JPH077316B2 - システム再起動装置 - Google Patents
システム再起動装置Info
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- JPH077316B2 JPH077316B2 JP3137484A JP13748491A JPH077316B2 JP H077316 B2 JPH077316 B2 JP H077316B2 JP 3137484 A JP3137484 A JP 3137484A JP 13748491 A JP13748491 A JP 13748491A JP H077316 B2 JPH077316 B2 JP H077316B2
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D10/00—Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management
Description
やワークステーションなどのコンピュータシステムのシ
ステム再起動装置に関するものである。
れる持ち運び可能なパーソナルコンピュータではレジュ
ーム機能と呼ばれるシステム再起動装置が実現されてい
る。この機能は、例えば「DynaBookガイド」、
(株)東芝、に記載されているように、システムに内蔵
されたバッテリを使用して、作業の途中で電源を切って
も、次に電源を入れた時には以前と同じ状態が再現され
作業を続行できるというものである。
文書を作成している時にその作業を中断して一度電源を
OFFし、その後電源をONして作業を再開する時使用
者が行なう処理の流れを、レジューム機能がある場合と
ない場合について示している。第31図を見るとわかる
ように、レジューム機能がある場合使用者は、電源OF
F前に作成文書を保存し、ワープロソフト(文書作成用
プログラム)を終了するという処理が不要になり、電源
ON後には、オペレーティングシステムを起動する、ワ
ープロソフトを起動する、保存した文章を呼び出すとい
う処理が不要になる。
成によって実現されている。以下図面を参照しながら、
上記した従来のシステム再起動装置の一例について説明
する。
コンピュータシステムのブロック図を示すものである。
図30において、3001はCPU101、メモリ10
2、表示制御装置3002、外部記憶制御装置300
4、入力制御装置3003を載せた制御ボード、105
は表示装置、106は入力装置、3005は外部記憶装
置、3006はバッテリ3008を内蔵する電源装置、
112は電源スイッチ、3007は外部電源装置であ
る。
置を含むコンピュータシステムについて、以下その動作
について説明する。
007から電源が供給されている時はその電源をコンピ
ュータシステムの各部に供給するとともにバッテリ30
08を充電し、外部電源装置3007から電源が供給さ
れていない時あるいは外部電源装置3007に接続され
ていない時はバッテリから電源を供給する。
文書作成などの作業を行なっている時は電源装置300
6から制御ボード3001、表示装置105、入力装置
106、外部記憶装置3005のすべてに電源が供給さ
れている。
と、電源装置3006は外部電源3007から電源が供
給されているかどうかにかかわらず、バッテリ3008
から制御ボード3001のみに電源を供給する。この時
点で表示装置の画面が消え、外部電源3007との接続
も切ることが可能となり、見かけ上電源OFF状態とな
る。しかし、制御ボード3001にはバッテリ3008
から電源が供給し続けられているため、CPU101の
状態やメモリ102上のデータなど作業の再開に必要な
状態はそのまま保存されている。
ると電源装置3006から表示装置105、入力装置1
06、外部記憶装置3005にも電源が供給される。そ
してまず、表示制御装置3002、外部記憶制御装置3
004、入力制御装置3003の初期化を行なった後、
メモリ102に保存されていた画面の状態データを表示
装置105に出力し、CPU101の状態を復元するこ
とにより電源スイッチ112をOFFする前に実行して
いた作業を再開することが可能となる。
制御装置として使用するLSIには低消費電力モードあ
るいは待機モードと呼ばれるほとんど電力を消費せずに
状態を保持するモードを持っているものがある。そのよ
うなLSIを使用している場合は電源スイッチ112の
