JPH0742202Y2 - 火災報知設備の電源供給装置 - Google Patents

火災報知設備の電源供給装置

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JPH0742202Y2
JPH0742202Y2 JP1986075379U JP7537986U JPH0742202Y2 JP H0742202 Y2 JPH0742202 Y2 JP H0742202Y2 JP 1986075379 U JP1986075379 U JP 1986075379U JP 7537986 U JP7537986 U JP 7537986U JP H0742202 Y2 JPH0742202 Y2 JP H0742202Y2
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JP
Japan
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circuit
power supply
capacitor
current limiting
power
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明 五十嵐
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Nohmi Bosai Ltd
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Nohmi Bosai Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば、CPU、メモリなどからなる負荷回
路を有する火災報知設備の電源供給装置に関し、停電及
び停電復旧時の機器の損傷を効果的に防止せんとするも
のである。
(従来の技術) 従来のこの種の電源供給装置の代表的なものとして第2
図に示したものは、交流電源Gの電流を整流回路RCで整
流して得られる常用電源NEを、定電圧回路CVを介して火
災監視回路等の負荷回路LCに供給すると共に、充電抵抗
R1とダイオードD1とからなる充電回路CCによって充電さ
れている予備電源AEを、常用電源NEの停電時に、停電監
視回路IMの動作によって負荷回路LCに切替供給できるよ
うになっており、停電が復旧したときは、停電監視回路
IMの動作によって再び常用電源NEに切替られる構成であ
る。
この切替動作は、常用電源NEによる供給時では端子aに
接触している停電監視回路IMの切替接点imが端子bに切
替わることによって行われ、予備電源AEによる供給時で
は端子bに接触している停電監視回路IMの切替接点imが
端子aに切替わることによって行われる。
そして切替接点imの切替過渡期の瞬断時は、負荷回路LC
への電源供給が定常状態で充電されているコンデンサC
の放電によって行われる構成である。
(考案が解決しようとする課題) 切替接点imは、常用電源NEの停電時は端子aから端子b
へ、また復旧時には端子bから端子aへ、夫々切替わ
り、その瞬断時に負荷回路LCにコンデンサCから電源が
供給され、停電復旧後は、常用電源NEにてコンデンサC
が充電されるのであるが、切替接点imの切替過渡期の瞬
断時である端子aとの接触初期ではコンデンサCに大電
流が流れ、これにより切替接点imが焼損する恐れがあ
る。
特に上記瞬断時の供給不足を解消するためにコンデンサ
Cは大容量のものを用いているので、上記大電流の接続
時間も長くなって切替接点imの焼損は一層大きくなると
いう問題がある。
尚、入力瞬断時でのコンデンサへの大電流を制限する限
流回路を設けると共に、該コンデンサからの電源供給時
にこの限流回路をバイパスするバイパス回路を設けた構
成が、特開昭57-55743号に開示されている。
しかし、この開示のようにかかる限流回路とバイパス回
路を設けただけでは、上記切替接点imの保護は、未だ不
十分である。
即ち、停電監視回路IMの切替接点imが、常用電源NEの停
電により予備電源AE側に切替わったとき、また上記停電
の復旧により常用電源NE側に切替わったときに、これら
常用電源NE或いは予備電源AEの電圧がコンデンサCの充
電電圧よりも低いと、コンデンサCから逆流してこのコ
ンデンサCの電圧が低下してしまうことになる。
特に、予備電源AEは内部インピーダンスが低いため、停
電時に上記コンデンサCからの大電流の逆流によって切
替接点imが焼損する恐れが大きい。
また、限流回路を備えた回路の電源側にダイオードを設
けた構成が、実開昭54-121736号に開示されている。
しかし、この開示におけるダイオードを設けた構成は、
コンデンサから電源側への逆流を阻止するためのもので
あって、この考案が課題としている上記切替接点imの保
護を課題としているものではない。
(課題を解決するための手段) この考案は、停電或は、停電復旧時にコンデンサCから
常用電源NE或いは、予備電源AEへの逆流が発生して、こ
