JP2000284924A - 情報処理装置およびその方法並びに記録媒体 - Google Patents

情報処理装置およびその方法並びに記録媒体

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JP2000284924A
JP2000284924A JP11093183A JP9318399A JP2000284924A JP 2000284924 A JP2000284924 A JP 2000284924A JP 11093183 A JP11093183 A JP 11093183A JP 9318399 A JP9318399 A JP 9318399A JP 2000284924 A JP2000284924 A JP 2000284924A
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慎治 田中
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 使用するコンピュータの性能によらず優れた
操作性を発揮させる。 【解決手段】 所定の計算処理を所定回数実行して、そ
の所要時間からCPUの処理能力の程度を検出する。そ
して、その検出した処理能力が高いと判別されたときに
(S202)、印刷情報ファイルのデフォルト値を書き
替える(S203)。この結果、ディスプレイに表示さ
れる「手動設定」のダイアログボックスの画像は、「ハ
ーフトーン」のデータ入力欄が「高画質ハーフトーン」
に、「カラー調整」のデータ入力欄の表示が「オートフ
ォトファイン」に書き替えられたものとなる。通常、能
力の低いコンピュータに合わせて画像処理等のデフォル
トが設定されているが、コンピュータの処理能力を検出
することで、コンピュータの処理能力に釣り合ったデフ
ォルト値を表示することができ、作業者は、コンピュー
タの処理能力が高い場合にも、デフォルト値をそのまま
利用することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、データ処理で実
現される各種機能を設定することが可能な情報処理装置
およびその方法並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、周辺装置としてのプリンタをコ
ンピュータにつないで、コンピュータで作成した印刷デ
ータをプリンタに印刷しようとするとき、コンピュータ
にプリンタ用のデバイスドライバ(以下、プリンタドラ
イバと呼ぶ)を組み込む必要がある。プリンタドライバ
は、プリンタの機能やインターフェース、フォント情
報、制御コードなど、プリンタについての各種情報をコ
ンピュータに設定してプリンタをコントロールするコン
ピュータプログラムであり、印刷しようとするプリンタ
の機種ごとに用意される。
【0003】作業者は、コンピュータを操作して、コン
ピュータに組み込んだプリンタドライバを起動して、各
種情報の設定を行なうことができるが、そうした設定を
行なうために、ディスプレイにデータ入力用のウィンド
ウを表示して、その表示に従ってキーボードやマウスを
操作してデータ入力を行なう。この結果、プリンタドラ
イバに各種情報を設定することができる。
【0004】こうしたデータ入力用のウィンドウには、
このプリンタドライバを使い易くするために、作業者が
何も指定しない場合にも自動的に標準の設定がなされる
ように、デフォルトの条件が予め用意されている。作業
者は、標準の印刷を行なおうとする場合には、このデフ
ォルトの条件をそのまま用いればよい。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のプリンタドライバでは、デフォルトの条件は、コン
ピュータの性能が高い場合にも低い場合にもある程度快
適に動作するような設定である必要があることから、最
低限の機能だけが動作するような値に設定されているの
が常であった。近年のように、コンピュータの性能が年
々飛躍的に向上する状況下においては、使用の対象とな
るコンピュータのデータ処理能力の較差は大きなものと
なっている。このため、高性能のコンピュータを使用す
る者にとっては、性能に不釣り合いなデフォルト条件の
ため、デフォルト条件をそのまま利用することができ
ず、常に各種の情報を設定し直す必要があり、操作性が
悪かった。
【0006】この発明は、従来技術における上述の課題
を解決するためになされたものであり、使用するコンピ
ュータの性能が違っても優れた操作性を発揮することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段およびその作用・効果】こ
のような課題を解決するため、この発明の第1の装置
は、所定の機能を実現するデータ処理を行なうデータ処
理実行手段と、表示装置にデータ入力用のウィンドウを
表示して、該データ入力用のウィンドウに従って操作さ
れる入力装置からの入力を取り込み、該入力に応じて、
前記データ処理により実現される機能を設定する機能設
定手段とを備える情報処理装置において、前記データ入
力用のウィンドウのデフォルト条件を予め記憶する記憶
手段と、前記情報処理装置のデータ処理能力を検出する
能力検出手段と、前記検出されたデータ処理能力に応じ
て、前記デフォルト条件を変更するデフォルト変更手段
とを備えることを特徴としている。
【0008】ここで、機能設定手段により入力装置から
取り込む入力とは、キーボードからの文字データの入力
や、ボタン選択のためのマウスによるクリック操作の信
号の入力等である。
【0009】上記構成の第1の装置によれば、能力検出
手段により検出した情報処理装置のデータ処理能力に応
じて、データ入力用のウィンドウのデフォルト条件が変
更される。このため、情報処理装置のデータ処理能力に
釣り合ったデフォルト条件を作業者に提供することが可
能となり、作業者は、たとえ情報処理装置のデータ処理
能力が高いような場合にも、デフォルト条件をそのまま
利用することができる。したがって、この第1の装置で
は、情報処理装置のデータ処理能力にかかわらず優れた
操作性を発揮することができるという効果を奏する。
【0010】上記構成の情報処理装置において、前記能
力検出手段は、前記情報処理装置に設けられた中央処理
装置のデータ処理能力を検出する構成とすることができ
る。
【0011】この構成によれば、中央処理装置のデータ
処理能力に釣り合ったデータ入力用ウィンドウのデフォ
ルト条件を作業者に提供することが可能となる。
【0012】また、上記構成の情報処理装置において、
前記能力検出手段は、前記情報処理装置に接続される通
信路のデータ転送能力を検出する構成とすることができ
る。
【0013】この構成によれば、通信路のデータ転送能
力により情報処理装置の通信路へのデータ転送能力を検
出することができ、情報処理装置のデータ転送能力に釣
り合ったデータ入力用ウィンドウのデフォルト条件を作
業者に提供することが可能となる。
【0014】上記構成の情報処理装置において、前記デ
フォルト変更手段は、前記データ入力用のウィンドウに
含まれるデータ入力欄に予め用意されているデフォルト
値を変更する構成とすることができる。
【0015】この構成によれば、データ入力用ウィンド
ウに含まれるデータ入力欄に予め用意されたデフォルト
値を変更することで、情報処理装置のデータ処理能力に
釣り合ったデフォルト条件を作業者に提供することがで
きる。
【0016】上記構成の情報処理装置において、前記デ
フォルト変更手段は、前記データ入力用のウィンドウで
設定可能な機能の範囲を制限する構成とすることができ
る。
【0017】この構成によれば、データ入力用ウィンド
ウで設定可能な機能の範囲を制限することで、情報処理
装置のデータ処理能力に釣り合ったデフォルト条件を作
業者に提供することができる。
【0018】上記構成の情報処理装置において、前記デ
フォルト変更手段は、前記データ入力用のウィンドウに
含まれるデータ入力欄の表示位置を変更する構成とする
ことができる。
【0019】この構成によれば、データ入力用ウィンド
ウに含まれるデータ入力欄の表示位置を変更すること
で、情報処理装置のデータ処理能力に釣り合ったデフォ
ルト条件を作業者に提供することができる。
【0020】上記構成の情報処理装置において、前記デ
ータ処理実行手段により行なわれるデータ処理が、所定
の周辺装置用のデバイスドライバに従う処理である構成
とすることができる。
【0021】この構成によれば、デバイスドライバに従
う処理によって、データ処理で実現される機能が設定さ
れる。
【0022】上記構成の情報処理装置において、前記デ
バイスドライバを記憶装置にコピーするインストール手
段を備え、前記能力検出手段は、前記デバイスドライバ
をコピーするインストール時に、前記データ処理能力の
検出を行なう構成とすることができる。
【0023】この構成によれば、デバイスドライバのイ
ンストール時に、情報処理装置のデータ処理能力を検出
することができる。
【0024】また、上記構成の情報処理装置において、
前記デバイスドライバを記憶装置にコピーするインスト
ール手段を備え、前記能力検出手段は、前記デバイスド
ライバを前記データ処理実行手段により実行する起動時
に、前記データ処理能力の検出を行なう構成とすること
ができる。
【0025】この構成によれば、デバイスドライバの起
動時に、情報処理装置のデータ処理能力を検出すること
ができる。
【0026】この発明の第2の装置は、所定の機能を実
現するデータ処理を行なうデータ処理実行手段と、作業
者との間で各種情報のやり取りを図りつつ、該作業者か
らの指令に応じて、前記データ処理により実現される機
能を設定する機能設定手段とを備える情報処理装置にお
いて、前記情報処理装置のデータ処理能力を検出する能
力検出手段を備えるとともに、前記機能設定手段は、前
記各種機能のうちの少なくとも一の機能を実現するアル
