JPH0934658A - 情報処理装置および情報処理装置のデータ処理方法 - Google Patents

情報処理装置および情報処理装置のデータ処理方法

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JPH0934658A
JPH0934658A JP7183161A JP18316195A JPH0934658A JP H0934658 A JPH0934658 A JP H0934658A JP 7183161 A JP7183161 A JP 7183161A JP 18316195 A JP18316195 A JP 18316195A JP H0934658 A JPH0934658 A JP H0934658A
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emulation
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JP7183161A
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English (en)
Inventor
Kenji Mikami
健治 三上
Isao Migishima
功 右島
Yoshiyuki Koshiro
芳行 小城
Maiko Suenaga
麻衣子 末永
Satoshi Nagata
聡 永田
Hiroshi Takakura
洋 高倉
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力データ種別によって最適なデータ形式で
出力情報をエミュレーション機能を備える印刷装置に出
力できる。 【構成】 アプリケーションプログラムから出力データ
を取得してデータ種別を判断する判断手段52の判別結
果に基づいて決定手段53が前記出力データに対する最
適なエミュレーションを決定したら、CPUが該決定さ
れたエミュレーションに対応するいずれかのドライバ5
4−1〜54−3を選択する構成を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、印刷装置に対して出力
する出力情報を生成する情報処理装置および情報処理装
置のデータ処理方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ホストコンピュータにインタフェ
ース(例えばセントロニクスインタフェース等)を介し
て接続されるプリンタは、ホストコンピュータから入力
されるデータを解析して、例えばレーザビームプリンタ
の出力データとしてビットマップデータを展開し、この
展開データに基づいて変調されたレーザビームを感光ド
ラムに操作露光して画像データの出力を行うように構成
されている。
【0003】また、プリンタがエミュレーション機能を
備える場合には、複数のプリンタ制御言語系(コマンド
体系)を処理可能に構成されており、使用者が実行する
アプリケーションプログラムに従ってエミュレーション
モードとネイティブモードとを切り換えながらプリント
処理を実行できるように構成されており、プリンタには
上記プリンタ制御言語を解釈するプログラムを切り換え
るためのスイッチや切り換え指示を行うカードスロット
があらかじめ設けられている。
【0004】さらに、印刷装置とホストコンピュータ
は、単にインタフェースを使って接続されるだけでな
く、ホストコンピュータには印刷装置を正しく動作させ
るためのソフトウェアとして、ドライバやセットアップ
ユーティリティ等が必要とされる。
【0005】また、ドライバにはビットマップデータへ
の展開をホストコンピュータ側で行うか、プリンタ側で
行うか、などのさまざまなモードがあり、それらはユー
ザによって出力時に設定できるようになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来の印刷システムは
上記のように構成されているので、ホストコンピュータ
において、ユーザはアプリケーションや出力データの種
類(テキスト,イメージ,グラフィック等)によってエ
ミュレーション各々のドライバを変更する操作を要求さ
れるため、出力データの種類に応じたドライバ変更操作
が煩雑となり、結果として誤った設定を行ってしまう等
の問題点があった。
【0007】また、ドライバのモードのデフォルト値は
