセスされるディスクを運転ディ
スクといい、他方のディスクをバックアップディスクと
いうものとする。
【0018】図1は、本発明の一実施例におけるデータ
バックアップシステムを適用した情報処理装置を表わし
たものである。この装置にはシステムバス11が設けら
れ、以下の各デバイスが接続されている。
【0019】(i) 中央処理装置(CPU)12:このシ
ステム全体の動作を司る装置であり、クロック発振器1
3からのクロックを基に時刻管理も行う。
【0020】(ii)メモリ15:各種のプログラムやデー
タを記憶するためのメモリであって、起動時にCPU1
2により主ディスク22Mまたは予備ディスク22Sか
らロードされた業務プログラム16,始業前チェックプ
ログラム17及び終了業務プログラム18が格納され
る。業務プログラム16は、例えば、医療事務における
窓口業務やレセプト発行業務等の所定の業務を行うため
のプログラムであり、始業前チェックプログラム17
は、後述のように、起動後に主ディスク22M及び予備
ディスク22Sのデータ状態をチェックし、特定の条件
を満たす場合にCRT33の画面上に警告メッセージを
表示するためのものである。また、終了業務プログラム
18は、業務プログラム終了時に運転ディスクからバッ
クアップディスクにデータバックアップを行うためのも
のである。
【0021】(iii) 主ディスク22M,予備ディスク2
2S:それぞれディスク制御部21M,21Sを介して
システムバス11に接続された同一物理仕様のハードデ
ィスク装置であって、各システム領域には後述するそれ
ぞれのディスク管理情報23M,23Sが格納されるよ
うになっている。
【0022】(iv)切換スイッチ32:入出力ポート(I
/O)31を介してシステムバス11に接続された手動
スイッチであって、出力ディスク22Mと予備ディスク
22Sのいずれを運転ディスク、すなわち業務プログラ
ム16からのアクセス対象となるディスクとするかを設
定するためのスイッチである。
【0023】(v) CRT33:各種情報を表示するため
のディスプレイ装置である。
【0024】(vi)キーボード34:ユーザからのデータ
入力のための装置である。
【0025】図2は、図1における主ディスク22M及
び予備ディスク22S内のシステム領域に格納されたデ
ィスク管理情報23M及び23Sの内容を表したもので
ある。
【0026】この図に示すように、主ディスク22M側
のディスク管理情報23Mの内容としては、データ最終
更新時刻RM ,バックアップ最終時刻BM 及びバックア
ップエラー情報EM が含まれる。同様に、予備ディスク
22S側のディスク管理情報23Sの内容としては、デ
ータ最終更新時刻RS ,バックアップ最終時刻BS 及び
バックアップエラー情報ES が含まれる。
【0027】ここで、データ最終更新時刻RM とは、主
ディスク22Mを運転ディスクとして使用した場合にお
いて、業務プログラム16による業務処理を終了し終了
業務プログラム18に移行した時点の時刻であり、デー
タ最終更新時刻RS とは、予備ディスク22Sを運転デ
ィスクとして使用した場合において、業務プログラム1
6による業務処理を終了し終了業務プログラム18に移
行した時点の時刻である。
【0028】また、バックアップ終了時刻BM とは、主
ディスク22Mを運転ディスクとした場合において、終
了業務プログラム18により主ディスク22Mから予備
ディスク22Sにバックアップを行った際の終了時刻で
あり、バックアップ終了時刻BS とは、予備ディスク2
2Sを運転ディスクとした場合において、終了業務プロ
グラム18により予備ディスク22Sから主ディスク2
2Mにバックアップを行った際の終了時刻である。但
し、バックアップ途中でエラーが発生してバックアップ
が中止した場合はその時刻がバックアップ終了時刻とな
る。
【0029】さらに、バックアップエラー情報EM 及び
S とは、それぞれ、主ディスク22Mから予備ディス
ク22Sへのバックアップ時及び予備ディスク22Sか
ら主ディスク22Mへのバックアップ時に発生したエラ
ーの内容を示す情報である。
【0030】以上のような構成のデータバックアップシ
ステムの動作を説明する。
【0031】まず、図3とともに、このシステムの終了
業務プログラム18の処理内容を説明する。業務プログ
ラム16による業務処理が終了した時点でキーボード3
4の所定の業務終了キーを押すと、メモリ15の終了業
務プログラム18が起動し、業務終了に際して必要な処
理へと移行する。まず、CPU12はCRT33の画面
上にバックアップを行うか否かを問うメッセージを表示
し、これに対してキーボード34から“Y”(行う)ま
たは“N”(行わない)が入力されると、それぞれに応
じた処理を行う。
【0032】主ディスク22Mが運転ディスクである場
合、すなわち切換スイッチ32の設定が主ディスク22
M側になっているときは(図3ステップS101;
