JP2002059596A - データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、印刷装置、印刷システム、印刷方法、及び処理プログラムを提供する媒体 - Google Patents

データ処理装置、データ処理システム、データ処理方法、印刷装置、印刷システム、印刷方法、及び処理プログラムを提供する媒体

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JP2002059596A
JP2002059596A JP2000252124A JP2000252124A JP2002059596A JP 2002059596 A JP2002059596 A JP 2002059596A JP 2000252124 A JP2000252124 A JP 2000252124A JP 2000252124 A JP2000252124 A JP 2000252124A JP 2002059596 A JP2002059596 A JP 2002059596A
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Shuji Ozawa
修司 小澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンダリングしたバンドを一時保管するリプ
リント処理において、記憶装置を効率的に利用し、高速
に処理を行うプリンタ等を提供する。 【解決手段】 レンダリング処理が施されたバンドのデ
ータを記憶装置に一時的に保存する時に、該バンドのデ
ータを更に分割し(ステップS1104)保存する。こ
の分割されたデータが空白イメージであったとき、これ
を示す情報をヘッダに付加し(ステップS1107)、
該空白イメージ自体の保存を行わない。前記記憶装置に
保存する際に、データに対して圧縮処理を行って保存す
る(ステップS1109)。この圧縮処理は、分割され
たデータごとに行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホストコンピュー
タ等の外部装置に接続された印刷装置等に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、データ処理システムとして、ホス
トコンピュータと、これに双方向インターフェース(例
えばIEEE1284.4、IEEE1394、USB
等)を介して接続されるプリンタとから構成されるもの
が知られている。
【0003】このデータ処理システムは、ホストコンピ
ュータから入力される出力情報をプリンタ側で解析し
て、プリンタエンジン、例えばレーザビームプリンタの
出力データとしてビットマップデータに展開し(以後、
この処理をレンダリングと記す)、この展開データに基
づいて変調されたレーザビームを感光ドラムに走査露光
して画像記録を行うものである。
【0004】また、プリンタがエミュレーション機能を
備える場合には、このプリンタは、複数のプリンタ制御
言語系の処理が可能であり、使用者が実行するアプリケ
ーションに従って、エミュレーションモードとネイティ
ブモードとを切り替えながらプリント処理を実行できる
ようになっている。プリンタには、プリンタの制御言語
を切り替えるためのスイッチや切り替え指示を行うカー
ドスロットが予め設けられている。
【0005】プリンタ内でのレンダリングは、メモリの
効率的な利用による印刷速度の向上のため、レーザビー
ムによる感光ドラムへの走査露光(以後、この処理をシ
ッピングと記す)に並行して行われる。このようなレン
ダリングからシッピング(レンダリングされたビットマ
ップイメージをビデオ信号としてプリンタエンジンへ出
力する処理)へのリアルタイムな処理を行う場合には、
1ページを複数のバンドに分けて、最初の1バンドのレ
ンダリングを終えた時点から、紙の搬送を始めてシッピ
ングを行い、そのバンドをシッピングしている間に、2
バンド目のレンダリングを行うという処理が行われる。
【0006】そして、2バンド分のメモリ容量しか持た
ずに(メモリに余裕があれば2バンド以上であってもよ
い)、最初のバンドがシッピング終了した時点で、その
メモリを開放し2番目のバンドをシッピングしている間
に3番目のバンドをそのメモリにレンダリングする処理
を行う。この処理機構によりメモリを効率的に利用する
ことが可能になる(以後、この処理をバンディング処理
と記す)。
【0007】このような処理を行うために、ホストコン
ピュータから転送された印刷データは、プリンタ内でバ
ンドごとの中間データに変換される(以後、この処理を
トランスレートと記す)。また、並列に行っている次の
バンドのレンダリング時間が、前のバンドのシッピング
時間より大きくなってしまう場合には、レンダリングが
間に合わず印刷不正になってしまう(以後、これをプリ
ントオーバーランと記す)。
【0008】上記プリンタにおいて、リプリント機能と
して、レンダリング済みのバンドの画像イメージをシッ
ピングし或いはシッピングせずに一時的に記憶装置に保
存しておき、再度の印刷時にトランスレートやレンダリ
ングを行わずに高速に印刷する方法がある。この方法に
おいては、上記のようにバンド単位で中間データが生成
されることから、保存される画像もバンド単位で保存す
るのが普通であった。また、保存する画像イメージは、
記憶装置の効率的な利用のために、圧縮処理をしてから
保存する。その時、全くレンダリングされていないバン
ドについては、保存するときに、その情報をヘッダファ
イルに付記することで、空白イメージを圧縮、保存する
のを防いでいる。これにより、処理を高速に行い、記憶
装置を効率的に利用することができ、さらに、シッピン
グ時も空白バンドに関して展開処理する必要がないた
め、一層の処理の高速化が図れる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例にでは、次のような問題点があった。
【0010】レンダリング済みのバンドを一時保管して
おくリプリント処理時において、バンド単位に画像イメ
ージを保存すると、空白の画像イメージが生じにくい。
そのため、空白イメージを処理しない高速処理が有効に
利用できない、といった問題点があった。
【0011】また、用紙搬送方向(横→縦、縦→横)が
変わった場合などにおいて、各バンドの画像イメージの
一部分ずつが必要で、且つ回転も必要になる。そのた
め、レンダリングする代わりに、それぞれの画像をメモ
