JPH0791916B2 - 窓のあおり止め装置 - Google Patents

窓のあおり止め装置

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JPH0791916B2
JPH0791916B2 JP1332846A JP33284689A JPH0791916B2 JP H0791916 B2 JPH0791916 B2 JP H0791916B2 JP 1332846 A JP1332846 A JP 1332846A JP 33284689 A JP33284689 A JP 33284689A JP H0791916 B2 JPH0791916 B2 JP H0791916B2
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好一 中西
守 本石
俊博 杉山
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株式会社中西エンジニアリング
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は窓のあおり止め装置に関するものである。
〔従来の技術〕
窓のあおり止め装置として、窓障子の開き角度を定める
腕杆の先端のフツクを相手の受けに引掛けるものや、腕
杆にブレーキシユをハンドルの手動操作にて押しつけ
て、両者間の摩擦力や凹凸のかみ合いにて腕杆を開位置
にてロツクするものが知られている。また腕杆の一端を
往復座に枢着し、該往復座を所定の位置にロックピンで
ロックするもの(実開平1−82274号)や、さらにその
ロックを解除するための操作ボタンを、窓の下枠に取り
付けたもの(実開昭63−28769号)も知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来のあおり止装置において、フツク式のものは身
を窓から乗り出さなければならず危険でありかつフツク
の引掛け操作が面倒であり、またブレーキシユを利用し
たものは腕杆を開位置にてロツクする際にハンドルを手
で締めつけねばならず面倒である。また腕杆のロツクを
ハンドル操作にて解除する際に、手を窓障子、窓枠また
は腕杆ではさんでけがをする場合がある。また往復座を
ロックピンでロックするものは、そのロックが自動的に
なされて便利であるが、そのロックピンを直接指で押し
込んで、そのロックを解除するので、これも前記と同様
に、ロック解除の際に、手を窓障子と窓枠ではさんで、
けがをする場合がある。またロック解除用の操作ボタン
を、窓の下枠に取り付けたものは、手をはさむ心配はな
いが、この操作ボタンを直接窓の下枠の孔に挿入して組
み立てているので、その組立が面倒でありかつ不安定で
ある。
本発明は窓障子を所定の角度に開いた場合にあおり止め
装置が自動的にロツクされ、またロツク解除が手をはさ
むことなく安全になされ、また操作ボタンの組立が容易
であり、しかもその上下動が円滑になされるものを提供
しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記目的を達成するために、窓の開き角度を定
める腕杆に連結された往復座をロツクピンで窓障子の開
位置に対応する位置にてロツクし、該ロツクピンにロツ
ク方向の力を常時与えている。さらには往復座のロツク
を解除する操作ボタンをケース内に摺動可能に挿入し、
このケースを窓枠に取りつけている。
〔実施例〕
以下本発明の実施例につき図面を参照しながら具体的に
説明する。
窓のあおり止め装置(1)は、開き窓障子(2)の下端
に取りつけられるものであり、窓障子用取付座(3)、
窓枠用取付座(4)、往復座(5)、腕杆(6)及びロ
ツクピン(7)を具備している。窓障子(2)は第3図
において右方への延長線上の一点(図示略)にて揺動可
能に窓枠(8)に蝶番で枢着され、矢印(A)方向に開
かれる。
窓障子用の取付座(3)は窓障子(2)の下端に固着さ
れ、窓枠用の取付座(4)は窓枠の下枠(9)に固着さ
れる。取付座(3)は取付座(4)に対して相対的に短
く、取付座(4)は相対的に長く障子の全開に対応する
ことができる。取付座(4)の断面形状においては、下
枠(9)の水平部分(9a)に載置される水平部分(10)
と、その一端から立ち上る垂直部分(11)と、その上端
から水平部分(10)の上方に延びる水平部分(12)と、
その一端から水平部分(10)方向に延びる垂直部分(1
3)を有する。