ホストコンピュータのCPUなどのハードウェアの性能
によらず一定であり、ユーザがデータの出力時にそれぞ
れを設定する必要があり、さらに設定操作が煩雑となっ
てしまう等の問題点もあった。
【0008】本発明は、上記の問題点を解消するために
なされたもので、本発明に係る第1の発明〜第4の発明
の目的は、印刷装置に出力する出力データの種別を判別
して各エミュレーション機能に対応した各出力情報生成
を選択制御することにより、あるいはデータ処理能力を
判別して出力情報の展開処理先を設定制御することによ
り、出力データ種別によって最適なデータ形式で出力情
報をエミュレーション機能を備える印刷装置に出力でき
るとともに、データ処理能力に応じてデータ展開処理効
率を高めることができる情報処理装置および情報処理装
置のデータ処理方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る第1の発明
は、複数のプリンタ制御言語系に基づく出力情報を処理
するエミュレーション機能を有する印刷装置と所定のイ
ンタフェースを介して通信可能な情報処理装置におい
て、各プリンタ制御言語系に基づいて前記印刷装置に対
して出力する出力情報を生成する複数の生成手段と、ア
プリケーションプログラムから出力データを取得してデ
ータ種別を判別する判別手段と、前記判別手段の判別結
果に基づいて前記出力データに対する最適なエミュレー
ションを決定する決定手段と、前記決定手段により決定
されたエミュレーションに対応するいずれかの生成手段
を選択する選択手段とを有するものである。
【0010】本発明に係る第2の発明は、印刷装置と所
定のインタフェースを介して通信可能な情報処理装置に
おいて、データ処理能力を示す資源情報を記憶する記憶
手段と、所定のデータ処理を実行してデータ処理能力情
報を導出する導出手段と、該導出された前記データ処理
能力情報と前記資源情報とを比較して出力情報のビット
マップ展開先を前記情報処理装置側または前記印刷装置
側のいずれかに切り換え設定制御する制御手段とを有す
るものである。
【0011】本発明に係る第3の発明は、各プリンタ制
御言語系に基づいて印刷装置に対して出力する出力情報
を生成する複数の生成手段を有する情報処理装置のデー
タ処理方法において、アプリケーションプログラムから
出力データを取得してデータ種別を判別する判別工程
と、該判別結果に基づいて前記出力データに対する最適
なエミュレーションを決定する決定工程と、該決定され
たエミュレーションに対応するいずれかの生成手段を選
択する選択工程とを有するものである。
【0012】本発明に係る第4の発明は、所定のインタ
フェースを介して印刷装置に出力情報を出力する情報処
理装置のデータ処理方法において、所定のデータ処理を
実行してデータ処理能力情報を導出する導出工程と、該
導出された前記データ処理能力情報と記憶される資源情
報とを比較して出力情報のビットマップ展開先を前記情
報処理装置側または前記印刷装置側のいずれかに切り換
え設定する設定工程とを有するものである。
【0013】
【作用】第1の発明においては、アプリケーションプロ
グラムから出力データを取得してデータ種別を判別する
判別手段の判別結果に基づいて決定手段が前記出力デー
タに対する最適なエミュレーションを決定したら、選択
手段が該決定されたエミュレーションに対応するいずれ
かの生成手段を選択して、出力データ毎に最適な生成手
段を自動的に選択するためのデータ処理環境を容易に構
築することを可能とする。
【0014】第2の発明においては、導出手段が所定の
データ処理を実行してデータ処理能力情報を導出し、該
導出された前記データ処理能力情報と前記資源情報とを
比較して制御手段が出力情報のビットマップ展開先を前
記情報処理装置側または前記印刷装置側のいずれかに切
り換え設定制御して、出力情報を高速にビットマップ展
開するための展開先設定状態を最適化できるデータ処理
環境を容易に構築することを可能とする。
【0015】第3の発明においては、アプリケーション
プログラムから出力データを取得してデータ種別を判別
し、該判別結果に基づいて前記出力データに対する最適
なエミュレーションを決定し、該決定されたエミュレー
ションに対応するいずれかの生成手段を選択して、出力
データ毎に最適な生成手段を選択するためのデータ処理
環境を容易に構築する処理を自動化することを可能とす
る。
