JP5889166B2 - プラント監視制御システム - Google Patents

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本発明は、プラント機器の運転状態を監視し制御するプラント監視制御システムに関し、特に、大画面モニタを備えたプラント監視制御装置における表示レイアウト作業の効率化に関する。
従来、プラント監視制御装置においては、その表示部(モニタ)にプラント機器の運転状態やプロセス量を表示させ、プラント運転員はこの表示部の画面を監視しながら必要な制御を行っていた。例えば特許文献1には、プラント監視制御装置に保守ツールからオンラインロジックモニタ機能を呼び出し、プラント異常要因に対応する詳細制御演算ロジック図を表示させる機能を設けたプラント運転監視システムが提示されている。
また、監視対象が広範囲に点在する場合や、監視施設の統合、集約により大量の情報を監視する場合には、大型プロジェクター等の大画面表示部を備えたプラント監視制御装置を用意し、この大画面表示部において多くのプラント運転員が情報を共有できるようにしていた。
特開2001−236118号公報
上記のような大画面表示部の画面の種類、ウィンドウの配置及びサイズ等の表示レイアウトは、プラント運転員(オペレータ)が大画面表示部を見ながら、その大画面表示部から離れた手元のプラント監視制御装置で操作し、決定していた。このため、オペレータは、大画面表示部から例えば数メートルも離れた位置でマウス操作を行わなければならず、ウィンドウのリサイズのような細かい操作が困難であった。
また、一旦表示レイアウトが完成しても、そのレイアウト情報は大画面表示部を再起動する時にはリセットされており、再起動のたびにレイアウト作業を行う必要があった。このような作業を繰り返すことはオペレータの負担となり、プラント監視効率を低下させる要因となっていた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、離れた場所にある大画面表示部の表示レイアウトを手元のプラント監視制御装置で容易に行え、一度完成した表示レイアウトを再現することが可能なプラント監視制御システムを提供することを目的とする。
本発明に係るプラント監視制御システムは、第1の表示部を有する第1の監視制御装置と第1の表示部よりも面積の大きい第2の表示部を有する第2の監視制御装置を含む複数台の監視制御装置が、通信ネットワークを介して互いに接続されたプラント監視制御システムであって、第1の監視制御装置は、第1の表示部を制御する第1の表示制御部と、第2の表示部の画面の種類とその画面におけるウィンドウの配置及びサイズを含む表示レイアウトを第1の表示部において決定するための第1の入力手段と、第1の表示部において決定された第2の表示部の表示レイアウトに関するレイアウト情報を取得する第1のレイアウト情報取得部と、第1のレイアウト情報取得部が取得したレイアウト情報を格納する第1のレイアウト情報格納部を備え、第2の監視制御装置は、第2の表示部を制御する第2の表示制御部と、第2の表示部の表示レイアウトを第2の表示部において決定するための第2の入力手段と、第2の表示部の表示レイアウトに関するレイアウト情報を取得する第2のレイアウト情報取得部とを備え、第2の表示部の表示レイアウトを第1の表示部において決定した場合、第2のレイアウト情報取得部は、第1の監視制御装置から通信ネットワークを介して当該表示レイアウトに関するレイアウト情報を取得し、第2の表示制御部はレイアウト情報に基づいて第2の表示部の表示レイアウトを再現し、第2の表示部の表示レイアウトを第2の表示部において決定した場合、第2の監視制御装置は、第2のレイアウト情報取得部により取得した当該表示レイアウトに関するレイアウト情報を、通信ネットワークを介して第1の監視制御装置に送信し、第1の監視制御装置は、受信した該レイアウト情報を前記第1のレイアウト情報格納部に格納すると共に、前記第1の表示部を該レイアウト情報に基づく表示レイアウトにするものである。
本発明に係るプラント監視制御システムによれば、第1の監視制御装置において第1の表示部と第1の入力手段により第2の表示部の表示レイアウトを決定し、第2の監視制御装置の第2の表示制御部は、第1の監視制御装置から通信ネットワークを介して送信されたレイアウト情報に基づいて、第2の表示部の表示レイアウトを再現するようにしたので、第2の表示部が離れた場所にある場合でも、オペレータの手元にある第1の監視制御装置の表示部で容易に表示レイアウトを決定することができ、また、表示レイアウトを保存し、繰り返し再現することも可能である。さらに、第2の表示部の表示レイアウトを第2の表示部において決定した場合には、第1の表示部を該レイアウト情報に基づく表示レイアウトにすることができる。これにより、オペレータの負担が軽減し、プラント監視効率が向上する効果が得られる。
