JP3572915B2 - 突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路並びにその制御回路を備えた電力変換装置 - Google Patents

突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路並びにその制御回路を備えた電力変換装置 Download PDF

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【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、電力変換装置における平滑用コンデンサへの突入電流防止機能と平滑用コンデンサの過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路並びにその回路を備えた電力変換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図15は従来のインバータ装置の回路構成を示す図である。
図において、MC1は電磁接触器、10hはインバータ装置、11は整流器D1〜D6によりブリッジ構成され交流電源を直流電力に変換するコンバータ部、C1はその直流電力を平滑するコンデンサ、12はスイッチング素子TR1〜TR6およびスイッチング素子TR1〜TR6に逆並列に接続される整流器D11〜D16によりブリッジ構成され直流電力を所要の交流電力に逆変換するインバータ部、SW1はコンバータ部11とコンデンサC1との間のコンバータ部11の正極性出力母線に挿入された第1のスイッチとしてのスイッチ、R1はスイッチSW1と並列に接続され突入電流防止用として使用される抵抗、R2は過電圧防止用および放電用として使用される抵抗、SW2は第2のスイッチとしてのスイッチ、抵抗R2とスイッチSW2の直列体は、コンデンサC1の両端に接続する。Mは負荷としてのモータである。
【0003】
交流電圧投入時は、抵抗R1を経由して充電し、コンデンサC1の電圧が所定の電圧に達した時、スイッチSW1をオンする。
モータ等は慣性エネルギーがインバータ装置側に返ってくることがあり、この場合にはコンデンサC1の電圧が上昇する。さらに電圧が上昇し、コンデンサC1やスイッチング素子TR1〜TR6の耐圧許容値を越えると、電圧破壊し故障の原因となるので、スイッチSW2により抵抗R2を通して放電し、コンデンサC1の電圧を下げるようにしていた。
【0004】
図16は従来のインバータ装置の回路構成を示す図で、特開平7−99784号公報に記載のもので、電圧形インバータ装置における整流電圧平滑用コンデンサに関する初期充電電流抑制用抵抗と回生電力放電用抵抗との共用可能とし、所要抵抗数の低減による小形低廉化を図ることを目的としたものである。
図において、31は交流電源、32は遮断器、33は電圧形インバータ装置、34は交流電動機、41は整流部、42はインバータ部、43は平滑用コンデンサ、44は充放電制御回路、45は抵抗、46はダイオード、47は電磁接触器の接点、48はトランジスタである。
【0005】
整流部41とコンデンサ43との間に設けた充放電制御回路44は、整流部41の正極性出力母線に抵抗45とダイオード46とを図示の如く直列に挿入し、この直列接続に並列に電磁接触器の接点47を設け、更に抵抗45とダイオード462との接続点と整流部41の負極性出力母線間にトランジスタ48を設けたものであり、
限流充電時は抵抗45→ダイオード46→コンデンサ43の経路により、
回生電力放電時はコンデンサ43→電磁接触器の接点47→抵抗45→トランジスタ48の経路により通電させ、充電と放電両電流が何れも抵抗45を通過するようにしたものである。
【0006】
また、従来のインバータ装置において回生制動能力を十分に発揮させるためのオプションとして、ブレーキユニットおよび放電抵抗器またはブレーキユニットおよび抵抗器ユニットが使用されていた。
図17は従来のインバータ装置にブレーキユニットおよび放電抵抗器を取り付けた外部結線図、図18は従来のインバータ装置にブレーキユニットおよび抵抗器ユニットを取り付けた外部結線図である。
従来のインバータ装置では、インバータ装置とブレーキユニットおよび放電抵抗器との距離、またはインバータ装置とブレーキユニットおよび抵抗器ユニットとの距離について、サージ電圧への対策上から長さの制約があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
従来の放電加工機の加工電流制御装置は、上述の図15に示したように構成されているので、抵抗が2つ必要になり、大きなスペースが必要で、コストが高くなっていたという問題点があった。
【0008】
また、上述の図16に示した従来のインバータ装置は、整流電圧平滑用コンデンサに関する初期充電電流抑制用抵抗と回生電力放電用抵抗との共用可能としたものであるが、スイッチ47を開いた状態ではコンデンサ43を放電できないという問題点があった。
【0009】
さらに、コンデンサまたは抵抗はインバータ装置に内蔵されることが一般であり、容量に制約があるという問題点があった。また、抵抗はインダクタンスのない無誘導抵抗を使用しなければならず、高価格になるという問題点もあった。
【0010】
この発明は上述のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的はインバータ装置におけるコンデンサへの突入電流防止機能とコンデンサの過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路において、一つの抵抗で突入防止と過電圧防止および放電用として使用できるものである。
【0011】
また、第2の目的は安価な抵抗が使用できるものである。
【0012】
さらに、第3の目的はコンデンサの容量を追加することができるものである。
【0013】
さらにまた、第4の目的は小形・軽量の電力変換装置を得るものである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る、交流電源を直流電力に変換するコンバータ部と、この直流電力を平滑するコンデンサと、この直流電力を所要の交流電力に逆変換するインバータ部と、を有する電力変換装置における突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路は、コンバータ部とコンデンサとの間に設けられる第1のスイッチと、この第1のスイッチに並列にコンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードと、第1のスイッチおよび第1のダイオードに並列に設けられる抵抗と第2のダイオードとの直列体と、この抵抗と第2のダイオードとの接続点とコンデンサの他端の電極との間に設けた第2のスイッチと、を備え、交流電源投入時におけるコンデンサの未充電状態時には抵抗と第2のダイオードを電流が通りコンデンサを充電し、またコンデンサが充電状態の時は第1のスイッチをオンすることにより第1のスイッチを電流が通りコンデンサを充電し、さらに交流電源遮断時には、第2のスイッチをオンし第1のダイオード、抵抗および第2のスイッチを電流が通り、コンデンサの電荷を放電し、放電を確認して第2のスイッチをオフするようにしたものである。