往復座(5)はほゞ直方体の形態で、その角部(14)が
直角に切り込まれて舌部(15)が形成され、上面の中央
部に溝(16)が形成され、上面の偏心位置にて開口した
案内孔(17)を有する。この往復座(5)は取付座
(4)にその長手方向に摺動可能に組立てられ、溝(1
6)が垂直部分(13)に嵌合し、舌部(15)が水平部分
(12)の外方にはみ出し、案内孔(17)は水平部分(1
2)の下方に位置している。
腕杆(6)は窓障子の開き角度を定める長尺状のもの
で、その一端が取付座(3)にピン(18)で枢着され、
他端が取付座(5)の舌部(15)にピン(19)で枢着さ
れている。
障子(2)を開閉させると、往復座(5)は腕杆(6)
を介して取付座(4)に沿つて往復動する。障子(2)
が完全に閉じられると(第3図)、腕杆(6)は取付座
(4)に重なり、往復座(5)は往復行程の左端の位置
を取る。障子(2)が開かれるに従い、腕杆(6)は往
復座(5)に対して反時計方向に回転しながら往復座を
その行程の右端方へ取付座(4)に沿つて摺動させる。
ロツクピン(7)は円柱状のもので、往復座(5)の案
内孔(17)内に圧縮コイルばね(20)と共に挿入され
て、ばね(20)で常時ロツクする突出方向への力が与え
られている。このロツクピン(7)は、障子の全閉位置
から所定の開位置の間にては、取付座(4)の水平部分
(12)でその突出を押さえられ、障子が全開位置に達す
ると、ロツクピン(7)が自動的に突き出て水平部分
(12)のロツク孔(21)に嵌合し、往復座(5)をロツ
クする。これにて、障子(2)は所定の開位置に拘束さ
れる。
ロツク解除手段として、取付座(4)の水平部分(12)
の縦方向の長さと幅がほゞ等しい細幅帯状の解除部材
(22)が水平部分(12)上に重ねられ、その縦方向の両
端のコ字形の折り曲げ部分(23)が、取付座(4)の両
端の端末蓋(24)に上下動可能に掛合され、幅方向の両
端の折り曲げ部分(25)が取付座(4)の垂直部分(1
1)、(13)に嵌合して、解除部材(22)を上下方向に
案内する。解除部材(22)はその裏側に突き出された突
起(26)を有し、この突起(26)は水平部分(12)のロ
ツク孔(21)と相対する位置に配置されている。
解除部材(22)と水平部分(12)との間には解除部材
(22)に溶接された2個の板ばね(27)が設けられ(第
5図)、該板ばねで解除部材(22)を常時上方つまり水
平部分(12)から離れる方向に付勢している。解除部材
(22)を押し下げると、その突起(26)がロツクピン
(7)を押し下げてロツク孔(21)との嵌合をはずし、
往復座(5)のロツクを解除する。ロツク孔(21)は1
個に限られるものではなく、2個3個と複数個にしても
よい。その場合、窓障子(2)を全閉位置から全開位置
までまたはその逆に開閉する場合には、解除部材(22)
を押し下げたままで行えば、ロツクピン(7)が中間の
ロツク孔(21)に嵌合しない。またロツク孔(21)が複
数個の場合には、その数と位置に対応するように突起
(26)を共通の解除部材(22)に形成する。この構成に
より、ロツクピン(7)がいずれかのロツク孔(21)に
嵌合していても共通の解除部材(22)で解除される。
解除部材(22)を操作する手段は窓枠の下枠(9)に取
りつけられるもので、操作ボタン(28)と、該ボタンに
一体的に結合された操作片(29)と、該動作片を摺動可
能に保持するケース(30)を具備している。
操作ボタン(28)は横長直方体の形態で、差込孔を有す
る。動作片(29)は横長長方形の板状形態で、その下端
が折り曲げられており、状端は操作ボタン(28)の差込
孔内に差込まれてねじ(31)で固着されている。ケース
(30)も横長直方体の形態で、上下に貫通した案内孔
と、外周のほゞ中間に形成されたフランジ(32)を有
し、該ケースの案内孔に動作片(29)が摺動可能に組込
まれている。このケース(30)はその下部が下枠(9)
の孔に上方から差込まれ、上部が下枠(9)の上方に起
立した状態にフランジ(32)を介して下枠(9)にねじ
34で固着される。操作ボタン(28)は下枠(9)の上方
に位置し、動作片29はその下端が解除部材(22)で支持
されている。
操作ボタン(28)を押し下げると、解除部材(22)が降
下されて、その突起(26)がロツクピン(7)を押し下
げて、往復座(5)のロツクが解除される。操作ボタン
(28)に対する押圧力を解除すると、解除部材(22)は
上昇して操作ボタン(28)を押し上げると共にロツクピ
ン(7)の上昇を可能にし、ロツクピン(7)がロツク
