JP3342236B2 - 情報処理装置及びその制御方法 - Google Patents

情報処理装置及びその制御方法

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JP3342236B2 JP14336395A JP14336395A JP3342236B2 JP 3342236 B2 JP3342236 B2 JP 3342236B2 JP 14336395 A JP14336395 A JP 14336395A JP 14336395 A JP14336395 A JP 14336395A JP 3342236 B2 JP3342236 B2 JP 3342236B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ送信装置、デー
タ転送装置およびその方法、印刷システムおよびその制
御方法に係り、特に、データを圧縮して転送可能なデー
タ送信装置、データ転送装置およびその方法、印刷シス
テムおよびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、一般的なプリンタシステムの構
成を説明する図である。図において、プリンタ120
は、プリンタコントローラ121とプリンタエンジン1
22を備えている。プリンタコントローラ121は、ホ
ストコンピュータ100等の外部装置から供給される描
画データをインターフェース110を介して受信し、そ
の受信したデータ列を内部のCPUを用いてソフトウェ
ア的にデータ解析し、その解析結果を用いてイメージデ
ータを生成し、内部の描画イメージデータ・メモリに格
納し、プリンタエンジン122に送出する。プリンタエ
ンジン122は、レーザビームプリンタ(LBP)や、
バブルジェットプリンタ(BJ)等に代表され、プリン
タコントローラ121から受け取ったイメージデータを
記録紙等の媒体に定着する。
【0003】近年、プリンタエンジン122の出力解像
度の高解像度化や、プリンタ120の扱うデータの高度
化に伴う通信データ量の増大から、通信データを圧縮し
た形態でデータ供給源よりプリンタ120に送出し、プ
リンタ120は受信したデータを伸長した後に所定の処
理を施して印刷を行なうことによって通信データ量を削
減し、通信時間の削減、バッファメモリの削減等を実現
し、プリンタシステム全体の効率化を実現した機種も登
場してきた。
【0004】このような圧縮/伸長機能具体的にサポ
ートするためには、データ供給源側およびプリンタ装置
側の双方にCPU等のプロセッサを用い、ソフトウェア
的に処理するか、若しくはプロセッサによる圧縮/伸長
の処理自体の負荷を軽減するため、その圧縮/伸長処理
を専用のハードウェアを用いて実現する形となってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、実際に
は圧縮/伸長を高速に実行するためには、前述のように
圧縮/伸長のための専用のハードウェアを備える必要が
あり、これはコスト増大に大きな影響を与えることか
ら、全ての機器において上記の専用のハードウェアが備
えられるまでには至っていない。即ち、例えば、圧縮/
伸長をソフトウェアによって実現する機器、ハードウェ
アによって実現する機器、或いは圧縮/伸長の機能を備
えていない機器からなるシステムのように、圧縮/伸長
の能力(主に処理速度)を異にする機器を接続してシス
テムを構築しているのが現状である。
【0006】具体的には、例えば、ホストコンピュータ
100とプリンタ120が共に圧縮/伸長の機能ハー
ドウェアで実現している場合、いずれか一方がソフトウ
ェアで実現している場合、いずれもソフトウェアで実現
している場合、若しくはいずれか一方が圧縮/伸長の機
能を備えていない場合等がある。
【0007】このように圧縮/伸長の機能を異にする機
器を接続してシステムを構成した場合、必ずしも印刷デ
ータを圧縮して転送することが印刷処理に要する全体的
な時間を短縮し、印刷処理を高速化することができると
は限らない。
【0008】即ち、印刷データの供給源とプリンタ装置
間のインターフェース手段でのデータ転送速度は、実際
に接続される機器同士のインターフェース手段によって
異なり、また、上記のように圧縮/伸長の能力も機器に
よって様々であり、更に、転送する印刷データ量もその
