JPH0785321A - 券発行装置 - Google Patents

券発行装置

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JPH0785321A
JPH0785321A JP22421693A JP22421693A JPH0785321A JP H0785321 A JPH0785321 A JP H0785321A JP 22421693 A JP22421693 A JP 22421693A JP 22421693 A JP22421693 A JP 22421693A JP H0785321 A JPH0785321 A JP H0785321A
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JP
Japan
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ticket
stub
detection sensor
level
edge
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Pending
Application number
JP22421693A
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English (en)
Inventor
Takeshi Matsushita
剛 松下
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TEC CORP
Original Assignee
TEC CORP
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Publication date
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Publication of JPH0785321A publication Critical patent/JPH0785321A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 券種判断に要する時間短縮による券発行の高
速化、券種判断に必要な券の搬送距離の短縮による装置
の小型化を図ることができる。 【構成】 本券部から切離される半券部を有し、その本
券部と半券部との間に切込部を設けた券、及び半券部を
有しない券の2種の券を搬送し、券に所望の処理を行っ
て発行する券発行装置において、搬送される券の先端を
検出する端部検出センサと、搬送された券の切込部を検
出する切込部検出センサとを設け、端部検出センサが券
の先端を検出してから所定時間t0 内に切込部検出セン
サが切込部を検出した場合にその券は半券部を有する券
であると判断し、検出しなかった場合にその券は半券部
を有しない券であると判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、本券部から切離される
半券部を有する券及び半券部を有しない券の2種類の券
に印字等の所望の処理を行って発行する券発行装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】本券部から切離される半券部を有する券
と半券部を有しない券とでは通常長さが異なるため、従
来の券発行装置は、券の搬送路の途中にセンサを設け、
そのセンサで券の先端及び後端を検出し、センサが先端
を検出してから後端を検出するまでの時間により券の長
さを測定し、その長さの違いから半券部を有する券か否
かの券種を判断し、その判断結果に応じて券種に対応す
る印字等の所望の処理を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような構
成の券発行装置においては、センサが券の先端及び後端
を検出して券の長さを求め、その長さから券種を判断し
て印字等を行うため、検出を判断するまでに比較的時間
を要し、このため高速な券発行ができなかった。しかも
センサが券の先端と後端を検出することになるため券種
を判断するのに必要な券の走行距離が長くなり、このた
め搬送路が長くなって装置の小型化が図れないという問
題があった。
【0004】そこで本発明は、券種判断に要する時間を
短縮できて券発行の高速化を図ることができ、しかも券
種判断に必要な券の搬送距離を短縮できて装置の小型化
を図ることができる券発行装置を提供しようとするもの
である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、本券部から切
離される半券部を有し、その本券部と半券部との間に切
込部を設けた券、及び半券部を有しない券の2種の券を
搬送し、券に所望の処理を行って発行する券発行装置に
おいて、搬送される券の先端を検出する第1の検出手段
と、搬送された券の切込部を検出する第2の検出手段
と、第1の検出手段が券の先端を検出してから所定時間
内に第2の検出手段が切込部を検出するか否かにより券
種を判断する券種判断手段とを備えるものである。
【0006】
【作用】このような構成の本発明においては、第1の検
出手段が搬送される券の先端を検出し、この検出時から
所定時間内に第2の検出手段が券の切込部を検出したと
き、その券が半券部を有する券であると判断する。これ
に対し、所定時間内に第2の検出手段が券の切込部を検
出しないとき、その券が半券部を有しない券であると判
断する。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0008】図1は本実施例の主要部の概略構成を示す
図で、1は搬送路、2はこの搬送路1に沿って搬送され
る券である。前記券2は、図2に示すように半券部12
を有する券21 及び半券部12を有しない券22 の2種
類がある。これら券21 ,22 は印字等の所望の処理が
行われ、例えば航空券として発行される。また、これら
券21 ,22 の裏面には、必要な情報を書き込むための
磁性体、すなわちマグストライプ2dが設けられてい
