JPH0793119A - グラフィカルユーザインタフェース装置 - Google Patents

グラフィカルユーザインタフェース装置

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JPH0793119A
JPH0793119A JP5235211A JP23521193A JPH0793119A JP H0793119 A JPH0793119 A JP H0793119A JP 5235211 A JP5235211 A JP 5235211A JP 23521193 A JP23521193 A JP 23521193A JP H0793119 A JPH0793119 A JP H0793119A
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gui
input
unit
component
data
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JP5235211A
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Inventor
Misayo Kitamura
操代 北村
Akira Sugimoto
明 杉本
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数のGUI部品の属性値を同じ値に変更す
る場合の手間を簡略化することができるグラフィカルユ
ーザインタフェース装置を得ることを目的とする。 【構成】 属性値設定終了指令が入力部に入力された場
合には属性値の設定を終了するが、その属性値設定終了
指令が入力部に入力されるまえに、既に属性値を設定し
たGUI部品以外のGUI部品を選定するGUI部品選
定指令が入力部に入力された場合には、そのGUI部品
選定指令が選定するGUI部品の属性値を既に属性値を
設定したGUI部品の属性値に設定するようにしたもの
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、EWSなどのワーク
ステーションにおけるマウス等から入力された信号に応
じてGUI部品の表示や編集等を行うグラフィカルユー
ザインタフェース装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図40は従来のグラフィカルユーザイン
タフェース装置を示す構成図であり、図において、1は
表示部7に表示されているGUI部品の何れかを選定す
るGUI部品選定指令等を入力するマウス及びキーボー
ドなどからなる入力部、2は各GUI部品に係るデー
タ、即ち、各GUI部品間相互の対応関係3、各GUI
部品とデータとの対応関係4及び各GUI部品と関数と
の対応関係5を記憶する記憶部、6は記憶部2により記
憶された対応関係3〜5を初期化時に読み込み、その対
応関係3〜5に基づいてGUI部品を表示部7に表示す
るとともに、入力部1のマウスから入力された入力信号
に基づいて表示部7の表示を制御等するGUI対話部、
7はGUI部品等を表示するCRTなどの表示部、8は
各GUI部品のデータを管理するデータ制御部、9は入
力部1にGUI部品選定指令が入力されると、そのGU
I部品選定指令によって選定されたGUI部品の属性値
をその入力部1のキーボードにより入力された属性値に
設定するGUI編集部である。
【0003】次に動作について説明する。まず、グラフ
ィカルユーザインタフェース装置は、電源を投入される
と初期化処理を行う。具体的には、グラフィカルユーザ
インタフェース装置のGUI対話部6が記憶部2により
記憶されている対応関係3〜5の読み込み処理を行い、
この対応関係3〜5に基づいてGUI部品を表示部7に
表示する。
【0004】ここで、各GUI部品間相互の対応関係3
は、図41に示すように、各GUI部品の種類、他のG
UI部品との木構造(包含関係)、他のGUI部品との
相対表示位置及び大きさを示すものであり、例えば、G
UI部品ロは、GUI部品イに含まれていることを示し
ている。各GUI部品間相互の対応関係3にしたがって
各GUI部品を表示部7に表示すると、概略的には図4
2に示すようになる。
【0005】また、各GUI部品とデータとの対応関係
4は、図43に示すように、各GUI部品のデータ型、
データ名を示すものであり、各GUI部品のデータはデ
ータ制御部8で管理しているので、GUI対話部6は、
GUI部品のデータを表示する際、GUI部品のデータ
名を当該対応関係4から参照し、そのデータ名をデータ
制御部8に与えることにより、データ制御部8からその
データを入手してGUI部品上に表示する。例えば、G
UI部品ハのデータを表示する際には、データ3をデー
タ制御部8に与えることにより、データ制御部8からデ
ータ3のデータ「ああ」を入手してGUI部品ハ上に表
示する(図44参照)。
【0006】さらに、各GUI部品と関数との対応関係
5は、図45に示すように、各GUI部品が実行する関
数を示すものである。従って、入力部1のマウスによっ
て何れかのGUI部品を選択し、そのGUI部品を実行
する旨の信号を入力すると、GUI対話部6は、入力部
1によって選択されたGUI部品が実行する関数を当該
対応関係5を参照することにより認識し、その関数を実
行する。例えば、GUI部品ハが選択された場合に
は、”calculate”という関数を実行すること
になり、関数”calculate”が、現在表示され
ている文字列の最後に”A”を追加する関数であったと
すれば、GUI部品ハは図46に示すようになる。
【0007】上記の通り、GUI対話部6は、上記の対
応関係3〜5に基づいてGUI部品を表示部7に表示す
るが、各GUI部品はそれぞれ固有の属性値を有してお
り、GUI部品の表示に際してはこの属性値も考慮して
いる。属性値としては、図47に示すように、例えば、
GUI部品の表示色、GUI部品の境界線の表示色など
がある。これにより、例えば、GUI部品ニの場合、境
界線(枠)が黒色で、内部が黄色で表示される。
【0008】また、記憶部2に記憶された対応関係3〜
5は、上記の如く初期化された後は変更を行うことがで
きないが(グラフィカルユーザインターフェース装置が
動作中は変更できない)、GUI部品の属性値は、GU
I編集部9によって変更することができる。即ち、GU
I編集部9は、入力部1のマウスからGUI部品を選定
するGUI部品選定指令とGUI部品の属性値を設定す
る信号が入力されると、図48に示すような属性設定ウ
インド10が表示部7の一部に表示される(図49)。
【0009】属性設定ウインド10において、11,1
2が属性名(11が表示色、12が境界線表示色)、1
3,14が属性名11,12の属性値である。例えば、
GUI部品イを選定した場合には、図48に示す通り、
属性設定ウインド10の属性値13には”5”、属性値
14には”1”が表示されているので、入力部1のキー
ボードによって属性値13,14の値を変更し、マウス
等によって、”Apply”キー、”Ok”キーを選択
すれば、GUI部品イの属性値を変更することができ
る。属性値13を”5”から”4”、属性値14を”
1”から”6”に変更したとすれば、GUI部品イの表
示色は”水色”から”緑色”、境界線の表示色は”青
色”から”黄色”に再設定されたことになる(他のGU
I部品についても同様にして再設定される)。但し、G
UI編集部9によって変更しても、属性値13,14は
GUI対話部6が初期化時に一度だけ読み込むので、G
UI対話部6を再度初期化しなければ変更前の属性値が
有効である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来のグラフィカルユ
ーザインタフェース装置は以上のように構成されている
ので、当該グラフィカルユーザインタフェース装置の動
作中は記憶部2に記憶されている対応関係3〜5やGU
I対話部6の処理内容を変更することができず、一方、
GUI部品の属性値については動作中でも変更すること
ができるが、複数のGUI部品の属性値を同じ値に変更
する場合でも各GUI部品ごとに変更しなければなら
ず、GUI部品の編集を動作中柔軟に行えないなどの問
題点があった。
【0011】請求項1の発明は上記のような問題点を解
消するためになされたもので、複数のGUI部品の属性
値を同じ値に変更する場合の手間を簡略化することがで
きるグラフィカルユーザインタフェース装置を得ること
を目的とする。
【0012】請求項2の発明は、動作中でもGUI部品
に係るデータを変更することができるグラフィカルユー
ザインタフェース装置を得ることを目的とする。
【0013】請求項3から請求項8の発明は、動作中で
もGUI部品間相互等の対応関係を変更することができ
るグラフィカルユーザインタフェース装置を得ることを
目的とする。
【0014】請求項9の発明は、請求項1の発明の目的
に加え、複数のGUI部品間で属性値を共有することが
できるグラフィカルユーザインタフェース装置を得るこ
とを目的とする。
【0015】請求項10から請求項12の発明は、動作
中でもGUI部品間相互の対応関係を変更することがで
きるとともに、縦方向及び横方向を揃えながら各GUI
部品を配置することができるグラフィカルユーザインタ
フェース装置を得ることを目的とする。
【0016】請求項13から請求項16の発明は、各G
UI部品におけるデータの種類に応じて各GUI部品を
分類することにより、各GUI部品の編集や表示を容易
にすることができるグラフィカルユーザインタフェース
装置を得ることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るグ
ラフィカルユーザインタフェース装置は、属性値設定終
了指令が入力部に入力された場合には属性値の設定を終
了するが、その属性値設定終了指令が入力部に入力され
るまえに、既に属性値を設定したGUI部品以外のGU
I部品を選定するGUI部品選定指令が入力部に入力さ
れた場合には、そのGUI部品選定指令が選定するGU
I部品の属性値を既に属性値を設定したGUI部品の属
性値に設定するようにしたものである。
【0018】請求項2の発明に係るグラフィカルユーザ
インタフェース装置は、入力部から入力された入力信号
が編集信号であると入力処理部に判断された場合、その
編集信号に基づいてGUI対話部に読み込まれた各GU
I部品に係るデータを編集するとともに、記憶部に記憶
された各GUI部品に係るデータを編集するようにした
ものである。
【0019】請求項3の発明に係るグラフィカルユーザ