リに展開し、その展開画像の一部分を切り取って回転し
ながらがシップを行うバンディング処理を実行する。し
かし、不必要な部分の展開処理を行うために処理が遅く
なり、バンディング処理を実行しようとするとプリント
オーバーランが発生してしまう可能性があるため、バン
ディング処理を実行することができない。それを回避す
るには、1ページ全てを展開してからシップすることに
なり、印刷速度が低下してしまう、といった問題点があ
った。
【0012】本発明は上記従来の問題点に鑑み、レンダ
リングしたバンドを一時保管するリプリント処理におい
て、記憶装置を効率的に利用し、高速に処理を行う印刷
装置等を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明に係るデータ処理装置では、外
部装置より入力される情報を解析してビットマップデー
タに展開するレンダリング処理を行ったバンドのデータ
を一時的に記憶装置に保存しておき、再度のデータ出力
時にレンダリング処理を行わずに前記記憶装置中のデー
タを出力する再出力機能を備えたデータ処理装置におい
て、前記レンダリング処理が施されたバンドのデータを
前記記憶装置に一時的に保存する時に、該バンドのデー
タを更に分割し保存する分割保存手段を備えたことを特
徴とする。
【0014】請求項2記載の発明に係るデータ処理装置
では、請求項1記載のデータ処理装置において、前記分
割保存手段で分割されたデータが空白イメージであった
とき、これを示す情報をヘッダに付加し、該空白イメー
ジ自体の保存を行わない手段を備えたことを特徴とす
る。
【0015】請求項3記載の発明に係るデータ処理装置
では、請求項1または請求項2記載のデータ処理装置に
おいて、前記分割保存手段は、データに対して圧縮処理
を行って前記記憶装置に保存する構成としたことを特徴
とする。
【0016】請求項4記載の発明に係るデータ処理装置
では、請求項3記載のデータ処理装置において、前記圧
縮処理は、分割されたデータごとに行う処理であること
を特徴とする。
【0017】請求項5記載の発明に係るデータ処理シス
テムでは、請求項1乃至請求項4記載のデータ処理装置
を有することを特徴とする。
【0018】請求項6記載の発明に係るデータ処理方法
では、外部装置より入力される情報を解析してビットマ
ップデータに展開するレンダリング処理を行ったバンド
のデータを一時的に記憶装置に保存しておき、再度のデ
ータ出力時にレンダリング処理を行わずに前記記憶装置
中のデータを出力するデータ処理方法において、前記レ
ンダリング処理が施されたバンドのデータを前記記憶装
置に一時的に保存する時に、該バンドのデータを更に分
割し保存する分割保存処理を行うことを特徴とする。
【0019】請求項7記載の発明に係るデータ処理方法
では、請求項6記載のデータ処理方法において、前記分
割保存処理で分割されたデータが空白イメージであった
とき、これを示す情報をヘッダに付加し、該空白イメー
ジ自体の保存を行わないことを特徴とする。
【0020】請求項8記載の発明に係るデータ処理方法
では、請求項6または請求項7記載のデータ処理方法に
おいて、前記分割保存処理は、データに対して圧縮処理
を行って前記記憶装置に保存することを特徴とする。
【0021】請求項9記載の発明に係るデータ処理方法
では、請求項8記載のデータ処理方法において、前記圧
縮処理は、分割されたデータごとに行う処理であること
を特徴とする。
【0022】請求項10記載の発明に係る印刷装置で
は、外部装置より入力される情報を解析してビットマッ
プデータに展開するレンダリング処理を行ったバンドの
画像イメージを一時的に記憶装置に保存しておき、再度
の印刷時にレンダリング処理を行わずに前記記憶装置中
の画像イメージをシートに印刷するリプリント機能を備
えた印刷装置において、前記レンダリング処理が施され
た画像イメージを前記記憶装置に一時的に保存する時
に、該画像イメージを分割し保存する画像分割保存手段
を備えたことを特徴とする。
【0023】請求項11記載の発明に係る印刷装置で
は、請求項10記載の印刷装置において、前記画像分割
保存手段で分割された画像イメージが空白イメージであ
ったとき、これを示す情報をヘッダに付加し、該画像イ
メージ自体の保存を行わない手段を備えたことを特徴と
する。
【0024】請求項12記載の発明に係る印刷装置で
は、請求項10または請求項11記載の印刷装置におい
て、前記画像分割保存手段は、画像イメージに対して圧
縮処理を行って前記記憶装置に保存する構成としたこと
を特徴とする。
【0025】請求項13記載の発明に係る印刷装置で
は、請求項12記載の印刷装置において、前記圧縮処理
は、分割された画像イメージごとに行う処理であること
を特徴とする。
【0026】請求項14記載の発明に係る印刷装置で
は、請求項10乃至請求項13記載の印刷装置におい
て、前記リプリント機能は、前記レンダリング処理が施
されたバンドの画像イメージをシッピングすると同時に
前記記憶装置に一時保存する処理を有し、前記シッピン
グ時にヘッダファイルより、該当する画像イメージが空
白であるか否かを判断し、空白である場合は展開処理を
行わない手段を備えたことを特徴とする。
【0027】請求項15記載の発明に係る印刷装置で
は、請求項10乃至請求項14記載の印刷装置におい
て、再シッピング時に、印刷に供するシートの搬送方向
が変更された場合は、前記画像分割保存手段で分割され
た画像イメージについて、それぞれのバンドに必要な部
分のみを展開及び回転しバンディング処理法により印刷
を行う手段を備えたことを特徴とする。
【0028】請求項16記載の発明に係る印刷システム
では、請求項10乃至請求項15記載の印刷装置を有す
ることを特徴とする。
【0029】請求項17記載の発明に係る印刷方法で
は、外部装置より入力される情報を解析してビットマッ
プデータに展開するレンダリング処理を行ったバンドの
画像イメージを一時的に記憶装置に保存しておき、再度
の印刷時にレンダリング処理を行わずに前記記憶装置中
の画像イメージをシートに印刷する印刷方法において、
前記レンダリング処理が施された画像イメージを前記記
憶装置に一時的に保存する時に、該画像イメージを分割
し保存する画像分割保存処理を行うことを特徴とする。
【0030】請求項18記載の発明に係る印刷方法で
は、請求項17記載の印刷方法において、前記画像分割
保存処理で分割された画像イメージが空白イメージであ
ったとき、これを示す情報をヘッダに付加し、該画像イ