の逆流によって停電監視回路IMの切替接点imが焼損して
しまう恐れが大きいという上述した従来の問題を解決す
るために提案されたものであり、その構成は、 常時負荷回路LCに電源を供給する常用電源NEと、常用電
源NEの停電時に負荷回路LCへ電源を供給する予備電源AE
と、負荷回路LCを、常用電源NEの停電時には常用電源NE
から予備電源AEへ、また常用電源NEの停電復旧時には予
備電源AEから常用電源NEへ夫々切替接続する停電監視回
路IMと、停電監視回路IMの切替接続動作によって制御さ
れる切替接点imと、切替接点imの切替過渡期の瞬断時に
負荷回路LCへ電源を供給するコンデンサCと、コンデン
サCの充電時にこの充電電流を制限する限流回路GCと、
コンデンサCの放電時に上記限流回路GCをバイパスする
バイパス回路BCと、切替接点imが常用電源NEの停電によ
り予備電源AE側に切り替わったとき、また常用電源NEの
停電復旧により常用電源NE側に切り替わったときに、コ
ンデンサCから常用電源NEまたは予備電源AEへの逆流を
阻止する逆流阻止回路OCとを備え、上記限流回路GC及び
バイパス回路BCを、コンデンサCに対して直列接続され
た限流抵抗R2と、この限流抵抗R2に対して並列接続され
たバイパス用ダイオードD3によって構成し、さらに上記
逆流阻止回路OCを、上記限流抵抗R2とバイパス用ダイオ
ードD3との並列回路に直列接続された逆流阻止用ダイオ
ードD2によって構成し、逆流阻止用ダイオードD2は、限
流抵抗R2とバイパス用ダイオードD3との並列回路と切替
接点imとの間に設けていることを特徴とするものであ
る。
(作用) 停電復旧により常用電源NEに切替わったときは、限流回
路GCを介してコンデンサCに充電が行われるので、切替
動作を行う停電監視回路IMの切替接点imに流れる充電電
流は限流回路GCによって制限された値となり、切替接点
imに過大電流が流れることは無い。
また、切替動作中におけるコンデンサCから負荷回路LC
への電源供給は、限流回路GCをバイパスしているバイパ
ス回路BCによって、損失無く行われる。
そして、常用電源NEの停電により予備電源AE側に切替わ
ったとき、または停電の復旧により常用電源NE側に切替
わったとき、これら常用電源NE或いは予備電源AEの電圧
がコンデンサCの充電電圧よりも低くなっていても、コ
ンデンサC側からの逆流は、逆流阻止回路OCを構成して
いる逆流阻止用ダイオードD2によって阻止されるので、
逆流によるコンデンサCの急激な電圧低下は防止され、
所定電圧の電源を負荷回路LCに供給できて安定した電源
切替えが行われる。
特にこの逆流阻止用ダイオードD2は、大電流が逆流して
切替接点imに流れるのを阻止することにより切替接点im
が焼損することを十分に防止できる。
(実施例) 次にこの考案の一実施例を、第1図に例示した回路構成
の電源供給装置に基づいて説明する。
交流電源Gの電流を整流回路RCで整流して得られる常用
電源NEを、定電圧回路CVを介して負荷回路LCである火災
監視回路等に供給すると共に、充電抵抗R1とダイオード
D1とからなる充電回路CCによって充電されている予備電
源AEを、常用電源NEの停電時に、停電監視回路IMの動作
によって負荷回路LCに切替供給できるようになってお
り、停電が復旧したときは、停電監視回路IMの動作によ
って再び常用電源NEに切替られる構成としている。
停電監視回路IMはその切替接点imを、常用電源NEに電圧
があるときは、定電圧回路CV側の端子aに接触させ、常
用電源NEに電圧が無いときは、予備電源AE側の端子bに
接触させる構成である。
切替接点imの切替過渡期の瞬断時に火災監視回路等の負
荷回路LCへ電源を供給するコンデンサCが設けてあり、
切替接点imは、逆流阻止回路OCの逆流阻止用ダイオード
D2を介して、負荷回路LCと、コンデンサCの充電時にこ
の充電電流を制限する限流回路GCと、コンデンサCの放
電時に上記限流回路GCをバイパスするバイパス回路BCと
に接続されている。
限流回路GCは、コンデンサCに対して直列接続された限
流抵抗R2によって、バイパス回路BCは、この限流抵抗R2
に対して並列接続されたバイパス用ダイオードD3によっ
て、夫々構成している。
次に上記実施例の作用を説明する。
常態(非停電時)では停電監視回路IMの切替接点imは定
電圧回路CV側の端子aに接触しているので、常用電源NE
の電源圧は定電圧回路CVによって所定の電圧に制御され
て負荷回路LCに供給され、また、充電回路CCによって予
備電源AEは充電され、コンデンサCも充電されている。
これに対し、常用電源NEが停電すると、停電監視回路IM
が動作して切替接点imは予備電源AE側の端子bに切替ら
れる。
この切替過渡期の瞬断時、即ち、切替接点imが端子aか
ら離れて端子bに接触するまでのオフ時間中は、コンデ
ンサCの電荷がバイパス回路BCのバイパス用ダイオード
D3を介して負荷回路LCに供給されるため、負荷回路LCは
