JPH0786941B2 - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
- Publication number
- JPH0786941B2 JPH0786941B2 JP29757686A JP29757686A JPH0786941B2 JP H0786941 B2 JPH0786941 B2 JP H0786941B2 JP 29757686 A JP29757686 A JP 29757686A JP 29757686 A JP29757686 A JP 29757686A JP H0786941 B2 JPH0786941 B2 JP H0786941B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vending machine
- product
- circuit
- sample
- products
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、炭酸飲料、ジュース等の液状商品を缶等の容
器に収容して内蔵し、コインの投入により作動して該商
品入れ容器を放出する自動販売機の改良に関する。
器に収容して内蔵し、コインの投入により作動して該商
品入れ容器を放出する自動販売機の改良に関する。
〔従来の技術〕 わが国において、この種の自動販売機は年を追って増加
の一途をたどり、いまや、全国で350万台を超えるとも
いわれている。しかし、かかる販売機は、当初売手の販
売手段の合理化から出現したものであったが、買手側に
もその簡便さが喜ばれて、急速に並及するに至り今日で
は消費社会における一種の生活必需品とさえなっている
実状である。
の一途をたどり、いまや、全国で350万台を超えるとも
いわれている。しかし、かかる販売機は、当初売手の販
売手段の合理化から出現したものであったが、買手側に
もその簡便さが喜ばれて、急速に並及するに至り今日で
は消費社会における一種の生活必需品とさえなっている
実状である。
これに答えるに、自動販売機に収納されているブランド
商品のメーカーにあっても、自己商品の優位性を保持す
るために顕著な自他識別化を意図して、自動販売機自体
の性能の向上に莫大な開発研究費を投じ、さらに、商
品、容器の改良、広告宣伝等あらゆる分野において懸命
な努力がなされている。
商品のメーカーにあっても、自己商品の優位性を保持す
るために顕著な自他識別化を意図して、自動販売機自体
の性能の向上に莫大な開発研究費を投じ、さらに、商
品、容器の改良、広告宣伝等あらゆる分野において懸命
な努力がなされている。
しかしながら、かかる競争の激化に伴い、該自動販売機
にブランド品以外の他社商品を「ただ乗り」させようと
する傾向も見られている。例えば、該自動販売機に収納
すべきブランド商品に直接関係のない他業者の比較的安
価な商品が該販売機において販売されることである。こ
の場合、該他業者の商品に係る見本容器を陳列するとと
もに実物の商品を同機に収納して、これを消費者に提供
しようとしている。勿論かかる事態の発生は、当該自動
販売機を自己敷地や店内等に設置している所謂オーナー
が介在して行われるものであるが、自ら開発した当該自
動販売機で自己ブランド商品を専売しようとするメーカ
ーにとっては、莫大な損害を受けることとなる。通常、
この種の自動販売機は全国的に配置されているものであ
るから、「ただ乗り」が広く行われるならば、該販売機
によって当然えられる筈の利得を失う許りでなく、ブラ
ンド品以外の他業者商品が陳列されていることにより、
ブランド品を信頼して購入しようとする消費者に不信と
不快の念を与えることとなり、特に、他業者商品である
ことを十分確めないで該販売機の外観からすべてがブラ
ンド商品であると認識して選択ボタンを押圧し商品を受
取った後においてブランド品でないと判明した場合は、
該顧客に一層多大の失望を与えることとなり自動販売機
に係るブランド商品メーカーの信用が急速に失われるこ
とは必須であり極めて不適当であった。
にブランド品以外の他社商品を「ただ乗り」させようと
する傾向も見られている。例えば、該自動販売機に収納
すべきブランド商品に直接関係のない他業者の比較的安
価な商品が該販売機において販売されることである。こ
の場合、該他業者の商品に係る見本容器を陳列するとと
もに実物の商品を同機に収納して、これを消費者に提供
しようとしている。勿論かかる事態の発生は、当該自動
販売機を自己敷地や店内等に設置している所謂オーナー
が介在して行われるものであるが、自ら開発した当該自
動販売機で自己ブランド商品を専売しようとするメーカ
ーにとっては、莫大な損害を受けることとなる。通常、
この種の自動販売機は全国的に配置されているものであ
るから、「ただ乗り」が広く行われるならば、該販売機
によって当然えられる筈の利得を失う許りでなく、ブラ
ンド品以外の他業者商品が陳列されていることにより、
ブランド品を信頼して購入しようとする消費者に不信と
不快の念を与えることとなり、特に、他業者商品である
ことを十分確めないで該販売機の外観からすべてがブラ