る。
【0009】前記券21 は本券部11及び半券部12か
ら構成され、本券部11と半券部12とは、切り離しを
容易にするため、ミシン目で連設されている。この本券
部11と半券部12の連設部の両側には、切込部2cが
設けられている。
【0010】前記搬送路1の途中には、第1の検出手段
としての端部検出センサ3、第2の検出手段としての切
込部検出センサ4、フィードローラ5、磁気ヘッド6及
びピンチローラ7、フィードローラ8、サーマルヘッド
9、プラテン10が券2の搬送方向に順に配設されてい
る。
【0011】前記端部検出センサ3は、図2にも示すよ
うに搬送路の略中央に設けられ、搬送路1に沿って搬送
される券2の先端2a及び後端2bを検出するようにな
っている。この端部検出センサ3は具体的には例えば、
発光素子3a及び受光素子3bからなる光学センサから
構成され、図4(a)に示すような検出信号を出力する
ようになっている。
【0012】すなわち、券2の先端2aが端部検出セン
サ3を通過すると端部検出センサ3の出力信号はHレベ
ルからLレベルに変化し、券2の後端2bが端部検出セ
ンサ3を通過するとLレベルからHレベルに変化するよ
うになっている。
【0013】前記切込部検出センサ4は図2にも示すよ
うに搬送路の側部よりに設けられ、搬送路1に沿って搬
送される券2の先縁部2d、後縁部2e、及び半券部1
2の切込部2cを検出するようになっている。この切込
部検出センサ4は前記端部検出センサ3と同様に例え
ば、発光素子4a及び受光素子4bからなる光学センサ
から構成され、図4(b)に示すような検出信号を出力
するようになっている。
【0014】すなわち、券2の先縁部2dが切込部検出
センサ4を通過すると切込部検出センサ4の出力信号は
HレベルからLレベルに変化し、券2の後縁部2eが切
込部検出センサ4を通過するとLレベルからHレベルに
変化するようになっている。
【0015】また、半券部を有する券21 の切込部2c
が切込部検出センサ4を通過すると切込部検出センサ4
の出力信号は一時的にLレベルからHレベルに変化する
ようになっている。
【0016】前記フィードローラ5,8は後述の搬送モ
ータ28により駆動し、券2を前記搬送路1に沿って搬
送するようになっている。
【0017】前記ピンチローラ7は搬送されてきた券2
を磁気ヘッド6との間に挟み込むようになっており、磁
気ヘッド6はこの券2のマグストライプ2dに所望の情
報を書き込むようになっている。
【0018】前記サーマルヘッド9は搬送されてきた券
2の表面に所望の情報を印字するようになっている。
【0019】図3は本実施例の構成を示すブロック図
で、21は制御本体を構成するCPU(中央処理装
置)、22は前記CPU21が各部を制御するためのプ
ログラムデータが予め格納されているROM(リ−ド・
オンリ・メモリ)、23は前記CPU21が処理するデ
ータを格納するための各種メモリエリアが形成されるR
AM(ランダム・アクセス・メモリ)、26,27はI
/Oポートである。
【0020】前記I/Oポート26には、前記サーマル
ヘッド9を駆動するためのサーマルヘッド駆動部24、
前記磁気ヘッド6を駆動するための磁気ヘッド駆動部2
5、及び前記フィードローラ5,8に動力を伝達する搬
送モータ28を駆動する搬送モータ駆動部29が、それ
ぞれ接続されている。
【0021】前記I/Oポート27には、前記端部検出
センサ3及び切込部検出センサ4がそれぞれ接続されて
いる。
【0022】前記CPU21と、ROM22、RAM2
3、I/Oポート26,27とはアドレスバス、データ
バス、制御バス等のバスライン30を介して相互に接続
されている。
【0023】前記CPU21は、券2が搬送路1に沿っ
て搬送されると、図5に示す情報書込制御を行うように
なっている。すなわち、先ずST1にて切込部検出セン
サ4の出力がLレベルか否かを判断する。
【0024】そして、Lレベルであると判断した場合に
は、ST2にて切込部検出センサ4の出力が端部検出セ
ンサ3の出力がLレベルとなったときから所定時間t0
内にLレベルからHレベルに一時的に変化したか否かを
判断する。これにより、切込部検出センサ4を通過した
券が半券部を有する券21 か否かを判断する。
【0025】そして、切込部検出センサ4の出力が変化
したと判断した場合には、搬送された券2が半券部を有
する券21 であると判断し、ST3にて図4(c)に示
すタイミング、すなわち端部検出センサ3の出力がLレ
ベルとなったときから所定時間t1 経過後、半券部を有
する券21 のマグストライプ2dに所望の情報の書き込
みを開始する。
【0026】続いて、ST4にて図4(d)に示すタイ
ミング、すなわち端部検出センサ3の出力がLレベルと
なったときから所定時間t2 経過後にこの券21 の表面
に所望の情報の印字を行い、券21 への情報書込制御を
終了する。
【0027】これに対し、ST2にて所定時間t0 内に
切込部検出センサ4の出力が変化しないと判断した場合
には、搬送された券2が半券部を有しない券22 である
と判断し、ST5にて図4(c)に示すタイミング、す
なわち端部検出センサ3の出力がLレベルとなったとき
から所定時間t3 経過後、半券部を有しない券22 のマ
グストライプ2dに所望の情報の書き込みを開始する。
【0028】この半券部を有しない券22 は、通常、半
券部を有する券21 よりも横の長さが短いことから、書
き込みのタイミングも券21 よりはやく行わなければな
らないため、この所定時間t3 は所定時間t1 よりも短
めに設定されている。
【0029】続いて、ST6にて図4(d)に示すタイ
ミング、すなわち端部検出センサ3の出力がLレベルと
なったときから所定時間t4 経過後にこの券22 の表面
に所望の情報の印字を行い、券22 への情報書込制御を
終了する。
【0030】この半券部を有しない券22 は、上述した
ように通常、半券部を有する券21よりも横の長さが短
いことから、印字のタイミングも券21 よりはやく行わ
なければならないため、この所定時間t4 は所定時間t
2 よりも短めに設定されている。
【0031】このような構成の本実施例においては、例