都度異なる。従って、印刷データを圧縮することなく、
そのままプリンタ装置に転送した方が印刷に要する全体
的な処理時間が短い場合も当然にある。
【0009】例えば、ハードウェアによって圧縮機能を
実現したデータ供給源からソフトウェアによって伸長機
能を実現したプリンタ装置に、高速のインターフェース
手段を用いてデータ転送する場合、データ供給源におけ
るデータ圧縮は高速処理が可能であるが、その圧縮した
データを受信するプリンタ装置側においては、ソフトウ
ェアによって伸長を行うために多大な時間を要する。こ
のような場合、高速のインターフェース手段を用いて非
圧縮データを転送した方が全体的な印刷時間が短縮でき
る場合がある(もっとも、プリンタ装置側の受信データ
バッファ容量と圧縮データ量との関係にも依存するが、
データ供給源が印刷処理から解放されるのは速い)。
【0010】一方、ソフトウェアによって圧縮機能を実
現したデータ供給源からハードウェアによって伸長機能
を実現したプリンタ装置に、高速のインターフェース手
段を用いてデータ転送する場合においても、圧縮処理に
多大な時間を要するため、データ供給源から非圧縮デー
タをそのままプリンタ装置に転送した方が、データ供給
源側の印刷処理からの解放、或いは全体的な印刷処理の
時間の削減の観点から有利な場合がある。
【0011】また、ここに挙げた、データ供給源若しく
はプリンタ装置における圧縮/伸長の能力(例えば、処
理速度)、インターフェース手段(例えば、データ転送
速度)、転送データの内容(例えば、データ量)等の各
要素の組み合わせによって、最適な処理方法が異なると
も言える。
【0012】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、データの転送を合理化することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】および
【作用】上記問題点を解決するため、本発明の1つの側
面に係る情報処理装置は、印刷制御装置にデータを送信
する情報処理装置であって、前記印刷制御装置に圧縮し
たデータを送信した場合に要する第1の時間を算出する
第1算出手段と、前記印刷制御装置に圧縮していないデ
ータを送信した場合に要する第2の時間を算出する第2
算出手段と、前記第1の時間と前記第2の時間とを比較
して、前記印刷制御装置に送信するデータを圧縮するか
否かを判定する判定手段と、前記判定手段による判定結
果に応じて、前記印刷制御装置に送信するデータを圧縮
する圧縮手段とを有することを特徴とする。
【0014】また、本発明の他の側面に係る情報処理装
置の制御方法は、印刷制御装置にデータを送信する情報
処理装置の制御方法であって、前記印刷制御装置に圧縮
したデータを送信した場合に要する第1の時間を算出す
る第1算出工程と、前記印刷制御装置に圧縮していない
データを送信した場合に要する第2の時間を算出する第
2算出工程と、前記第1の時間と前記第2の時間とを比
較して、前記印刷制御装置に送信するデータを圧縮する
か否かを判定する判定工程と、前記判定工程による判定
結果に応じて、前記印刷制御装置に送信するデータを圧
縮する圧縮工程とを有することを特徴とする。
【0015】
【0016】
【実施例】
[第1の実施例]以下、図面を参照しながら本発明に係
る一実施例を説明する。図2は、本実施例に係る印刷シ
ステムの概略構成を示すブロック図である。
【0017】201は、ユーザとのインターフェースに
使用するCRT等のディスプレイである。202は、デ
ィスプレイ201とホストコンピュータ本体101とを
接続するインターフェース(以下、I/Oという)であ
る。203は、プリンタ120と接続して印刷データ等
の送受信を司る通信ポート(以下、I/Oという)であ
る。204は、アプリケーション206に基づいてホス
トコンピュータ100全体を制御する制御部である。2
05は、ホストコンピュータ100の主記憶装置として
機能するメモリである。206は、制御部204におけ
る処理の手順を記述したアプリケーション・プログラム
であって、その実体はROMやハードディスク装置上に
格納されたプログラム命令シーケンス(後述するフロー
チャートに係るプログラムや、O/Sも含まれるものと
して説明する)である。207は、印刷データを圧縮す
る圧縮部である。110は、ホストコンピュータ100