【0015】
また、コンデンサの未充電状態時には抵抗と第2のダイオードを電流が通りコンデンサを充電し、またコンデンサが充電状態の時は第1のスイッチをオンすることにより第1のスイッチを電流が通りコンデンサを充電し、さらにコンデンサの電圧が所定の電圧以上になった時、第2のスイッチをオンし、第1のダイオード、抵抗および第2のスイッチを電流が通りコンデンサの電荷を放電するようにしたものである。
【0016】
さらに、第1のスイッチまたは第2のスイッチに、MOSFET、トランジスタタ、IGBT、サイリスタ及び電磁リレーを使用したものである。
【0017】
さらにまた、この発明の突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路は、コンバータ部とコンデンサとの間に設けられる第1のスイッチと、この第1のスイッチに並列にコンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードと、第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続の両端に設けられる第1および第2の端子と、コンデンサの第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続されていない他端側に設けられる第3の端子と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体に設けられ、第2および第3の端子と接続する第4および第5の端子と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体に並列接続される補助用コンデンサと、第2のダイオードと第2のスイッチとの接続点に設けられる第6の端子と、第1の端子と接続する第7の端子と、第6の端子と第7の端子と接続される抵抗と、を備え、第1の端子と第7の端子との間、第2の端子と第4の端子との間および第3の端子と第5の端子との間とをケーブル接続し、交流電源投入時におけるコンデンサの未充電状態時には抵抗と第2のダイオードを電流が通りコンデンサおよび補助用コンデンサを充電し、またコンデンサが充電状態の時は第1のスイッチをオンすることにより記第1のスイッチを電流が通りコンデンサおよび補助用コンデンサを充電し、さらに交流電源遮断時には、第2のスイッチをオンし第1のダイオード、抵抗および第2のスイッチを電流が通り、コンデンサおよび補助用コンデンサの電荷を放電し、放電を確認して第2のスイッチをオフするようにしたものである。
【0018】
また、この発明の突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路は、コンバータ部とコンデンサとの間に設けられる第1のスイッチと、この第1のスイッチに並列にコンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードと、第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続のコンバータ部側に接続される抵抗と、この抵抗の第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続との接続の他端側に設けられる第1の端子と、第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続のコンデンサ側に設けられる第2の端子と、コンデンサの第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続されていない他端側に設けられる第3の端子と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体に設けられ、第2および第3の端子と接続する第4および第5の端子と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体に並列接続される補助用コンデンサと、第2のダイオードと第2のスイッチとの接続点に設けられる第8の端子と、を備え、第1の端子と第8の端子との間、第2の端子と第4の端子との間および第3の端子と第5の端子との間とをケーブル接続し、交流電源投入時におけるコンデンサの未充電状態時には抵抗と第2のダイオードを電流が通りコンデンサおよび補助用コンデンサを充電し、またコンデンサが充電状態の時は第1のスイッチをオンすることにより第1のスイッチを電流が通りコンデンサおよび補助用コンデンサを充電し、さらに交流電源遮断時には、第2のスイッチをオンし第1のダイオード、抵抗および第2のスイッチを電流が通り、コンデンサおよび補助用コンデンサの電荷を放電し、放電を確認して第2のスイッチをオフするようにしたものである。
【0019】
さらに、この発明の突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路は、コンバータ部とコンデンサとの間に設けられる第1のスイッチと、この第1のスイッチに並列にコンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードと、第1のスイッチおよび第1のダイオードに並列に設けられる抵抗と第2のダイオードとの直列体と、この抵抗と第2のダイオードとの接続点に設けられる第1の端子と、第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続の前記コンデンサ側に設けられる第2の端子と、コンデンサの第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続されていない他端側に設けられる第3の端子と、補助用のダイオードと第2のスイッチとの直列体と、補助用のダイオードと第2のスイッチとの直列体に設けられ、第2および第3の端子と接続する第4および第5の端子と、補助用ダイオードと第2のスイッチとの直列体に並列接続される補助用コンデンサと、補助用のダイオードと第2のスイッチとの接続点に設けられる第8の端子と、を備え、第1の端子と第8の端子との間、第2の端子と第4の端子との間および第3の端子と第5の端子との間とをケーブル接続し、交流電源投入時におけるコンデンサの未充電状態時には抵抗と第2のダイオードを電流が通りコンデンサおよび補助用コンデンサを充電し、またコンデンサが充電状態の時は第1のスイッチをオンすることにより第1のスイッチを電流が通りコンデンサおよび補助用コンデンサを充電し、さらに交流電源遮断時には、第2のスイッチをオンし第1のダイオード、抵抗および第2のスイッチを電流が通り、コンデンサおよび補助用コンデンサの電荷を放電し、放電を確認して第2のスイッチをオフするようにしたものである。
【0020】
さらにまた、この発明の突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路は、