メージ自体の保存を行わないことを特徴とする。
【0031】請求項19記載の発明に係る印刷方法で
は、請求項17または請求項18記載の印刷方法におい
て、前記画像分割保存処理は、画像イメージに対して圧
縮処理を行って前記記憶装置に保存することを特徴とす
る。
【0032】請求項20記載の発明に係る印刷方法で
は、請求項19記載の印刷方法において、前記圧縮処理
は、分割された画像イメージごとに行う処理であること
を特徴とする。
【0033】請求項21記載の発明に係る印刷方法で
は、請求項17乃至請求項20記載の印刷方法におい
て、前記リプリント機能は、前記レンダリング処理が施
されたバンドの画像イメージをシッピングすると同時に
前記記憶装置に一時保存する処理を有し、前記シッピン
グ時にヘッダファイルより、該当する画像イメージが空
白であるか否かを判断し、空白である場合は展開処理を
行わないことを特徴とする。
【0034】請求項22記載の発明に係る印刷方法で
は、請求項17乃至請求項21記載の印刷方法におい
て、シッピング時に、印刷に供するシートの搬送方向が
変更された場合は、前記画像分割保存処理で分割された
画像イメージについて、それぞれのバンドに必要な部分
のみを展開及び回転しバンディング処理法により印刷を
行うことを特徴とする。
【0035】請求項23記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、外部装置より入力される情報を
解析してビットマップデータに展開するレンダリング処
理を行ったバンドの画像イメージを一時的に記憶装置に
保存しておき、再度の印刷時にレンダリング処理を行わ
ずに前記記憶装置中の画像イメージをシートに印刷する
印刷方法を実行する処理プログラムを提供する媒体であ
って、前記レンダリング処理が施された画像イメージを
前記記憶装置に一時的に保存する時に、該画像イメージ
を分割し保存する画像分割保存処理を行う内容を有する
ことを特徴とする。
【0036】請求項24記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項23記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、前記画像分割保存処理で分
割された画像イメージが空白イメージであったとき、こ
れを示す情報をヘッダに付加し、該画像イメージ自体の
保存を行わない内容を有することを特徴とする。
【0037】請求項25記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項23または請求項24記
載の処理プログラムを提供する媒体において、前記画像
分割保存処理は、画像イメージに対して圧縮処理を行っ
て前記記憶装置に保存する内容を有することを特徴とす
る。
【0038】請求項26記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項25記載の処理プログラ
ムを提供する媒体において、前記圧縮処理は、分割され
た画像イメージごとに行う処理であることを特徴とす
る。
【0039】請求項27記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項23乃至請求項26記載
の処理プログラムを提供する媒体において、前記リプリ
ント機能は、前記レンダリング処理が施されたバンドの
画像イメージをシッピングすると同時に前記記憶装置に
一時保存するステップを有し、前記シッピング時にヘッ
ダファイルより、該当する画像イメージが空白であるか
否かを判断し、空白である場合は展開処理を行わない内
容を有することを特徴とする。
【0040】請求項28記載の発明に係る処理プログラ
ムを提供する媒体では、請求項23乃至請求項27記載
の処理プログラムを提供する媒体において、再シッピン
グ時に、印刷に供するシートの搬送方向が変更された場
合は、前記画像分割保存処理で分割された画像イメージ
について、それぞれのバンドに必要な部分のみを展開及
び回転しバンディング処理法により印刷を行う内容を有
することを特徴とする。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0042】[第1実施形態]図1は、本発明の実施形
態に係る印刷システムの構成を示すブロック図である。
【0043】この印刷システムは、ホストコンピュータ
100と、レーザビームプリンタ(LBP)等のプリン
タ120とがネットワーク140を介して接続されて構
成されている。
【0044】ホストコンピュータ100は、ROM10
4のプログラム用ROMに記憶された文書処理プログラ
ム等に基づいて、図形や、イメージ、文字、表(表計算
等を含む)等が混在した文書処理を実行するCPU10
2を備えている。システムデバイス105に接続される
各デバイスをCPU102が総括的に制御し、本発明に
おけるホストコンピュータ上の処理もフロッピー(登録
商標)ディスクやCD−ROM或いはDVD−ROMと
いったメディアで供給され同様に実行される。
【0045】また、このROM104のプログラム用R
OMには、CPU102の制御プログラム等を記憶し、
ROM104のフォント用ROMには上記文書処理の際
に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM104の
データ用ROMは上記文書処理等を行う際に使用する各
種データを記憶する。103はRAMであり、CPU1
02の主メモリやワークエリア等として機能する。
【0046】106はキーボードコントローラ(KB
C)であり、キーボード110や不図示のポインティン
グデバイスからのキー入力を制御する。107はCRT
コントローラ(CRTC)であり、CRTディスプレイ
(CRT)111の表示を制御する。108はメモリコ
ントローラ(MC)であり、ブートプログラム、種々の
アプリケーション、フォントデータ、ユーザファイル及
び編集ファイル等を記憶するハードディスク(HD)、
並びにフロッピーディスク(FD)等の外部メモリ11
2とのアクセスを制御する。
【0047】109、126はデバイス間のI/Oを制
御するI/O制御部であり、具体例としてIEEE13
94の様なインターフェースが挙げられるが、双方向通
信が可能なインターフェースであれば、その種類は問わ
ない。
【0048】一方、プリンタ120は、外部に接続され
ているホストコンピュータ100から供給される印刷情
報(文字コード等)やフォーム情報或いはマクロ命令等