OFF後にLSIを低消費電力モードにし、電源スイッ
チ112のON後に通常の動作モードに戻すことにより
電源OFF状態の時のバッテリの消費を押え長時間状態
を保持することができる。
うな構成では、バッテリが必要でありコストの増加や重
量が増加するという問題点を有していた。
るコンピュータシステムの場合は、システム全体の消費
電力が大きい。また、使用するLSIが前述のような消
費電力モードを持っていないものが多いが、このような
システムの場合、バッテリの消費を押えることで長時間
電源OFF時の状態を保持することができない。例え
ば、パーソナルコンピュータレベルのシステムではバッ
テリによって1週間程度状態を保持できるのにくらべ
て、ワークステーションレベルのシステムにおいては、
同容量のバッテリで1時間程度しか状態が保持できな
い。また、基本的にバッテリからの電源供給に頼ってい
るため、状態を維持できる時間がバッテリ容量によって
制限されてしまう。
電力モードのある/なしにかかわらず、また、バッテリ
容量の制限を受けずにレジューム機能を実現するシステ
ム再起動装置を提供することを目的とする。
めに請求項1記載の発明のシステム再起動装置は、CP
Uと、メモリと、制御装置と、不揮発性メモリと、シス
テム終了検出手段と、システム起動検出手段と、システ
ム状態退避処理手段と、システム状態再現処理手段と、
再表示要求発行手段という構成を備えたものである。
装置は、請求項1記載の発明に加えてウィンドウシステ
ム判別条件保持手段と、ウィンドウシステム判別手段と
いう構成を備えたものである。
装置は、請求項1記載の発明に加えてプログラム再現不
可能条件保持手段と、システム状態保持手段と、終了プ
ログラム判別手段と、終了要求発行手段という構成を備
えたものである。
装置は、請求項2記載の発明に加えてプログラム再現不
可能条件保持手段と、システム状態保持手段と、終了プ
ログラム判別手段と、終了要求発行手段という構成を備
えたものである。
リと制御装置の状態をバッテリから電源を供給して保持
するのではなく、電源OFF前に不揮発性メモリに退避
し、電源ON時に退避した状態を不揮発性メモリから読
みだしてCPUとメモリと制御装置の状態を復元するこ
とにより電源OFF前の作業の再開を可能とする。
ム再起動装置について、図面を参照しながら説明する。
るシステム再起動装置のブロック図を示すものである。
図1において、101はCPU、102はメモリ、11
4はVRAM、115はウィンドウシステム、103は
制御装置、104は不揮発性メモリ、105は表示装
置、106は入力装置、107はシステム終了検出手
段、108はシステム状態退避処理手段、109はシス
テム起動検出手段、110はシステム状態再現処理手
段、111は再表示要求発行手段、112は電源スイッ
チ、113は電源装置である。
示す図である。図2において201はプログラムカウン
タ(PC)、202はCPU101の状態を示すプロセ
ッサステータスワード(PSW)、203〜209はそ
れぞれ16本のレジスタを含む汎用レジスタ群である。
ある。図3において301は現在203〜209のどの
汎用レジスタ群を使用しているかを示すカレントウィン
ドウポインタ(CWP)、302は現在のCPU101
のモード状態を示すカレントステータス(CS)、30
3は割り込みが発生した時のCPU101のモード状態
を示すプレビャスステータス(PS)である。
置について、以下図を用いてその動作を説明する。ここ
では、電源スイッチOFF前にはウィンドウシステム上
で3つのウィンドウと1つの時計のプログラムを起動し
ているものとする。
生した時の動作について説明する。割り込みが発生する
とCPU101はまずCWP301の値を1増加させて
汎用レジスタ群を切替える。そして割り込みが発生した
時点のPC201の値をCWP301が示す汎用レジス
タ群の16番目のレジスタにコピーし、CS302の値
をPS303にコピーする。そしてあらかじめ指定され
た割り込み処理プログラムに分岐する(PC201の値
を書き変える)。割り込み処理プログラムはその処理の
最後に割り込み復帰命令を実行する。この命令が実行さ
れるとCPU101は、まずPS303の値をCS30
2にコピーし、CWPが示す汎用レジスタ群の第16番
目のレジスタに格納されたアドレスに分岐する(PC2
01の値を書き変える)。そして最後にCWPの値を1
減少させる。この時点でCPU101の状態は割り込み