本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御システムを示す概略図である。 本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御システムを示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御装置の表示部と大画面プラント監視制御装置の大画面表示部を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御装置において大画面表示部の表示レイアウトを決定する処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御装置の表示部を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御装置において大画面表示部の表示レイアウトを保存する処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御装置の表示部を示す図である。 本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御装置において格納された大画面表示部の表示レイアウトを再現する処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態2に係るプラント監視制御装置の表示部と大画面プラント監視制御装置の大画面表示部を示す図である。 本発明の実施の形態2に係る大画面プラント監視制御装置において決定した表示レイアウトをプラント監視制御装置に保存する処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態3に係る大画面プラント監視制御装置において前回起動時の最後の表示レイアウトを再起動時に再現する処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態4に係るプラント監視制御装置の表示部を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るプラント監視制御装置においてウィンドウ内のコンテンツの表示サイズを含むレイアウト情報を格納する処理の流れを示す図である。 本発明の実施の形態4に係るプラント監視制御装置の表示部を示す図である。 本発明の実施の形態4に係るプラント監視制御装置においてウィンドウ内のコンテンツの位置を含むレイアウト情報を格納する処理の流れを示す図である。
実施の形態1.
以下に、本発明の実施の形態1に係るプラント監視制御システムについて、図面に基づいて説明する。図1及び図2は、本実施の形態1に係るプラント監視制御システムを示す概略図及びブロック図である。なお、図中、同一部分には同一符号を付している。本実施の形態1に係るプラント監視制御システムは、複数のプラント監視制御装置1、2、及びプラント情報処理装置3a、3bがプラント制御バス4を介して互いに接続され、双方向での情報及び制御指令の伝達を実現している。なお、図1及び図2では、プラント監視制御装置とプラント情報処理装置を各2台示しているが、それらの台数は限定されるものではない。
プラント情報処理装置3a、3bは、モータ、ポンプ、弁、または計測機器等のプラント機器(図示せず)から計測データまたは状態データ等のプラントデータを取得し、プラント機器を制御する。プラント情報処理装置3a、3bが取得したプラントデータは、プラント制御バス4を介してプラント監視制御装置1、2に送信される。プラント監視制御装置1、2は、取得したプラントデータに基づいてプラント機器の運転状態やプロセス量を監視し、必要に応じた制御指示をプラント情報処理装置3a、3bに対して送信する。
本実施の形態1に係るプラント監視制御システムは、第1の監視制御装置であるプラント監視制御装置1と、第2の監視制御装置である大画面プラント監視制御装置2(以下、大画面装置2と略す)を備えている。プラント監視制御装置1は、通常のモニタサイズの表示部(第1の表示部)11を有している。
一方、大画面装置2は、表示部11よりも面積の大きい大画面表示部(第2の表示部)21を有している。大画面表示部21は、例えば大型プロジェクターであり、監視対象が広範囲に点在する場合や、監視施設の統合、集約により大量の情報を監視する場合に用いられ、多くのプラント運転員が情報を共有できるようにしたものである。プラント監視制御装置1と大画面装置2は、図2に示すように、通信ネットワークである情報LAN5を介して互いに接続されている。
プラント監視制御装置1は、図2に示すように、表示部11を制御する表示制御部(第1の表示制御部)12と、プラント情報処理装置3a、3bから取得したプラントデータの処理や表示制御部12からの指令に基づく処理を実施するデータ処理部(CPU)13と、プラント情報処理装置3a、3bから取得したプラントデータあるいはデータ処理部13で処理されたデータを蓄積するデータ格納部14を備えている。