第1のスイッチおよび第1のダイオードに並列に設けられるところの抵抗と第2のダイオードとの直列体のコンデンサ側に第3のスイッチを直列に設けたものである。
【0021】
また、コンバータ部とコンデンサとの間に設けられる第1のスイッチおよびこの第1のスイッチに並列にコンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードの機能をMOSFETを使用して実行するようにしたものである。
【0023】
また、この発明の電力変換装置は、電力変換装置への電流防止用の抵抗、直流電圧の過電圧防止用の抵抗および放電用の抵抗とを兼用して使用する突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路を備えたものである。
【0024】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態であるインバータ装置の回路構成を示す図である。図において、MC1は電磁接触器、10aは電力変換装置としてのインバータ装置、11は整流器D1〜D6によりブリッジ構成され交流電源を直流電力に変換するコンバータ部、C1はその直流電力を平滑するコンデンサ、12はスイッチング素子TR1〜TR6およびスイッチング素子TR1〜TR6に逆並列に接続される整流器D11〜D16によりブリッジ構成され直流電力を所要の交流電力に逆変換するインバータ部、SW1はコンバータ部11とコンデンサC1との間のコンバータ部11の正極性出力母線に挿入された第1のスイッチとしてのスイッチ、D7はスイッチSW1に並列にカソードがコンバータ部11側となるように接続される第1のダイオードとしてのダイオード、R1は突入電流防止用、過電圧防止用および放電用として使用される抵抗、D8は抵抗R1と直列にカソードがコンデンサC1の正極端子側となるように接続される第2のダイオードとしてのダイオード、抵抗R1とダイオードD8との直列接続は、スイッチSW1およびダイオードD7と並列に接続される。SW2は抵抗R1とダイオードD8との接続点とコンバータ部11の負極性出力母線との間に挿入されたスイッチ、Mは負荷としてのモータである。
13aはスイッチSW1、ダイオードD7、抵抗R1、ダイオードD8、スイッチSW2で構成される突入電流防止用、過電圧防止用および放電用の制御回路である。
【0025】
図2はこの発明の一実施の形態であるインバータ装置の動作を説明するためのタイムチャートと波形を示す図である。図において、(a)は電磁接触器MC1のタイムチャート、(b)はコンデンサC1の充電および放電の状態、(c)はスイッチSW1のタイムチャートを示すものである。
電磁接触器MC1がオンすると、コンデンサC1は未充電状態であるので、抵抗R1およびダイオードD8を通ってコンデンサC1を充電する。
コンデンサC1の電圧V1に達した時からコンデンサC1が充電状態であるとして、時間T1後にスイッチSW1をオンさせ、スイッチSW1を通ってコンデンサC1を充電する。時間T1はゼロの場合もあるが、V1より時間をおくことでさらに突入電流を少なくする効果がある。スイッチSW1がオンした状態ではコンデンサC1には整流回路の直流出力が全て充電されるので、スイッチング素子TR1〜TR6を動作させ、モータ等の負荷に電力を供給できる。
電源遮断時に電磁接触器MC1をオフした時は、コンデンサC1の電圧は下がるが、V1より低い所定の電圧V2に達した時スイッチSW1をオフさせる。
【0026】
図3はこの発明の一実施の形態であるインバータ装置の過電圧時の動作を説明するためのタイムチャートと波形を示す図である。図において、(a)はコンデンサC1の充電および放電の状態、(b)はスイッチSW2のタイムチャートを示すものである。
コンデンサC1の電圧が上昇し、所定の電圧V3になるとスイッチSW2をオンさせ、コンデンサC1の電荷をダイオードD7、抵抗R1およびスイッチSW2を通って放電し、所定の電圧V4になるとスイッチSW2をオフさせ、コンデンサC1を充電する。
上述のように、スイッチSW2のオン・オフ制御により、コンデンサC1の電圧が、所定の電圧V3以上にならないように制御する。
【0027】
図4はこの発明の一実施の形態であるインバータ装置の急速放電時の動作を説明するためのタイムチャートと波形を示す図である。図において、(a)は電磁接触器MC1のタイムチャート、(b)はコンデンサC1の充電および放電の状態、(c)はスイッチSW1のタイムチャート、(d)はスイッチSW2のタイムチャートを示すものである。
電磁接触器MC1をオフした後、コンデンサC1の電荷を放電し、さらにスイッチSW2をオンさせることにより、抵抗R1を電流が通り急速に放電するようにしたものである。この場合、スイッチSW2をオンさせた後に、スイッチSW1をオフする。
放電を確認して、スイッチSW2をオフするようにしたものである。
【0028】
従来、コンデンサC1に高抵抗を接続し長い時間をかけて放電するようにしたものがあるが、この実施の形態においてはこの抵抗を省くことができる。このコンデンサC1に接続された抵抗は電源を入れている間、常に電力を消費するので、この抵抗を省くことは省エネになる。
【0029】
図5はこの発明の一実施の形態であるインバータ装置の過電圧時の動作を説明するためのタイムチャートと波形を示す図である。図において、(a)はコンデンサC1の充電および放電の状態、(b)はスイッチSW2のパルス幅制御のタイムチャートを示すものである。
コンデンサC1が所定の電圧V5を越えた時、スイッチSW2をオンし、所定の電圧V5以下になった時、スイッチSW2をオフすることにより、コンデンサC1の電圧がV5を大きく越えないように制御するものである。
【0030】
図6はこの発明の一実施の形態に係るインバータ装置における突入電流防止用、過電圧防止用および放電用の制御回路の回路構成を示す図である。図1の突入電流防止用、過電圧防止用および放電用の制御回路13aにおいて、スイッチSW1、SW2としてMOSFET(酸化金属半導体電界効果トランジスタ、
metal oxide semiconductor field−effect transistor )を使用した例である。この場合には、スイッチSW1のMOSFETは、逆方向に内蔵ダイオードを備えているため、ダイオードD7は不要となる。
【0031】
図7はこの発明の一実施の形態に係るインバータ装置における突入電流防止用、過電圧防止用および放電用の制御回路の回路構成を示す図である。図1の突入電流防止用、過電圧防止用および放電用の制御回路13aにおいて、スイッチSW1、SW2としてIGBTを使用した例である。
【0032】
図8はこの発明の一実施の形態に係るインバータ装置における突入電流防止用、過電圧防止用および放電用の制御回路の回路構成を示す図である。図7において、スイッチSW1としてサイリスタを使用した例である。
【0033】
また、図示はしないが、スイッチSW1、SW2としてトランジスタまたは電磁リレーを使用しても、同様の効果が得られる。
【0034】
実施の形態2.