とプリンタ120とのデータの授受を実現するための双
方向のインターフェース(例えば、シリアル双方向、パ
ラレル、イーサネット等のネットワーク等)であり、イ
ンターフェース自体を特に限定するものではない。
【0018】209は、ホストコンピュータ100から
転送されるデータを受信し、またホストコンピュータ1
00にデータを送信するための通信ポート(以下、I/
Oという)である。210は、例えば、プリンタエンジ
ン215に画像データを供給するインターフェース(以
下、I/Oという)である。212は、プリンタ120
の主記憶装置として機能するメモリである。213は、
ホストコンピュータ100から受信したデータに従って
ビットマップイメージを生成するラスタライザである。
214は、ホストコンピュータ100から受信した圧縮
データを伸長する伸長部である。215は、プリンタコ
ントローラ121において生成したビットマップイメー
ジデータに従い、記録紙等の媒体に印刷定着を実現する
プリンタエンジン部であり、例えば、レーザビームプリ
ンタ(LBP)、バブルジェットプリンタ(BJ)等に
代表されるが、本発明はプリンタエンジン形式を特に限
定するものではない。
【0019】以下、本実施例に係るホストコンピュータ
100およびプリンタ120の制御手順について説明す
る。
【0020】図3は、ホストコンピュータ100の動作
の流れを説明するフローチャートである。先ず、ステッ
プS301において、ホストコンピュータ100が立ち
上がる。即ち、ホストコンピュータ100が備えた各ハ
ードウェア資産(不図示のデバイスを含む)やソフトウ
ェアの初期化を行う。
【0021】ステップS302では、ホストコンピュー
タ100が有する圧縮の機能(圧縮部207)、および
プリンタ120が有する伸長の機能(伸長部214)の
確認を行なう。具体的には、このステップにおいて、各
装置の圧縮/伸長の方式(例えば、ハードウェアによる
もの、ソフトウェアによるもの、圧縮/伸長の機能を備
えないもの等)や、処理する印刷データの規模に対する
圧縮/伸長処理に要する処理時間等パラメータとして
入手する。
【0022】プリンタ120に関するこのようなパラメ
ータの入手は、例えば、インターフェース110を介し
てプリンタ120に対して上記パラメータの送信要求を
発行し、該要求を認識したプリンタ120が、自己の伸
長部214の機能を示す情報をパラメータ(例えば、不
図示の不揮発性メモリに格納しておく)としてインター
フェース110を介してホストコンピュータ100に送
信するように制御することによって実現しても良いし、
その他の方法であっても良い。また、圧縮部207の機
能に関しては、例えば、不図示の不揮発性メモリ等に該
当する情報を格納しておく等の方法によれば良い。
【0023】ステップS303では、ホストコンピュー
タ100は、インターフェース10における転送速度を
確認する。本実施例においては、該転送速度はI/O2
03、インターフェース110、I/O209、制御部
211、ラスタライザ213等の処理能力等に依存す
る。例えば、I/O209に含まれる送信/受信バッフ
ァの容量が小さい場合には、その送信/受信バッファが
受信可能になるのを待ってI/O203より印刷データ
を送信する必要があり、これが転送速度を決定する一要
素となる。また、制御部211やラスタライザ213に
よる処理も受信データを処理する速度に影響を与える
(例えば、送信/受信バッファの読出し速度が遅いと当
然に転送速度を高速にする妨げとなる)。
【0024】転送速度に関する情報の取得方法に関して
は、特に限定するものではなく、例えば、プリンタ12
0に予め転送速度を示すパラメータを保持しておき、プ
リンタ120に対して前述のステップS302における
場合と同様に、パラメータの送信要求を発行して応答を
得る方法であっても良いし、ダミーデータをやり取りし
て転送速度を計測するような方法であってもよい。
【0025】I/O203およびI/Oは、送信/受信
バッファをそれぞれ有しており、これらは制御部204
または211からみた転送速度を平均化するため、上記
の転送速度に関するパラメータは、平均的な転送レイト
の形式で与えることが妥当である。
【0026】ステップS304では、アプリケーション
206における特定のアプリケーション(例えば、文書
作成用のアプリケーション等)を、例えば、ユーザの指