【0016】第4の発明においては、所定のデータ処理
を実行してデータ処理能力情報を導出し、該導出された
前記データ処理能力情報と記憶される資源情報とを比較
して出力情報のビットマップ展開先を前記情報処理装置
側または前記印刷装置側のいずれかに切り換え設定し
て、出力情報を高速にビットマップ展開するための展開
先設定状態を最適化できるデータ処理環境を容易に構築
する処理を自動化することを可能とする。
【0017】
【実施例】本実施例の構成を説明する前に、本実施例を
適用するに好適なレーザビームプリンタおよびインクジ
ェットプリンタの構成について図1を参照しながら説明
する。なお、本実施例を適用するプリンタは、レーザビ
ームプリンタおよびインクジェットプリンタに限られる
ものではなく、他のプリント方式のプリンタでも良いこ
とはいうまでもない。
【0018】図1は、本発明を適用可能な第1の出力装
置の構成を示す断面図であり、例えばレーザビームプリ
ンタ(LBP)の場合を示す。
【0019】図において、1000はLBP本体(プリ
ンタ)であり、外部に接続されているホストコンピュー
タから供給される印刷情報(文字コード等)やフォーム
情報あるいはマクロ命令等を入力して記憶するととも
に、それらの情報に従って対応する文字パターンやフォ
ームパターン等を作成し、記録媒体である記録紙等に像
を形成する。1012は操作のためのスイッチおよびL
ED表示器等が配されている操作パネル、1001はL
BP本体1000全体の制御およびホストコンピュータ
から供給される文字情報等を解析するプリンタ制御ユニ
ットである。
【0020】このプリンタ制御ユニット1001は、主
に文字情報を対応する文字パターンのビデオ信号に変換
してレーザドライバ1002に出力する。レーザドライ
バ1002は半導体レーザ1003を駆動するための回
路であり、入力されたビデオ信号に応じて半導体レーザ
1003から発射されるレーザ光1004をオン・オフ
切り換えする。レーザ光1004は回転多面鏡1005
で左右方向に振らされて静電ドラム1006上を走査露
光する。
【0021】これにより、静電ドラム1006上には文
字パターンの静電潜像が形成されることになる。この潜
像は、静電ドラム1006周囲に配設された現像ユニッ
ト1007により現像された後、記録紙に転写される。
この記録紙にはカットシートを用い、カットシート記録
紙はLBP本体1000に装着した用紙カセット100
8に収納され、給紙ローラ1009および搬送ローラ1
010と搬送ローラ1011とにより、装置内に取り込
まれて、静電ドラム1006に供給される。
【0022】また、LBP本体1000には、図示しな
いカードスロットを少なくとも1個以上備え、内蔵フォ
ントに加えてオプションフォントカード、言語系の異な
る制御カード(エミュレーションカード)を接続できる
ように構成されている。
【0023】本発明は、このような制御カードを複数持
っている場合に適用される。
【0024】図2は、本発明の一実施例を示す印刷シス
テムの制御構成を説明するブロック図である。ここで
は、図1に示したレーザビームプリンタを例にして説明
する。なお、本発明の機能が実行されるのであれば、単
体の機器であっても、複数の機器からなるシステムであ
っても、LAN等のネットワークを介して処理が行われ
るシステムであっても、本発明を適用できることはいう
までもない。
【0025】図において、3000はホストコンピュー
タで、ROM3のプログラム用ROMに記憶された文書
処理プログラム等に基づいて図形,イメージ,文字,表
(表計算等を含む)等が混在した文書処理を実行するC
PU1を備え、システムデバイス4に接続される各デバ
イスをデータ処理ユニット2000のCPU1が総括的
に制御する。
【0026】また、このROM3のプログラム用ROM
には、図5,6のフローチャートで示されるようなCP
U1の制御プログラム等を記憶し、ROM3のフォント
用ROMには上記文書処理の際に使用するフォントデー
タ等を記憶し、ROM3のデータ用ROMは上記文書処
理等を行う際に使用する各種データを記憶する。2はR
AMで、CPU1の主メモリ,ワークエリア等として機
能する。
【0027】5はキーボードコントローラ(KBC)
で、キーボード9は不図示のポインティングデバイスか
らのキー入力をする。6はCRTコントローラ(CRT
C)で、CRTディスプレイ(CRT)10の表示を制
御する。