えば図2に示すように、半券部を有する券21 に続い
て、半券部を有しない券22 が搬送されると、先ず、半
券部を有する券21 の先端2aが端部検出センサ3を通
過すると、端部検出センサ3の出力はLレベルとなり、
続いて先縁部2dが切込部検出センサ4を通過すると、
切込部検出センサ4の出力はLレベルとなる。
【0032】次に、半券部を有する券21 の切込部2c
が所定時間t0 以内に切込部検出センサ4を通過する
と、切込部検出センサ4の出力は一時的にHレベルに変
化する。これにより、搬送された券が半券部を有する券
21 であると判断され、端部検出センサ3の出力がLレ
ベルとなったときから所定時間t1 経過後に、マグスト
ライプ2dへの書き込みが開始される。
【0033】そして、端部検出センサ3の出力がLレベ
ルとなったときから所定時間t2 経過後に券21 への印
字が行われる。
【0034】続いて、半券部を有しない券22 の先端2
aが端部検出センサ3を通過すると、端部検出センサ3
の出力はLレベルとなり、続いて半券部を有しない券2
2 の先縁部2dが切込部検出センサ4を通過すると、切
込部検出センサ4の出力はLレベルとなる。
【0035】この場合には、券22 が半券部12を有し
ないので切込部2cも存在しないため、所定時間t0 以
内に切込部検出センサ4の出力が変化することはない。
これにより、搬送された券が半券部を有しない券22 で
あると判断される。
【0036】この場合には、端部検出センサ3の出力が
Lレベルとなったときから所定時間t3 経過後にマグス
トライプ2dへの書き込みが開始される。そして、端部
検出センサ3の出力がLレベルとなったときから所定時
間t4 経過後に券22 への印字が行われる。
【0037】このように、切込部検出センサ4を設け、
券2の切込部2cの有無を検出することによって半券部
を有する券21 か否かを判断するため、従来のように先
端及び後端を検出することによって求められた券の長さ
から券種を判断する場合よりも、券種を判断するまでに
要する時間を少なくすることができる。これにより、高
速な券発行ができるようになる。
【0038】また、切込部検出センサ4が所定時間内に
券2の切込部2cを検出すれば券種を判断できるため、
従来のように先端のみならず後端までをも検出する必要
はない。従って、券種を判断するのに必要な券の走行距
離を従来より短縮することができ、装置の小型化を図る
ことができる。
【0039】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、券
種判断に要する時間を短縮できて券発行の高速化を図る
ことができ、しかも券種判断に必要な券の搬送距離を短
縮できて装置の小型化を図ることができる券発行装置を
提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の主要部の概略構成を示す図。
【図2】同実施例における各センサの位置及び券の構成
を説明する図。
【図3】同実施例の構成を示すブロック図。
【図4】図3に示すCPUが行う制御のタイミングを示
す図。
【図5】図3に示すCPUが行う情報書込制御を示す流
れ図。
【符号の説明】
2c…切込部 21 …半券部を有する券 22 …半券部を有しない券 3…端部検出センサ 4…切込部検出センサ 11…本券部 12…半券部 21…CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本券部から切離される半券部を有し、そ
    の本券部と半券部との間に切込部を設けた券、及び半券
    部を有しない券の2種の券を搬送し、券に所望の処理を
    行って発行する券発行装置において、搬送される券の先
    端を検出する第1の検出手段と、搬送された券の切込部
    を検出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段が券
    の先端を検出してから所定時間内に前記第2の検出手段
    が切込部を検出するか否かにより券種を判断する券種判
    断手段とを備えることを特徴とする券発行装置。
JP22421693A 1993-09-09 1993-09-09 券発行装置 Pending JPH0785321A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22421693A JPH0785321A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 券発行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22421693A JPH0785321A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 券発行装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0785321A true JPH0785321A (ja) 1995-03-31

Family

ID=16810339

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22421693A Pending JPH0785321A (ja) 1993-09-09 1993-09-09 券発行装置

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JP (1) JPH0785321A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016022733A (ja) * 2014-07-25 2016-02-08 富士通フロンテック株式会社 プリンタ装置、プリンタ装置の制御方法および印刷制御プログラム

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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