JPH0789153A - プリンタシステム - Google Patents

プリンタシステム

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JPH0789153A
JPH0789153A JP5261705A JP26170593A JPH0789153A JP H0789153 A JPH0789153 A JP H0789153A JP 5261705 A JP5261705 A JP 5261705A JP 26170593 A JP26170593 A JP 26170593A JP H0789153 A JPH0789153 A JP H0789153A
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Yoko Ikeda
洋子 池田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホストコンピュータが有するフォントデータ
を利用した印刷出力であっても、確実にかつ高速に印刷
出力すること。 【構成】 ホストコンピュータ20のプリンタドライバ
26が、ダウンロードフォントの使用要求があったとき
にユーザメモリ14の残容量情報を問い合わせる問い合
わせ手段26Aと、ユーザメモリの残容量とダウンロー
ドフォントデータの容量とを比較する容量比較手段26
Bと、当該ダウンロードフォントの容量がユーザメモリ
の残容量を上回ったときに第二のフォント展開部21を
起動して当該ダウンロードフォントをビットマップフォ
ントに展開せしめるフォント展開手段26Cと、当該ダ
ウンロードフォントのプリンタ装置10への出力を中止
して当該ダウンロードフォントのビットマップフォント
データを印刷データに合成する印刷データ編集手段26
Dとを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリンタシステムに係わ
り、特にホストコンピュータが有するフォントデータを
利用して印刷データを印刷出力するプリンタシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプリンタシステムのホストコンピ
ュータは、プリンタ装置にダウンロードフォントを登録
する場合、プリンタ装置のユーザメモリ(ダウンロード
フォントデータを登録するメモリ)の有効サイズにかか
わらず、ダウンロードフォントデータを送信していた。
【0003】一方プリンタ装置は、有効なユーザメモリ
のサイズを超えるダウンロードフォントデータを受信し
た場合、有効なメモリサイズを超えたダウンロードフォ
ントはユーザメモリに格納できないため受け捨ててい
た。
【0004】また、受信したダウンロードしたフォント
データを圧縮してユーザメモリに格納するという手法も
用いられていた。(特開平2−92652号公報参照)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来のプ
リンタシステムでは、ダウンロードフォントを用いて印
刷出力しようとしても、ユーザメモリに格納することの
できなかったダウンロードフォントは利用できないた
め、代替フォントを用いて印刷を行っていた。そのた
め、印刷結果はユーザの意図したものと異なってしま
う、という不都合があった。
【0006】また、プリンタ装置が、ダウンロードフォ
ントデータを受信しながら圧縮して、ユーザメモリに格
納する従来例にあっても、登録することのできるダウン
ロードフォントのサイズには限界があり、さらに、プリ
ンタ装置が圧縮しながらデータを受信していると、プリ
ンタ装置のジョブが増加し動作に負担がかかり、従っ
て、プリンタ装置の処理速度低下に結びつく、という不
都合があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、係る従来例の有する不都合を
改善し、特に、ホストコンピュータが有するフォントデ
ータを利用した印刷出力であっても、確実にかつ高速に
印刷出力することのできるプリンタシステムを提供する
ことを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、プリンタ装
置と、このプリンタ装置と双方向通信インタフェースで
接続されたホストコンピュータとを備えている。プリン
タ装置は、ホストコンピュータから送信された印刷デー
タをビットマップフォントデータを用いてラスタイメー
