JP2797376B2 - 電源回路 - Google Patents

電源回路

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JP2797376B2
JP2797376B2 JP1048995A JP4899589A JP2797376B2 JP 2797376 B2 JP2797376 B2 JP 2797376B2 JP 1048995 A JP1048995 A JP 1048995A JP 4899589 A JP4899589 A JP 4899589A JP 2797376 B2 JP2797376 B2 JP 2797376B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は交流入力を供給する際に電源部の平滑コンデ
ンサに過大な突入電流が流れないよう突入電流の制限回
路を設けた電源回路に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種の電源回路は第2図に示すように簡単な
回路構成となつているのが一般的である。すなわち、同
図において、交流入力端子1a,1bに交流入力が投入され
ると、整流回路2で整流され、初めは開閉回路3はオー
プンとなつているため、電流は抵抗4を通して流れ、平
滑コンデンサ5を充電する。このとき、コンデンサ5に
流れる突入電流は抵抗4によつて制限される。次にコン
デンサ5への充電が進み、制御回路6が動作を始める。
そして、突入電流がもはや十分おさまつた時点で開閉回
路3が短絡され、DC−DCコンバータ7も動作を始める。
この後は整流回路2の出力からは開閉回路3を通して電
流が供給され、抵抗4には電流は流れなくなる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上述した電源回路は、開閉回路3,制御
回路6もしくはDC−DCコンバータ7に異常が発生し、開
閉回路3が動作せず、オープンの状態が維持された場
合、抵抗4に過大な電流が流れることになる。特に制御
回路6もしくはDC−DCコンバータ7が短絡した場合に
は、抵抗4は単に電力の大きいものを使用する等の方法
では足りず、一瞬にして発煙、焼損に至つてしまうとい
う課題があつた。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による電源回路は、前述した従来の課題を解決
するためになされたものであり、整流回路の出力端の一
端と平滑コンデンサの一端との間にヒユーズとダイオー
ドと抵抗とからなる直列回路を、ヒユーズ側が整流回路
の出力端の一端側に接続されるように設けるとともにこ
の直列回路の両端、つまり整流回路の出力端の一端と平
滑コンデンサの一端との間に開閉回路が接続され、ヒユ
ーズとダイオードとの接続点と整流回路の出力端の他端
との間に制御回路が接続されて構成される。
〔作 用〕
本発明においては、ヒユーズを介して整流回路の出力
を制御回路に供給することにより、電源回路に異常が発
生すると、ヒユーズが断となるとともに制御回路への電
源の供給が停止される。
〔実施例〕
次に本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明による電源回路の一実施例を示す回路
図である。同図において、2は交流入力端子1a,1bに供
給された交流入力を整流し直流に交換する整流回路、3
は交流入力の供給時には最初はオープンとなつていて突
入電流が十分におさまつて電源回路が動作するときには
シヨート状態となる開閉回路であり、この開閉回路3は
通常サイリスタまたはリレー(接点)などで構成され
る。4は突入電流を制限するための抵抗であり、この抵
抗4は定常時に流れる電流が小さく小容量の抵抗器が選
択される。6は制御回路であり、この制御回路6はDC−
DCコンバータ7の動作を制御するための回路である。8
は保護用ヒユーズ、9はヒユーズ8が断となつたときに
抵抗4側からの電流の逆流を防止するダイオードであ
る。
この電源回路では、整流回路2の出力端の一端とコン
デンサ5の一端との間には保護ヒユーズ8とダイオード
9と抵抗4とからなる直列回路が接続されるとともにこ
の保護ヒユーズ8とダイオード9との接続点には制御回
路6の一端が接続される回路構成となつている。
このように構成される電源回路において、正常時に交
流入力が供給されたとすると、開閉回路3はオープンと
なつているから、電流はヒユーズ8,ダイオード9および
抵抗4を通してコンデンサ5に流れ、コンデンサ5が充
電されるとともにその充電電流つまり突入電流は抵抗4
により抑制される。その後、開閉回路3がオープンから
シヨート状態になり、DC−DCコンバータ7も動作を開始
する。
次に動作中に何等かの原因で開閉回路3がシヨートか
らオープン状態になると、DC−DCコンバータ7の入力電
流はヒユーズ8を通して流れるため、ヒユーズ8の定格
電流を適当に小さく選定しておけば、過大な電流が流れ
ることにより断に至り、抵抗4の損傷はまぬがれるとと
もに制御回路6に電源が供給されなくなり、DC−DCコン
バータ7も動作を停止する。また、電源投入時に何らか
の原因でDC−DCコンバータ7に異常電流が流れるような
場合もしくは開閉回路3がオープンからシヨート状態に
動作しない場合にもヒユーズ8に過大な電流が流れ、断
となるため、抵抗4の焼損はまぬがれる。さらに開閉回
路3がシヨート状態で動作しているとき、制御回路6に
異常が生じ、ヒユーズ8が断となつた場合もしくはヒユ
ーズ8が断となり、開閉回路3が不良となり、シヨート
状態となつた状態を維持した場合でもダイオード9によ
り制御回路6に電源が供給されないため、被害が拡大さ
れるようなことはない。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明は、整流回路の出力端の一
端と平滑コンデンサの一端との間にヒユーズとダイオー
ドと突入電流制限用の抵抗とからなる直列回路と、この
直列回路の両端を開閉するための開閉回路とを設け、ヒ
ユーズとダイオードとの接続点つまりヒユーズを介して
整流回路の出力を制御回路用電源として供給することに
より、電源回路に異常があつても、ヒユーズが断する以
外は突入電流制限用抵抗の焼損および他回路への被害の
拡大を防止できるとともに本来の突入電流を制御すると
いう目的を少しも失うことのない電源回路を実現できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による電源回路の一実施例を示す回路
図、第2図は従来の電源回路を示す回路図である。 1a,1b……交流入力端子、2……整流回路、3……開閉
回路、4……抵抗、5……コンデンサ、6……制御回
路、7……DC−DCコンバータ、8……ヒユーズ、9……
ダイオード。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】整流回路の出力端の一端と平滑コンデンサ
    の一端との間にヒユーズとダイオードと抵抗とからなる
    直列回路をヒユーズ側が整流回路の出力端の一端側に接
    続されるように設けるとともにこの直列回路の両端間に
    並列に開閉回路が接続され、ヒユーズとダイオードとの
    接続点と整流回路の出力端の他端との間に制御回路が接
    続されたことを特徴とする電源回路。
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