JPH0787350B2 - Fm波再生回路 - Google Patents
Fm波再生回路Info
- Publication number
- JPH0787350B2 JPH0787350B2 JP60291708A JP29170885A JPH0787350B2 JP H0787350 B2 JPH0787350 B2 JP H0787350B2 JP 60291708 A JP60291708 A JP 60291708A JP 29170885 A JP29170885 A JP 29170885A JP H0787350 B2 JPH0787350 B2 JP H0787350B2
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- JP
- Japan
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- output
- wave
- circuit
- discrimination
- outputs
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- Expired - Lifetime
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- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Manipulation Of Pulses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はFM波の再生回路に関し、特にホームVTRの輝度
再生系に用いて好適なものである。
再生系に用いて好適なものである。
入力FM波を3値レベルで振巾弁別し、中央弁別出力の零
クロス欠落を他の2つの弁別出力でもって検出し、検出
情報でもって中央弁別出力を補正することにより、欠落
のない再生FM波を得るようにしたものである。
クロス欠落を他の2つの弁別出力でもって検出し、検出
情報でもって中央弁別出力を補正することにより、欠落
のない再生FM波を得るようにしたものである。
ホームVTRにおいては、一般に輝度信号をFMして記録再
生している。デビエーションは例えばシンクチップで3.
8MHz、ホワイトピークで5.4MHzである。再生FM信号のレ
ベルは、テープとヘッドとの間の密着状態によって大巾
に変動し、高域ほど減衰し易い。特に輝度信号の黒から
白への急激な立上り部など高周波成分の多い部分では、
FM波形は零レベルに達しないで振動するようにひずむ。
これをそのままリミッタにかけると、FM情報を持った零
クロス点が欠落して等価的に黒レベルに落ち込んだ波形
が復調されてしまう。このような現象を反転現象と呼ん
でおり、特にビデオエンファシスをかけた場合には、波
形の立上り部分にスパイクを生ずるので、この現象が生
じやすくなる。
生している。デビエーションは例えばシンクチップで3.
8MHz、ホワイトピークで5.4MHzである。再生FM信号のレ
ベルは、テープとヘッドとの間の密着状態によって大巾
に変動し、高域ほど減衰し易い。特に輝度信号の黒から
白への急激な立上り部など高周波成分の多い部分では、
FM波形は零レベルに達しないで振動するようにひずむ。
これをそのままリミッタにかけると、FM情報を持った零
クロス点が欠落して等価的に黒レベルに落ち込んだ波形
が復調されてしまう。このような現象を反転現象と呼ん
でおり、特にビデオエンファシスをかけた場合には、波
形の立上り部分にスパイクを生ずるので、この現象が生
じやすくなる。
第3図はダブルリミッタ方式と称されている反転補償回
路(FM波再生回路)で、まずローパスフィルタ20とハイ
パスフィルタ21とで再生FM波を低域と高域とに分け、高
域成分により零クロスの欠落のない信号を得てから第1
リミッタ22を通し、位相補正回路23で位相補正してから
ローパスフィルタ20の出力の低域成分と加算器24で加算
して元の入力情報を復元し、更に第2リミッタ25を通し
てFMキャリアを再生している。
路(FM波再生回路)で、まずローパスフィルタ20とハイ
パスフィルタ21とで再生FM波を低域と高域とに分け、高
域成分により零クロスの欠落のない信号を得てから第1
リミッタ22を通し、位相補正回路23で位相補正してから
ローパスフィルタ20の出力の低域成分と加算器24で加算
して元の入力情報を復元し、更に第2リミッタ25を通し
てFMキャリアを再生している。
第3図の回路は、回路が複雑である割には、完璧なFM反
転現象の補償性能が得られない問題があった。
転現象の補償性能が得られない問題があった。
本発明はこの問題にかんがみ、簡単な回路でFM反転現象
を完全に補償することを目的とする。