を入力して記憶すると共に、それらの情報に従って対応
する文字パターンやフォームパターン等を作成し、シー
ト材である記録紙等に像を形成する。
【0049】121はプリンタ制御ユニットであり、L
BP本体120全体の制御とホストコンピュータ100
から供給される文字情報等を解析する。このプリンタ制
御ユニット121中のプリンタCPU122は、ROM
124のプログラム用ROMに記憶された制御プログラ
ム等或いは外部メモリ131に記憶された制御プログラ
ム等に基づいて、システムバス125に接続される各種
のデバイスとのアクセントを総括的に制御し、印刷部イ
ンターフェース127を介して接続される印刷部(プリ
ンタエンジン)129へ出力情報としての画像信号を出
力する。
【0050】また、このROM124のプログラムRO
Mには、図10〜図13のフローチャートで示す処理を
CPU122で実現するための制御プログラム等を記憶
する。ROM124のデータ用ROMには、ハードディ
スク等の外部メモリ131が設けられていないプリンタ
の場合には、ホストコンピュータ100上で利用される
情報等を記憶している。
【0051】CPU122は、入力部(プリンタI/O
制御部)126を介してホストコンピュータ100との
通信処理が可能となっており、プリンタ内の情報等をホ
ストコンピュータ100に通知可能に構成されている。
123はCPU122の主メモリ、ワークエリア等とし
て機能するRAMであり、図示しない増設ポートに接続
されるオプションRAMによりメモリ容量を拡張できる
ように設計されている。RAM123は、本実施形態に
おけるレンダリング用オブジェクト情報の格納、リプリ
ント用のレンダリング済み画像データ、ホストから送信
される印刷データの格納、出力情報展開、環境データ格
納領域、及びNVRAM等に用いられる。
【0052】前述したハードディスク(HD)やICカ
ード等の外部メモリ131は、メモリコントローラ(M
C)128によりアクセスを制御される。リプリント用
のレンダリング済み画像データのデータ量が多い場合に
は、外部メモリ131に接続されたHD内に格納しても
よい。130は操作パネルであり、操作のためのスイッ
チ及びLED表示機器等が配される。
【0053】また、前述した外部メモリ131は1個に
限らず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加え
てオプションカードや言語系の異なるプリンタ制御言語
を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数接続
できるように構成されていてもよい。さらに、図示しな
いNVRAMに、操作パネル130からのプリンタモー
ド設定情報を記憶するようにしてもよい。
【0054】図2は、図1中のプリンタの構成を示す断
面図であり、例えばレーザビームプリンタ(LBP)の
場合を示す。なお、本実施形態を適用するプリンタは、
レーザビームプリンタに限られるものでなく、インクジ
ェットプリンタや、他のプリント方式のプリンタでもよ
いことは言うまでもない。
【0055】同図において、120はLBP本体であ
り、130は前述した操作パネルであり、121は前述
したプリンタ制御ユニットである。このプリンタの制御
ユニット121は、主に文字情報を対応する文字パター
ンのビデオ信号に変換してレーザドライバ202へ出力
する。レーザドライバ202は、半導体レーザ203を
駆動するための回路であり、入力されたビデオ信号に応
じて半導体レーザ203から発射されるレーザ光204
をオン/オフ切り替えする。レーザ光204は、回転多
面鏡205で左右方向に振らされて静電ドラム206上
を走査露光する。これにより、静電ドラム206上には
文字パターンの静電潜像が形成されることになる。
【0056】この潜像は、静電ドラム206周囲に配設
された現像ユニット207により現像された後、記録紙
に転写される。この記録紙にはカットシートを用い、カ
ットシート記録紙はLBP本体120に装着した用紙カ
セット208に収納され、給紙ローラ211により装置
内に取り込まれ、静電ドラム206に供給される。ま
た、LBP本体120には、図示しないカードスロット
を少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオプ
ションフォントカードや言語系の異なる制御カード(エ
ミュレーションカード)を接続できるように構成されて
いる。
【0057】図3(a),(b)、図4及び図5は、本
実施形態において使用されるデータ形式を示す図であ
る。
【0058】本実施形態においては、次の6種類のデー
タが存在する。(1)ホストコンピュータから送信され
る通常の印刷を要求する印刷指定データ、(2)通常の
印刷と同時にリプリント用の画像格納を行う印刷格納指
定データ、(3)リプリント用の画像格納のみを行う格
納指定データ、(4)格納指定データによって格納され
ているデータのリプリントを要求するリプリント指定デ
ータ、(5)格納指定データによって格納されているデ
ータを削除する削除指定データ、(6)格納指定データ
により指定された印刷データをプリンタ内において本発
明の画像格納方法により保存した保存データである。
【0059】上記(1)の印刷指定データ、(2)の印
刷格納指定データ及び(3)の格納指定データは、図3
(a)に示されるデータフォーマットでジョブ情報と印
刷データ(PDLデータ)で構成されている。(4)の
リプリント指定データ及び(5)の削除指定データは、
図3(b)に示すようにジョブ情報のみで構成されてい
る。これらのデータはいずれもホストコンピュータ10
0において、ユーザの要求により生成されるデータであ
る。(6)の保存データは、(2)の印刷格納指定デー
タまたは(3)の格納指定データにより格納が指定され
た時にプリンタ120内で、本発明に係る格納方法を用
いて生成されるデータであり、そのデータ形式が図4に
示されている。
【0060】図4は、(6)の保存データの、プリンタ
120内で画像を格納する時に使うデータ形式の詳細を
示す図である。図5は、図4に示したジョブ情報の詳細
と格納データのヘッダの詳細を示す図である。
【0061】図4中の301はジョブ情報であり、30
2はページ単位に付属する情報を含むヘッダである。3
03は、分割されたイメージごとに必要な情報を含むヘ
ッダの1つ(イメージ1のヘッダ)であり、304はそ
のイメージ1のデータである。