インタフェース装置は、入力部から入力された入力信号
が各GUI部品間相互の対応関係を編集する旨を示す編
集信号であると入力処理部に判断された場合、その編集
信号に基づいてGUI対話部に読み込まれた各GUI部
品間相互の対応関係を編集するとともに、記憶部に記憶
された各GUI部品間相互の対応関係を編集するように
したものである。
【0020】請求項4の発明に係るグラフィカルユーザ
インタフェース装置は、入力部から入力された入力信号
が各GUI部品とデータとの対応関係を編集する旨を示
す編集信号であると入力処理部に判断された場合、その
編集信号に基づいてGUI対話部に読み込まれた各GU
I部品とデータとの対応関係を編集するとともに、記憶
部に記憶された各GUI部品とデータとの対応関係を編
集するようにしたものである。
【0021】請求項5の発明に係るグラフィカルユーザ
インタフェース装置は、入力部から入力された入力信号
が各GUI部品と関数との対応関係を編集する旨を示す
編集信号であると入力処理部に判断された場合、その編
集信号に基づいてGUI対話部に読み込まれた各GUI
部品と関数との対応関係を編集するとともに、記憶部に
記憶された各GUI部品と関数との対応関係を編集する
ようにしたものである。
【0022】請求項6の発明に係るグラフィカルユーザ
インタフェース装置は、GUI部品選定指令が示す二つ
のGUI部品間で可能な処理を記憶部に記憶された対応
関係に基づいて判断し、可能な処理があれば当該処理を
実行すべく、GUI対話部に読み込まれた対応関係及び
記憶部に記憶された対応関係を編集するようにしたもの
である。
【0023】請求項7の発明に係るグラフィカルユーザ
インタフェース装置は、部品箱の中から部品を指定する
部品指定指令及びGUI部品選定指令が入力部に入力さ
れると、そのGUI部品選定指令が示すGUI部品とそ
の部品指定指令が示す部品間で可能な処理を実行するよ
うにしたものである。
【0024】請求項8の発明に係るグラフィカルユーザ
インタフェース装置は、もう一方のGUI部品を選定す
るGUI部品選定指令が入力されるまでの間、表示領域
内に現在カーソルがあるGUI部品を他のGUI部品か
ら区別する印を表示部に表示させるようにしたものであ
る。
【0025】請求項9の発明に係るグラフィカルユーザ
インタフェース装置は、同一の属性値を共有する必要の
ある複数のGUI部品がある場合、当該GUI部品間の
属性値の対応関係を示す連結データを設け、一つのGU
I部品の属性値が変更されたとき、その連結データを参
照することにより他のGUI部品の属性値をその変更さ
れた属性値に変更するようにしたものである。
【0026】請求項10の発明に係るグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、表示部に表示された各GUI
部品の配置を変更する際、入力部からGUI部品の配置
変更を示す配置変更指令が入力されると、表示部の水平
方向及び垂直方向に補助線を表示するとともに、入力部
からその補助線の移動指令が入力されると、移動後の補
助線を基準にして各GUI部品の大きさ及び位置を変更
するようにしたものである。
【0027】請求項11の発明に係るグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、各GUI部品の最小サイズを
各GUI部品のデータに基づいて計算し、GUI部品の
大きさが当該最小サイズより小さいGUI部品が存在す
る場合、そのGUI部品の大きさがその最小サイズにな
るように補助線を移動するようにしたものである。
【0028】請求項12の発明に係るグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、複数のGUI部品を他のGU
I部品の表示領域内に収めて表示する場合、他のGUI
部品の大きさ及び位置を移動後の補助線を基準にして変
更した後、その複数のGUI部品の大きさ及び位置をそ
の移動後の補助線を基準にして変更するようにしたもの
である。
【0029】請求項13の発明に係るグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、各GUI部品におけるデータ
の種類に応じて各GUI部品をマトリックス状に分類し
た表を表示部に表示し、その表の行方向と列方向におけ
る任意の項目をそれぞれ入力部から入力された場合、そ
の項目に対応するGUI部品のデータをデータ制御部か
ら入手するようにしたものである。
【0030】請求項14の発明に係るグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、表の行方向あるいは列方向に
おける任意の項目を入力部から入力されると、その項目
に対応する全てのGUI部品のデータをデータ制御部か
ら入手するようにしたものである。
【0031】請求項15の発明に係るグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、データ制御部から入手した任
意の項目に対応する全てのGUI部品のデータを所定の
計算式に代入して計算する計算部品を表部品の表に追加
し、その計算部品を入力部から選択されると当該計算を
実行するようにしたものである。
【0032】請求項16の発明に係るグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、入力部からグラフの表示を指
令するグラフ表示指令及び任意のGUI部品を選定する
GUI部品選定指令を入力されると、その選定されたG
UI部品のデータと関連性のあるGUI部品のデータを
表部品の表を参照して認識し、これらのデータをデータ
制御部から入手することによりグラフを表示部に表示す
るようにしたものである。
【0033】
【作用】請求項1の発明におけるグラフィカルユーザイ
ンタフェース装置は、属性値設定終了指令が入力部に入
力された場合には属性値の設定を終了するが、その属性
値設定終了指令が入力部に入力されるまえに、既に属性
値を設定したGUI部品以外のGUI部品を選定するG
UI部品選定指令が入力部に入力された場合には、その
GUI部品選定指令が選定するGUI部品の属性値を既
に属性値を設定したGUI部品の属性値に設定するGU
I編集部を設けたことにより、複数のGUI部品の属性
値を同じ値に変更する場合の手間が簡略化される。
【0034】請求項2の発明におけるグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、入力部から入力された入力信
号が編集信号であると入力処理部に判断された場合、そ
の編集信号に基づいてGUI対話部に読み込まれた各G
UI部品に係るデータを編集するとともに、記憶部に記
憶された各GUI部品に係るデータを編集するGUI編
集部を設けたことにより、動作中でも各GUI部品に係
るデータを変更することができるようになる。
【0035】請求項3の発明におけるグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、入力部から入力された入力信
号が各GUI部品間相互の対応関係を編集する旨を示す
編集信号であると入力処理部に判断された場合、その編
集信号に基づいてGUI対話部に読み込まれた各GUI
部品間相互の対応関係を編集するとともに、記憶部に記
憶された各GUI部品間相互の対応関係を編集するGU
I編集部を設けたことにより、動作中でもGUI部品間
相互の対応関係を変更できるようになる。
【0036】請求項4の発明におけるグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、入力部から入力された入力信
号が各GUI部品とデータとの対応関係を編集する旨を
示す編集信号であると入力処理部に判断された場合、そ
の編集信号に基づいてGUI対話部に読み込まれた各G
UI部品とデータとの対応関係を編集するとともに、記
憶部に記憶された各GUI部品とデータとの対応関係を
編集するGUI編集部を設けたことにより、動作中でも
GUI部品とデータとの対応関係を変更できるようにな
る。
【0037】請求項5の発明におけるグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、入力部から入力された入力信
号が各GUI部品と関数との対応関係を編集する旨を示
す編集信号であると入力処理部に判断された場合、その
編集信号に基づいてGUI対話部に読み込まれた各GU
I部品と関数との対応関係を編集するとともに、記憶部
に記憶された各GUI部品と関数との対応関係を編集す
るGUI編集部を設けたことにより、動作中でもGUI
部品と関数との対応関係を変更できるようになる。
【0038】請求項6の発明におけるグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、GUI部品選定指令が示す二
つのGUI部品間で可能な処理を記憶部に記憶された対
応関係に基づいて判断し、可能な処理があれば当該処理
を実行すべく、GUI対話部に読み込まれた対応関係及
び記憶部に記憶された対応関係を編集するGUI編集部
を設けたことにより、当該処理に応じて対応関係が自動
的に編集される。
【0039】請求項7の発明におけるグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、部品箱の中から部品を指定す
る部品指定指令及びGUI部品選定指令が入力部に入力
されると、そのGUI部品選定指令が示すGUI部品と
その部品指定指令が示す部品間で可能な処理を実行する
GUI編集部を設けたことにより、当該処理に応じて対
応関係が自動的に編集される。
【0040】請求項8の発明におけるグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、もう一方のGUI部品を選定
するGUI部品選定指令が入力されるまでの間、表示領
域内に現在カーソルがあるGUI部品を他のGUI部品
から区別する印を表示部に表示させるGUI編集部を設
けたことにより、現在のカーソル位置でGUI部品選定
指令を入力した場合に、何れのGUI部品が選定される
のかを一見して認識できるようになる。
【0041】請求項9の発明におけるグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、同一の属性値を共有する必要
のある複数のGUI部品がある場合、当該GUI部品間
の属性値の対応関係を示す連結データを設け、一つのG