また、プラント監視制御装置1は、大画面装置2の大画面表示部21の表示レイアウト、すなわち画面の種類とその画面におけるウィンドウの配置及びサイズを、表示部11において決定するための第1の入力手段として、マウス(図示せず)を備えている。
さらに、表示制御部12は、表示部11において決定された大画面表示部21の表示レイアウトに関するレイアウト情報を取得するレイアウト情報取得部(第1のレイアウト情報取得部)121を備えている。また、データ格納部14は、レイアウト情報取得部121が取得したレイアウト情報を格納するレイアウト情報格納部(第1のレイアウト情報格納部)141を備えている。
また、大画面装置2は、大画面表示部21を制御する表示制御部(第2の表示制御部)22と、プラント情報処理装置3a、3bから取得したプラントデータの処理や表示制御部22からの指令に基づく処理を実施するデータ処理部(CPU)23と、プラント情報処理装置3a、3bから取得したプラントデータあるいはデータ処理部23で処理されたデータを蓄積するデータ格納部24を備えている。
表示制御部22は、プラント監視制御装置1から情報LAN5を介して送信されたレイアウト情報に基づいて、大画面表示部21の表示レイアウトを再現する機能を有する。また、表示制御部22は、大画面表示部21の表示レイアウトに関するレイアウト情報を取得するレイアウト情報取得部(第2のレイアウト情報取得部)221を備えている。データ格納部24は、大画面表示部21の表示レイアウトに関するレイアウト情報を格納するレイアウト情報格納部(第2のレイアウト情報格納部)241を備えている。
なお、プラント監視制御装置1及び大画面装置2はいずれも、プラント制御バス4または情報LAN5と接続するためのインタフェースを各々備えているが、図示を省略している。また、図2では、レイアウト情報取得部121、221をそれぞれ表示制御部12、22の中に設けたが、これに限定されるものではなく、例えばデータ処理部13、23の中に設けても良い。
次に、本実施の形態1に係るプラント監視制御システムにおいて、大画面表示部21の表示レイアウトを決定する処理の流れについて、図3及び図4を用いて説明する。なお、図3は、表示部11と大画面表示部21の画面を示している。まず、図4のフローチャートのステップ10(S10)において、オペレータは、プラント監視制御装置1の表示部11の画面上で、大画面表示部21に表示する画面の種類と、その画面におけるウィンドウの配置及びサイズをマウス操作で決定する。このS10では、図3に示すように、表示部11の画面上に複数のウィンドウ1u、1v、・・・1zが所望の位置及びサイズで表示されている。
次に、ステップ20(S20)において、プラント監視制御装置1の表示制御部12は、レイアウト情報取得部121により、表示部11に表示されている画面のIDである画面番号、ウィンドウの座標値(矩形の開始点と終了点)をレイアウト情報として取得する。続いてステップ30(S30)において、オペレータは、プラント監視制御装置1の表示部11の画面上で、「転送」ボタンをマウス操作で選択する。なお、図3では、「転送」ボタンをAで示している。
これにより、ステップ40(S40)において、プラント監視制御装置1は、S20で取得したレイアウト情報を、情報LAN5を介して大画面装置2に送信する。次に、ステップ50(S50)では、大画面装置2の表示制御部22は、レイアウト情報取得部221により、プラント監視制御装置1から送信されてきたレイアウト情報を取得する。続いてステップ60(S60)において、大画面装置2は、取得したレイアウト情報に基づいて大画面表示部21の表示レイアウトを再現する。このS60において、図3に示すように、大画面表示部21には表示部11の表示レイアウトが再現され、複数のウィンドウ2u、2v、・・・2zが所望の位置及びサイズで表示される。
なお、大画面表示部21の表示レイアウトを決定した後、プラント監視制御装置1は、その表示レイアウトに関連するレイアウト情報をレイアウト情報格納部141に格納する。これにより、必要に応じて格納したレイアウト情報を呼び出し、再現することが可能である。
本実施の形態1に係るプラント監視制御装置1において、大画面表示部21の表示レイアウトを決定し、そのレイアウト情報を保存する処理の流れについて、図5及び図6を用いて説明する。図5は表示部11の画面を示している。なお、図6のフローチャートのS10、S20は、図4と同じ処理であるので説明を省略する。ステップ21(S21)において、オペレータは、プラント監視制御装置1の表示部11の画面上で、「保存」ボタンをマウス操作で選択する。図5では、「保存」ボタンをBで示している。
これにより、ステップ22(S22)において、プラント監視制御装置1のレイアウト情報格納部141は、大画面表示部21のレイアウト情報を、例えば画面番号等の画面IDをファイル名として保存し、処理が終了する。