孔(21)と一致するとロツク状態になる。
〔発明の効果〕
本発明は上記のように、開き窓障子の開閉に追従する往
復座(5)を窓枠用取付座(4)に常時ロツク方向に付
勢されているロックピン(7)で窓障子の所定の開位置
に対応する位置にてロツクするように構成されているの
で、窓障子を所定の開き角度に自動的に固定することが
できて便利であり、また上記ロツクピン(7)とロツク
を解除させる操作ボタン(28)を窓枠に取り付けるよう
に構成されているので、窓障子の固定とその固定解除の
際に指を窓障子と窓枠の間や、窓障子の開閉に関与する
取付座(3)、(4)、腕杆(6)等の間にて挾さんで
けがをする恐れが全くなく、障子の固定と固定解除が安
全であり、また操作ボタン(28)に固着した動作片(2
9)をケース(30)内に摺動可能に挿入し、このケース
(30)を窓の下枠(9)に取り付けるように構成されて
いるので、操作ボタン(28)と動作片(29)の下枠
(9)に対する取り付けがきわめて容易であり、しかも
その操作ボタン(28)と動作片(29)の上下動が安定し
た状態で円滑になされ、さらにまた窓障子を複数段の開
位置にて固定するために共通のロツクピン(7)が複数
個のロツク孔(21)のいずれかに選択的に嵌合される場
合に、ロツクピン(7)のロツク解除を共通の解除手段
で解除するように構成されているので、障子の複数段階
の固定解除の操作が簡単容易である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は斜視図、第2図
は一部省略斜視図、第3図は窓障子の全閉状態でのあお
り止め装置の取付位置を示す横断平面図、第4図は窓障
子の全閉状態での操作手段の取付位置を示す横断平面
図、第5図は第3図のV−V線断面図、第6図は第3図
のVI−VI線断面図(但しロツクピンをロツク孔に嵌合さ
せている)である。 図中(1)はあおり止め装置、(2)は窓障子、(3)
は窓障子用取付座、(4)は窓枠用取付座、(5)は往
復座、(6)は腕杆、(7)はロツクピン、(8)は窓
枠、(17)は案内孔、(18)と(19)はピン、(20)は
圧縮コイルばね、(21)はロツク孔、(22)は解除部
材、(24)は端末蓋、(26)は突起、(27)は板ばね、
(28)は操作ボタン、(29)は動作片、(30)はケース
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】窓枠に枢着された窓障子に固定される窓障
    子用取付座(3)と、窓枠の下枠(9)に固定される窓
    枠用取付座(4)と、該窓枠用取付座に往復可能に組込
    まれた往復座(5)と、上記窓障子用取付座と窓枠用取
    付座を連結して窓障子の開き角度を定める腕杆(6)
    と、上記往復座(5)を窓枠用取付座(4)に窓障子の
    所定の開位置に対応する位置にてロックする手段と、該
    ロック手段のロックを解除する手段と、該ロック解除手
    段を操作する手段を具備し、上記ロック手段として、ロ
    ックピン(7)が往復座(5)の案内孔(17)内に出没
    可能に組み込まれてばね(20)でロックの突出方向に常
    時付勢され、該ロックピン(7)とその突出位置にて嵌
    合するロック孔(21)が窓枠用取付座(4)に穿設さ
    れ、上記ロック解除手段として、解除部材(22)が窓枠
    用取付座(4)の上方に上下動可能に組立られ、該解除
    部材(22)は窓枠用取付座(4)との間に存するばね
    (27)で常時上方向に付勢され、上記操作手段として、
    操作ボタン(28)が動作片(29)の上端に固着され、動
    作片(29)の下端が解除部材(22)で支持され、動作片
    (29)はケース(30)内に摺動可能に挿入され、このケ
    ース(30)を窓の下枠(9)に取り付け、操作ボタン
    (28)の押し下げ操作にて解除部材(22)を介してロッ
    クピン(7)をロック孔(21)からばね(20)に抗して
    はずす窓のあおり止め装置。
  2. 【請求項2】前記ロック孔(21)は、所定の間隔をあけ
    て複数個窓枠用取付座(4)に配置され、ロックピン
    (7)がいずれのロック孔(21)とかみ合っていても、
    そのロックが共通の解除部材(22)で解除される請求項
    1記載の窓のあおり止め装置。
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