示に従って実行する。例えば、ユーザは、ホストコンピ
ュータ100に備えられた不図示のキーボードやマウス
等のポインティング装置を操作してアプリケーションを
実行する。ここで、例えばユーザの指示に従って、印刷
処理を実行する場合には(他の場合については図示せ
ず)、ステップS305に進む。
【0027】ステップS305では、印刷の指示に従っ
て印刷データを生成する。
【0028】ステップS306では、ステップS305
において生成した印刷データに基づいてプリンタ120
に送信するデータを生成する。このステップにおいて
は、前述のパラメータ(圧縮の機能や転送速度を示すパ
ラメータ)に基づいて、印刷データを圧縮した方が有利
である場合には圧縮し、圧縮しない方が有利である場合
には圧縮せず(この場合は、例えば、非圧縮データであ
ることを示すフラグを付加する)、送信データを生成す
る。この処理の詳細については後述する。
【0029】ステップS307では、プリンタ120に
対してインターフェース110を介して送信データを送
信する。
【0030】なお、図3のフローチャートにおいては、
本発明の理解を深めるため他の種々の動作については言
及していないが、ホストコンピュータ100が上記の動
作のみを行うことを意図したものではなく、それらは通
常の技術に従う。
【0031】次に、ステップS306における送信デー
タの生成処理について説明する。図4は、送信データの
生成処理の流れを示すフローチャートである。先ず、ス
テップS401では、非圧縮時の送信データ量(即ち、
ステップS305において生成した印刷データの規模)
を算出する。また、ステップS402では、上記の非圧
縮時の送信データ量および前述の転送速度を示すパラメ
ータを参照して非圧縮時における印刷データの転送時間
を算出する。なお、転送時間の算出については、送信デ
ータ量を転送レイトで割ることによって算出することが
できる。
【0032】ステップS403では、例えば、圧縮部2
07および伸長部214がサポートしている圧縮アルゴ
リズムによる圧縮比(例えば、平均的な圧縮比)および
ステップS401において算出した送信データ量を参照
して圧縮時の送信データ量を算出する。なお、上記の圧
縮比は、例えば、ステップS302において、圧縮機能
を確認する際に併せて取得しても良いし、予めその情報
を不揮発性メモリ等に格納しておいても良い。
【0033】ステップS404では、印刷データを圧縮
した場合の処理時間を算出する。この処理時間は、ホス
トコンピュータ100において印刷データの圧縮に要す
る時間、圧縮した印刷データをプリンタ120に転送す
る時間、プリンタ120において受信した圧縮データを
伸長する時間に依存する。従って、これらの合計値をも
って上記の処理時間とすることもできるし、その他の要
素にも依存する場合にはそれを参酌してその処理時間を
算出しても良い。なお、転送時間の算出については、実
際に送信するデータ量(圧縮時の送信データ量)を転送
レイトで割ることによって算出することができる。
【0034】ステップS405では、ステップS402
で算出した転送時間およびステップS404で算出した
処理時間とを比較し、印刷データを圧縮することが有利
であると判定した場合にはステップS406に進み、圧
縮部207を制御して印刷データを圧縮する。なお、本
実施例においては、この際に印刷データの圧縮有無を示
すフラグを印刷データの先頭部等に付加するものとする
(但し、このようなフラグは圧縮データに付加しても良
いし、非圧縮データに付加しても良いし、両者に適切な
フラグを付加しても良い)。また、この処理は、主記憶
装置として機能するメモリ205上に所定のワーク領域
を確保して実行すれば良い。
【0035】なお、以上の説明および本発明の趣旨から
から明らかなように、必ずしも非圧縮時の転送時間と、
圧縮した場合の処理時間とを上記の方法によって算出し
て比較しなくても、印刷データを圧縮して転送すること
が有利であるか否かを判定できれば良い。
【0036】以下、上記のホストコンピュータ100の
動作に対応するプリンタ120の動作について説明す
る。図5は、プリンタ120の動作の流れを示すフロー
チャートである。なお、ステップS302およびS30
3におけるパラメータの要求に応答する処理に関しては
説明が重複するため省略し、ステップS307の「デー
タ送信」に対応する処理以降を説明する。
