JPS6134888Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6134888Y2 JPS6134888Y2 JP1981005147U JP514781U JPS6134888Y2 JP S6134888 Y2 JPS6134888 Y2 JP S6134888Y2 JP 1981005147 U JP1981005147 U JP 1981005147U JP 514781 U JP514781 U JP 514781U JP S6134888 Y2 JPS6134888 Y2 JP S6134888Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- air
- vehicle
- stacked
- air duct
- tubular members
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 6
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 238000004378 air conditioning Methods 0.000 description 3
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 2
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 238000007664 blowing Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 238000010257 thawing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、車両用エアダクト装置に関し、特に
車室内に配設されたインストルメントパネルの前
縁に沿い車幅方向に亘つて配設されたエアダクト
装置に関する。
車室内に配設されたインストルメントパネルの前
縁に沿い車幅方向に亘つて配設されたエアダクト
装置に関する。
従来この種の車両用エアダクト装置としては、
第1図に示すごとく、2枚の板a,bをそれぞれ
射出成形により作り、これらの板a,bの間に仕
切り板cを挾み込んで、2本のエアダクトd,e
を形成し、これらのエアダクトd,eをインスト
ルメントパネルfの前縁に沿い車幅方向に亘つて
配設したものや、第2図に示すごとく、射出成形
により作られた3枚の板g,h,iにて2本のエ
アダクトd′,e′を形成して、これらのエアダクト
d′,e′をインストルメントパネルfの前縁に沿い
車幅方向に亘つて配設したものが提案されてい
る。
第1図に示すごとく、2枚の板a,bをそれぞれ
射出成形により作り、これらの板a,bの間に仕
切り板cを挾み込んで、2本のエアダクトd,e
を形成し、これらのエアダクトd,eをインスト
ルメントパネルfの前縁に沿い車幅方向に亘つて
配設したものや、第2図に示すごとく、射出成形
により作られた3枚の板g,h,iにて2本のエ
アダクトd′,e′を形成して、これらのエアダクト
d′,e′をインストルメントパネルfの前縁に沿い
車幅方向に亘つて配設したものが提案されてい
る。
しかしながら、このような従来のエアダクト装
置では、いずれの場合も仕切り部でのシール性能
が悪く、構造も複雑で、しかも組立時に仕切り板
が見えないため、シール性の確認が難かしく工作
性も低いという問題点がある。
置では、いずれの場合も仕切り部でのシール性能
が悪く、構造も複雑で、しかも組立時に仕切り板
が見えないため、シール性の確認が難かしく工作
性も低いという問題点がある。
本考案は、これらの問題点を解決しようとする
もので、隣接するエアダクト相互間のシール性能
を高め、且つ工作性の向上をはかつた車両用エア
ダクト装置を提供することを目的とする。
もので、隣接するエアダクト相互間のシール性能
を高め、且つ工作性の向上をはかつた車両用エア
ダクト装置を提供することを目的とする。
このため、本考案の車両用エアダクト装置は、
車室内に配設されたインストルメントパネルの前
縁に沿つて車幅方向に亘り配設された複数のエア
ダクトをそなえ、これらのエアダクトが互いに独
立した管状部材で形成されるとともに、同管状部
材が相互に積重ねられて固着され、上記積重ねら
れた各管状部材がその積重ね面以外の面に空気導
入口および空気吹出し口を形成されていることを
特徴としている。
車室内に配設されたインストルメントパネルの前
縁に沿つて車幅方向に亘り配設された複数のエア
ダクトをそなえ、これらのエアダクトが互いに独
立した管状部材で形成されるとともに、同管状部
材が相互に積重ねられて固着され、上記積重ねら
れた各管状部材がその積重ね面以外の面に空気導
入口および空気吹出し口を形成されていることを
特徴としている。
以下、図面により本考案の一実施例としての車
両用エアダクト装置について説明すると、第3〜
5図はその配設状態を示すもので、第3図はその
断面図、第4図はその空気導入口の位置における
断面図、第5図はその空気吹出し口の位置におけ
る断面図であり、第6図はその斜視図である。
両用エアダクト装置について説明すると、第3〜
5図はその配設状態を示すもので、第3図はその