が発生した時点の状態に戻ることになる。
ム状態退避処理手段108の処理を示す流れ図、図5は
システム状態再現処理手段110の処理を示す流れ図、
図6は不揮発性メモリ104の内部構造を示すデータ構
造図である。
スイッチ112がOFFされたことを検出すると、CP
Uにそのことを通知する割り込み信号を出力する。する
とCPUは前述した割り込み発生時の動作を実行し、シ
ステム状態退避処理手段108が呼び出される。
ず、CPU101のPSW202の内容を不揮発性メモ
リ104のPSWフィールド602に格納する(ステッ
プS401)。次にCPU101の汎用レジスタ群20
3〜209の内容を不揮発性メモリ104のCPUレジ
スタフィールド603に格納する(ステップS40
2)。次にメモリ102のうち、オペレーティングシス
テム領域のテキスト/データ、ウィンドウシステム領域
のテキスト/データ、その他のアプリケーション領域の
テキスト/データ等、VRAMのデータを除くすべての
データを不揮発性メモリ104のメモリフィールド60
4に格納する(ステップS403)。次に制御装置10
3の内部レジスタのうち、状態再現に必要なレジスタ
(例えば入力装置106との通信速度を設定するボーレ
ートレジスタ、ハードディスクとの転送を同期モードで
行なうかどうかを設定するHD転送モードレジスタな
ど)を不揮発性メモリ104の制御装置レジスタフィー
ルド605に格納する(ステップS404)。次に不揮
発性メモリ104の再起動可能フラグフィールド601
に1をセットする(ステップS405)。最後に電源装
置113に電源OFF信号を送る(S406)。この状
態でシステムは電源OFF状態となる。
3から電源が供給され、システム起動検出手段109は
パワーオンリセット信号をCPU101に入力し、シス
テム状態再現処理手段110が呼び出される。
ず、不揮発性メモリ104の再起動フラグフィールド6
01に1がセットされているかどうかを判別する(ステ
ップS501)。
コンピュータシステムと同様のシステム起動処理を行な
う(ステップS510)。
置103を初期化する(ステップS502)。次に不揮
発性メモリ104の制御装置レジスタフィールド605
に格納されていた内容を読み出し、制御装置103の対
応するレジスタにセットする(ステップS503)。次
に不揮発性メモリ104のメモリフィールド604に格
納されていたオペレーティングシステム領域のテキスト
/データ、ウィンドウシステム領域のテキスト/デー
タ、その他のアプリケーション領域のテキスト/データ
等、VRAMのデータを除くすべてのデータを読みだし
メモリ102に格納する(ステップS504)。次に不
揮発性メモリ104のCPUレジスタフィールド603
に格納されているCPU101の汎用レジスタ群203
〜209のデータを読み出して対応するレジスタにセッ
トする(ステップS505)。次に不揮発性メモリ10
4のPSWフィールド602に格納されているCPU1
01のPSW202の内容を読み出してセットする(ス
テップS506)。この時点でVRAMのデータを除い
て前述の割り込み処理から戻る直前の状態と同じにな
る。次に割り込み復帰命令を実行すると、割り込み処理
の時と同様にシステム終了検出手段107からCPU1
01に割り込みが入力した時の状態にもどる(ステップ
S507)。図7はこの時の表示装置105の画面の様
子を示しており、VRAMのデータが復元されていない
ため何も表示されていない。次に再表示要求発行手段1
11を呼びだし、ウィンドウシステム115に対してウ
ィンドウの再表示要求を発行する(ステップS50
8)。ウィンドウシステム115は、ウィンドウ環境で
動作中のすべてのプログラムの再表示を行ない、VRA
Mのデータを更新する(ステップS509)。図8はこ
の時の表示装置105の画面の様子を示しており、この
例では801、802、803の3つのウィンドウと8
04の1つの時計のプログラムの表示が復元されてい
る。
ジューム機能を使用する場合と使用しない場合について
説明する。
ムを起動し、以前作成して保存されている文章を参照し
ながら新しい文章を作成する時の処理を示す流れ図、図
10はその時の表示装置105画面の様子を示すイメー
ジ図。図11はその時のメモリ上のデータの構造を示す
データ構造図。図12はレジューム機能を使用せずに文
書作成を中断してシステムの電源をOFFする時の流れ