ゴリズムが、前記能力検出手段により検出されたデータ
処理能力に応じた最適なものとなるように、前記アルゴ
リズムの設定を行なうアルゴリズム設定手段を備えるこ
とを特徴としている。
【0027】この構成によれば、能力検出手段により検
出した情報処理装置のデータ処理能力に応じて、各種機
能のうちの少なくとも一の機能を実現するアルゴリズム
が最適なものとなる。このため、作業者は、情報処理装
置のデータ処理能力を意識することなしに、情報処理装
置のデータ処理能力に最適なアルゴリズムにて機能が実
現されるようにすることができる。したがって、この第
2の装置では、情報処理装置のデータ処理能力にかかわ
らず優れた操作性でもって最適な機能を実現することが
できるという効果を奏する。
【0028】上記第2の装置において、前記能力検出手
段は、前記情報処理装置に設けられた中央処理装置のデ
ータ処理能力を検出する構成とすることができる。
【0029】この構成によれば、中央処理装置のデータ
処理能力に釣り合ったアルゴリズムにて機能が実現され
ることになる。
【0030】この発明の第1の方法は、(a)情報処理
装置において所定の機能を実現するデータ処理を行なう
工程と、(b)表示装置にデータ入力用のウィンドウを
表示して、該データ入力用のウィンドウに従って操作さ
れる入力装置からの入力を取り込み、該入力に応じて、
前記データ処理により実現される機能を設定する工程と
を備える情報処理方法において、(c)前記データ入力
用のウィンドウのデフォルト条件を予め定める工程と、
(d)前記情報処理装置のデータ処理能力を検出する工
程と、(e)前記検出されたデータ処理能力に応じて、
前記デフォルト条件を変更する工程とを備えることを特
徴とする。
【0031】この発明の第2の方法は、(a)情報処理
装置において所定の機能を実現するデータ処理を行なう
工程と、(b)作業者との間で各種情報のやり取りを図
りつつ、該作業者からの指令に応じて、前記データ処理
により実現される機能を設定する工程とを備える情報処
理方法において、(c)前記情報処理装置のデータ処理
能力を検出する工程を備えるとともに、前記工程(b)
は、(b1)前記各種機能のうちの少なくとも一の機能
を実現するアルゴリズムが、前記能力検出手段により検
出されたデータ処理能力に応じた最適なものとなるよう
に、前記アルゴリズムの設定を行なう工程を備えること
を特徴としている。
【0032】この発明の第1または第2の方法によって
も、この発明の第1または第2の装置と同様に、情報処
理装置のデータ処理能力にかかわらず優れた操作性を発
揮することができるという効果を奏する。
【0033】この発明の第1の記録媒体は、(a)所定
の機能を実現するデータ処理を行なう機能と、(b)表
示装置にデータ入力用のウィンドウを表示して、該デー
タ入力用のウィンドウに従って操作される入力装置から
の入力を取り込み、該入力に応じて、前記データ処理に
より実現される機能を設定する機能とをコンピュータに
実現させるためのコンピュータプログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、前記コン
ピュータプログラムは、さらに、(c)前記データ入力
用のウィンドウのデフォルト条件を予め定める機能と、
(d)前記コンピュータのデータ処理能力を検出する機
能と、(e)前記検出されたデータ処理能力に応じて、
前記デフォルト条件を変更する機能とを前記コンピュー
タに実現させるためのものであることを特徴とする。
【0034】この発明の第2の記録媒体は、(a)所定
の機能を実現するデータ処理を行なう機能と、(b)作
業者との間で各種情報のやり取りを図りつつ、該作業者
からの指令に応じて、前記データ処理により実現される
機能を設定する機能とをコンピュータに実現させるため
のコンピュータプログラムを記録したコンピュータ読み
取り可能な記録媒体であって、前記コンピュータプログ
ラムは、さらに、(c)前記情報処理装置のデータ処理
能力を検出する機能をコンピュータに実現させるための
ものであり、前記機能(b)は、(b1)前記各種機能
のうちの少なくとも一の機能を実現するアルゴリズム
が、前記能力検出手段により検出されたデータ処理能力
に応じた最適なものとなるように、前記アルゴリズムの
設定を行なう機能を備えることを特徴とする。
【0035】この発明の第1または第2の記録媒体は、
この発明の第1または第2の装置あるいはこの発明の第
1または第2の方法と同様に、情報処理装置のデータ処
理能力にかかわらず優れた操作性を発揮することができ
るという効果を奏する。
【0036】
【発明の他の態様】この発明は、以下のような他の態様
も含んでいる。
【0037】その第1の態様は、上記各発明における中
央処理装置のデータ処理能力を検出する手段、工程また
は機能を、所定の計算処理を所定回数だけ繰り返し実行
して、その実行に要する時間の長さから求める構成とす
る態様である。第2の態様は、同じく中央処理装置のデ
ータ処理能力を検出する手段、工程または機能を、中央
処理装置に予め記憶されているID情報に基づいて求め
る構成とする態様である。第3の態様は、同じく中央処
理装置のデータ処理能力を検出する手段、工程または機
能を、メモリや空きハードディスクスペース等の周辺環
境の仕様からCPUのデータ処理能力を推測して求める
構成とする態様である。こうした第1ないし第3の態様
では、中央処理装置のデータ処理能力を容易に検出する
ことができる。
【0038】第4の態様は、コンピュータに上記の発明
の各工程または各手段の機能を実現させるコンピュータ
プログラムとしての態様である。第5の態様は、そのコ
ンピュータプログラムを含むことで搬送波内に具現化さ
れたデータ信号としての態様である。第6の態様は、コ
ンピュータプログラムを通信経路を介して供給するプロ
グラム供給装置としての態様である。この第6の態様で
は、プログラムをネットワーク上のサーバなどに置き、
通信経路を介して、必要なプログラムをコンピュータに
ダウンロードし、これを実行することで、上記の方法や
装置を実現することができる。
【0039】
【発明の実施の形態】以上説明したこの発明の構成・作
用を一層明らかにするために、以下この発明の実施の形
態を実施例に基づき説明する。図1はこの発明の第1実
施例を適用するコンピュータシステムの外観図である。
このコンピュータシステムは、コンピュータ10と、周
辺機器としてのCRTディスプレイ12およびプリンタ
14を備える。コンピュータ10は、コンピュータ本体
16とキーボード18とマウス20を備える。なお、こ
のコンピュータ本体16には、フロッピィディスク22
の内容を読み取るフロッピィディスクドライブ24が搭
載されている。プリンタ14は、インク滴を吐出するこ
とにより、用紙の表面にドットを形成する所謂インクジ
ェットプリンタであり、キャリッジを主走査方向に往復
動させつつ、用紙を副走査方向に搬送することにより、
用紙への画像記録を行なう。
【0040】図2は、コンピュータシステムのハードウ
ェアの概略構成を示すブロック図である。図示するよう
に、このコンピュータ本体16は、中央演算処理装置と
してのCPU30を中心にバスにより相互に接続された
ROM31、RAM32、表示画像メモリ33、マウス
インタフェース34、キーボードインタフェース35、
FDC36、HDC37、CRTC38、プリンタイン
タフェース39およびI/Oポート40を備える。
【0041】ROM31は、内蔵されている各種プログ
ラム等を記憶する読み出し専用のメモリである。RAM
32は、各種データ等を記憶する読み出し・書込み可能
なメモリである。表示画像メモリ33はCRTディスプ
レイ12に表示する画像の画像データを記憶するメモリ
である。マウスインタフェース34は、マウス20との
データ等のやり取りを司るインタフェースである。キー
ボードインタフェース35は、キーボード18からのキ
ー入力を司るインタフェースである。FDC36は、フ
ロッピィディスクドライブ(FDD)24を制御するフ
ロッピィディスクコントローラである。HDC37は、
ハードディスクドライブ(HDD)41を制御するハー
ドディスクコントローラである。CRTC38は、表示
画像メモリ33に記憶される表示画像データに基づいて
CRTディスプレイ12における画像の表示を制御する
CRTコントローラである。プリンタインタフェース3
9は、プリンタ14へのデータの出力を制御するインタ
フェースである。I/Oポート40は、シリアル出力の
ポートを備えており、モデム44に接続されており、こ
のモデム44を介して、公衆電話回線46に接続されて
いる。コンピュータ10は、モデム44を介して、外部
のネットワークに接続されており、特定のサーバ48に
接続可能となっている。
【0042】このコンピュータシステムでは、オペレー
ティングシステムはHDD41に記憶されており、コン
ピュータ本体16に電源を投入すると、HDD41のブ
ートブロックに書き込まれたローダに従ってRAM32
の所定の領域にロードされる。また、プリンタ14の機
種毎に用意されるプリンタドライバは、フロッピィディ
スク22に予め格納されており、所定のインストールプ
ログラムを起動することで、フロッピィディスクドライ
ブ24からコンピュータ本体16にインストールされ
る。このインストールされたプリンタドライバは、HD
D41に記憶されており、コンピュータ本体16に電源
を投入したときに、オペレーティングシステムに組み込
まれ、RAM32の所定の領域にロードされる。
【0043】このプリンタドライバをCPU30が実行
することによって本発明の各種構成要件は実現される。
なお、このプリンタドライバのソフトウェアプログラム
は、前述したように、フロッピィディスク22に格納さ
れたものであるが、これに替えて、CD−ROM、光磁
気ディスク、ICカード等の他の携帯型記録媒体(可搬
型記録媒体)に格納された構成としてもよい。また、前