断面図、第4図はその空気導入口の位置における
断面図、第5図はその空気吹出し口の位置におけ
る断面図であり、第6図はその斜視図である。
各図に示ように、霜とり空気供給用のエアダク
ト(デフロスタダクト)1を形成する第1の管状
部材3と、冷風や温風あるいは常温の空気を供給
するためのエアダクト2を形成する第2の管状部
材4とが、相互に積重ねられて、接着剤等により
固着されており、これによりエアダクト1,2相
互の重合部が気密の2重壁構造になつている。
ト(デフロスタダクト)1を形成する第1の管状
部材3と、冷風や温風あるいは常温の空気を供給
するためのエアダクト2を形成する第2の管状部
材4とが、相互に積重ねられて、接着剤等により
固着されており、これによりエアダクト1,2相
互の重合部が気密の2重壁構造になつている。
なお、各管状部材3,4は合成樹脂製で、型費
の安いブロー成形により成形加工されたものが使
用されている。
の安いブロー成形により成形加工されたものが使
用されている。
さらに、このように積重ねられた各管状部材
3,4には、その積重ね面以外の面に空気導入口
3a,4aおよび複数の空気吹出し口3b,4b
が形成されている。
3,4には、その積重ね面以外の面に空気導入口
3a,4aおよび複数の空気吹出し口3b,4b
が形成されている。
すなわち、各空気導入口3a,4aは、第4,
6図に示すごとく、各管状部材3,4において車
室5側となる面のほぼ中央部に形成されており、
これらの空気導入口3a,4aは、冷風や温風更
には常温の空気を車室5内の操作ノブにより切換
えて供給しうる、空調ユニツト6に接続されてい
る。
6図に示すごとく、各管状部材3,4において車
室5側となる面のほぼ中央部に形成されており、
これらの空気導入口3a,4aは、冷風や温風更
には常温の空気を車室5内の操作ノブにより切換
えて供給しうる、空調ユニツト6に接続されてい
る。
また、空気吹出し口3bは、第3〜6図に示す
ごとく、管状部材3におけるフロントガラス7側
となる面に適当な間隔をあけて複数個形成されて
おり、各空気吹出し口3bには空気吹出し用案内
縁部3b′が形成されている。
ごとく、管状部材3におけるフロントガラス7側
となる面に適当な間隔をあけて複数個形成されて
おり、各空気吹出し口3bには空気吹出し用案内
縁部3b′が形成されている。
さらに、空気吹出し口4bは、第5,6図に示
すごとく、管状部材4における車室5側となる面
に適当な間隔をあけて複数個形成されており、こ
れらの空気吹出し口4bには、グリル8a付きの
案内ダクト8が接続されている。
すごとく、管状部材4における車室5側となる面
に適当な間隔をあけて複数個形成されており、こ
れらの空気吹出し口4bには、グリル8a付きの
案内ダクト8が接続されている。
このように空気導入口および空気吹出し口を有
する2本のエアダクト1,2を積重ねて固着する
ことにより構成された本装置Dは、その上部を第
3〜5図に示すごとく車室5内に配設されたイン
ストルメントパネル9の前縁に沿い車幅方向に亘
つて固定されている。
する2本のエアダクト1,2を積重ねて固着する
ことにより構成された本装置Dは、その上部を第
3〜5図に示すごとく車室5内に配設されたイン
ストルメントパネル9の前縁に沿い車幅方向に亘
つて固定されている。
また、このエアダクト装置Dの下部はダツシユ
ボード10に沿い同じく車幅方向に亘つて固定さ
れている。
ボード10に沿い同じく車幅方向に亘つて固定さ
れている。
このようにして車室5内に配設された本装置D
の各エアダクト1,2に、空調ユニツト6からそ
れぞれ空気を供給すると、各エアダクト内の空気
は外部(他のエアダクトの内部も含む)へ漏れる
ことなく、確実にそれぞれの空気吹出し口3b,
4bから吹出されるのである。
の各エアダクト1,2に、空調ユニツト6からそ
れぞれ空気を供給すると、各エアダクト内の空気
は外部(他のエアダクトの内部も含む)へ漏れる
ことなく、確実にそれぞれの空気吹出し口3b,
4bから吹出されるのである。
なお、エアダクト1には温風、エアダクト2に
は冷風を供給する場合でも、エアダクト間の仕切
り壁が2重になつているので、熱の授受が少な
く、これによりエアダクト1の空気吹出し口3b
からは所望の温風を、エアダクト2の空気吹出し
口4bからは所望の冷風をそれぞれ吹出すことが
できる。
は冷風を供給する場合でも、エアダクト間の仕切
り壁が2重になつているので、熱の授受が少な
く、これによりエアダクト1の空気吹出し口3b
からは所望の温風を、エアダクト2の空気吹出し
口4bからは所望の冷風をそれぞれ吹出すことが
できる。
以上詳述したように、本考案の車両用エアダク
ト装置によれば、複数のエアダクトが互いに独立
した管状部材で形成されるとともに、同管状部材
が相互に積重ねられて固着され、上記積重ねられ
た各管状部材がその積重ね面以外の面に空気導入
口および空気吹出し口を形成されているので、次
のような効果ないし利点が得られる。
ト装置によれば、複数のエアダクトが互いに独立
した管状部材で形成されるとともに、同管状部材
が相互に積重ねられて固着され、上記積重ねられ
た各管状部材がその積重ね面以外の面に空気導入
口および空気吹出し口を形成されているので、次
のような効果ないし利点が得られる。
(1) エアダクトが独立した管状部材で形成される