UI部品の属性値が変更されたとき、その連結データを
参照することにより他のGUI部品の属性値をその変更
された属性値に変更する属性値管理部を設けたことによ
り、当該複数のGUI部品における属性値が常に一致す
るようになる。
【0042】請求項10の発明におけるグラフィカルユ
ーザインタフェース装置は、表示部に表示された各GU
I部品の配置を変更する際、入力部からGUI部品の配
置変更を示す配置変更指令が入力されると、表示部の水
平方向及び垂直方向に補助線を表示するとともに、入力
部からその補助線の移動指令が入力されると、移動後の
補助線を基準にして各GUI部品の大きさ及び位置を変
更する補助線割り付け部品を設けたことにより、縦方向
及び横方向を揃えながら各GUI部品を配置することが
できるようになる。
【0043】請求項11の発明におけるグラフィカルユ
ーザインタフェース装置は、各GUI部品の最小サイズ
を各GUI部品のデータに基づいて計算し、GUI部品
の大きさが当該最小サイズより小さいGUI部品が存在
する場合、そのGUI部品の大きさがその最小サイズに
なるように補助線を移動する補助線割り付け部品を設け
たことにより、各GUI部品のデータが必ず各GUI部
品の表示領域内に収まるようになる。
【0044】請求項12の発明におけるグラフィカルユ
ーザインタフェース装置は、複数のGUI部品を他のG
UI部品の表示領域内に収めて表示する場合、他のGU
I部品の大きさ及び位置を移動後の補助線を基準にして
変更した後、その複数のGUI部品の大きさ及び位置を
その移動後の補助線を基準にして変更する補助線割り付
け部品を設けたことにより、その複数のGUI部品につ
いても縦方向及び横方向を揃えながら配置することがで
きるようになる。
【0045】請求項13の発明におけるグラフィカルユ
ーザインタフェース装置は、各GUI部品におけるデー
タの種類に応じて各GUI部品をマトリックス状に分類
した表を表示部に表示する表部品を設けたことにより、
各GUI部品におけるデータ間の関係が明瞭になる。
【0046】請求項14の発明におけるグラフィカルユ
ーザインタフェース装置は、表の行方向あるいは列方向
における任意の項目を入力部から入力されると、その項
目に対応する全てのGUI部品のデータをデータ制御部
から入手するGUI対話部を設けたことにより、各GU
I部品の編集や表示が容易になる。
【0047】請求項15の発明におけるグラフィカルユ
ーザインタフェース装置は、データ制御部から入手した
任意の項目に対応する全てのGUI部品のデータを所定
の計算式に代入して計算する計算部品を表部品の表に追
加し、その計算部品を入力部から選択されると当該計算
を実行するGUI対話部を設けたことにより、各GUI
部品におけるデータ間の計算が容易になる。
【0048】請求項16の発明におけるグラフィカルユ
ーザインタフェース装置は、入力部からグラフの表示を
指令するグラフ表示指令及び任意のGUI部品を選定す
るGUI部品選定指令を入力されると、その選定された
GUI部品のデータと関連性のあるGUI部品のデータ
を表部品の表を参照して認識し、これらのデータをデー
タ制御部から入手することによりグラフを表示部に表示
するGUI対話部を設けたことにより、各GUI部品の
データを速やかにグラフ化される。
【0049】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図について説明
する。図1はこの発明の一実施例によるグラフィカルユ
ーザインタフェース装置を示す構成図であり、図におい
て、従来のものと同一符号は同一または相当部分を示す
ので説明を省略する。21は入力部1から入力された入
力信号をGUI対話部6に出力するとともに、その入力
信号が編集信号であるか否かを判断する入力処理部であ
る。
【0050】22は入力部1から入力された入力信号が
各GUI部品間相互等の対応関係3〜5(各GUI部品
に係るデータ)を編集する旨を示す編集信号であると入
力処理部21に判断された場合、その編集信号に基づい
てGUI対話部6に読み込まれた各GUI部品間相互等
の対応関係3〜5を編集するとともに、記憶部2に記憶
された各GUI部品間相互等の対応関係3〜5を編集す
るGUI編集部であり、また、GUI編集部22はGU
I部品の属性値を設定することができ、その際、属性値
設定終了指令が入力部1に入力された場合には属性値の
設定を終了するが、その属性値設定終了指令が入力部1
に入力されるまえに、既に属性値を設定したGUI部品
以外のGUI部品を選定するGUI部品選定指令が入力
部1に入力された場合には、そのGUI部品選定指令が
選定するGUI部品の属性値を既に属性値を設定したG
UI部品の属性値に設定する。
【0051】次に動作について説明する。この発明にお
けるグラフィカルユーザインタフェース装置は、GUI
部品間相互等の対応関係3〜5及びGUI部品の属性値
に基づいて各GUI部品を表示部7に表示する点につい
ては従来のものと同様であるが、当該装置の動作中(初
期化後)でも上記対応関係3〜5を編集できる点で相違
している。
【0052】即ち、入力部1から入力信号、例えば、あ
るGUI部品を実行する旨の信号が入力された場合に
は、入力処理部21はその入力信号をGUI対話部6に
出力し、従来のものと同様にGUI部品の実行処理が行
われるが、入力部1から入力された入力信号が編集信号
である場合には、入力処理部21はその編集信号をGU
I編集部22に出力し、GUI編集部22がその編集信
号の種類に応じた編集処理を行う。
【0053】具体的には、図2(a)のようにGUI部
品が表示部7に表示されている場合(各GUI部品間相
互の対応関係3は図41に示す通り)において、例え
ば、マウスカーソルをGUI部品ニ上においた状態で、
コントロールキーを押しながら1回左マウスボタンを押
して離し、さらにマウスカーソルをGUI部品ニ上にお
いた状態で左マウスボタンを押し、左マウスボタンを押
した状態のままマウスカーソルを移動させ(この場合、
マウスカーソルの移動につれてGUI部品ニの表示も移
動する(図2(b)参照)、その後左マウスボタンを離
すと、入力処理部21は各GUI部品間相互の対応関係
3を編集する旨を示す編集信号であると判断し、その編
集信号をGUI編集部22に出力する。これによりGU
I編集部22は、移動したGUI部品ニにつき、移動後
の親部品名(部品イ)、相対位置(400,450)、
大きさ(50,20)を判断し、GUI対話部6に読み
込まれた各GUI部品間相互の対応関係3と、記憶部2
に記憶された各GUI部品間相互の対応関係3を編集す
る。図3は編集後の各GUI部品間相互の対応関係3を
示す。
【0054】また、図4(a)のようにGUI部品が表
示部7に表示されている場合(各GUI部品とデータと
の対応関係4は図43に示す通り)において、例えば、
マウスカーソルをGUI部品ハ上においた状態で、右マ
ウスボタンを1回押し、そのままの状態にしておくと編
集コマンドが含まれたメニューが画面に表示され(図4
(b))、そのメニューの中から「データ変更」を選択
すると、GUI部品ハのデータを編集する画面が表示さ
れる(図4(c))。
【0055】ここで、入力装置1のキーボードから例え
ば「データ2」とデータ名を修正し(修正前はGUI部
品ハはデータ3と関係があるので(図43参照)、「デ
ータ3」が表示されている)、「OK」ボタンを押す
と、入力処理部21は各GUI部品とデータとの対応関
係4を編集する旨を示す編集信号であると判断し、その
編集信号をGUI編集部22に出力する。これによりG
UI編集部22は、その編集信号に基づいてGUI対話
部6に読み込まれた各GUI部品とデータとの対応関係
4と、記憶部2に記憶された各GUI部品とデータとの
対応関係4を編集する(図5は編集後の各GUI部品と
データとの対応関係4を示す)。このようにGUI対話
部6のメモリ中の対応関係4が編集されたので、GUI
部品ハのデータは図4(d)のように表示される(デー
タの値は従来のものと同様にデータ制御部8に記憶され
ている)。
【0056】さらに、図6(a)のようにGUI部品が
表示部7に表示されている場合(各GUI部品と関数と
の対応関係5は図45に示す通り)において、例えば、
マウスカーソルをGUI部品ハ上においた状態で、右マ
ウスボタンを1回押し、そのままの状態にしておくと編
集コマンドが含まれたメニューが画面に表示され(図6
(b))、そのメニューの中から「関数変更」を選択す
ると、GUI部品ハのデータを編集する画面が表示され
る(図6(c))。
【0057】ここで、入力装置1のキーボードから例え
ば「exit」と関数名を修正し(修正前はGUI部品
ハは”calculate”と関係があるので(図45
参照)、「calculate」が表示されている)、
「OK」ボタンを押すと、入力処理部21は各GUI部
品とデータとの対応関係5を編集する旨を示す編集信号
であると判断し、その編集信号をGUI編集部22に出
力する。これによりGUI編集部22は、その編集信号
に基づいてGUI対話部6に読み込まれた各GUI部品
と関数との対応関係5と、記憶部2に記憶された各GU
I部品と関数との対応関係5を編集する(図7は編集後
の各GUI部品と関数との対応関係5を示す)。
【0058】次に、この発明におけるグラフィカルユー
ザインタフェース装置は、従来のものと同様に、各GU
I部品の属性値を設定することができるが、複数のGU
I部品の属性値を同じ値に変更する場合の手間が簡単で
ある点及びGUI対話部6を再度初期化せずとも変更後
の属性値が有効になる点において相違している。
【0059】例えば、入力部1のマウスによってマウス
カーソルを、選定するGUI部品上に移動し、その選定
するGUI部品上で左マウスボタンを2回押して離す
と、GUI対話部6が従来のものと同様に、図48に示
すような属性設定ウインド10を表示部7の一部に表示
する(図49)一方、入力処理部21はGUI部品の属
性値を設定する旨の編集信号であると判断し、その編集
信号をGUI編集部22に出力する。そして、従来のも
のと同様に、入力部1のキーボードによって属性値1
3,14の値を変更し、マウス等によって、”Appl
y”キー、”Ok”キーを選択すると、GUI編集部2
2がGUI部品の属性値を変更するとともに、変更後の
属性値をGUI対話部6に出力する。これによりGUI
対話部6は変更後の属性値に基づいてGUI部品を表示
する。
【0060】ここで、入力部1のマウスから属性設定終
了指令(例えば、右マウスボタンを1回押して離す)が
入力されると、GUI編集部22は、GUI部品の属性