述したソフトウェアプログラムは、外部のネットワーク
に接続される特定のサーバ48から、ネットワークを介
して提供されるプログラムデータをダウンロードして、
RAM32またはHDD41に転送することにより得る
ようにすることもできる。
【0044】以上説明したハードウェア構成を有するコ
ンピュータシステムによる印刷の様子について次に説明
する。図3は、コンピュータ本体16が扱う画像情報か
ら印刷が行なわれるまでの処理の様子を示すブロック図
である。図示するように、コンピュータ本体16の内部
で動作しているアプリケーションプログラム51によ
り、画像の処理を行いつつビデオドライバ52を介して
CRTディスプレイ12に画像を表示している。また、
このアプリケーションプログラム51が、印字発令を発
行すると、コンピュータ本体16内のプリンタドライバ
53が、画像情報をアプリケーションプログラム51か
ら受け取り、これをプリンタ14が印字可能な信号に変
換している。なお、このプリンタドライバ53は、イン
ストールプログラム58により、フロッピィディスクド
ライブ24からコンピュータ本体16にインストールさ
れる。
【0045】図3に示した例では、プリンタドライバ5
3の内部には、アプリケーションプログラム51が扱っ
ている画像情報をドット単位の色情報に変換するラスタ
ライザ54、ドット単位の色情報に変換された画像情報
(階調データ)に対してプリンタ14の発色の特性に応
じた色補正を行なう色補正モジュール55、色補正され
た後の画像情報からドット単位でのインクの有無により
ある面積での濃度を表現するいわゆるハーフトーンの画
像情報を生成するハーフトーンモジュール56が備えら
れている。また、プリンタドライバ53の内部には、プ
リンタ14による印刷のための各種情報を設定する情報
設定モジュール57が備えられている。印刷のための各
種情報としては、印刷品質、色補正、ハーフトーンの種
類等の印刷の基本設定に関するもの、用紙のサイズ、印
刷方向等の用紙設定に関するもの等がある。
【0046】なお、情報設定モジュール57で設定され
た色補正の情報は、色補正モジュール55に送られ、ハ
ーフトーンの種類の情報は、ハーフトーンモジュール5
6に送られる。情報設定モジュール57は、ビデオドラ
イバ52を介してCRTディスプレイ12に設定の内容
を示す画像を表示している。情報設定モジュール57の
内部には、この発明の主要部としてのデフォルト変更部
57aが備えられている。インストールプログラム58
の内部には、この発明の主要部としての能力検出部58
aが備えられている。情報設定モジュール57およびイ
ンストールプログラム58について、以下に詳細に説明
する。
【0047】プリンタドライバ53は、その設定を変え
ることにより、プリンタ14による印刷を種々コントロ
ールすることができるが、ユーザは、そうした設定を予
め行なっておく必要がある。こうした印刷のための各種
情報を設定する作業を実行するのが情報設定モジュール
57である。ここでは、この情報設定モジュール57の
動作によりユーザはどのような操作を行なうかを先に説
明する。なお、この説明に当たり、このプリンタドライ
バ53が動作するオペレーティングシステムとして、W
indows95(マイクロソフト社の商標)を例にと
って説明する。また、プリンタ14の名称は「PM−0
0」であるものとして説明する。
【0048】ユーザは、まずコンピュータ10を次のよ
うに操作して、印刷のための各種情報を設定するダイア
ログボックスを開く。すなわち、[スタート]→[設
定]→[プリンタ]の操作を行なうことで、「プリン
タ」ウィンドウを開く。次いで、そのウィンドウ上の目
的のプリンタ、ここでは「PM−00」のアイコンをダ
ブル・クリックして、そのプリンタについてのウィンド
ウを開く。その後、そのウィンドウから[プリンタ]→
[プロパティ]の操作を行なって、そのプリンタについ
ての各種情報を設定するダイアログボックスを表示させ
る。
【0049】図4は、そのダイアログボックスDAを例
示する説明図である。図示するように、ダイアログボッ
クスDAには、「情報」、「詳細」、「基本設定」、
「用紙設定」、「レイアウト」、「ユーティリティ」の
6種類のカードCD1,CD2,CD3,CD4,CD
5,CD6が用意されている。「情報」のカードCD1
は、プリンタのコメント等、プリンタについての情報を
設定するためのものである。「詳細」のカードCD2
は、プリンタが接続されているポート等、プリンタにつ
いての詳細な情報を設定するためのものである。「基本
設定」のカードCD3は、印刷品質に関わる基本的な情
報を設定するためのものである。「用紙設定」のカード
CD4は、用紙についての各種情報を設定するためのも
のである。「レイアウト」のカードCD5は、用紙につ
いてのレイアウト情報を設定するためのものである。
「ユーティリティ」のカードCD6は、その他有用な情
報を設定するためのものである。
【0050】オペレータが、マウス20を操作してタブ
の部分をクリックすると、そのタブに対応したカードC
D1〜CD6の内の一つがダイアログボックスDAに表
示される。図4には、「基本設定」のカードCD3が表
示された状態が例示されている。なお、カードCD1〜
CD6の内容は、上記例に限る訳ではなく、1枚のカー
ドで全ての内容を含む構成としてもよく、あるいは、よ
り細かく分けて7枚以上のカードに分ける構成としても
よく、あるいは、各カードCD1〜CD6の内容を別の
組み分けによるものとしてもよい。
【0051】図示するように、「基本設定」のカードC
D3には、オペレータからのデータ入力を受け付けるデ
ータ入力欄として、「用紙種類」、「インク」、「モー
ド設定」の3つのデータ入力欄E1,E2,E3が設け
られている。また、このカードCD3には、プリンタド
ライバの現在の設定の内容のうちのいくつかの情報を表
示するデータ表示欄E4が設けられている。
【0052】「用紙種類」のデータ入力欄E1は、用紙
の種類を設定するもので、「普通紙」、「スーパーファ
イン専用紙」、「専用光沢フィルム」等が選択肢として
用意されている。「インク」のデータ入力欄E2は、プ
リンタ14に使用するインクの種類を設定するもので、
「カラー」と「黒」とが選択肢として用意されている。
「モード設定」のデータ入力欄E3は、基本的な設定の
モードを選択するもので、予め決められた設定を自動的
に行なう「推奨設定」のモードと、手動で詳細に設定を
行なう「詳細設定」のモードとがボタンE3a,E3b
により選択可能となっている。
【0053】ボタンE3aがクリックされて「推奨設
定」のモードが選択されると、図示しないスライドレバ
ー形のボタンE3eが明示され、これにより、プリンタ
14による印刷をどの程度の品質で行なうかが簡易に指
定可能となる。
【0054】ボタンE3bがクリックされて「詳細設
定」のモードが選択されると、次のように動作する。こ
の「詳細設定」のモードが選択されると、データ入力欄
E3cおよびデータ入力欄E3dが「現在の設定」、
「設定変更」と表示された上でアクティブな状態とな
る。これにより、このデータ入力欄E3cから印刷目的
を入力することが可能となり、また、データ入力欄E3
dから手動設定を行なうためのダイアログボックスを開
くことが可能となる。データ入力欄E3cは、印刷する
画像データのタイプを設定するもので、ワープロ、グラ
フ、写真等の選択肢が用意されている。
【0055】図5は、データ入力欄E3dから開かれる
手動設定のダイアログボックスDBを例示する説明図で
ある。図示するように、「印刷品質」、「用紙種類」、
「インク」、「ハーフトーン」、「マイクロウィー
ブ」、「双方向印刷」、「カラー調整」等についてのデ
ータ入力欄E11,E12,E13,E14,E15,
E16,E17が設けられている。
【0056】「印刷品質」のデータ入力欄E11は、印
刷する解像度を設定するもので、「ドラフト」、「ファ
イン」、「スーパファイン」、「フォト」の4種類が選
択肢として用意されている。ここで、「ドラフト」、
「ファイン」、「スーパファイン」および「フォト」
は、順に、180×180[dot]、360×360
[dot]、720×720[dot]、1440×7
20[dot]の解像度を示すものである。「用紙種
類」のデータ入力欄E12および「インク」のデータ入
力欄E13は、「基本設定」のカードCD3上に設けら
れた「用紙種類」のデータ入力欄E1および「インク」
のデータ入力欄E2と同一のものであり、後に入力され
た方が優先され、先に入力された方のデータ入力欄の表
示は後に入力されたデータに従って変更される。
【0057】「ハーフトーン」のデータ入力欄E14
は、ハーフトーンの種類を設定するもので、「高速ハー
フトーン」、「高画質ハーフトーン」が選択肢として用
意されている。なお、このハーフトーンの種類の情報は
ハーフトーンモジュール56(図3)にて利用される。
「マイクロウィーブ」のデータ入力欄E15は、マイク
ロウィーブの機能をオン/オフするものである。ここ
で、マイクロウィーブとは、プリンタ14に備えられる
機能であり、異なるノズルが同一のラインを走査するこ
とにより、印刷の品質を高めることができる。「双方向
印刷」のデータ入力欄E16は、双方向印刷の機能をオ
ン/オフするものである。ここで、双方向印刷とは、プ
リンタ14に備えられる機能であり、ヘッドが左右双方
向から移動することにより、印刷の速度を高めることが
できる。
【0058】「カラー調整」のデータ入力欄E17は、
色補正に関わる各種の情報を設定するもので、「ドライ
バによる色補正」、「オートフォトファイン」、「IC
M」がボタンE17a,E17b,E17cにより選択
可能となっている。「ドライバによる色補正」は、手動
で色補正を行なうことを設定するもので、ボタンE17
aがクリックされて「ドライバによる色補正」が選択さ
れると、「色補正方法」のボックスと「明度」、「コン