図9はこの発明の一実施の形態に係るインバータ装置の回路構成を示す図である。図において、MC1、11、D1〜D6、12、TR1〜TR6、D11〜D16、C1、Mは、上述の図1と同様であり、その説明を省略する。10bは電力変換装置としてのインバータ装置である。
第1のスイッチとしてのスイッチSW1はコンバータ部11とコンデンサC1との間のコンバータ部11の負極性出力母線側に挿入され、第1のダイオードとしてのダイオードD7はスイッチSW1に並列にカソードがコンバータ部11側となるように接続され、ダイオードD8のカソード側が抵抗R1ととなるように接続された直列接続は、スイッチSW1およびダイオードD7と並列に接続される。また、スイッチSW2は抵抗R1とダイオードD8との接続点とコンバータ部11の正極性出力母線側に接続される。
また、13bはスイッチSW1、ダイオードD7、抵抗R1、ダイオードD8、スイッチSW2で構成される突入電流防止用、過電圧防止用および放電用の制御回路である。
図9は、図1の回路の正電圧側と負電圧側を逆に接続したもので、図1の回路と同等の動作を示す。
【0035】
実施の形態3.
図10はこの発明の一実施の形態に係るインバータ装置の回路構成を示す図である。図において、MC1、11、D1〜D6、12、TR1〜TR6、D11〜D16、C1、SW1、D7、Mは、上述の図1と同様であり、その説明を省略する。10cは電力変換装置としてのインバータ装置、P11は第1の端子、P12は第2の端子、N1は第3の端子、P22は第4の端子、N2は第5の端子、PRは第6の端子、P21は第7の端子、R1は抵抗、D8はダイオード、SW2はスイッチ、C2は補助用のコンデンサである。
インバータ装置10cにおいて、端子P11はダイオードD7のカソード側に、端子P12はダイオードD7のアノード側に、また端子N1はコンバータ部11の負極性出力母線側に接続される。また、ダイオードD8、スイッチSW2、コンデンサC2で構成されるブレーキユニットにおいて、ダイオードD8はカソードが端子P22側に接続され、スイッチSW2はダイオードD8と直列接続し端子N2側に接続され、コンデンサC2はダイオードD8とスイッチSW2との直列接続に並列接続される。また、ダイオードD8とスイッチSW2との接続点に端子PRが接続され、端子P21および端子PR間に抵抗R1を接続する。
インバータ装置10c側の端子P11、端子P12および端子N1は、ブレーキユニット側の端子P21、端子P22および端子N2と、それぞれケーブル接続する。
【0036】
図10は、実施の形態1に示した図1のスイッチSW1、ダイオードD7、抵抗R1、ダイオードD8、スイッチSW2で構成される突入電流防止用、過電圧防止用および放電用の制御回路13のうち、抵抗R1、スイッチSW2、ダイオードD8(ブレーキ部分)をインバータ装置の外部に取り出したものであり、動作は図1に示すものと同等である。
【0037】
この実施の形態では、スイッチSW2をオフした時発生しようとするサージ電圧は、ダイオードD8を通ってコンデンサC2に吸収されるので、サージ電圧が発生せず、インバータ装置の外部に取り出した部分(抵抗R1、スイッチSW2、ダイオードD8)のインバータ装置との距離には制限がない。
【0038】
また、この実施の形態では通常の抵抗、一般に巻線抵抗等が使用でき、安価となる。
さらに、コンデンサC2に大容量の電解コンデンサを使用すれば、インバータ装置内のコンデンサC1がその大きさにより制限されていた容量を追加することができ、直流電圧のリップル電圧を小さくしたり、交流の瞬時停電に強くする効果がある。
【0039】
実施の形態4.
図11はこの発明の一実施の形態に係るインバータ装置の回路構成を示す図である。図において、MC1、11、D1〜D6、12、TR1〜TR6、D11〜D16、C1、SW1、D7、R1、Mは、上述の図1と同様であり、その説明を省略する。10dは電力変換装置としてのインバータ装置、P11は第1の端子、P12は第2の端子、N1は第3の端子、P22は第4の端子、N2は第5の端子、P23は第8の端子、D8はダイオード、SW2はスイッチ、C2は補助用のコンデンサである。
インバータ装置10dにおいて、端子P11は一端がダイオードD7のカソード側に接続された抵抗R1の他端側に、端子P12はダイオードD7のアノード側に、また端子N1はコンバータ部11の負極性出力母線側に接続される。
また、ダイオードD8、スイッチSW2、コンデンサC2で構成されるブレーキユニットにおいて、ダイオードD8はカソードが端子P22側に接続され、スイッチSW2はダイオードD8と直列接続し端子N2側に接続され、コンデンサC2はダイオードD8とスイッチSW2との直列接続に並列接続される。また、端子P23はダイオードD8とスイッチSW2との接続点に接続される。
インバータ装置10d側の端子P11、端子P12および端子N1は、ブレーキユニット側の端子P23、端子P22および端子N2と、それぞれケーブル接続する。
【0040】
実施の形態3の図10においては、ダイオードD8、スイッチSW2、コンデンサC2で構成されるブレーキユニットおよび抵抗R1を外付けとした例を示したが、この実施の形態では、抵抗R1はインバータ装置内に装着し、ダイオードD8、スイッチSW2、コンデンサC2で構成されるブレーキユニットを外付けとしたものである。
【0041】
実施の形態5.
