JP3191266B2 - イメージシミュレーションシステム - Google Patents

イメージシミュレーションシステム

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JP3191266B2
JP3191266B2 JP23597291A JP23597291A JP3191266B2 JP 3191266 B2 JP3191266 B2 JP 3191266B2 JP 23597291 A JP23597291 A JP 23597291A JP 23597291 A JP23597291 A JP 23597291A JP 3191266 B2 JP3191266 B2 JP 3191266B2
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06TIMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はイメージシミュレーショ
ンシステムに関し、特に、既に存在する画像間の合成,
色彩の変更等の画像処理により新たな別の画像を作成
し、外観,形状等のシミュレーションを行うイメージシ
ミュレーションシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ディジタル的に表現された画像
(背景画像)の上に別の画像(重畳画像)の一部を切り出し
て重畳合成を行ったり、画像中の物体の一部の色を変更
する等のイメージシミュレーションが広く行われてい
る。例えば、ある風景の画像を背景画像として、重畳画
像中にある自動車だけを切り出して、それを背景画像中
に埋め込む場合である。これについては、例えば、電子
情報通信学会誌第74巻4号の392〜397ページに解説があ
る。この具体的な処理については後に説明する。イメー
ジシミュレーションはその目的から二つに分類すること
ができる。第1は、画像を作ること自体が目的の場合で
ある。本説明中ではこれを「画像作成」と称する。この場
合、位置指定,幾何学的変換,色彩変更等の各種の機能
を繰返し適用して、自由度の高い画像作成を行う。ここ
では、その制作の過程を見せることは目的でない。ま
た、その際の計算機ディスプレイ上の画面は汎用的なも
のである。また、第2は、対話的プレゼンテーション用
に用いることを目的とするものである。例えば、自動車
販売店の店頭で、ディーラが客に自動車の説明をする
際、客が指定したオプションの部品を付けた様子や、車
体色が変わった様子を画面で示す場合等がこれに該当す
る。この際には、色彩変更や幾何学的変換等のパラメー
タをすべて指定していると冗長なので、一部を指定する
だけで、あとは予め決めておいた値にする。また、画面
は自動車の店頭説明用の特別なものになっていて、不必
要な情報は提示しない。本発明で対象にするのは、上述
の、第2のプレゼンテーション用のイメージシミュレー
ションシステムである。従来、このようなプレゼンテー
ション用のイメージシミュレーションシステムを作成す
るためには、適用対象毎に画面の設計をし、最初からC
言語等の高級言語でプログラムを作成する場合が多い。
あるいは、効率化するために、幾何変換操作,色彩変更
操作等を汎用の基本的モジュールとして準備しておき、
これをコーディングの際に組合せて用いることがある。
他方、イメージシミュレーションとは別の分野ではある
が、画像処理を目的とした、米国スターデント(Starde
nt)社のAVS(Application VisualizationSystem)
と呼ばれるシステムがある。このシステムにはネットワ
ーク・エディタと呼ばれるものがあり、上述の基本的モ
ジュールに対応するものを画面上で矩形で表わし、画面
上でこれを組合せて接続させることにより画像処理プロ
グラムを作成する。すなわち、高級言語によるコーディ
ングなしに、画面上の操作だけですむものである。基本
モジュールで準備されていない機能を実現するために
は、新たなモジュールを定義しなければならないが、こ
れは高級言語によるコーディングを行うことが必要であ
る。これについては、映像情報1991年1月号の第51〜57
ページに解説がある。また、近年、ハイパーメディアと
いう観点から情報の検索システムの研究,製品が多い。
これらの典型的なものは、画面中にボタンやアイコンを
定義し、そのボタンやアイコンがピックされると、指定
の動作を行うというものである。ボタンの定義や動作の
指定は画面上でのマウス等の操作によって行ったり、簡
易言語で作成する。これらは高級言語で作成する場合に
比べて非常に簡単である。ここでも、ページの移動等
の、予め準備されている動作以外の機能を実現するに
は、高級言語でコーディングしたモジュールを作成し、
登録しなくてはならない。なお、これらについては、例