ジデータに変換する描画部と、この描画部からの要求に
応じて第一のフォントデータ又はユーザメモリに格納さ
れた第二のフォントデータをビットマップ展開して当該
ビットマップフォントデータを描画部に出力する第一の
フォント展開部と、この第一のフォント展開部に併設さ
れ第一のフォントデータを格納した第一のフォント記憶
部と、第一のフォント展開部に併設されホストコンピュ
ータから受信した第二のフォントデータを格納するユー
ザメモリとを具備している。ホストコンピュータは所定
のアプリケーションで作成した文章データ及び図形デー
タを描画部が解釈可能な印刷データに変更すると共にホ
ストインタフェースに出力するプリンタドライバと、こ
のプリンタドライバの要求に応じて第二のフォントデー
タをビットマップ展開する第二のフォント展開部と、こ
の第二のフォント展開部に併設され第二のフォントデー
タを格納した第二のフォント記憶部とを具備している。
さらに、プリンタドライバが、所定のアプリケーション
から第二のフォント記憶部に格納された第二のフォント
データの使用要求があったときにユーザメモリの残容量
情報を問い合わせる問い合わせ手段と、この問い合わせ
手段が所得したユーザメモリの残容量と使用要求のあっ
た当該第二のフォントデータの容量とを比較する容量比
較手段と、この容量比較手段による比較の結果当該第二
のフォントデータの容量がユーザメモリの残容量を上回
ったときに第二のフォント展開部を起動して当該第二の
フォントデータをビットマップフォントに展開せしめる
フォント展開手段と、当該第二のフォントデータのユー
ザメモリへの出力を中止して当該第二のフォントのビッ
トマップフォントデータを印刷データに合成する印刷デ
ータ編集手段とを備えた、等の構成を採っている。これ
によって前述した目的を達成しようとするものである。
【0009】
【作用】印刷しようとするデータを所定のアプリケーシ
ョンから受け取ったプリンタドライバ26は、アプリケ
ーションがダウンロードフォントデータの送信を要求し
ているか否かを確認する。送信要求があった場合、プリ
ンタドライバ26の問い合わせ手段26Aは、ホストイ
ンタフェース18を介してユーザメモリ14の空きサイ
ズを問い合わせる。一方、この問い合わせに対し、プリ
ンタ制御部はユーザメモリの残容量を算出した上、ホス
トインタフェース部18に出力する。
【0010】ホストコンピュータ20のプリンタインタ
フェース28は、プリンタ装置10から使用可能なユー
ザメモリの残容量情報を受け取ると、そのサイズをプリ
ンタドライバ部2に引き渡す。プリンタドライバ部26
の容量比較手段26Bは、受け取ったユーザメモリの残
容量とダウンロードフォントデータのサイズとを比較し
て、ダウンロードフォントデータのサイズがユーザメモ
リのサイズより小さい場合、ダウンロードフォントデー
タをプリンタ装置10へ送信する。逆に、フォントデー
タのサイズがユーザメモリのサイズを越えた場合、プリ
ンタドライバ部26のフォント展開手段26Cは、第二
のフォント展開部21を起動して、第二のフォント記憶
部23に格納された当該ダウンロードフォント22Aを
ビットマップフォントに展開する。フォント展開手段2
6Cは当該ビットマップフォントを印刷データ編集手段
26Dに出力し、印刷データ編集手段26Cは、印刷デ
ータにこのビットマップフォントデータ付記する。
【0011】プリンタドライバ26は、アプリケーショ
ンから受け取ったデータをプリンタ装置10の描画部が
解釈可能な印刷データに変更して、さらに、フォントデ
ータのサイズがユーザメモリのサイズを越えていた場
合、印刷データ編集手段26Dは、フォント展開手段2
6Cが展開したビットマップフォントを合成するよう印
刷データを編集する。プリンタドライバ26は、この印
刷データをプリンタインタフェース18を介してプリン
タ装置10に出力する。
【0012】プリンタ装置10のホストインタフェース
18で受信した印刷データは、描画部16によって、第
一のフォント展開部11が生成したビットマップフォン
ト又は第二のフォント展開部が生成したビットマップフ
ォントを用いてラスタイメージデータに展開される。こ
の描画部の印刷データの展開によって生じたラスタイメ
ージデータは、描画メモリ17に格納され、さらに、印
刷部15はこのラスタイメージデータを印刷出力する。
【0013】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。