を完全に補償することを目的とする。
本発明のFM波再生回路は、第1図に示すように、入力FM
波を3値のスレショールド電圧でもって振幅弁別して中
央、上側、下側の各弁別出力を導出するコンパレータC
1、C2、C3と、中央弁別出力と上記上側及び下側弁別出
力の夫々との排他的論理和出力を得る第1、第2の論理
回路EXO−1、EXO−2と、上記第1、第2の論理回路の
出力より、上記中央弁別出力から欠落しているパルスを
検出する第1、第2の検出手段(ローパスフィルタLPF
1、LPF2)と、上記第1、第2の検出手段の各出力の論
理和をとる第3の論理回路ORと、上記第3の論理回路の
出力と上記中央弁別出力との排他的論理和をとり、中央
弁別出力から欠落したパルスを補完したFM波を再生する
第4の論理回路EXO−3とを具備することを特徴とす
る。
波を3値のスレショールド電圧でもって振幅弁別して中
央、上側、下側の各弁別出力を導出するコンパレータC
1、C2、C3と、中央弁別出力と上記上側及び下側弁別出
力の夫々との排他的論理和出力を得る第1、第2の論理
回路EXO−1、EXO−2と、上記第1、第2の論理回路の
出力より、上記中央弁別出力から欠落しているパルスを
検出する第1、第2の検出手段(ローパスフィルタLPF
1、LPF2)と、上記第1、第2の検出手段の各出力の論
理和をとる第3の論理回路ORと、上記第3の論理回路の
出力と上記中央弁別出力との排他的論理和をとり、中央
弁別出力から欠落したパルスを補完したFM波を再生する
第4の論理回路EXO−3とを具備することを特徴とす
る。
第1図は本発明の一実施例を示すFM反転を補償するFM波
再回路の回路図、第2図はその動作のタイムチャートで
ある。
再回路の回路図、第2図はその動作のタイムチャートで
ある。
第1図の回路はVTRの輝度再生系に設けられていて、再
生FMキャリア(第2図B)を復調することにより再生輝
度信号を得ている。第2図Aは記録FM信号で、その周波
数が高いところがビデオ信号のレベルが高いところに相
当する。磁気録再系を通ると、第2図Bのように波形歪
が生じで零クロスが欠落して、復調すると白部分が黒反
転する反転現象が起こる。
生FMキャリア(第2図B)を復調することにより再生輝
度信号を得ている。第2図Aは記録FM信号で、その周波
数が高いところがビデオ信号のレベルが高いところに相
当する。磁気録再系を通ると、第2図Bのように波形歪
が生じで零クロスが欠落して、復調すると白部分が黒反
転する反転現象が起こる。
そこで第1図に示すように再生FM波を互に異なるスレッ
ショールド電圧TH1、2、3を持つ三つのコンパレータC
1〜C3で比較する(TH1>TH2>TH3)。比較出力は第2図
C〜E(C1〜C3)のようになり、中央のスレッショール
ドTH2のコンパレータ出力C2には、FM周波数の高い部分
が低くなる反転現象が生じている。上側のスレッショー
ルドTH1でコンパレートすると、C1のようにFM波の高レ
ベル側で欠落した零クロスが得られ、下側のスレッショ
ールドTH3でコンパレータすると、C3のようにFM波の低
レベル側で欠落した零クロスが得られる。従ってこれら
のC1〜C3から欠落部分を検出して補正すれば正しいFM再
生波が得られる。
ショールド電圧TH1、2、3を持つ三つのコンパレータC
1〜C3で比較する(TH1>TH2>TH3)。比較出力は第2図
C〜E(C1〜C3)のようになり、中央のスレッショール
ドTH2のコンパレータ出力C2には、FM周波数の高い部分
が低くなる反転現象が生じている。上側のスレッショー
ルドTH1でコンパレートすると、C1のようにFM波の高レ
ベル側で欠落した零クロスが得られ、下側のスレッショ
ールドTH3でコンパレータすると、C3のようにFM波の低
レベル側で欠落した零クロスが得られる。従ってこれら
のC1〜C3から欠落部分を検出して補正すれば正しいFM再
生波が得られる。
そこで第2図F、Hのようにエクスクルーシブオアゲー
トEXO−1、EXO−2から成る検出回路でC1とC2の出力、
C2とC3の出力の各エクスクルーシブオアをとり、ローパ
スフィルタLPF1、LPF2を通すと第3図G、IのようにC2
出力に欠落していたパルスが再生(検出)される。従っ
てこれらのローパスフィルタLPF1、2の出力をオアゲー
トORに入れて第3図Jのように和をとり、その出力とコ
ンパレータC2の出力とをエクスクルーシブオアゲートEX
O−3から成る合成回路で排他的に加える(合成する)
と、第2図Kに示す再生FM波が得られる。このFM波(キ
ャリア)をデモジュレータで復調すると、反転のない高
品質の再生画像が得られる。
トEXO−1、EXO−2から成る検出回路でC1とC2の出力、
C2とC3の出力の各エクスクルーシブオアをとり、ローパ
スフィルタLPF1、LPF2を通すと第3図G、IのようにC2