値の設定を終了するが、属性設定終了指令を入力する前
に、既に属性値を設定したGUI部品以外のGUI部品
上で左マウスボタンを2回押して離すと、そのGUI部
品の属性値は、既に属性値を設定したGUI部品の属性
値に設定される。例えば、最初にGUI部品イの属性値
13を”5”から”4”、属性値14を”1”から”
6”に変更した場合において、GUI部品ハが選定され
た場合には、GUI部品ハの属性値13は”4”、属性
値14は”6”に設定される(変更後のGUI部品イの
属性値と同値)。
【0061】実施例2.上記実施例1では、各GUI部
品間相互等の対応関係3〜5をユーザが入力部1を介し
て任意に編集するものについて説明したが、GUI編集
部22が選定された二つのGUI部品間で可能な処理
(例えば、配置、置換、データ吸収、関数吸収、表示設
定など)を記憶部2に記憶された対応関係3〜5に基づ
いて判断し、可能な処理があれば、対応関係3〜5を編
集して当該処理を実行するようにしてもよい。
【0062】ここで、「配置」とは、あるGUI部品を
他のGUI部品の上に表示させることをいい、例えば、
図2(a)ではGUI部品ニがGUI部品ロの上に配置
されている。また、「置換」とは、あるGUI部品を他
のGUI部品と置き換えることをいい、例えば、GUI
部品ニをGUI部品ロに置き換え、GUI部品ロをGU
I部品ニに置き換えることをいう。また、「データ吸
収」とは、あるGUI部品のデータを他のGUI部品の
データとすることをいい、例えば、GUI部品ニのデー
タが「データ4」である場合に、GUI部品ロのデータ
も「データ4」にすることをいう。また、「関数吸収」
とは、あるGUI部品が実行する関数を他のGUI部品
が実行する関数とすることをいい、例えば、GUI部品
イが実行する関数が「exit」である場合に、GUI
部品ロが実行する関数も「exit」にすることをい
う。さらに、「表示設定」とは、GUI部品がボタン部
品である場合に、そのGUI部品を実行すると対話ウイ
ンドが表示されるようにすることをいう。
【0063】次に動作について説明する。まず、表示部
7には、図8に示すようにGUI部品が表示されている
とする。また、この場合の各GUI部品間相互の対応関
係3は図9、各GUI部品とデータとの対応関係4は図
10、各GUI部品と関数との対応関係5は図11に示
す通りである。図12はこの発明の実施例2によるグラ
フィカルユーザインタフェース装置の動作を示すフロー
チャート図であるので、以下、図12を用いて説明す
る。
【0064】マウスカーソルを任意のGUI部品の上に
おいた状態で、コントロールキーを押しながら1回左マ
ウスボタンを押して離し、さらにマウスカーソルをその
GUI部品の上においた状態で左マウスボタンを押し、
左マウスボタンを押した状態のままマウスカーソルを他
のGUI部品上まで移動させ(この場合、マウスカーソ
ルの移動につれてそのGUI部品の表示も移動する)、
その後左マウスボタンを離すとともに右マウスボタンを
押すと、二つのGUI部品選定指令が入力部1に入力さ
れたことになり、入力処理部21は二つのGUI部品選
定指令を編集信号としてGUI編集部22に出力する
(ステップST1,ST2)。
【0065】そして、GUI編集部22は、順次、選定
された二つのGUI部品間で可能な処理があるか否かを
判断し(ステップST3〜7)、可能な処理があればそ
の処理を実施する(ステップST8〜12)。ここで、
処理が可能であるか否かの判断を詳細に説明する。な
お、図13は一般的なGUI部品の種類を列挙した表図
であり、GUI部品の種類によって他のGUI部品を配
置できる数、有することができるデータ型、関数を有す
ることができるか否かについて示している。
【0066】まず、「GUI部品を配置」できるか否か
の判断であるが、図13に示す通りGUI部品の種類に
よって他のGUI部品を配置できる数は周知の事実であ
るので、後に選定されたGUI部品(配置される側のG
UI部品)の種類を図9に示すGUI部品間相互の対応
関係3を参照することによって判別する(図12、ステ
ップST21)。そして、その種類から、後に選定され
たGUI部品は他のGUI部品を配置できるか否かを判
断する(ステップST22)。例えば、後に選定された
GUI部品が”フィールド”や”メータ”等であれば、
他のGUI部品を配置することはできないが、”箱”
や”表”等であれば、他のGUI部品を配置することが
できる(図13参照)。
【0067】もし、後に選定されたGUI部品が他のG
UI部品を配置することができるGUI部品であれば、
現在既に配置されているGUI部品の数を対応関係3を
参照することにより調べ、その数が図13の配置可能数
より小さければ他のGUI部品を配置できると判断し
(ステップST23,24)、その数が図13の配置可
能数より大きければ他のGUI部品を配置できないと判
断する(ステップST23,25)。
【0068】次に、「GUI部品を置換」できるか否か
の判断であるが、説明の便宜上、先に選定されたGUI
部品をGUI部品といい、後に選定されたGUI部品
をGUI部品という。まず、GUI部品に、既に配
置されているGUI部品の数を対応関係3を参照するこ
とにより調べ、その数とGUI部品の配置可能数を比
較し、その数の方が大きければ置換不可能であると判断
する(図15、ステップST31,35)。
【0069】その数の方が小さく又は等しければ、GU
I部品及びGUI部品は共に、関数を有せず、か
つ、同一種類のデータを有しているか否かを判断する
(ステップST32)。但し、GUI部品及びGUI
部品は現在データを有していなくても、将来同一種類
のデータを有することができものであれば、同一種類の
データを有しているとする。かかる条件を満足する場合
には、置換可能であると判断する(ステップST3
6)。
【0070】かかる条件を満足しない場合には、GUI
部品及びGUI部品は共に、データを有せず、か
つ、関数を有しているか否かを判断する(ステップST
33)。但し、GUI部品及びGUI部品は現在関
数を有していなくても、将来関数を有することができも
のであれば、関数を有しているとする。かかる条件を満
足する場合には、置換可能であると判断する(ステップ
ST36)。
【0071】かかる条件を満足しない場合には、GUI
部品及びGUI部品は共に、同一種類のデータを有
し、かつ、関数を有しているか否かを判断する(ステッ
プST34)。かかる条件を満足する場合には、置換可
能であると判断し(ステップST36)、満足しない場
合には、置換不可能であると判断する(ステップST3
5)。
【0072】次に、「データ吸収」できるか否かの判断
であるが、ここでの判断は、先に選定されたGUI部品
のデータを、後に選定されたGUI部品が吸収でき
るか否かを判断するものとする。まず、GUI部品
は、データを有しているか否かを図10の各GUI部品
とデータとの対応関係4を参照することにより判断する
(図16、ステップST41)。例えば、図10よりG
UI部品ロ等はデータを有しているが、GUI部品ホ等
はデータを有していないことが分かる。そして、GUI
部品がデータを有していなければ、GUI部品はデ
ータ吸収できないと判断する(ステップST44)。
【0073】一方、GUI部品がデータを有している
場合には、GUI部品の種類を図9に示す各GUI部
品間相互の対応関係3を参照することによって判別し、
GUI部品はGUI部品と同一のデータ型を有する
ことができるか否かを判断する(ステップST42)。
例えば、GUI部品がGUI部品ロであれば、GUI
部品ロの種類はフィールドであるので、「文字列」、
「整数」、「浮動小数点」のデータを有することができ
る。従って、GUI部品が「文字列」、「整数」、
「浮動小数点」のうちの何れかのデータを有していれば
データ吸収できることになる。従って、ステップST4
2の条件を満足すればデータ吸収ができると判断し(ス
テップST43)、満足しなければデータ吸収ができな
いと判断する(ステップST44)。
【0074】次に、「関数吸収」できるか否かの判断で
あるが、ここでの判断は、先に選定されたGUI部品
の関数を、後に選定されたGUI部品が吸収できるか
否かを判断するものとする。まず、GUI部品は、関
数を有しているか否かを図11の各GUI部品と関数と
の対応関係5を参照することにより判断する(図17、
ステップST51)。例えば、図11よりGUI部品ロ
等は関数を有しているが、GUI部品ニ等は関数を有し
ていないことが分かる。そして、GUI部品が関数を
有していなければ、GUI部品は関数吸収できないと
判断する(ステップST54)。
【0075】一方、GUI部品が関数を有している場
合には、GUI部品の種類を図9に示す各GUI部品
間相互の対応関係3を参照することによって判別し、G
UI部品は関数を有することができるか否かを判断す
る(ステップST52)。例えば、GUI部品がGU
I部品ロであれば、GUI部品ロの種類はフィールドで
あるので関数を有することができると判断され、、GU
I部品がGUI部品イであれば、GUI部品の種類は
箱であるので関数を有することができないと判断され
る。そして、ステップST52の条件を満足すれば関数
吸収ができると判断し(ステップST53)、満足しな
ければ関数吸収ができないと判断する(ステップST5
4)。
【0076】最後に、「表示設定」できるか否かの判断
であるが、ここでの判断は、先に選定されたGUI部品
に、後に選定されたGUI部品の表示設定を組み込
むことができるか否かを判断するものとする。まず、G
UI部品の種類がボタンであるか否かを図9の各GU
I部品間相互の対応関係3を参照することにより判断す
る(図18、ステップST61)。そして、GUI部品
の種類がボタンでなければ、GUI部品は表示設定
を組み込むことができないと判断する(ステップST6
4)。
【0077】一方、GUI部品の種類がボタンである
場合には、GUI部品の種類を図9に示す各GUI部
品間相互の対応関係3を参照することによって判別し、
GUI部品が対話ウインドであるか否かを判断する
(ステップST62)。GUI部品の種類が対話ウイ
ンドであれば表示設定ができると判断し(ステップST
63)、対話ウインドでなければ表示設定ができないと
判断する(ステップST64)。
【0078】次に、上記判断に基づき、可能な処理があ
った場合に行う当該処理の実施について説明する。ま
ず、「配置処理の実施」であるが、各GUI部品間相互
の対応関係3を変更する処理を実施する。即ち、先に選
定されたGUI部品(配置する側のGUI部品)の項の