【0014】図1及び図2は本発明の一実施例のプリン
タシステムのブロック図であり、プリンタシステムは、
プリンタ装置10と、このプリンタ装置10と双方向通
信インタフェースで接続されたホストコンピュータ20
とを備えている。
【0015】本実施例においてプリンタ装置10は、ホ
ストコンピュータ20から送信された印刷データをビッ
トマップフォントデータを用いてラスタイメージデータ
に変換する描画部16と、この描画部16からの要求に
応じて第一のフォントデータ12又はユーザメモリに格
納された第二のフォントデータ22をビットマップ展開
して当該ビットマップフォントデータを描画部16に出
力する第一のフォント展開部11と、この第一のフォン
ト展開部11に併設され第一のフォントデータ12を格
納した第一のフォント記憶部13と、第一のフォント展
開部11に併設されホストコンピュータから受信した第
二のフォントデータ22を格納するユーザメモリ14と
を具備している。さらに、プリンタ装置10は、ホスト
コンピュータ20から送信された印刷データを一時的に
受信するホストインタフェース18と、描画部16が生
成したラスタイメージデータを格納する描画メモリ17
と、この描画メモリ17に格納されたラスタイメージデ
ータを印刷出力する印刷部15と、各部の動作タイミン
グを制御すると共にメモリの割り当てを行うプリンタ制
御部19とを具備している。
【0016】ホストコンピュータ20は所定のアプリケ
ーション25で作成した文章データ及び図形データを描
画部16が解釈可能な印刷データに変更すると共にホス
トインタフェース18に出力するプリンタドライバ26
と、このプリンタドライバ26の要求に応じて第二のフ
ォントデータ22をビットマップ展開する第二のフォン
ト展開部21と、この第二のフォント展開部21に併設
され第二のフォントデータ22を格納した第二のフォン
ト記憶部23とを具備している。
【0017】さらに、プリンタドライバ28が、所定の
アプリケーション25から第二のフォント記憶部23に
格納された第二のフォントデータ22の使用要求があっ
たときにユーザメモリ14の残容量情報を問い合わせる
問い合わせ手段26Aと、この問い合わせ手段26Aが
所得したユーザメモリ14の残容量と使用要求のあった
当該第二のフォントデータ22の容量とを比較する容量
比較手段26Bと、この容量比較手段26Bによる比較
の結果当該第二のフォントデータ22の容量がユーザメ
モリ14の残容量を上回ったときに第二のフォント展開
部21を起動して当該第二のフォントデータ22をビッ
トマップフォントに展開せしめるフォント展開手段26
Cと、当該第二のフォントデータ22のユーザメモリ1
4への出力を中止して当該第二のフォント22のビット
マップフォントデータを印刷データに合成する印刷デー
タ編集手段26Dとを備えたている。
【0018】さらに、描画部16が、印刷データにビッ
トマップフォントデータが含まれているときには当該ビ
ットマップフォントを用いて当該印刷データをラスタイ
メージデータに変換する第二の変換手段を有し、プリン
タ制御部19が、プリンタドライバの問い合わせ手段に
よるユーザメモリの残容量の問い合わせをホストインタ
フェースを介して受信したときに当該ユーザメモリの残
容量を算出して出力する返答手段を有する
【0019】これを詳細に説明する、ホストコンピュー
タ20は、文章や図形を作成しまた編集する装置であ
り、所定のアプリケーションソフトが駆動するパーソナ
ルコンピュータやワークステーションである。アプリケ
ーションソフトを用いて作成し編集した文章や図形はホ
ストコンピュータ20で動作するプリンタドライバ26
によってプリンタ装置10の展開部2が解析可能な印刷
データに変更され、ケーブル等を介してプリンタ装置1
0に出力される。
【0020】所定のアプリケーション25は、文章を作
成するワープロソフトや画像を作成するグラフィックソ
フトなど、ワークステーションやパーソナルコンピュー
タを駆動制御するソフトウエアーである。この所定のア
プリケーションを使用するユーザが、プリンタ装置10
に格納されずホストコンピュータ20に格納されたフォ
ントを利用するときや、ユーザが特に定義した外字など
を用いて印刷出力するとき、所定のアプリケーション2
5はプリンタドライバ26に当該フォントをプリンタ装
置10にダウンロードするよう要求する。この、ホスト
コンピュータ20に格納されたフォントで、かつプリン
タ装置20に出力するフォントがダウンロードフォント