【0062】上記ジョブ情報301は、本実施形態にお
ける全てのデータにおいて共通に用いられる図5中の4
01から405までに示すジョブ情報データ群を含む。
すなわち、図中の401は、このジョブを認識するため
のジョブIDであり、402はジョブ種で、このジョブ
種によりどのデータ形式であるかを判断する。403は
このジョブに含まれる総ページ数であり、404は所有
者である。405はジョブIDであり、リプリント指定
データまたは削除指定データの場合にのみ付加され、予
め格納されている。406は用紙フォーマットであり、
407は用紙の向き(縦または横)を示すページフォー
マットである。
【0063】上記ヘッダ302は、1ページに含まれる
全てのイメージの数(図5中の408)や、分割した1
つのイメージの幅や高さのサイズ(図5中の409)に
示すようなページ単位に必要な情報を含む。また、上記
ヘッダ303は、イメージ画像が存在するかを示すフラ
グ(図5の410)、画像の圧縮方式(図5の41
1)、画像のデータサイズ(図5の412)、画像の位
置(図5の413)、画像の先頭を示すアドレス(図5
の414)、といった情報を含む。
【0064】図6は、図5の413に格納する画像の位
置情報の設定方法の一例を示す図であり、縦横の座標
(例えば1〜4、A〜E)を設けることにより、例えば
図6中の(1−D)、(2−D)、(3−D)、(4−
D)に示すような分割された1つの画像イメージの位置
を記憶することができる。
【0065】図7は、本実施形態における、分割による
画像格納時のメモリ効率の向上を説明する図である。
【0066】同図に示す画像全体を1バンドとした場合
に、バンド単位で格納すると、図中の黒く塗りつぶして
示した領域701は、画像が存在しないときにも保存す
る必要がある。これに対して、本実施形態にように、図
中の点線で示されたように分割することにより、前記領
域701は、画像が存在しない旨をヘッダに記述するだ
けでよくなり、実際に画像を保存しなくなるのでメモリ
効率が向上する。
【0067】次に、図8及び図9を用い、リプリント時
に用紙搬送方向が変わった場合において、本実施形態の
分割処理を行って保存したときの利点を説明する。
【0068】図8(a),(b)は、バンドごとに画像
を格納した時に、リプリント指定時の1バンド分のバン
ド生成について示した図であり、図9(a),(b)
は、本発明における分割方法によって分割した画像を格
納する場合について示した図である。
【0069】これらの図から明らかなように、展開後時
に、図8に示す例では全てのバンドの一部分が必要にな
るため、1ページ分の展開が必要になる。さらに、必要
な部分の切り取りが必要で無駄な処理が入る。これに対
して、図9に示す例では、分割された画像の中から必要
な画像のみを展開すればよく、切り取りも必要がないた
め高速に処理することが可能になる。
【0070】図10は、本実施形態におけるリプリント
処理を含む印刷処理全体の流れを示すフローチャートで
ある。本発明のデータ処理装置の一例である印刷装置の
CPU122が、ROM124もしくは外部メモリ13
1に格納されている印刷処理プログラムをRAM123
に読み出し実行することで、本フローチャート(後述す
るフローチャートも同様である)に示されている処理が
実現される。
【0071】まずステップS1001において、データ
処理装置のCPU122は、ホストコンピュータ100
からのデータの受信を待ち、受信すると、受信データを
RAM123或いは外部メモリ131に保存する。これ
以降のデータ判別は全てジョブ種402を見て判断す
る。
【0072】次のステップS1002では、受信データ
が印刷指定データまたは印刷格納指定データであるか否
かを判断する。印刷指定データまたは印刷格納指定デー
タの場合は、ステップS1007において、通常の印刷
を行う。そして、ステップS1003において、受信デ
ータが印刷指定データであった時はステップS1001
のデータ受信待ちに戻る。その他の印刷指定データ以外
のデータはリプリント機能に関するデータであるので、
ステップS1004へ進む。
【0073】ステップS1004においては、削除指定
データであった場合はステップS1008へ進んで削除
処理を行う。このとき、操作ジョブID405に指定さ
れたジョブIDで削除する。
【0074】削除指定データでなかった場合は、ステッ
プS1005へ進んで、リプリント指定データであるか
否かを判断する。リプリント指定データである場合は、
ステップS1009においてリプリント処理を行う。リ
プリント指定データ以外は格納指定データであるので、
ステップS1006において格納処理を行う。この格納
は、RAM123または外部メモリ131に記憶する。
【0075】図11は、図10に示した格納処理(ステ
ップS1006)の詳細な流れを示すフローチャートで
ある。
【0076】まずステップS1101においては、CP
U122は、全てのページについて格納処理が行われた
かを判断し、残りのページが存在する場合はステップ1
102に処理を進め、全てのページが格納処理されたと
判断された場合は本フローチャートにおける処理を終了
する。さらにステップS1102において、CPU12
2は、ページ内の全てのバンドに対して格納処理が行わ
れたかを判断する。残りのバンドがあると判断された場
合は、ステップS1103においてそのバンドのレンダ
リングを行う。また、処理中のページにおいてすべての
バンドの格納処理が行われたと判断された場合は、ステ
ップ1101に処理を戻す。
【0077】さらに続くステップS1104において、
CPU122は、レンダリング済みのバンドの分割処理
を行う。ここでの分割する縦と横のサイズは、プリンタ
の処理能力が高ければ小さく分割するようにし、同時に
サイズはヘッダに書き込む。また、分割された領域は、
縦と横のサイズが同じ正方形になっている。本データ処
理装置では、A4を縦方向に搬送した場合に、搬送方向
に垂直に5分割したサイズで分割している。
【0078】ステップS1105において、全ての分割
したイメージに対して格納が行われるように判断する。
残りの分割イメージがある場合は、ステップS1106
おいて空白イメージであるか否かを判断し、空白イメー
ジであった場合は、ステップS1107においてヘッダ
に空白イメージであるフラグを立ててヘッダを保存す
る。空白イメージでない場合は、ステップS1108に
おいて圧縮が必要であるかを判断する。ここでは、メモ
リ容量が全ページを非圧縮で保存できれば非圧縮とし、