図である。
1)、オペレーティングシステムが不揮発性メモリ10
4から主記憶1101のOS領域1102に読み込まれ
て実行される(ステップS902)。このOS領域11
02にはそれ以外にメモリの使用状態を管理するメモリ
管理テーブルやシステムの上で動作する各プログラムの
状態を管理するプロセス管理テーブルなどのデータが含
まれている。
る(ステップS903)。すると、まずウィンドシステ
ムのプログラムが不揮発性メモリ104から主記憶11
01のウィンドウシステム領域1103に読み込まれ
る。このウィンドウシステム領域には表示装置105上
に表示されているウィンドウの数や、各ウィンドウの大
きさや位置などのデータが格納されている。
(ステップS904)。すると、そのウィンドウの位置
や大きさなどのデータがウィンドウシステム領域110
3に格納されるとともに、VRAM1106上にウィン
ドウ1001に表示されているデータを保持するウィン
ドウデータ領域1107が確保される。
表示プログラムを起動する(ステップS905)。する
と主記憶1101上にはアプリケーション領域1104
が確保され、文書表示プログラムが不揮発性メモリ10
4から読み込まれて実行され、以前作成した文書が表示
される。
2を開く(ステップS906)。すると、そのウィンド
ウの位置や大きさなどのデータがウィンドウシステム領
域1103に格納されるとともに、VRAM1106上
にウィンドウ1002に表示されているデータを保持す
るウィンドウデータ領域1108が確保される。
作成プログラムを起動する(ステップS907)。する
と、主記憶1101上にはアプリケーション領域110
5が確保され、文書作成プログラムが不揮発性メモリ1
04から読み込まれて実行される。
された文書を参考にしながら、文書作成プログラムを使
用して文書を作成する(ステップS908)。図10は
その時の表示装置105の画面の様子を示しており、ウ
ィンドウ1002内の1003は次に入力装置106か
ら入力された文字が入力される位置を示すカーソルであ
る。
の作成を中断してシステムの電源をOFFしようとする
と、図12に示すような処理が必要になる。
モリ104に保存し(ステップS1201)、次に文書
作成プログラムを終了し(ステップS1202)、次に
ウィンドウ1001と1002を閉じ(ステップS12
03)、次にウィンドウシステムを終了し(ステップS
1204)、次にOSを終了し(ステップS120
5)、最後に電源をOFFする(ステップS1206)
必要がある。
すると電源OFF前に、CPU101のPSW202、
汎用レジスタ群203〜209のデータ、図11に示す
ような主記憶1101のすべてのデータ、制御装置10
3のボーレートレジスタ、HD転送モードレジスタのデ
ータなどすべてのシステムの状態を不揮発性メモリ10
4に退避し、電源ON時にはそれらのデータを不揮発性
メモリ104から読み出して、CPU101や主記憶1
101や制御装置103の状態を電源OFF前の状態に
し、ウィンドウシステムに対してウィンドウ再表示要求
を発行することによりVRAM1106のデータを復元
することができ、その時行なっていた作業を再開するこ
とができる。さらに、電源OFF時にVRAMのデータ
を不揮発性メモリに退避しないのでシステム状態退避時
に必要なメモリの容量が削減できる。
て図面を参照しながら説明する。図13は請求項2記載
の発明の実施例におけるシステム再起動装置のブロック
図を示すものである。図13において1301はウィン
ドウシステム判別手段、1302はウィンドウシステム
判別条件保持手段であり、その他は図1と同様である。
ドウシステムにはいろいろな種類があり、画面イメージ
やユーザインターフェースだけでなく、ウィンドウの生
成/削除、表示データのリフレッシュ(再表示)等のラ
イブラリ関数の仕様等もそれぞれ異なっている。従って
ウィンドウシステムに対して、ウィンドウの生成/削
除、表示データのリフレッシュ(再表示)等を要求する
場合、現在稼働しているウィンドウシステムの種別を特
定してそのウィンドウシステム特有の(ライブラリ)関
数を発行する必要がある。
手段1302に格納されているウィンドウシステム判別
条件の一例を示す図である。例えばこの場合は XOpenD
isplay("NULL") という関数の戻り値が NULL 以外であ
る場合 X-windowウィンドウシステムが稼働しており、w