出力に欠落していたパルスが再生(検出)される。従っ
てこれらのローパスフィルタLPF1、2の出力をオアゲー
トORに入れて第3図Jのように和をとり、その出力とコ
ンパレータC2の出力とをエクスクルーシブオアゲートEX
O−3から成る合成回路で排他的に加える(合成する)
と、第2図Kに示す再生FM波が得られる。このFM波(キ
ャリア)をデモジュレータで復調すると、反転のない高
品質の再生画像が得られる。
なお第1図において、エクスクルーシブオアEXO−1、
2、3はアンドゲート及びオアゲート等の論理回路で構
成できる。
2、3はアンドゲート及びオアゲート等の論理回路で構
成できる。
本発明は上述の如く、FM波の零クロス欠落を検出してこ
れを補正しているので、ほぼ完璧に反転現象の補償を行
うことができる。
れを補正しているので、ほぼ完璧に反転現象の補償を行
うことができる。
第1図は本発明の一実施例を示すVTRのFM再生系の要部
回路図、第2図はタイミングチャート、第3図は従来の
ダブルリミッタ形FM波再生回路のブロック回路図であ
る。 なお図面に用いた符号において、 C1〜13……コンパレータ EXO−1〜EXO−3……エクスクルーシブオア OR……オアゲート LPF1,LPF2……ローパスフィルタ TH1〜TH3……スレッショールドレベル である。
回路図、第2図はタイミングチャート、第3図は従来の
ダブルリミッタ形FM波再生回路のブロック回路図であ
る。 なお図面に用いた符号において、 C1〜13……コンパレータ EXO−1〜EXO−3……エクスクルーシブオア OR……オアゲート LPF1,LPF2……ローパスフィルタ TH1〜TH3……スレッショールドレベル である。
Claims (1)
- 【請求項1】入力FM波を3値のスレショールド電圧でも
って振幅弁別して中央、上側、下側の各弁別出力を導出
するコンパレータと、 中央弁別出力と上記上側及び下側弁別出力の夫々との排
他的論理和出力を得る第1、第2の論理回路と、 上記第1、第2の論理回路の出力より、上記中央弁別出
力から欠落しているパルスを検出する第1、第2の検出
手段と、 上記第1、第2の検出手段の各出力の論理和出力を得る
第3の論理回路と、 上記第3の論理回路の出力と上記中央弁別出力との排他
的論理和をとり、中央弁別出力から欠落したパルスを補
完したFM波を再生する第4の論理回路とを具備すること
を特徴とするFM波再生回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60291708A JPH0787350B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | Fm波再生回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60291708A JPH0787350B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | Fm波再生回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62150923A JPS62150923A (ja) | 1987-07-04 |
JPH0787350B2 true JPH0787350B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=17772368
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60291708A Expired - Lifetime JPH0787350B2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 | Fm波再生回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0787350B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62145173A (ja) * | 1985-12-19 | 1987-06-29 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ロジツクチエツク回路 |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP60291708A patent/JPH0787350B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62150923A (ja) | 1987-07-04 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |