JPH0132566Y2 - - Google Patents

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JPH0132566Y2
JPH0132566Y2 JP1985002721U JP272185U JPH0132566Y2 JP H0132566 Y2 JPH0132566 Y2 JP H0132566Y2 JP 1985002721 U JP1985002721 U JP 1985002721U JP 272185 U JP272185 U JP 272185U JP H0132566 Y2 JPH0132566 Y2 JP H0132566Y2
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JP
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air duct
glove box
air
duct
instrument panel
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JP1985002721U
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JPS61118811U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、エアダクト構造に関し、特にたと
えば自動車等の車室内前部に設けられたインスト
ルメントパネル(以下、インパネという)に収容
され、冷風、温風などを車室内に送気するための
エアダクト構造に関する。
「従来技術」 従来から、この種のエアダクト構造では、第4
図に示すように、インパネ2の長手方向の両端に
空気吹出し口4,4が設けられ、この吹出し口
4,4に連通するため、エアダクト1がインパネ
2のほぼ中央部に収容されたヒータコア3で左右
に分岐されている。一方、インパネ2は、主とし
て、各種計器並びにスイツチ等の取付盤とされ、
上記のヒータコア3を含め、他に音響装置、灰
皿、時計など多くの必要機器を収納している。し
たがつて、上述のように配置されるエアダクト1
では、インパネ2内においては、取付スペース上
大きく制限を受ける。特に、ヒータコア3と空気
吹出し口4との間に比較的大きなスペースが必要
とされるグローブボツクスが形成されると、この
ような従来のエアダクト構造では、第4図から分
かるように、エアダクト1は適当に屈曲されかつ
グローブボツクスの後方を迂回して配置される。
「考案が解決しようとする問題点」 これでは、屈曲されたエアダクトに極端な断面
変形や曲がりが起こり得、また、迂回等のために
ダクトが長くなつて、通風抵抗が増加し、たとえ
ば必要量の空気を送ることができなくなつたり、
騒音などの原因となつた。
「考案の目的」 それゆえに、この考案の主たる目的は、エアダ
クトの通風抵抗を減少させるエアダクト構造を提
供することである。
この考案の他の目的は、インパネ内部における
エアダクトの取付スペースが十分に確保されるエ
アダクト構造を提供することである。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するため、この考案が採用する
主たる手段は、グローブボツクスを設けたインス
トルメントパネルに収容されてこの長手方向に沿
つて延ばされるエアダクトが、前記グローブボツ
クスに開口する第1のエアダクトと、前記グロー
ブボツクスの蓋部内面に形成されかつ前記第1の
エアダクトに係脱可能に接続する第2のエアダク
トとを備えてなる点である。
「作用」 グローブボツクスの蓋部が閉じられると、第1
のエアダクトと第2のエアダクトとが接続され、
第1および第2のエアダクトは、インパネ内にお
いてほぼ直線的な一本のエアダクトとして形成さ
れる。第1のエアダクトを通つて搬送されてきた
空気が、グローブボツクス内を第2のエアダクト
を介して、所定位置に設けられる関連部所に最短
距離で送られる。
「考案の効果」 この考案によれば、インパネの端部方向に延ば
されるエアダクトが、物入れとして形成されたグ
ローブボツクス内を通過可能となるので、インパ
ネの中央部から端部にかけてほぼ直線的かつ最短
の長さとなり得、エアダクトの通風抵抗を減少さ
せることができる。
また、インパネ内部において、エアダクトの取
付スペースが十分に確保されることになるので、
エアダクト構造の設計および作業等において極め
て便利となる。
この考案の上述の目的、その他の目的、特徴お
よび利点は図面を参照して行う以下の実施例の詳
細な説明から一層明らかとなろう。なお、以下の
実施例はこの考案の一具体例にすぎず、この考案
の技術的範囲がこの実施例によつて限定されるも
のではない。
「実施例」 第1図および第2図はこの考案の一実施例構造
を示し、第1図は要部斜視図、第2図は第1図に
おける第1のエアダクトと第2のエアダクトとの
係合状態を示す断面図、第3図はこの考案の他の
実施例構造を示す要部斜視図である。なお、第4
図に示したこの考案の背景となる従来のエアダク
ト構造と共通する要素には同一の符号を使用して
説明する。
第1図において、インパネ2は、その長手方向
の端部側において、端から順に空気吹出し口4′
とグローブボツクス5とを設けている。そして、
このグローブボツクス5には、その幅方向におい
て互いに対面するボツクス側壁5a,5bが形成
され、これらボツクス側壁5a,5bには、対向
してダクト開口部6,7が形成されている。この
場合、ボツクス側壁5a側つまり上記空気吹出し
口4′に隣接する側壁側に形成されたダクト開口
部6は、上述の空気吹出し口4′に連通され、ボ
ツクス側壁5b側つまりインパネ2の中央部側の
側壁に形成されたダクト開口部7には、第4図示
のヒータコア3からほぼ直線的に延ばされてきた
エアダクト1′が接続されている。なお、これら
ダクト開口部6,7は、後述するエアダクト9と
係脱可能に接続するのに便利なように、ボツクス
側壁5aおよび5bの表面から若干凹まされた凹
部5a′,5b′に形成され、これら凹部5a′,5
b′はグローブボツクス5の上端でかつ入口近傍に
位置される。
一方、グローブボツクス5には、下端を回転中
心として太線矢印の方向に回動す蓋8が取り付け
られており、この蓋8の内面上端には、エアダク
ト1′および空気吹出し口4′を連通するための両
端開口のエアダクト9がその幅方向に形成されて
いる。したがつて、このエアダクト9の位置は、
蓋8が閉じられた状態で、たとえば、上述のダク
ト開口部6,7の位置に対応するように決められ
る。このようなエアダクト9とダクト開口部7と
の接合状態が第2図に示される。
第2図では、エアダクト1′の出口となるダク
ト開口部7に、その開口内周縁に沿つて弾性に富
んだグロメツト10が嵌着されており、このグロ
メツト10に側壁5bの凹部5b′に嵌め合わせら
れるエアダクト9の開口端9aが係合されてい
る。しかも、グロメツト10の弾性によつて、こ
の開口端9aとダクト開口部7との接合部は気密
の状態に保たれる。なお、エアダクト9とダクト
開口部6との接合状態も第2図に示されるものと
同様である。また開口端9aには、図中二点鎖線
で示すように、グロメツト10に係合容易となる
ように立上がり部9a′が一体成形あるいは高周波
溶着によつて設けられてもよい。
次に、第3図において、この考案の他の実施例
構造を説明する。この実施例構造では、第1図で
示した実施例構造に比べ、グローブボツクス5の
蓋8′に空気吹出し口4″が形成され、特に図中仮
想線に示すように、この空気吹出し口4″にエア
ダクト9′が蓋8′の内面において一体的に連通し
ている点で異なる。この実施例では、このように
形成されることによつて、たとえば、グローブボ
ツクスとエアダクト9′および空気吹出し口4″が
一体成型可能となり、製造コストの引き下げと作
業性の向上を図ることができる。なお、上記ダク
ト開口部6,7およびエアダクト9の上下方向位
置は、グローブボツクス5の上端に限定されるこ
とはなく、必要に応じて下方に設定され得る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はこの考案の一実施例構造
を示し、第1図は要部斜視図、第2図は第1図に
おける第1のエアダクトと第2のエアダクトとの
係合状態を示す断面図、第3図はこの考案の他の
実施例構造を示す要部斜視図、第4図はこの考案
の背景となる従来のインパネの内部構造を示す説
明図である。 符号の説明、1,9……エアダクト、2……イ
ンパネ、4′,4″……空気吹出し口、5……グロ
ーブボツクス、8……蓋。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 グローブボツクスを設けたインストルメント
    パネルに収容されてこの長手方向に沿つて延ば
    されるエアダクトが、前記グローブボツクスに
    開口する第1のエアダクトと、前記グローブボ
    ツクスの蓋部内面に形成されかつ前記第1のエ
    アダクトに係脱可能に接続する第2のエアダク
    トとを備えてなるエアダクト構造。 2 前記グローブボツクスよりも端部側に形成さ
    れる空気吹出し口を含み、前記第2のエアダク
    トは、この空気吹出し口に係脱可能に接続する
    実用新案登録請求の範囲第1項記載のエアダク
    ト構造。 3 前記グローブボツクスの蓋部に形成される空
    気吹出し口を含み、前記第2のエアダクトは、
    この蓋部内面において、前記空気吹出し口に接
    続する実用新案登録請求の範囲第1項記載のエ
    アダクト構造。
JP1985002721U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0132566Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985002721U JPH0132566Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

Applications Claiming Priority (1)

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JP1985002721U JPH0132566Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

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JPS61118811U JPS61118811U (ja) 1986-07-26
JPH0132566Y2 true JPH0132566Y2 (ja) 1989-10-04

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ID=30476667

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571710B2 (ja) * 1972-04-28 1982-01-12

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571710U (ja) * 1980-06-04 1982-01-06
JPS58192174U (ja) * 1982-06-17 1983-12-21 ダイハツ工業株式会社 自動車用インストルメントパネル

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS571710B2 (ja) * 1972-04-28 1982-01-12

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Publication number Publication date
JPS61118811U (ja) 1986-07-26

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