である。所定のアプリケーションは、ダウンロードフォ
ントの使用要求をプリンタドライバ26に出力する。
【0021】第二のフォント記憶部23には、第二のフ
ォントデータ22が格納されている、この第二のフォン
トデータ22は、ホストコンピュータ20に併設された
CRTなどの表示手段に文字を出力するために用いられ
ると共に、ダウンロードフォントとして印刷データの出
力に用いられる。また、ユーザが定義した外字などもこ
のフォント記憶部23に格納される。第二のフォント記
憶部23は、記憶手段であり、ハードディスクや光磁気
ディスクまたはフロッピーディスクやRAMなど第二の
フォント記憶部23となりうる媒体は様々だが、ここで
は、オペレーティングシステムに領域確保されたハード
ディスクの一部分が第二のフォント記憶部23として機
能していて、オペレーティングシステムのハードディス
クドライバによってその動作を制御されている。
【0022】第二のフォント展開部21は、フォントデ
ータを、そのフォントデータを使用したいデバイスが求
める形式に変換して出力する。ここでは、そのデバイス
は、ホストコンピュータに併設された表示手段であり、
又はプリンタ装置である。さらに、例えば、FAXモデ
ムやグラフィックソフトなどにフォントデータを展開し
て供給する場合もある。第二のフォント展開部21は、
オペレーティングシステムの種類によって、単独で種々
のデバイスに対応する場合と、種々のデバイスに対して
複数の手段が独立して対応している場合など、その構成
には幅がある。ここでは、第二のフォント展開部21
は、各プリンタ装置10が求める解像度等に応じてフォ
ントデータをビットマップ展開したのちこれをプリンタ
ドライバ26に供給している。
【0023】第二のフォントデータ22は、大きく、ア
ウトラインフォントである場合とビットマップフォント
である場合とがあり、それぞれ、データの容量削減のた
め特殊な形式で保存されていて、展開手段を経由するこ
とでビットマップデータとして各デバイスに利用され
る。プリンタ装置10に格納された第一のフォントデー
タもこの点は同様である。
【0024】プリンタドライバ26は、所定のアプリケ
ーションが編集した印刷データを、プリンタが解釈する
ことのできる印刷コマンドに変換する。プリンタドライ
バ26は、通常、アプリケーションによって呼び出さ
れ、使用するプリンタ装置10の種類に応じた印刷デー
タの生成を行う。
【0025】ここでは、プリンタドライバ26は、ユー
ザメモリの残容量情報を問い合わせると共に、この残容
量情報を所得するる問い合わせ手段26Aと、この問い
合わせ手段26Aが所得したユーザメモリの残容量と使
用要求のあったダウンロードフォントの容量とを比較す
る容量比較手段26Bと、当該ダウンロードフォントの
容量がユーザメモリの残容量を上回るときに第二のフォ
ント展開部21を起動して当該ダウンロードフォントを
ビットマップフォントに展開せしめるフォント展開手段
26Cと、当該ダウンロードフォントの出力を中止して
当該ダウンロードフォントのビットマップフォントデー
タを印刷データに合成したうえプリンタ装置10に出力
する印刷データ編集手段26Dとを有している。
【0026】問い合わせ手段26Aは、インタフェース
を介してプリンタ制御部19に問い合わせを発行し、こ
れを受けたプリンタ制御部19は、当初に割り当ててあ
ったユーザメモリの容量から登録されているダウンロー
ドフォントの容量を引き、このユーザメモリの残容量を
ホストインタフェース18を介してプリンタインタフェ
ース28に出力する。
【0027】容量比較手段26Bは、使用要求のあった
ダウンロードフォントの容量を合計し、この合計したサ
イズと、ユーザメモリの残容量とを比較する。ダウンロ
ードフォントの容量がユーザメモリ14の残容量を上回
るとき、容量比較手段26Bは、フォント展開手段26
Cを起動し、逆に、ダウンロードフォントの容量がユー
ザメモリ14を下回るときは通常のダウンロードフォン
ト登録工程に処理を移行する。
【0028】容量比較手段26Bに起動されたフォント
展開手段26Cは、当該ダウンロードフォントを特定す
るコードと、フォントの展開に関わる設定を第二のフォ
ント展開部21に出力する。これを受けて第二のフォン
ト展開部21は、ダウンロードフォントを特定するコー
ドから、実際のフォントデータを第二のフォント記憶部
23から呼び出す。このダウンロードフォントを展開し
てビットマップフォントを生成したのち、このビットマ