1ページでも保存できない場合は圧縮処理をする。な
お、メモリ容量とは、RAM123の残り容量と外部メ
モリ131の容量の和である。
【0079】圧縮が必要な場合は、ステップS1109
において圧縮処理を行う。ここでの圧縮処理は、具体的
にはパックビッツ圧縮などが考えられるが、プリンタ内
において可能な圧縮であれば特に圧縮種類は問わない。
非圧縮または圧縮処理が終了したら、ステップS111
0において、ヘッダに圧縮に関する情報、データサイズ
等を保存して、ヘッダと画像を保存する。
【0080】以上の処理において、RAM123または
外部メモリ131上に2バンド分のメモリを確保する。
1バンド分のメモリにレンダリングを行い、残りの1バ
ンド分のメモリに分割処理したイメージを格納する。
【0081】図12は、図10に示したリプリント処理
(ステップS1009)の詳細を示すフローチャートで
ある。
【0082】まずステップS1201においては、リプ
リント指定データで選択された格納ジョブが存在するか
を判断する。存在してない場合はステップS1202に
おいてプリンタ上のパネルまたはインターフェースを介
してホストコンピュータ100にエラー表示し、終了す
る。
【0083】リプリント指定データで選択された格納ジ
ョブが存在する場合は、ステップS1203において、
全てのページに関してリプリント処理がなされるように
判断する。残りのページがある場合には、ステップS1
204においてジョブ情報に含まれるページフォーマッ
トを確認する。
【0084】ステップS1205において、ページ内の
全てのバンドに対して処理が行われるように判断する。
残りのバンドがある場合には、ステップS1206にお
いて、前記ステップS1204で選択したページフォー
マット情報に基づいて必要な分割イメージを判断する。
このとき、図6の位置設定方法で設定されていて、且つ
バンド高さが1つの分割イメージの高さに等しいなら
ば、横送りの場合は英数字が同じ分割イメージを全て選
択すればよく、縦送りの場合はアルファベットの同じ分
割イメージを選択すればよい。
【0085】その後のステップS1207では、ステッ
プS1206で選択された分割イメージを展開し、必要
ならば回転し1つのバンドを生成する。生成し終えたら
ステップS1208においてシッピングを行う。このシ
ッピングを行っているうちに次のバンドのステップS1
206からステップS1207までの処理を行えばバン
ディング処理が可能になる。
【0086】図13は、図12中のバンドイメージの展
開処理(ステップS1207)の詳細を示すフローチャ
ートである。
【0087】まずステップS1301において、そのバ
ンドに含まれている全ての分割イメージを展開するよう
に判断する。残りのイメージがある場合は、ステップS
1302においてヘッダを調べてイメージが空白イメー
ジか否かを判断し、空白イメージの場合は展開を行わな
い。空白イメージ出ない場合は、ステップS1302に
おいて、既に圧縮されているかを判断する。圧縮されて
いる場合はステップS1304へ進んで伸長処理を行
う。
【0088】その後は、ステップS1305において回
転処理が必要かを判断する。これは格納されているデー
タのページフォーマットとリプリント指定データのペー
ジフォーマットを見て判断する。回転が必要な場合はス
テップS1306へ進んで回転処理を行う。全てが終了
したら、ステップS1307へ進んでバンドイメージに
書き込む。
【0089】一連の処理において、分割イメージの伸
長、回転、展開のためにRAM123上に分割イメージ
1個分のワークメモリを割り当て、その領域で作業を行
う。より高速な処理を行うためには、ステップS130
2からステップS1306まで処理をハードウェアを用
いて一括処理できるような回路を作成することが考えら
れる。
【0090】このように、本実施形態では、レンダリン
グされた画像イメージを一時保存するときに、1辺のバ
ンド高さ整数倍がバンドの高さになる正方形、または1
辺がバンド高さで、1辺がバンド高さ以下の画像イメー
ジに分割し保存する。さらに、保存する時に行う圧縮処
理は、分割された画像イメージ単位で行い、再シッピン
グする時は、分割された画像イメージの必要な部分のみ
を選択し、展開する。画像イメージが空白である場合に
は、ヘッダファイルに情報を付記し、画像を保存しな
い。シッピング時においても、その情報が付記された画
像イメージ部分は、展開処理を行わずに印刷する。
【0091】このようにして、細かい画像イメージに分
解するようにしたので、無駄な画像圧縮を行わずに保存
処理を行うことができ、また記憶する量を減らすことが
でき、記憶装置の効率的な使用が可能になる。また、再
シッピング時においては、無駄な画像イメージの展開を
行わずに、必要な部分の展開のみを行うことができる。
【0092】本発明は、上述した実施形態の装置に限定
されず、複数の機器から構成されるシステムに適用して
も、1つの機器から成る装置に適用してもよい。前述し
た実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラム
コードを記憶した記憶媒体をシステム或いは装置に供給
し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはC
PUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコー
ドを読み出し実行することによっても、完成されること
は言うまでもない。
【0093】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体
は本発明を構成することになる。プログラムコードを供
給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピーデ
ィスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード、ROMを用いることができる。また、コ
ンピュータが読み出したプログラムコードを実行するこ
とにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけで
はなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピ
ュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0094】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指
