JPH079088U - 複合抵抗器 - Google Patents

複合抵抗器

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JPH079088U
JPH079088U JP035930U JP3593093U JPH079088U JP H079088 U JPH079088 U JP H079088U JP 035930 U JP035930 U JP 035930U JP 3593093 U JP3593093 U JP 3593093U JP H079088 U JPH079088 U JP H079088U
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resistors
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康司 加藤
佐千夫 上野
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モータ制御用インバータ装置の小型化を目的
とする。 【構成】 モータ制御用インバータ回路に使用される突
入抑制用抵抗11、過電流検出用抵抗12および回生用
抵抗13を同一箇体に複合化して小型化を行う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、モータ制御用インバータ回路(以下インバータ回路と略す)で用い られる突入抑制用抵抗、過電流検出用抵抗および回生用抵抗に関するものである 。
【0002】
【従来の技術】
インバータ回路で用いられる突入抑制用抵抗、過電流検出用抵抗および回生用 抵抗は、それぞれ個別の抵抗器が用いられていた。
【0003】 図3に従来の回路を示す。2はAC電源であり、3は整流回路、4は突入抑制 用リレー、5は平滑コンデンサ、6は過電流検出回路、7は回生処理用トランジ スタ、8はトランジスタモジュール、9はモータ、11は突入抑制用抵抗、12 は過電流検出用抵抗、13は回生用抵抗である。
【0004】 突入抑制用抵抗11はAC電源2を整流して作り出したDC電源を利用する機 器の、AC電源入力側もしくは整流回路3から平滑コンデンサ5間のいずれかに 直列に挿入される。なおこの抵抗は定常時の抵抗損失が発生するため、この突入 抑制用抵抗をバイパスする目的でリレー等のスイッチを抵抗と並列に接続するこ ともある。
【0005】 突入抑制用抵抗11は機器の電源投入時に平滑コンデンサ5を瞬時に充電する ラッシュ電流を低減し、ラッシュ電流による平滑コンデンサ5の寿命低下や電源 開閉用のマグネットコンダクタなどの接続溶着、および同電力系統の他の機器の フリッカを防止するために使用される。そのため突入抑制用抵抗11は耐ラッシ ュ特性が重要で、瞬間には抵抗の定格電力の数百倍の電力を消費できるようなセ メント充填型巻線抵抗器等が使用されていた。
【0006】 過電流検出用抵抗12は平滑コンデンサ5とトランジスタモジュール8との間 に直列に挿入され、トランジスタモジュール8に流れる電流が過電流検出用抵抗 12の両端電圧に比例することを利用して、抵抗の両端電圧に監視することによ り、異常時の過大な電流を検出して機器の保護を行う目的で使用されている。
【0007】 この過電流検出用抵抗12に要求される特性としては抵抗に流れる電流と抵抗 の電圧降下の直線性であり、具体的には自己インダクタンスが小さく、抵抗値の 温度変化の少ない、高精度な抵抗値許容差を持つ無誘導型の平型抵抗をセメント で封止した抵抗器などが多く使用される。
【0008】 回生用抵抗13はトランジスタなどのスイッチを直列に挿入した形で、平滑コ ンデンサ5に並列に接続させる。インバータの負荷がモータ9である場合、モー タ9を制動させる制御を行うとモータ9が発電機として機能し、モータ9と負荷 の慣性モーメントによる回転エネルギーが電気エネルギーに変換されて平滑コン デンサ5に充電エネルギーとして蓄えられるので、平滑コンデンサ5およびトラ ンジスタモジュール8の許容電圧を越える恐れがある。このままではモータ9を 制動させる回生動作は行えないため、平滑コンデンサ5の電圧を監視し、あるし きい値を越えると回生用抵抗13に直列に接続したトランジスタ7などのスイッ チング素子を動作させて平滑コンデンサ5に充電されたモータの回生エネルギー を熱消費させるものである。通常インバータの最大出力を消費できる抵抗値の数 十W〜数百Wの電力型巻線抵抗器が使用される。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、近年の機器の小型化要求の高まりにつれこれらの抵抗器の小型化、 省スペース化が問題となっていた。従来の抵抗器では基板の高密度実装について はあまり考慮されておらず、各抵抗器の基板実装および基板のパターン接続に大 きなスペースを取られてしまっていた。
【0010】 本考案は上記従来の問題点に鑑み、基板の高密度実装および各抵抗のパターン レス接続を可能とする複合抵抗器を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案の複合抵抗器は、各抵抗器の小型化には限度 があることから、突入抑制用抵抗、過電流検出用抵抗および回生用抵抗が回路上 で互いに接続部を持つことに着目すると同時に、各抵抗は同時に通電されないこ とを利用して、これらの抵抗を同一箇体に納め複合化した構成を有するものであ る。
【0012】
【作用】
突入抑制用抵抗は電源投入時のみ電力を消費し、その後は全く電力を消費しな いため、そして過電流検出用抵抗はインバータに電力を供給するときのみ、回生 用抵抗はインバータの回生動作時のみそれぞれ通電され、同時には電力を消費し ないため、互いの抵抗体の発熱による相互干渉を考慮することなく複合化が可能 となり抵抗器の小型、省スペース、基板の高密度実装が実現できる。
【0013】
【実施例】
以下本考案の一実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0014】 (実施例1) 図1に本考案の第1の実施例を示す。図1において、1は複合抵抗器であり、 従来と同じ部品は説明を略す。本実施例では突入抑制用抵抗11と過電流検出用 抵抗12と回生用抵抗13とを直列接続して同一箇体とし、各抵抗の接続点から 接続端子を引き出した構成としている。このように各抵抗を接続すると、13の 回生用抵抗が短絡故障を起こしたとき12の過電流検出用抵抗を通じて短絡電流 が流れるため13の回生用抵抗の短絡故障が検出できる。
【0015】 (実施例2) 図2に回生抵抗の接続を変化させた本考案の第2の実施例を示す。この実施例 では、突入抑制用抵抗11と過電流検出用抵抗12を直列接続し、この接続点に 回生用抵抗13の一方の端子を接続し、他方の端子を回生処理用トランジスタ7 のコレクタに接続している。このように各抵抗を接続すると、インバータ回生動 作時には回生用抵抗13と過電流検出用抵抗12が同時に通電されることになる が、通常過電流検出用抵抗12の損失は回生用抵抗13に比べて小さいためあま り問題はない。特長としては実施例1のようにモータからの回生電流が回生用抵 抗13に流れ込むことなく、全て過電流検出用抵抗12を流れるため、回生動作 時の過電流保護が精度良く行える。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案はインバータ回路で用いられる突入抑制用抵抗、過電流検 出用抵抗および回生用抵抗を互いの発熱をあまり考慮することなく複合小型化で き、かつ複合化により基板の高密度実装および各抵抗の基板のパターンレス接続 を可能にし、機器の小型化に大きく寄与するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例におけるモータ制御用イ
ンバータ回路の複合抵抗器の接続構成図
【図2】本考案の第2の実施例におけるモータ制御用イ
ンバータ回路の複合抵抗器の接続構成図
【図3】従来のモータ制御用インバータ回路図
【符号の説明】
1 複合抵抗器 2 AC電源 3 整流回路 4 突入抑制用リレー 5 平滑コンデンサ 6 過電流検出回路 7 回生処理用トランジスタ 8 トランジスタモジュール 9 モータ 11 突入抑制用抵抗 12 過電流検出用抵抗 13 回生用抵抗

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モータ制御用インバータ回路の突入抑制
    用抵抗と過電流検出用抵抗と回生用抵抗を同一箇体に納
    めた複合抵抗器。
JP1993035930U 1993-06-30 1993-06-30 複合抵抗器 Expired - Lifetime JP2597036Y2 (ja)

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JPH079088U true JPH079088U (ja) 1995-02-07
JP2597036Y2 JP2597036Y2 (ja) 1999-06-28

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JP2597036Y2 (ja) 1999-06-28

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