えば、bit第20巻2月号(1988)第174〜180ページに解
説がある。次に、イメージシミュレーションの典型的な
処理であるところの、ディジタル画像の重畳合成処理に
つき具体的に説明する。 (1)背景画像と重畳画像を準備する。例えば、背景画像
は風景であり、重畳画像は自動車の画像である。 (2)重畳画像中である領域(この領域を「マスク」と称す
る)を分離する。例えば、自動車の部分だけ切り出す。 (3)重畳画像中の切り出された領域を背景画像中に重ね
るため、以下の操作を行う。 (a)重ねる位置の指定 いま、背景画像のi行j列成分をA(i,j)、重畳画像
のi行j列成分をB(i,j),合成結果のi行j列成分
をC(i,j)とする。これらの成分は、画像がカラー画
像と考え、赤緑青の3成分で表現されているものとす
る。例えば、A(i,j)の3成分はそれぞれAr(i,
j),Ag(i,j),Ab(i,j)とする。重ねる位置
を指定する手法としては、重畳画像のある一つの画素
が、背景画像中でどこに位置するかを指定することが一
般的である。すなわち、B(i1,j1)がA(i0,j
0)に重なることとして、i1,j1,i0,j0を指
定する。 (b)拡大縮小率の指定 背景画像に重畳画像をそのまま重ねたのでは、大きさが
合わない場合が殆んどである。そこで、重畳画像を拡大
縮小して調整する。具体的には、重畳画像をa倍にする
としたならば、次の通りである。 C(i0+i,j0+j)=A(i0+i,j0+j) マスクの外 ・・・・(1a) C(i0+i,j0+j)=B'(i1+i/a,j1+j/a) マスクの中 ・・・・(1b) 但し、B'(x,y)はx,yが整数値でないため、重畳画
像の周辺の画素の値を補間したものである。代表的なも
のは双線形補間であり、次の式で表される。 B'(x,y)=([x]+1-x)([y]+1-y)B([x],[y]) +([x]+1-x)(y-[y])B([x],[y]+1) +(x-[x])([y]+1-y)B([x]+1,[y]) +(x-[x])(y-[y])B([x]+1,[y]+1) ・・・・(2) 但し、[x]はガウス記号であり、xを超えない整数を表
す。 (c)切り出された領域の色調の調整 背景画像と重畳画像は、一般には異なった日照条件、照
明条件の下で撮影されているので、そのまま合成したの
では、色調が異なり、違和感が生じる。そこで、重畳画
像または背景画像を階調変換して、色調を調整する。前
述の如く、ここでは、赤緑青の3成分をそれぞれ0から
255の256階調で合計1670万色で表わしてい
る。階調変換では、赤緑青の3成分につき、0から25
5を定義域および値域とする変換関数で、それぞれ変換
をする。変換関数をFr,Fg,Fb、変換後の画素
C'で表す。 Cr'(i,j)=Fr(Cr(i,j)) マスクの内側 ・・・・(3a) Cr'(i,j)=Cr(i,j) マスクの外側 ・・・・(3b) 緑,青についても同様である。以上の位置指定,拡大縮
小率指定,色調の調整は、対話的に行うのが普通であ
る。また、画像中にある特定の部位(車の画像中のボデ
ィー部分等)の色を変更したり、別の模様に貼り替えた
りする処理(テクスチャマッピングと呼ぶ)も、イメージ
シミュレーションの典型的な処理である。このうち、色
彩の変更に関しては、色調の調整の式(3)と数式上同じ
処理であるが、色調の調整が明るさ,コントラストの変
更であるのに対し、色彩の変更は色彩変換の理論に基づ
き、異なる色に変更するものである。なお、イメージシ
ミュレーションに関係する参考文献としては、本出願人
により提案されている特願平1-179646号,同1-175463号,
同1-60976号,同2-330712号の各明細書がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の方法では、プレ
ゼンテーション用のイメージシミュレーションシステム
を作成する際に、以下の如き問題点がある。まず、高級
言語を用い作成する方法では、イメージシミュレーショ
ンシステムを構築する際、適用対象が変わったときのは
最初からプログラミングをする必要がある点、煩雑であ
る。また、AVSのネットワークエディタにおいては、
画像の空間フィルタ,閾値処理等を組合せた、決まった
処理を繰り返すことはできるが、高級言語を用いたモジ
ュールを登録することなしには、画像中の対象を指定し
てインタラクティブな処理を行うことができない。例え
ば、画像中の対象を指定し、それに対して異なる処理を
対話的に指定し、処理することはできない。最後に、ハ
イパーカードでは、ページめくり等の情報検索機能が主
であり、簡単なアニメーション等を除いて、画像処理を
行うことができない。本発明は上記事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、従来の技術におけ