トラスト」、「彩度」、「シアン」、「マゼンタ」「イ
エロー」の各補正項目のボックスとが設定できるように
なっている。「オートフォトファイン」は、書類の中の
画像を自動的に高画質化して印刷するものである。「I
CM(Image Color Matching)」は、ディスプレイ上の
表示と実際の印刷出力の色合いとを合わせるものであ
る。
【0059】図4に戻り、データ表示欄E4は、各種の
カードCD1〜CD6から入力設定された現在の内容を
一覧表示することのできるようにしたものであり、詳し
くは「用紙サイズ」、「印刷方向」、「レイアウトペー
ジ数」、「スタンプマーク有無」、「印刷品質」、「マ
イクロウィーブ」、「双方向印刷」、「カラー調整」に
ついての各情報が表示されている。
【0060】コンピュータ本体16のCPU30で実行
される各種処理の内でこの発明に関わるいくつかの処理
について、次に説明する。
【0061】図6は、プリンタドライバ53をコンピュ
ータ本体16にインストールするインストール処理ルー
チンを示すフローチャートである。このインストール処
理ルーチンは、作業者によるマウス20の操作によっ
て、インストールを開始する旨の指示がなされたのを受
けて実行されるインストールプログラム58により実現
される。
【0062】図示するように、処理が開始されると、C
PU30は、まず、フロッピィディスクドライブ24を
起動してフロッピィディスク22からプリンタドライバ
53を読み出して、そのプリンタドライバ53をHDD
41にコピーする処理を行なう(ステップS100)。
次いで、CPU30は、CPU自身のデータ処理能力を
検出する処理能力検出処理を行なう(ステップS11
0)。このステップS110の処理が、図3で説明した
能力検出部58aに相当する。
【0063】図7は、ステップS110の処理能力検出
処理の詳細を示すフローチャートである。図示するよう
に、この処理能力検出処理に処理が移ると、CPU30
は、コンピュータ本体16に内蔵される図示しない実時
間タイマから現在の時刻を取り込み、その時刻を変数t
1としてRAM32に記憶する(ステップS112)。
次いで、比較的時間のかかる計算処理、例えば、高精度
浮動小数点演算を行なう処理を、所定の回数だけ繰り返
し実行する(ステップS114)。その後、CPU30
は、上記実時間タイマから現在の時刻を取り込み、その
時刻を変数t2としてRAM32記憶する(ステップS
116)。
【0064】続いて、CPU30は、ステップS116
で記憶した変数t2からステップS114で記憶した変
数t1を差し引くことにより、上記ステップS116の
繰り返し処理に要した時間tdを算出する(ステップS
118)。その後、この処理能力検出処理を一旦終了す
る。
【0065】図6に戻り、このステップS110の処理
能力検出処理を終えると、続いて、その検出したデータ
処理能力を評価する処理能力評価処理を行なう(ステッ
プS120)。
【0066】図8は、ステップS120の処理能力評価
処理の詳細を示すフローチャートである。図示するよう
に、この処理能力評価処理に処理が移ると、CPU30
は、上記処理能力検出処理により算出した時間tdが予
め定めた所定値t0より小さいか否かを判別する(ステ
ップS122)。ここで、時間tdが所定値t0より小
さいと判別されたとき、所定の計算処理に要した時間が
短くてすんだということから、データ処理能力は高いと
評価して、その評価の結果をRAM32に記憶する(ス
テップS124)。一方、ステップS122で、時間t
dが所定値t0以上であると判別されると、CPU30
のデータ処理能力は低いと評価して、その評価の結果を
RAM32に記憶する(ステップS126)。ステップ
S124もしくはS126の実行後、この処理能力評価
処理を一旦終了する。
【0067】図6に戻り、このステップS120の処理
能力評価処理を終えると、その後、このインストール処
理ルーチンを終了する。
【0068】すなわち、上記構成のインストール処理に
よれば、プリンタドライバのインストール時に、CPU
30のデータ処理能力が検出され、その検出されたデー
タ処理能力に基づいて、CPU30のデータ処理能力は
高いか、低いかの2段階に評価される。
【0069】なお、インストール処理ルーチンにおい
て、ステップS120の処理能力評価処理の実行に先立
ち、ステップS110の処理能力検出処理で算出した時
間tdに、RAM32の搭載量によって変化する係数を
掛けて、その掛けて得られた時間を新たな時間tdとし
てステップS120の処理を実行する構成とすることが
できる。ここで、上記係数としては、例えば、RAM3
2の搭載量が32メガバイト以下の場合には、係数を
1.2とし、RAM32の搭載量が32メガバイトより
大きい場合には、係数を1.0とする。RAM32の容
量が少ないと、HDD41へのスワップが発生すること
になり、CPU30のデータ処理能力が例え高くとも、
データ処理のスピードが低下して、コンピュータ10と
してはデータ処理能力が低くなるためであり、上記係数
を踏まえることで、コンピュータ10としてのデータ処
理能力を適正に判断することができる。
【0070】CPU30は、上記インストール処理によ
りプリンタドライバのインストールを終えると、このプ
リンタドライバを起動して、このプリンタドライバに備
えられる前述した情報設定モジュール57を動作させる
ことにより、各種印刷情報を設定する印刷情報設定の処
理を行なう。
【0071】図9は、その情報設定モジュール57の処
理ルーチンのうちのカードCD3に係わる印刷情報設定
処理ルーチンを示すフローチャートである。この印刷情
報設定処理ルーチンは、ダイアログボックスDAに表示
される5種類のカードCD1〜CD6の中からカードC
D3のタブがマウス20によってクリックされたときに
所定時間毎に繰り返し実行される。
【0072】図示するように、CPU30は、処理が開
始されると、まず、「基本設定」のカードCD3で代表
される各種の画像をCRTディスプレイ12に表示する
カード表示処理を実行する(ステップS200)。その
後、そのCRTディスプレイ12の表示画面を見た作業
者によるキーボード18およびマウス20を用いたデー
タ入力の操作を受けて、各種データを入力し(ステップ
S210)、その入力された各種データをRAM32内
の印刷情報ファイルに記憶する(ステップS220)。
その後、「リターン」に抜けて処理を一旦終了する。な
お、この印刷情報設定処理ルーチンは、前述したように
所定時間毎に繰り返し実行されるが、表示画面中の「O
K」のボタンBT1,BT2(図4、図5参照)のクリ
ック操作を待って終了する。
【0073】図10は、ステップS200で実行される
カード表示処理の詳細を示すフローチャートである。図
示するように、CPU30は、このカード表示処理に処
理が移行すると、まず、今回の処理が、プリンタドライ
バのインストール後、最初の処理か否かを判別する(ス
テップS201)。ここで、最初であると判別される
と、インストール処理ルーチンにより求めたCPU30
のデータ処理能力が高いか低いかを判別する(ステップ
S202)。ここで、データ処理能力が高いと判別され
ると、その後、CPU30は、印刷情報ファイルのデフ
ォルト値を書き替える処理を実行する(ステップS20
3)。
【0074】印刷情報ファイルは、前述したように図6
のステップS220で更新されるものであるが、この印
刷情報ファイルには予めインストール時から標準値(デ
フォルト値)が用意されている。図11は、印刷情報フ
ァイルのデフォルト値の一例を示す説明図である。図示
するように、この印刷情報ファイルは、デフォルト値と
して、「印刷品質」は「ファイン」に、「用紙種類」は
「普通紙」に、「インク」は「カラー」に、「ハーフト
ーン」は「高速ハーフトーン」に、「マイクロウィー
ブ」は「オン」に、「双方向印刷」は「オン」に、「カ
ラー調整」は「ドライバによる色補正」にそれぞれ定め
られている。
【0075】ステップS203では、上記構成の印刷情
報ファイルのデフォルト値を書き替える処理を行なう。
具体的には、図12に示すように、「ハーフトーン」は
「高画質ハーフトーン」に、「カラー調整」は「オート
フォトファイン」にそれぞれ書き替え、その他の項目に
ついては書き替えを行なわない。なお、このステップS
203の処理が、図3で説明したデフォルト変更部57
aに相当する。
【0076】一方、ステップS201で最初でないと判
別されるか、ステップS202でデータ処理能力が低い
と判別されると、ステップS203のデフォルト値の書
き換え処理を行なうことなしに、印刷情報ファイルのデ
フォルト値はインストール時のままとする。
【0077】その後、CPU30は、「手動設定」の指
示があるか否かを判別する(ステップS204)。この
指示は、CRTディスプレイ12に「基本設定」のカー
ドCD3が表示された状態で、そのカードCD3上の
「詳細設定」のボタンE3bがマウス20によりクリッ
ク操作されたときに発せられるものであり、このステッ
プS204では、そのボタンE3bがクリックされたか
否かを判別している。
【0078】ステップS204で「手動設定」の指示が
ないと判別されると、CPU30は、「基本設定」のカ
ードCD3の画像をCRTディスプレイ12に表示する
カード表示処理を実行して(ステップS205)、その
後、「リターン」に抜けて、この処理を一旦終了する。
【0079】一方、ステップS204で「手動設定」の
指示がありと判別されると、以下の処理を実行する。ま
ず、「手動設定」のダイアログボックスDBを表わす手
動設定用のベース画像データをRAM32(あるいはプ
リンタドライバの格納されるHDD41)から読み込
み、そのベース画像データを表示画像メモリ33に転送
する(ステップS206)。図13は、上記手動設定用
のベース画像データDp1の画像を示す説明図である。