Y)、現時刻を主ディスク22Mのシステム領域にデー
タ最終更新時刻RM として書き込む(ステップS10
2)。一方、予備ディスク22Sが運転ディスクである
場合、すなわち切換スイッチ32の設定が予備ディスク
22M側になっているときは(ステップS101;
N)、現時刻を予備ディスク22Sのシステム領域にデ
ータ最終更新時刻RS として書き込む(ステップS10
3)。
【0033】ここで、バックアップを行わない場合、す
なわち上記キーボード34からの応答入力が“N”の場
合には(ステップS104;N)、そのまま主電源を自
動オフして処理が終了する(ステップS114)。
【0034】一方、バックアップを行う場合、すなわち
上記キーボード34からの応答入力が“Y”の場合には
(ステップS104;Y)、運転ディスクからバックア
ップディスクへのデータバックアップを行う。具体的に
は、切換スイッチ32の設定が主ディスク22M側の場
合は(ステップS105;Y)、主ディスク22Mから
予備ディスク22Sへのバックアップを行って(ステッ
プS106)、その終了時刻を主ディスク22Mのシス
テム領域にバックアップ終了時刻BM として書き込み
(ステップS107)、また、切換スイッチ32の設定
が予備ディスク22S側の場合は(ステップS105;
N)、予備ディスク22Sから主ディスク22Mへのバ
ックアップを行って(ステップS108)、その終了時
刻を予備ディスク22Sのシステム領域にバックアップ
終了時刻BS として書き込む(ステップS109)。な
お、上記したように、バックアップが正常終了せず、途
中で中止した場合は、その時刻を書き込む。
【0035】バックアップが正常に終了した場合には
(ステップS110;Y)、上記ステップS102及び
S107、またはステップS103及びS109で書き
込まれたデータ最終更新時刻及びバックアップ終了時刻
を、運転ディスクからバックアップディスクに複写す
る。具体的には、切換スイッチ32の設定が主ディスク
22M側の場合は(ステップS111;Y)、主ディス
ク22Mのシステム領域のデータ最終更新時刻RM 及び
バックアップ終了時刻BM を予備ディスク22Sのシス
テム領域に複写し(ステップS112)、切換スイッチ
32の設定が予備ディスク22S側の場合は(ステップ
S111;N)、予備ディスク22Sのシステム領域の
データ最終更新時刻RS 及びバックアップ終了時刻BS
を主ディスク22Mのシステム領域に複写する(ステッ
プS113)。そして、この後、主電源を自動オフする
(ステップS114)。
【0036】一方、バックアップが正常終了しなかった
場合(ステップS110;N)、主ディスク22Mでエ
ラーが発生したときは(ステップS115;Y)、主デ
ィスク22Mのシステム領域にバックアップエラー情報
M を書き込み(ステップS116)、予備ディスク2
2Sでエラーが発生したときは(ステップS115;
N)、予備ディスク22Sのシステム領域にバックアッ
プエラー情報ES を書き込み(ステップS117)、そ
の後主電源を自動オフする(ステップS114)。
【0037】このような業務終了時の処理を行うことに
より、常にバックアップを実行してかつそのバックアッ
プが正常終了している限り、例えば図5(図7に対
応)及び図6(図8に対応)に示すように、主ディ
スク22Mと予備ディスク22Sのいずれを運転ディス
クとした場合でも、データ最終更新時刻RM とデータ最
終更新時刻RS 、及びバックアップ終了時刻BM とバッ
クアップ終了時刻BSとは常に等しくなる。
【0038】しかしながら、例えば図5(図7に対
応)の場合のように、主ディスク22Mを運転ディスク
とし且つバックアップを行わなかった場合には、主ディ
スク22M側のデータ最終更新時刻RM のみが更新さ
れ、予備ディスク22S側のデータ最終更新時刻RS
及びバックアップ終了時刻BM ,BS は旧来のままとな
る。
【0039】同様に、例えば図6(図8に対応)の
場合のように、予備ディスク22Sを運転ディスクとし
且つバックアップを行わなかった場合には、予備ディス
ク22S側のデータ最終更新時刻RS のみが更新され、
主ディスク22M側のデータ最終更新時刻RM ,及びバ
ックアップ終了時刻BM ,BS は旧来のままとなる。
【0040】次に、図3とともに、このシステムの始業
前チェックプログラム17による処理内容を説明する。
【0041】図示しない電源スイッチを投入すると、C
PU12は、まず切換スイッチ32の設定を読み込み、
一連のIPL(イニシャル・プログラム・ロード)処理
により、その設定された側のディスクから、業務プログ
ラム16,始業前チェックプログラム17,及び終了業
務プログラム18等のプログラムをメモリ15にロード
し、始業前チェックプログラム17を実行する。
【0042】この始業前チェックプログラム17では、
まず、主ディスク22M及び予備ディスク22Sの双方
のシステム領域からそれぞれディスク管理情報23M,