図12はこの発明の一実施の形態に係るインバータ装置の回路構成を示す図である。図において、MC1、11、D1〜D6、12、TR1〜TR6、D11〜D16、C1、SW1、D7、R1、D8、SW2、Mは、上述の図1と同様であり、その説明を省略する。10eは電力変換装置としてのインバータ装置、P11は第1の端子、P12は第2の端子、N1は第3の端子、P12は第4の端子、N2は第5の端子、P23は第8の端子、D8aは第2のダイオードとしてのダイオードD8の補助用として使用されるダイオード、SW2はスイッチ、C2は補助用のコンデンサである。
インバータ装置10eにおいて、端子P11は一端がダイオードD7のカソード側に接続された抵抗R1の他端側に、端子P12はダイオードD7のアノード側に、また端子N1はコンバータ部11の負極性出力母線側に接続される。また、ダイオードD8a、スイッチSW2、コンデンサC2で構成されるブレーキユニットにおいて、ダイオードD8aはカソードが端子P22側に接続され、スイッチSW2はダイオードD8aと直列接続し端子N2側に接続され、コンデンサC2はダイオードD8aとスイッチSW2との直列接続に並列接続される。また、端子P23はダイオードD8aとスイッチSW2との接続点に接続される。
インバータ装置10e側の端子P11、端子P12および端子N1は、ブレーキユニット側の端子P23、端子P22および端子N2と、それぞれケーブル接続する。
【0042】
この実施の形態においては、上述の実施の形態1の図1におけるスイッチSW2を外付けのブレーキユニットに設けたもので、
上述の実施の形態4におけるインバータ装置側の端子P11と端子P12との間に、カソードがコンデンサC2の正極端子側となるようにダイオードD8を接続し、インバータ装置10e側にダイオードD8とコンデンサC1とを、ブレーキユニット側にダイオードD8aとコンデンサC2とを備えるようにしたものである。
【0043】
実施の形態6.
図13はこの発明の一実施の形態に係るインバータ装置の回路構成を示す図である。図において、MC1、11、D1〜D6、12、TR1〜TR6、D11〜D16、C1、SW1、D7、R1、D8、SW2、Mは、上述の図1と同様であり、その説明を省略する。10fは電力変換装置としてのインバータ装置である。
図13は、図1における抵抗R1、ダイオードD8の直列接続とコンデンサC1の正極端子間に直列に第3のスイッチSW3を設けたものである。
【0044】
適宜、スイッチSW3を開くことにより、コンデンサC1の充電電流を制限することができる。また、スイッチSW1、スイッチSW2およびスイッチSW3を全てオフにすることにより、交流から電気的に切り離すことができ、動作の安全性を高めることができる。
【0045】
実施の形態7.
図14はこの発明の一実施の形態に係るインバータ装置の回路構成を示す図である。図において、MC1、11、D1〜D6、12、TR1〜TR6、D11〜D16、C1、SW1、R1、SW2、Mは、上述の図1と同様であり、その説明を省略する。10gは電力変換装置としてのインバータ装置、P12は第2の端子、N1は第3の端子、P22は第4の端子、N2は第5の端子、PRは第6の端子、R2は補助用の抵抗、D8はダイオード、SW2はスイッチ、C2は補助用のコンデンサである。
インバータ装置10gにおいて、端子P12は抵抗R1のコンデンサC1の正極端子側に、また端子N1はコンバータ部11の負極性出力母線側に接続される。
また、ダイオードD8、スイッチSW2、コンデンサC2で構成されるブレーキユニットにおいて、ダイオードD8はカソードが端子P22側に接続され、スイッチSW2はダイオードD8と直列接続し端子N2側に接続され、コンデンサC2はダイオードD8とスイッチSW2との直列接続に並列接続される。また、ダイオードD8とスイッチSW2との接続点に端子PRが接続され、端子P22および端子PR間に抵抗R2を接続する。
インバータ装置10g側の端子P12および端子N1は、ブレーキユニット側の端子P22および端子N2と、それぞれケーブル接続する。
【0046】
上述の実施の形態3の図10においては、ダイオードD8、スイッチSW2、コンデンサC2で構成されるブレーキユニットおよび抵抗R1を外付けとした例を示したが、この実施の形態では、抵抗R1はインバータ装置内に装着し、ダイオードD8、スイッチSW2、コンデンサC2で構成されるブレーキユニットを外付けとすると共に、放電用抵抗として抵抗R2を外付けしたものである。
【0047】
インバータ装置内のコンデンサC1の未充電状態時には抵抗R1を電流が通り、コンデンサC1が充電状態の時はスイッチSW1をオンすることによりスイッチSW1を電流が通り、またインバータ装置内のコンデンサC1の放電には、インバータ装置に外付けされる抵抗R2により放電するようにしたものである。
【0048】
なお、上述の実施の形態では電力変換装置としてインバータ装置を例に説明したが、他の電気機器、交流を整流し直流にしてコンデンサに電荷を蓄積し、その直流電圧を利用して交流変換、電圧変換、電流変換等をするものであっても同様の効果を奏する。
【0049】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0050】
この発明の突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路は、コンバータ部とコンデンサとの間に設けられる第1のスイッチと、この第1のスイッチに並列にコンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードと、第1のスイッチおよび第1のダイオードに並列に設けられる抵抗と第2のダイオードとの直列体と、この抵抗と第2のダイオードとの接続点とコンデンサの他端の電極との間に設けた第2のスイッチと、を備え、交流電源投入時におけるコンデンサの未充電状態時には抵抗と第2のダイオードを電流が通りコンデンサを充電し、またコンデンサが充電状態の時は第1のスイッチをオンすることにより第1のスイッチを電流が通りコンデンサを充電し、さらに交流電源遮断時には、第2のスイッチをオンし第1のダイオード、抵抗および第2のスイッチを電流が通り、コンデンサの電荷を放電し、放電を確認して第2のスイッチをオフするようにしたので、突入電流防止用抵抗と、過電圧防止用抵抗と、放電用抵抗とを同一の抵抗で兼用でき、小形・低価格とすることができる。
【0051】
また、コンデンサの未充電状態時には抵抗と第2のダイオードを電流が通りコンデンサを充電し、またコンデンサが充電状態の時は第1のスイッチをオンすることにより第1のスイッチを電流が通りコンデンサを充電し、さらにコンデンサの電圧が所定の電圧以上になった時、第2のスイッチをオンし、第1のダイオード、抵抗および第2のスイッチを電流が通りコンデンサの電荷を放電するようにしたので、容易にコンデンサの過電圧防止ができる。
【0052】