図示するように、ベース画像データDp1は、図5で示
したダイアログボックスDB内の各種データ入力欄E1
1〜E16の内部と、ボタンE17a〜E17cの内部
とが空欄となった画像を示すものである。
【0080】次いで、CPU30は、印刷情報ファイル
の内容を表示画像メモリに転送する処理を行なう(ステ
ップS207)。詳細には、印刷情報ファイルの内容
が、表示画像メモリ33内の上記ベース画像データDp
1の上記空欄となった各位置にそれぞれ格納されるよう
に、上記転送を行なう。その後、CPU30は、CRT
C38を動作させて、表示画像メモリ33に記憶される
画像データに基づいてCRTディスプレイ12における
画像の表示を制御する(ステップS208)。この結
果、図5に例示したような「手動設定」のダイアログボ
ックスDBの画像がCRTディスプレイ12に表示され
ることになる。
【0081】この図5に例示した「手動設定」のダイア
ログボックスDBの画像は、印刷情報ファイルがプリン
タドライバに元々用意されている標準値のままである場
合のものであり、最初の処理時でCPU30のデータ処
理能力が低いときにこの画像が表示される。これに対し
て、最初の処理時でCPU30のデータ処理能力が高い
ときには、印刷情報ファイルのデフォルト値が前述した
ように書き替えられていることから、図14に示すよう
に、「ハーフトーン」のデータ入力欄E14は「高画質
ハーフトーン」となり、「カラー調整」のデータ入力欄
E17は「オートフォトファイン」となった画像が表示
される。CPU30のデータ処理能力が高いときには、
一般には、「高画質ハーフトーン」、「オートフォトフ
ァイン」といった高機能の設定がなされ易いために、最
初の処理時にはこの図14に示した画像が表示される構
成としている。ステップS208の実行後、「リター
ン」に抜けて、この処理を一旦終了する。
【0082】以上詳述したように、この第1実施例のコ
ンピュータ本体16では、CPU30のデータ処理能力
を検出して、その検出したデータ処理能力の高低に応じ
て、「手動設定」のダイアログボックスDBのデフォル
ト条件、詳細には、「ハーフトーン」のデータ入力欄E
14と「カラー調整」のデータ入力欄E17のデフォル
ト値の表示が切り替わるように構成されている。このた
め、CPU30のデータ処理能力に釣り合ったデフォル
ト値を表示することが可能となり、作業者は、CPUの
データ処理能力が高い場合にも、デフォルト値をそのま
ま利用することが可能となる。したがって、この第1実
施例では、CPU30のデータ処理能力にかかわらず優
れた操作性を発揮することができるという効果を奏す
る。
【0083】なお、この実施例では、「ハーフトーン」
のデータ入力欄E14と「カラー調整」のデータ入力欄
E17の双方の表示が切り替わるように構成されていた
が、これに替えて、いずれか一方が切り替わる構成とし
てもよい。また、これらデータ入力欄E14,E17以
外のデータ入力欄の表示が、CPU30のデータ処理能
力に応じて切り替わる構成とすることもできる。
【0084】次に、この発明の第2実施例について説明
する。第1実施例では、インストールプログラム58の
内部に、この発明の主要部としての能力検出部58aを
設けていたが、これに替えて、この第2実施例では、情
報設定モジュール57の内部に能力検出部58aを設け
る構成とした。詳細には、第1実施例を次のように変形
する。
【0085】まず、図6で説明した「インストール処理
ルーチン」において、ステップS110およびS120
の処理を削除する。そして、図10で示したカード表示
処理に代えて図15に示すカード表示処理を実行する。
【0086】図15に示すように、CPU30は、処理
が開始されると、今回の処理が、プリンタドライバのイ
ンストール後、最初の処理か否かを判別する(ステップ
S301;第1実施例のステップS201と同一)。こ
こで、最初であると判別されると、処理能力検出処理お
よび処理能力評価処理を実行する(ステップS310,
S320;ステップS110、S120と同一)。処理
能力検出処理および処理能力評価処理は、第1実施例で
図7および図8を用いて説明したものと同じものであ
る。ステップS320の実行後、CPU30は、ステッ
プS320で求めたCPU30のデータ処理能力が高い
か低いかを判別し(ステップS302;ステップS20
2と同一)、ここで、データ処理能力が高いと判別され
ると、印刷情報ファイルのデフォルト値を書き替える処
理を実行する(ステップS303;ステップS203と
同一)。
【0087】一方、ステップS301で最初でないと判
別されるか、ステップS302でデータ処理能力が低い
と判別されると、ステップS303のデフォルト値の書
き換え処理を行なうことなしに、印刷情報ファイルのデ
フォルト値はインストール時のままとする。
【0088】その後、CPU30は、第1実施例のステ
ップS204ないしS208と同一の処理を実行して
(ステップS304〜S308)、このカード表示処理
の実行を一旦終了する。
【0089】以上のように構成されたこの第2実施例で
は、第1実施例と同様に、「手動設定」のダイアログボ
ックスDAのデフォルト条件を、「ハーフトーン」のデ
ータ入力欄E14は「高画質ハーフトーン」に、「カラ
ー調整」のデータ入力欄E17は「オートフォトファイ
ン」というように、CPUのデータ処理能力に応じて変
更することができる。したがって、この第2実施例で
は、第1実施例と同様に、CPUのデータ処理能力にか
かわらず優れた操作性を発揮することができる。特に、
この第2実施例では、プリンタドライバを起動して最初
にカードを表示したときに、CPU30のデータ処理能
力を検出することができることから、インストール処理
については従来通り、プリンタドライバのコピーだけを
行なえばすむ。
【0090】次に、この発明の第3実施例について説明
する。この第3実施例は、第1実施例と比較して、印刷
情報設定処理ルーチンのカード表示処理の詳細が相違す
るだけで、その他のソフトウェアおよびハードウェアに
ついては同一である。
【0091】図16は、この第3実施例におけるカード
表示処理の詳細を示すフローチャートである。図示する
ように、CPU30は、このカード表示処理に処理が移
行すると、まず、「手動設定」の指示があるか否かを判
別する(ステップS401;第1実施例のステップS2
04と同一)。ここで、その指示がないと判別される
と、CPU30は、「基本設定」のカードCD3の画像
をCRTディスプレイ12に表示するカード表示処理を
実行して(ステップS402;ステップS205と同
一)、その後、「リターン」に抜けて、この処理を一旦
終了する。
【0092】一方、ステップS401で「手動設定」の
指示があると判別されると、第1実施例と同一のインス
トール処理ルーチンにより求めたCPU30のデータ処
理能力の評価結果が高いか低いかを判別する(ステップ
S403)。ここで、データ処理能力が高いと判別され
ると、高機能用のダイアログボックスを表示し(ステッ
プS404)、一方、データ処理能力が低いと判別され
ると、低機能用のダイアログボックスDBbを表示する
処理を行なう(ステップS405)。
【0093】高機能用のダイアログボックスDBaは、
第1実施例で用いた図5に示した「手動設定」のダイア
ログボックスDBと同一のものである。この「手動設
定」のダイアログボックスDBは、「カラー調整」のデ
ータ入力欄E17は、「ドライバによる色補正」、「オ
ートフォトファイン」、「ICM」の3種類が選択的に
設定可能なものであった。これに対して、低機能用のダ
イアログボックスDBbは、図17に示すように、「カ
ラー調整」のデータ入力欄E17は、「ドライバによる
色補正」の項目だけしかなく、「オートフォトファイ
ン」、「ICM」の項目は削除されている。すなわち、
低機能用のダイアログボックスDBbは、CPU30の
データ処理能力が高くないと設定不可能な「オートフォ
トファイン」、「ICM」の項目はもともと含まれない
形となっている。ステップS404またはS405の実
行後、「リターン」に抜けて、この処理を一旦終了す
る。
【0094】以上詳述したように、この第3実施例のコ
ンピュータ本体16では、CPU30のデータ処理能力
を検出して、その検出したデータ処理能力の高低に応じ
て、「手動設定」のダイアログボックスDBにおいて設
定可能な機能の範囲が制限される構成となっている。こ
のため、CPU30のデータ処理能力に釣り合った設定
しか行なうことができないため、無駄な設定の操作を行
なうことがなくなる。したがって、この第3実施例で
は、CPU30のデータ処理能力にかかわらず操作性に
優れているという効果を奏する。
【0095】なお、この第3実施例を次のように変形す
ることもできる。この第3実施例では、低機能用のダイ
アログボックスとして、設定可能な項目の表示が制限さ
れる構成となっていたが、これに替えて、低機能用と高
機能用との区別をつけるために、設定可能な項目を制限
することなしに、その項目の表示位置だけを変える構成
とする。図18は、高機能用のダイアログボックスDB
a2を示す説明図である。図示するように、この高機能
用のダイアログボックスでは、「カラー調整」のデータ
入力欄E17が、「オートフォトファイン」、「IC
M」、「ドライバによる色補正」の順に表示されてい
る。なお、この高機能用のダイアログボックスDBa2
と対になる低機能用ダイアログボックスとしては、第1
実施例で説明した図5に示すダイアログボックスDBと
同一のものである。この低機能用のダイアログボックス
では、「カラー調整」のデータ入力欄E17は、「ドラ
イバによる色補正」、「オートフォトファイン」、「I
CM」の順に表示されている。
【0096】上記構成によれば、CPU30のデータ処
理能力が高いときに、一般に設定されやすい、「オート
フォトファイン」、「ICM」といった項目が「ドライ
バによる色補正」の項目よりも先の位置に表示されてい