る上述の如き諸問題を解消し、画像作成編集ツールを動
作させることにより、高級言語によるプログラミングな
しに、簡単に作成可能なイメージシミュレーションシス
テムを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、デ
ィジタル画像を作成し、作成されたディジタル画像を再
現するイメージシミュレーションシステムにおいて、予
めディジタル画像の作成およびディジタル画像の再現の
双方を行うものであって、画面定義モジュール、背景画
像選択モジュール、重畳画像選択モジュール、画像重畳
モジュール、色彩変更モジュール、および共通データ構
造を定義する手段と、前記ディジタル画像を作成する際
に、当該イメージシミュレーションシステムの利用者の
入力に従って、前記画面定義モジュールが前記ディジタ
ル画像を表示する表示画面を定義し、前記背景画像選択
モジュールが予め記憶された画像から前記ディジタル画
像中の背景となる背景画像を選択し、前記重畳画像選択
モジュールが前記予め記憶された画像から前記背景画像
に重畳する重畳画像を選択し、前記画像重畳モジュール
が前記背景画像および前記重畳画像を重畳するための条
件を定義し、前記色彩変更モジュールが重畳された画像
の色彩を変更するための共通データを前記共通データ構
造に書き込み記憶する手段と、前記ディジタル画像を再
現する際に、当該イメージシミュレーションシステムの
利用者からの入力に従って、記憶された共通データに基
づいて、前記画面定義モジュールにより定義された前記
表示画面で、前記背景画像選択モジュールにより選択さ
れた背景画像で、画像重畳選択モジュールにより選択さ
れた重畳画像で、前記画像重畳モジュールにより定義さ
れた条件に従った前記背景画像および前記重畳画像を重
畳し、前記色彩変更モジュールにより変更された色彩で
前記ディジタル画像を再現する手段とを設けたことを特
徴とするイメージシミュレーションシステム、また、
記記憶する手段は、前記画面定義モジュールが、前記デ
ィジタル画像の表示枠および前記利用者が入力するため
のボタンの表示枠を含む前記表示画面を前記共通データ
とし、前記背景画像選択モジュールが、前記背景画像と
して選択される画像のファイル名および個数を前記共通
データとし、前記重畳画像選択モジュールが、前記重畳
画像として選択される画像のファイル名および個数を前
記共通データとし、前記画像重畳モジュールが、選択さ
れた前記重畳画像の重畳位置、拡大率および色調の変換
関数を前記共通データとし、前記色彩変更モジュール
が、前記重畳画像および 前記背景画像が重畳された画像
のメニュー色を前記共通データとして記憶することを特
徴とするイメージシミュレーションシステム、さらに、
前記ディジタル画像の再現は、前記画面定義モジュール
を用いて初期画面の表示、前記背景画像選択モジュール
を用いて背景画像のメニュー表示、前記重畳画像選択モ
ジュールを用いて前記背景画像に重畳する重畳画像のメ
ニュー表示を行い、前記画像重畳モジュールを用いて重
畳を実行し、前記色彩変更モジュールを用いて色彩の変
更をして、表示に対応した入力に応じて再現を行うこと
を特徴とするイメージシミュレーションシステムによっ
て達成される。
【0005】
【作用】本発明に係るイメージシミュレーションシステ
ムにおいては、画像作成編集の部分で対話的に決定され
た、幾何学的変換の方法を表すデータ,色変換の際の色
データ等の情報,重畳位置情報等の情報を蓄えておき、
ボタン等がピックされた際等に行われる動作として、こ
れらの情報を用いた幾何変換等の操作を定義することが
できる。定型シミュレーション部ではこれら定義された
ボタンがピックされることにより、蓄えられた情報に基
づいたシミュレーションがプレイバックされる。これら
は、もちろん、高級言語によるコーディングは含まれな
い。換言すれば、本発明に係るイメージシミュレーショ
ンシステムは、イメージシミュレーションにおける画像
作成編集(インタラクティブに画像を作成する)の部分
と、それをプレイバックする定型シミュレーションを分
離し、その双方を行う共通のデータ構造を定義して、前
記画像作成編集部の動作をデータ構造に記憶して、プレ
イバック部で再現するものである。前記画像作成編集部
では、定型シミュレーション部の各ボタン等のキーに動
作を定義する。この際の1手段として、前記画像作成編
集部と定型シミュレーション部の基本モジュールを共通
にして、画像作成編集部と定型シミュレーション部のモ
ードを選択して実行することができるが、これに限られ
る訳ではない。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。以下の説明では、図1から図7を用いて、
本発明の一実施例であるイメージシミュレーションシス
テムについて説明する。本実施例は、自動車のセールス