親部品名を、後に選定されたGUI部品(配置される側
のGUI部品)の名前とする。例えば、GUI部品トの
上にGUI部品ロを配置する場合には、GUI部品ロの
項における親部品名をGUI部品トに変更する(図19
参照)。そして、GUI部品ロの項における相対位置
を、上記の如くマウスカーソルでGUI部品ロを移動し
た位置の座標値とする(図19参照)。
【0079】次に、「置換処理の実施」であるが、各G
UI部品間相互の対応関係3、各GUI部品とデータと
の対応関係4、各GUI部品と関数との対応関係5を変
更する処理を実施する。即ち、まず、各GUI部品間相
互の対応関係3において、先に選定されたGUI部品
における部品種類、親部品名及び相対位置と、後に選定
されたGUI部品における部品種類、親部品名及び相
対位置とを入れ換える(図20はGUI部品ハとGUI
部品チを置換した例である)。そして、各GUI部品と
データとの対応関係4及び各GUI部品と関数との対応
関係5において、先に選定されたGUI部品の項の全
てと、後に選定されたGUI部品の項の全てを入れ換
える(図21、図22はGUI部品ハとGUI部品チを
置換した例である)。
【0080】次に、「データ吸収処理の実施」である
が、各GUI部品とデータとの対応関係4を変更する処
理を実施する。即ち、各GUI部品とデータとの対応関
係4において、後に選定されたGUI部品の項の全て
を、先に選定されたGUI部品の項のものに変更する
(図23はGUI部品ハのデータをGUI部品ニが吸収
する例である)。
【0081】次に、「関数吸収処理の実施」であるが、
各GUI部品と関数との対応関係5を変更する処理を実
施する。即ち、各GUI部品と関数との対応関係5にお
いて、後に選定されたGUI部品の関数名を、先に選
定されたGUI部品の関数名に変更する(図24はG
UI部品チの関数をGUI部品ホが吸収する例であ
る)。
【0082】最後に、「表示設定の処理の実施」である
が、各GUI部品間相互の対応関係3を変更する処理を
実施する。即ち、各GUI部品間相互の対応関係3にお
いて、後に設定されたGUI部品の親部品名及び相対
位置を、図25のように変更する。但し、図25はGU
I部品ホ(ボタン部品)の上にGUI部品リ(対話ウイ
ンド)を置いた場合の例である。
【0083】以上のようにして、可能な処理が実施され
ると、記憶部2に記憶されている各対応関係3〜5とと
もに、GUI対話部6に読み込まれた各対応関係3〜5
が変更されるので、変更後の対応関係3〜5に基づい
て、各GUI部品が表示部7に表示される。
【0084】実施例3.上記実施例2では、表示部7に
既に表示されているGUI部品間で編集するものについ
て説明したが、この実施例3では、部品箱表示指令によ
って表示される部品箱内の部品と表示部7に既に表示さ
れているGUI部品との間で編集できるようにしたもの
である。
【0085】次に動作について説明する。図26(a)
のようにGUI部品が表示部7に表示されている場合
(各GUI部品とデータとの対応関係4は図43に示す
通り)において、例えば、マウスカーソルをGUI部品
ハ上においた状態で、右マウスボタンを1回押し、その
ままの状態にしておくと編集コマンドが含まれたメニュ
ーが画面に表示され(図26(b))、そのメニューの
中から「部品箱表示指令」を選択すると、入力処理部2
1がその部品箱表示指令を編集信号としてGUI編集部
22に出力する。
【0086】これによりGUI編集部22は、GUI対
話部6に対して部品箱を表示させる(図26(c))。
ここで、部品箱の中には、数種類のGUI部品が表示さ
れている。そして、入力部1のマウスによって部品箱の
中に表示されている何れかのGUI部品を選定すると、
その選定したGUI部品と先に選定したGUI部品(こ
の例ではGUI部品ハ)との間で、実施例2と同様に、
可能な処理があるか否かを判断し、可能な処理があれば
当該処理を実施する。
【0087】実施例4.上記実施例では、あるGUI部
品を一つ選定した後、もう一方のGUI部品を選定する
際、現在のカーソル位置でGUI部品選定指令を入力し
た場合、何れのGUI部品が選定されるのか画面上では
明確にしていなかったが、この実施例4では、もう一方
のGUI部品を選定するGUI部品選定指令が入力され
るまでの間、表示領域内に現在カーソルがあるGUI部
品を他のGUI部品から区別する印を表示部7に表示さ
せるようにしたものである。従って、GUI部品が隣接
して表示されていて、カーソルが何れのGUI部品上に
あるのか微妙な場合でも、何れのGUI部品の上にカー
ソルがあるのかを一見して判断することができる。
【0088】次に動作について説明する。図27(a)
が示す状態でGUI部品が表示部7に表示されている場
合において、まず、GUI部品チを選定した後、図27
(b)に示す矢印にしたがってカーソルを移動し、GU
I部品ニをもう一方のGUI部品として選定した場合を
例にとって説明する。
【0089】図28はカーソルの移動にしたがって画面
表示が変化していくのを示しており、まず、図28
(a)はGUI部品チを一つめのGUI部品として選定
した状態である。そして、カーソルが移動し、図28
(b)の位置にカーソルがくると、このカーソルはGU
I部品ト上にあるので、GUI部品トに×印が表示され
る。この位置でGUI部品選定指令を入力されるとGU
I部品トが選定されることになるからである。
【0090】そして、カーソルが移動し、図28(c)
の位置にカーソルがくると、このカーソルはどのGUI
部品上にもないので、画面上から×印が消去される。そ
して、カーソルが移動し、図28(d)の位置にカーソ
ルがくると、このカーソルはGUI部品イ上にあるの
で、GUI部品イに×印が表示される。そして、さらに
カーソルが移動し、図28(e)の位置にカーソルがく
ると、このカーソルはGUI部品ヘ上にあるので、GU
I部品イの×印を消去してGUI部品へに×印が表示さ
れる。
【0091】そして、さらにカーソルが移動し、図28
(f)の位置にカーソルがくると、再度カーソルがGU
I部品イ上にあるので、GUI部品ヘの×印を消去して
GUI部品イに×印が表示される。そして、さらにカー
ソルが移動し、図28(g)の位置にカーソルがくる
と、今度はカーソルがGUI部品ニ上にあるので、GU
I部品イの×印を消去してGUI部品ニに×印が表示さ
れる。図28(h)はGUI部品ニを選定した後の状態
を示す。
【0092】実施例5.上記実施例では、各GUI部品
ごとに属性値を有するものについて説明したが、各GU
I部品の属性値は他のGUI部品の属性値から独立して
いるため、あるGUI部品の属性値を変更した場合でも
他のGUI部品の属性値には全く影響されなかった。従
って、同一の属性値を共有する必要のある複数のGUI
部品がある場合、ユーザがあるGUI部品の属性値を変
更するときは、同時に共有関係にある他のGUI部品の
属性値も同様にしてユーザが変更する必要があり、多く
の手間を有する結果となっていた。そこで、この実施例
5では、ユーザがあるGUI部品の属性値を変更する
と、共有関係にある他のGUI部品の属性値を自動的に
変更できるようにしたものである。
【0093】図29はこの発明の実施例5によるグラフ
ィカルユーザインタフェース装置のGUI対話部6を示
す構成図であり、図において、31,32はGUI部品
の属性値を格納するGUI部品データであり、各々の属
性値は同一値である。33は同一の属性値を共有する必
要のある複数のGUI部品がある場合、当該GUI部品
の属性値の対応関係を示す連結データ、34は一つのG
UI部品の属性値が変更されたとき、その連結データ3
3を参照することにより他のGUI部品の属性値をその
変更された属性値に変更する属性値管理部である。
【0094】次に動作について説明する。図30はGU
I部品データ31,32及び連結データ33のデータ構
成を示すデータ構成図であるので、以下、図30を参照
しつつ説明する。まず、図30の場合、GUI部品デー
タ31内の属性値”y”とGUI部品データ32内の属
性値”x”が互いのGUI部品に共有される同一値であ
る。
【0095】例えば、GUI部品データ31内の属性
値”y”を変更する場合、GUI編集部22が実施例1
と同様にして属性値”y”を変更するが、この実施例5
ではさらにGUI編集部22の変更が終了すると属性値
管理部34が、GUI部品データ31内に”depen
d”というデータ項目があるか否かをサーチする。”d
epend”というデータ項目がある場合には連結デー
タ33が存在すると判断する(属性値”y”は他のGU
I部品の属性値と共有関係にあると判断する)。この例
では、”depend”というデータ項目が存在するの
で、属性値管理部34は連結データ33が存在すると判
断し、また、”depend”のデータは連結データ3
3のアドレスであるので、そのアドレスにある連結デー
タ33を読み込む。
【0096】ここで、連結データ33内の”mode
l”はGUI部品データ31のアドレス、”m_nam
e”はGUI部品データ31内の属性値は”y”である
ことを示し、”view”はGUI部品データ32のア
ドレス、”v_name”はGUI部品データ32内の
属性値は”x”であることを示している。
【0097】このように連結データ33を読むことによ
って属性値管理部34は、属性値”y”を変更した場
合、属性値は”x”を変更すればよいことを認識できる
ので、GUI部品データ32内の属性値”x”の値を、
属性値”y”の値に変更する。
【0098】実施例6.上記実施例1では、各GUI部
品を画面上に配置する場合、GUI部品を配置するため
の補助線等を表示させていなかったので、ユーザの勘に
頼って配置しなければならず、各GUI部品を縦方向及
び横方向に揃えながら配置するのが困難であったが、こ
の実施例6では、各GUI部品を画面上に配置する際、
表示部7の縦方向及び横方向に補助線を表示させ、各G
UI部品の配置を容易にしたものである。
【0099】次に動作について説明する。まず、図31
(a)のようにGUI部品が表示部7に表示されている
場合において、例えば、マウスカーソルを補助線割り付
け部品の上においた状態で、コントロールキーを押しな
がら1回左マウスボタンを押して離し、さらにマウスカ
ーソルを補助線割り付け部品の上においた状態で左マウ
スボタンを押して離すと、GUI部品の配置変更指令が
入力されたものと判断して補助線割り付け部品が、図3
2(b)に示すように、表示部7の縦方向及び水平方向
に補助線を表示する(この例では、補助線A〜D)。
【0100】ここで、補助線Aの取っ手の上にマウスカ