ることから、CPU30のデータ処理能力に応じた設定
が容易であるといった効果を奏する。
【0097】また、第3実施例の変形例として、CPU
30のデータ処理能力の検出を、第2実施例と同様に、
プリンタドライバの起動時に実行する構成とすることも
できる。
【0098】次に、この発明の第4実施例について説明
する。この第4実施例は、第1実施例と比較して、イン
ストール処理ルーチンの詳細が相違するだけであり、そ
の他のソフトウェアおよびハードウェアについては同一
である。
【0099】図19は、第4実施例におけるインストー
ル処理ルーチンを示すフローチャートである。図示する
ように、CPU30は、処理が開始されると、プリンタ
ドライバ53をフロッピィディスク22からHDD41
にコピーする処理を行なう(ステップS500;第1実
施例のステップS100と同一)。次いで、CPU30
の特定のアドレスに書かれているCPUのID情報を読
み出す処理を行なう(ステップS510)。例えば、イ
ンテル社製のCPUは、特定のアドレスにCPUID、
CPUタイプ、モデル、ステッピングを示す情報がそれ
ぞれ埋め込まれている。一例としては、Intel Celeron
266MhzというCPUであれば、CPUID="GenuieInt
el"、CPUタイプ="6"、モデル="5"、ステッピング
="2"という情報が書き込まれており、これらデータの
詳細の内容はインテル社から公開されている。ステップ
S510では、CPU30は、自身からこれらデータを
ID情報として読み出す。
【0100】次いで、CPU30は、ステップS510
で読み出したID情報を、上記製造元から公開された情
報を予め記憶するテーブルに照らし合わせることによ
り、自身のデータ処理能力を検出する(ステップS51
1)。その後、CPU30は、この検出したデータ処理
能力から、動画等に対応したマルチメディア拡張命令
(以下、MMX命令と呼ぶ)を有した高速画像処理可能
なCPUであるか否かを判別する(ステップS51
2)。ここで、MMX命令を使用した高速画像処理可能
なCPUであると判別されたときには、CPU30のデ
ータ処理能力は高いと評価して、その評価の結果をRA
M32に記憶する(ステップS513)。一方、ステッ
プS512で否定判別されたときには、CPU30のデ
ータ処理能力は低いと評価して、その評価の結果をRA
M32に記憶する(ステップS514)。ステップS5
13もしくはS514の実行後、このインストール処理
ルーチンを一旦終了する。
【0101】CPU30は、また、上記CPU30のデ
ータ処理能力の評価結果を利用して、「手動設定」のダ
イアログボックスDBのデフォルト条件を切り替えて表
示するカード表示処理を含む印刷情報設定処理ルーチン
を実行するが、この印刷情報設定処理ルーチンについて
は第1実施例と同一の構成である。
【0102】以上のように構成されたこの第4実施例で
は、第1実施例と同様に、CPU30のデータ処理能力
を容易に評価することができる。そして、この評価結果
に応じて、「手動設定」のダイアログボックスDBのデ
フォルト条件を切り替えて表示することができる。した
がって、第1実施例と同様に、作業者は、CPUのデー
タ処理能力が高い場合にも、デフォルト条件をそのまま
利用することができ、この結果、CPU30のデータ処
理能力にかかわらず優れた操作性を発揮することができ
るという効果を奏する。
【0103】なお、CPU30のデータ処理能力を検出
する方法としては、前記第1実施例や第4実施例の方法
以外にも次のような方法がある。CPU30は、OSで
あるWindows95の関数を利用して、RAM32
のサイズを取得して、このサイズが予め定めた所定値以
上であるか否かを判別する。RAMサイズが大きい場合
には、高処理能力のCPUが用いられているものとし
て、CPU30のデータ処理能力が高いと判別し、一
方、RAMサイズが小さい場合には、CPU30のデー
タ処理能力は低いと判別する。この構成によってもCP
Uのデータ処理能力を容易に評価することができる。ま
た、RAMサイズに替えて、HDD41の空き領域のサ
イズ等の他の周辺環境から、CPUのデータ処理能力を
評価するようにしてもよい。
【0104】さらには、前記第4実施例では、CPU3
0の評価をプリンタドライバ53のインストール時に行
なっていたが、これに替えて、第2実施例と同様に、プ
リンタドライバ53の起動時に行なうように構成するこ
ともできる。
【0105】次に、この発明の第5実施例について説明
する。この第5実施例は、第4実施例と同一のインスト
ール処理ルーチンを備える。印刷情報設定処理ルーチン
のカード表示処理については、第1ないし第4実施例と
は異なった構成を備える。その他のソフトウェアおよび
ハードウェアについては第1実施例と同一である。
【0106】図20は、この第5実施例におけるカード
表示処理の詳細を示すフローチャートである。図示する
ように、CPU30は、このカード表示処理に処理が移
行すると、まず、「手動設定」の指示があるか否かを判
別する(ステップS601;第1実施例のステップS2
04と同一)。ここで、その指示がないと判別される
と、CPU30は、「基本設定」のカードCD3の画像
をCRTディスプレイ12に表示するカード表示処理を
実行して(ステップS602;ステップS205と同
一)、その後、「リターン」に抜けて、この処理を一旦
終了する。
【0107】一方、ステップS601で「手動設定」の
指示があると判別されると、第4実施例と同一のインス
トール処理ルーチンにより求めたCPU30のデータ処
理能力の評価結果が高いか低いかを判別する(ステップ
S603)。ここで、データ処理能力が高いと判別され
ると、高機能用のダイアログボックスを表示し(ステッ
プS604)、一方、データ処理能力が低いと判別され
ると、低機能用のダイアログボックスを表示する処理を
行なう(ステップS605)。
【0108】高機能用のダイアログボックスと低機能用
のダイアログボックスは共に、第1実施例で用いた図5
に示した「手動設定」のダイアログボックスDBと同一
の画像から構成されており、両ダイアログボックスの相
違する点は、高機能用のものは、設定される各種情報の
うちの少なくとも一つがMMX命令を使用したアルゴリ
ズムで記述可能な機能を定めるものである場合に、その
MMX命令を使用したアルゴリズムによりその機能が実
現されるように情報の設定を行なうものである。これに
対して、低機能用のダイアログボックスは、MMX命令
を使用しないアルゴリズムによりその機能が実現される
ように情報の設定を行なうものである。ステップS60
4またはS605の実行後、「リターン」に抜けて、こ
の処理を一旦終了する。
【0109】以上のように構成されたこの第5実施例で
は、CPU30が、MMX命令を使用した高速画像処理
可能な高機能のものであるか否かに応じて、「手動設
定」のダイアログボックスにより設定される情報が、M
MX命令を使用したアルゴリズムにより実現される機能
を指示するものと、MMX命令を使用しないアルゴリズ
ムにより実現される機能を指示するものとに切り替わ
る。このため、作業者は、CPUのデータ処理能力を意
識することなしに、MMX命令を使用したアルゴリズム
にて機能が実現されるようにすることができる。したが
って、この第5実施例では、CPU30のデータ処理能
力にかかわらず優れた操作性でもって最適な機能を実現
することができるという効果を奏する。
【0110】次に、この発明の第6実施例について説明
する。図21はこの発明の第6実施例を適用するコンピ
ュータシステムのハードウェアの概略構成を示すブロッ
ク図である。図示するように、この第6実施例のコンピ
ュータ(クライアント)1000には、共有データベー
スを備えたコンピュータ(サーバ)1010などが、ロ
ーカルエリアネットワーク(LAN)により構築された
コンピュータネットワーク1020を介して接続されて
いる。なお、コンピュータネットワーク1020は、L
ANに替えて、インターネットや、イントラネットや、
ワイドエリアネットワーク(WAN)など、各種ネット
ワークに替えることができる。
【0111】クライアントのコンピュータ1000は、
前述した第1実施例と同様に、周辺機器としてのCRT
ディスプレイが接続され、キーボード、マウスを備え、
そのコンピュータ本体の内部に、CPU、ROM、RA
M等を備える。サーバのコンピュータ1010は、前述
したように共有データベースを備えたコンピュータで、
周辺機器としてのCRTディスプレイに加えてプリンタ
1030が接続され、キーボード、マウスを備え、その
コンピュータ本体の内部に、CPU、ROM、RAM等
を備える。
【0112】この構成のコンピュータシステムでは、ク
ライアントのコンピュータ1000は、プリンタドライ
バにより印刷設定を行ない、印刷データをコンピュータ
ネットワーク1020を介してサーバのコンピュータ1
010に送信する。コンピュータ1010は、その印刷
データを受信して、プリンタ1030で印刷を行なう。
【0113】クライアントのコンピュータ1000の内
部には、プリンタドライバが設けられるが、このプリン
タドライバの内部には、第1実施例と同じラスタライザ
54、色補正モジュール55、ハーフトーンモジュール
56が設けられている。但し、このプリンタドライバで
は、上記3つのモジュール54,55,56を機能させ
る場合と、これら3つのモジュール54,55,56を
機能させない場合とを選択できる構成となっている。前
者の場合では、クライアントのコンピュータ1000
で、第1実施例と同様に、ハーフトーンの処理まで実行
させて、2値のビットマップに展開された画像データを
サーバのコンピュータ1010に送信する。後者の場合
では、クライアントのコンピュータ1000では、描画
コマンドの段階でデータを送信し、サーバのコンピュー
タ1010で、ラスタライザ、色補正、ハーフトーンの