【0037】ステップS501では、ホストコンピュー
タ100からインターフェース110を介して送信(ス
テップS307)された印刷データをI/O209にお
いて受信する。前述ようにI/O209は、送信/受信
バッファを含んでおり、受信した印刷データは順次その
受信バッファに格納されると共に、制御部211の制御
に従って順次読出される。
【0038】ステップS502では、受信した印刷デー
タに含まれる圧縮の有無を示すフラグに基づいて当該印
刷データが圧縮されたデータであるか否かを判定する。
その結果、当該印刷データが圧縮データである場合には
ステップS503に進み、伸長部214およびメモリ2
12の所定のワーク領域を用いて伸長する。伸長した印
刷データは、順次メモリ212に格納する。
【0039】通常、受信した印刷データの内容(データ
の意味)は、プリンタ装置固有の言語系やコマンド体系
の命令群であるが、本発明はこれらを特に限定するもの
ではない。
【0040】ステップS504では、伸長した印刷デー
タ、若しくはステップS502で非圧縮データであると
判定した印刷データを制御部211が解釈し、メモリ2
12に展開領域を確保し、ラスタライザ213を用いて
該展開領域に展開する。なお、受信した印刷データが既
に展開されたデータである場合には、係る処理が不要で
あることは言うもでもなく、それに適応した処理を行え
ば良い。
【0041】ステップS505では、ステップS504
において生成したイメージデータをプリンタエンジン2
15にI/O210を介して送出し、プリンタエンジン
215を起動する。
【0042】ステップS506では、プリンタエンジン
215を制御してイメージデータを可視画像化する。
【0043】以上のように、システムの特性に応じて印
刷データを圧縮して転送するか否かを決定することによ
り、印刷処理の高速化に全体として寄与しない、或い
は、印刷処理を遅延せしめるような不要な圧縮処理を削
除することができ、結果として印刷処理を全体として高
速化することができる。
【0044】なお、上記の転送時間の算出にあたって、
ホストコンピュータ100側の転送能力(I/O203
に含まれる送信/受信バッファの容量、制御部204の
処理能力等に依存する)がプリンタ120のI/O側の
転送能力よりも劣っている場合には、ホストコンピュー
タ100の能力に基づくことは言うまでもない。
【0045】また、ホストコンピュータ100がマルチ
タスク処理を行うO/S等を備えている場合には、スプ
ールデータ送出や、圧縮する場合であればステップS4
04の時点で圧縮処理に割くことの出来るロードアベレ
ージ等を考慮し、各転送時間を算出することによって、
更に効率の良いシステムを構築することができる。な
お、ロードアベレージを考慮して算出する際、それまで
のロードアベレージの平均からデータ送出時の予測ロー
ドアベレージを割り出す等、その方法については問わな
い。
【0046】また、上記の算出にあたって前述のパラメ
ータの重みをユーザが指定可能な柔軟なシステムを構築
しても良い。
【0047】また、上記の実施例においては、説明の便
宜のため、ホストコンピュータ100側が主体的に印刷
データを圧縮するか否かを決定する場合の例であるが、
本発明はこれに限定されることを意図するものではな
く、例えばプリンタ120が主体的に上記の決定を行っ
ても良いし、状況に応じてホストコンピュータ100若
しくはプリンタ120のいずれかが主導権をもって上記
決定をなしても良い。 [第2の実施例]第1の実施例においては、ホストコン
ピュータ100(構成によっては、プリンタ120)の
立ち上げ直後にホストコンピュータ100およびプリン
タ120の圧縮・伸長機能や転送速度を確認する場合に
ついて説明したが、これは圧縮をするか否かを決定する
主導権を有する機器(例えば、ホストコンピュータ)
を、他の機器(例えば、プリンタ)よりも後に立ちあげ
た場合においては別段の問題を有さないが、その逆の場
合には、主導権を有する機器は、他の機器を立ちあげる
までステップS302以降の処理に進むことができない
という問題を有している。
【0048】これは、例えば、ホストコンピュータ10
0とプリンタ120が1対1に対応する場合には軽微な
問題(前記他の機器を立ちあげれば良い)であるが、複
数の機器を接続してなるネットワーク上においては、好
ましいとは言い難い。