プロモーションを目的とした、自動車の背景合成処理お
よび車体色変更処理を行う定型シミュレーションを作成
するものである。図2は、本発明の一実施例である画像
合成システムのハードウェア構成図である。本システム
は、コンピュータ601,デイジタル化された画像を蓄
えるメモリ603,カラー画像あるいは文字表示を行う
CRT602,写真をディジタル画像として入力および
印刷出力する画像入出力装置605,キーボード60
4,ボタン607のついたマウス606から構成されて
いる。ここで、マウス606の機能について説明する
と、コンピュータ601上の制御プログラムにより、マ
ウス606で指示された平面上の位置に従い、CRT6
02上に小さな矢印が表示され、マウス606を動かす
ことにより、操作者はこの矢印をCRT602の画面上
で自由に動かすことができる。また、マウス606上の
ボタン607を押すと、CRT602上の画面中の矢印
の先の位置情報がコンピュータ601に送られ、その上
で動作するソフトウェアで用いることができる。以下、
この操作を「ピックする」ということにする。また、CR
T602上に表示される画像の質については、縦横10
00×1000、すなわち1画面100万画素程度で、
赤青緑それぞれ256階調で、合計1670万色程度の
ものが一般的であるので、本実施例でもこの程度の画質
のものを用いる。但し、これに限定されるものではな
い。画像入出力装置605も、これに対応できるものを
用いる。本システムでは、図1に示すようなソフトウェ
アのモジュール構成をとる。これは、課題を解決するた
めの手段で述べたように、画像作成編集部と定型シミュ
レーションを共通の基本モジュールで表わす方法を採用
したものである。本発明では、基本モジュールの機能に
は任意性があるが、いずれもイメージシミュレーション
の基本操作に対応するものである。この実施例では、メ
インモジュール101,画面定義モジュール102,背
景画像選択モジュール103,重畳画像選択モジュール
104,画像重畳モジュール105,色彩変更モジュー
ル106から構成されているが、これに限定されるもの
ではない。また、画像作成編集と定型シミュレーション
のモードの切り替えは、起動の際に外部パラメータを入
力するタイプであるとするが、これに限定されるもので
はない。上述のパラメータに従い、図1に示すように、
編集時には共通データ107の書き込み、定型シミュレ
ーション時には読み出しを行う。以下、これらのモジュ
ールの詳細を説明する。
【0007】(0)メインモジュール:各機能モジュール
の制御を行う。定型シミュレーションのストーリーを記
述する。 (1)画面定義モジュール 編集時の機能:画像の表示枠、ボタンの表示枠などの画
面を指定し、この情報を共通データに書き込む。 プレイバック時の機能:共通データに従い、指定された
画面を表示する。共通のデータ:画像表示枠位置情報、
ボタン表示枠情報 (2)背景画像選択モジュール 編集時の機能:計算機システム中で使用できる画像検索
し、使用される背景の画像のファイル名称及びその個数
を共通データに書き込む。また、重畳する画像ファイル
も同様に検索し共通データに書き込む。 プレイバック時の機能:共通データで指定されている画
像を、縮小画像でメニュー表示し、その中から選択され
た画像のファイル名称をメインモジュールに返す。 共通のデータ:背景画像ファイルの個数、背景画像ファ
イル名称 (3)重畳画像選択モジュール 編集時の機能:計算機システム中で使用できる画像検索
し、重畳する画像のファイル名称及びその個数を共通デ
ータに書き込む。 プレイバック時の機能:共通データで指定されている画
像を、縮小画像でメニュー表示し、その中から選択され
た画像のファイル名称をメインモジュールに返す。 共通のデータ:重畳画像ファイルの個数、重畳画像ファ
イル名称 (4)画像重畳モジュール 編集時の機能:場所、大きさ、色調を変えて、画像を重
畳する。その際の最終的な重畳位置、拡大率、色調の変
換関数のテーブルを共通データに書き込む。 プレイバック時の機能:共通データに従い画像を重畳合
成する。 共通のデータ:重畳位置、拡大率、色調変換テーブル (5)色彩変更モジュール 編集時の機能:色を調合、色変更シミュレーションを行
い、メニュー色のデータの個数、メニュー色データを共
通データに書き込む。 プレイバック時の機能:共通データのメニュー色をメニ
ューに表示し、選択された色につき色彩変更を行う。 共通のデータ:メニュー色の個数、メニュー色
【0008】図3,図5は、合成処理の実施例の処理の
流れ図である。図3は画像作成編集の処理の流れ図、図
5はプレイバックする定型シミュレーションの処理の流
れ図である。これらの処理は、主として図2中のコンピ
ュータ601で行われる。また、図3,図5のプログラ