各処理を行なう。
【0114】上記前者の場合と後者の場合との選択は、
クライアントのコンピュータ1000側に設けられたプ
リンタドライバに内蔵される情報設定モジュールにより
行なわれる。図22は、そうした情報設定モジュールに
より画面に表示されるダイアログボックスDCを例示す
る説明図である。図示するように、「詳細」のカードC
D12には、「印刷先のポート」のデータ入力欄E10
1と、「印刷に使用するドライバ」のデータ入力欄E1
02とが設けられている。さらに、このカードCD12
には、ラスタライザ、色補正、ハーフトーンの画像処理
を行なうコンピュータを設定するデータ入力欄E103
が設けられている。このデータ入力欄E103は、その
画像処理を行なうコンピュータを自身のコンピュータと
設定する「自身」のモードと、その顔図処理を行なうコ
ンピュータを印刷先のコンピュータと設定する「印刷
先」のモードとが、ラジオボタンE104,E105に
より選択可能となっている。
【0115】図23は、「詳細」のカードCD12を表
示するカード表示処理を示すフローチャートである。図
示するように、処理が開始されると、クライアントのコ
ンピュータ1000のCPUは、まず、今回の処理が、
「印刷先のポート」のデータ入力欄E101を切替後、
最初の処理か否かを判別する(ステップS1100)。
「印刷先のポート」のデータ入力欄E101が切り替え
られると、印刷先のプリンタが、例えばローカルからネ
ットワークというように切り替えられたことを示すこと
から、ここでは、そうした印刷先の切替が発生したか否
かを判別している。
【0116】ステップS1100で、最初であると判別
されると、コンピュータネットワーク1020のデータ
転送の能力を検出する処理を実行する(ステップS11
10)。この能力の検出は、具体的には、オペレーティ
ングシステムの設定内容から、セントロニクスやSCS
I、IEEE1394等のインターフェース規格を読み
出す処理を行なう。次いで、ステップS1110で検出
した能力を評価する処理を実行する(ステップS112
0)。具体的には、セントロニクスの場合には、ネット
ワークの能力が低いとして、SCSIやIEEE139
4の場合には、ネットワークの能力が高いとする。
【0117】次いで、図22に示した「詳細」のカード
CD12の画像であって、「印刷先のポート」のデータ
入力欄E101と、「印刷に使用するドライバ」のデー
タ入力欄E102と、ラジオボタンE104,E105
との各内側が空欄となった画像を示す基本画像データを
CRTディスプレイ12に表示する。その後、ステップ
S1120で評価した能力が「高い」か「低い」かを判
別し(ステップS1140)、ここで、「高い」と判別
された場合には、ステップS1150に処理を進めて、
「画像処理を行なうコンピュータ」のデフォルト条件を
「自身」のモードとして、上側のラジオボタンE104
を選択状態に表示する。
【0118】一方、ステップS1140で「低い」と判
別された場合には、ステップS1160に処理を進め
て、「画像処理を行なうコンピュータ」のデフォルト条
件を「印刷先」のモードとして、下側のラジオボタンE
105を選択状態に表示する。ステップS1150また
はS1160の実行後、「リターン」に抜けてこの処理
ルーチンを一旦終了する。
【0119】このカード表示処理のプログラムは、前述
したようにプリンタドライバに含まれるものであるが、
このプリンタドライバのソフトウェアプログラムは、第
1実施例と同様に、フロッピィディスクに予め格納され
たもので、HDDに一旦インストールされ、コンピュー
タ1000の電源投入時に、RAMにロードされて使用
される。なお、このプリンタドライバは、フロッピィデ
ィスクに替えて、CD−ROM、光磁気ディスク、IC
カード等の他の携帯型記録媒体(可搬型記録媒体)に格
納された構成としてもよい。また、プリンタドライバ
は、外部のネットワークに接続される特定のサーバか
ら、ネットワークを介して提供されるプログラムデータ
をダウンロードして得るようにすることもできる。
【0120】以上のように構成された第6実施例のコン
ピュータシステムでは、ネットワーク1020のデータ
転送の能力を検出して、その検出した能力の高低に応じ
て、ダイアログボックスDCのデフォルト条件、詳細に
は、「画像処理を行なうコンピュータ」のデータ入力欄
E103における選択状態となったラジオボタンE10
4,105の表示が切り替わるように構成されている。
このため、ネットワーク1020の能力に釣り合ったデ
フォルト条件を表示することが可能となり、作業者は、
ネットワーク1020のデータ転送の能力が高い場合に
も、デフォルト値をそのまま利用することが可能とな
る。したがって、この第1実施例では、ネットワーク1
020のデータ転送の能力にかかわらず優れた操作性を
発揮することができるという効果を奏する。
【0121】なお、この第6実施例では、ネットワーク
のデータ転送の能力を、インターフェース規格から検出
していたが、これに替えて、サーバのコンピュータ10
10の負荷の状態を検出することにより求めてもよい。
【0122】また、通信路のデータ転送の能力に従って
表示のデフォルト条件を切り替えるものの他の例とし
て、プリンタがコンピュータにローカル接続されて場合
に、第1実施例で説明した「手動設定」のダイアログボ
ックスDBにおける「ハーフトーン」のデータ入力欄E
14のデフォルト表示を次のように切り替えてもよい。
即ち、通信路のデータ転送の能力低い場合には、コンピ
ュータに余力があるとして、「ハーフトーン」のデータ
入力欄E14を「高画質ハーフトーン」とし、一方、通
信路のデータ転送の能力が高い場合には、「ハーフトー
ン」のデータ入力欄E14を「高速ハーフトーン」とす
る。
【0123】以上、本発明の種々の実施例を詳述してき
たが、本発明は、こうした実施例に何等限定されるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々
なる態様にて実施することができる。
【0124】(1)例えば、前記実施例では、プリンタ
用のドライバに適用されているが、これに替えて、スキ
ャナー、モニター、キーボード、マウス等の他の周辺装
置用のドライバに適用する構成としてもよい。また、動
画を記録する周辺機器に適用して、その周辺機器におけ
る圧縮モードを設定する構成とすることもできる。さら
には、周辺装置用のデバイスドライバに限る必要もな
く、例えば、画像処理を行なうアプリケーションプログ
ラムにおける所定の機能(例えば、補間処理)を設定す
る構成としてもよい。
【0125】(2)前記実施例では、プリンタ14がロ
ーカルなコンピュータ10と直接ケーブルに接続された
コンピュータシステムに適用されているが、これに替え
て、LAN上のサーバに接続されたプリンタを複数のコ
ンピュータで共有するコンピュータシステムに適用する
構成としてもよい。
【0126】(3)あるいは、インターネットによりつ
なげられたサーバに接続されたプリンタを、インターネ
ットを介してコンピュータでコントロールするコンピュ
ータシステムに適用する構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例を適用するコンピュータ
システムの外観図である。
【図2】コンピュータシステムのハードウェアの概略構
成を示すブロック図である。
【図3】コンピュータ本体16が扱う画像情報から印刷
が行なわれるまでの処理の様子を示すブロック図であ
る。
【図4】「基本設定」のカードが開かれたダイアログボ
ックスDAを示す説明図である。
【図5】「手動設定」のダイアログボックスDBを示す
説明図である。
【図6】プリンタドライバ53をコンピュータ本体16
にインストールするインストール処理ルーチンを示すフ
ローチャートである。
【図7】処理能力検出処理の詳細を示すフローチャート
である。
【図8】処理能力評価処理の詳細を示すフローチャート
である。
【図9】カードCD3に係わる印刷情報を設定する印刷
情報設定処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図10】カード表示処理の詳細を示すフローチャート
である。
【図11】印刷情報ファイルのデフォルト値の一例を示
す説明図である。
【図12】デフォルト値の書き替え後の印刷情報ファイ
ルを示す説明図である。
【図13】手動設定用のベース画像データDp1の画像
を示す説明図である。
【図14】CPU30のデータ処理能力が高いときに表
示される「手動設定」のダイアログボックスDBを示す
説明図である。
【図15】第2実施例におけるカード表示処理の詳細を
示すフローチャートである。
【図16】第3実施例におけるカード表示処理の詳細を
示すフローチャートである。
【図17】第3実施例における低機能用のダイアログボ
ックスDBbを示す説明図である。
【図18】第3実施例の変形例における高機能用のダイ
アログボックスDBa2を示す説明図である。
【図19】第4実施例におけるインストール処理ルーチ
ンを示すフローチャートである。
【図20】第5実施例におけるカード表示処理の詳細を
示すフローチャートである。
【図21】この発明の第6実施例を適用するコンピュー
タシステムのハードウェアの概略構成を示すブロック図
である。
【図22】「詳細」のカードが開かれたダイアログボッ
クスDCを示す説明図である。
【図23】第6実施例におけるカード表示処理の詳細を