e_getparentwindow(parent) という関数の戻り値が 0で
ある場合 Sunview ウィンドウシステムが稼働している
ことを示している。
手段110の処理の流れを示す流れ図である。
こでは、電源スイッチOFF前にはX-window ウィンド
ウシステム上で3つのウィンドウと1つの時計のプログ
ラムを起動しているものとする。
に、システム終了検出手段107は電源スイッチ112
がOFFされたことを検出すると、CPUにそのことを
通知する割り込み信号を出力する。するとCPUは請求
項1記載の発明の実施例と同様の割り込み発生時の動作
を実行し、システム状態退避処理手段108が呼び出さ
れる。
項1記載の発明の実施例と同様にステップS401から
ステップS406の処理を行ない電源をOFFする。
の発明の実施例と同様に電源装置113から電源が供給
され、システム起動検出手段109はパワーオンリセッ
ト信号をCPU101に入力し、システム状態再現処理
手段110が呼び出される。
項1記載の発明の実施例と同様にステップS501から
ステップS507の処理を行なう。図16はこの時の表
示装置105の画面の様子を示しており、VRAMのデ
ータが復元されていないため何も表示されていない。
は、Sunview ウィンドウシステムが稼働しているかどう
かをウィンドウシステム判別条件保持手段1302に格
納されている条件をもとに判別し、再表示要求発行手段
111に対して再表示要求の発行を要求する(ステップ
S1501)。もしSunview ウィンドウシステムが稼働
しているならば再表示要求発行手段111は、Sunview
ウィンドウシステムに対してウィンドウの再表示要求を
発行し(ステップS1502)、Sunview ウィンドウシ
ステムはウィンドウ環境で動作中のすべてのプログラム
の再表示を行ない、VRAMのデータを更新する(ステ
ップS1503)。本実施例の場合 Sunview ウィン
ドウシステムが稼働していないのでステップS150
2、ステップS1503は実行されない。
は、 X-window ウィンドウシステムが稼働しているかど
うかをウィンドウシステム判別条件保持手段1302に
格納されている条件をもとに判別し、再表示要求発行手
段111に対して再表示要求の発行を要求する(ステッ
プS1504)。本実施例の場合 X-window ウィンドウ
システムが稼働しているので再表示要求発行手段111
は、 X-window ウィンドウシステムに対してウィンドウ
の再表示要求を発行し(ステップS1505)、X-wind
ow ウィンドウシステムはウィンドウ環境で動作中のす
べてのプログラムの再表示を行ない、VRAMのデータ
を更新する(ステップS1506)。図17はこの時の
表示装置105の画面の様子を示しており、この例では
1701、1702、1703の3つのウィンドウと1
704の1つの時計のプログラムの表示が復元されてい
る。
働しているウィンドウシステムを判別したあとに、その
ウィンドウシステムに特有のウィンドウ再表示要求を発
行するので、稼働しているウィンドウシステムが何であ
ってもVRAMおよび画面イメージを復元することが可
能となる。
て図面を参照しながら説明する。図18は請求項3記載
の発明の実施例におけるシステム再起動装置のブロック
図を示すものである。図18において1801は終了要
求発行手段、1802は終了プログラム判別手段、18
03はプログラム再現不可能条件保持手段、1804は
システム状態保持手段、1805はネットワーク通信装
置であり、その他は図1と同様である。
ステムにはワークステーション上で動作するプログラム
間で通信を行なう機能が実現されている。しかも本実施
例はネットワーク通信装置1805を備えているため他
のワークステーション上で動作するプログラムと通信す
ることが可能である。しかし、他のワークステーション
上のプログラムと通信している場合に電源をOFFし、
電源ONした時に再び同じプログラムと通信することは
現在のオペレーティングシステムの機能では困難なた
め、本実施例においてはこのような場合通信を行なって
いたプログラムを電源ON後に再開することはできな
い。しかし、そのようなプログラムが使用しているウィ
ンドウの位置や大きさなどのデータや、画面上に表示さ
れているデータは解放されることなく残ってしまう。そ
こで、このようにシステム再起動時にウィンドウ上への