示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニット
に備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部ま
たは全部を行い、その処理によって前述した実施形態の
機能が実現される場合も含まれることは言うまでもな
い。
【0095】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
レンダリング処理が施されたバンドのデータを記憶装置
に一時的に保存する時に、該バンドのデータを更に分割
し保存するようにしたので、例えば、画像イメージを細
かく分解するようにすれば、無駄な画像圧縮を行わずに
保存処理を行うことができ、また記憶する量を減らすこ
とができ、記憶装置の効率的な使用が可能になる。ま
た、再シッピング時においては、無駄な画像イメージの
展開を行わずに、必要な部分の展開のみを行うことが可
能になる。すなわち、画像格納時には必要ない画像部分
を保存せずに効率的に保存を行うことができ、リプリン
ト処理時においてページフォーマットが変更された時も
無駄な展開、切り取り処理をせずに印刷することが可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る印刷システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】図1中のプリンタの構成を示す断面図である。
【図3】実施形態において使用されるデータ形式を示す
図である。
【図4】実施形態において使用されるデータ形式を示す
図である。
【図5】実施形態において使用されるデータ形式を示す
図である。
【図6】図5の413に格納する画像の位置情報の設定
方法の一例を示す図である。
【図7】実施形態における、分割による画像格納時のメ
モリ効率の向上を説明する図である。
【図8】バンドごとに画像を格納した時に、リプリント
指定時の1バンド分のバンド生成について示した図であ
る。
【図9】本発明における分割方法によって分割した画像
を格納する場合について示した図である。
【図10】実施形態におけるリプリント処理を含む印刷
処理全体の流れを示すフローチャートである。
【図11】図10に示した格納処理(ステップS100
6)の詳細な流れを示すフローチャートである。
【図12】図10に示したリプリント処理(ステップS
1009)の詳細を示すフローチャートである。
【図13】図12中のバンドイメージの展開処理(ステ
ップS1207)の詳細を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ホストコンピュータ 120 プリンタ 121 プリンタ制御ユニット 122 CPU 123 RAM 124 ROM 127 印刷部インターフェース 128 メモリコントローラ(MC) 129 印刷部(プリンタエンジン) 130 操作パネル 131 外部メモリ

Claims (28)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部装置より入力される情報を解析して
    ビットマップデータに展開するレンダリング処理を行っ
    たバンドのデータを一時的に記憶装置に保存しておき、
    再度のデータ出力時にレンダリング処理を行わずに前記
    記憶装置中のデータを出力する再出力機能を備えたデー
    タ処理装置において、 前記レンダリング処理が施されたバンドのデータを前記
    記憶装置に一時的に保存する時に、該バンドのデータを
    更に分割し保存する分割保存手段を備えたことを特徴と
    するデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記分割保存手段で分割されたデータが
    空白イメージであったとき、これを示す情報をヘッダに
    付加し、該空白イメージ自体の保存を行わない手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載のデータ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記分割保存手段は、データに対して圧
    縮処理を行って前記記憶装置に保存する構成としたこと
    を特徴とする請求項1または請求項2記載のデータ処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記圧縮処理は、分割されたデータごと
    に行う処理であることを特徴とする請求項3記載のデー
    タ処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載のデータ処理
    装置を有することを特徴とするデータ処理システム。
  6. 【請求項6】 外部装置より入力される情報を解析して
    ビットマップデータに展開するレンダリング処理を行っ
    たバンドのデータを一時的に記憶装置に保存しておき、
    再度のデータ出力時にレンダリング処理を行わずに前記
    記憶装置中のデータを出力するデータ処理方法におい
    て、 前記レンダリング処理が施されたバンドのデータを前記
    記憶装置に一時的に保存する時に、該バンドのデータを
    更に分割し保存する分割保存処理を行うことを特徴とす
    るデータ処理方法。
  7. 【請求項7】 前記分割保存処理で分割されたデータが
    空白イメージであったとき、これを示す情報をヘッダに
    付加し、該空白イメージ自体の保存を行わないことを特
    徴とする請求項6記載のデータ処理方法。
  8. 【請求項8】 前記分割保存処理は、データに対して圧
    縮処理を行って前記記憶装置に保存することを特徴とす
    る請求項6または請求項7記載のデータ処理方法。
  9. 【請求項9】 前記圧縮処理は、分割されたデータごと
    に行う処理であることを特徴とする請求項8記載のデー
    タ処理方法。
  10. 【請求項10】 外部装置より入力される情報を解析し
    てビットマップデータに展開するレンダリング処理を行
    ったバンドの画像イメージを一時的に記憶装置に保存し
    ておき、再度の印刷時にレンダリング処理を行わずに前
    記記憶装置中の画像イメージをシートに印刷するリプリ