ップフォントを印刷データ編集手段26Dに出力する。
【0029】印刷データ編集手段26Dは、描画部16
が解釈可能な状態に変換された印刷データの、フォント
に関わる部分を編集する。この編集は、ダウンロードフ
ォントを指定するコードでの表現を、実際のビットマッ
プフォントデータへの変更であり、印刷データのページ
毎にこのページが使用するダウンロードフォントのビッ
トマップデータを付記する。プリンタドライバ26は、
この様に編集した印刷データを、インタフェースを介し
てプリンタ装置20に出力する。
【0030】ホストインタフェース18には図示しない
受信バッファが併設され、ホストコンピュータからの印
刷データはまずこの受信バッファに格納される。受信バ
ッファは、ホストコンピュータ1とプリンタ装置10と
の間のデータ転送処理の速度向上及びホストコンピュー
タ1の早期開放の目的で設けられている。また、ホスト
インタフェース18とプリンタインタフェース28との
間は、双方向用通信ケーブルで接続されている。
【0031】第一のフォント展開部11は、印刷データ
に指定されたフォントをビットマップフォントデータに
ビットマップ展開する。このビットマップ展開時に必要
なフォントデータは第一のフォント記憶手段3又はユー
ザメモリ14から供給される。フォントデータがアウト
ラインフォントの場合は、フォントの展開処理を行なっ
た上で、印刷データに記載された書式に基づいて、イメ
ージデータであるビットマップフォントデータを生成す
る。フォントデータがビットマップフォントの場合は、
当該ビットマップフォントを書式に併せて描画部16が
使用することのできるビットマップフォントデータの形
式に変換する。
【0032】描画部16は、ビットマップフォントデー
タを用いて印刷データをラスタイメージデータに変換し
てページ単位またはライン単位で描画メモリ17に描画
する。描画部16は、第一のフォント展開部11が生成
したビットマップフォントを用いて印刷データを展開す
る第一の展開手段と、ホストコンピュータ20の第二の
フォント展開部21が生成したビットマップフォントを
用いて印刷データの展開を行う第二の展開手段を有して
いる。第一の展開手段における印刷データ中、フォント
に関わる部分はフォントID及び文字コードで表現されて
おり、描画部16はこのフォントID及び文字コードで特
定されるフォントのビットマップフォントデータを第一
のフォント展開部11に要求する。印刷データに直接ビ
ットマップフォントが含まれている場合、描画部16は
当該ビットマップフォントを用いて印刷データの展開を
行う。
【0033】描画メモリ17に描画されたラスタイメー
ジデータは、印刷部15によって媒体に印刷出力され
る。プリンタ装置10は印刷部15の構成によって、レ
ーザプリンタ,インクジェットプリンタ,感熱式プリン
タやドットインパクトプリンタなどに分類されるが、本
発明は印刷部7の構成によっては限定されない。印刷部
15は、ここでは、光導電体面にレーザビームで露光し
て静電的な像を作り、この像にトナーを付着させて現像
したのち、熱や圧力で溶解することで用紙に定着させる
レーザープリンタ方式を採用している。
【0034】ユーザメモリ14には、ダウンロードした
フォントデータが格納されている。プリンタ装置10は
通常その印刷出力に用いるフォントデータを有している
が、プリンタ装置10の使用者が特に定義した書体やホ
ストコンピュータにのみ格納されたフォントデータを用
いて印刷出力したいという要求があり、その際にはホス
トコンピュータ1に格納されたフォントデータをプリン
タ装置10にダウンロードして印刷出力するようになっ
ている。また、プリンタ装置10が備えていないフォン
トデータをホストコンピュータ1が有するときも、当該
フォントデータをプリンタ装置10にダウンロードし
て、このフォントデータを用いて印刷出力するようにな
っている。そのため、フォント格納部5に格納されたフ
ォントデータはプリンタ装置10が有する第一のフォン
トデータよりも優先して印刷出力に利用されるようにな
っている。
【0035】プリンタ制御部7は、プリンタ装置の各部
の動作タイミングなどの制御を行う共に、各部へのメモ
リの割り当てを行う。例えば、印刷部15の動作制御を
行い、また、描画メモリ17やホストインタフェース1
8に併設された受信バッファ及びユーザメモリに記憶領
域を割り当てる。また、プリンタドライバ26の問い合
わせ手段26Aに対し、ユーザメモリの残容量情報を出
力する。