再表示が不可能なプログラムは電源ON時に終了させる
必要がある。
含まれる起動中の各プログラムの状態を示す図である。
図中、プロセスIDフィールド1901は起動中の各プ
ログラムを識別する番号を、コマンドフィールド190
2は各プログラムを実行したコマンドを格納するための
ものである。このほかに各プログラムが実行されている
ターミナルの番号なども保持されているが本発明の主眼
ではないので省略する。 図20はプログラム再現不可
能条件保持手段1803に格納されているプログラム再
現不可能条件の一例を示す図である。例えばこの場合は
コマンドが rshで始まるプログラムと、コマンドが rlo
gin で始まるプログラムはシステム再起動時に再現不可
能なプログラムであることを示している。
手段110の処理の流れを示す流れ図である。
こでは、電源スイッチOFF前には3つのウィンドウと
1つの時計のプログラムを起動しているものとする。た
だし、3つのウィンドウのうち1つのウィンドウと、時
計のプログラムは他のワークステーション上のプログラ
ムと通信を行なっているプログラムであるとする。ま
た、システム状態保持手段1804には図19に示す内
容が保持されており、プログラム再現不可能条件保持手
段1803には図20に示す内容が保持されているもの
とする。
に、システム終了検出手段107は電源スイッチ112
がOFFされたことを検出すると、CPUにそのことを
通知する割り込み信号を出力する。するとCPUは請求
項1記載の発明の実施例と同様の割り込み発生時の動作
を実行し、システム状態退避処理手段108が呼び出さ
れる。
項1記載の発明の実施例と同様にステップS401から
ステップS406の処理を行ない電源をOFFする。
の発明の実施例と同様に電源装置113から電源が供給
され、システム起動検出手段109はパワーオンリセッ
ト信号をCPU101に入力し、システム状態再現処理
手段110が呼び出される。
項1記載の発明の実施例と同様にステップS501から
ステップS509の処理を行なう。図22はこの時の表
示装置105の画面の様子を示しており、この例では2
201、2202、2203の3つのウィンドウと22
04の1つの時計のプログラムの表示が復元されてい
る。ただし、ウィンドウ2203と、時計2204のプ
ログラムは他のワークステーション上のプログラムと通
信を行なっているプログラムなので、ウィンドウ枠の表
示のみが行なわれ内部の表示は行なわれていない。
システム状態保持手段1804が保持している各プログ
ラムの状態と、プログラム再現不可能条件保持手段18
03が保持する再現不可能条件とを比較して、再現不可
能なプログラムがあるかどうかを判別する(ステップS
2101)。この場合、プロセスID=140、コマン
ド=”rsh server1 xclock”のプログラムと、プロセス
ID=155、コマンド=”rlogin server1”のプログ
ラムと、プロセスID=156、コマンド=”rlogin s
erver1”のプログラムが再現不可能条件と一致するの
で、終了要求発行手段1801に対して終了要求の発行
を要求する。
55、156のプロセスIDを持つプログラムに対して
終了要求を発行する(ステップS2102)。ウィンド
ウシステムはウィンドウ2203および、ウィンドウ2
204を使用しているプログラムの終了に伴い不必要に
なったウィンドウの位置や大きさなどのデータを削除
し、VRAMのデータを更新する(ステップS210
3)。図23はこの時の表示装置105の画面の様子を
示しており、2201、2202の2つのウィンドウの
みが表示されており、再現不可能なプログラムが使用し
ていた2203のウィンドウと2204の時計のプログ
ラムの表示は削除されている。
ステム再起動時に再現不可能なプログラムを判別しそれ
らのプログラムに終了要求を発行することにより、再現
可能なプログラムのみを画面上に復元することが可能に
なる。
て図面を参照しながら説明する。図24は請求項4記載
の発明の実施例におけるシステム再起動装置のブロック
図を示すものである。図24において1801は終了要
求発行手段、1802は終了プログラム判別手段、18
03はプログラム再現不可能条件保持手段、1804は
システム状態保持手段、1805はネットワーク通信装
置であり、その他は図2と同様である。
含まれる起動中の各プログラムの状態を示す図である。
図中、プロセスIDフィールド1901は起動中の各プ