【0049】そこで、本実施例は、上記第1の実施例を
次のように変更することによって、ネットワーク等にお
いても本発明を好適に実施可能であることを示すもので
ある。
【0050】図6は、本実施例に係るホストコンピュー
タ100の処理の流れを示すフローチャートである。な
お、第1の実施例に係るホストコンピュータ100の処
理の流れを示す図3に示すフローチャートと同一の処理
を行うステップに関しては、同一のステップ番号を付し
て説明を省略する。また、他の処理(図4および図5に
示すフローチャート)に関しては、本実施例においても
同様の処理を行う。
【0051】本実施例の特徴部分は、ステップS302
およびステップS303に係る処理をアプリケーション
の実行の後に行うことになる。
【0052】ステップS305において印刷データを生
成したら、ステップS601に進む。ステップS601
では、例えば、アプリケーションの実行中にユーザによ
って指示された情報に基づいて送信する相手を特定す
る。そして以降の処理は、特定した送信相手について、
第1の実施例と同様にステップS302、S303、S
306およびS307を実行する。
【0053】以上のように、ステップS302およびS
303の処理を、アプリケーションの実行後に行うこと
によって、ネットワーク上においても、本発明を適用す
ることが可能である。
【0054】なお、本実施例においては、印刷データの
供給源であるホストコンピュータ100が主体的に圧縮
をするか否かを決定する場合を示しているが、例えば、
プリンタ120等のネットワーク上の他の機器(受信
側)が当該決定をなしても良いことは言うもでもない。
【0055】なお、上記の第1および第2の実施例にお
けるホストコンピュータ100やプリンタ120の構成
は、本発明の一実施例であって、本発明の意図を逸脱す
ることがない範囲において、各構成要素を変更、削除す
ることが可能であるし、他の構成要素を付加してもよ
い。例えば、圧縮部207や伸長部214を交換可能な
構成として、システムのアップグレードを可能にしても
良いし、I/O部に備えた送信/受信バッファを同様に
交換可能にしても良い。
【0056】また、上記の説明においては圧縮/伸長の
アルゴリズムについては言及していないが、これは本発
明は係るアルゴリズムを限定しないからであり、前述の
ように何らかの手段によって圧縮後のデータ量を算出
(予想することを含む)する手段を備えていれば如何な
るアルゴリズムにも対応可能である。
【0057】また、本発明は、ホストコンピュータ等の
データ供給源とプリンタとの印刷データの転送に限定さ
れるものではなく、データ通信の分野に広く適用可能で
あることは言うまでもない。
【0058】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適
用しても良い。また、本発明はシステム或は装置にプロ
グラムを供給することによって達成される場合にも適用
できることは言うまでもない。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、デ
ータを圧縮して送信した方が全体として有利な場合には
圧縮データを送信し、圧縮しないデータを送信した方が
全体として有利な場合には非圧縮データを送信すること
により、一連の処理に供する全体的な処理時間を合理化
することができる。
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】一般的なプリンタシステムの構成を説明する図
である。
【図2】第1の実施例に係る印刷システムの概略構成を
示すブロック図である。
【図3】ホストコンピュータ100の動作の流れを説明
するフローチャートである。
【図4】送信データの生成処理の流れを示すフローチャ
ートである。
【図5】プリンタ120の動作の流れを示すフローチャ
ートである。
【図6】第2の実施例に係るホストコンピュータ100
の処理の流れを示すフローチャートである。

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷制御装置にデータを送信する情報処
    理装置であって、前記情報処理装置が有するデータを圧縮する圧縮機能
    と、前記印刷制御装置が有する圧縮したデータを伸張す
    る伸張機能と、前記情報処理装置と前記印刷制御装置と