次に、本実施の形態1に係るプラント監視制御装置1において、レイアウト情報格納部141に格納されたレイアウト情報を呼び出し、表示部11に再現する処理の流れについて、図7及び図8を用いて説明する。図7は表示部11の画面を示している。図8のフローチャートのステップ23(S23)において、オペレータは、プラント監視制御装置1の表示部11の画面上で、「再生」ボタンをマウス操作で選択する。図7では、「再生」ボタンをCで示している。
これにより、ステップ24(S24)において、プラント監視制御装置1のレイアウト情報格納部141に格納されている大画面表示部21のレイアウト情報のリストが、プルダウンメニューに表示される。図7ではプルダウンメニューをDで示している。続いてステップ25(S25)において、オペレータは、プルダウンメニューの中から再生するレイアウト情報のリストをマウスで選択する。
続いてステップ26(S26)では、レイアウト情報格納部141は、選択されたレイアウト情報、すなわち画面番号、ウィンドウの座標値等を表示制御部12に提供する。これにより、ステップ27(S27)において、表示制御部12は、取得したレイアウト情報に基づいて表示部11に表示レイアウトを再現する。
以上のように、本実施の形態1に係るプラント監視制御システムによれば、プラント監視制御装置1において表示部11とマウスにより大画面表示部21の表示レイアウトを決定し、大画面装置2の表示制御部22は、プラント監視制御装置1から情報LAN5を介して送信されたレイアウト情報に基づいて、大画面表示部21の表示レイアウトを再現するようにしたので、大画面表示部21が離れた場所にある場合でも、オペレータの手元にあるプラント監視制御装置1の表示部11で、容易に表示レイアウトを決定することができる。また、表示レイアウトを保存し、繰り返し再現することも可能である。これにより、従来のように大画面表示部21のレイアウト作業を繰り返し行う手間が省け、オペレータの負担が軽減し、プラント監視効率が向上する効果が得られる。
実施の形態2.
本発明の実施の形態2に係るプラント監視制御システムの全体構成は、上記実施の形態1と同様であるので図2を流用して説明する。上記実施の形態1では、プラント監視制御装置1の表示部11で大画面表示部21の表示レイアウトを決定し、そのレイアウト情報を大画面装置2へ送信し大画面表示部21で再現する機能について説明した。本実施の形態2では、大画面装置2で大画面表示部21のレイアウトを決定し、そのレイアウト情報をプラント監視制御装置1に書き戻す機能について説明する。
本実施の形態2に係る大画面装置2は、大画面表示部21の表示レイアウトを大画面表示部21において決定するための第2の入力手段であるマウス(図示せず)を備えている。大画面表示部21の表示レイアウトを大画面表示部21において直接決定または変更した場合、当該表示レイアウトに関するレイアウト情報は、情報LAN5を介してプラント監視制御装置1に送信される。プラント監視制御装置1は、大画面装置2から受信したレイアウト情報をレイアウト情報格納部141に格納する。
本実施の形態2に係る大画面装置2において大画面表示部21で決定した表示レイアウトのレイアウト情報を、プラント監視制御装置1に保存する処理の流れについて、図9及び図10を用いて説明する。図9は、表示部11と大画面表示部21の画面を示している
。まず、図10のフローチャートのステップ51(S51)において、オペレータは、大画面装置2の大画面表示部21の画面上で、画面の種類と、その画面におけるウィンドウの配置及びサイズをマウス操作で決定する。このS51では、図9に示すように、大画面表示部21の画面上に複数のウィンドウ2u、2v、・・・2zが所望の位置及びサイズで表示されている。
次に、ステップ52(S52)では、大画面装置2の表示制御部22は、レイアウト情報取得部221により、大画面表示部21に表示されている画面のIDである画面番号、ウィンドウの座標値(矩形の開始点と終了点)をレイアウト情報として取得する。続いてステップ53(S53)において、オペレータは、大画面表示部21の画面上で、マウスの右ボタンクリックにより呼び出したプルダウンメニューから「転送」ボタンをマウス操作で選択する。図9では、プルダウンメニューをEで示し、「転送」ボタンをFで示している。
これにより、ステップ54(S54)において、大画面装置2は、S52で取得したレイアウト情報を、情報LAN5を介してプラント監視制御装置1に送信する。次に、ステップ55(S55)において、プラント監視制御装置1のレイアウト情報格納部141は、大画面装置2から送信されたレイアウト情報を保存する。
本実施の形態2によれば、上記実施の形態1と同様の効果に加え、大画面装置2で大画面表示部21の表示レイアウトを決定し、そのレイアウト情報をプラント監視制御装置1に書き戻すことができるため、さらに操作が容易となり作業性が向上する。
実施の形態3.