【0028】7はメモリコントローラ(MC)で、ブー
トプログラム,種々のアプリケーション,フォントデー
タ,ユーザファイル,編集ファイル等を記憶するハード
ディスク(HD)、フロッピーディスク(FD)、光磁
気ディスク(MO)等の外部メモリ11とのアクセスを
制御する。
【0029】8はプリンタコントローラ(PRTC)
で、所定の双方向性インタフェース(インタフェース)
21を介してプリンタ1000に接続されて、プリンタ
1000との通信制御処理を実行する。なお、CPU1
は、例えばRAM2上に設定された表示情報RAM(V
RAM)へのアウトラインフォントの展開(ラスタライ
ズ)処理を実行し、CRT10上でのWYSIWYGを
可能としている。
【0030】また、CPU1は、CRT10上の不図示
のマウスカーソル等で指示されたコマンドに基づいて登
録された種々のウィンドウを開き、種々のデータ処理を
実行する。なお、2000はデータ処理部で、上記1〜
8等で構成される。
【0031】プリンタ1000において、12はプリン
タCPUで、ROM13のプログラム用ROMに記憶さ
れた制御プログラム等あるいは外部メモリ14に記憶さ
れた制御プログラム等に基づいてシステムバス15に接
続される各種のデバイスとのアクセスを総括的に制御
し、印刷部インタフェース16を介して接続される印刷
部(プリンタエンジン)17に出力情報としての画像信
号を出力する。
【0032】また、このROM13のプログラムROM
には、CPU12の制御プログラム等を記憶する。RO
M13のフォント用ROMには上記出力情報を生成する
際に使用するフォントデータ等を記憶し、ROM13の
データ用ROMにはハードディスク等の外部メモリ14
がないプリンタの場合には、ホストコンピュータ300
0上で利用される情報等を記憶している。
【0033】CPU12は入力部18を介してホストコ
ンピュータ3000との通信処理が可能となっており、
プリンタ1000内の情報等をホストコンピュータ30
00に通知可能に構成されている。19は前記CPU1
2の主メモリ、ワークエリア等として機能するRAM
で、図示しない増設ポートに接続されるオプションRA
Mによりメモリ容量を拡張することができるように構成
されている。
【0034】なお、RAM19は、出力情報展開領域,
環境データ格納領域,NVRAM等に用いられる。前述
したハードディスク(HD),ICカード等の外部メモ
リ14は、メモリコントローラ(MC)20によりアク
セスを制御される。外部メモリ14は、オプションとし
て接続され、フォントデータ,エミュレーションプログ
ラム,フォームデータ等を記憶する。また、1012は
図1に示した操作パネル(操作部)で、操作のためのス
イッチおよびLED表示器等が配されている。
【0035】また、前述した外部メモリは1個に限ら
ず、少なくとも1個以上備え、内蔵フォントに加えてオ
プションフォントカード,言語系の異なるプリンタ制御
言語を解釈するプログラムを格納した外部メモリを複数
接続できるように構成されていても良い。
【0036】さらに、図示しないNVRAMを有し、操
作パネル1012からのプリンタモード設定情報を複数
記憶するようにしても良い。1001はプリンタ制御ユ
ニットで、上記12〜16,18,20等から構成され
ている。
【0037】このように構成されたプリンタ制御システ
ムにおいて、ホストコンピュータ3000においてアプ
リケーションからの出力データの種類によって先に述べ
た言語系の異なるエミュレーションを決定し、それぞれ
のエミュレーションのドライバに変更する。
【0038】また、ホストコンピュータ3000でCP
U1の能力に応じてプリンタドライバのデフォルトのモ
ードを切り換え制御する。つまり、CPU1が高速の場
合はプリンタ1000で行う処理をホストコンピュータ
3000で行い、その逆の場合にはホストコンピュータ
3000で行う処理をプリンタ1000で行う。
【0039】〔第1実施例〕図3は、図2に示したホス
トコンピュータ3000とプリンタ1000とのデータ
処理状態を概念的に示すブロック図である。
【0040】ホストコンピュータ3000において、ア
プリケーション51から来たデータを、データを判断す
る判断手段52がデータの種類(テキスト,グラフィッ
ク,イメージ等)を識別し、これを記憶する。そして、
エミュレーションを決定する決定手段53において、デ