ンド商品であると認識して選択ボタンを押圧し商品を受
取った後においてブランド品でないと判明した場合は、
該顧客に一層多大の失望を与えることとなり自動販売機
に係るブランド商品メーカーの信用が急速に失われるこ
とは必須であり極めて不適当であった。
本発明はかかる実状に鏡みてなされたもので、自動販売
機のなかにブランド商品以外の他業者商品が陳列、収納
された場合であっても、該他商品の販売が不可能とな
り、結果的に他業者商品の提供を排除して本来収納され
るべきブランド商品の専売が確保される如き自動販売機
に関し、このため陳列棚の見本容器を含むシステムに他
業者商品を排除する機能を具備せしめる新規の自動販売
機の提供をその目的とするものである。
機のなかにブランド商品以外の他業者商品が陳列、収納
された場合であっても、該他商品の販売が不可能とな
り、結果的に他業者商品の提供を排除して本来収納され
るべきブランド商品の専売が確保される如き自動販売機
に関し、このため陳列棚の見本容器を含むシステムに他
業者商品を排除する機能を具備せしめる新規の自動販売
機の提供をその目的とするものである。
本発明は、 a.陳列棚に展示用の見本容器を配置してなる自動販売機
において、 b.該見本容器に係る選択ボタンの押圧により通電する回
路が取り付けられ該通電により自動販売機が作動して選
択ボタンに係る商品入れ容器を放出するとともに、 c.該回路を有しないか又は通電されない回路であるとき
には自動販売機が作動せず該選択ボタンに係る商品入り
容器を放出しないように構成されている。
において、 b.該見本容器に係る選択ボタンの押圧により通電する回
路が取り付けられ該通電により自動販売機が作動して選
択ボタンに係る商品入れ容器を放出するとともに、 c.該回路を有しないか又は通電されない回路であるとき
には自動販売機が作動せず該選択ボタンに係る商品入り
容器を放出しないように構成されている。
d.自動販売機 にその要旨を存して成立するものである。
本発明における見本容器とは主として見本缶であって、
場合により見本瓶も含むものであるが、これに通電回路
を付設してなり選択ボタンの押圧により通電されて、該
回路に接続されている商品貯蔵区域の開閉装置を始動せ
しめて商品入り缶を排出口に放出するようになっている
ものである。これに対し、見本缶にこの回路が施されて
ない場合又は回路があっても何らかの原因で通電しない
場合には、該見本缶に係る選択ボタンを押圧しても自動
販売機は作動せず、該ボタンに係る商品入り缶が排出口
に放出することがないように構成されている。
場合により見本瓶も含むものであるが、これに通電回路
を付設してなり選択ボタンの押圧により通電されて、該
回路に接続されている商品貯蔵区域の開閉装置を始動せ
しめて商品入り缶を排出口に放出するようになっている
ものである。これに対し、見本缶にこの回路が施されて
ない場合又は回路があっても何らかの原因で通電しない
場合には、該見本缶に係る選択ボタンを押圧しても自動
販売機は作動せず、該ボタンに係る商品入り缶が排出口
に放出することがないように構成されている。
本発明に係る見本缶等の見本容器に付設される回路は、
見本缶等の表面に直接印刷されるフレキシブル−キット
又は軽易にその背面に貼着される例えば第2図に示され
るような柔軟なプリント配線板等が好ましく、特に、発
明の目的からして、代替品を以って細工できないような
特殊回路を形成することがさらに望ましい。
見本缶等の表面に直接印刷されるフレキシブル−キット
又は軽易にその背面に貼着される例えば第2図に示され
るような柔軟なプリント配線板等が好ましく、特に、発
明の目的からして、代替品を以って細工できないような
特殊回路を形成することがさらに望ましい。
以下、実施例に基づいて、本発明をさらに詳細に説明す
る。
る。
第1図は、本発明を説明するダイヤフラムである。これ
までの自動販売機はコイン投入口1に投入されるコイン
はコインメカ2で識別され、該コインの金属に応じて陳
列棚前方の商品表示灯3が点灯される。顧客は、購入を
好む商品の見本缶の前方の選択ボタン4を押圧すると希
望する商品が商品排出口7に放出されるようになってい
る。
までの自動販売機はコイン投入口1に投入されるコイン
はコインメカ2で識別され、該コインの金属に応じて陳
列棚前方の商品表示灯3が点灯される。顧客は、購入を
好む商品の見本缶の前方の選択ボタン4を押圧すると希
望する商品が商品排出口7に放出されるようになってい
る。
しかし本願発明品の場合は、選択ボタン4の押圧により
見本缶に付設されている回路5に通電されなければ、自
動販売機特に商品缶を収納している開閉装置6が全く作
動しないようになっている。このように、見本缶に付設
される回路に通電した場合のみ開閉装置が作動するよう
になっているので、該回路を容易に盗用されない例えば
特殊な配線で模倣されることが困難なものに形成するこ
とにより、他業者の見本缶に細工を施すことが一層困難
となり、他業者商品を該販売機に混在することを排除し
て、本発明の目的であるブランド商品の専売を確保しう
るものである。