さらにまた、この発明の突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路は、コンバータ部とコンデンサとの間に設けられる第1のスイッチと、この第1のスイッチに並列にコンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードと、第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続の両端に設けられる第1および第2の端子と、コンデンサの第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続されていない他端側に設けられる第3の端子と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体に設けられ、第2および第3の端子と接続する第4および第5の端子と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体に並列接続される補助用コンデンサと、第2のダイオードと第2のスイッチとの接続点に設けられる第6の端子と、第1の端子と接続する第7の端子と、第6の端子と第7の端子と接続される抵抗と、を備え、第1の端子と第7の端子との間、第2の端子と第4の端子との間および第3の端子と第5の端子との間とをケーブル接続し、交流電源投入時におけるコンデンサの未充電状態時には抵抗と第2のダイオードを電流が通りコンデンサおよび補助用コンデンサを充電し、またコンデンサが充電状態の時は第1のスイッチをオンすることにより第1のスイッチを電流が通りコンデンサおよび補助用コンデンサを充電し、さらに交流電源遮断時には、第2のスイッチをオンし第1のダイオード、抵抗および第2のスイッチを電流が通り、コンデンサおよび補助用コンデンサの電荷を放電し、放電を確認して第2のスイッチをオフするようにしたので、第2のスイッチをオフした時発生しようとするサージ電圧は、第2のダイオードを通って補助用コンデンサに吸収されるので、インバータ装置の外部に取り出した部分(抵抗R1、スイッチSW2、ダイオードD8)のインバータ装置との距離には制限がなくなる。また、補助用コンデンサに大容量の電解コンデンサを使用すれば、インバータ装置内のコンデンサC1がその大きさにより制限されていた容量を追加することができ、直流電圧のリップル電圧を小さくしたり、交流の瞬時停電に強くする効果がある。さらに、通常の抵抗、一般に巻線抵抗等が使用でき、安価となる。
【0053】
また、この発明の突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路は、コンバータ部と前記コンデンサとの間に設けられる第1のスイッチと、この第1のスイッチに並列にコンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードと、第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続のコンバータ部側に接続される抵抗と、この抵抗の第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続との接続の他端側に設けられる第1の端子と、第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続のコンデンサ側に設けられる第2の端子と、コンデンサの第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続されていない他端側に設けられる第3の端子と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体に設けられ、第2および第3の端子と接続する第4および第5の端子と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体に並列接続される補助用コンデンサと、第2のダイオードと第2のスイッチとの接続点に設けられる第8の端子と、を備え、第1の端子と第8の端子との間、第2の端子と第4の端子との間および第3の端子と第5の端子との間とをケーブル接続し、交流電源投入時におけるコンデンサの未充電状態時には抵抗と第2のダイオードを電流が通りコンデンサおよび補助用コンデンサを充電し、またコンデンサが充電状態の時は第1のスイッチをオンすることにより第1のスイッチを電流が通りコンデンサおよび補助用コンデンサを充電し、さらに交流電源遮断時には、第2のスイッチをオンし第1のダイオード、抵抗および第2のスイッチを電流が通り、コンデンサおよび補助用コンデンサの電荷を放電し、放電を確認して第2のスイッチをオフするようにしたので、第2のスイッチをオフした時発生しようとするサージ電圧は、第2のダイオードを通って補助用コンデンサに吸収され、インバータ装置の外部に取り出した部分(スイッチSW2、ダイオードD8)のインバータ装置との距離には制限がなくなる。また、補助用コンデンサに大容量の電解コンデンサを使用すれば、インバータ装置内のコンデンサC1がその大きさにより制限されていた容量を追加することができ、直流電圧のリップル電圧を小さくしたり、交流の瞬時停電に強くする効果がある。
【0054】
さらに、この発明の突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路は、コンバータ部とコンデンサとの間に設けられる第1のスイッチと、この第1のスイッチに並列にコンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードと、第1のスイッチおよび第1のダイオードに並列に設けられる抵抗と第2のダイオードとの直列体と、この抵抗と第2のダイオードとの接続点に設けられる第1の端子と、第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続のコンデンサ側に設けられる第2の端子と、コンデンサの第1のスイッチおよび第1のダイオードの並列接続されていない他端側に設けられる第3の端子と、補助用のダイオードと第2のスイッチとの直列体と、補助用のダイオードと第2のスイッチとの直列体に設けられ、第2および第3の端子と接続する第4および第5の端子と、補助用ダイオードと第2のスイッチとの直列体に並列接続される補助用コンデンサと、補助用のダイオードと第2のスイッチとの接続点に設けられる第8の端子と、を備え、第1の端子と第8の端子との間、第2の端子と第4の端子との間および第3の端子と第5の端子との間とをケーブル接続し、交流電源投入時におけるコンデンサの未充電状態時には抵抗と第2のダイオードを電流が通りコンデンサおよび補助用コンデンサを充電し、またコンデンサが充電状態の時は第1のスイッチをオンすることにより第1のスイッチを電流が通りコンデンサおよび補助用コンデンサを充電し、さらに交流電源遮断時には、第2のスイッチをオンし第1のダイオード、抵抗および第2のスイッチを電流が通り、コンデンサおよび補助用コンデンサの電荷を放電し、放電を確認して第2のスイッチをオフするようにしたので、補助用コンデンサに大容量の電解コンデンサを使用すれば、インバータ装置内のコンデンサがその大きさにより制限されていた容量を追加することができ、直流電圧のリップル電圧を小さくしたり、交流の瞬時停電に強くする効果がある。
【0055】
さらにまた、第1のスイッチおよび第1のダイオードに並列に設けられるところの抵抗と第2のダイオードとの直列体のコンデンサ側に第3のスイッチを直列に設けたので、適宜、第3のスイッチを開くことにより、コンデンサの充電電流を制限することができる。また、第1のスイッチ、第2のスイッチおよび第3のスイッチを全てオフにすることにより、交流から電気的に切り離すことができ、動作の安全性を高めることができる。