ータを判断する判断手段52によって得たデータの種類
に基づいて図4に示すデータの種類とエミュレーション
の適合テーブルを調べることにより、そのデータの種類
に最適なエミュレーションを決定する。その後、エミュ
レーション各々のドライバ54−1〜54−3におい
て、各々のエミュレーションのコマンドに翻訳され、P
RTC8からインタフェース21を介してプリンタ10
00の入力部18に送られプリンタに出力される。
【0041】なお、上記52,53,ドライバ54−1
〜54−3等はプログラムROM3等に記憶されたプロ
グラムをCPU1が適宜実行することにより達成される
手段として、あるいは専用のハードウエアとして構成さ
れていてもよい。
【0042】図4は、図2に示した外部メモリ11に記
憶されるエミュレーション適合テーブルの一例を示す図
である。
【0043】この図に示すように、決定手段53は、デ
ータの種類(テキスト,グラフィック,イメージ等)に
基づいてエミュレーション1〜3のいずれかを決定する
ように構成されている。
【0044】以下、本実施例と第1の発明の各手段との
対応及びその作用について図3等を参照して説明する。
【0045】第1の発明は、複数のプリンタ制御言語系
に基づく出力情報を処理するエミュレーション機能を有
する印刷装置(プリンタ1000)と所定のインタフェ
ース21を介して通信可能な情報処理装置(ホストコン
ピュータ3000)において、各プリンタ制御言語系に
基づいて前記印刷装置に対して出力する出力情報を生成
する複数の生成手段(ドライバ54−1〜54−3)
と、アプリケーションプログラムから出力データを取得
してデータ種別を判別する判別手段(判断手段52)
と、前記判別手段の判別結果に基づいて前記出力データ
に対する最適なエミュレーションを決定する決定手段
(決定手段53)と、前記決定手段により決定されたエ
ミュレーションに対応するいずれかの生成手段を選択す
る選択手段(CPU1の選択処理機能による)とを有
し、アプリケーションプログラムから出力データを取得
してデータ種別を判断する判断手段52の判別結果に基
づいて決定手段53が前記出力データに対する最適なエ
ミュレーションを決定したら、CPU1が該決定された
エミュレーションに対応するいずれかのドライバ54−
1〜54−3を選択して、出力データ毎に最適な生成手
段を自動的に選択するためのデータ処理環境を容易に構
築することを可能とする。
【0046】図5は、本発明に係る印刷システムのエミ
ュレーション決定処理方法の一実施例を示すフローチャ
ートである。なお、(1)〜(7)は各ステップを示
す。
【0047】以下、ホストコンピュータが出力データを
各々のエミュレーションのドライバを介して、各々のコ
マンドにどのように変換していくかを説明するが、特
に、図5の例では、プリンタ1000およびホストコン
ピュータ3000のドライバが、テキストとグラフィッ
クに有効な2つのエミュレーションを持っている場合を
想定する。
【0048】ステップ(1)において、ホストコンピュ
ータ3000がアプリケーションプログラムからのデー
タを受け取る。次いで、ホストコンピュータ3000が
受け取ったデータがテキストデータであるかどうかを入
力データのパターンをテキストデータのパターンとマッ
チングさせることにより判断し(2)、テキストデータ
であったと判断した場合には、データの種類とエミュレ
ーションの適合テーブル(図4参照)を参照し、テキス
トデータの出力を得意とするエミュレーションを選択す
る(3)。
【0049】一方、ステップ(2)でNOの場合は、ホ
ストコンピュータから受け取ったデータがグラフィック
データであるかどうかを入力データのパターンをグラフ
ィックデータのパターンとマッチングさせることにより
判断し(4)、グラフィックデータであったと判断した
場合には、データの種類とエミュレーションの適合テー
ブルを参照し、グラフィックデータの出力を得意とする
エミュレーションを選択する(5)。
【0050】一方、ステップ(4)で、入力データがテ
キストでもグラフィックでもなかったと判断された時に
は、デフォルトのエミュレーションを選択する(6)。
【0051】以上でエミュレーションの設定が終了して
いるので、次に、各々のエミュレーションのドライバを
用いて各々のコマンドに変換され(7)、インタフェー
ス(例えばセントロニクスインタフェース等)を介して
プリンタに送られる。