示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…コンピュータ 12…CRTディスプレイ 14…プリンタ 16…コンピュータ本体 18…キーボード 20…マウス 22…フロッピィディスク 24…フロッピィディスクドライブ 30…CPU 31…ROM 32…RAM 33…表示画像メモリ 34…マウスインタフェース 35…キーボードインタフェース 36…FDC 37…HDC 38…CRTC 39…プリンタインタフェース 40…I/Oポート 41…HDD 44…モデム 46…公衆電話回線 48…サーバ 51…アプリケーションプログラム 52…ビデオドライバ 53…プリンタドライバ 54…ラスタライザ 55…色補正モジュール 56…ハーフトーンモジュール 57…情報設定モジュール 57a…デフォルト変更部 58…インストールプログラム 58a…能力検出部

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の機能を実現するデータ処理を行な
    うデータ処理実行手段と、 表示装置にデータ入力用のウィンドウを表示して、該デ
    ータ入力用のウィンドウに従って操作される入力装置か
    らの入力を取り込み、該入力に応じて、前記データ処理
    により実現される機能を設定する機能設定手段とを備え
    る情報処理装置において、 前記データ入力用のウィンドウのデフォルト条件を予め
    記憶する記憶手段と、 前記情報処理装置のデータ処理能力を検出する能力検出
    手段と、 前記検出されたデータ処理能力に応じて、前記デフォル
    ト条件を変更するデフォルト変更手段とを備えることを
    特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記能力検出手段は、前記情報処理装置
    に設けられた中央処理装置のデータ処理能力を検出する
    構成である請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記能力検出手段は、前記情報処理装置
    に接続される通信路のデータ転送能力を検出する構成で
    ある請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記デフォルト変更手段は、前記データ
    入力用のウィンドウに含まれるデータ入力欄に予め用意
    されているデフォルト値を変更する構成である請求項1
    ないし3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記デフォルト変更手段は、前記データ
    入力用のウィンドウで設定可能な機能の範囲を制限する
    構成である請求項1ないし3のいずれかに記載の情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】 前記デフォルト変更手段は、前記データ
    入力用のウィンドウに含まれるデータ入力欄の表示位置
    を変更する構成である請求項1ないし3のいずれかに記
    載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記データ処理実行手段により行なわれ
    るデータ処理が、所定の周辺装置用のデバイスドライバ
    に従う処理である請求項1ないし6のいずれかに記載の
    情報処理装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の情報処理装置であっ
    て、 前記デバイスドライバを記憶装置にコピーするインスト
    ール手段を備え、 前記能力検出手段は、前記デバイスドライバをコピーす
    るインストール時に、前記データ処理能力の検出を行な
    う構成である情報処理装置。
  9. 【請求項9】 請求項7に記載の情報処理装置であっ
    て、 前記デバイスドライバを記憶装置にコピーするインスト
    ール手段を備え、 前記能力検出手段は、前記デバイスドライバを前記デー
    タ処理実行手段により実行する起動時に、前記データ処
    理能力の検出を行なう構成である情報処理装置。
  10. 【請求項10】 所定の機能を実現するデータ処理を行
    なうデータ処理実行手段と、 作業者との間で各種情報のやり取りを図りつつ、該作業
    者からの指令に応じて、前記データ処理により実現され
    る機能を設定する機能設定手段とを備える情報処理装置
    において、 前記情報処理装置のデータ処理能力を検出する能力検出
    手段を備えるとともに、 前記機能設定手段は、 前記各種機能のうちの少なくとも一の機能を実現するア
    ルゴリズムが、前記能力検出手段により検出されたデー
    タ処理能力に応じた最適なものとなるように、前記アル
    ゴリズムの設定を行なうアルゴリズム設定手段を備える
    ことを特徴する情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記能力検出手段は、前記情報処理装
    置に設けられた中央処理装置のデータ処理能力を検出す
    る構成である請求項10に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 (a)情報処理装置において所定の機
    能を実現するデータ処理を行なう工程と、(b)表示装
    置にデータ入力用のウィンドウを表示して、該データ入
    力用のウィンドウに従って操作される入力装置からの入
    力を取り込み、該入力に応じて、前記データ処理により
    実現される機能を設定する工程とを備える情報処理方法
    において、(c)前記データ入力用のウィンドウのデフ
    ォルト条件を予め定める工程と、(d)前記情報処理装
    置のデータ処理能力を検出する工程と、(e)前記検出
    されたデータ処理能力に応じて、前記デフォルト条件を
    変更する工程とを備えることを特徴とする情報処理方
    法。
  13. 【請求項13】 (a)情報処理装置において所定の機
    能を実現するデータ処理を行なう工程と、(b)作業者
    との間で各種情報のやり取りを図りつつ、該作業者から
    の指令に応じて、前記データ処理により実現される機能
    を設定する工程とを備える情報処理方法において、
    (c)前記情報処理装置のデータ処理能力を検出する工
    程を備えるとともに、前記工程(b)は、(b1)前記
    各種機能のうちの少なくとも一の機能を実現するアルゴ
    リズムが、前記能力検出手段により検出されたデータ処
    理能力に応じた最適なものとなるように、前記アルゴリ
    ズムの設定を行なう工程を備えることを特徴とする情報
    処理方法。
  14. 【請求項14】 (a)所定の機能を実現するデータ処
    理を行なう機能と、(b)表示装置にデータ入力用のウ
    ィンドウを表示して、該データ入力用のウィンドウに従
    って操作される入力装置からの入力を取り込み、該入力
    に応じて、前記データ処理により実現される機能を設定
    する機能とをコンピュータに実現させるためのコンピュ
    ータプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体であって、 前記コンピュータプログラムは、さらに、(c)前記デ
    ータ入力用のウィンドウのデフォルト条件を予め定める
    機能と、(d)前記コンピュータのデータ処理能力を検
    出する機能と、(e)前記検出されたデータ処理能力に
    応じて、前記デフォルト条件を変更する機能とをコンピ
    ュータに実現させるためのものである記録媒体。
  15. 【請求項15】 前記機能(d)は、前記コンピュータ
    に設けられた中央処理装置のデータ処理能力を検出する
    構成である請求項14に記載の記録媒体。
  16. 【請求項16】 前記機能(d)は、前記コンピュータ
    に接続される通信路のデータ転送能力を検出する構成で
    ある請求項14に記載の記録媒体。
  17. 【請求項17】 前記機能(e)は、前記データ入力用
    のウィンドウに含まれるデータ入力欄に予め用意されて
    いるデフォルト値を変更する構成である請求項14ない
    し16のいずれかに記載の記録媒体。
  18. 【請求項18】 前記機能(e)は、前記データ入力用
    のウィンドウで設定可能な機能の範囲を制限する構成で
    ある請求項14ないし16のいずれかに記載の記録媒
    体。
  19. 【請求項19】 前記機能(e)は、前記データ入力用
    のウィンドウに含まれるデータ入力欄の表示位置を変更
    する構成である請求項14ないし16のいずれかに記載
    の記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記機能(a)により行なわれるデー
    タ処理が、所定の周辺装置用のデバイスドライバに従う
    処理である請求項14ないし19のいずれかに記載の記
    録媒体。
  21. 【請求項21】 (a)所定の機能を実現するデータ処
    理を行なう機能と、(b)作業者との間で各種情報のや
    り取りを図りつつ、該作業者からの指令に応じて、前記
    データ処理により実現される機能を設定する機能とをコ
    ンピュータに実現させるためのコンピュータプログラム
    を記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であっ
    て、 前記コンピュータプログラムは、さらに、(c)前記情
    報処理装置のデータ処理能力を検出する機能をコンピュ
    ータに実現させるためのものであり、 前記機能(b)は、(b1)前記各種機能のうちの少な
    くとも一の機能を実現するアルゴリズムが、前記能力検
    出手段により検出されたデータ処理能力に応じた最適な
    ものとなるように、前記アルゴリズムの設定を行なう機
    能を備える記録媒体。
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