JPH078252Y2 - 自動車用のベンチレ−シヨングリルの開閉機構 - Google Patents

自動車用のベンチレ−シヨングリルの開閉機構

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JPH078252Y2
JPH078252Y2 JP1986062426U JP6242686U JPH078252Y2 JP H078252 Y2 JPH078252 Y2 JP H078252Y2 JP 1986062426 U JP1986062426 U JP 1986062426U JP 6242686 U JP6242686 U JP 6242686U JP H078252 Y2 JPH078252 Y2 JP H078252Y2
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JP
Japan
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damper
ventilation duct
idle arm
opening
outside air
Prior art date
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JP1986062426U
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JPS62173210U (ja
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秀市 小山
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、自動車用のベンチレーショングリルの開閉
機構に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、本出願人は実願昭60−117526号に出願した第4図
のベンチレーショングリルの開閉機構にあっては、第1
のダンパ作動用機構部である第1のリンク11とレバー
7′の他端7bとの間に設定されるアイドルアーム100が
ベンチレーションダクト1′の側面板1aの外側に配設さ
れている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかし、第4図の場合、前記第1のリンク11とかアイド
ルアーム100がベンチレーションダクト1′の側面板1a
の外側に配設されるため、ベンチレーションダクト1′
の運搬途中あるいはその組付時に変形する等の恐れがあ
り、また組付け時には、第5図のようにアイドルアーム
100と第1のリンク11がインストルメントパネル15の外
部にはみ出している構造では、組付け時、他部品との干
渉による変形を防ぐ為、アイドルアーム100や第1のリ
ンク11もねじれおよび曲げ当に対し十分な剛性を有する
ものが必要であった。
そこで、このような問題点を解決するため、この考案
は、ベンチレーションダクト機構における、第1のダン
パ作動用機構部とアイドルアームの一部をベンチレーシ
ョンダクト内に設置するとにより、組付け時等における
他部品との干渉を避け、第1のダンパ作動用機構部およ
びアイドルアームの保護を図ることを課題とする。
〔課題を解決するための手段〕
上述の課題を解決するために、本考案に係る自動車用の
ベンチレーショングリルの開閉機構は、一端に少なくと
も外気を車室内へ導入する外気導入口が形成され、他端
に車室内吹出口が形成されるとともに、少なくとも一つ
の側面の前記一端側に凸状の段部を形成するベンチレー
ションダクトと、このベンチレーションダクト内の前記
外気導入口に近接して設けられる第1のダンパと、ベン
チレーションダクト内の内外気通路に設けられる第2の
ダンパと、ベンチレーションダクトの凸状の段部が形成
された側面板の外部に回動自在に軸支され、一端に前記
車室内吹出し口の面から突出する操作部が形成され、他
端に前記第1のダンパに向け延びる部位が形成されると
ともに前記第2のダンパを開閉可能とするレバーと前記
第1のダンパと前記第1のダンパに向け延びる部位との
間にあってこれらを連動させるアイドルアームとから成
る自動車用のベンチレーションダクトの開閉機構におい
て、前記アイドルアームの一側と前記第1のダンパーと
を連結する第1のダンパ作動用機構部を前記ベンチレー
ションダクトの側面板に形成された凸状の段部の内部に
設置し、前記アイドルアームの他側と前記レバーとを、
前記ベンチレーションダクトの側面板の外側に配置し、
前記アイドルアームのベンチレーションダクト側面板貫
通部には、シール材を配設して成ることを特徴とする。
〔作用〕
上述の手段によれば、ベンチレーションダクトの側端部
に位置し、他部品との干渉しやすい位置に配設されてい
た第1のダンパ作動用機構部とこれに一側を連結したア
イドルアームがベンチレーションダクトの側面板に凹状
の段部を設けたことによってベンチレーションダクト内
部に配設される為、組付け時等における他部品との干渉
が妨げる一方、アイドルアームの他側及び第2のダンパ
を開閉可能とするレバーが、ベンチレーションダクトの
側面板の外側に配置されている為、アイドルアームやレ
バーの組付け作業性も従来技術同様維持される。
〔実施例〕
以下、添付図面に基づいて、この考案の実施例を説明す
る。
第1図から第3図までの図面は、この考案の実施例を示
しており、第1図に示すベンチレーションダクト1には
外気を車室内へ導入する外気導入口2と車室内吸出し口
3と図示しない内気循環口等の複数の通風路が形成され
ている。なお第1図図中の符号Rは室内を示したもので
ある。
第1のダンパ4は前記ベンチレーションダクト1内の前
記外気導入口2に近接して設けられており、また、第2
のダンパ5はベンチレーションダクト1の内外気通路6
に設けられている。
ついで、ベンチレーションダクト1の側面板1aにはレバ
ー7がピン8により回動自在に軸支されており、このレ
バー7の一端7aには前記車室内吹出し口3の面から突出
するノブ等の操作部9が形成され、また、レバー7の他
端7bは前記第1のダンパ4に向け延びて形成されるとと
もに前記第2のダンパ5をリンクL等を介して開閉させ
るようになっている。そして、このレバー7の他端7bに
は、剛性を有する針金状の線材により形成された、アイ
ドルアーム10の他側が取付き、このアイドルアーム10の
一側10aが後述の第1のダンパ作動用機構部11を介して
前記第1のダンパ4に連結している。
そして、前記アイドルアーム10の一側10aと連結するリ
ンク部材等から成る第1のダンパ作動用機構11は、前記
ベンチレーションダクト1内部に破線のように設置され
ている。また、ベンチレーションダクト1の側面板1aに
は凸状の段部12が形成され、この凸状の段部12には、第
2図から分かるように、前記アイドルアーム10貫通用の
開口部13が設けてあり、この開口部13にはウレタンフォ
ーム等から成るシール材14の全周に形成した凹部14a
が、ワンタッチで取付けできるようにして嵌め込みセッ
トしてある。
前記シール材14はベンチレーションダクト1のアイドル
アーム10通過部位でのエア洩れ防止を図ったものであ
り、このシール材の設けられた開口部13からベンチレー
ションダクト1内に挿通した第1図図示のアイドルアー
ム10の一側10aを、リンク部材等から成る第1のダンパ
作動用機構部11に連結したものである。
このように、アイドルアーム10の一側10aがベンチレー
ションダクト1内に挿通されているから、第1図や第3
図に示すように、インストルメントパネル15へのベンチ
レーションダクト1の組付け時にも第3図に示すような
アイドルアーム100や第1のリンク11の露出部位は無
く、開口部13より側板部1a内に挿入されないアイドルア
ーム10の部分はインストルメントパネル15の内部に納ま
るようになっている。
なお、アイドルアーム10はレバー7の操作部9の円弧運
動を第1のダンパを開閉させるべく、第1のダンパ作動
用機構部に単に力を伝達させるだけで良い為、アイドル
アーム10をある程度の剛性のある針金のようなもので成
形可能で、その結果、アイドルアーム10用のベンチレー
ションダクト1の第2図図示の開口部13が極力小さくで
き、エア洩れ防止も十分満足いくものとなる。
〔考案の効果〕
この考案は上述のように、ベンチレーションダクトの側
端部に位置し、他部品との干渉しやすい位置に配設され
ていた第1のダンパ作動用機構部とこれに一側を連結し
たアイドルアームがベンチレーションダクトの側面板に
凸状の段部を設けたことによってベンチレーションダク
ト内部に配設される一方、アイドルアームの他側及び第
2のダンパを開閉可能とするレバーが、ベンチレーショ
ンダクトの側面板の外側に配置されている為、アイドル
アームやレバーの組付け作業性を犠牲にせず、ベンチレ
ーションダクトに設けた開閉機構の保護が図れ、信頼性
向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図までの図面は、この考案の実施例を示
しており、第1図は斜視図、 第2図は第1図のII−II線断面図、 第3図はインストルメントパネルに組付けた側面図、 第4図および第5図は従来例を示しており、第4図は第
1図相当の斜視図、 第5図は第3図相当の側面図である。 1……ベンチレーションダクト 1a……側面板 2……外気導入口 3……車室内吹出し口 4……第1のダンパ 5……第2のダンパ 6……内外気通路 7……レバー 7a……一端 7b……他端 9……操作部 10……アイドルアーム 10a……一側 10b……他側 11……第1のダンパ作動用機構部 13……開口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端に少なくとも外気を車室内へ導入する
    外気導入口が形成され、他端に車室内吹出口が形成され
    るとともに、少なくとも一つの側面の前記一端側に凸状
    の段部を形成するベンチレーションダクトと、 このベンチレーションダクト内の前記外気導入口に近接
    して設けられる第1のダンパと、ベンチレーションダク
    ト内の内外気通路に設けられる第2のダンパと、ベンチ
    レーションダクトの凸状の段部が形成された側面板の外
    部に回動自在に軸支され、一端に前記車室内吹出し口の
    面から突出する操作部が形成され、他端に前記第1のダ
    ンパに向け延びる部位が形成されるとともに前記第2の
    ダンパを開閉可能とするレバーと、前記第1のダンパと
    前記第1のダンパに向け延びる部位との間にあってこれ
    らを連動させるアイドルアームとから成る自動車用のベ
    ンチレーションダクトの開閉機構において、前記アイド
    ルアームの一側と前記第1のダンパーとを連結する第1
    のダンパ作動用機構部を前記ベンチレーションダクトの
    側面板に形成された凸状の段部の内部に設置し、前記ア
    イドルアームの他側と前記レバーとを、前記ベンチレー
    ションダクトの側面板の外側に配置し、前記アイドルア
    ームのベンチレーションダクト側面板貫通部には、シー
    ル材を配設して成ることを特徴とする自動車のベンチレ
    ーショングリルの開閉機構。
JP1986062426U 1986-04-24 1986-04-24 自動車用のベンチレ−シヨングリルの開閉機構 Expired - Lifetime JPH078252Y2 (ja)

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JPS62173210U JPS62173210U (ja) 1987-11-04
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6046840A (ja) * 1983-08-26 1985-03-13 Kubota Ltd 鋳型造型用木型
JPS60127218U (ja) * 1984-02-04 1985-08-27 日野自動車株式会社 レジスタグリルのエアシヤツト機構
JPS60127217U (ja) * 1984-02-04 1985-08-27 日野自動車株式会社 レジスタグリルのエアシヤツト機構
JPH0230673Y2 (ja) * 1984-09-21 1990-08-17

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