【0052】以下、本実施例と第3の発明の各工程との
対応及びその作用について図5を参照して説明する。
【0053】第3の発明は、各プリンタ制御言語系に基
づいて印刷装置(プリンタ1000)に対して出力する
出力情報を生成する複数の生成手段を有する情報処理装
置(ホストコンピュータ3000)のデータ処理方法に
おいて、アプリケーションプログラムから出力データを
取得してデータ種別を判別する判別工程(図5のステッ
プ(2),(4))と、該判別結果に基づいて前記出力
データに対する最適なエミュレーションを決定する決定
工程(図5のステップ(3),(5),(6))と、該
決定されたエミュレーションに対応するいずれかの生成
手段を選択する選択工程(図5のステップ(3),
(5),(6))とを実行して、出力データ毎に最適な
生成手段を選択するためのデータ処理環境を容易に構築
する処理を自動化することを可能とするここで、この例
の場合にはエミュレーションが2つであったが、3つ以
上の異なる特徴をもつエミュレーションを持つ場合にも
同様であることは明らかである。
【0054】これにより、ホストコンピュータに接続さ
れるプリンタ等の出力装置および該装置において、アプ
リケーションプログラムからの出力データを自動的に判
断し、印刷装置が備える最適なエミュレーションのドラ
イバ(プリンタドライバ)を選択することで、決定した
印刷装置のエミュレーションに最適な出力データを転送
して印刷させることができる。
【0055】〔第2実施例〕第2実施例は、図2に示し
た構成を備える印刷システムにおいて、ホストコンピュ
ータ3000側とプリンタ1000側のCPUのデータ
処理能力に応じてラスタライズ処理先をホスト側にする
か、プリンタ側にするかを自動設定するものである。
【0056】以下、本実施例と第2の発明の各手段との
対応及びその作用について図2等を参照して説明する。
【0057】第2の発明は、印刷装置(プリンタ100
0)と所定のインタフェースを介して通信可能な情報処
理装置(ホストコンピュータ3000)において、デー
タ処理能力を示す資源情報を記憶する記憶手段(外部メ
モリ11)と、所定のデータ処理を実行してデータ処理
能力情報を導出する導出手段(CPU1の導出処理機能
による)と、該導出された前記データ処理能力情報と前
記資源情報とを比較して出力情報のビットマップ展開先
を前記情報処理装置側または前記印刷装置側のいずれか
に切り換え設定制御する制御手段(CPU1)とを有
し、CPU1が所定のデータ処理を実行してデータ処理
能力情報を導出し、該導出された前記データ処理能力情
報と前記資源情報とを比較して出力情報のビットマップ
展開先をホストコンピュータ3000側またはプリンタ
1000側のいずれかに切り換え設定制御して、出力情
報を高速にビットマップ展開するための展開先設定状態
を最適化できるデータ処理環境を容易に構築することを
可能とする。
【0058】図6は、本発明に係る印刷システムのドラ
イバモード決定処理方法の一実施例を示すフローチャー
トである。なお、(1)〜(5)は各ステップを示す。
【0059】以下、ホストコンピュータ3000が自分
の持っているCPUの処理能力情報を得て、それによっ
てどのようにドライバのデフォルトのモードを切換え制
御するかについて説明する。
【0060】先ず、単純な計算の処理速度を計る等の方
法を用いることにより、ホストコンピュータ3000が
自分のCPUを認識する(1)。そして、そのCPUの
性能が一定値以上(例えば外部メモリ11に記憶されて
いる値)であるかどうかを判断し(2)、一定値以上で
あると判定した場合は、出力データのビットマップへの
展開をホストコンピュータ側で行った方がより高速に印
刷できると判断し、ドライバのモードをホストコンピュ
ータ側で行うモードとする(3)。
【0061】一方、ステップ(2)で一定値以下である
と判断した場合には、出力データのビットマップへの展
開をプリンタで行った方がより高速であると判断し、プ
リンタ側で処理を行うモードとする(4)。
【0062】次いで、ステップ(3)またはステップ
(4)で決定したモードをドライバのデフォルト値とし
て設定して(5)、処理を終了する。
【0063】これにより、ホストコンピュータに接続さ
れるプリンタ等の出力装置および該装置において、出力
情報をラスタライズするためのドライバのデフォルトの
モードをホストコンピュータのCPUの性能(データ処