本発明の本実施の形態3に係るプラント監視制御システムの全体構成は、上記実施の形態1と同様であるので図2を流用して説明する。本実施の形態3では、大画面装置2を再起動した際に、前回起動時の最後に表示されていた表示レイアウトで初期表示する機能について説明する。
本実施の形態3に係る大画面装置2は、前回起動時の最後に大画面表示部21に表示されていた表示レイアウトに関するレイアウト情報をレイアウト情報格納部241に格納しており、再起動時には、当該レイアウト情報に基づいて大画面表示部21の表示レイアウトを再現するものである。
本実施の形態3に係る大画面装置2において、前回起動時の最後の表示レイアウトを再起動時に再現する処理の流れについて、図11を用いて説明する。なお、図11のフローチャートのS51、S52は、図10と同じ処理であるので説明を省略する。ステップ56(S56)において、大画面装置2のレイアウト情報格納部241は、表示制御部22のレイアウト情報取得部221が取得したレイアウト情報を自動的に保存する。ここで、大画面装置2の起動を終了する。次に、ステップ57(S57)において大画面装置2を再起動すると、ステップ58(S58)において、大画面装置2の表示制御部22は、最後に保存されたレイアウト情報に基づいて表示レイアウトを再現する。
本実施の形態3によれば、上記実施の形態1及び実施の形態2と同様の効果に加え、大画面装置2を再起動した際に、前回起動時の最後に表示されていた表示レイアウトを再現することができるため、さらに操作が容易となり作業性が向上する。
実施の形態4.
本発明の実施の形態4に係るプラント監視制御システムの全体構成は、上記実施の形態1と同様であるので図2を流用して説明する。本実施の形態4では、レイアウト情報とし
て、画面番号及びウィンドウの座標値に加え、ウィンドウ内のコンテンツの表示サイズ(拡大、縮小率)及び表示位置を含むものである。
本実施の形態4に係るプラント監視制御装置1において、ウィンドウ内のコンテンツの表示サイズ(拡大、縮小率)を含むレイアウト情報を格納する処理の流れについて、図12及び図13を用いて説明する。図12は、表示部11の画面を示している。まず、図13のフローチャートのS10において、オペレータは、プラント監視制御装置1の表示部11の画面上で、大画面表示部21に表示する画面の種類と、その画面におけるウィンドウの配置及びサイズをマウス操作で決定する。
続いてステップ11(S11)において、オペレータは、プラント監視制御装置1の表示部11の画面上で、マウスの右ボタンクリックにより呼び出したプルダウンメニューから拡大、縮小率をマウス操作で選択する。図12では、プルダウンメニューをGで示し、縮小率ボタンをHで示している。次に、ステップ12(S12)では、プラント監視制御装置1の表示制御部12は、レイアウト情報取得部121により、表示部11に表示されている画面のIDである画面番号、画面の拡大、縮小率、ウィンドウの座標値(矩形の開始点と終了点)を、レイアウト情報として取得する。
続いてステップ13(S13)において、オペレータは、プラント監視制御装置1の表示部11の画面上で、「保存」ボタンをマウス操作で選択する。図12では、「保存」ボタンをBで示している。これにより、ステップ14(S14)において、プラント監視制御装置1のレイアウト情報格納部141は、大画面表示部21のレイアウト情報を保存し、処理が終了する。
次に、本実施の形態4に係るプラント監視制御装置1において、ウィンドウ内のコンテンツの表示位置を含むレイアウト情報を格納する処理の流れについて、図14及び図15を用いて説明する。図14は、表示部11の画面を示している。まず、図14のフローチャートのS10において、オペレータは、プラント監視制御装置1の表示部11の画面上で、大画面表示部21に表示する画面の種類と、その画面におけるウィンドウの配置及びサイズをマウス操作で決定する。
続いてステップ15(S15)において、オペレータは、プラント監視制御装置1の表示部11の画面上でスクロールバーを調整し、画面内コンテンツの表示位置をマウス操作で決定する。図14では、スクロールバーをJで示している。次に、ステップ16(S16)では、プラント監視制御装置1の表示制御部12は、レイアウト情報取得部121により、表示部11に表示されている画面のIDである画面番号、スクロールバーの位置、ウィンドウの座標値(矩形の開始点と終了点)を、レイアウト情報として取得する。
続いてステップ17(S17)において、オペレータは、プラント監視制御装置1の表示部11の画面上で、「保存」ボタンをマウス操作で選択する。図14では、「保存」ボタンをBで示している。これにより、ステップ18(S18)において、プラント監視制御装置1のレイアウト情報格納部141は、大画面表示部21のレイアウト情報を保存し、処理が終了する。
