JP2689886B2 - ドットプリンタ装置 - Google Patents

ドットプリンタ装置

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JP2689886B2
JP2689886B2 JP5347900A JP34790093A JP2689886B2 JP 2689886 B2 JP2689886 B2 JP 2689886B2 JP 5347900 A JP5347900 A JP 5347900A JP 34790093 A JP34790093 A JP 34790093A JP 2689886 B2 JP2689886 B2 JP 2689886B2
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美鶴 高橋
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットプリンタ装置に
係り、特に、アウトラインフォント印字機能を持つドッ
プリンタ装置に関する。
【0002】プリンタ装置には、印字部の構成によっ
て、ドットプリンタ、インクジェットプリンタ、レーザ
ープリンタ等に分類され、また、印刷データの処理単位
によって、シリアルプリンタ、ページプリンタ等に分類
される。本発明はシリアルドットプリンタのみを対象
としている。
【0003】
【従来の技術】パーソナルコンピュータなどの上位装置
からプリンタ装置に送られる印刷データの形式は、プリ
ンタ装置がフォントを持っているか否かにより、二種類
存在する。一方は、プリンタ内部にフォントデータを持
っている場合の印刷データであり、この印刷データは、
文字コード及び文字サイズを中心に記述される。プリン
タ装置の製造時に設置されたフォントデータから、対象
となるフォントデータを取り出して印字する。アウトラ
インフォントを印字する場合には、ラスタライザを使用
してアウトラインフォントのビットマップ化を行った
後、印字処理に移行する。
【0004】他方は、プリンタ装置の内部にフォントも
ラスタライザも備えていない場合の印刷データであり、
この印刷データは、ビットマップデータを中心に記述さ
れる。アウトラインフォントを印字する場合には、上位
装置が備えたラスタライザを使用して、上位装置が有し
ているアウトラインフォントをビットマップ化する。そ
して、ラスライザによりビットマップデータが生成さ
れ、印刷データは、ビットマップデータを中心に記述さ
れることとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、アウトラインフ
ォントの印字機能を持つプリンタ装置が、使用できるア
ウトラインフォントは、プリンタ装置の内部に格納され
たフォントに限られていた。それ以外のフォントを上位
装置で選択した場合、アウトラインフォントを印字する
為には、上位装置のラスタライザでビットマップに展開
したのち、このビットマップデータをプリンタに転送し
なければならなかった。ビットマップデータを送る場
合、膨大なデータ量が転送されることから、印字完了ま
でに長時間を要するという不都合があった。また、この
場合、上位装置が長時間拘束されてしまう、という不都
合も生じていた。
【0006】また、上位装置で展開するときの印字密度
と、プリンタの印字密度が一致しない場合、プリンタ側
で印字密度の変換を行うために、印字品位の劣化を招
く、という不都合があった。特に、ドットプリンタ装置
は、解像度低いために、著しく印字品位の劣化を招く
場合があった、という不都合があった。
【0007】
【発明の目的】本発明は、かかる従来例の有する不都合
を改善し、特に、アウトラインフォントを用いた印刷処
理を、ハードウエア資源を有効に活用して、高速にかつ
高品位に行なうことのできるドットプリンタ装置を提供
することを、その目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明では、ビットマッ
プに展開されていないアウトラインフォントからなるイ
ンストールフォントを格納する不揮発性メモリと、上位
装置から送信されたアウトラインフォントのインストー
ルを受け付けて当該アウトラインフォントからなるイン
ストールフォントをビットマップに展開せずに前記不揮
発性メモリに格納するフォント格納部と、予め設置され
た内部フォントと前記不揮発性メモリに格納されたイン
ストールフォントとの切替を行うフォント切替部と、
のフォント切替部で切替えられた前記インストールフォ
ントをビットマップに展開するラスタライザとを備え
た、という構成を採っている。これによって前述した目
的を達成しようとするものである。
【0009】
【作用】まず、アウトラインフォントのインストールの
作用を説明する。上位装置からフォントのインストール
の依頼があると、まず、フォント格納部が、フォント名
と共にアウトラインフォントデータを受信する。フォン
ト格納部は、受信したアウトラインフォントのフォント
IDやフォント名等をフォント切替部に出力する。そし
て、受信したアウトラインフォントは、不揮発性メモリ
に格納する。
【0010】次に、上位装置から印刷データを受信して
印刷出力する場合の作用について説明する。まず、上位
装置から印刷データが送信されると、フォントIDによ