23Sを読み出し(ステップS201)、これらの情報
中に主ディスク22Mのバックアップエラー情報EM
または予備ディスク22Sのバックアップエラー情報E
S が含まれているときは(ステップS202;Y,ステ
ップS203;Y)、CRT33の画面に、例えば“前
回のバックアップでエラーが発生しました”等のメッセ
ージを表示する(ステップS211)。
【0043】いずれのディスクにもエラー情報がない場
合には(ステップS202;N,ステップS203;
N)、運転ディスク側のバックアップ終了時刻とバック
アップディスク側のデータ最終更新時刻との新旧を比較
する。すなわち、切換スイッチ32の設定が主ディスク
22M側の場合は(ステップS204;Y)、主ディス
ク22Mのバックアップ終了時刻BM と予備ディスク2
2Sのデータ最終更新時刻RS とを比較し(ステップS
205)、切換スイッチ32の設定が予備ディスク22
S側の場合は(ステップS204;N)、予備ディスク
22Sのバックアップ終了時刻BS と主ディスク22M
のデータ最終更新時刻RM とを比較する(ステップS2
06)。
【0044】この結果、切換スイッチ32の設定が主デ
ィスク22M側であってデータ最終更新時刻RS よりも
バックアップ終了時刻BM の方が新しい場合(ステップ
S205;Y)、あるいは切換スイッチ32の設定が予
備ディスク22S側であってデータ最終更新時刻RM
りもバックアップ終了時刻BS の方が新しい場合は(ス
テップS206;Y)、そのまま業務プログラム16を
起動して通常の業務処理に移行し(ステップS21
0)、そうでない場合は(ステップS205;N,ステ
ップS206;N)、CRT33の画面に、例えば“バ
ックアップディスクのデータの方が新しいです”等のメ
ッセージを表示し(ステップS207)、さらに続行す
るか否かの判断を促す。ここで、そのまま続行するとの
選択が行われた場合には(ステップS208;Y)、業
務プログラム16を起動して通常の業務処理に移行し
(ステップS210)、そうでない場合には(ステップ
S208;N)、主電源を自動オフする(ステップS2
09)。
【0045】このような始業時チェックを行うことによ
り、両ディスク間での最終データ更新時刻とデータ最終
バックアップ時刻との新旧チェックを行うことができ
る。すなわち、例えば両ディスクのデータの新旧状態が
上記した図5のような状態になっている場合におい
て、切換スイッチ32を予備ディスク22S側に切り換
えて起動した場合には、予備ディスク22S側のバック
アップ終了時刻BS (18:45/92.07.10) と主ディスク2
2M側のデータ最終更新時刻RM (17:50/92.07.11) と
が比較される。この場合にはデータ最終更新時刻RM
方が新しいので、図3(ステップS206;N)の条件
を満たし、同図ステップS207の警告メッセージが表
示される。
【0046】また、例えば両ディスクのデータの新旧状
態が上記した図6のような状態になっている場合にお
いて、切換スイッチ32を再び主ディスク22M側に切
り換えて起動した場合には、主ディスク22M側のバッ
クアップ終了時刻BM (18:33/92.07.11) と予備ディス
ク22S側のデータ最終更新時刻RS (18:15/92.07.1
2) とが比較される。この場合にはデータ最終更新時刻
S の方が新しいので、図3(ステップS205;N)
の条件を満たし、同図ステップS207の警告メッセー
ジが表示される。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び請求
項2記載の発明によれば、システム起動時において、バ
ックアップディスク側のデータ最終更新時刻と、運転デ
ィスク側のバックアップ終了時刻とを比較し、バックア
ップ終了時刻よりもデータ最終更新時刻の方が新しい場
合に警告を発することとしたので、旧いデータ内容のデ
ィスクを運転ディスクとして起動した場合に注意を促す
ことができ、その後の不用意なデータバックアップによ
ってデータが喪失するのを予防することができるという
効果がある。
【0048】請求項3記載の発明によれば、起動時にお
いて切換スイッチの設定をチェックして、その設定に応
じて主ディスク及び予備ディスクの各々におけるバック
アップ終了時刻とデータ最終更新時刻との比較を所定の
組合せで行うこととしたので、切換スイッチの設定が主
・予備のいずれになっていても、このスイッチで設定さ
れたディスク側のバックアップ終了時刻が他方のディス
ク側のデータ最終更新時刻より旧い場合には、警告が発
せられ、注意を促すことができる。従って、その後の不
用意なデータバックアップによってデータが喪失するの
を予防することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるディスクバックアッ
プシステムを用いた情報処理装置を示すブロック図であ
る。
【図2】主ディスクと予備ディスク内のシステム領域に