    ント機能を備えた印刷装置において、前記レンダリング
    処理が施された画像イメージを前記記憶装置に一時的に
    保存する時に、該画像イメージを分割し保存する画像分
    割保存手段を備えたことを特徴とする印刷装置。
  11. 【請求項11】 前記画像分割保存手段で分割された画
    像イメージが空白イメージであったとき、これを示す情
    報をヘッダに付加し、該画像イメージ自体の保存を行わ
    ない手段を備えたことを特徴とする請求項10記載の印
    刷装置。
  12. 【請求項12】 前記画像分割保存手段は、画像イメー
    ジに対して圧縮処理を行って前記記憶装置に保存する構
    成としたことを特徴とする請求項10または請求項11
    記載の印刷装置。
  13. 【請求項13】 前記圧縮処理は、分割された画像イメ
    ージごとに行う処理であることを特徴とする請求項12
    記載の印刷装置。
  14. 【請求項14】 前記リプリント機能は、前記レンダリ
    ング処理が施されたバンドの画像イメージをシッピング
    すると同時に前記記憶装置に一時保存する処理を有し、 前記シッピング時にヘッダファイルより、該当する画像
    イメージが空白であるか否かを判断し、空白である場合
    は展開処理を行わない手段を備えたことを特徴とする請
    求項10乃至請求項13記載の印刷装置。
  15. 【請求項15】 再シッピング時に、印刷に供するシー
    トの搬送方向が変更された場合は、前記画像分割保存手
    段で分割された画像イメージについて、それぞれのバン
    ドに必要な部分のみを展開及び回転しバンディング処理
    法により印刷を行う手段を備えたことを特徴とする請求
    項10乃至請求項14記載の印刷装置。
  16. 【請求項16】 請求項10乃至請求項15記載の印刷
    装置を有することを特徴とする印刷システム。
  17. 【請求項17】 外部装置より入力される情報を解析し
    てビットマップデータに展開するレンダリング処理を行
    ったバンドの画像イメージを一時的に記憶装置に保存し
    ておき、再度の印刷時にレンダリング処理を行わずに前
    記記憶装置中の画像イメージをシートに印刷する印刷方
    法において、前記レンダリング処理が施された画像イメ
    ージを前記記憶装置に一時的に保存する時に、該画像イ
    メージを分割し保存する画像分割保存処理を行うことを
    特徴とする印刷方法。
  18. 【請求項18】 前記画像分割保存処理で分割された画
    像イメージが空白イメージであったとき、これを示す情
    報をヘッダに付加し、該画像イメージ自体の保存を行わ
    ないことを特徴とする請求項17記載の印刷方法。
  19. 【請求項19】 前記画像分割保存処理は、画像イメー
    ジに対して圧縮処理を行って前記記憶装置に保存するこ
    とを特徴とする請求項17または請求項18記載の印刷
    方法。
  20. 【請求項20】 前記圧縮処理は、分割された画像イメ
    ージごとに行う処理であることを特徴とする請求項19
    記載の印刷方法。
  21. 【請求項21】 前記リプリント機能は、前記レンダリ
    ング処理が施されたバンドの画像イメージをシッピング
    すると同時に前記記憶装置に一時保存する処理を有し、 前記シッピング時にヘッダファイルより、該当する画像
    イメージが空白であるか否かを判断し、空白である場合
    は展開処理を行わないことを特徴とする請求項17乃至
    請求項20記載の印刷方法。
  22. 【請求項22】 再シッピング時に、印刷に供するシー
    トの搬送方向が変更された場合は、前記画像分割保存処
    理で分割された画像イメージについて、それぞれのバン
    ドに必要な部分のみを展開及び回転しバンディング処理
    法により印刷を行うことを特徴とする請求項17乃至請
    求項21記載の印刷方法。
  23. 【請求項23】 外部装置より入力される情報を解析し
    てビットマップデータに展開するレンダリング処理を行
    ったバンドの画像イメージを一時的に記憶装置に保存し
    ておき、再度の印刷時にレンダリング処理を行わずに前
    記記憶装置中の画像イメージをシートに印刷する印刷方
    法を実行する処理プログラムを提供する媒体であって、 前記レンダリング処理が施された画像イメージを前記記
    憶装置に一時的に保存する時に、該画像イメージを分割
    し保存する画像分割保存処理を行う内容を有することを
    特徴とする処理プログラムを提供する媒体。
  24. 【請求項24】 前記画像分割保存処理で分割された画
    像イメージが空白イメージであったとき、これを示す情
    報をヘッダに付加し、該画像イメージ自体の保存を行わ
    ない内容を有することを特徴とする請求項23記載の処
    理プログラムを提供する媒体。
  25. 【請求項25】 前記画像分割保存処理は、画像イメー
    ジに対して圧縮処理を行って前記記憶装置に保存する内
    容を有することを特徴とする請求項23または請求項2
    4記載の処理プログラムを提供する媒体。
  26. 【請求項26】 前記圧縮処理は、分割された画像イメ
    ージごとに行う処理であることを特徴とする請求項25
    記載の処理プログラムを提供する媒体。
  27. 【請求項27】 前記リプリント機能は、前記レンダリ
    ング処理が施されたバンドの画像イメージをシッピング
    すると同時に前記記憶装置に一時保存するステップを有
    し、前記シッピング時にヘッダファイルより、該当する
    画像イメージが空白であるか否かを判断し、空白である
    場合は展開処理を行わない内容を有することを特徴とす
    る請求項23乃至請求項26記載の処理プログラムを提
    供する媒体。
  28. 【請求項28】 再シッピング時に、印刷に供するシー
    トの搬送方向が変更された場合は、前記画像分割保存処
    理で分割された画像イメージについて、それぞれのバン
    ドに必要な部分のみを展開及び回転しバンディング処理
    法により印刷を行う内容を有することを特徴とする請求
    項23乃至請求項27記載の処理プログラムを提供する
    媒体。
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