ログラムを識別する番号を、コマンドフィールド190
2は各プログラムを実行したコマンドを格納するための
ものである。このほかに各プログラムが実行されている
ターミナルの番号なども保持されているが本発明の主眼
ではないので省略する。
段1803に格納されているプログラム再現不可能条件
の一例を示す図である。例えばこの場合はコマンドが r
shで始まるプログラムと、コマンドが rlogin で始まる
プログラムはシステム再起動時に再現不可能なプログラ
ムであることを示している。
手段110の処理の流れを示す流れ図である。
こでは、電源スイッチOFF前にはX-window ウィンド
ウシステム上で3つのウィンドウと1つの時計のプログ
ラムを起動しているものとする。ただし、3つのウィン
ドウのうち1つのウィンドウと、時計のプログラムは他
のワークステーション上のプログラムと通信を行なって
いるプログラムであるとする。また、システム状態保持
手段1804には図25に示す内容が保持されており、
プログラム再現不可能条件保持手段1803には図26
に示す内容が保持されているものとする。
に、システム終了検出手段107は電源スイッチ112
がOFFされたことを検出すると、CPUにそのことを
通知する割り込み信号を出力する。するとCPUは請求
項1記載の発明の実施例と同様の割り込み発生時の動作
を実行し、システム状態退避処理手段108が呼び出さ
れる。
項1記載の発明の実施例と同様にステップS401から
ステップS406の処理を行ない電源をOFFする。
の発明の実施例と同様に電源装置113から電源が供給
され、システム起動検出手段109はパワーオンリセッ
ト信号をCPU101に入力し、システム状態再現処理
手段110が呼び出される。
項1記載の発明の実施例と同様にステップS501から
ステップS507の処理を行なう。
および、再表示要求発行手段111が、請求項2記載の
発明の実施例と同様にステップS1501からステップ
S1506の処理を行なう。図27はこの時の表示装置
105の画面の様子を示しており、この例では220
1、2202、2203の3つのウィンドウと2204
の1つの時計のプログラムの表示が復元されている。た
だし、ウィンドウ2203と、時計2204のプログラ
ムは他のワークステーション上のプログラムと通信を行
なっているプログラムなので、ウィンドウ枠の表示のみ
が行なわれ内部の表示は行なわれていない。
システム状態保持手段1804が保持している各プログ
ラムの状態と、プログラム再現不可能条件保持手段18
03が保持する再現不可能条件とを比較して、再現不可
能なプログラムがあるかどうかを判別する(ステップS
2101)。この場合、プロセスID=140、コマン
ド=”rsh server1 xclock”のプログラムと、プロセス
ID=155、コマンド=”rlogin server1”のプログ
ラムと、プロセスID=156、コマンド=”rlogin s
erver1”のプログラムが再現不可能条件と一致するの
で、終了要求発行手段1801に対して終了要求の発行
を要求する。
55、156のプロセスIDを持つプログラムに対して
終了要求を発行する(ステップS2102)。ウィンド
ウシステムはウィンドウ2203および、ウィンドウ2
204を使用しているプログラムの終了に伴い不必要に
なったウィンドウの位置や大きさなどのデータを削除
し、VRAMのデータを更新する(ステップS210
3)。図28はこの時の表示装置105の画面の様子を
示しており、2201、2202の2つのウィンドウの
みが表示されており、再現不可能なプログラムが使用し
ていた2203のウィンドウと2204の時計のプログ
ラムの表示は削除されている。
ステム再起動時に再現不可能なプログラムを判別しそれ
らのプログラムに終了要求を発行することにより、再現
可能なプログラムのみを画面上に復元することが可能に
なる。
PUと、メモリと、制御装置と、不揮発性メモリと、シ
ステム終了検出手段と、システム起動検出手段と、シス
テム状態退避処理手段と、システム状態再現手段と、再
表示要求発行手段とを設けることにより、CPUの低消
費電力モードやバッテリを使用せずに電源OFF時に行
なっていた作業を再び電源ONした時に再現することが
でき、しかもVRAMのデータを不揮発性メモリに退避
しないのでシステム状態退避時に必要なメモリの容量が
削減できる。