格納されたディスク管理情報の内容を示す説明図であ
る。
【図3】図1のシステムにおける終了業務プログラムの
処理内容の要部を示す流れ図である。
【図4】図1のシステムにおける始業前チェックプログ
ラムの処理内容の要部を示す流れ図である。
【図5】主ディスクと予備ディスク内のシステム領域に
格納されたディスク管理情報の一例を示す説明図であ
る。
【図6】主ディスクと予備ディスク内のシステム領域に
格納されたディスク管理情報の他の例を示す説明図であ
る。
【図7】従来のシステムにおける主ディスク及び予備デ
ィスクのデータ状態の一例を示す説明図である。
【図8】従来のシステムにおける主ディスク及び予備デ
ィスクのデータ状態の他の例を示す説明図である。
【符号の説明】
12 CPU 15 メモリ 16 業務プログラム 17 始業前チェックプログラム 18 終了業務プログラム 22M 主ディスク 22S 予備ディスク 23M,23S ディスク管理情報 32 切換スイッチ 33 CRT

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相互に切り換えて使用可能な2台のディ
    スク装置を有し、このうち所定の業務を行うための業務
    プログラムのアクセス対象ディスクを運転ディスクと
    し、他方のディスクをデータバックアップ用のバックア
    ップディスクとして使用する情報処理システムにおい
    て、 前記2台のディスク装置の各々に対して、データ最終更
    新時刻及びバックアップ終了時刻を記憶する記憶手段
    と、 運転ディスクの前記記憶手段に対して、業務プログラム
    により最後にデータが更新された時刻を前記データ最終
    更新時刻として書き込み、且つ、バックアップディスク
    へのデータバックアップを終了した時刻を前記バックア
    ップ終了時刻として書き込む時刻更新手段と、 バックアップ終了後に、前記時刻更新手段によって運転
    ディスクの前記記憶手段に書き込んだデータ最終更新時
    刻及びバックアップ終了時刻を、バックアップディスク
    の前記記憶手段に複写する時刻複写手段と、 システム起動時において、運転ディスクについてのバッ
    クアップ終了時刻と、バックアップディスクについての
    データ最終更新時刻とを、前記記憶手段から読み出し、
    両時刻を比較する比較手段と、 比較の結果、前記バックアップ終了時刻よりも前記デー
    タ最終更新時刻の方が新しいときに警告を発する警告手
    段と、を具備することを特徴とするデータバックアップ
    システム。
  2. 【請求項2】 請求項1において、さらに、前記運転デ
    ィスクと前記バックアップディスクの立場を切り換える
    ための切換スイッチを備えたことを特徴とするデータバ
    ックアップシステム。
  3. 【請求項3】 主ディスクと予備ディスクとを有し、所
    定の業務プログラムに従って業務を行う情報処理システ
    ムにおいて、 前記主ディスクと予備ディスクのいずれを前記業務プロ
    グラムのアクセス対象として使用するかを切り換え設定
    するための切換スイッチと、 前記主ディスクと予備ディスクの各々に対し、データ最
    終更新時刻及びバックアップ終了時刻を記憶する記憶手
    段と、 主ディスク及び予備ディスクのうち、前記切換スイッチ
    で設定された一方のディスクに対する前記記憶手段に、
    業務プログラムにより最後にデータが更新された時刻を
    前記データ最終更新時刻として書き込み、且つ、前記一
    方のディスクから他方のディスクへのデータバックアッ
    プを終了した時刻を前記バックアップ終了時刻として書
    き込む時刻更新手段と、 バックアップの終了後に、前記時刻更新手段によって一
    方のディスクの記憶手段に書き込んだデータ最新更新時
    刻及びバックアップ終了時刻を、他方のディスクの記憶
    手段に複写する時刻複写手段と、 起動時において、前記切換スイッチの設定を判別する判
    別手段と、 この判別手段による判別の結果、前記切換スイッチ設定
    が主ディスク側のときは前記記憶手段から主ディスクの
    バックアップ終了時刻と予備ディスクのデータ最終更新
    時刻とを読み出し両時刻を比較する一方、前記切換スイ
    ッチ設定が予備ディスク側のときは前記記憶手段から予
    備ディスクのバックアップ終了時刻と主ディスクのデー
    タ最終更新時刻とを読み出し両時刻を比較する比較手段
    と、 比較の結果、前記バックアップ終了時刻よりも前記デー
    タ最終更新時刻の方が新しいとき、警告を発する警告手
    段と、を具備することを特徴とするデータバックアップ
    システム。
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