る書体の指定が無い場合、フォント切替部は、最後にイ
ンストールされたアウトラインフォントを選択して、こ
の選択をラスタライザに出力する。これを受けたラスタ
ライザは、不揮発性メモリ又は内部フォントから、アウ
トラインフォントの供給を受ける。ラスライザは、こ
のアウトラインフォントを、印字部が求める解像度でビ
ットマップ化したうえ、印字部に出力する。
【0011】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本実施例の構成を示すブロック図である。
ットプリンタ装置10は、アウトラインフォント2aを
展開するラスタライザ1と、このラスタライザ1に接続
された不揮発性メモリ3と、フォント2aのインストー
ルを受け付けて不揮発性メモリ3にインストールフォン
ト2bを格納するフォント格納部4と、予め設置された
内部フォント2cとインストールフォント2bとの切替
を行うフォント切替部5とを備えている。
【0012】また、内部フォント2cは、ドットプリン
タ装置10の製造時に、内部フォント用メモリ6に保存
されている。さらに、ラスタライザ1には、実際の印字
出力を行なう印字部7が併設されている。
【0013】不揮発性メモリ3は、何度でも上書きがで
きる構造であり、磁気又は光若しくはその両方を用いて
デジタルデータの書き込み/再生を行なう。本実施例で
は、書き込みおよび読出しの速度や、記憶容量などか
ら、ハードディスクを採用している。また、不揮発性で
あれば、半導体を用いたメモリでもよい。
【0014】次に、ドットプリンタ装置の動作を、図2
を参照して説明する。
【0015】まず、アウトラインフォント2aのドット
プリンタ装置10へのインストール動作について説明す
る。パソコンなどの上位装置20で、アウトラインフォ
ント2aをドットプリンタ装置10にインストールする
ため、プリンタドライバ21を起動し、フォントID等
の情報を選択することでインストールするアウトライン
フォントを特定する。プリンタドライバ21は、上位装
置20のディスプレイ表示部(図示せず)の解像度や、
上位装置20のラスタライザ(図示せず)の種類などを
判断し、ドットプリンタ装置10の印字密度やラスタラ
イザ10に合わせてアウトラインフォント2aの加工を
行う。基本的には、上位装置20のラスタライザとドッ
トプリンタ装置10のラスタライザ12とが同じことが
望ましい。両者で相違があるときは、当然にアウトライ
ンフォントのデータ形式も異なっているため、付属のプ
リンタドライバ21が、インストールするアウトライン
フォント2aを、ドットプリンタ装置10のラスタライ
ザ1に合わせたデータに変換する。
【0016】データの加工が終わると、ドットプリンタ
装置にアウトラインフォントデータ2aを転送する。
ットプリンタ装置10では、フォント格納部4が、この
転送されたデータ2aを受信して、不揮発性メモリ3に
格納する。これによって、特に印刷データ中のコマンド
や、ドットプリンタ装置10の操作パネルからの設定指
令によるフォントの切り替えがない限り、転送されたデ
ータ2aは最も優先順位の高いフォントとして選択され
る。
【0017】次に、このフォントのインストールが終わ
ったドットプリンタ装置の印刷出力動作について説明す
る。上位装置20上で動作するアプリケーションソフト
ウエアから印字命令が出されると、プリンタドライバ
は、アプリケーションが生成したデータをドットプリ
ンタ装置10が解析できるデータに編集することで、印
刷データを生成する(ステップS1)。ドットプリンタ
装置10がこの印刷データを受信すると(ステップS
2)、フォント切替部5は、文字コードデータであれば
(ステップS3)、最後にインストールされたアウトラ
インフォント2bを選択する(ステップS4)。受信し
た印刷データ中の文字コード、ラスタライザ1に出力
され、ラスタライザ1では、フォント切替部を介してア
ウトラインフォントの展開を行う(ステップS5)。ビ
ットマップ化されたデータは印字部に出力され、印字部
では、このビットマップデータに基づいてヘッドを駆動
し、ドットインパクトによって媒体に印字出力する(ス
テップS6)。
【0018】印刷出力に用いるフォントの選択は、印刷
データ中のコマンドでの指定や、あるいは操作パネルか
らの設定指令によって、フォント切替部5が指定された
フォントを選択するため(ステップS4)、もしここ
で、ドットプリンタ装置の製造時に内部フォント用メモ
リ5に格納された内部フォント2cで印字を行いたいと
きは、上位装置20でのコマンド指定あるいは印刷装置
の操作パネルで切り替えが可能である。
【0019】インストールされたフォントでもなく、プ
リンタの内部フォントでもないフォントが指定された場
合、上位装置は、従来通りビットマップデータを転送す
ることになる。
【0020】インストールフォント2bは、不揮発性メ
モリ3に格納されているため、異なるフォントをインス
トールしたいときは、再度、上位装置20で、プリンタ
ドライバ21を操作し、同じ操作を行えば前のフォント
が解除されて新しいフォント2aをインストールでき
る。また、複数のフォントを頻繁に使用したい場合、
ットプリンタ装置10の内部フォント2cを書き換える
ことはできないため、不揮発性メモリ3を、複数のフォ
ントのインストールを可能にする程度の容量にする。