ため、各エアダクト内部を流過する空気が相互
に混合したり、吹出口以外からエアダクト外へ
流出することがなく、シール性が良である。
ため、各エアダクト内部を流過する空気が相互
に混合したり、吹出口以外からエアダクト外へ
流出することがなく、シール性が良である。
(2) 各管状部材を積重ねることにより組付けが完
了するため、組付け作業性が良好である。
了するため、組付け作業性が良好である。
(3) シール性が向上するため、各エアダクト間の
空気の漏れをなくして、効率よく各空気吹出し
口から空気を吹出すことができる。
空気の漏れをなくして、効率よく各空気吹出し
口から空気を吹出すことができる。
(4) インストルメントパネル1の前縁に沿う車幅
方向には、各種の機器や計器が配設されてお
り、エアダクトの断面面積を全車幅方向に亘つ
て同じにすることは困難であるが、本考案の場
合は、それぞれのエアダクトについて独立にシ
ール性が十分に確保されているため、機器や計
器等の干渉物に応じて行なう断面変化に対して
自由度が大きい。
方向には、各種の機器や計器が配設されてお
り、エアダクトの断面面積を全車幅方向に亘つ
て同じにすることは困難であるが、本考案の場
合は、それぞれのエアダクトについて独立にシ
ール性が十分に確保されているため、機器や計
器等の干渉物に応じて行なう断面変化に対して
自由度が大きい。
(5) 管状部材は、ブロー成形法により成形加工で
きるので、型費を必要とせず、成形コストの低
廉化をはかれる。
きるので、型費を必要とせず、成形コストの低
廉化をはかれる。
(6) 隣接するエアダクト相互間の合せ面が2重壁
になるため、温風と冷風とを各エアダクトに同
時に流しても、熱の授受が少ない。
になるため、温風と冷風とを各エアダクトに同
時に流しても、熱の授受が少ない。
第1,2図はいずれも従来の車両用エアダクト
装置の配設状態を示す断面図であり、第3〜6図
は本考案の一実施例としての車両用エアダクト装
置を示すもので、第3〜5図はいずれもその配設
状態を示す断面図、第6図はその斜視図である。 1,2……エアダクト、3,4……管状部材、
3a,4a……空気導入口、3b,4b……空気
吹出し口、3b′……空気吹出し用案内縁部、5…
…車室、6……空調ユニツト、7……フロントガ
ラス、8……案内ダクト、8a……グリル、9…
…インストルメントパネル、10……ダツシユボ
ード、D……エアダクト装置。
装置の配設状態を示す断面図であり、第3〜6図
は本考案の一実施例としての車両用エアダクト装
置を示すもので、第3〜5図はいずれもその配設
状態を示す断面図、第6図はその斜視図である。 1,2……エアダクト、3,4……管状部材、
3a,4a……空気導入口、3b,4b……空気
吹出し口、3b′……空気吹出し用案内縁部、5…
…車室、6……空調ユニツト、7……フロントガ
ラス、8……案内ダクト、8a……グリル、9…
…インストルメントパネル、10……ダツシユボ
ード、D……エアダクト装置。
Claims (1)
- 車室内に配設されたインストルメントパネルの
前縁に沿つて車幅方向に亘り配設された複数のエ
アダクトをそなえ、これらのエアダクトが互いに
独立した管状部材で形成されるとともに。同管状
部材が相互に積重ねられて固着され、上記積重ね
られた各管状部材がその積重ね面以外の面に空気
導入口および空気吹出し口を形成されていること
を特徴とする、車両用エアダクト装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981005147U JPS6134888Y2 (ja) | 1981-01-16 | 1981-01-16 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1981005147U JPS6134888Y2 (ja) | 1981-01-16 | 1981-01-16 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57117210U JPS57117210U (ja) | 1982-07-20 |
JPS6134888Y2 true JPS6134888Y2 (ja) | 1986-10-11 |
Family
ID=29803532
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1981005147U Expired JPS6134888Y2 (ja) | 1981-01-16 | 1981-01-16 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6134888Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5737632Y2 (ja) * | 1977-08-15 | 1982-08-19 |
-
1981
- 1981-01-16 JP JP1981005147U patent/JPS6134888Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57117210U (ja) | 1982-07-20 |
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