    の間のデータの転送速度とに基づいて、 前記印刷制御装
    置に圧縮したデータを送信した場合にデータの圧縮、送
    信及び伸張を含む処理のために要する第1の時間を算出
    する第1算出手段と、前記情報処理装置と前記印刷制御装置との間のデータの
    転送速度に基づいて、 前記印刷制御装置に圧縮していな
    いデータを送信した場合にデータの送信のために要する
    第2の時間を算出する第2算出手段と、 前記第1の時間と前記第2の時間とを比較して、前記印
    刷制御装置に送信するデータを圧縮するか否かを判定す
    る判定手段と、 前記判定手段による判定結果に応じて、前記印刷制御装
    置に送信するデータを圧縮する圧縮手段とを有すること
    を特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記印刷制御装置が有する伸張機能を取
    得する取得手段を更に有し、 前記第1算出手段は、前記取得に係る伸張機能に対応す
    る圧縮機能を用いて圧縮したデータを送信した場合に
    ける前記第1の時間を算出し、 前記圧縮手段は、前記取得に係る伸張機能に対応する圧
    縮機能を用いてデータを圧縮することを特徴とする請求
    項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第1算出手段は、圧縮したデータの
    データサイズに基づいて前記第1の時間を算出し、 前記第2算出手段は、圧縮していないデータのデータサ
    イズに基づいて前記第2の時間を算出することを特徴と
    する請求項1又は請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記データは、印刷データであることを
    特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか1項に記載
    の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 印刷制御装置にデータを送信する情報処
    理装置の制御方法であって、前記情報処理装置が有するデータを圧縮する圧縮機能
    と、前記印刷制御装置が有する圧縮したデータを伸張す
    る伸張機能と、前記情報処理装置と前記印刷制御装置と
    の間のデータの転送速度とに基づいて、 前記印刷制御装
    置に圧縮したデータを送信した場合にデータの圧縮、送
    信及び伸張を含む処理のために要する第1の時間を算出
    する第1算出工程と、前記情報処理装置と前記印刷制御装置との間のデータの
    転送速度に基づいて、 前記印刷制御装置に圧縮していな
    いデータを送信した場合にデータの送信のために要する
    第2の時間を算出する第2算出工程と、 前記第1の時間と前記第2の時間とを比較して、前記印
    刷制御装置に送信するデータを圧縮するか否かを判定す
    る判定工程と、 前記判定工程による判定結果に応じて、前記印刷制御装
    置に送信するデータを圧縮する圧縮工程とを有すること
    を特徴とする情報処理装置の制御方法。
  6. 【請求項6】 前記印刷制御装置が有する伸張機能を取
    得する取得工程を更に有し、 前記第1算出工程では、前記取得に係る伸張機能に対応
    する圧縮機能を用いて圧縮したデータを送信した場合に
    おける前記第1の時間を算出し、 前記圧縮工程では、前記取得に係る伸張機能に対応する
    圧縮機能を用いてデータを圧縮することを特徴とする請
    求項に記載の情報処理装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記第1算出工程では、圧縮したデータ
    のデータサイズに基づいて前記第1の時間を算出し、 前記第2算出工程では、圧縮していないデータのデータ
    サイズに基づいて前記第2の時間を算出することを特徴
    とする請求項又は請求項に記載の情報処理装置の制
    御方法。
  8. 【請求項8】 前記データは、印刷データであることを
    特徴とする請求項乃至請求項のいずれか1項に記載
    の情報処理装置の制御方法。
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