【0056】
また、コンバータ部とコンデンサとの間に設けられる第1のスイッチおよびこの第1のスイッチに並列にコンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードの機能をMOSFETを使用して実行するようにしたので、第1のダイオードを使用しなくともよく、部品を減らすことができる。
【0058】
また、この発明の電力変換装置は、突入電流防止用抵抗と、過電圧防止用抵抗と、放電用抵抗とを同一の抵抗で兼用でき、突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路を備えたので、小形・低価格とすることができる。さらに、突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路の一部を外付け回路とすることにより、通常の抵抗、一般に巻線抵抗等の使用が可能となり、一層の小形・低価格とすることができる。また、外付け回路の補助用のコンデンサにより、コンデンサ容量の追加が容易となり、直流電圧のリップル電圧を小さくしたり、交流の瞬時停電に強くする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態であるインバータ装置の回路構成を示す図である。
【図2】この発明の一実施の形態であるインバータ装置の動作を説明するためのタイムチャートと波形を示す図である。
【図3】この発明の一実施の形態であるインバータ装置の過電圧時の動作を説明するためのタイムチャートと波形を示す図である。
【図4】この発明の一実施の形態であるインバータ装置の急速放電時の動作を説明するためのタイムチャートと波形を示す図である。
【図5】この発明の一実施の形態であるインバータ装置の過電圧時の動作を説明するためのタイムチャートと波形を示す図である。
【図6】この発明の一実施の形態に係るインバータ装置における突入電流防止用、過電圧防止用および放電用の制御回路の回路構成を示す図である(MOSFETを使用した例)。
【図7】この発明の一実施の形態に係るインバータ装置における突入電流防止用、過電圧防止用および放電用の制御回路の回路構成を示す図である(IGBTを使用した例)。
【図8】この発明の一実施の形態に係るインバータ装置における突入電流防止用、過電圧防止用および放電用の制御回路の回路構成を示す図である(サイリスタを使用した例)。
【図9】この発明の一実施の形態に係るインバータ装置の回路構成を示す図である。
【図10】この発明の一実施の形態に係るインバータ装置の回路構成を示す図である。
【図11】この発明の一実施の形態に係るインバータ装置の回路構成を示す図である。
【図12】この発明の一実施の形態に係るインバータ装置の回路構成を示す図である。
【図13】この発明の一実施の形態に係るインバータ装置の回路構成を示す図である。
【図14】この発明の一実施の形態に係るインバータ装置の回路構成を示す図である。
【図15】従来のインバータ装置の回路構成を示す図である。
【図16】従来のインバータ装置の回路構成を示す図である(特開平7−99784号公報に記載のもの)。
【図17】従来のインバータ装置にブレーキユニットおよび放電抵抗器を取り付けた外部結線図である。
【図18】従来のインバータ装置にブレーキユニットおよび抵抗器ユニットを取り付けた外部結線図である。
【符号の説明】
10a,10b,10c,10d,10e,10f,10g インバータ装置、 11 コンバータ部、 12 インバータ部、 13a,13b 突入電流防止用、過電圧防止用および放電用の制御回路、 C1,C2 コンデンサ、 D7 ダイオード、 D8,D8a ダイオード、 D1〜D6 整流器、 D11〜D16 整流器、 M モータ、 MC1 電磁接触器、 R1,R2 抵抗、 SW1,SW2 スイッチ、 TR1〜TR6 スイッチング素子、 P11 第1の端子、 P12 第2の端子、 P21 第7の端子、 P22第4の端子、 P23 第8の端子、 N1 第3の端子、 N2 第5の端子、 PR 第6の端子。

Claims (9)

  1. 交流電源を直流電力に変換するコンバータ部と、この直流電力を平滑するコンデンサと、この直流電力を所要の交流電力に逆変換するインバータ部と、を有する電力変換装置における突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路であって、前記コンバータ部と前記コンデンサとの間に設けられる第1のスイッチと、この第1のスイッチに並列に前記コンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードと、前記第1のスイッチおよび前記第1のダイオードに並列に設けられる抵抗と第2のダイオードとの直列体と、この抵抗と第2のダイオードとの接続点と前記コンデンサの他端の電極との間に設けた第2のスイッチと、を備え、
    前記交流電源投入時における前記コンデンサの未充電状態時には前記抵抗と前記第2のダイオードを電流が通り前記コンデンサを充電し、また前記コンデンサが充電状態の時は前記第1のスイッチをオンすることにより前記第1のスイッチを電流が通り前記コンデンサを充電し、さらに前記交流電源遮断時には、前記第2のスイッチをオンし前記第1のダイオード、前記抵抗および前記第2のスイッチを電流が通り、前記コンデンサの電荷を放電し、放電を確認して前記第2のスイッチをオフするようにしたことを特徴とする突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路。
  2. 前記コンデンサの未充電状態時には前記抵抗と前記第2のダイオードを電流が通り前記コンデンサを充電し、また前記コンデンサが充電状態の時は前記第1のスイッチをオンすることにより前記第1のスイッチを電流が通り前記コンデンサを充電し、さらに前記コンデンサの電圧が所定の電圧以上になった時、前記第2のスイッチをオンし、前記第1のダイオード、前記抵抗および前記第2のスイッチを電流が通り前記コンデンサの電荷を放電するようにしたことを特徴とする請求項1記載の突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路。
  3. 前記第1のスイッチまたは前記第2のスイッチは、MOSFET、トランジスタタ、IGBT、サイリスタ及び電磁リレーであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路。