理速度)によって最適なものに設定することによって、
ユーザが設定することなく最適なモードで出力できるの
で、プリンタ側のデータ処理能力がホストコンピュータ
側のデータ処理能力よりも低い場合に、印刷処理効率を
低下させてしまう事態を回避することができる。
【0064】以下、本実施例と第4の発明の各工程との
対応及びその作用について図6等を参照して説明する。
【0065】第4の発明は、所定のインタフェース21
を介して印刷装置(プリンタ1000)に出力情報を出
力する情報処理装置(ホストコンピュータ3000)の
データ処理方法において、所定のデータ処理を実行して
データ処理能力情報を導出する導出工程(図6のステッ
プ(1))と、該導出された前記データ処理能力情報と
記憶される資源情報とを比較して出力情報のビットマッ
プ展開先を前記情報処理装置側または前記印刷装置側の
いずれかに切り換え設定する設定工程(図6のステップ
(3),(4),(5))とを実行して、出力情報を高
速にビットマップ展開するための展開先設定状態を最適
化できるデータ処理環境を容易に構築する処理を自動化
することを可能とする。
【0066】なお、本発明は、複数の機器から構成され
るシステムに適用しても、1つの機器からなる装置に適
用してもよい。また、本発明は、システムあるいは装置
にプログラムを供給することによって達成される場合に
も適用できることは言うまでもない。この場合、本発明
を達成するためのソフトウエアによって表されるプログ
ラムを格納した記憶媒体を該システムあるいは装置に読
み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、本
発明の効果を享受することが可能となる。
【0067】さらに、本発明を達成するためのソフトウ
エアによって表されるプログラムをネットワーク上のデ
ータベースから通信プログラムによりダウンロードして
読み出すことによって、そのシステムあるいは装置が、
本発明の効果を享受することが可能となる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る第1
の発明によれば、アプリケーションプログラムから出力
データを取得してデータ種別を判別する判別手段の判別
結果に基づいて決定手段が前記出力データに対する最適
なエミュレーションを決定したら、選択手段が該決定さ
れたエミュレーションに対応するいずれかの生成手段を
選択するので、出力データ毎に最適な生成手段を自動的
に選択するためのデータ処理環境を容易に構築すること
ができる。
【0069】第2の発明によれば、導出手段が所定のデ
ータ処理を実行してデータ処理能力情報を導出し、該導
出された前記データ処理能力情報と前記資源情報とを比
較して制御手段が出力情報のビットマップ展開先を前記
情報処理装置側または前記印刷装置側のいずれかに切り
換え設定制御するので、出力情報を高速にビットマップ
展開するための展開先設定状態を最適化できるデータ処
理環境を容易に構築することができる。
【0070】第3の発明によれば、アプリケーションプ
ログラムから出力データを取得してデータ種別を判別
し、該判別結果に基づいて前記出力データに対する最適
なエミュレーションを決定し、該決定されたエミュレー
ションに対応するいずれかの生成手段を選択するので、
出力データ毎に最適な生成手段を選択するためのデータ
処理環境を容易に構築する処理を自動化することができ
る。
【0071】第4の発明によれば、所定のデータ処理を
実行してデータ処理能力情報を導出し、該導出された前
記データ処理能力情報と記憶される資源情報とを比較し
て出力情報のビットマップ展開先を前記情報処理装置側
または前記印刷装置側のいずれかに切り換え設定するの
で、出力情報を高速にビットマップ展開するための展開
先設定状態を最適化できるデータ処理環境を容易に構築
する処理を自動化することができる。
【0072】従って、出力データ種別によって最適なデ
ータ形式で出力情報をエミュレーション機能を備える印
刷装置に出力できるとともに、データ処理能力に応じて
データ展開処理効率を高めることができる等の効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用可能な第1の出力装置の構成を示
す断面図である。
【図2】本発明の一実施例を示す印刷システムの制御構
成を説明するブロック図である。
【図3】図2に示したホストコンピュータとプリンタと