【0036】次に、図3のフローチャートを用いてプリ
ンタドライバの動作を中心に本実施例の作用を説明す
る。
【0037】印刷しようとするデータを所定のアプリケ
ーションから受け取ったプリンタドライバ26は、アプ
リケーションからダウンロードフォントデータの送信を
要求しているか否かを確認する(ステップS1)。送信
要求があった場合、プリンタドライバ26の問い合わせ
手段26Aは、ホストインタフェース18を介してユー
ザメモリ14の空きサイズを問い合わせる(ステップS
2)。一方、この問い合わせに対し、プリンタ制御部は
ユーザメモリの残容量を算出した上、ホストインタフェ
ース部18に出力する。
【0038】ホストコンピュータ20のプリンタインタ
フェース28は、プリンタ装置10から使用可能なユー
ザメモリの残容量情報を受け取ると(ステップS3)、
そのサイズをプリンタドライバ部2に引き渡す。プリン
タドライバ部26の容量比較手段26Bは、受け取った
ユーザメモリの残容量とダウンロードフォントデータの
サイズとを比較して(ステップS4)、ダウンロードフ
ォントデータのサイズがユーザメモリのサイズより小さ
い場合、ダウンロードフォントデータをプリンタ装置1
0へ送信する。逆に、フォントデータのサイズがユーザ
メモリのサイズを越えた場合、プリンタドライバ部26
のフォント展開手段26Cは第二のフォント展開部21
を起動して第二のフォント記憶部23に格納された当該
ダウンロードフォント22Aをビットマップフォントに
展開する(ステップS6)。さらに、印刷データ編集手
段26Dはフォント展開手段26Cが展開したビットマ
ップフォントを印刷データに合成するよう編集する。
(ステップS7)。
【0039】プリンタドライバ26は、アプリケーショ
ンから印刷開始指示があれば(ステップS8)、受け取
った印刷データをプリンタ装置10の描画部が解釈可能
な印刷データに変更して(ステップS9)、この印刷デ
ータをプリンタインタフェース18を介してプリンタ装
置10に出力する(ステップS10)。
【0040】プリンタ装置10のホストインタフェース
18で受信した印刷データは、描画部16によって、第
一のフォント展開部11が生成したビットマップフォン
ト又は第二のフォント展開部が生成したビットマップフ
ォントを用いてラスタイメージデータに展開される。こ
の描画部の印刷データの展開によって生じたラスタイメ
ージデータは描画メモリ17に格納され、さらに、印刷
部15はこのラスタイメージデータを印刷出力する。
【0041】上述したように第一実施例によると、ユー
ザメモリ14の残容量が少なくダウンロードフォントを
格納し得ないときでも、プリンタドライバ26が、ホス
トコンピュータ上で印刷に必要な当該ダウンロードフォ
ントのビットマップデータを生成するよう制御するた
め、プリンタ装置20が有する通常の展開処理に割り当
てられたメモリのみを用いて印刷出力することができ
る。
【0042】第二実施例を図面を参照して説明する。
【0043】第二実施例では、第二のフォント展開部2
1が、ホストコンピュータ20上で設定された又は接続
されたプリンタ装置10の解像度に応じてフォントデー
タをビットマップフォントデータに展開する解像度設定
機能を有する、という構成を採っている。その他の構成
は第一実施例と同様である。
【0044】第一実施例において容量比較手段26Bに
起動されたフォント展開手段26Cは、当該ダウンロー
ドフォントを特定するコードと、フォントの展開に関わ
る設定を第二のフォント展開部21に出力する。これを
受けて第二のフォント展開部21は、ダウンロードフォ
ントを特定するコードから、実際のフォントデータを第
二のフォント記憶部23から呼び出す。このダウンロー
ドフォントを展開してビットマップフォントを生成した
のち、このビットマップフォントを印刷データ編集手段
26Dに出力していた。
【0045】第二実施例では、フォントの展開に関わる
設定が、書体、文字サイズなど文字スタイルだけでなく
ビットマップフォントを出力しようとするプリンタ装置
20の解像度を含んでいる。この解像度は、プリンタド
ライバ26が有する接続されたプリンタ装置20の解像
度か、若しくは所定のアプリケーションで使用を宣言さ
れたプリンタ装置20の解像度である。
【0046】第二のフォント展開部21は、特にフォン
トデータがアウトラインフォントの場合、この解像度設
定に基づいてフォントの展開処理を行う。このため、第
二実施例では、ホストコンピュータが有するフォントデ