見本缶に付設されている回路5に通電されなければ、自
動販売機特に商品缶を収納している開閉装置6が全く作
動しないようになっている。このように、見本缶に付設
される回路に通電した場合のみ開閉装置が作動するよう
になっているので、該回路を容易に盗用されない例えば
特殊な配線で模倣されることが困難なものに形成するこ
とにより、他業者の見本缶に細工を施すことが一層困難
となり、他業者商品を該販売機に混在することを排除し
て、本発明の目的であるブランド商品の専売を確保しう
るものである。
第2図は、見本缶Aに貼着される回路10の一例を示し、
絶縁層11と導通部12とからなるフレキシブルタイプのも
のであるが、このほか、一層複雑な種々の太陽の回路が
考えられる。
絶縁層11と導通部12とからなるフレキシブルタイプのも
のであるが、このほか、一層複雑な種々の太陽の回路が
考えられる。
本発明は、以上の構成に基づくものであって、選択ボタ
ンの押圧により通電する回路が見本容器に取付けられ、
該通電があった場合のみ自動販売機を作動させるもの
で、この結果顧客が選択した見本缶に係る商品であって
も、かかる回数が設けられていないか又は通電しない回
路等即ち予め設定された該販売機に固有の回路が設けら
れていない場合には、当然にその商品が放出されること
がなく、従ってブランド商品に係る見本缶にのみかかる
回路を設けることにより、他業者商品を排除することが
容易に可能となり、本発明の目的に合致し得て極めて有
用である。
ンの押圧により通電する回路が見本容器に取付けられ、
該通電があった場合のみ自動販売機を作動させるもの
で、この結果顧客が選択した見本缶に係る商品であって
も、かかる回数が設けられていないか又は通電しない回
路等即ち予め設定された該販売機に固有の回路が設けら
れていない場合には、当然にその商品が放出されること
がなく、従ってブランド商品に係る見本缶にのみかかる
回路を設けることにより、他業者商品を排除することが
容易に可能となり、本発明の目的に合致し得て極めて有
用である。
第1図は本発明に係る自動販売機の要部を示すダイヤグ
ラフ、第2図は本発明に係る回路の1例を示す断面的説
明図である。 1……コイン投入口、2……コインメカ、3……商品標
示灯、4……選択ボタン、5……見本缶に付設される回
路、6……開閉装置、7……商品排出口。
ラフ、第2図は本発明に係る回路の1例を示す断面的説
明図である。 1……コイン投入口、2……コインメカ、3……商品標
示灯、4……選択ボタン、5……見本缶に付設される回
路、6……開閉装置、7……商品排出口。
Claims (1)
- 【請求項1】陳列棚に展示用の見本容器を配置してなる
自動販売機において、該見本容器に係る選択ボタンの押
圧により通電する回路が取り付けられ該通電により自動
販売機が作動して選択ボタンに係る商品入り容器を放出
するとともに、該回路を有しないか又は通電されない回
路であるときには自動販売機が作動せず該選択ボタンに
係る商品入り容器を放出しないように構成されているこ
とを特徴とする自動販売機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29757686A JPH0786941B2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29757686A JPH0786941B2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 自動販売機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63150793A JPS63150793A (ja) | 1988-06-23 |
JPH0786941B2 true JPH0786941B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=17848341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29757686A Expired - Fee Related JPH0786941B2 (ja) | 1986-12-16 | 1986-12-16 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0786941B2 (ja) |
-
1986
- 1986-12-16 JP JP29757686A patent/JPH0786941B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63150793A (ja) | 1988-06-23 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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R250 | Receipt of annual fees |
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