のデータ処理状態を概念的に示すブロック図である。
【図4】図2に示した外部メモリに記憶されるエミュレ
ーション適合テーブルの一例を示す図である。
【図5】本発明に係る印刷システムのエミュレーション
決定処理方法の一実施例を示すフローチャートである。
【図6】本発明に係る印刷システムのドライバモード決
定処理方法の一実施例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 3 ROM 8 プリンタコントローラ 12 CPU 13 ROM 18 入力部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 末永 麻衣子 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 永田 聡 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 高倉 洋 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のプリンタ制御言語系に基づく出力
    情報を処理するエミュレーション機能を有する印刷装置
    と所定のインタフェースを介して通信可能な情報処理装
    置において、各プリンタ制御言語系に基づいて前記印刷
    装置に対して出力する出力情報を生成する複数の生成手
    段と、アプリケーションプログラムから出力データを取
    得してデータ種別を判別する判別手段と、前記判別手段
    の判別結果に基づいて前記出力データに対する最適なエ
    ミュレーションを決定する決定手段と、前記決定手段に
    より決定されたエミュレーションに対応するいずれかの
    生成手段を選択する選択手段とを有することを特徴とす
    る情報処理装置。
  2. 【請求項2】 印刷装置と所定のインタフェースを介し
    て通信可能な情報処理装置において、データ処理能力を
    示す資源情報を記憶する記憶手段と、所定のデータ処理
    を実行してデータ処理能力情報を導出する導出手段と、
    該導出された前記データ処理能力情報と前記資源情報と
    を比較して出力情報のビットマップ展開先を前記情報処
    理装置側または前記印刷装置側のいずれかに切り換え設
    定制御する制御手段とを有することを特徴とする情報処
    理装置。
  3. 【請求項3】 各プリンタ制御言語系に基づいて印刷装
    置に対して出力する出力情報を生成する複数の生成手段
    を有する情報処理装置のデータ処理方法において、アプ
    リケーションプログラムから出力データを取得してデー
    タ種別を判別する判別工程と、該判別結果に基づいて前
    記出力データに対する最適なエミュレーションを決定す
    る決定工程と、該決定されたエミュレーションに対応す
    るいずれかの生成手段を選択する選択工程とを有するこ
    とを特徴とする情報処理装置のデータ処理方法。
  4. 【請求項4】 所定のインタフェースを介して印刷装置
    に出力情報を出力する情報処理装置のデータ処理方法に
    おいて、所定のデータ処理を実行してデータ処理能力情
    報を導出する導出工程と、該導出された前記データ処理
    能力情報と記憶される資源情報とを比較して出力情報の
    ビットマップ展開先を前記情報処理装置側または前記印
    刷装置側のいずれかに切り換え設定する設定工程とを有
    することを特徴とする情報処理装置のデータ処理方法。
JP7183161A 1995-07-20 1995-07-20 情報処理装置および情報処理装置のデータ処理方法 Pending JPH0934658A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000284924A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Seiko Epson Corp 情報処理装置およびその方法並びに記録媒体
KR100732688B1 (ko) * 2005-11-21 2007-06-27 삼성전자주식회사 인쇄포트 설정 방법 및 그를 적용한 사용자 단말장치

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