ーソルをおいて左マウスボタン押し、押したままの状態
でマウスを上または下に移動すると補助線Aもマウスの
移動にしたがって移動するので、適当な位置に補助線A
を移動させ、そこで左マウスボタンを離すと、補助線割
り付け部品が移動後の補助線A及び他の補助線B〜Dを
基準にして各GUI部品の大きさ及び位置を変更する。
【0101】例えば、図32(a)の位置に補助線Aを
移動させた後、左マウスボタンを離した場合には、補助
線Aに隣接するGUI部品イ,ロ,ハ,ニ,ホの大きさ
及び位置を変更する。そして、大きさ及び位置の変更
は、上記実施例と同様に、各GUI部品間相互の対応関
係3における大きさ及び相対位置を変更することにより
変更する。例えば、GUI部品イの場合、左上の位置は
移動しないので(図32(b)参照)、相対位置はその
ままであるが、高さが補助線Aの移動分だけ増加するの
で、その増加した分だけ大きさを変更する(例えば、G
UI部品イの大きさが(50,50)で、補助線Aが3
0だけ下に移動したとすれば、GUI部品イの大きさは
(50,80)となる)。また、表示部7の水平方向に
ついての移動は、補助線C,Dを移動させることにより
行うことができるが、移動方法は縦方向の場合と同様で
あるため説明を省略する。
【0102】なお、補助線の取っ手の上にマウスカーソ
ルをおいた状態でマウスの中ボタンを押して離すと、補
助線の設定(線幅、線種)を変更する画面が表示され
る。例えば、補助線Aの取っ手の上にマウスカーソルを
おいた状態でマウスの中ボタンを押して離すと、図33
(a)に示すような補助線設定変更ウインドが表示され
る。この補助線設定変更ウインドにおいて、入力部1の
キーボード等により線幅、線種(例えば、0は実線、1
は点線、2は線なし)を変更し、マウス等によって”O
K”キーを選択すると、補助線Aの設定が変更される。
ここで、線幅を変更した場合には、その変更に伴って補
助線Aに隣接するGUI部品イ,ロ,ハ,ニ,ホの大き
さ及び位置を上記の要領で変更する。従って、図33
(b)のように、補助線Aの線幅を太くした場合には、
図33(c)に示すように、GUI部品イ,ロ,ハとG
UI部品ニ,ハのすき間が広くなる。
【0103】実施例7.上記実施例6では、各GUI部
品を配置する際、各GUI部品のデータを考慮せずに各
GUI部品の大きさ及び位置を変更していたため、GU
I部品のデータが当該GUI部品の表示領域に収まらな
い場合があったが、この実施例6では、GUI部品のデ
ータが常にGUI部品の表示領域に収まるようにすべ
く、各GUI部品を配置する際、各GUI部品のデータ
に基づいて各GUI部品の最小サイズを計算し、GUI
部品の大きさが当該最小サイズより小さいGUI部品が
存在する場合、そのGUI部品の大きさがその最小サイ
ズになるように補助線を移動するようにしたものであ
る。
【0104】次に動作について説明する。まず、図34
(a)のようにGUI部品及び補助線が表示部7に表示
されている場合において、補助線Bを移動するものとす
る。但し、GUI部品イ内に表示されている数字はGU
I部品イのデータ(三桁の整数(”121”))であ
る。ここで、図34(b)に示す位置まで補助線Bを移
動させる旨の信号が入力されると、補助線割り付け部品
は、補助線Bを指定の位置まで移動した場合における各
GUI部品の大きさを計算するとともに、その計算した
大きさと当該GUI部品のデータを比較することによ
り、そのデータを当該GUI部品の表示領域に納めるこ
とができるか否かを判断する。
【0105】この例の場合、GUI部品イは三桁の整数
を表示しているが、補助線Bを移動するとGUI部品イ
の大きさは一桁の整数を表示する大きさになるため、こ
のまま補助線Bを移動するとGUI部品イのデータをG
UI部品イの表示領域に納めることができないと判断す
る。なお、GUI部品ロ,ハの表示領域は大きくなる方
向であるので上記判断はなされない。
【0106】上記判断より、補助線割り付け部品は、G
UI部品イの最小サイズは三桁の整数を表示できる大き
さであると認識をし、上記最小サイズが確保できる範囲
まで補助線Bを移動する(図34(c))。
【0107】実施例8.上記実施例6,7では、複数の
GUI部品ロ,ハを他のGUI部品イの表示領域内に収
めて表示する場合、その複数のGUI部品ロ,ハは補助
線割り付け部品における移動の対象外であるため、その
複数のGUI部品ロ,ハは移動後の補助線A,B,Cを
基準として移動されなかったが(図35参照、補助線B
は無視されている)、他のGUI部品イの大きさ及び位
置をその移動後の補助線A,B,Cを基準にして変更し
た後、その複数のGUI部品ロ,ハの大きさ及び位置を
その移動後の補助線A,B,Cを基準にして変更するよ
うにしてもよい(図36参照)。
【0108】実施例9.上記実施例では、各GUI部品
のデータについては特に種類別などに分類されていない
ので、各GUI部品のデータ間相互の関係を認識する手
段がなく、GUI部品の編集や表示に不便をともなう場
合があったが、この実施例9では、各GUI部品におけ
るデータの種類に応じて各GUI部品を分類する表を表
示部7に表示する表部品を設けることにより、各GUI
部品の編集や表示を容易にしたものである。
【0109】ここで、図37は表部品が表示する表であ
り、この表の行方向は曜日(月〜金)、列方向は売上
高、売上個数、在庫により分類されている。また、この
表内の”650”、”32”等は各GUI部品のデータ
である。
【0110】そして、GUI部品のデータを表示する場
合、マウス等によって、この表における行方向の項目部
分(月〜金)及び列方向の項目部分(売上高、売上個
数、在庫)をそれぞれ一つ選択すると(例えば、GUI
部品イのデータを表示する場合、月41aと在庫42c
の項目を選択する)、該当するGUI部品のデータを要
求しているとGUI対話部6が判断して、そのデータを
データ制御部8から入手し、そのデータをGUI部品イ
上に表示する。図37の場合、GUI部品イ上には”1
26”というデータが表示されている。
【0111】実施例10.上記実施例9では、例えば、
金曜日に関するデータ(GUI部品ロ,ハ,ニ)を得る
ためには、3つのGUI部品を順次選定する必要がある
ため合計6回の選択動作(選択動作:GUI部品ロは4
1eと42a、GUI部品ハは41eと42b、GUI
部品ニは41eと42cを入力)を行っていたが、金4
1eの項目を選択するだけで金曜日に関するデータのす
べてが得られるようにしてもよい。また、列方向におい
ても同様に、例えば、売上高42aの項目を選択すると
売上高に関するデータのすべてが得られるようにしても
よい。
【0112】実施例10によれば、GUI対話部6が図
38(a)に示すようなトレンドグラフをグラフ部品を
用いて表示部7に表示しているときに図38(b)のよ
うに「売上個数」の項目を追加する場合、実施例9の技
術では月〜金曜日における売上個数のデータを順次得る
ことになるため、「売上個数」のトレンドグラフ表示に
多くの手間を必要としていたが、「売上個数」の項目4
2aを選択すればその売上個数に関連するデータのすべ
てを少ない手間で得られ、トレンドグラフを速やかに表
示できるようになる。
【0113】実施例11.上記実施例9では、例えば、
同一列のデータの平均値や合計値を得る場合、特に計算
手段はなかったのでユーザ自ら計算せざるをえなかった
が、図39に示すように、平均値や合計値を計算する計
算部品43,44を設け、この計算部品43,44を選
択すると自動的に同一列のデータを所定の計算式に代入
し、その計算結果を表示するようにしてもよい。なお、
同一列のデータについて述べたが、別段同一行のデータ
であってもよい。
【0114】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、属性値設定終了指令が入力部に入力された場合には
属性値の設定を終了するが、その属性値設定終了指令が
入力部に入力されるまえに、既に属性値を設定したGU
I部品以外のGUI部品を選定するGUI部品選定指令
が入力部に入力された場合には、そのGUI部品選定指
令が選定するGUI部品の属性値を既に属性値を設定し
たGUI部品の属性値に設定するように構成したので、
複数のGUI部品の属性値を同じ値に変更する場合の手
間が簡略化されるなどの効果がある。
【0115】請求項2の発明によれば、入力部から入力
された入力信号が編集信号であると入力処理部に判断さ
れた場合、その編集信号に基づいてGUI対話部に読み
込まれた各GUI部品に係るデータを編集するととも
に、記憶部に記憶された各GUI部品に係るデータを編
集するように構成したので、動作中でも各GUI部品に
係るデータを変更することができるようになるなどの効
果がある。
【0116】請求項3の発明によれば、入力部から入力
された入力信号が各GUI部品間相互の対応関係を編集
する旨を示す編集信号であると入力処理部に判断された
場合、その編集信号に基づいてGUI対話部に読み込ま
れた各GUI部品間相互の対応関係を編集するととも
に、記憶部に記憶された各GUI部品間相互の対応関係
を編集するように構成したので、動作中でもGUI部品
間相互の対応関係を変更できるようになるなどの効果が
ある。
【0117】請求項4の発明によれば、入力部から入力
された入力信号が各GUI部品とデータとの対応関係を
編集する旨を示す編集信号であると入力処理部に判断さ
れた場合、その編集信号に基づいてGUI対話部に読み
込まれた各GUI部品とデータとの対応関係を編集する
とともに、記憶部に記憶された各GUI部品とデータと
の対応関係を編集するように構成したので、動作中でも
GUI部品とデータとの対応関係を変更できるようにな
るなどの効果がある。
【0118】請求項5の発明によれば、入力部から入力
された入力信号が各GUI部品と関数との対応関係を編
集する旨を示す編集信号であると入力処理部に判断され
た場合、その編集信号に基づいてGUI対話部に読み込
まれた各GUI部品と関数との対応関係を編集するとと
もに、記憶部に記憶された各GUI部品と関数との対応
関係を編集するように構成したので、動作中でもGUI
部品と関数との対応関係を変更できるようになるなどの
効果がある。
【0119】請求項6の発明によれば、GUI部品選定
指令が示す二つのGUI部品間で可能な処理を記憶部に
記憶された対応関係に基づいて判断し、可能な処理があ
れば当該処理を実行すべく、GUI対話部に読み込まれ
た対応関係及び記憶部に記憶された対応関係を編集する
ように構成したので、動作中でも当該処理に応じて対応