  4. 交流電源を直流電力に変換するコンバータ部と、この直流電力を平滑するコンデンサと、この直流電力を所要の交流電力に逆変換するインバータ部と、を有する電力変換装置における突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路であって、前記コンバータ部と前記コンデンサとの間に設けられる第1のスイッチと、この第1のスイッチに並列に前記コンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードと、前記第1のスイッチおよび前記第1のダイオードの並列接続の両端に設けられる第1および第2の端子と、前記コンデンサの前記第1のスイッチおよび前記第1のダイオードの並列接続されていない他端側に設けられる第3の端子と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体と、前記第2のダイオードと前記第2のスイッチとの直列体に設けられ、前記第2および第3の端子と接続する第4および第5の端子と、前記第2のダイオードと前記第2のスイッチとの直列体に並列接続される補助用コンデンサと、前記第2のダイオードと前記第2のスイッチとの接続点に設けられる第6の端子と、前記第1の端子と接続する第7の端子と、前記第6の端子と前記第7の端子と接続される抵抗と、を備え、前記第1の端子と前記第7の端子との間、前記第2の端子と前記第4の端子との間および前記第3の端子と前記第5の端子との間とをケーブル接続し、前記交流電源投入時における前記コンデンサの未充電状態時には前記抵抗と前記第2のダイオードを電流が通り前記コンデンサおよび前記補助用コンデンサを充電し、また前記コンデンサが充電状態の時は前記第1のスイッチをオンすることにより前記第1のスイッチを電流が通り前記コンデンサおよび前記補助用コンデンサを充電し、さらに前記交流電源遮断時には、前記第2のスイッチをオンし前記第1のダイオード、前記抵抗および前記第2のスイッチを電流が通り、前記コンデンサおよび前記補助用コンデンサの電荷を放電し、放電を確認して前記第2のスイッチをオフするようにしたことを特徴とする突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路。
  5. 交流電源を直流電力に変換するコンバータ部と、この直流電力を平滑するコンデンサと、この直流電力を所要の交流電力に逆変換するインバータ部と、を有する電力変換装置における突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路であって、前記コンバータ部と前記コンデンサとの間に設けられる第1のスイッチと、この第1のスイッチに並列に前記コンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードと、前記第1のスイッチおよび前記第1のダイオードの並列接続の前記コンバータ部側に接続される抵抗と、この抵抗の前記第1のスイッチおよび前記第1のダイオードの並列接続との接続の他端側に設けられる第1の端子と、前記第1のスイッチおよび前記第1のダイオードの並列接続の前記コンデンサ側に設けられる第2の端子と、前記コンデンサの前記第1のスイッチおよび前記第1のダイオードの並列接続されていない他端側に設けられる第3の端子と、第2のダイオードと第2のスイッチとの直列体と、前記第2のダイオードと前記第2のスイッチとの直列体に設けられ、前記第2および第3の端子と接続する第4および第5の端子と、前記第2のダイオードと前記第2のスイッチとの直列体に並列接続される補助用コンデンサと、前記第2のダイオードと前記第2のスイッチとの接続点に設けられる第8の端子と、を備え、
    前記第1の端子と前記第8の端子との間、前記第2の端子と前記第4の端子との間および前記第3の端子と前記第5の端子との間とをケーブル接続し、前記交流電源投入時における前記コンデンサの未充電状態時には前記抵抗と前記第2のダイオードを電流が通り前記コンデンサおよび前記補助用コンデンサを充電し、また前記コンデンサが充電状態の時は前記第1のスイッチをオンすることにより前記第1のスイッチを電流が通り前記コンデンサおよび前記補助用コンデンサを充電し、さらに前記交流電源遮断時には、前記第2のスイッチをオンし前記第1のダイオード、前記抵抗および前記第2のスイッチを電流が通り、前記コンデンサおよび前記補助用コンデンサの電荷を放電し、放電を確認して前記第2のスイッチをオフするようにしたことを特徴とする突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路。
  6. 交流電源を直流電力に変換するコンバータ部と、この直流電力を平滑するコンデンサと、この直流電力を所要の交流電力に逆変換するインバータ部と、を有する電力変換装置における突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路であって、前記コンバータ部と前記コンデンサとの間に設けられる第1のスイッチと、この第1のスイッチに並列に前記コンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードと、前記第1のスイッチおよび前記第1のダイオードに並列に設けられる抵抗と第2のダイオードとの直列体と、この抵抗と第2のダイオードとの接続点に設けられる第1の端子と、前記第1のスイッチおよび前記第1のダイオードの並列接続の前記コンデンサ側に設けられる第2の端子と、前記コンデンサの前記第1のスイッチおよび前記第1のダイオードの並列接続されていない他端側に設けられる第3の端子と、補助用のダイオードと第2のスイッチとの直列体と、前記補助用のダイオードと前記第2のスイッチとの直列体に設けられ、前記第2および第3の端子と接続する第4および第5の端子と、前記補助用ダイオードと前記第2のスイッチとの直列体に並列接続される補助用コンデンサと、前記補助用のダイオードと前記第2のスイッチとの接続点に設けられる第8の端子と、を備え、前記第1の端子と前記第8の端子との間、前記第2の端子と前記第4の端子との間および前記第3の端子と前記第5の端子との間とをケーブル接続し、前記交流電源投入時における前記コンデンサの未充電状態時には前記抵抗と前記第2のダイオードを電流が通り前記コンデンサおよび前記補助用コンデンサを充電し、また前記コンデンサが充電状態の時は前記第1のスイッチをオンすることにより前記第1のスイッチを電流が通り前記コンデンサおよび前記補助用コンデンサを充電し、さらに前記交流電源遮断時には、前記第2のスイッチをオンし前記第1のダイオード、前記抵抗および前記第2のスイッチを電流が通り、前記コンデンサおよび前記補助用コンデンサの電荷を放電し、放電を確認して前記第2のスイッチをオフするようにしたことを特徴とする突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路。
  7. 前記第1のスイッチおよび前記第1のダイオードに並列に設けられるところの前記抵抗と前記第2のダイオードとの直列体の前記コンデンサ側に第3のスイッチを直列に設けたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路。
  8. 前記コンバータ部と前記コンデンサとの間に設けられる第1のスイッチおよびこの第1のスイッチに並列に前記コンデンサの放電方向に設けられる第1のダイオードの機能をMOSFETを使用して実行するようにしたことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の突入電流防止機能と過電圧防止機能および放電機能とを備えた制御回路を備えたことを特徴とする電力変換装置。
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