ータを利用した印刷出力であっても、印刷出力の品位を
なんら減少させることなく、確実にかつ高速に印刷出力
することのできるプリンタシステムを提供することがで
きる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明によると、プ
リンタのユーザメモリの残容量がダウンロードフォント
の容量に満たない場合でも、プリンタのエラーを発生す
ることなく、ユーザが意図した通りに確実に印刷するこ
とができ、また、プリンタ内部でフォントデータの圧縮
および伸長を行う必要がないので、プリンタの処理速度
が圧縮する場合より速くなり、このため、高速に印刷出
力することができる従来にない優れたプリンタ装置を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】プリンタドライバの構成を示す機能ブロック図
である。
【図3】本実施例の作用を示すフローチャートである。
【符号の簡単な説明】
10 プリンタ装置 11 第一のフォント展開部 12 第一のフォントデータ 13 第一のフォント記憶部 14 ユーザメモリ 14a ユーザメモリの残容量情報 15 印刷部 16 描画部 17 描画メモリ 18 ホストインタフェース 20 ホストコンピュータ 21 第二のフォント展開部 22 第二のフォントデータ 23 第二のフォント記憶部 25 所定のアプリケーション 26 プリンタドライバ 26A 問い合わせ手段 26B 容量比較手段 26C フォント展開手段 26D 印刷データ編集手段 28 プリンタインタフェース

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホストコンピュータから送信された印刷
    データをビットマップフォントデータを用いてラスタイ
    メージデータに変換する描画部と、この描画部からの要
    求に応じて第一のフォントデータ又はユーザメモリに格
    納された第二のフォントデータをビットマップ展開して
    当該ビットマップフォントデータを前記描画部に出力す
    る第一のフォント展開部と、この第一のフォント展開部
    に併設され前記第一のフォントデータを格納した第一の
    フォント記憶部と、前記第一のフォント展開部に併設さ
    れ前記ホストコンピュータから受信した第二のフォント
    データを格納するユーザメモリとを具備したプリンタ装
    置を有し、 所定のアプリケーションで作成した文章データ及び図形
    データを前記描画部が解釈可能な印刷データに変更する
    と共に前記ホストインタフェースに出力するプリンタド
    ライバと、このプリンタドライバの要求に応じて第二の
    フォントデータをビットマップ展開する第二のフォント
    展開部と、この第二のフォント展開部に併設され前記第
    二のフォントデータを格納した第二のフォント記憶部と
    を具備したホストコンピュータを有してなるプリンタシ
    ステムにおいて、 前記プリンタドライバが、所定のアプリケーションから
    前記第二のフォント記憶部に格納された第二のフォント
    データの使用要求があったときに前記ユーザメモリの残
    容量情報を問い合わせる問い合わせ手段と、この問い合
    わせ手段が所得した前記ユーザメモリの残容量と使用要
    求のあった当該第二のフォントデータの容量とを比較す
    る容量比較手段と、この容量比較手段による比較の結果
    当該第二のフォントデータの容量が前記ユーザメモリの
    残容量を上回ったときに前記第二のフォント展開部を起
    動して当該第二のフォントデータをビットマップフォン
    トに展開せしめるフォント展開手段と、当該第二のフォ
    ントデータの前記ユーザメモリへの出力を中止して当該
    第二のフォントのビットマップフォントデータを前記印
    刷データに合成する印刷データ編集手段とを有したこと
    を特徴とするプリンタシステム。
  2. 【請求項2】 前記第二のフォント展開部が、ホストコ
    ンピュータ上で設定された又は接続されたプリンタ装置
    の解像度に応じてフォントデータをビットマップフォン
    トデータに展開する解像度設定機能を有することを特徴
    とする請求項1記載のプリンタシステム。
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