関係が自動的に編集されるようになるなどの効果があ
る。
【0120】請求項7の発明によれば、部品箱の中から
部品を指定する部品指定指令及びGUI部品選定指令が
入力部に入力されると、そのGUI部品選定指令が示す
GUI部品とその部品指定指令が示す部品間で可能な処
理を実行するように構成したので、表示部に表示されて
いるGUI部品以外のGUI部品についても、当該処理
に応じて対応関係が自動的に編集されるようになるなど
の効果がある。
【0121】請求項8の発明によれば、もう一方のGU
I部品を選定するGUI部品選定指令が入力されるまで
の間、表示領域内に現在カーソルがあるGUI部品を他
のGUI部品から区別する印を表示部に表示させるよう
に構成したので、現在のカーソル位置でGUI部品選定
指令を入力した場合に、何れのGUI部品が選定される
のかを一見して認識できるようになるなどの効果があ
る。
【0122】請求項9の発明によれば、同一の属性値を
共有する必要のある複数のGUI部品がある場合、当該
GUI部品間の属性値の対応関係を示す連結データを設
け、一つのGUI部品の属性値が変更されたとき、その
連結データを参照することにより他のGUI部品の属性
値をその変更された属性値に変更するように構成したの
で、当該複数のGUI部品における属性値が常に一致す
るようになるなどの効果がある。
【0123】請求項10の発明によれば、表示部に表示
された各GUI部品の配置を変更する際、入力部からG
UI部品の配置変更を示す配置変更指令が入力される
と、表示部の水平方向及び垂直方向に補助線を表示する
とともに、入力部からその補助線の移動指令が入力され
ると、移動後の補助線を基準にして各GUI部品の大き
さ及び位置を変更するように構成したので、縦方向及び
横方向を揃えながら各GUI部品を配置することができ
るようになるなどの効果がある。
【0124】請求項11の発明によれば、各GUI部品
の最小サイズを各GUI部品のデータに基づいて計算
し、GUI部品の大きさが当該最小サイズより小さいG
UI部品が存在する場合、そのGUI部品の大きさがそ
の最小サイズになるように補助線を移動する構成にした
ので、各GUI部品のデータが必ず各GUI部品の表示
領域内に収まるようになるなどの効果がある。
【0125】請求項12の発明によれば、複数のGUI
部品を他のGUI部品の表示領域内に収めて表示する場
合、他のGUI部品の大きさ及び位置を移動後の補助線
を基準にして変更した後、その複数のGUI部品の大き
さ及び位置をその移動後の補助線を基準にして変更する
ように構成したので、その複数のGUI部品についても
縦方向及び横方向を揃えながら配置することができるよ
うになるなどの効果がある。
【0126】請求項13の発明によれば、各GUI部品
におけるデータの種類に応じて各GUI部品をマトリッ
クス状に分類した表を表示部に表示するように構成した
ので、各GUI部品におけるデータ間の関係が明瞭にな
り、各GUI部品の編集や表示が容易になるなど効果が
ある。
【0127】請求項14の発明によれば、表の行方向あ
るいは列方向における任意の項目を入力部から入力され
ると、その項目に対応する全てのGUI部品のデータを
データ制御部から入手するように構成したので、各GU
I部品の編集や表示が容易になるなどの効果がある。
【0128】請求項15の発明によれば、データ制御部
から入手した任意の項目に対応する全てのGUI部品の
データを所定の計算式に代入して計算する計算部品を表
部品の表に追加し、その計算部品を入力部から選択され
ると当該計算を実行するように構成したので、各GUI
部品におけるデータ間の計算が容易になるなどの効果が
ある。
【0129】請求項16の発明によれば、入力部からグ
ラフの表示を指令するグラフ表示指令及び任意のGUI
部品を選定するGUI部品選定指令を入力されると、そ
の選定されたGUI部品のデータと関連性のあるGUI
部品のデータを表部品の表を参照して認識し、これらの
データをデータ制御部から入手することによりグラフを
表示部に表示するように構成したので、各GUI部品の
データを速やかにグラフ化することができ、各GUI部
品の編集や表示が容易になるなどの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるグラフィカルユーザ
インタフェース装置を示す構成図である。
【図2】各GUI部品が表示部に表示されている状態を
示す画面図である。
【図3】各GUI部品間相互の対応関係を示す関係図で
ある。
【図4】各GUI部品が表示部に表示されている状態を
示す画面図である。
【図5】各GUI部品とデータとの対応関係を示す関係
図である。
【図6】各GUI部品が表示部に表示されている状態を
示す画面図である。
【図7】各GUI部品と関数との対応関係を示す関係図
である。
【図8】各GUI部品が表示部に表示されている状態を
示す画面図である。
【図9】各GUI部品間相互の対応関係を示す関係図で
ある。
【図10】各GUI部品とデータとの対応関係を示す関
係図である。
【図11】各GUI部品と関数との対応関係を示す関係
図である。
【図12】この発明の実施例2によるグラフィカルユー
ザインタフェース装置の動作を示すフローチャート図で
ある。
【図13】一般的なGUI部品の種類を列挙した表図で
ある。
【図14】GUI部品の配置可能性を判断するフローチ
ャート図である。
【図15】GUI部品の置換可能性を判断するフローチ
ャート図である。
【図16】GUI部品のデータ吸収可能性を判断するフ
ローチャート図である。
【図17】GUI部品の関数吸収可能性を判断するフロ
ーチャート図である。
【図18】GUI部品の表示設定可能性を判断するフロ
ーチャート図である。
【図19】各GUI部品間相互の対応関係を示す関係図
である。
【図20】各GUI部品間相互の対応関係を示す関係図
である。
【図21】各GUI部品とデータとの対応関係を示す関
係図である。
【図22】各GUI部品と関数との対応関係を示す関係
図である。
【図23】各GUI部品とデータとの対応関係を示す関
係図である。
【図24】各GUI部品と関数との対応関係を示す関係
図である。
【図25】各GUI部品間相互の対応関係を示す関係図
である。
【図26】各GUI部品が表示部に表示されている状態
を示す画面図である。
【図27】各GUI部品が表示部に表示されている状態
を示す画面図である。
【図28】各GUI部品が表示部に表示されている状態
を示す画面図である。
【図29】この発明の実施例5によるグラフィカルユー
ザインタフェース装置のGUI対話部を示す構成図であ
る。
【図30】GUI部品データ31,32及び連結データ
33のデータ構成を示すデータ構成図である。
【図31】各GUI部品が表示部に表示されている状態
を示す画面図である。
【図32】各GUI部品が表示部に表示されている状態
を示す画面図である。
【図33】各GUI部品が表示部に表示されている状態
を示す画面図である。
【図34】各GUI部品が表示部に表示されている状態
を示す画面図である。
【図35】各GUI部品が表示部に表示されている状態
を示す画面図である。
【図36】各GUI部品が表示部に表示されている状態
を示す画面図である。
【図37】表部品が表示する表を示す表図である。
【図38】グラフ部品が表示するグラフを示すグラフ図
である。
【図39】表部品が表示する表を示す表図である。
【図40】従来のグラフィカルユーザインタフェース装
置を示す構成図である。
【図41】各GUI部品間相互の対応関係を示す関係図
である。
【図42】各GUI部品が表示部に表示されている状態
を示す画面図である。
【図43】各GUI部品とデータとの対応関係を示す関
係図である。
【図44】各GUI部品が表示部に表示されている状態
を示す画面図である。
【図45】各GUI部品と関数との対応関係を示す関係
図である。
【図46】各GUI部品が表示部に表示されている状態
を示す画面図である。
【図47】GUI部品と属性値との対応関係を示す関係
図である。
【図48】属性設定ウインドを示す画面図である。
【図49】各GUI部品が表示部に表示されている状態
を示す画面図である。
【符号の説明】
1 入力部 2 記憶部 3 各GUI部品間相互の対応関係 4 各GUI部品とデータとの対応関係 5 各GUI部品と関数との対応関係 6 GUI対話部 7 表示部 8 データ制御部 21 入力処理部 22 GUI編集部 33 連結データ 34 属性値管理部 43,44 計算部品

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示部に表示されている複数のGUI部
    品のうち、属性値を設定するGUI部品を選定するGU
    I部品選定指令を入力するとともに、GUI部品の属性
    値を入力する入力部と、上記入力部にGUI部品選定指
    令が入力されると、そのGUI部品選定指令によって選
    定されたGUI部品の属性値をその入力部により入力さ
    れた属性値に設定するGUI編集部と、上記GUI編集
    部により設定された属性値にしたがってそのGUI部品
    を上記表示部に表示するGUI対話部とを備えたグラフ
    ィカルユーザインタフェース装置において、上記入力部
    の入力項目として、GUI部品の属性値の設定を終了す
    る属性値設定終了指令を追加し、上記GUI編集部は、
    その属性値設定終了指令が上記入力部に入力された場合
    には属性値の設定を終了するが、その属性値設定終了指
    令が上記入力部に入力されるまえに、既に属性値を設定
    したGUI部品以外のGUI部品を選定するGUI部品
    選定指令が上記入力部に入力された場合には、そのGU
    I部品選定指令が選定するGUI部品の属性値を既に属
    性値を設定したGUI部品の属性値に設定することを特
    徴とするグラフィカルユーザインタフェース装置。
  2. 【請求項2】 各GUI部品に係るデータを記憶する記
    憶部と、上記記憶部により記憶された各GUI部品に係
    るデータを初期化時に読み込み、そのデータに基づいて
    GUI部品を表示するとともに、入力部から入力された
    入力信号に基づいて表示部の表示を制御するGUI対話
    部とを備えたグラフィカルユーザインタフェース装置に
    おいて、上記入力部から入力された入力信号を上記GU
    I対話部に出力するとともに、その入力信号が編集信号
    であるか否かを判断する入力処理部と、上記入力部から
    入力された入力信号が編集信号であると上記入力処理部