なお、図13及び図15のフローチャートでは、ウィンドウ内のコンテンツの表示サイズ(拡大、縮小率)と表示位置(スクロールバーの位置)を別々にレイアウト情報格納部141に格納したが、これらは同時に格納することもできる。また、コンテンツの表示サイズと表示位置は、レイアウト情報に必ずしも両方含まれている必要はなく、いずれか一方であってもよい。
以上のように、本実施の形態4によれば、上記実施の形態1〜実施の形態3と同様の効果に加え、レイアウト情報としてウィンドウ内のコンテンツの表示サイズ及び表示位置を含むようにしたので、レイアウト情報に基づいて大画面表示部21の表示レイアウトを再現する際に、ウィンドウ内のコンテンツまで正確に再現することができ、さらに操作が容易となり作業性が向上する。なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略したりすることが可能である。
本発明は、大画面モニタを有するプラント監視制御装置を備えたプラント監視制御システムに利用することができる。
1 プラント監視制御装置(第1の監視制御装置)、
2 大画面プラント監視制御装置(第2の監視制御装置)、
3a、3b プラント情報処理装置、4 プラント制御バス、5 情報LAN、
11 表示部、21 大画面表示部、12、22 表示制御部、
13、23 データ処理部、14、24 データ格納部、
121、221 レイアウト情報取得部、141、241 レイアウト情報格納部。

Claims (5)

  1. 第1の表示部を有する第1の監視制御装置と前記第1の表示部よりも面積の大きい第2の表示部を有する第2の監視制御装置を含む複数台の監視制御装置が、通信ネットワークを介して互いに接続されたプラント監視制御システムであって、
    前記第1の監視制御装置は、前記第1の表示部を制御する第1の表示制御部と、前記第2の表示部の画面の種類とその画面におけるウィンドウの配置及びサイズを含む表示レイアウトを前記第1の表示部において決定するための第1の入力手段と、前記第1の表示部において決定された前記第2の表示部の表示レイアウトに関するレイアウト情報を取得する第1のレイアウト情報取得部と、前記第1のレイアウト情報取得部が取得したレイアウト情報を格納する第1のレイアウト情報格納部を備え、
    前記第2の監視制御装置は、前記第2の表示部を制御する第2の表示制御部と、前記第2の表示部の表示レイアウトを前記第2の表示部において決定するための第2の入力手段と、前記第2の表示部の表示レイアウトに関するレイアウト情報を取得する第2のレイアウト情報取得部とを備え、
    前記第2の表示部の表示レイアウトを前記第1の表示部において決定した場合、前記第2のレイアウト情報取得部は、前記第1の監視制御装置から前記通信ネットワークを介して当該表示レイアウトに関するレイアウト情報を取得し、前記第2の表示制御部はレイアウト情報に基づいて前記第2の表示部の表示レイアウトを再現し、
    前記第2の表示部の表示レイアウトを前記第2の表示部において決定した場合、前記第2の監視制御装置は、前記第2のレイアウト情報取得部により取得した当該表示レイアウトに関するレイアウト情報を、前記通信ネットワークを介して前記第1の監視制御装置に送信し、前記第1の監視制御装置は、受信した該レイアウト情報を前記第1のレイアウト情報格納部に格納すると共に、前記第1の表示部を該レイアウト情報に基づく表示レイアウトにすることを特徴とするプラント監視制御システム。
  2. レイアウト情報は、画面ID及びウィンドウの座標値を含むことを特徴とする請求項1記載のプラント監視制御システム。
  3. レイアウト情報は、ウィンドウ内のコンテンツの表示サイズ及び表示位置のいずれか一方または両方を含むことを特徴とする請求項2記載のプラント監視制御システム。
  4. 前記第2の監視制御装置は、前記第2の表示部の表示レイアウトに関するレイアウト情報を格納する第2のレイアウト情報格納部を備えたことを特徴とする請求項1記載のプラント監視制御システム。
  5. 前記第2の監視制御装置は、前回起動時の最後に前記第2の表示部に表示されていた表示レイアウトに関するレイアウト情報を前記第2のレイアウト情報格納部に格納しており、再起動時には、当該レイアウト情報に基づいて前記第2の表示部の表示レイアウトを再現することを特徴とする請求項記載のプラント監視制御システム。
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