上記瞬断時も正常に動作できることになる。
そして、端子bへの上記切替動作が終わると、予備電源
AEから負荷回路LCへ電源が供給される。
停電が復旧したときは、停電監視回路IMが動作して切替
接点imは予備電源AE側の端子bから定電圧回路CV側の端
子aに切替られ、この切替オフ時間中も、コンデンサC
からバイパス用ダイオードD3を介して負荷回路LCに電源
が供給される。
逆流阻止用ダイオードD2は、切替接点imと限流回路GCの
限流抵抗R2との間に位置しており、停電監視回路IMの切
替接点imが常用電源NEの停電により予備電源AE側に切替
わったとき、また上記停電の復旧により常用電源NE側に
切替わったときにおけるコンデンサCからこれら夫々の
電源NE、AEへの逆流を阻止するための逆流阻止回路OCを
成すものである。
即ち、負荷回路LCに予備電源AE或いは、定電圧回路CVが
切替え接続されたときに、予備電源AE若しくは定電圧回
路CVの電圧がコンデンサCの充電電圧よりも低くなって
いても、コンデンサC側からの逆流は、上記逆流阻止回
路OCによって阻止され、逆流によるコンデンサCの急激
な電圧低下は防止され、所定電圧の電源が負荷回路LCに
供給されて安定した電源切替えが確保されている。
そして、特にこの逆流阻止回路OCを構成している逆流阻
止用ダイオードD2は、大電流が逆流して切替接点imに流
れるのを阻止することにより切替接点imが焼損すること
を、十分に防止できるものであって、通常は大電流が流
れることにより過酷な状態である電源切替過渡期の瞬断
時にも、この考案では切替接点imの焼損を良く防止し得
て安定した電源切替えを永く確保するのに有効となって
いる。
(考案の効果) この考案に係る火災報知設備の電源供給装置は上述のよ
うに構成したので、停電により予備電源AE側に切替わっ
たとき、また停電の復旧により常用電源NE側に切替わっ
たとき、これら常用電源NE或いは予備電源AEの電圧がコ
ンデンサCの充電電圧よりも低くなっていても、コンデ
ンサC側からの逆流は逆流阻止回路OCを構成している逆
流阻止用ダイオードD2によって阻止されるので、逆流に
よるコンデンサCの急激な電圧低下は防止され、所定電
圧の電源が負荷回路LCに供給されて安定した電源切替え
が実現できた。
特にこの逆流阻止用ダイオードD2は、大電流が逆流して
切替接点imに流れるのを阻止することにより切替接点im
が焼損することを、十分に防止できるものであり、この
考案の上記回路構成によれば、過酷な状態である電源切
替過渡期の瞬断時にも、安定した電源切替えを永く確保
するのに有効となっている。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この考案の一実施例を示す回路図、第2図
は、従来例を示す回路図である。 符号の説明 LC……負荷回路、NE……常用電源 AE……予備電源、IM……停電監視回路 GC……限流回路、OC……逆流阻止回路 BC……パイパス回路、C……コンデンサ im……切替接点、R2……限流抵抗 D2……逆流阻止用ダイオード D3……バイパス用ダイオード

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】常時負荷回路に電源を供給する常用電源
    と、常用電源の停電時に負荷回路へ電源を供給する予備
    電源と、負荷回路を、常用電源の停電時には常用電源か
    ら予備電源へ、また常用電源の停電復旧時には予備電源
    から常用電源へ夫々切替接続する停電監視回路と、停電
    監視回路の切替接続動作によって制御される切替接点
    と、切替接点の切替過渡期の瞬断時に負荷回路へ電源を
    供給するコンデンサと、コンデンサの充電時にこの充電
    電流を制限する限流回路と、コンデンサの放電時に上記
    限流回路をバイパスするバイパス回路と、切替接点が常
    用電源の停電により予備電源側に切り替わったとき、ま
    た常用電源の停電復旧により常用電源側に切り替わった
    ときに、コンデンサから常用電源または予備電源への逆
    流を阻止する逆流阻止回路とを備え、上記限流回路及び
    バイパス回路を、コンデンサに対して直列接続された限
    流抵抗と、この限流抵抗に対して並列接続されたバイパ
    ス用ダイオードによって構成し、さらに上記逆流阻止回
    路を、上記限流抵抗とバイパス用ダイオードとの並列回
    路に直列接続された逆流阻止用ダイオードによって構成
    し、逆流阻止用ダイオードは、限流抵抗とバイパス用ダ
    イオードとの並列回路と切替接点との間に設けているこ
    とを特徴とする火災報知設備の電源供給装置。
JP1986075379U 1986-05-21 1986-05-21 火災報知設備の電源供給装置 Expired - Lifetime JPH0742202Y2 (ja)

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