【0021】また、フォント格納部は、アウトラインフ
ォントのインストールを、当該フォントの文字コードの
範囲のみで受け付けるコード別格納機能を備えている。
印刷出力に使用する文字コードが、特定範囲に絞れる場
合はその文字コード範囲を指定できるようにするもので
ある。文字コードの範囲を限定することにより、より多
くのフォントがインストールできる。
【0022】文字コードの範囲を限定するのは、例え
ば、ひらがなに限定する場合や、カタカナ、英数字のみ
に限定する場合である。また、一般的な文章の印刷を目
的とするドットプリンタ装置の場合、JISの文字コー
ドは常用漢字表と異なるため、文字コードから、常用漢
字のみを収集して限定してもよく、また、人名・地名の
みに限定してもよい。フォント格納部4が、コード別格
納機能によってこのような限定を受け付けることで、
ットプリンタ装置10の使用されかたに応じて、貴重な
不揮発性メモリの容量を最大限に有効活用することがで
きる。
【0023】コード別格納機能は、具体的には、インス
トールを受け付けて不揮発性メモリに格納した文字コー
ドの限定を、一覧表にしてフォント切替部5に出力す
る。印刷データを受信したとき、フォント切替部5は、
この一覧表に基づいてラスタライザへフォントの供給の
可否を判定し、インストールされていない文字コードを
印刷データ中に発見したときは、当該文字コードのビッ
トマップデータを上位装置20のプリンタドライバ21
に要求する。
【0024】
【発明の効果】本発明は以上のように構成され機能する
ので、これによると、フォント格納部が、アウトライン
フォントのインストールを受け付けて、不揮発性メモリ
に格納するため、ラスタライザが、このインストールフ
ォントを用いてビットマップ化することができる。この
ため、上位装置側でアウトラインフォントをビットマッ
プ化したのちにドットプリンタ装置に出力する必要がな
くなるため、印字時間が短縮される。さらに、ラスタラ
イザが、印字部の特性にあった印字密度でビットマップ
化するため、ドットプリンタ装置に特有の解像度の違い
から生ずる印字品位劣化も生じない。また、ドットプリ
ンタ装置へのアウトラインフォントの供給を、フォント
データのみで行うため、フォントカートリッジによる場
合よりも、安価にアウトラインフォントを供給すること
ができる。このように、不揮発性メモリなどのハードウ
エア資源を有効に活用して、高速かつ高品位にアウトラ
インフォントの印刷出力を行なうことのできる従来にな
い優れたドットプリンタ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施例によるアウトラインフォント出力処理
の工程を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ラスタライザ 2a アウトラインフォント 2b インストールフォント 2c 内部フォント 3 不揮発性メモリ 4 フォント格納部 5 切替部 6 内部フォント用メモリ 7 印字部 10 ドットプリンタ装置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビットマップに展開されていないアウト
    ラインフォントからなるインストールフォントを格納す
    不揮発性メモリと、上位装置から送信されたアウトラ
    インフォントのインストールを受け付けて当該アウトラ
    インフォントからなるインストールフォントをビットマ
    ップに展開せずに前記不揮発性メモリに格納するフォン
    ト格納部と、予め設置された内部フォントと前記不揮発
    性メモリに格納されたインストールフォントとの切替を
    行うフォント切替部と、このフォント切替部で切替えら
    れた前記インストールフォントをビットマップに展開す
    るラスタライザとを備えたことを特徴とするドットプリ
    ンタ装置。
  2. 【請求項2】 前記フォント格納部が、前記インストー
    ルフォントの文字コードの範囲を限定して受け付けるコ
    ード別格納機能を備えたことを特徴とした請求項1記載
    のプリンタ装置。
JP5347900A 1993-12-24 1993-12-24 ドットプリンタ装置 Expired - Lifetime JP2689886B2 (ja)

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JPH07186467A JPH07186467A (ja) 1995-07-25
JP2689886B2 true JP2689886B2 (ja) 1997-12-10

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Family Cites Families (7)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Also Published As

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JPH07186467A (ja) 1995-07-25

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Effective date: 19970729