の発明に加えて、ウィンドウシステム判別条件保持手段
と、ウィンドウシステム判別手段とを設けることによ
り、稼働しているウィンドウシステムを判別したあと
に、そのウィンドウシステムに特有のウィンドウウ再表
示要求を発行するので、稼働しているウィンドウシステ
ムが何であってもVRAMおよび画面イメージを復元す
ることが可能となる。
の発明に加えて、プログラム再現不可能条件保持手段
と、システム状態保持手段と、終了プログラム判別手段
と、終了要求発行手段とを設けることにより、システム
再起動時に再現不可能なプログラムを終了させ、再現可
能なプログラムのみを画面上に復元することが可能にな
る。
の発明に加えて、プログラム再現不可能条件保持手段
と、システム状態保持手段と、終了プログラム判別手段
と、終了要求発行手段とを設けることにより、システム
再起動時に再現不可能なプログラムを終了させ、再現可
能なプログラムのみを画面上に復元することが可能にな
る。
装置のブロック図である。
る。
示す流れ図である。
示す流れ図である。
る。
る。
る。
システムを起動し、文書を作成する時の処理を示す流れ
図である。
置の画面のイメージ図である。
のデータ構造図である。
にシステムを終了する時の処理を示す流れ図である。
動装置のブロック図である。
手段のデータ構造図である。
を示す流れ図である。
る。
る。
動装置のブロック図である。
造図である。
段のデータ構造図である。
を示す流れ図である。
る。
る。
動装置のブロック図である。
造図である。
段のデータ構造図である。
る。
る。
を示す流れ図である。
る。
Claims (4)
- 【請求項1】CPUと、メモリと、制御装置と、不揮発
性メモリと、システム終了検出手段と、システム起動検
出手段と、前記システム終了検出手段がシステムの終了
要求を検出した時、前記CPUと前記メモリと前記制御
装置のそれぞれの状態およびシステムの終了直前の状態
が前記不揮発性メモリに格納されていることを示す再起
動可能フラグを前記不揮発性メモリに書き込むシステム
状態退避処理手段と、前記システム起動検出手段がシス
テムの起動要求を検出した時、前記不揮発性メモリに前
記再起動可能フラグが格納されているかを判別し、格納
されている場合は前記不揮発性メモリに格納された前記
CPUと前記メモリと前記制御装置の状態を読みだし前
記CPUと前記メモリと前記制御装置の状態をシステム
終了直前の状態に復元するシステム状態再現処理手段
と、システム状態復元後稼働しているウィンドウシステ
ムに対してウィンドウ再表示要求を発行する再表示要求
発行手段とを備えたことを特徴とするシステム再起動装
置。 - 【請求項2】稼働しているウィンドウシステムを判別す
るための条件を保持しているウィンドウシステム判別条
件保持手段と、現在稼働しているウィンドウシステムを
判別するウィンドウシステム判別手段とを備えたことを
特徴とする請求項1記載のシステム再起動装置。 - 【請求項3】システム再起動時にウィンドウ上への再表
示が不可能なプログラムを判別するための条件を保持す
るプログラム再現不可能条件保持手段と、システムが実
行しているプログラムの状態を保持しているシステム状
態保持手段と、前記プログラム再現不可能条件保持手段
が保持している条件と前記システム状態保持手段が保持
しているプログラムの状態を比較してウィンドウ上への
再表示が不可能なプログラムを判別する終了プログラム
判別手段と、前記終了プログラム判別手段が再表示不可
能と判別したプログラムに対して終了要求を発行する終
了要求発行手段とを備えたことを特徴とする請求項1記
載のシステム再起動装置。 - 【請求項4】システム再起動時にウィンドウ上への再表
示が不可能なプログラムを判別するための条件を保持す
るプログラム再現不可能条件保持手段と、システムが実
行しているプログラムの状態を保持しているシステム状
態保持手段と、前記プログラム再現不可能条件保持手段
が保持している条件と前記システム状態保持手段が保持
しているプログラムの状態を比較してウィンドウ上への
再表示が不可能なプログラムを判別する終了プログラム
判別手段と、前記終了プログラム判別手段が再表示不可
能と判別したプログラムに対して終了要求を発行する終
了要求発行手段とを備えたことを特徴とする請求項2記
載のシステム再起動装置。
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