    に判断された場合、その編集信号に基づいて上記GUI
    対話部に読み込まれた各GUI部品に係るデータを編集
    するとともに、上記記憶部に記憶された各GUI部品に
    係るデータを編集するGUI編集部とを設けたことを特
    徴とするグラフィカルユーザインタフェース装置。
  3. 【請求項3】 各GUI部品間相互の対応関係、各GU
    I部品とデータとの対応関係及び各GUI部品と関数と
    の対応関係を記憶する記憶部と、上記記憶部により記憶
    された対応関係を初期化時に読み込み、その対応関係に
    基づいてGUI部品を表示部に表示するとともに、入力
    部から入力された入力信号に基づいて表示部の表示を制
    御するGUI対話部とを備えたグラフィカルユーザイン
    タフェース装置において、上記入力部から入力された入
    力信号を上記GUI対話部に出力するとともに、その入
    力信号が編集信号であるか否かを判断する入力処理部
    と、上記入力部から入力された入力信号が各GUI部品
    間相互の対応関係を編集する旨を示す編集信号であると
    上記入力処理部に判断された場合、その編集信号に基づ
    いて上記GUI対話部に読み込まれた各GUI部品間相
    互の対応関係を編集するとともに、上記記憶部に記憶さ
    れた各GUI部品間相互の対応関係を編集するGUI編
    集部とを設けたことを特徴とするグラフィカルユーザイ
    ンタフェース装置。
  4. 【請求項4】 各GUI部品間相互の対応関係、各GU
    I部品とデータとの対応関係及び各GUI部品と関数と
    の対応関係を記憶する記憶部と、上記記憶部により記憶
    された対応関係を初期化時に読み込み、その対応関係に
    基づいてGUI部品を表示部に表示するとともに、入力
    部から入力された入力信号に基づいて表示部の表示を制
    御するGUI対話部とを備えたグラフィカルユーザイン
    タフェース装置において、上記入力部から入力された入
    力信号を上記GUI対話部に出力するとともに、その入
    力信号が編集信号であるか否かを判断する入力処理部
    と、上記入力部から入力された入力信号が各GUI部品
    とデータとの対応関係を編集する旨を示す編集信号であ
    ると上記入力処理部に判断された場合、その編集信号に
    基づいて上記GUI対話部に読み込まれた各GUI部品
    とデータとの対応関係を編集するとともに、上記記憶部
    に記憶された各GUI部品とデータとの対応関係を編集
    するGUI編集部とを設けたことを特徴とするグラフィ
    カルユーザインタフェース装置。
  5. 【請求項5】 各GUI部品間相互の対応関係、各GU
    I部品とデータとの対応関係及び各GUI部品と関数と
    の対応関係を記憶する記憶部と、上記記憶部により記憶
    された対応関係を初期化時に読み込み、その対応関係に
    基づいてGUI部品を表示部に表示するとともに、入力
    部から入力された入力信号に基づいて表示部の表示を制
    御するGUI対話部とを備えたグラフィカルユーザイン
    タフェース装置において、上記入力部から入力された入
    力信号を上記GUI対話部に出力するとともに、その入
    力信号が編集信号であるか否かを判断する入力処理部
    と、上記入力部から入力された入力信号が各GUI部品
    と関数との対応関係を編集する旨を示す編集信号である
    と上記入力処理部に判断された場合、その編集信号に基
    づいて上記GUI対話部に読み込まれた各GUI部品と
    関数との対応関係を編集するとともに、上記記憶部に記
    憶された各GUI部品と関数との対応関係を編集するG
    UI編集部とを設けたことを特徴とするグラフィカルユ
    ーザインタフェース装置。
  6. 【請求項6】 上記入力部から任意の二つのGUI部品
    を選定するGUI部品選定指令が入力されると上記入力
    処理部は編集信号が入力されたものと判断して該GUI
    部品選定指令を上記GUI編集部に出力し、上記GUI
    編集部は該GUI部品選定指令が示す二つのGUI部品
    間で可能な処理を上記記憶部に記憶された対応関係に基
    づいて判断し、可能な処理があれば当該処理を実行すべ
    く、上記GUI対話部に読み込まれた対応関係及び上記
    記憶部に記憶された対応関係を編集することを特徴とす
    る請求項3から請求項5のうちいずれか1項記載のグラ
    フィカルユーザインタフェース装置。
  7. 【請求項7】 上記入力部から部品箱表示指令が入力さ
    れると上記入力処理部は編集信号が入力されたものと判
    断して該部品箱表示指令を上記GUI編集部に出力し、
    上記GUI編集部は上記表示部に対して部品箱を表示さ
    せるとともに、その部品箱の中から部品を指定する部品
    指定指令及びGUI部品選定指令が上記入力部に入力さ
    れると、そのGUI部品選定指令が示すGUI部品とそ
    の部品指定指令が示す部品間で上記可能な処理を実行す
    ることを特徴とする請求項6記載のグラフィカルユーザ
    インタフェース装置。
  8. 【請求項8】 上記入力部から任意の一つのGUI部品
    を選定するGUI部品選定指令が入力されると、上記G
    UI編集部はもう一方のGUI部品を選定するGUI部
    品選定指令が入力されるまでの間、表示領域内に現在カ
    ーソルがあるGUI部品を他のGUI部品から区別する
    印を上記表示部に表示させることを特徴とする請求項6
    記載のグラフィカルユーザインタフェース装置。
  9. 【請求項9】 GUI部品の属性値にしたがってそのG
    UI部品を表示部に表示するGUI対話部を備えたグラ
    フィカルユーザインタフェース装置において、同一の属
    性値を共有する必要のある複数のGUI部品がある場
    合、当該GUI部品間の属性値の対応関係を示す連結デ
    ータを設け、一つのGUI部品の属性値が変更されたと
    き、その連結データを参照することにより他のGUI部
    品の属性値をその変更された属性値に変更する属性値管
    理部を設けたことを特徴とするグラフィカルユーザイン
    タフェース装置。
  10. 【請求項10】 各GUI部品間相互の対応関係にした
    がってGUI部品を表示部に表示するGUI対話部を備
    えたグラフィカルユーザインタフェース装置において、
    上記表示部に表示された各GUI部品の配置を変更する
    際、入力部からGUI部品の配置変更を示す配置変更指
    令が入力されると、上記表示部の水平方向及び垂直方向
    に補助線を表示するとともに、上記入力部からその補助
    線の移動指令が入力されると、移動後の補助線を基準に
    して各GUI部品の大きさ及び位置を変更する補助線割
    り付け部品を設けたことを特徴とするグラフィカルユー
    ザインタフェース装置。
  11. 【請求項11】 上記補助線割り付け部品は移動後の補
    助線を基準にして各GUI部品の大きさ及び位置を変更
    する際、各GUI部品の最小サイズを各GUI部品のデ
    ータに基づいて計算し、GUI部品の大きさが当該最小
    サイズより小さいGUI部品が存在する場合、そのGU
    I部品の大きさがその最小サイズになるように上記補助
    線を移動することを特徴とする請求項10記載のグラフ
    ィカルユーザインタフェース装置。
  12. 【請求項12】 上記補助線割り付け部品は移動後の補
    助線を基準にして各GUI部品の大きさ及び位置を変更
    する際、複数のGUI部品を他のGUI部品の表示領域
    内に収めて表示する場合、他のGUI部品の大きさ及び
    位置をその移動後の補助線を基準にして変更した後、そ
    の複数のGUI部品の大きさ及び位置をその移動後の補
    助線を基準にして変更することを特徴とする請求項10
    記載のグラフィカルユーザインタフェース装置。
  13. 【請求項13】 各GUI部品とデータとの対応関係を
    記憶する記憶部と、各GUI部品のデータを管理するデ
    ータ制御部と、上記記憶部に記憶された対応関係に基づ
    いて各GUI部品のデータを上記データ制御部から入手
    し、そのデータにしたがってGUI部品を表示部に表示
    するGUI対話部とを備えたグラフィカルユーザインタ
    フェース装置において、各GUI部品におけるデータの
    種類に応じて各GUI部品をマトリックス状に分類した
    表を上記表示部に表示する表部品を設け、上記GUI対
    話部はその表の行方向と列方向における任意の項目をそ
    れぞれ入力部から入力されると、その項目に対応するG
    UI部品のデータを上記データ制御部から入手すること
    を特徴とするグラフィカルユーザインタフェース装置。
  14. 【請求項14】 上記GUI対話部は上記表の行方向あ
    るいは列方向における任意の項目を上記入力部から入力
    されると、その項目に対応する全てのGUI部品のデー
    タを上記データ制御部から入手することを特徴とする請
    求項13記載のグラフィカルユーザインタフェース装
    置。
  15. 【請求項15】 上記表部品が上記表示部に表示する表
    に、上記データ制御部から入手した任意の項目に対応す
    る全てのGUI部品のデータを所定の計算式に代入して
    計算する計算部品を追加し、上記GUI対話部はその計
    算部品を上記入力部から選択されると当該計算を実行す
    ることを特徴とする請求項14記載のグラフィカルユー
    ザインタフェース装置。
  16. 【請求項16】 上記GUI対話部は、上記入力部から
    グラフの表示を指令するグラフ表示指令及び任意のGU
    I部品を選定するGUI部品選定指令を入力されると、
    その選定されたGUI部品のデータと関連性のあるGU
    I部品のデータを上記表を参照して認識し、これらのデ
    ータを上記データ制御部から入手することによりグラフ
    を上記表示部に表示することを特徴とする請求項14記
    載のグラフィカルユーザインタフェース装置。
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