ムは、同じプログラムを異なるモードで動作させたもの
である。まず、図3に示す画像作成編集の流れについて
説明する。ステップ 201では、画面の定義を行う。具体
的には、図4の画像の表示枠301,ボタン302〜3
06を定義する。ボタン302のピックによりステップ
202へ進む。ここでは、背景画像のメニューを作成す
る。メモリ603中に存在するファイル名称を指定す
る。また、指定されたファイルの個数も数えておく。こ
のブロックを終了すると、図4の画面にもどる。ボタン
303をピックすることによりステップ 203に進み、重
畳画像の選択を行う。ここでも、メモリ603中に存在
するファイル名称を指定する。また、個数の数えてお
く。このステップを終了すると、図4の画面に戻る。ボ
タン304をピックすることによりステップ 204に進
む。ここでは、画像の重畳合成を行う。本実施例では、
ステップ 202で選択され、共通データに書き込まれた背
景画像と、ステップ 203で選択され、共通データに書き
込まれた重畳画像の総ての組合せについて、この処理と
次のステップ 205の処理を行うよう、メインモジュール
が制御を行う。また、重畳画像のマスクは、総て事前に
切り出されていることが前提である。画像の合成は、従
来の技術で述べたような方法で行う。その際の、重畳位
置、拡大率(あるいは縮小率)を共通メモリに書き込む。
このステップを終了することにより、図4の画面に戻
る。ボタン305をピックすることによりステップ 205
に進む。ここでは、色メニューの設定を行う。色の情報
は、基本的には、赤、緑、青の値を指定する。このモジ
ュールでは、この色を調合する機能(特願平1-60976号参
照)と その色を基に色彩変更する機能(同1-175463号参
照)があり、調合されて最終的に選ばれたメニュー色の
色データとメニュー色の個数を共通データに書き込む。
このステップを終了すると、図4の画面に戻る。ボタン
306をピックすることにより、画像作成編集は終了す
る。この結果、定型シミュレーションを行うのに必要な
共通データは、すべてあるファイルに書き込まれてい
る。
【0009】次に、定型シミュレーションの説明に移
る。このシミュレーションを起動する際には、モードの
指定及び共通データのファイル指定を行う。図5の流れ
図ステップ 401では、定型シミュレーション初期画面が
表示される。外見は図4と同じである。ボタン302が
ピックされるとステップ 402に進む。ここでは、共通デ
ータ中にある背景画像の小画像メニュー表示が行われ
る。小画像メニュー501は画像表示枠301の中に表
示される。この中のうちの一つを画面上でマウスを用い
てピックすることにより、背景画像が選択される。この
ステップを終了すると、図4の画面に戻る。ボタン30
3がピックされるとステップ 403に進む。ここでは、重
畳画像を選択する。ステップ402と同様に、小画像メニ
ュー表示を行い、選択する。このステップを終了する
と、図4の画面に戻る。ボタン304がピックされる
と、ステップ 404に進む。ここでは、画像の重畳合成
を、共通データ中の重畳位置,拡大率,色調調整テーブ
ルに従って重畳合成する。このステップを終了すると、
図4の画面に戻る。ボタン305がピックされると、ス
テップ 405に進む。ここでは、図7に示す色メニュー7
01が表示される。このメニューの中からある色がピッ
クにより選択されると、その色への色彩変更処理が行わ
れる。このステップが終了すると、図4の画面に戻る。
ボタン306がピックされると終了する。上記実施例に
よれば、同一の実行プログラムを、画像編集,定型シミ
ュレーションの二つの異なるモードで動作させることに
より、簡単な操作で、定型のイメージシミュレーション
を実現できるイメージシミュレーションシステムが具体
化できるという効果がある。なお、上述の実施例は本発
明の一例を示したものであり、本発明はこれに限定され
るべきものではないことは言うまでもない。
【0010】
【発明の効果】以上、詳細に説明した如く、本発明によ
れば、画像作成編集ツールを動作させることにより、高
級言語によるプログラミングなしに簡単に作成可能な、
定型のイメージシミュレーションシステムを実現できる
という顕著な効果を奏するものである。
【0011】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるソフトウェアのモジ
ュール構成を示す図である。
【図2】実施例のハードウェア構成を示す図である。
【図3】実施例の処理の流れ図(画像作成編集)である。
【図4】実施例中の処理の説明図(画面)である。
【図5】実施例の処理の流れ図(定型シミュレーション)
である。
【図6】実施例中の処理の説明図(画面)である。
【図7】実施例中の処理の説明図(画面)である。
【符号の説明】
101:メインモジュール、102:画面定義モジュー
ル、103:背景画像選択モジュール、104:重畳画
像選択モジュール、105:画像重畳モジュール、10
6:色彩変更モジュール、107:共通データ、60
1:コンピュータ、終景CRT、603:メモリ、60
4:キーボード、605:画像入出力装置、606:マ
ウス。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 能見 誠 神奈川県川崎市麻生区王禅寺1099番地 株式会社日立製作所システム開発研究所 内 (56)参考文献 第40回(平成2年前記)全国大会講演 論文集(▲II▼),社団法人情報処理 学会,p640−641 電子情報通信学会誌,Vol.74,N o.4 社団法人電子情報通信学会,p392− 397 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 11/60 - 13/00 G06F 3/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタル画像を作成し、作成されたデ
    ィジタル画像を再現するイメージシミュレーションシス
    テムにおいて、 予めディジタル画像の作成およびディジタル画像の再現
    の双方を行うものであって、画面定義モジュール、背景
    画像選択モジュール、重畳画像選択モジュール、画像重
    畳モジュール、色彩変更モジュール,および共通データ
    構造を定義する手段と、 前記ディジタル画像を作成する際に、当該イメージシミ
    ュレーションシステムの利用者の入力に従って、前記画
    面定義モジュールが前記ディジタル画像を表示する表示
    画面を定義し、前記背景画像選択モジュールが予め記憶
    された画像から前記ディジタル画像中の背景となる背景
    画像を選択し、前記重畳画像選択モジュールが前記予め
    記憶された画像から前記背景画像に重畳する重畳画像を
    選択し、前記画像重畳モジュールが前記背景画像および
    前記重畳画像を重畳するための条件を定義し、前記色彩
    変更モジュールが重畳された画像の色彩を変更するため
    の共通データを前記共通データ構造に書き込み記憶する
    手段と、前記ディジタル画像を再現する際に、当該イメージシミ
    ュレーションシステムの利用者からの入力に従って、
    憶された共通データに基づいて、前記画面定義モジュー
    ルにより定義された前記表示画面で、前記背景画像選択
    モジュールにより選択された背景画像で、画像重畳選択
    モジュールにより選択された重畳画像で、前記画像重畳
    モジュールにより定義された条件に従った前記背景画像
    および前記重畳画像を重畳し、前記色彩変更モジュール
    により変更された色彩で前記ディジタル画像を再現する
    手段とを設けたことを特徴とするイメージシミュレーシ
    ョンシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のイメージシミュレーシ
    ョンシステムにおいて、前記記憶する手段は、 前記画面定義モジュールが、前記ディジタル画像の表示
    枠および前記利用者が入力するためのボタンの表示枠を
    含む前記表示画面を前記共通データとし、 前記背景画像選択モジュールが、前記背景画像として選
    択される画像のファイ ル名および個数を前記共通データ
    とし、 前記重畳画像選択モジュールが、前記重畳画像として選
    択される画像のファイル名および個数を前記共通データ
    とし、 前記画像重畳モジュールが、選択された前記重畳画像の
    重畳位置、拡大率および色調の変換関数を前記共通デー
    タとし、 前記色彩変更モジュールが、前記重畳画像および前記背
    景画像が重畳された画像のメニュー色を前記共通データ
    として記憶する ことを特徴とするイメージシミュレーシ
    ョンシステム。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のイメージシミ
    ュレーションシステムにおいて、 前記ディジタル画像の再現は、前記画面定義モジュール
    を用いて初期画面の表示、前記背景画像選択モジュール
    を用いて背景画像のメニュー表示、前記重畳画像選択モ
    ジュールを用いて前記背景画像に重畳する重畳画像のメ
    ニュー表示を行い、前記画像重畳モジュールを用いて重
    畳を実行し、前記色彩変更モジュールを用いて色彩の変
    更をして、表示に対応した入力に応じて再現を行うこと
    を特徴とするイメージシミュレーションシステム。
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